JPH09489A - 内視鏡用保護カバー - Google Patents

内視鏡用保護カバー

Info

Publication number
JPH09489A
JPH09489A JP7153413A JP15341395A JPH09489A JP H09489 A JPH09489 A JP H09489A JP 7153413 A JP7153413 A JP 7153413A JP 15341395 A JP15341395 A JP 15341395A JP H09489 A JPH09489 A JP H09489A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
endoscope
protective cover
optical system
supplementary note
protective
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7153413A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasufumi Shimoe
寧文 下江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=15561955&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH09489(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP7153413A priority Critical patent/JPH09489A/ja
Publication of JPH09489A publication Critical patent/JPH09489A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Endoscopes (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】細径の硬性内視鏡の利点である径の細さを損な
うことなく、折れ易い挿入部を保護することができる内
視鏡用保護カバーを提供することにある。 【構成】内視鏡の挿入部の外側を覆って、この内視鏡に
対して着脱自在に構成された内視鏡用保護カバーにおい
て、パイプ8,12の長さが異なる第1の保護カバー6
と第2の保護カバー7を備え、第1と第2の保護カバー
6,7は、前記内視鏡本体先端部3と着脱可能なねじ部
を有し、かつ前記第1と第2の保護カバー6,7同士も
着脱可能なねじ部を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は内視鏡の挿入部を覆っ
て保護する内視鏡用保護カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】硬性内視鏡は、その挿入部が細径である
ため、他の障害物と干渉したときに折れ曲ったり、衝撃
によって内部の光学系を破損させやすい。そこで、従来
から内視鏡の挿入部を覆う保護カバーを用いている。
【0003】保護カバーは、内視鏡の挿入部全長を保護
するものや、側視内視鏡などに見られるように光学系の
手前までを保護するものがあり、内視鏡使用時には保護
カバーを装着したまま使用する場合と、保護カバーを外
して使用する場合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、細径の
硬性内視鏡などは、観察箇所までの経路が細いため保護
カバーを外して使用する場合が多く、経路に対する挿脱
時に挿入部がその根元から折れてしまうという欠点があ
った。
【0005】この発明は前記事情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、細径の内視鏡の利点で
ある径の細さを損なうことなく、折れ易い挿入部を保護
することができる内視鏡用保護カバーを提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記目的を
達成するために、内視鏡の挿入部の外側を覆って、この
内視鏡に対して着脱自在に構成された内視鏡用保護カバ
ーにおいて、保護部の長さが異なる少なくとも2つの保
護カバーを具備し、この各保護カバーは、前記内視鏡と
着脱可能な第1の固定手段を有し、かつ前記保護カバー
同士も着脱可能な第2の固定手段を有することを特徴と
する。
【0007】
【作用】内視鏡の挿入部に対して保護部の長さが異なる
2つの保護カバーを選択的に嵌合し、第1の固定手段に
よって内視鏡に固定することにより挿入部を保護するこ
とができ、また、一方の保護カバーを内視鏡の挿入部に
対して嵌合し、第1の固定手段によって内視鏡に固定
し、さらに一方の保護カバーに他方の保護カバーを嵌合
して前記一方の保護カバーに第2の固定手段によって固
定することにより、内視鏡の挿入部を保護することがで
きる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の各実施例を図面に基づいて
説明する。図1〜図3は第1の実施例を示し、1は硬性
内視鏡である。この硬性内視鏡1は観察光学系と照明光
学系を内挿する硬性の内視鏡挿入部2と、この内視鏡挿
入部2の基端部に設けられた内視鏡先端接続部3aを有
する内視鏡本体先端部3と、図示しない内視鏡本体部と
から構成され、この内視鏡本体先端部3の先端部には雄
ねじ部4が設けられている。
【0009】5は内視鏡用保護カバーである。この内視
鏡用保護カバー5は、例えばステンレス、真鍮等の金属
またはガラス、プラスチックあるいはコイルパイプによ
って形成され、第1の保護カバー6と第2の保護カバー
7とから構成されている。第1の保護カバー6は、内視
鏡挿入部2が挿通可能な内径を持ち、かつ長さが内視鏡
挿入部2の例えば1/3のパイプ8を固着した筒体9を
有しており、この筒体9の内周面には内視鏡本体先端部
3の雄ねじ部4に螺合される第1の固定手段としての雌
ねじ部10が形成されている。さらに、筒体9の先端側
には内視鏡本体先端部3の雄ねじ部4と同一外径の雄ね
じ部11が設けられている。
【0010】また、第2の保護カバー7は、内視鏡挿入
部2が挿通可能な内径を持ち、かつ第1の保護カバー6
を内挿可能な形状のパイプ12を固着した筒体13を有
しており、この筒体13の内周面には内視鏡本体先端部
3の雄ねじ部4および第1の保護カバー6の雄ねじ部1
1に螺合される第2の固定手段としての雌ねじ部14が
設けられている。
【0011】また、第2の保護カバー7のパイプ12の
長さは、内視鏡本体先端部3に第1の保護カバー6を装
着し、第1の保護カバー6に第2の保護カバー7を装着
しても内視鏡挿入部2の観察光学系の視野を妨げない長
さに設定されている。そして、前記パイプ8および12
によって保護部を形成している。
【0012】したがって、第1の保護カバー6は、内視
鏡本体先端部3に着脱自在で内視鏡挿入部2を適度に保
護する長さに設定され、第2の保護カバー7は、内視鏡
本体先端部3および第1の保護カバー6に着脱自在で、
第1の保護カバー6に装着した状態で内視鏡本体先端部
3に装着することで内視鏡挿入部2の全長を保護するこ
とができるようになっている。
【0013】本実施例によれば、第1の保護カバー6を
硬性内視鏡1の内視鏡本体先端部3に装着し、第1の保
護カバー6に第2の保護カバー7を装着することによっ
て、内視鏡挿入部2は全長に亘って保護される。第1の
保護カバー6のみを内視鏡本体先端部3に装着した場
合、第1の保護カバー6によって内視鏡挿入部2の根元
側は保護され、かつ経路が小さくて長い箇所の観察が可
能である。
【0014】第2の保護カバー7のみを内視鏡本体部2
に装着した場合、第2の保護カバー7によって内視鏡挿
入部2の根元側は保護され、かつ経路が小さくて短い箇
所の観察が可能である。
【0015】なお、前記実施例においては、硬性内視鏡
の場合を説明したが、軟性内視鏡にも適用可能である。
また、前記実施例においては、保護カバーが2つの例で
説明したが、長さが異なる3つ以上の保護カバーで構成
してもよい。
【0016】図4および図5の第2の実施例を示し、観
察光学系が照明光学系に対して移動可能な機構を有する
硬性内視鏡を示す。従来、電気回路などの基板に実装さ
れるCPUモジュールなどのICのピン半田部の半田付
けが確実に行われているか否かを目視検査する方法とし
て、実開平7−16150号公報で示すように半田付け
検査用鏡や内視鏡などが利用されてきた。
【0017】しかし、実開平7−16150号公報の半
田付け検査用鏡では、CPUモジュールの外側のピン半
田部の検査は出来ても、内側のピン半田部の検査はピン
が直線上に並んで見えるため内側に行くに従い検査しに
くくなり、確実に検査する方法とは言えなかった。
【0018】内視鏡検査では、CPUモジュールのピン
とピンの隙間が極めて狭いため、細径軟性内視鏡や細径
硬性内視鏡などが利用されてきたが、細径軟性内視鏡で
は外径はある程度小さくできるが、その分解像力が低下
するか光量が不足すると言った不具合が発生し、細径硬
性内視鏡では挿入部に観察光学系と照明光学系を備えて
いるため、挿入部の外径を小さくするためには観察光学
系のレンズ径を小さくするか照明光学系のファイバーの
本数を減らすしかなく、この場合も、解像力を重視する
と光量が不足し、光量を十分に得ようとすると解像力が
低下するといった不具合が発生していた。
【0019】本実施例は、解像力を低下させることなく
適度な光量を供給し、確実に検査の行える半田付け検査
用硬性内視鏡を得ることを目的とするものであって、照
明光学系の前方に観察光学系を突出させ、観察光学系の
外径を内視鏡挿入部の最小外径とすることを特徴とする
細径硬性内視鏡において、観察光学系の外径をCPUモ
ジュールのピンとピンの隙間に挿通可能な外径で径が最
大となるようにすることで、従来の内視鏡に比べ解像力
の向上を図りつつ更に狭い隙間に挿通可能としたもので
ある。
【0020】すなわち、21は細径の硬性内視鏡を示
し、22は内視鏡本体部である。内視鏡本体部22には
基端側に開口する内腔23が設けられ、この内腔23に
は接眼部24を有する観察光学系筒25が進退自在に挿
入されている。観察光学系筒25の側面には1個もしく
は複数個のスライド部26が設けられ、このスライド部
26は内視鏡本体22の内部に設けられた回転ローラ部
27と転接され、観察光学系筒25を進退自在に支持す
るスライド機構28を構成している。
【0021】前記内視鏡本体部22の先端部には細径円
筒状もしくは略偏平形状の保護パイプ29が突出して設
けられ、この保護パイプ29の内周面には照明光学系3
0が設けられている。さらに、照明光学系30の内部に
は前記観察光学系筒25の先端部に連結された観察光学
系31が軸方向に進退自在に挿入されている。
【0022】また、前記観察光学系筒25の内部には複
数の観察用レンズ32が順次配置されていると共に、内
視鏡本体部25の先端側の観察用レンズ32は保護カバ
ー33に覆われている。
【0023】このように構成された硬性内視鏡21によ
れば、内視鏡本体部22に対して観察光学系筒25がス
ライド機構28によって進退自在であるため、観察光学
系筒25を前進することによって観察光学系31は照明
光学系30より前方に突出する。この観察光学系31の
移動ストロークはスライド部26の両端部に設けられた
ストッパ26aによって規制されている。なお、観察光
学系31の進退運動によって照明光学系30が摩耗する
のを防止するために観察光学系31と照明光学系30と
の間に固定パイプを介在してもよい。
【0024】前述のように観察光学系筒25の移動に連
動して突出する観察光学系31は、CPUモジュールの
ピンとピンの隙間に挿通可能な外径を持ち、ピン半田部
の目視検査を確実に行うことが可能である。さらに、観
察光学系31はピンの隙間に挿通可能な最大外径を持つ
ので、従来の細径の硬性内視鏡21のように観察光学系
31と照明光学系30を一緒にピンの隙間に挿入するも
のに比べレンズの径が大きく解像力が向上している。ま
た、照明光学系30は観察光学系31の後方にあって外
部照明的な役割を果たし、観察箇所に適度な光量を供給
することができるという効果がある。
【0025】図6および図7は軟性内視鏡用保護カバー
の第1の開示例を示し、41は側視型内視鏡であり、4
2は保護カバーである。側視型内視鏡41は、操作部4
3と挿入部44および側面に照明窓45と観察窓46を
有する先端構成部47とから構成されている。
【0026】保護カバー42は、グリップ48を有する
固定部49と硬性スリーブ50とからなり、固定部49
および硬性スリーブ50に前記側視型内視鏡41の挿入
部44が挿通できるようになっている。すなわち、前記
固定部49は、円筒状の固定部本体51の先端側には小
径孔52が、基端側には大径孔53が同軸的に設けら
れ、この大径孔53の開口側にはねじ部54が形成され
ている。
【0027】前記大径孔53にはOリング55を介して
折れ止め部56がねじ部54に対してねじ込み固定され
ている。折れ止め部56には側視型内視鏡41の挿入部
44が挿通される挿通孔56aが設けられ、折れ止め部
56をねじ込んでOリング55を圧縮することにより、
挿入部44の中途部を固定できるようになっている。
【0028】また、前記硬性スリーブ50の先端部には
先端構成部47の照明窓45と観察窓46を露出する切
欠部57が設けられ、先端構成部47を硬性スリーブ5
0によって保護すると共に視野を妨げないように構成さ
れている。
【0029】このように構成された軟性内視鏡用保護カ
バーによれば、先端構成部47が硬性スリーブ50によ
って覆われているため、取扱い中に他の障害物と干渉し
ても先端構成部47を破損する恐れがない。また、固定
部49のグリップ48の位置が挿入部44のアップ方向
とダウン方向になるため挿入部44の挿入方向が明確と
なり、観察性が向上するという効果がある。
【0030】図8は第2の開示例を示し、第1の開示例
の硬性スリーブ50の先端部に切欠部57によって形成
された半円状の断面形状と同形状の端板50aを設けて
閉塞したものであり、この構造によれば先端構成部47
が硬性スリーブ50から突出するのを防止できると共
に、硬性スリーブ50の先端部の剛性をアップでき、変
形を防止できる。
【0031】図9および図10は第3の開示例を示し、
固定部58を第1のカバー58aと第2のカバー58b
とから二つ割りに構成したものである。第1のカバー5
8aと第2のカバー58bとはヒンジ59によって回動
自在に連結され、その自由端部における第1のカバー5
8aには係合爪部60が設けられ、第2のカバー58b
には係合爪部60と係脱可能な係合受け部61が設けら
れている。
【0032】第1のカバー58aと第2のカバー58b
の対向面には凹部62a,62bが設けられ、これら凹
部62a,62bにはスポンジ等の弾性部材63a,6
3bが埋設されている。そして、側視型内視鏡41の挿
入部44を第1と第2のカバー58a,58bによって
挟み込むことによって弾性部材63a,63bが圧縮さ
れ、挿入部44を把持することができるようになってい
る。
【0033】なお、前記弾性部材63a,63bの形状
は、図11(a)に示すように円弧状でもよく、同図
(b)に示すようにV字状でもよい。図12および図1
3は軟性内視鏡用保護カバーの第4の開示例を示す。7
1は側視型内視鏡であり、72は保護カバーである。側
視型内視鏡71は、操作部73と挿入部74および先端
構成部75とから構成されている。
【0034】保護カバー72は、固定部76には軟性ス
リーブ77を介して硬性スリーブ78が連設され、硬性
スリーブ78の先端部における側面には側視型内視鏡7
1の先端構成部75に設けられた照明窓、観察窓に対向
する円形の開口孔79が設けられている。固定部76に
は側視型内視鏡71の操作部73が固定されており、側
視型内視鏡71の挿入部74および先端構成部75は軟
性スリーブ77および硬性スリーブ78によって覆われ
て保護されている。
【0035】このように硬性スリーブ78に軟性スリー
ブ77を介して操作部73に固定することにより、側視
型内視鏡71と保護カバー72の回転追従性が向上し、
観察性が向上するという効果がある。
【0036】図14は第4の開示例の変形例を示し、保
護カバー72の硬性スリーブ78の先端部に側視型内視
鏡71の先端構成部75を覆うアクリル樹脂等の透明パ
イプ80を設けたものである。
【0037】前記実施態様によれば、次のような構成が
得られる。 (付記1)内視鏡の挿入部の外側を覆って、この内視鏡
に対して着脱自在に構成された内視鏡用保護カバーにお
いて、保護部の長さが異なる少なくとも2つの保護カバ
ーを具備し、この各保護カバーは、前記内視鏡と着脱可
能な第1の固定手段を有し、かつ前記保護カバー同士も
着脱可能な第2の固定手段を有することを特徴とする内
視鏡用保護カバー。
【0038】(付記2)前記第1の固定手段と第2の固
定手段は、相互に取り付け可能な固定手段であることを
特徴とする付記1記載の内視鏡用保護カバー。 (付記3)前記第1の固定手段と第2の固定手段の少な
くとも一方は螺合による固定手段であることを特徴とす
る付記1記載の内視鏡用保護カバー。 (付記4)前記内視鏡は、硬性内視鏡であることを特徴
とする付記1記載の内視鏡用保護カバー。 (付記5)前記内視鏡は、軟性内視鏡であることを特徴
とする付記1記載の内視鏡用保護カバー。
【0039】(付記6)前記保護カバーは金属製である
ことを特徴とする付記1記載の内視鏡用保護カバー。 (付記7)前記保護カバーはガラス製であることを特徴
とする付記1記載の内視鏡用保護カバー。 (付記8)前記保護カバーはプラスチック製であること
を特徴とする付記1記載の内視鏡用保護カバー。
【0040】(付記9)前記保護カバーはステンレス製
であることを特徴とする付記1記載の内視鏡用保護カバ
ー。 (付記10)前記保護カバーは真鍮製であることを特徴
とする付記1記載の内視鏡用保護カバー。 (付記11)前記保護カバーはコイルパイプ製であるこ
とを特徴とする付記1記載の内視鏡用保護カバー。
【0041】(付記12)前記保護カバーはねじ部によ
って内視鏡と接続可能であることを特徴とする付記1記
載の内視鏡用保護カバー。 (付記13)前記保護カバーはOリングを介して内視鏡
と接続可能であることを特徴とする付記1記載の内視鏡
用保護カバー。
【0042】(付記14)前記保護カバーは、第1の保
護カバーと第2の保護カバーとからなり、保護部長の短
い第1の保護カバーが内視鏡に固定され、保護部長の長
い第2の保護カバーが第1の保護カバーに固定されるこ
とで、内視鏡の挿入部の全長を保護することを特徴とす
る付記1記載の内視鏡用保護カバー。 (付記15)前記第2の保護カバーは、第1の保護カバ
ーを内挿できる内径を有することを特徴とする付記14
記載の内視鏡用保護カバー。 (付記16)前記第1の保護カバーの保護部長は、内視
鏡の挿入部の長さの数分の1の長さであるとことを特徴
とする付記14記載の内視鏡用保護カバー。
【0043】(付記17)前記第2の保護カバーの保護
部長は、内視鏡の挿入部をある程度突出させる長さであ
るとことを特徴とする付記14記載の内視鏡用保護カバ
ー。 (付記18)前記第2の保護カバーは、第1の保護カバ
ーを内挿している箇所のみ径が太く形成されていること
を特徴とする付記14記載の内視鏡用保護カバー。(付
記19)微小内部を観察する極細径内視鏡において、観
察光学系が照明光学系に対して移動可能であることを特
徴とする極細径内視鏡。 (付記20)前記観察光学系は、内視鏡の挿入部より突
出可能に移動自在であることを特徴とする付記19記載
の極細径内視鏡。
【0044】前記付記1によれば、細径の硬性内視鏡の
利点である径の細さを損なうことなく、折れ易い挿入部
を保護することができる。付記2によれば、固定手段が
共通となり、構成の簡素化を図ることができる。付記3
によれば、固定が簡単で、しかも確実となる。付記6,
9によれば、保護カバーの強度アップが図れる。付記7
によれば、薬液による保護カバーの腐食を防止できる。
【0045】付記8によれば、保護カバーの軽量化が図
れ、ディスポーザブル可能となる。付記10によれば、
保護カバーにある程度の軟性を持たせ挿入部にかかる力
を分散する。付記11によれば、保護カバーが軟性内視
鏡の柔軟性を損なわない。付記12によれば、保護カバ
ーの着脱を確実に行える。付記13によれば、保護カバ
ーの着脱が容易に行える。
【0046】付記14によれば、内視鏡挿入部の全長を
保護することが可能である。付記15,16によれば、
保護カバーは内視鏡挿入部の根元側を保護しつつ、経路
が小さくて長い箇所の観察を可能にする。付記17,1
8によれば、保護カバーを付けた状態の挿入部の径の膨
らみを抑え、保護カバーを付けたままでの経路の狭い箇
所の観察を可能にする。付記19,20によれば、半田
付け検査用硬性内視鏡に採用することにより、照明光学
系の前方に観察光学系を突出させ、観察光学系の外径を
CPUモジュールのピンとピンの隙間に挿通可能な外径
で径が最大となるようにすることで、従来の内視鏡に比
べ解像力の向上を図りつつ更に狭い隙間に挿通可能とな
る。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、細径の硬性内視鏡の利点である径の細さを損なうこ
となく、折れ易い挿入部を保護することができ、また内
視鏡に対する保護カバーの着脱が容易に行えるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の内視鏡用保護カバー
を示し、(a)は硬性内視鏡先端の側面図、(b)は硬
性内視鏡に第1と第2の保護カバーを装着した状態の側
面図。
【図2】同実施例の内視鏡用保護カバーを示し、(a)
は硬性内視鏡先端に第1の保護カバーを装着した状態の
側面図、(b)は硬性内視鏡先端に第2の保護カバーを
装着した状態の側面図。
【図3】同実施例の第1と第2の保護カバーの固定部を
示す縦断側面図。
【図4】この発明の第2の実施例の内視鏡用保護カバー
を示し、(a)は観察光学系を後退させたときの縦断側
面図、(b)は観察光学系を前進させたときの縦断側面
図。
【図5】同実施例の観察光学系筒の縦断側面図。
【図6】第1の開示例を示し、(a)は側視型内視鏡に
保護カバーを装着した状態の全体構成図、(b)はA部
の斜視図。
【図7】同開示例の固定部の縦断側面図。
【図8】同開示例の硬性スリーブの先端部の斜視図。
【図9】第2の開示例を示し、側視型内視鏡に保護カバ
ーを装着した状態の全体構成図。
【図10】図9のB−B線に沿う断面図。
【図11】同開示例の変形例を示す固定部の断面図。
【図12】第3の開示例を示し、側視型内視鏡に保護カ
バーを装着した状態の縦断側面図。
【図13】同開示例の硬性スリーブの先端部の斜視図。
【図14】同開示例の変形例を示す硬性スリーブの先端
部の斜視図。
【符号の説明】
1…硬性内視鏡 2…内視鏡挿入部 3…内視鏡本体先端部 4,11…ねじ部 5…保護カバー 6…第1の保護カバー 7…第2の保護カバー 8,12…パイプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡の挿入部の外側を覆って、この内
    視鏡に対して着脱自在に構成された内視鏡用保護カバー
    において、保護部の長さが異なる少なくとも2つの保護
    カバーを具備し、この各保護カバーは、前記内視鏡と着
    脱可能な第1の固定手段を有し、かつ前記保護カバー同
    士も着脱可能な第2の固定手段を有することを特徴とす
    る内視鏡用保護カバー。
JP7153413A 1995-06-20 1995-06-20 内視鏡用保護カバー Withdrawn JPH09489A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7153413A JPH09489A (ja) 1995-06-20 1995-06-20 内視鏡用保護カバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7153413A JPH09489A (ja) 1995-06-20 1995-06-20 内視鏡用保護カバー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09489A true JPH09489A (ja) 1997-01-07

Family

ID=15561955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7153413A Withdrawn JPH09489A (ja) 1995-06-20 1995-06-20 内視鏡用保護カバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09489A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010075787A (ko) * 2000-01-18 2001-08-11 김시환 내시경 감염방지기구 및 그 장착장치
US7172612B2 (en) 2000-12-12 2007-02-06 Olympus Corporation Trocar and trocar system
WO2007105334A1 (ja) * 2006-03-10 2007-09-20 Olympus Corporation 内視鏡用折れ止め部材、および、内視鏡
JPWO2007020687A1 (ja) * 2005-08-16 2009-02-19 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡装置、該内視鏡装置の内視鏡挿入部、該内視鏡挿入部の挿入補助具
JP2009261523A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Olympus Corp 内視鏡
WO2010142662A1 (en) * 2009-06-08 2010-12-16 Scopeguard Limited Endoscope sheath removal
USD755378S1 (en) 2014-09-30 2016-05-03 Fujifilm Corporation Endoscope
USD855803S1 (en) 2015-07-30 2019-08-06 Fujifilm Corporation Endoscope

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010075787A (ko) * 2000-01-18 2001-08-11 김시환 내시경 감염방지기구 및 그 장착장치
US7172612B2 (en) 2000-12-12 2007-02-06 Olympus Corporation Trocar and trocar system
JPWO2007020687A1 (ja) * 2005-08-16 2009-02-19 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡装置、該内視鏡装置の内視鏡挿入部、該内視鏡挿入部の挿入補助具
WO2007105334A1 (ja) * 2006-03-10 2007-09-20 Olympus Corporation 内視鏡用折れ止め部材、および、内視鏡
JP2009261523A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Olympus Corp 内視鏡
WO2010142662A1 (en) * 2009-06-08 2010-12-16 Scopeguard Limited Endoscope sheath removal
GB2482808A (en) * 2009-06-08 2012-02-15 Scopeguard Ltd Endoscope sheath removal
GB2482808B (en) * 2009-06-08 2013-05-01 Scopeguard Ltd Endoscope sheath removal
USD755378S1 (en) 2014-09-30 2016-05-03 Fujifilm Corporation Endoscope
USD855803S1 (en) 2015-07-30 2019-08-06 Fujifilm Corporation Endoscope
USD915587S1 (en) 2015-07-30 2021-04-06 Fujifilm Corporation Endoscope

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2503900Y2 (ja) 内視鏡
US7883459B2 (en) Endoscope and method for repairing the same
US4747661A (en) Endoscope tip adaptor
KR20000072714A (ko) 하악각 견인기
JPS63123011A (ja) 内視鏡
JPH09489A (ja) 内視鏡用保護カバー
JP3665443B2 (ja) 内視鏡
JPH03165731A (ja) 内視鏡
JPH08191791A (ja) カバー式内視鏡
JP3686110B2 (ja) 内視鏡
JP3772166B2 (ja) 内視鏡のフード装置
JPH11252418A (ja) 撮像装置
JP3216891B2 (ja) 電子内視鏡
JP2003167202A (ja) 内視鏡用硬性シース
JP2836751B2 (ja) 内視鏡の先端アタッチメント取付装置
JP3140542B2 (ja) 異物回収用工業用内視鏡
JPH0668702U (ja) チャンネル付き内視鏡カバー方式の内視鏡
JPH0631448Y2 (ja) 直視型電子内視鏡
JP2571131B2 (ja) ファイバスコープ
JP3989061B2 (ja) 内視鏡用硬性シース
JP4123562B2 (ja) 内視鏡の挿入部
JPH01131511A (ja) 内視鏡装置
JPH0719441Y2 (ja) 硬性内視鏡
JPS60196718A (ja) 固体撮像素子内蔵の内視鏡
JPH0519044Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020903