JP3140542B2 - 異物回収用工業用内視鏡 - Google Patents

異物回収用工業用内視鏡

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JP3140542B2 JP04063885A JP6388592A JP3140542B2 JP 3140542 B2 JP3140542 B2 JP 3140542B2 JP 04063885 A JP04063885 A JP 04063885A JP 6388592 A JP6388592 A JP 6388592A JP 3140542 B2 JP3140542 B2 JP 3140542B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はかぎ形状のフック鉗子を
備えた異物回収用工業用内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、化学プラント及び発電所などの管
内部やジェット・エンジン内部などを検査する場合に工
業用内視鏡が広く用いられている。管内部やジェット・
エンジン内部を工業用内視鏡で観察している最中に、管
内やジェットエンジン内に本来あってはならない異物
(例えば、ネジ、ワッシャー,ナット)を発見すること
がある。
【0003】また、管路やジェット・エンジンの保守・
点検時に誤って作業者が異物となりうる物を人の手の届
かない空間に落としてしまう事もあった。そのような異
物を放置しておくと、管路がつまったり、ジェット・エ
ンジンの運転に支障を来たすおそれがある。そのように
設備の運用に障害となる異物を回収するには、従来、
(a)異物が入っている設備の一部を分解したり、
(b)異物回収用の鉗子が付いた工業用内視鏡を用いた
りしていた。
【0004】図20及び図21は工業用内視鏡のチャン
ネル内に異物回収するための鉗子として、3本爪鉗子1
とバスケット鉗子2をそれぞれ有するものを示す。各鉗
子1,2の先端に回収手段として、3本爪部3とバスケ
ット部4を備えたワイヤ部材5,6をそれぞれパイプ
7,8内に挿通した構造となっている。そして、ワイヤ
部材5,6の図示しない手元側を引いて、先端の回収手
段をパイプ7,8内に引き込むように操作すると、回収
手段の回収範囲はパイプ7,8の内径に規制され、ワイ
ヤ部材5,6の手元側への移動量に応じて閉じられる。
そのような作用により、図20及び図21に示す鉗子
1,2は異物をつかみ回収する。
【0005】(c)また、異物回収の目的とは別に、ガ
スタービンエンジン内のタービンブレード検査用として
かぎ形状のフック鉗子を備えた工業用内視鏡が、例えば
実開昭61−172239号公報に開示されている。こ
の公報に開示されたフック鉗子つきの工業用内視鏡の構
成は、チャンネル付のスコープと、チャンネルに先込め
で挿通される柔軟な鉗子軸部と、鉗子軸部の先端に取り
付けられるかぎ形状もしくは、釣ばり形状をしたフック
部とから成っている。
【0006】上記構成でもって、手元側の鉗子軸部を操
作することにより、フック部をタービンブレードに引掛
け、スコープ先端をブレードに固定する。スコープのチ
ャンネルより延出したフック先端を、チャンネルからス
コープの周方向外側に、つまりスコープ挿入部の外径よ
りも外側に突出させた状態でフック部をタービンブレー
ドの側部に引掛ける。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記(a)のように設
備の一部を分解するには、設備全体の休止を伴うことも
あり莫大な費用と、多くの時間がかかってしまう。
【0008】又、(b)に相当する図12に示す鉗子1
の場合には、(1)回収範囲に大きな空間に落ちている
異物を取り込もうとしても、鉗子1で異物を押して、動
かしてしまい上手に異物を取り込むことが難しい(異物
が逃げてしまいうまくつかめない。)。(2)うまく取
り込めたとしても、爪で異物をつかむために回収手段を
手元側に引き込むと(回収手段がパイプ中に引き込まれ
ながら爪が閉じることから)回収手段は異物から離れな
がら閉じるため、うまく異物を回収できない。一方、図
13に示す鉗子2の場合には、上記(1)と同じ欠点が
ある。
【0009】さらに上記(c)の公報に開示された工業
用内視鏡はガスタービン内部のタービンブレードに内視
鏡の先端を固定するためのかぎ形状をしたフック鉗子を
備えているため上記内視鏡で異物の回収を試みることが
できる。
【0010】しかし、フックがかぎ形状であることで、
挿入部先端両面とフックとの間にどうしても空間ができ
てしまい小さなものをはさみこむことが困難になる。ま
た、ブレードに引掛けることを目的とした形状のフック
であるため形状が特に定まっていない異物に対しては適
応性が悪い。
【0011】本発明は上述した点にかんがみてなされた
もので、異物の回収を容易に行うことのできる異物回収
用工業用内視鏡を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】異物回収用のチャンネル
を備えた工業用内視鏡において、上記チャンネルに挿通
された細長の鉗子軸部及び該鉗子軸部の先端に形成され
たフック部とからなるフック鉗子と、上記工業用内視鏡
の挿入部先端部に形成され、上記フック部のガイド機構
を備えた異物受け部と、を設けて異物回収用工業用内視
鏡を形成していることを特徴とする。
【0013】
【作用】以上の構成により、挿入部を異物に近づける。
このとき、フック部は異物受け部のガイド機構によりガ
イドしてスコープ先端面近くにする。鉗子の手元側の操
作によってフック部先端を異物の向こう側に移動させた
後、フック部により異物をかき寄せるようにして、異物
受け部に回収のため保持する。このとき、フック部は、
ガイド機構をガイドにしてスコープ先端面近くに引き寄
せられ、このフック部で脱落を防止して異物を異物受け
部に保持できる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を具体
的に説明する。図1ないし図8は本発明の第1実施例に
係り、図1は第1実施例の異物回収用工業用内視鏡を示
す図、図2はフック鉗子の断面図、図3は鉗子先端にフ
ック部が接続された状態を示す断面図、図4は突起の形
状とフック部先端が突起に形成した溝に収納される作用
を表わす図(フック先端の軌跡を表わしている。)、図
5は異物回収用工業用内視鏡の観察像を示す図、図6は
フック鉗子の手元側端部に取り付けられる鉗子操作用の
グリップの断面図、図7は異物を回収するときの作用説
明図、図8は第1実施例の変形例におけるフック部の先
端形状を示す。
【0015】図1に示すように第1実施例の(異物回収
用)工業用内視鏡20は、可撓性で細長の挿入部21
と、該挿入部21の後端部に連設された太径ないし太幅
の操作部22と、該操作部22の後端に設けられた接眼
部23と、操作部22側部から延出されたライトガイド
ケーブル24と、挿入部21内に形成されたチャンネル
25内に挿通され、異物回収に用いられるフック鉗子2
6とから構成される。
【0016】上記工業用内視鏡20は、この図1に示す
ように挿入部21先端面に上記チャンネル25の導出口
と、照明光学系27と、観察光学系28とが形成されて
いる。また上記挿入部21の先端面には、フック鉗子2
6で回収された異物を受ける異物受け部を形成する先端
を切り欠いたクサビ状の突起29が形成されている。上
記クサビ状の突起29は、挿入部21より軸方向に突出
していて、先端ほどその厚みが薄くなっている。突起2
9の外周面は、挿入部21の先端の外周面と同じであ
る。尚、突起29には軸方向に溝30が形成されてい
て、フック鉗子26の先端に形成したフック部31をガ
イドできるようにしている。
【0017】上記チャンネル25に挿通されるフック鉗
子26の構造を図2に示す。図2に示すように第1実施
例を形成するフック鉗子26は可撓性を有し、チャンネ
ル25内に挿通できるように細長にされた鉗子軸部32
と、この鉗子軸部32の先端に形成されたフック止め3
3に着脱自在に装着でき、異物を引き寄せることができ
るように例えば鉗子軸部32の軸方向と直角の方向に延
出された鍵状の延出部を設けたフック部31とからな
る。
【0018】上記鉗子軸部32は中空の密巻きコイル3
5の中空部内にワイヤ36を挿通してある。このワイヤ
36は鉗子軸部32の先端に取付けられたほぼ円柱形状
のフック止め33に形成したワイヤ固定用凹部37に、
端部が嵌入され、材質がステンレスのフック止め33に
形成した(この凹部37に通じる)横穴38にてろう付
け(このろう付け部分を符号39で示す)されて固着さ
れている。又、密巻きコイル35の前端もフック止め3
3の後端段付き部分から密巻きコイル35の前端外周に
かけて外嵌されたパイプ40に形成した横穴41部分に
てろう付けしてフック止め33に固着されている。尚、
ワイヤ36及び密巻きコイル35も材質がステンレスで
ある。
【0019】上記ワイヤ36の他方の端部(後端)は、
ほぼ円柱形状の軸部固定部材42に形成した中心孔内に
ワイヤ36が通され、側部に形成した横穴43部分でろ
う付けされて固着してある。又、密巻きコイル35の後
端も、このコイル後端及び軸部固定部材42の前端外周
面にかけてパイプ44を外嵌し、その中央部分に形成し
た開口45部分でろう付けして固着されている。上記軸
部固定部材42の後端近くの外周には平坦に切欠かれた
切欠き46がある。
【0020】上記フック止め33の前端側には、フック
部31を着脱自在に接続するため及びこのフック部31
に接続用雌ねじを形成するためにも用いられる雄ねじ4
7が形成してある。この雄ねじ47は、フック止め33
の前端外周面に形成したねじ山の小さい第1雄ねじ47
aと、この後部に若干太径にして若干大きなねじ山の第
2雄ねじ47bとからなる。一方、この雄ねじ47に着
脱自在に装着可能とするフック部31はアルミニウムを
材質としたL字形状であり、先端は球面状にしてある。
【0021】又、このフック部31の基部(後端)には
フック止め33の雄ねじ47に螺合する雌ねじを形成で
きる内径の凹部48が形成してある。この凹部48は第
1雄ねじ47aのねじ山分を差し引いた外径を、ほぼそ
の内径d1とする第1凹部48aと、この第1凹部48
aに隣接して形成され、第2雄ねじ47bのねじ山分を
差し引いた外径を、ほぼその内径d2とする第2凹部4
8bとからなる。
【0022】上記フック部31をフック止め33に押し
当て、フック部31の第1凹部48aにフック止め33
の先端の第1雄ねじ47aが突き当たった状態で、フッ
ク部31を押し込みながら回転させることによって、図
3に示すように第1凹部48aの内壁面に第1雄ねじ4
7aに螺合する雄ねじ49aが形成され、その後第2雄
ねじ47bが第2凹部48bに当たる状態においても引
き続き、押し込みながら回転させることによって第2凹
部48bの内壁面に第2雄ねじ47bに螺合する雌ねじ
49bが形成され、このセルフタップによって雌ねじ4
9a,49bを形成し、その際の螺合でフック部31は
フック止め33に固定される。
【0023】このフック鉗子26をチャンネル25内に
挿通すると図1に示すように、チャンネル25の導出口
からフック部31が突出する。このフック部31を突起
29の溝30に収納することにより、異物を突起29の
上に乗せ、且つフック部31で脱落を防止した状態に保
持して異物の回収を行うことができる。
【0024】この溝30の形状は図4に示すように、溝
30の幅は最も狭いところでもフック部31の先端の外
径よりも広くなっていて、先端に行く程広くなってい
る。このフック部31の先端が、この溝30内に収納さ
れたときには、観察光学系28による視野は、このフッ
ク部31により遮られない位置となるように観察光学系
28及びチャンネル25の導出口及び溝30が配置され
ている。また、接眼部23より覗いた時の視野は、図5
に示すように、観察像の中に上記突起29先端と溝30
とがわずかに見えるようになる。
【0025】図1に示すようにフック鉗子26の手元側
は、鉗子導入口50より外部に延出され、後端部には図
6に示すようにグリップ51が着脱自在に固定される。
【0026】グリップ51の基端側から末端側にかけ
て、内部に穴52が形成されており、この穴52内にフ
ック鉗子51の後端部の軸部固定部材42が嵌入されて
いる。グリップ51には、上記穴52に通じるねじ穴5
3が側部に設けられており、このねじ穴53には固定用
ねじ54が螺合されている。このねじ54の平坦な先端
は、軸部固定部材42の切欠き46の平坦面を押さえ、
グリップ51とフック鉗子26後端部とを固定できるよ
うにしてある。
【0027】図1に示すようにフック鉗子26を工業用
内視鏡20に取付けるには、先端にフック部31を取付
けたフック鉗子26の手元側の鉗子軸部32を挿入部2
1先端のチャンネル25導出口に挿入し、挿入した鉗子
軸部32後端を鉗子導入口50より突出させる。この突
出させた後端部に図6に示すグリップ51を取付けるこ
とができ、この取付けを行うと図1に示す状態となる。
【0028】このように構成された第1実施例の工業用
内視鏡20では、チャンネル25に挿通したフック鉗子
26の鉗子軸部32先端に取り付けたフック部31をチ
ャンネル25の軸方向に移動可能であり、異物回収する
際には突出させたフック部31を内視鏡20の先端面側
に引いて異物を突起29に保持して回収できる構造にし
てあることが特徴となっている。
【0029】以下、この工業用内視鏡20による異物回
収の作用を図7を参照して具体的に説明する。図7
(a)に示すように挿入部21の先端面に近接して、フ
ック鉗子26のフック部31があり、クサビ状の突起2
9の溝30の中にフック部31の先端が収納された状態
で、スコープ先端を異物55に近づける。そのとき突起
29の外周を異物55が落ちている面と一致させてお
く。
【0030】次に、フック鉗子26の手元側のグリップ
51を回転または進退させることにより鉗子軸部32を
操作して図7(b)に示すようにフック部31が異物5
5を越えた向こう側の位置に移動する。フック部31が
異物55を越えた後に、観察像を見ながらフック部31
の先端が溝30の軸方向の延長線上にあるようにする。
【0031】次に、グリップ51を手元側に引き、図7
(c)に示すようにフック部31をスコープ先端面側に
寄せる方向に移動させ、このフック部31により異物5
5を回収するべく引き寄せる。このフック部31の移動
の際、フック部31に引掛けられた異物55は、突起2
9に乗り上げ、且つ最終的には挿入部21先端面とフッ
ク部31との間に挾まれ脱落が防止された状態に保持さ
れる。このとき、図5に示すように、始めフック部31
の先端と溝30との位置関係が正しくなくても、フック
部31を手元側に引けば、フック部31の先端は溝30
の側面に接触しながら、徐々に溝30の幅の最も狭い場
所へ必ず到達する。よって、突起29に対して、フック
部31は、いつも決まった位置へ収納され、この状態で
は異物が確実に位置決めされる。このとき、フック部3
1の周方向部分によって、視野は妨げられない。従っ
て、内視鏡20を引き抜くことにより、異物55を脱落
させることなく回収できる。
【0032】この第1実施例は、次のような効果を有す
る。 (1)異物をかき寄せて把持回収するので3本爪鉗子か
バスケット鉗子のように把持の最中、異物に逃げられて
回収できないことがない。 (2)また、挿入部先端面とフック部31の周方向部分
とのすき間が小さいので、いろいろな大きさの異物の回
収を行うことができる。 (3)さらに、挿入部先端面に対してフック部31の周
方向部分の位置が突起29の溝30で決められるので、
異物回収時フック部31が著しく視野を妨げることがな
い。
【0033】尚、本実施例の中ではフック部31をフッ
ク止め33に対して着脱自在に構成したがフック止め3
3とフック部31とをステンレス材などで一体で形成し
てもよい。このようにすると、フック止めとフック部と
の取付け部分が不意の破損によるフック部の脱落を防止
できるという効果がある。又、第1実施例におけるフッ
ク部31の代りに図8に示すフック部56を用いても良
い。このフック部56は、その先端側を基端側に対し、
直角方向に直線状に延出させるのではなく、略円弧状に
延出した構成にしている。
【0034】図9は本発明の第2実施例の挿入部先端側
を示す。この図9に示すように、挿入部先端面57には
突部58が形成され、且つチャンネル25導出口からフ
ック部59が突出されている。この実施例では、挿入部
先端面57には先端を切り欠いたクサビ状の突部58が
設けられ、チャンネル25導出口に挿通されている。図
示しない鉗子軸部の先端には先端が2股に分岐したフッ
ク部59が取付けられている。
【0035】上記突部58の幅は、フック部59の2股
の先端の間隔よりも狭く、また突部58の先端に行く
程、先細り形状になっている。そして、第1実施例と同
様に視野の中にはほんのわずか突部58の先端が見える
ようになっている。この突部58の厚みは先端に行く
程、徐々に薄くなっている。その他の構成は内視鏡20
及びフック鉗子26と同じ構成である。
【0036】この第2実施例の作用を以下に説明する。
フック部59は2股のフックの先端の間に突部58をは
さむようにして挿入部先端面57に装着されている。異
物を回収する際には突起58の外周が異物の落ちている
面と同一となるようにして挿入部先端面57を異物に近
づける。
【0037】フック部59により異物を(くま手のよう
にして)かき寄せる作用は第1実施例と同じとなる。こ
の場合、異物をかき寄せながらフック部59は、先細り
の突部58をガイドにして挿入部先端面57に収納さ
れ、フック部59と挿入部先端面57との間で異物を保
持する。第1実施例と同様にフック部59が突部58を
ガイドにして異物を回収するところを観察像で確認しな
がら回収する。このとき、フック部59が著しく視野を
妨げることはない。この第2実施例は第1実施例と同様
の効果を有すると共に、第1実施例よりもさらに確実に
異物の回収ができる。
【0038】上述の実施例では、フック形状として、第
1実施例では図2、その変形例では図8、第2実施例で
は図9にそれぞれ示しているが、必要に応じて(異物の
形状、被挿入部内の状況等)種々のフック形状としても
良い(セルフタップ式でも一体式のどちらでも可)。例
えばフック部の形状として、図10(a),(b),
(c)にそれぞれ示すフック形状のフック部31a,3
1b,31cのようにしても良い。
【0039】図11は本発明の第3実施例の先端側の構
造を示す。この第3実施例では、フック鉗子61は、可
撓性を有する細長の鉗子軸部62と、鉗子軸部62の先
端に形成されたフック止め63に着脱自在に装着できる
フック部64とから成る。
【0040】上記鉗子軸部62は、中空の密巻きコイル
65の中空部内にワイヤ66を挿通している。このワイ
ヤ66は鉗子軸部62の先端に取り付けられたフック止
め63に形成したワイヤ固定用凹部67に端部が嵌入さ
れ、フック止め63に形成した横穴68にてろう付け6
9されて固着されている。また、密巻きコイル65の先
端もフック止め63の内径にワイヤ固定用凹部67に隣
接して形成されたコイル固定用凹部70に端部が嵌入さ
れ、ろう付けにより固着されている。また鉗子軸部62
の図示しない後端は、第1実施例と同じで、第1実施例
のグリップ51が取り付けられている。
【0041】フック止め63の先端側には、フック部6
4を着脱自在に接続するため及びフック部64に接続用
雌ねじを形成するためにも用いる雄ねじ71が形成して
ある。雄ねじ71の構成は、第1実施例の雄ねじ47と
同じである。フック止め63の後端部には、先端よりも
外径の太い太径部72が設けてある。
【0042】また、太径部72と、雄ねじ71との中間
部分には、断面が六角形をした、六角部73がある。
尚、雄ねじ71には、第1実施例と同じL字状のフック
部64が着脱自在に取付けられる。上記フック鉗子61
が挿通される第3実施例の工業用内視鏡74は、第1実
施例の工業用内視鏡20のチャンネル25導出口に鉗子
付勢手段76を取付けた構成をしている。この鉗子付勢
手段76は中空のばね75の後端内径に後口金77を、
先端内径に前口金78をそれぞれ固着している。
【0043】中空の後口金77の外径部で、ばね75が
嵌合していない部分は最大外径部79となっている。
又、中空の前口金78の内径には、第1の孔80と、第
2の孔81とが隣接して形成されている。この第1の孔
80には上記フック止め63の太径部72が嵌合する。
第2の孔81にはフック止め63の太径部72よりも先
端側の部分が挿通する。
【0044】上記第1の孔80と第2の孔81との段差
に、フック止め63の太径部72端面は突きあたる。鉗
子付勢手段76に対してフック鉗子61は回転自在であ
る。内視鏡74には、鉗子付勢手段挿入孔82が形成さ
れていて、前記孔82の内径に上記後口金77の最大外
径部79が嵌合している。鉗子付勢手段挿入孔82の先
端には、雌ねじ83が形成されている。雌ねじ83に螺
合できる雄ねじ84を有する略円筒形状の固定スリーブ
85を雌ねじ83に螺合させることにより、固定スリー
ブ85の後端は上記鉗子付勢手段76を内視鏡74に固
定する。
【0045】尚、鉗子付勢手段76よりも手元側には、
第1実施例と同様に、図示しない操作部まで続くチャン
ネル86を形成するチューブが設けられている。上記フ
ック鉗子61を内視鏡74に装着するには図示しない操
作部側のチャンネル導入口より鉗子軸部62の先端側を
挿入する(このとき、フック部64は付いていな
い。)。そして、内視鏡74先端に到達した鉗子軸部6
2の先端のフック止め63は、後口金77、ばね75の
中空部内を挿通される。
【0046】そしてフック止め63の太径部72は、前
口金78の第1の孔80に嵌合し、太径部72よりも先
端は、前口金78の第2の孔81に挿通され、フック止
め63は、前口金78に突きあたる。そこでフック止め
63の先端の雄ねじ71にフック部64を第1実施例と
同じにセルフタップ方式を用いて取付ける。その際、内
視鏡74先端より若干突出しているフック止め63を突
起87が邪魔にならないよう必要なだけ軸方向に引き出
すために鉗子付勢手段76を軸方向に伸ばしてからフッ
ク部64を取付ける。フック部64を取付ける時には、
六角部73に小型のスパナをかけると容易に作業を行う
ことができる。
【0047】鉗子軸部62にフック部64取付け終ると
伸ばしていた鉗子付勢手段76を元にもどす。そしてフ
ック部64先端は第1実施例と同様に、突起87の溝8
8に収納される。次に本実施例の作用を説明する。
【0048】第1実施例と同様に溝88にフック部64
の先端を収納した状態で内視鏡74を異物に近づける。
そのとき、突起87の外周を異物が落ちている面と一致
させておく。次に、第1実施例と同様に、鉗子軸部62
の図示しない手元側の進退・回転の操作により、フック
部64が異物を越えるようにする。
【0049】尚、鉗子軸部62の軸方向の先端に向けて
押し出すことにより鉗子付勢手段76の前口金78はフ
ック止め63に押される。すると、ばね75がその力を
受けて軸方向に伸びる。よってフック部64は軸方向に
移動することになる。ばね75が伸びることにより、ば
ね75の復元力は常にフック止め63に付勢力として作
用する。その他の回収の作用は第1実施例と同じとな
る。
【0050】そして、回収した後も、ばねが伸びていれ
ば付勢力は作用し続けているので異物をはさんだ場合、
異物はフックによる付勢力を受ける。この第3実施例
は、第1実施例の効果に加えて以下の効果を有する。
【0051】第1,第2実施例では異物回収後、管路な
どから内視鏡先端を抜き出すまで回収した異物が、脱落
しないよう鉗子軸部を手元側に引いたままにしていなけ
ればならなかったが、本実施例では回収後、ばねの付勢
力が異物を保持するので鉗子軸部を手元側へ引いたまま
抜去する必要がなく、回収の作業が容易にかつ確実に行
なえる。
【0052】図12は本発明の第4実施例の先端側の構
造を示す。この内視鏡101は内視鏡本体102と、こ
の内視鏡本体102の先端に螺合機構で着脱自在に接続
され、視野角とか視野方向を変換する光学アダプタ10
3と、これらに取り付けられるフック鉗子26とから構
成される。
【0053】この光学アダプタ103にはその先端面に
チャンネル104の導出口105と、照明光学系106
と、観察光学系107と、フック鉗子26で回収された
異物を受ける異物受け部を形成する先端を切り欠いた楔
状の突起29とが形成されている。この楔状の突起29
は例えば第1実施例と同じ構造である。
【0054】上記内視鏡本体102の先端面は一部切り
欠いて(回転対称ではない)異形にする切り欠き部が形
成され、光学アダプタ103側にはこの異形にされた先
端面が嵌入される図示しない凹部が形成されている。こ
の凹部に嵌入することにより、光学アダプタ103側の
照明光学系106と観察光学系107とは内視鏡本体1
02側の照明光学系108と観察光学系109とそれぞ
れ光軸が一致する状態となる。
【0055】又、内視鏡本体102の先端近傍の外周に
は雄ネジ部110が形成されており、この雄ネジ部11
0は光学アダプタ103に設けた接続リング111の内
周面に形成した図示しない雌ネジ部と螺合する。上記チ
ャンネル104は内視鏡本体102の挿入部112に沿
って延出され、挿入部112の複数箇所に設けた固定バ
ンド113で固定されるようになっている。このチャン
ネル104は導出口105から操作部の鉗子導入口まで
延出されている。
【0056】この実施例の作用を以下に説明する。チャ
ンネル104が接続された光学アダプタ103を通常の
光学アダプタを接続するのと同様な方法で内視鏡本体1
02に接続する。次に固定用バンド113を用いてチャ
ンネル104を内視鏡本体102に固定する。さらに、
フック鉗子26をチャンネル104内に挿通する。その
他の作用は第1実施例と同じである。
【0057】この実施例によれば、既存の内視鏡が使用
できる。又、異物回収の必要がない場合には取り外して
通常の内視鏡として使用できる。又、異物の種類とか形
状が異なる場合でも、突起29の形状が異なるアダプタ
を用意しておけば、アダプタを交換するだけで、容易に
異物の回収ができる。その他の効果は第1実施例と同じ
である。
【0058】図13は本発明の第5実施例の先端側の構
造を示す。この内視鏡121はチャンネル122が形成
された内視鏡本体123と、この内視鏡本体123の先
端に螺合機構で着脱自在に接続され、チャンネル122
と連通する導出口124を備え、視野角とか視野方向を
変換する光学アダプタ125と、これらに取り付けられ
るフック鉗子26とから構成される。
【0059】この実施例は第4実施例においてチャンネ
ル104が内視鏡本体102の挿入部112内に形成さ
れた構造にしている。このため、固定用バンド113は
必要ない。その他の構造は第4実施例と同様であり、同
一部材には同符号を用いて示す。
【0060】この実施例の作用を以下に説明する。光学
アダプタ125を内視鏡本体123に接続する。内視鏡
本体123内に形成されているチャンネル122及びそ
の端部に対応する導出口124にフック鉗子26を挿通
する。その他の作用は第1実施例と同じである。
【0061】この実施例によれば、通常のチャンネル付
き内視鏡が使用できる。又、異物回収の必要がない場合
には通常の光学アダプタを取り付けて使用すれば良い。
その他の効果は第4実施例と同様である。
【0062】図14は第4実施例の変形例を使用状態で
示す。この変形例は光学アダプタ103に取り付けられ
た楔状の突起29を弾性部材で形成した楔状の突起2
9′で構成してある。又、図14ではフック鉗子26の
ワイヤが導出口に通すようになっているが、図12に示
すようにチャンネル104内を挿通する構造にしても良
い。
【0063】異物55の落ちている面126に対し、内
視鏡挿入部112が角度を持っているとき、内視鏡先端
部を面126に押し付ければ、突起29′が面126に
沿って変形する。フック鉗子26のワイヤも密巻きコイ
ルで構成されている弾性部材であるから、面126に押
し付けて曲げることができる。これにより、面126に
対しどんな角度で挿入部112があったとしても、突起
29′が面126と平行になる部分ができ、異物55を
突起29′にスムーズに引き込むことができる。よって
異物回収が容易に行える。図14を図12の実施例の変
形例として説明したが、図13の実施例に適用すするこ
ともできる。
【0064】図15及び図16は本発明の第6実施例の
先端側の構造を示す。この内視鏡131は側視タイプ
で、チャンネル内蔵の内視鏡本体132には光学アダプ
タ133が螺合機構で着脱自在で接続される。光学アダ
プタ133は側面に平面部134を有し、この平面部1
34には対物光学系135と照明光学系136とが形成
されている。
【0065】又、光学アダプタ133には内視鏡本体1
32のチャンネル出口に対応する位置から光学アダプタ
133先端面までチャンネル137が形成されている。
このチャンネル137は平面部134で該チャンネル1
37の長手方向にそって開口するように溝138が形成
され、この溝138の幅はフック鉗子26のフック幅よ
り大きくしてある。
【0066】さらに平面部134の後端に、軸方向に対
しほぼ垂直方向に突出部139が形成され、その先端は
軸方向に折れ曲がった折れ曲がり部140が設けてあ
る。この折れ曲がり部140は突起29と同様な構造に
なっている。次に作用を説明する。
【0067】光学アダプタ133の取付け、フック鉗子
26の挿入は第5実施例等と同様に行うことができる。
異物回収時に、フック鉗子26を手元側に引くが、その
時にフック部が平面部134の溝138を通るような方
向(図15で矢印で示す)に合わせる。他の作用は第1
実施例と同じである。この実施例によれば、光学アダプ
タ133を取付けることにより、側視の内視鏡にも使用
できる。又、直視では観察できない場所とか近づきにく
い場所でも異物回収ができる。
【0068】図17及び図18は本発明の第7実施例の
先端側を示す。この内視鏡141は先端面に対物光学系
142と照明光学系143、143と、チャンネルの導
出口144と、突起29とが形成されている。上記対物
光学系142と照明光学系143、143は先端面から
突出するリング状の凸部145でそれぞれ周囲が囲まれ
ている。
【0069】異物回収を行うために図18に示すように
フック鉗子26で異物147を先端面側に押さえ込むよ
うにした場合、凸部145によって異物が対物光学系1
42とか照明光学系143のレンズ面に当たることを防
止する。このため、異物によってレンズ面が傷つけられ
ることを防止できる。なお、凸部145はレンズ面の周
囲を全周に渡って設けることに限定されるものでなく、
一部に設けてもよいし、円周方向に周期的に凸部を形成
しても良い。
【0070】図19はフック鉗子の変形例を示す。図9
に示すような2本のフックでは、挿入、観察時の視野の
妨げが大きくなるので、これを改善したものである。こ
のフック鉗子151は外側フック152と内側の可動フ
ック153との2重構造になっている。外側フック15
2には切り欠き部154が設けてあり、この切り欠き部
154は内側の可動フック153がはまる大きさになっ
ている。可動フック153は外側フック152の内部に
挿入されており、外側フック152に対し、回転及び前
後移動が可能になっている。
【0071】内視鏡挿入時及び観察時は図19(a)に
示すように外側フック152と可動フック153を閉じ
て重ねた状態にしておく。回収時には可動フック153
を切り欠き部154の方向に回転し、手元側に引いて、
切り欠き部154にはめ込み、図19(b)に示すよう
にする。この状態で図9に示すのと同様に使用できる。
【0072】なお、本発明はCCD等を内蔵した電子内
視鏡にも適用できる。又、突起29、突部58等を挿入
部先端面にネジその他で着脱自在に取付けられる構造に
しても良い。このようにすると、例えば既存の内視鏡に
対しても適用できる。又、異物を回収する必要がない場
合には、取外して通常の内視鏡として使用することもで
きることになる。
【0073】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、チャ
ンネル内に挿通される軸部の先端に、異物を引掛けて移
動するためのフック部を設けたフック鉗子と、内視鏡先
端部には前記フック部のガイド機構を有し、フック鉗子
で移動した異物を前記フック部とで脱落しないで保持で
きる受け部とを設けてあるので、異物を受け部に移動す
る作業が容易であると共に、種々の大きさの異物の回収
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の工業用内視鏡の全体図。
【図2】第1実施例を構成するフック鉗子の構造を示す
断面図。
【図3】フック部を鉗子軸部に取付けた部分を示す断面
図。
【図4】挿入部先端面に形成された突部及び溝を示す底
面図。
【図5】異物を回収保持した状態での観察像を示す説明
図。
【図6】フック鉗子のグリップの構造を示す断面図。
【図7】第1実施例による異物回収の作用説明図。
【図8】第1実施例の変形例におけるフック部の形状を
示す側面図。
【図9】本発明の第2実施例における挿入部先端側の斜
視図。
【図10】第2実施例の変形例におけるフック形状を示
す斜視図。
【図11】本発明の第3実施例における挿入部先端側の
主要部の構造を示す断面図。
【図12】本発明の第4実施例における挿入部先端側の
主要部の構造を示す斜視図。
【図13】本発明の第5実施例における挿入部先端側の
主要部の構造を示す斜視図。
【図14】本発明の第4実施例の変形例における挿入部
先端側の主要部の構造を示す斜視図。
【図15】本発明の第6実施例における挿入部先端側の
主要部の構造を示す斜視図。
【図16】第6実施例においてフックを溝に沿って移動
した様子を示す斜視図。
【図17】本発明の第7実施例における挿入部先端側の
主要部の構造を示す斜視図。
【図18】図17の一部を切り欠いて示す側面図。
【図19】フック鉗子の他の実施例を示す斜視図。
【図20】従来例における異物回収用鉗子の1例を示す
断面図。
【図21】従来例における異物回収用鉗子の他の例を示
す断面図。
【符号の説明】
20…工業用内視鏡 21…挿入部 25…チャンネル 26…フック鉗子 27…照明光学系 28…観察光学系 29…突起 30…溝 31…フック部 32…鉗子軸部 55…異物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−157709(JP,U) 実開 昭64−54502(JP,U) 実開 昭62−128503(JP,U) 実開 昭63−158314(JP,U) 実開 平3−64613(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 23/24 A61B 1/00 334

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異物回収用のチャンネルを備えた工業用
    内視鏡において、上記チャンネルに挿通された細長の鉗
    子軸部及び該鉗子軸部の先端に形成されたフック部とか
    らなるフック鉗子と、上記工業用内視鏡の挿入部先端部
    に形成され、上記フック部のガイド機構を備えた異物受
    け部と、を有することを特徴とする異物回収用工業用内
    視鏡。
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