JPH0795869B2 - プロセス制御設備診断装置 - Google Patents
プロセス制御設備診断装置Info
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- JPH0795869B2 JPH0795869B2 JP2216680A JP21668090A JPH0795869B2 JP H0795869 B2 JPH0795869 B2 JP H0795869B2 JP 2216680 A JP2216680 A JP 2216680A JP 21668090 A JP21668090 A JP 21668090A JP H0795869 B2 JPH0795869 B2 JP H0795869B2
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- Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、プロセス制御設備における診断装置に関す
る。
る。
[従来の技術] 従来より、製鉄所には、各工場毎にプロセス制御用のコ
ンピュータ(以下、プロコンと称す)が多数散在設置さ
れている。各々のプロコンは、それぞれのシステムの稼
働情況及びシステム異常に関する情報を大量に出力す
る。これらの情報は、システム毎に異なり、複雑かつ難
解であり、それの解析には長時間を要する。また、シス
テムがそれぞれ独立しているので、各プロコンが出力す
る情報を得るためには、そのシステムの計算機室に出向
いてタイプライタの出力を参照しなければならない。従
って、異常調査の定常業務においては、従来より、保守
員が各計算機室へ毎日出向いて、タイプライタの出力を
点検し、必要に応じて修理を行なっている。
ンピュータ(以下、プロコンと称す)が多数散在設置さ
れている。各々のプロコンは、それぞれのシステムの稼
働情況及びシステム異常に関する情報を大量に出力す
る。これらの情報は、システム毎に異なり、複雑かつ難
解であり、それの解析には長時間を要する。また、シス
テムがそれぞれ独立しているので、各プロコンが出力す
る情報を得るためには、そのシステムの計算機室に出向
いてタイプライタの出力を参照しなければならない。従
って、異常調査の定常業務においては、従来より、保守
員が各計算機室へ毎日出向いて、タイプライタの出力を
点検し、必要に応じて修理を行なっている。
遠隔保守診断方式の従来技術としては、例えば特開昭53
−74860号公報に開示されたものが知られている。これ
は、ハードウェア及びシステムソフトウェアの属人的保
守診断に関するものであり、多種の計算機出力にパラレ
ルに接続し、ハード及びソフト全般の情報をリアルタイ
ムに収集して蓄積する。この情報を遠隔地から電話回線
を通して収集し、解析して設備診断する。この方式を既
設の計算機上に構築する場合、既設の計算機のソフト及
びハードを全く変更する必要がなく、どの機種でも接続
可能である。
−74860号公報に開示されたものが知られている。これ
は、ハードウェア及びシステムソフトウェアの属人的保
守診断に関するものであり、多種の計算機出力にパラレ
ルに接続し、ハード及びソフト全般の情報をリアルタイ
ムに収集して蓄積する。この情報を遠隔地から電話回線
を通して収集し、解析して設備診断する。この方式を既
設の計算機上に構築する場合、既設の計算機のソフト及
びハードを全く変更する必要がなく、どの機種でも接続
可能である。
[発明が解決しようとする課題] 例えば管理用のコンピュータを、オンラインによって、
独立した多数のプロコンと接続すれば、情報の収集や解
析が容易になり、上記のような定常業務を簡単にでき
る。
独立した多数のプロコンと接続すれば、情報の収集や解
析が容易になり、上記のような定常業務を簡単にでき
る。
しかしながら、上記のようなシステムを構築するために
は、全てのプロコンにデータ伝送用のハードウェアを追
加するとともに、各々のソフトウェアにも大幅な変更を
加える必要があるので、システムの改造に伴なうコスト
が膨大になる。
は、全てのプロコンにデータ伝送用のハードウェアを追
加するとともに、各々のソフトウェアにも大幅な変更を
加える必要があるので、システムの改造に伴なうコスト
が膨大になる。
本発明は、多数の独立したプロコンの情報を中央で集中
的に収集及び解析しうるシステムを低コストで提供する
ことを課題とする。
的に収集及び解析しうるシステムを低コストで提供する
ことを課題とする。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するために、本発明においては、プロセ
ス制御用の計算機及び該計算機と所定のインターフェー
スを介して接続されたプリンタなどの出力端末装置を含
む1つ以上のプロセスユニツト;前記プロセスユニツト
の前記インターフェースに、並列的もしくは直列的に接
続された接続手段を介してそれと接続され、前記計算機
の出力する情報を収集して蓄積するとともに、通信回線
からの情報要求に応答して、蓄積した情報を該通信回線
に出力する情報収集ユニツト;及び1つ以上の情報収集
ユニツトと通信回線を介して接続され、各情報収集ユニ
ツトに蓄積された情報を収集してそれを解析及び診断す
る1つの診断ユニツト;を設ける。
ス制御用の計算機及び該計算機と所定のインターフェー
スを介して接続されたプリンタなどの出力端末装置を含
む1つ以上のプロセスユニツト;前記プロセスユニツト
の前記インターフェースに、並列的もしくは直列的に接
続された接続手段を介してそれと接続され、前記計算機
の出力する情報を収集して蓄積するとともに、通信回線
からの情報要求に応答して、蓄積した情報を該通信回線
に出力する情報収集ユニツト;及び1つ以上の情報収集
ユニツトと通信回線を介して接続され、各情報収集ユニ
ツトに蓄積された情報を収集してそれを解析及び診断す
る1つの診断ユニツト;を設ける。
[作用] 本発明においては、各プロコンの生成した情報をそれに
接続されたパーソナルコンピュータのような情報収集ユ
ニツトが取り込んでその内部に蓄積する。この情報収集
ユニツトは、計算機、即ちプロコンとその端末装置(例
えばプロコン)とを接続するインターフェースに並列的
もしくは直列的に接続され、計算機が端末装置に出力す
る情報を端末装置とともに、もしくは端末装置に代わっ
て受取る。
接続されたパーソナルコンピュータのような情報収集ユ
ニツトが取り込んでその内部に蓄積する。この情報収集
ユニツトは、計算機、即ちプロコンとその端末装置(例
えばプロコン)とを接続するインターフェースに並列的
もしくは直列的に接続され、計算機が端末装置に出力す
る情報を端末装置とともに、もしくは端末装置に代わっ
て受取る。
従って、情報収集ユニツトに情報を出力するために、プ
ロコン自体には特別なハードウェアやソフトウェアを追
加するような改造を施す必要は全くないので、システム
の変更に伴なうコストは最小限に抑えることができる。
ロコン自体には特別なハードウェアやソフトウェアを追
加するような改造を施す必要は全くないので、システム
の変更に伴なうコストは最小限に抑えることができる。
情報収集ユニツトは、通信回線を介して中央の診断ユニ
ツトと接続されており、診断ユニツトからの情報要求に
応答して、それの内部に蓄積された情報を取出して通信
回線に送り出す。診断ユニツトは通信回線を介して送ら
れる各情報収集ユニツトからの情報を収集して解析及び
診断を実行する。
ツトと接続されており、診断ユニツトからの情報要求に
応答して、それの内部に蓄積された情報を取出して通信
回線に送り出す。診断ユニツトは通信回線を介して送ら
れる各情報収集ユニツトからの情報を収集して解析及び
診断を実行する。
従って、多数のプロコンの各々に情報収集ユニツトを接
続し、通信回線を介して診断ユニツトに多数の情報収集
ユニツトを接続すれば、遠隔地に散在した多数のプロコ
ンの情報を中央で集中的に解析し診断できる。
続し、通信回線を介して診断ユニツトに多数の情報収集
ユニツトを接続すれば、遠隔地に散在した多数のプロコ
ンの情報を中央で集中的に解析し診断できる。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の、図面を参照した
実施例説明により明らかになろう。
実施例説明により明らかになろう。
[実施例] 第1図に、本発明を実施するシステムの構成例の概略を
示す。
示す。
第1図に示すように、この例では、計算機室にあるプロ
コン10は、プロセス制御を実行しながら、システムエラ
ー情報,オンラインプログラムエラー情報及びシステム
警報を逐次出力する。システムエラー情報としては、中
央処理装置に関する、CPUエラー,メモリエラー,OSルー
プ,及びディスクエラーと、入出力装置に関する、タイ
プライタ,ラインプリンタ,カードリーダ及びCRTのエ
ラーがある。またオンラインプログラムエラー情報とし
ては、アプリケーションに関するデータエラーと合理性
エラー,データ伝送に関するシーケンスエラーとデータ
エラー,電気系に関するシーケンサエラーとセンサエラ
ー,及び計装に関するマイコンエラーとセンサエラーが
ある。またシステム警報としては、電源電圧異常,電源
電流異常,筺体温度異常,室内温度異常,及び磁気ディ
スク振動異常がある。
コン10は、プロセス制御を実行しながら、システムエラ
ー情報,オンラインプログラムエラー情報及びシステム
警報を逐次出力する。システムエラー情報としては、中
央処理装置に関する、CPUエラー,メモリエラー,OSルー
プ,及びディスクエラーと、入出力装置に関する、タイ
プライタ,ラインプリンタ,カードリーダ及びCRTのエ
ラーがある。またオンラインプログラムエラー情報とし
ては、アプリケーションに関するデータエラーと合理性
エラー,データ伝送に関するシーケンスエラーとデータ
エラー,電気系に関するシーケンサエラーとセンサエラ
ー,及び計装に関するマイコンエラーとセンサエラーが
ある。またシステム警報としては、電源電圧異常,電源
電流異常,筺体温度異常,室内温度異常,及び磁気ディ
スク振動異常がある。
システムエラー情報及びオンラインプログラムエラー情
報は、所定の出力処理により、タイプライタ出力インタ
ーフェース11に出力される。システム警報は、所定のリ
レー接点出力のオン/オフとして出力される。
報は、所定の出力処理により、タイプライタ出力インタ
ーフェース11に出力される。システム警報は、所定のリ
レー接点出力のオン/オフとして出力される。
タイプライタ出力インターフェース11には、接続ケーブ
ルを介して図示しないタイプライタが接続されている
が、そのケーブルの途中に、信号変換器40が接続されて
おり、この変換器40に情報収集装置20が接続されてい
る。この実施例では、情報収集装置20のハードウェアと
して、日本電気株式会社製のPC9801シリーズのパーソナ
ルコンピュータを用いている。プロコン10が出力するエ
ラー情報は、RS−232Cインターフェース21を介して情報
収集装置20に入力される。この情報は、エラー情報編集
処理24によって所定の編集処理が施された後、データベ
ース25に登録される。データベース25の記憶装置として
は、記憶容量が40メガバイトのハードディスクを利用し
ている。
ルを介して図示しないタイプライタが接続されている
が、そのケーブルの途中に、信号変換器40が接続されて
おり、この変換器40に情報収集装置20が接続されてい
る。この実施例では、情報収集装置20のハードウェアと
して、日本電気株式会社製のPC9801シリーズのパーソナ
ルコンピュータを用いている。プロコン10が出力するエ
ラー情報は、RS−232Cインターフェース21を介して情報
収集装置20に入力される。この情報は、エラー情報編集
処理24によって所定の編集処理が施された後、データベ
ース25に登録される。データベース25の記憶装置として
は、記憶容量が40メガバイトのハードディスクを利用し
ている。
情報収集装置20は、もう1つのRS−232Cインターフェー
ス22及び電話回線制御装置(モデム)23を介して電話回
線50に接続されている。
ス22及び電話回線制御装置(モデム)23を介して電話回
線50に接続されている。
一方、計装センターには、診断装置30が設けられてお
り、これも電話回線制御装置(モデム)31を介して電話
回線50と接続されている。従って診断装置30は、電話回
線を介して、遠隔地に存在する多数の情報収集装置20
(第1図では1つだけを示す)との間で、必要に応じて
通信回線を接続することができる。この例では、診断装
置30のハードウェアとして、情報収集装置と同様にPC98
01シリーズを利用している。また補助記憶装置として
は、記憶容量が650メガバイトの光磁気ディスクを用い
ている。この診断装置30は、所定のエラー情報解析処理
によって、各地の情報収集装置20から受信したデータを
処理し、受信データ及び解析結果をデータベースに登録
する。
り、これも電話回線制御装置(モデム)31を介して電話
回線50と接続されている。従って診断装置30は、電話回
線を介して、遠隔地に存在する多数の情報収集装置20
(第1図では1つだけを示す)との間で、必要に応じて
通信回線を接続することができる。この例では、診断装
置30のハードウェアとして、情報収集装置と同様にPC98
01シリーズを利用している。また補助記憶装置として
は、記憶容量が650メガバイトの光磁気ディスクを用い
ている。この診断装置30は、所定のエラー情報解析処理
によって、各地の情報収集装置20から受信したデータを
処理し、受信データ及び解析結果をデータベースに登録
する。
第2a図,第2b図,第2c図,第2d図及び第2e図に、各地の
プロコンと情報収集装置との接続状態を示す。第2a図の
例では、プロコン(YEWCOM−800)にメッセージ出力用
の2台のタイプライタ(T/W)が各々独立したインター
フェースを介して接続されている。一方のインターフェ
ースがRS−423A(カレントループ)になっており、この
インターフェースケーブルのループの途中に、情報収集
装置20Aの拡張インターフェース(SIO−2:RS−232C)が
接続されている。
プロコンと情報収集装置との接続状態を示す。第2a図の
例では、プロコン(YEWCOM−800)にメッセージ出力用
の2台のタイプライタ(T/W)が各々独立したインター
フェースを介して接続されている。一方のインターフェ
ースがRS−423A(カレントループ)になっており、この
インターフェースケーブルのループの途中に、情報収集
装置20Aの拡張インターフェース(SIO−2:RS−232C)が
接続されている。
第2b図の例では、プロコン(V−90,T−40)に、コンソ
ールCRTが接続され、このコンソールCRTの出力のセント
ロニクス仕様のインターフェースに、セーブル切換ボッ
クス(BOX)を介してプリンタが接続されている。ケー
ブル切換ボックスには、更に変換装置60が接続されてい
る。この変換装置60は、セントロニクス仕様のインター
フェースからデータを取込んで内部のバッファメモリに
一時的に蓄積した後、それに設けられたRS−232Cインタ
ーフェースからデータを出力する。出力されるデータ
は、情報収集装置20Bのインターフェース(RS−232C)
に入力される。
ールCRTが接続され、このコンソールCRTの出力のセント
ロニクス仕様のインターフェースに、セーブル切換ボッ
クス(BOX)を介してプリンタが接続されている。ケー
ブル切換ボックスには、更に変換装置60が接続されてい
る。この変換装置60は、セントロニクス仕様のインター
フェースからデータを取込んで内部のバッファメモリに
一時的に蓄積した後、それに設けられたRS−232Cインタ
ーフェースからデータを出力する。出力されるデータ
は、情報収集装置20Bのインターフェース(RS−232C)
に入力される。
第2c図の例では、プロコン(PFU−1500)のインターフ
ェースに接続されていた旧型のコンソール(タイプライ
タとカードリーダの組合せ)を取外し、それの代わりに
インテリジェント端末装置70を接続してある。このイン
テリジェント端末装置70のRS−232Cインターフェース
に、情報収集装置20CのRS−232Cインターフェースを接
続してある。インテリジェント端末装置70は、プロコン
からタイプライタインターフェーシを介して入力した情
報を内部のメモリに取込むとともに、その情報をRS−23
2Cインターフェースを介して情報収集装置20Cの出力す
る。
ェースに接続されていた旧型のコンソール(タイプライ
タとカードリーダの組合せ)を取外し、それの代わりに
インテリジェント端末装置70を接続してある。このイン
テリジェント端末装置70のRS−232Cインターフェース
に、情報収集装置20CのRS−232Cインターフェースを接
続してある。インテリジェント端末装置70は、プロコン
からタイプライタインターフェーシを介して入力した情
報を内部のメモリに取込むとともに、その情報をRS−23
2Cインターフェースを介して情報収集装置20Cの出力す
る。
第2d図の例では、プロコン(T−7/70G)の出力にダイ
アブロータイプライタインターフェース80を介してプリ
ンタを接続してあり、このインターフェース80の基板内
からRS−232Cインターフェース信号を取り出し、この信
号のケールを情報収集装置20DのRS−232Cインターフェ
ースに接続してある。
アブロータイプライタインターフェース80を介してプリ
ンタを接続してあり、このインターフェース80の基板内
からRS−232Cインターフェース信号を取り出し、この信
号のケールを情報収集装置20DのRS−232Cインターフェ
ースに接続してある。
第2e図の例では、プロコン(H−80)にコンソールCRT
が接続されており、このコンソールに設けられたRS−23
2Cインターフェースに接続したケーブル90に、プリンタ
が接続されている。この例では、ケーブル90の途中に、
それと並列にケーブル95を接続し、ケーブル95を情報収
集装置20EのRS−232Cインターフェースに接続してあ
る。
が接続されており、このコンソールに設けられたRS−23
2Cインターフェースに接続したケーブル90に、プリンタ
が接続されている。この例では、ケーブル90の途中に、
それと並列にケーブル95を接続し、ケーブル95を情報収
集装置20EのRS−232Cインターフェースに接続してあ
る。
以上のとおり、第2a図,第2b図,第2c図,第2d図及び第
2e図のいずれの例においても、各プロコンとそれに接続
される端末装置とのインターフェースに並列的又は直列
的に情報収集装置(20A〜20E)が接続されているので、
プロコンに関しては、ハードフェア及びソフトウェアに
ついて何ら変更や追加を加える必要がない。また、情報
収集装置においては、標準のRS−232Cインターフェース
にプロコンからのデータが入力されるので、データ収集
のためのソフトウェアを複数の情報収集装置の間で共通
化しうる。
2e図のいずれの例においても、各プロコンとそれに接続
される端末装置とのインターフェースに並列的又は直列
的に情報収集装置(20A〜20E)が接続されているので、
プロコンに関しては、ハードフェア及びソフトウェアに
ついて何ら変更や追加を加える必要がない。また、情報
収集装置においては、標準のRS−232Cインターフェース
にプロコンからのデータが入力されるので、データ収集
のためのソフトウェアを複数の情報収集装置の間で共通
化しうる。
情報収集装置20におけるソフトウェアの構成を第3図に
示し、メモリマップを第4図に示し、情報の流れを第7
図に示す。各図を参照して、情報収集装置を説明する。
示し、メモリマップを第4図に示し、情報の流れを第7
図に示す。各図を参照して、情報収集装置を説明する。
この例では、PC−TRONシステムを用いてマルチタスク処
理を実現し、またSMXシステムを用いてマルチコンソー
ル処理を実現し、更に、TRAUXシステムを使用してマル
チ通信処理を実現している。実際には、マルチタスク機
能を用いて、フォアグラウンドタスクでコンソールから
の入力に応じた編集等の処理を実行し、第1のバックグ
ランドタスク(アラーム収集タスク)でアラーム情報の
収集、つまりプロコン10が出力する情報の受信及び受信
したデータのデータベースへの登録を処理し、第2のバ
ックグラウンドタスク(遠隔伝送タスク)で、データベ
ースと計装センターの診断装置30との間でのデータ伝送
処理を実行する。これら3つのタスクは実質上同時に、
つまり並列的に実行しうる。コンソールの表示画面に
は、3つの独立したタスクの各々に割り当てられた情報
を同時に、もしくは必要な一部のタスクの情報だけを切
換えて表示することができる。
理を実現し、またSMXシステムを用いてマルチコンソー
ル処理を実現し、更に、TRAUXシステムを使用してマル
チ通信処理を実現している。実際には、マルチタスク機
能を用いて、フォアグラウンドタスクでコンソールから
の入力に応じた編集等の処理を実行し、第1のバックグ
ランドタスク(アラーム収集タスク)でアラーム情報の
収集、つまりプロコン10が出力する情報の受信及び受信
したデータのデータベースへの登録を処理し、第2のバ
ックグラウンドタスク(遠隔伝送タスク)で、データベ
ースと計装センターの診断装置30との間でのデータ伝送
処理を実行する。これら3つのタスクは実質上同時に、
つまり並列的に実行しうる。コンソールの表示画面に
は、3つの独立したタスクの各々に割り当てられた情報
を同時に、もしくは必要な一部のタスクの情報だけを切
換えて表示することができる。
フォアグラウンドタスクは、オペレーティングシステム
(マイクロソフト社製のMS−DOS)に備わったコマンド
シェル(COMMAND.COM)で処理している。また、遠隔伝
送タスクは、市販のソフトウェア(MP−彩)を利用して
処理している。アラーム収集タスクの概略を第5図に示
す。
(マイクロソフト社製のMS−DOS)に備わったコマンド
シェル(COMMAND.COM)で処理している。また、遠隔伝
送タスクは、市販のソフトウェア(MP−彩)を利用して
処理している。アラーム収集タスクの概略を第5図に示
す。
第5図を参照して説明する。まず最初に、メモリクリア
などの初期化を実行し、次にデータを格納するためのフ
ァイルをオープンする。オープン対象のファイルは、現
在の日付と一致するファイル名のものする。ファイルが
存在しない時には新しく作成し、ファイルが存在する時
には、それを開いてデータを追加できるようにする。こ
の後、データ受信のための処理をループ状に繰り返す。
この時、受信したデータのコードが常時チェックされ、
送信終了コードか否か、及び不要コードか否かが判定さ
れる。受信したデータが通常のコードである時には、そ
れを所定の受信データバッファ(メモリ)にストアする
が、不要コードに対してはそれを無視する。受信データ
バッファ上のデータは、それが所定量に達する毎に、予
めオープンしてあるファイルに書込まれる。不要コード
はバッファに書込まれないので、ファイルにも書込まれ
ない。終了コードを検出すると、ファイルに書込まれた
データをCRT表示装置上に表示する。続いて、時刻情報
があるか否かをチェックする。時刻情報があれば、一
担、ファイルをクローズする。そして、時刻情報に含ま
れる日付を識別し、それが前の日付と違っていれば、新
規ファイルを新しい日付の名称でオープンする。日付の
変化がなければ、前と同じファイルを追加モードで再オ
ープンする。以後、同様にして受信処理を繰り返す。
などの初期化を実行し、次にデータを格納するためのフ
ァイルをオープンする。オープン対象のファイルは、現
在の日付と一致するファイル名のものする。ファイルが
存在しない時には新しく作成し、ファイルが存在する時
には、それを開いてデータを追加できるようにする。こ
の後、データ受信のための処理をループ状に繰り返す。
この時、受信したデータのコードが常時チェックされ、
送信終了コードか否か、及び不要コードか否かが判定さ
れる。受信したデータが通常のコードである時には、そ
れを所定の受信データバッファ(メモリ)にストアする
が、不要コードに対してはそれを無視する。受信データ
バッファ上のデータは、それが所定量に達する毎に、予
めオープンしてあるファイルに書込まれる。不要コード
はバッファに書込まれないので、ファイルにも書込まれ
ない。終了コードを検出すると、ファイルに書込まれた
データをCRT表示装置上に表示する。続いて、時刻情報
があるか否かをチェックする。時刻情報があれば、一
担、ファイルをクローズする。そして、時刻情報に含ま
れる日付を識別し、それが前の日付と違っていれば、新
規ファイルを新しい日付の名称でオープンする。日付の
変化がなければ、前と同じファイルを追加モードで再オ
ープンする。以後、同様にして受信処理を繰り返す。
第6a図は第5図の実際の処理を示しており、第6b図及び
第6c図は、それぞれ、第6a図のデータファイリング処
理,及びキー入力処理を示している。
第6c図は、それぞれ、第6a図のデータファイリング処
理,及びキー入力処理を示している。
[発明の効果] 以上のとおり本発明によれば、多数のプロコンの各々に
情報収集ユニツトを接続し、通信回線を介して診断ユニ
ツトに多数の情報収集ユニツトを接続すれば、遠隔地に
散在した多数のプロコンの情報を中央で集中的に解析し
診断できる。しかも、情報収集ユニツトに情報を出力す
るために、プロコン自体には特別なハードウェアやソフ
トウェアを追加するような改造を施す必要は全くないの
で、システムの変更に伴なうコストは最小限に抑えるこ
とができる。
情報収集ユニツトを接続し、通信回線を介して診断ユニ
ツトに多数の情報収集ユニツトを接続すれば、遠隔地に
散在した多数のプロコンの情報を中央で集中的に解析し
診断できる。しかも、情報収集ユニツトに情報を出力す
るために、プロコン自体には特別なハードウェアやソフ
トウェアを追加するような改造を施す必要は全くないの
で、システムの変更に伴なうコストは最小限に抑えるこ
とができる。
第1図は、本発明を実施するシステムの構成例を示すブ
ロック図である。 第2a図,第2b図,第2c図,第2d図及び第2e図は、実施例
のシステムにおける各地のプロコンと情報収集装置との
接続状態を示すブロック図である。 第3図,第4図及び第7図は、それぞれ、第1図のシス
テムの情報収集装置20における、ソフトウェアの構成を
示すブロック図,メモリマップ,及びデータの流れを示
すブロック図である。 第5図は情報収集装置20のアラーム収集タスクの概略を
示すフローチャート、第6a図,第6b図,及び第6c図は、
アラーム収集タスクの実際の処理を示すフローチャート
である。 10:プロセス制御用コンピュータ 11:タイプライタ出力インターフェース 20,20A〜20E:情報収集装置 21,22:インターフェース 25:データベース 30:診断装置 50:電話回線 60:変換装置 70:インテリジェント端末装置 90,95:ケーブル
ロック図である。 第2a図,第2b図,第2c図,第2d図及び第2e図は、実施例
のシステムにおける各地のプロコンと情報収集装置との
接続状態を示すブロック図である。 第3図,第4図及び第7図は、それぞれ、第1図のシス
テムの情報収集装置20における、ソフトウェアの構成を
示すブロック図,メモリマップ,及びデータの流れを示
すブロック図である。 第5図は情報収集装置20のアラーム収集タスクの概略を
示すフローチャート、第6a図,第6b図,及び第6c図は、
アラーム収集タスクの実際の処理を示すフローチャート
である。 10:プロセス制御用コンピュータ 11:タイプライタ出力インターフェース 20,20A〜20E:情報収集装置 21,22:インターフェース 25:データベース 30:診断装置 50:電話回線 60:変換装置 70:インテリジェント端末装置 90,95:ケーブル
Claims (1)
- 【請求項1】プロセス制御用の計算機及び該計算機と所
定のインターフェースを介して接続されたプリンタなど
の出力端末装置を含む1つ以上のプロセスユニツト; 前記プロセスユニツトの前記インターフェースに、並列
的もしくは直列的に接続された接続手段を介してそれと
接続され、前記計算機の出力する情報を収集して蓄積す
るとともに、通信回線からの情報要求に応答して、蓄積
した情報を該通信回線に出力する情報収集ユニツト;及
び 1つ以上の情報収集ユニツトと通信回線を介して接続さ
れ、各情報収集ユニツトに蓄積された情報を収集してそ
れを解析及び診断する1つの診断ユニツト; を備えるプロセス制御設備診断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2216680A JPH0795869B2 (ja) | 1990-08-17 | 1990-08-17 | プロセス制御設備診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2216680A JPH0795869B2 (ja) | 1990-08-17 | 1990-08-17 | プロセス制御設備診断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0498997A JPH0498997A (ja) | 1992-03-31 |
JPH0795869B2 true JPH0795869B2 (ja) | 1995-10-11 |
Family
ID=16692245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2216680A Expired - Lifetime JPH0795869B2 (ja) | 1990-08-17 | 1990-08-17 | プロセス制御設備診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0795869B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6725402B1 (en) * | 2000-07-31 | 2004-04-20 | Advanced Micro Devices, Inc. | Method and apparatus for fault detection of a processing tool and control thereof using an advanced process control (APC) framework |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
LU84238A1 (fr) * | 1982-06-29 | 1984-03-07 | Carbochimique Sa | Nouveaux sels de polyisocyanates organiques et leur preparation |
-
1990
- 1990-08-17 JP JP2216680A patent/JPH0795869B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0498997A (ja) | 1992-03-31 |
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