JPS63119747A - 鉗子付勢装置 - Google Patents

鉗子付勢装置

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Publication number
JPS63119747A
JPS63119747A JP61267255A JP26725586A JPS63119747A JP S63119747 A JPS63119747 A JP S63119747A JP 61267255 A JP61267255 A JP 61267255A JP 26725586 A JP26725586 A JP 26725586A JP S63119747 A JPS63119747 A JP S63119747A
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JP
Japan
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forceps
hook
endoscope
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JP61267255A
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浩 長谷川
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は内視鏡内を挿通される鉗子の手元側を付勢した
状態で固定する全長の短い鉗子付勢装置に関する。
[従来の技術] 近年、体腔内に細長の挿入部を挿入することによって、
体腔内を診断することのできる医療用の内視鏡が広く用
いられるようになった。又、工業用分野においても、エ
ンジンの内部、化学プラント類の管内部等を検査する場
合にも工業用内視鏡が広く用いられつつある。
上記工業用内視鏡で、ガスタービンエンジン内部を検査
する場合、エンジン内部に挿入された工業用内視鏡挿入
部の先端側を固定するフック部材と、挿入された内視鏡
挿入部の先端側を目的とするタービンブレードに導くた
めに案内するガイドチューブとが一般に用いられる要素
となる。
上記フック部材を用いた内視鏡は、特開昭55−781
27 号公報に開示されているようにフック部材の先端
をブレードに引っかけ、工業用内視鏡をブレードの端ま
で誘導し、操作部側で内視鏡とフック部材の手元側とを
固定することで、内視鏡とブレードを固定するものであ
る。
ところで、上記フック部材等を用いて付勢状態で固定す
る手段として本出願人は特開昭60−233611号公
報において第11図に示すような付勢装置を提案した。
従来例の付勢装置1はフック状鉗子の手元側の軸部を挿
通可能とする同心の中空部を設けた略円筒形状の装置本
体2の外周に長手方向に沿った縦溝3と、円周方向に沿
って形成した横溝4.4が形成されている。この装置本
体2の内周に嵌合して長手方向に摺動自在となる円筒状
スライド部材5をその前端側に連設した中空のチャック
部材6は、このスライド部材5の外周にコイルばね7を
収納して、装置本体2に対してチャック部本体6が後方
に押圧される付勢力が働くようにしである。
このコイルばね7の外周は円筒状カバ一部材8で覆われ
、このカバ一部材8の後端側はチャック部材6の前端に
螺合等で固定されている。しかして、このカバ一部材8
の前端側には径方向内側に向かってビン(キー)9が突
設され、このビン9は上記縦溝3及び横溝4,4で規制
された範囲内を移動できるようになっている。第12図
に示すようにビン9が縦溝3の位置から横溝3に43け
る1点鎖線で示す位置に移動すると、スライド部材5の
移動はノ々副されることになる。
又、上記ヂトツク部本体6の後端側にはその実効内径が
可変してフック状鉗子の軸部を圧接して把持状態にした
り、′T1嵌する状態にできるチャック片11が形成さ
れている。つまりチャック部本体6の後端側をテーパ状
にして後方程細径となる外径にすると共に、このテーパ
状部分を長手方向に適宜長さ切欠いた切欠き12を設け
て、外周側から押圧することによってその実効内径を小
さくできるようになっている。この実効内径を可変する
手段として、チャック片11のテーパ外周に嵌合するテ
ーパ状内周を有する締めくつけ)部材13がチャック片
11に隣接するチャック部本体6の外周位置に螺むされ
ており、この締め部材13の回動する方向によって、チ
ャック片11の内径を小さくしてフック鉗子の軸部を把
持したり、軸部の把持を解除できるようになっている。
上記装置本体2の前端には接続口金14が固定リング1
5で螺着される。この接続口金14は工業用内視鏡16
(第13図参照)の操作部17に形成した鉗子挿入口金
18に嵌入し、固定リング15で螺着して接続できるよ
うにしである。
又、装置本体2の前端側には支持部材21が固着され、
この支持部材21に、連結杆22を介して折れ止め取付
は部材23が取付けられ、チVツク片11から後方に突
出する軸部を、この取付部材23に設けた透孔に取付け
た折れ止め部材24を通して、軸部の折れを防止したり
、チャック片11でロックする際、チャック片11の切
欠き12に軸部をはさみ込んで軸部に傷をつけたりする
のを防止できるようになっている。
ところで上記装置本体2の外周に形成した縦溝3及び横
溝4,4を用いて、フック鉗子を引張力が作用した状態
で固定できるようになっている。
即ら、コイルばね7によって、装置本体2に対して後方
に離間した状態のチャック部本体6を、コイルばね7の
付勢に抗して縮め、ビン9が縦溝3内を前方に移動して
、横溝4の位置に達したとき、チャック部本体6を回動
して、ビン9を横溝4内に収納する。その後締め付は部
材13を回動することによって、チャック片11の実効
内径を小さくして軸部を固定し、この固定後にチャック
部本体6を上記回動と逆方向に回して、ビン9を縦溝3
内に戻す。りると、コイルばね7によって、チャック部
本体6と共に、該チャック部本体6のチャック片11で
固定された軸部が後方に引張された状態で固定されるこ
とになる。この軸部が後方に引張されるので、口金部材
14が工業用内視鏡17の鉗子挿入口金18に嵌・入し
た状態に保持されると共に、フック鉗子の先端のフック
が被固定物に引掛けられた係止状態にあると、フックが
引張されて、その係止状態を持続できるようになってい
る。
尚、2個の横溝4.4は、引張力を変えて固定できるよ
うにするためのものである。
[発明が解決しようとする問題点] 上記従来例は第13図に示すように鉗子挿入口金18に
固着した状態では、接眼部25よりも後方に大きく突出
するため、接眼部25に眼を近づけてi5!察しようと
する場合、邪魔になるという欠点があった。
本発明は上述した点にかんがみてなされたもので、観察
の際に邪魔になることなく鉗子類を固定することのでき
る鉗子付勢装置を提供することを目的とする。
E問題点を解決する手段・及び作用] 本発明では内視鏡のチャンネル導入口部分に着脱自在で
接続でき、チャンネル内を挿通され、この導入口から突
出する鉗子の軸部を付勢状態で固定する鉗子付勢装置に
おいて、スライド部材をスライド可能とするスライド移
動部と、付勢手段とを装置の長手方向に関し、並列的に
配設した構造にすることによって、全長の短い装置を実
現しでいる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。
第1図ないし第8図は本発明の第1実施例に係り、第1
図は第1実施例の鉗子付勢装置の構造を示す断面図、第
2図は第1実施例が接続された工業川内視鏡を示す斜視
図、第3図は付勢装置本体に形成した溝を示で平面図、
第4図は第1実施例を工業用内視鏡に接続した状態を示
す正面図、第5図は第2図の先端側を拡大して示1斜祝
図、第6図はフック鉗子を形成する鉗子軸部を示す断面
図、第7図は第6図の鉗子軸部の先端に取付けられるフ
ックを示す断面図、第8図はフックをタービンブレード
に引っかけた使用例を示づ説明図である。
第2図に示すように、ガスタービンエンジン内部等を検
査するための工業用内視鏡31は、可撓性で細長の挿入
部32と、該挿入部32の後端側に連設された太径ない
し太幅の操作部33と、該操作部33の後端に設けられ
た接眼部34と、操作部33側部から延出されたライト
ガイドケーブル35とから構成されている。
上記(工業用)内視鏡31は、第5図に示すように挿入
部32の先端部に観察光学系36と、照明光学系37と
が設けられ、ライトガイドケーブル35を経て伝送した
(図示しない光源装置の)照明光を照明光学系37から
出射し、観察光学系36で観察しようとする被写体側を
照明できるようになっている。
さらに上記内視鏡31の挿入部32には鉗子を挿通可能
とする中空のチャンネル38が形成されており、通常は
操作部33の側部の鉗子導入口39から、その鉗子の先
端側を挿入して、チャンネル38の導出口から突出でき
るようになっている。
ところで、第5図に示すようにチャンネル38内を挿通
できないフック鉗子40の場合には、このフック鉗子4
0の手元側の軸部を導出口に挿入し、挿入した後端基部
を導入口39から突出させることができ、この突出させ
た基部側に、第1図に承り第1実施例の鉗子付勢装置4
1を外装して第2図に示す如く鉗子40を付勢状態で固
定できるようになっている。
第1図に示すように第1実施例の鉗子付勢装置41は、
フック鉗子40の鉗子軸部42を挿通可能とする中空部
43を設けた略円筒形状の(付勢装置)本体44と、こ
の本体44に対し摺動自在となるスライド部材45と、
このスライド部材45に螺合等で固着され、フック鉗子
40の鉗子軸部42を締めつけて固定するチャック部4
6と、上記スライド部材45に固着されたチャック部4
6を本体44に対し、伸張する方向(第1図では右側方
向)に付勢するコイルばね47と、この装置41を導入
口3つに着脱自在で固定する接続機構48と、リング部
材49を介して上記本体44に基部側が固着された指当
て片50とからなる。
上記本体44の後端側には、スライド部材45の移動範
囲以上に移動するのを規制づる規制部材51が螺着によ
って固定され、本体44に対し、伸張づる方向に移動さ
れるスライド部材45はこのスライド部U45の突部4
5aがこの規制部材51の段部51aに当接してこの位
置以上に移動することが規制される。 この本体44及
びこの本体44の後端に固るされた規制部材51の前部
側の外周面には、第1図及び第3図に示すように長手方
向に縦溝52が設けである。一方、スライド部材45の
例えば前端近くの肉厚部には上記縦溝52に係入される
ビン53が半径方向内側に向けて突設されている。この
ビン53はスライド部材45の透孔に貫通させた後、皿
部側をろう付け・して固定されている。
又、上記本体44には第3図に示すように縦溝52と直
交する横溝54が周方向へ形成してあり、この横溝54
内にビン53を係入すると、コイルばね47によるスラ
イド部材45の伸張又は後方に突出する方向への移動が
規制される。
上記縦溝52が形成された本体44にスライド自在に外
嵌されるスライド部材45の外周面は、前端部分から後
端近くに至る部分まで細径にして円筒状空隙部が形成さ
れ、この空隙部にはコイルばね47を収納しである。こ
のコイルばね47の前端側端部は本体44の外周に螺着
されたリング部材49の凹部端面に当接し、コイルばね
47の後端側の端部はスライド部材45の段差面45b
に当接し、本体44に対しスライド部材45を後方に押
すように付勢している。つまり、縮められた状態でコイ
ルばね47が収納されている。この第1実施例において
は、第1図から明らかなようにスライド部材45は本体
44の外周をスライド自在に外嵌されていると共に、そ
の外側にスライド部4445を付勢する手段としてのコ
イルばね47を配設した構造にしである。つまり、従来
例ではスライド部分と付勢する部分とが本体の長手方向
に直列的に形成されていたのに対し、第1実施例では並
列的に配設して、全長を短くできるようにしである。こ
の第1実施例を内視鏡31に取付けた状態は第13図に
比べ第4図に示1″如く十分短くできる。
尚、上記コイルばね47が収納された部分の外側は円筒
状カバー55の後端はスライド部材45の後端外周に螺
着されている。
ところで上記スライド部材45の後端側に連設されたチ
ャック部46は、スライド部材45の後端に螺着により
固着されたチャック部材56と、このチャック部本体5
6の外周に螺合された締付は部材57とからなる。
上記チャック部本体56はその後端部分の外周面は後方
側程細径になるテーパ面にしであると共に、後端面から
長手方向にかけて適宜長さ切欠き溝58が数箇所設けて
挟持片59.59.・・・が形成されこの切欠き溝58
が設けられた複数の挟持片59.59.・・・を外側か
ら押圧することによってこれら挟持片59.59.・・
・の実効内径を小さくでき、これら挟持片59.・・・
内側に通された部材を圧迫保持ないしは挟持できるよう
にしである。
上記挟持片59.・・・を外周側から抑圧あるいは圧迫
する締付は部材57は略円筒形状をなし、その後端側は
lll1径になっている。この締付は部材57の後端側
の内径は、後方程細径になるテーパ面57aが形成して
あり、この締付は部材57の雌ねじ部の螺合量が大きく
なるように前方に螺合移動させると、テーパ面57aが
挟持片59.・・・の外周を圧迫してその実効内径を小
さくさせることができる。従って、本体44の中空部4
3及びチャック部本体56の中空部をフック状鉗子40
の軸部を通した後、チャック部46における締付は部材
57を回動して螺合量を大きくすると、輪部を圧迫挟持
づることができる。
一方、本体44の基部(前端)には内視鏡操作部の尋人
口39に着脱自在で接続できる接続機構48が形成しで
ある。
即ち、本体44の前端外周に4.L導入口39のリング
部に嵌入する口金部61が嵌装され、この口金部61に
対し本体44は回転自在である。この口金部61の外側
には固定リング62が配設され、この固定リング62は
その後端が口金部61の後端外周の細径部に嵌合し、そ
の後部をナツト63で押し付けられている。しかして、
この固定リング62の内周面に形成したねじ部を導入口
39を形成づ゛るリング部外周面の雄ねじに螺合させる
ことによって、鉗子固定装置41を接続できる。尚、本
体4.4と口金部61との間に空隙部を設けてコイルば
ね64が収納され、本体44の突起44aに一端が当接
するコイルばね64によって口金部61′を前方に付勢
し、この口・金部61は上記突起44aに当接する突部
を有するナツト63で扱けを防止している。
尚、上記導入口39を形成するリング部には切欠き溝が
形成してあり、この切欠き溝には口金部61に突設した
ビン65を係入できるようにしである。従って、鉗子付
勢装置41が接続された状態では固定リング62及び口
金部61は回転されない状態に保持される。一方、口金
部61の内側の本体44側は回転自在である。尚、固定
リング62、カバー55.締付は部材57の外表面には
ローレットが形成しである。
ところで、この鉗子付勢装置41で固定され、ガスター
ビン内部を観察する場合に用いられるフック鉗子40は
第6図及び第7図に分解して示すような構造である。
フック鉗子40は、鉗子軸部42と、この鉗子軸部42
の前端に螺6されるフック73とからなる。
上記鉗子軸部42は、螺旋コイル74と、この螺旋コイ
ル74の中空部内に挿通されたワイヤ75とで可撓性で
細長の軸が形成され、この軸の前端にはフック73が螺
着されるフック止め76が形成されている。
上記フック市め76は例えばステンレスを用いてほぼ円
柱状に形成され、その前端及びこの@端より若干拡径に
した部分に雄ねじ部77が形成しである。又、このフッ
ク止め76にはワイヤ75の前端を嵌入できる穴部が形
成され、この穴部に連通ずる横穴78部分でワイヤ75
をろう付けして固定できるようにしである。又、螺旋コ
イル74の前端にはバイブ79が外嵌され、この場合に
も穴部においてろう付けで固着している。又、先端から
適宜距離を右づる部分にも穴部を設けたバイブ80が外
嵌されろう付けで固着しである。又、鉗子軸部42の後
端部においても円柱状部材81に透孔を形成して、この
透孔内にワイヤ75を通し、ろう付けで固着しである。
又、螺旋コイル74も穴部を設けたバイブ82にろう付
けしてその後端が固着しである。
ところで第7図に示すようにフック73はかぎ形状をな
しその基部にはフック止め76の雄ねじ部77をねじ込
むことによってこの雄ねじ部77に螺合する雄ねじがセ
ルフタップ方式で形成される穴部83が形成しである。
又、ガスタービン内に挿入して使用後引き扱く際、この
フック73がタービンブレード等に引っかかって引き扱
くことが難しい場合には一定力R以上で引っばることに
よってフック73を脱落さ往ることができるように切欠
き84が設けである。又、脱落しても悪影響を及ぼさな
いアルミニウム又は樹脂等の材質でフック73は形成し
である。
このように構成された第1実施例を用いてガスタービン
内のタービンブレード等の検査をする場合において以下
に説明づる。
フック鉗子40の鉗子軸部42の後端をチャンネル38
の導出口から挿入して第5図に示すようにフック73が
導出口から突出する状態になる。
この場合フック鉗子40の軸部後端側は鉗子導入口39
に固定された鉗子付勢装置41を通り、後方に突出する
尚、この鉗子付勢装置41は口金部61に突設したビン
65を導入口3つのリング部の切欠き溝に係入し、固定
リング62を回動することによってリング部に螺着して
接続できる。この状態は第4図に示しであるように、鉗
子付勢装置41の突出する先端が内視鏡接眼部34の後
端面とほぼ同じ程度であるため、接眼部34後端面に眼
を近ずけて観察する場合、支障になることがない。この
内視鏡31を第2図に示すようにガイドチューブ85内
に挿通し、このガイドチューブ85に案内されるように
してこの内視#n31の挿入部32でジェットエンジン
内のタービンブレード付近まで挿入り゛る。しかして、
フック鉗子40を前方に突出し、第8図に示すようにス
テータ側タービンブレード86a、86b・・・と交互
に配設されたロータ側タービンブレード87aの1つに
そのフック73を引っかけ、この状態でフック鉗子40
を操作部33側に引っばりながら、内視鏡挿入部32を
前方に押し出ず。この場合、内視鏡挿入部32はフック
鉗子40に誘導されて、ロータ側ブレード87aの曲面
に沿って進み、第8図に示すように設定できる。この状
態でフック鉗子40はその鉗子軸部42が鉗子付勢装置
41によって縮めた状態で固定される。
即ち、チャック部46側をコイルばね47の付勢力に抗
して本体44側に移動して、コイルばね47をおし縮め
、ビン53が横溝54の位置に達したときに指当て片5
0を把持し、カバ一部材55を回動してビン53を横溝
54内に収納してコイルばね47をおし縮めた状態に保
つ。しかして締付は部材57を回動して、チャック部本
体56の後端側に形成した各挟持片59による中空部の
実効内径を小さくして鉗子軸部42に圧接して把持した
固定状態にする。その後、カバ一部材55を逆方向に回
動してビン53を縦溝52内に収納づることによって、
おし縮められていたコイルばね47によって、チャック
部46は後方に押圧され、挟持片59で固定された鉗子
軸部42は後方に引張られるように引張力が作用した状
態になる。
この状態ではフック鉗子40のフック73もその引掛か
りの係止を解くために必要となる方向と逆方向となる後
方側に引張された状態に保持される。
従って、この状態での内視[1131の先端と7ツク7
3とは互いに接近するように押付けられる。
フッ・り73はブレード87aに密着している状態であ
るので、内視鏡先端はブレード87aの表面に押し付け
られる形となり、内視鏡31の先端はブレード87aに
確実に固定される。
このように内視l!31の先端をロータ側ブレード87
aに固定した状態で、このブレード87aを一方向に1
80°回転したり、逆方向に180°回転することによ
って、内視l!31の先端前方のブレード(この場合8
6b側)が損傷等していないか周方向全域にわたり検査
できることになる。
尚、第1実施例では接続機構48部分に回転機構を形成
しであるので、フック鉗子40のフック73の向ぎを所
望とする方向に向けることができる。この場合、螺着に
よる接続手段となる固定リング62は、回転されないた
め螺着が緩んでしまう等の不都合が生じない。
第9図は本発明の第2実施例の鉗子付勢袋E191の主
要部を示す。
この実施例では第1図におけるスライド部材45とカバ
一部材55とが一体形成したスライド部材92にしであ
る。しかして、このスライド部材92には第10図の断
面図に示すように肉厚の円筒部分の例えば31所に長手
方向に向けての穴部93.93.93が設けられ、各穴
部93にはゴム等の弾性部材94が収納しである。その
他は上記第1実施例と同様である。この実施例は第1実
施例と同様の作用効果を有する。
尚、上記第1実施例においてコイルばね47の代りに円
筒形状のゴム部材を用いても良い。又、上記第2実施例
においても弾性部材94としてコイルばねを用いても良
い。
尚、上記鉗子付勢装置41.91は、フック鉗子40を
付勢して固定したり、この付勢して固定することを行う
ことにより内視鏡を付勢して固定することができるのみ
ならず、一般の鉗子を付勢して固定することもできる。
又、ビン53を横溝54内に係入することによって付勢
することなく固定することもできる。又、本発明は工業
用内視鏡に限らず、医療用内視鏡に用いられる鉗子類等
の固定にも利用できる。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、スライド部材の移動
部分と、付勢手段とを付勢装置の長手方向に関し、並列
状に配設しであるので、付勢装置の全長を短くできる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は本発明の第1実施例に係り、第1
図は第1実施例の鉗子付勢装置の構造を示1断面図、第
2図は第1実施例が接続された工業用内視鏡を示す斜視
図、第3図は付勢装置本体に形成した溝を示す平面図、
第4図は第1実施例が工業用内視鏡に接続した状態を示
す正面図、第5図は第2図の先端を拡大して示す斜視図
、第6図はフック鉗子を形成する鉗子軸部を示す断面図
、第7図は第6図の鉗子軸部の先端に取付けられるフッ
クを示す断面図、第8図はフックをタービンブレードに
引っかけられた状態を示す説明図、第9図は本発明の第
2実施例の主要部を示す断面図、第10図は第9図のB
−B’’断面図、第11図は従来例を示す断面図、第1
2図は第11図のA−A’線線入大断面図第13図は内
視鏡に接続した状態の従来例を示す正面図である。 31・・・(工業用)内視鏡 32・・・挿入部     33・・・操作部40・・
・フック鉗子   41・・・鉗子付勢装置44・・・
(付勢装置)本体 45・・・スライド部材  46・・・チャック部47
・・・コイルばね   48・・・接続機構50・・・
指当て片    52・・・縦溝53・・・ピン   
   54・・・横溝第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 内視鏡に形成された鉗子挿通用のチャンネルにおける鉗
    子導入口に着脱自在の接続手段を有し、前記導入口から
    突出する鉗子の軸部を引張力等を与えた付勢状態で固定
    するため、スライド部材及びこのスライド部材を付勢す
    る付勢手段とを備えた鉗子付勢装置において、 前記スライド部材の移動部及び付勢手段とを長手方向に
    対し並列状に形成したことを特徴とする鉗子付勢装置。
JP61267255A 1986-11-10 1986-11-10 鉗子付勢装置 Pending JPS63119747A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61267255A JPS63119747A (ja) 1986-11-10 1986-11-10 鉗子付勢装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61267255A JPS63119747A (ja) 1986-11-10 1986-11-10 鉗子付勢装置

Publications (1)

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JPS63119747A true JPS63119747A (ja) 1988-05-24

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ID=17442295

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JP61267255A Pending JPS63119747A (ja) 1986-11-10 1986-11-10 鉗子付勢装置

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JP (1) JPS63119747A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6416463B1 (en) * 1997-09-29 2002-07-09 Olympus Optical Co., Ltd. Electronic endoscope
JP2009285310A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Olympus Corp 内視鏡装置
JP2015506722A (ja) * 2011-11-16 2015-03-05 コロプラスト アクティーゼルスカブ 生物の体内の操作に進むように特に意図された操作装置

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