JPS60196718A - 固体撮像素子内蔵の内視鏡 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明は撮像光学系を交換して使用できる固体撮像素子
内蔵の内視鏡に関する。

［発明の技術的背景とその問題点］ 近年、固体撮像素子を撮一手段に用いた内視鏡が数多く
提案されている。この固体Ｒ機素子を用いた場合、記録
したり、静止画で表示したりすることが容易である等の
種々の利点を有し、且゛っ高集積化技術の進展と共に、
益々小型化できるので、今後広く実用化される状況にあ
る。

ところで、上記固体撮像素子を用いた内視鏡にあっても
、体腔内の患部によっては一部を拡大する等して詳しく
調べることが的確な診断を下す土に必要となる場合があ
り、通常の搬像光学系で撮像表示されたものの一部を拡
大表示することもできるが、解像度が低下するため、単
に拡大表示するのみでは十分対処できない場合がある。

又、体腔内で対象とする部位をａｍ表示Ｊる場合、所定
の視野方向、例えば直視型もので、側方の部位を撮像す
る場合、湾曲部を湾曲する必要があるが、湾曲するスペ
ースがないような体腔内等においては側視型のものが必
要とされる場合がある。同様に側視型のものを用いた場
合、直視方向を撮像できない場合がある。

上記不都合を解消するために、実公昭５６−２８９６４
号公報に開示されている従来例がある。

この従来例は固体撮像素子と撮像光学系とを備えた先端
部を着脱自在に装着して、所望とする視野方向を有する
先端部を装着して使用できるようにしたものである。

しかしながら上記従来例は、固体撮像素子を着脱づるた
めに、その電気的接続手段を必要とすると共に、着脱を
繰り返すと、接触不良を生じ易くなり、信頼性に欠ける
という欠点がある。又、固体ａｍ素子をそれぞれ着脱さ
れる側の先端部に設けているので、高価な固体撮像素子
を多数必要とし、製品が高価になるという欠点もある。

［発明の目的］ 本発明は上述した点にかんがみてなされたもので、電気
的に接触不良を生じ易い電気的接続手段を必要としない
で撮像光学系を交換できるようにすると共に、低コスト
化を実現できる固体撮像素子内蔵の内視鏡を提供するこ
とを目的とする。

［発明の概要］ 本発明は、撮像光学系を設【プた先端アダプタを内視鏡
挿入部の先端に形成し、固体撮像素子が取付けられた先
端部本体に着脱自在に装着可能にすることによって、電
気的接続手段を必要とせず、低コスト化を実現している
。

［発明の実施例］ 以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。

第１図ないし第４図は本発明の第１実施例に係り、第１
図は第１実施例の内視鏡の外観を示し、第２図は先端側
を拡大して示し、第３図は先端部を分解して示し、第４
図は第２図における先端部前端を示す。

第１図に示すように第１実施例の内視１１１は、可撓性
で細長の挿入部２と、該挿入部２の後端に連設された太
径ないし大幅の操作部３と、該操作部３の後端に形成し
たコネクタ受け４にコネクタ５が装着されるライトガイ
ドケーブル（ユニバーリルクーブル）６を介して接続さ
れる光に！表示装置７とから構成されている。

上記挿入部２の先端側には硬性の先端部８及び該先端部
８に隣接する後方側に湾曲可能な湾曲部９とが順次連設
されて−３つ、手元側操作部３に形成した湾曲操作ノブ
１０を回動操作等することによって、前記湾曲部９を左
右方向あるいは上下方向に湾曲できるようになっている
。

又、上記光源表示装置７には表示手段としてのＴＶ′ｒ
：ニタ１１が一体的に取付けてあり、挿入部２の先端側
に形成した搬像手段で届徴した像を表示画面に表示でき
るようになっている。

十記Ｔｌ！竹の先端部８の後部側は例えばテーバ状に細
径にされ、この細径にされたＩ端に挿入部２の外１＝管
を形成する軟性のヂ１−ブ１３の前端が固定されている
。この軟性チｊ−ブ１３における先端部８にＭ接づる適
宜長さ部分の内側には第２図に承りように互いに隣接す
るものと、上下方向及び／１右故方向に湾曲自在に枢支
された多数の関節駒１４．１４．・・・、１４が挿入部
２の軸方向に連結された状態で収納され、この最先の関
節駒１４は先端部８に固定されている。しかしてこれら
関節駒１４．１４．・・・１１４の内側には、上下方向
及び図示しない左右方向の対向する内周に接づるように
湾曲用のワイヤ１５．１５が挿通され、これらワイヤ１
５．１５の先端は先端８１Ｓ８又は先端部８に固定され
た関節駒１４に固定され、手元側操作部３の湾曲操作ノ
ブ１０を回動して一対のワイヤ１５．１５における一方
を牽引、他方を弛緩させることによって上下方向あるい
は左右り向に湾曲できる湾曲部９が形成されている。

上記細径の軟性チューブ１３内に縦列するように収納さ
れた関節駒１４．１４．・・・、１４内側には、第２図
に承りように、照明光伝送用の極細の光学繊Ｉ（ファイ
バ）を束ねｌこ、　ｉｉＪ撓性の光学Ｖ＆雑束（ファイ
ババンドル）で形成したライｌ−ガイド１６と、軟性の
中空チューブ１７が挿通され、該中空チューブ１７の中
空路によ−）で処胃具を挿通可能とするいわゆる鉗子チ
ャンネル１８が形成されており、該鉗子チャンネル１８
は操作部３に形成し！、：ｌ１ｌＩ入１１１９と入退１
１９挿入［１１９がら処置具を挿入でさるＪ、うになっ
ている。

ところで、」−記入端部８は、第３図（ｂ）に示づよう
に内８２鏡挿入部２の前端に固定された先端部本体８Δ
と、該先端部本体８ＡのＩｙＩ端に着脱自在に装着され
る第２図及び第３図（ａ）に示す先端アダプタ８Ｂどか
ら構成されている。

上記先端部本体８Ａには固体Ｗｊ（ＩＩ素子２１が固ｒ
Ｊｃ！！れており、又、ライトガイド１６のｔｔｉ端側
を結束固定する口金２２が前方に突出するように固定し
である。又、送気・送水チャンネルに連通ずる管体２３
が突設されており、その先端に送気・送水口ノズル２４
が形成しである。さらに挿入部２内を挿通され、鉗子チ
ャンネル１８を形成する中空チューブ１７０前端がその
中空部を連通づる透孔内壁に固定されている。（図示せ
ず）尚、上記、固体撮像素子２１のｆｌｉｉ像面の前面
にはモザイク状フィルタ２５が取付けてあり、カラー画
素に分解して撮像できるようになっている。

この固体撮像素子２１の各端子はリード線を介して図示
しないドライブ・ブリフン／部を介し、さらにユニバー
リルケーブル６を介しく光源表示装置７内の信号処理回
路系に接続されている。

ところで、上記口金２２及び菅体２３は装着する際の案
内部材として機能りるようにしである。

しかして上記先端部本体８Ａの前面に固定ナツト２６に
て着脱自在に装着される先端アダＩり８Ｂは、装着され
た際、固体撮像素子２１の前面となる部分に透孔を形成
してｉ画用光学系２７が配設されると共に、上記口金２
２を挿通可能とりる透孔２８と、管体２３を挿通可能と
Ｊる案内孔が形成されている。この透孔２８の前端は配
光レンズ２９で閉塞され、ライトガイド２２の前端がら
出射される照明光を拡開させて、昭像光学系２７で撮像
可能になる撮像範囲を照明できるようになっている。

又、上記先端アダプタ８Ｂには、鉗子ブヤンネル１８と
連ｉする先端部本体８Ａに形成した透孔（図示せず）の
前端側に連通ずる導出口３ｏが形成されている。

上記先端アダプタ８Ｂは、搬像光学系が異るもの、つま
り標準１ＶＩＩ用（標準観察用）光学系、広角Ｉｌ像用
光学系、拡人囮像用光学系をそれぞれ配設したものが複
数用意されており、診断すべき部位に応じて適切なもの
を装着して使用できるようになっている。

尚、配光レンズ２９も先端アダプタ８Ｂに取付けである
撮像光学系に応じて照明範囲が適切なものとなるように
選定しである。

又、第１実施例においでは、固体撮像素子２１が、着脱
される側となる先端アダプタ８Ｂ側でなく、常に固定状
態Ｃ共用される先端部本体８Ａ側に取付けであることが
その特徴になっている。

このように構成されＩζ本発明の第１実施例によれば、
先端部８を先端部本体８Ａと該先端部本体８Ａに着脱自
在となる先端アダプタ８Ｂとで構成すると共に、着脱し
て選択イ更用される側の先端アダプタ８Ｂ側に撮像光学
系を取イ」け、一方固体撮像素子２１を内視鏡本体側に
連設された先端部本体８Ａに取（＝ｊけて、常に共用で
きるようにしであるので、固体撮像素子は１ｉｉｉＩで
１み、経済的である。又、固体撮像素子を設けてない先
端アダプタ８Ｂも低コストで実現できると共に、接触不
良が生じ易い電気的接続部を必要としないので、装置の
信頼性を向上できる。又、診断りべき部位に応じた先端
アダプタを使用することによって、適切な診断を行った
り、適切な治療処置を行うことができる。

第５図は本発明の第２実施例における先端側周辺を示す
。

この第２実施例の内祝１１３１にＪ３いては、先端部３
２が、第５図あるいは第６図（ｂ）に示す先端部本体３
２Ａと、該先端部本体３２Δに着脱自在となる第５図あ
るいは第６図に（ａ）に示ツ先端アダプタ３２Ｂとから
構成されている。　−上記先端部本体３２Ａは、上記第
１実施例におけるライトガイド１６の前端側の口金２２
部分が内側のライトガイド１６と共に、途中ぐ切断され
て、その基部側部分（符号２２ａで示す）が透孔の凹部
端面となる状態で固定され、その残部側（符号２２ｂｒ
示づ）は先端アダプタ３２Ｂ側に、その後端面が突出刃
るように固定されている。

又、上記第１実施例におりる管体２３も同様に途中で切
断されて、その一部（符号２３ａで示す）が先端部本体
３２Ａから若干突出づるように固定され、この切断され
た残部側は先端アダプタ３２Ｂ側に固定されている。従
って、先端アダプタ３２Ｂを装着した状態のものでは、
第５図に示り−ように上記第１実施例と殆ど同様の構造
のものとなり、同様の機能をなすようになっている。

尚、装着した際、水密及び気密を保持できるように、例
えば先端部本体３２Ａ前端面の外周に近い部分に円形状
の溝を設けてＯリング３４が収納されている。（鉗子ヂ
Ｖンネル１８に連通ずる透孔の外周等にも設ければ、Ｊ
ｚり十分な密封構造にできる。） この他は上記第１実施例と同様の構成であり、同一部材
には同行りが付けである。

ところで、この第２実施例においては、標準搬像用光学
系等の第６図（ａ）に示す構造の直視型の搬像光学系を
装着して使用できる他に、第７図に示すような側視撮像
用の先端アダプタ３２Ｃを装着して使用できるようにな
っている。

即ち、この側視（撮像）用の先端アダプタ３２Ｃには、
該先端アダプタ３２Ｃの装着面となる後面から側面側に
至る直角に屈曲さけた透孔にプリズム３５等用いた搬像
用光学系３６が配設されている。又、この撮像用光学系
３６で撮像可能になる範囲を照明できるように、先端部
本体３２Ａに取付【ノられたライトガイド１６の口金２
２．ａ前端にその後面が接触可能となり、前端が側面側
を向くように屈曲されたライトガイド３７が（先端アダ
プタ３２Ｃに）設けである。このライトガイド３７の前
端には配光レンズ３８が取イ１りである。

又、先端アダプタ３２Ｇの後面側外周には着脱用のナツ
ト３９が設けである。

尚、先端アダプタ３２Ｇには鉗子チャンネル１８に連通
し、側面から突出可能どなる導出ローし設けである（図
示せず）。又、先端部本体３２Ａの管体２３ａに連通し
、前端に導出ノズル（例えば第７図の紙面に垂自な土部
側）が形成された管体（図示せず）し設りられている。

上記第２実施例によれば、直視方向のみならず、側視方
向も撮像でき、診断等すべき部位に応じて適切な先端ア
ダプタ３２Ｂ、３２０等を用いることができる。

上記第２実施例の先端部本体３２Ａには、図示してない
が斜視型の先端アダプタを装着して使用することもでき
る。

尚、ライトガイド１Ｇ、鉗子チャンネル１８の配置例は
、例えば第４図に示すようなものに限定されるものでな
く、異るものであっても良い。例えば、ライトガイド１
６を先端部本体８Ａ、３２Ａにａ３いて、鉗子ヂＶンネ
ル１８と対向する側（左右方向に、あるいは上下方向に
対向させる等する）に配置する（必要に応じて湾曲させ
る）ことにより、図示したものよりも挿入部２の外径は
細くすることしできる。尚、搬像光学系は、その一部が
先端部本体８Ａ、３２Δ側に設けられ、残部が先端アダ
プタ８Ｂ、３２Ｂ、３２Ｃ側に段重ノられたものも本発
明に属するものである。又、ライトガイド１６を用いな
いで、発光ダイードとか豆ランプ等の照明手段を用い１
＝場合のものも本発明に属する。

［発明の効果］ 以上述べたように本発明によれば、先端部を先端部本体
と、該先端部本体に対して着脱自在となる先端アダプタ
とから構成すると共に、固体撮像素子を先端部本体側に
設けるようにしであるのＣ１着脱可能な接続部分に電気
的接続手段を必要どμず、接続部分を簡単な構造で実現
できると共に、電気的接触不良が生じることなく、信頼
性を高めることができる。又、固体搬像素子を共用する
ので、１個で渋み低コスト化を実現できる。又、搬像光
学系の異る先端アダプタを多数用意する場合も低コスト
で実現できる等種々の利点を有Ｊる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第・４図は本発明の第１実施例に係り、第
１図は第１実施例の内視鏡の外観を示す側面図、第２図
は第１図の先端部周辺を拡大して示１縦断面図、第３図
は先端アダプタを離脱さけた状態を示し、同図（ａ）は
先端アダプタを示す縦断面図、同図（ｂ）は先端部本体
側を示す縦断面図、第４図は第２図における前端面を示
す正面図、第５図ないし第７図は本発明の第２実施例に
係り、第５図は第２実施例の内視鏡の先端側を示す縦断
面図、第６図は直視用の先端アダプタを分離した状態を
示し、同図（ａ）は先端アダプタを示す縦断面図、同図
（ｂ）は先端部本体側を示ず縦断面図、第７図は先端部
本体に着脱可能な側視用の先端アダプタを示す縦断面図
である。 １．３１・・・内視鏡 ２・・・挿入部　３・・・操作部 ７・・・光源表示装置　８，３２・・・先端部８Ａ、３
２Ａ・・・先端部本体 ８Ｂ、３２Ｂ、３２Ｃ・・・先端アダプタ９・・・湾曲
部　１６・・・ライトガイド１８・・・鉗子チャンネル
　２１・・・固体Ｍ機素子２２・・・（ライトガイド）
口金 ２４・・・ノズル ２７．３６・・・撮像用光学系 ２９．３８・・・配光レンズ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）挿入部の先端部に固体撮像素子と、該固体撮像素
   子の撮像面に像を結ぶ搬像光学系とからなる撮像手段を
   設けた内視鏡において、 内視鏡本体側に連設された先端部本体と、該先端部本体
   に着脱自在で装着される先端アダプタとで先端部を形成
   すると共に、前記先端部本体に固体撮像素子を取付け、
   且っ撮像光学系を先端アダプタに形成したことを特徴と
   する固体撮像素子内蔵の内視鏡。
2. （２）前記先端アダプタは、直視用、又は側視用。 又は斜視用の搬像光学系を有することを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載の固体撮像素子内蔵の内視鏡。