JPH02257926A - 内視鏡装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は挿入部に加熱手段を有づる内視鏡装置に関づる
。

［従来の技術と発明が解決しようとする課題］近年、体
腔内に細径の挿入部を挿入することによって体腔内臓器
等を観察したり、必要に応じて処置具チャンネル内に挿
通した処置具を用いて各種治療のできる内視鏡が広く用
いられている。

前記内視鏡には挿入部が可撓性を有し、口腔等から屈曲
した経路を経て体腔内の対称部位を観察可能な軟性内視
ｉ１（ファイバスコープ）と、挿入部が硬性で略直線状
に挿入される硬性内視鏡とがある。

更に、最近、電荷結合素子（ＣＯＤ）等の固体Ｒ像素子
をｙ＋２像手段に用いた電子内視鏡が秤々提案されてい
る。この電子内視鏡はファイバスコープに比べて解像度
が高く、画像の記録及び再生等が容易であり、また、画
像の拡大や２画面の比較等の画像処理が容易である等の
利点を右する。

ところで、特に硬性内視鏡の場合、挿入部先端に設けら
れた観察窓のカバーガラスに水滴が付着することを防止
する為に体内に挿入する前に予め内視鏡全体を加温装置
で４０〜５０℃に加温して患者に使用している。ところ
が使用中次第に温庶が下がる為に再度加湿装置で加温し
直ず必要が有り、この作業が術者にとっては煩雑であっ
た。

この問題に対処すべく実開昭５６−８１７０２号公報で
は硬性内視鏡の挿入部内に設けられたリレーレンズ系の
周囲に、このリレーレンズ系を加熱する硬性内視鏡が開
示されている。

しかしながら、上記従来例では、硬性内視鏡にＴＶカメ
ラを装着した場合にはリレーレンズ系を加熱するための
電線と、ＴＶカメラの信号線とが内視鏡に接続されるこ
とになり、手術中に、この２本の線が絡み合ったりする
可能性が有り、操作性にｇ影響を及ぼすことが考えられ
る。

本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、ＴＶ
カメラを装着した場合に操作性を向上させることができ
、手術中に加温し直さないでもカバーガラスに水滴が付
着しない内祝Ｉｌ装置を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段及び作用］本発明の内視ｍ
装置は、テレビジョンカメラに設けられた固体撮像素子
に接続される信号線と加熱手段に接続される電線とを共
に挿通するケーブルをテレビジコンカメラに備えたもの
である。

［実施例］ 以下、図面を参照して本発明の実施例を具体的に説明す
る。

第１図は本発明の第１実施例に係り、内視鏡装置の全体
の説明図である。

本実施例は硬性内視鏡に本発明を適用したものである。

本発明の内視鏡装＠１は硬性内視鏡２と、この硬性内視
！２に答脱自在に装着されるテレビジョンカメラ３と、
このテレビジョンカメラ（以下、■カメラと略記する。

）３に接続される制御装置４と、制御装置４に接続され
て内視鏡像を表示するモニタ６とから構成されている。

前記硬性内視鏡２は細長の挿入部７の後部に大径の操作
部８が連設されており、この操作部８の側部にはライト
ガイト口金９が突設され、後端部にはアイピース１１が
設けられている。このアイピース１１には前記ＴＶカメ
ラ３が着脱自在に装着、されている。

前記挿入部７は操作部８先端部内に内嵌された硬性の外
管１２によって外殻が形成されており、外管１２内には
先端面が外＠１２の先端面と一致する内管１３が内挿さ
れている。この内管１３の後端部は前記外管１２の後端
部より更に後方に位置するようになっている。内管１３
内部の先端部にはカバーガラス１４が設けられており、
このカバーガラス１４の後方には対物レンズ系１６が固
定されている。更に、対物レンズ系１６の後方にはリレ
ーレンズ系１７が内管１３の後端部に至るように設けら
れている。リレーレンズ系１７の後方にはアイピース１
１に設けられた接眼レンズ系１８が位置するようになっ
ており、このアイピース１１より対物レンズ系１６とリ
レーレンズ系１７と接眼レンズ系１８とを伝達された被
写体像を肉１１１！ＩＪ察できるようになっている。

前記内管１３の先端部の外周壁に接するように・して加
熱手段としてのヒータ１９が設けられており、このヒー
タ１９の位置に対向するようにして内管１３の外周壁に
接するようにして温度を検出することのできる湿度セン
サ２１が設けられている。このヒータ１９と温度センサ
２１に接続された電１１２５は外管１２と内管１３との
間の空間を配線されてアイピース１１の後端面に設けら
れた接点２２．２２に接続されている。また、外管１２
と内管１３との間にはライトガイドファイバ２３が挿通
されており、このライトガイドファイバ２３の出射端面
は外管１２の先端面と一致づるようになっていや。ライ
トガイドファイバ２３の入射端面は前記ライトガイト口
金９に導かれて、ライトガイト口金９の端面と一致する
ようになっている。

なお、ライトガイト口金９には図示しない光源装置で発
生された照明光を伝達する図示しないライトガイドケー
ブルが接続されるようになっている。

前記ＴＶカメラ３は前記アイピース１１に＠脱自在に接
続される接続部２４を有しでＪ３す、接続部２４の後部
にはカメラ本体部２６、更にカメラ本体２６の後部には
ケーブル２７が延設されている。ケーブル２７の後端部
には前記制御装置４に接続されるコネクタ２８が設けら
れている。

前記接続部２４にはアイピース１１にＴＶカメラ３を装
着ツると同時にアイピース１１側の接点２２．２２と電
気的に接続される接点２９．２９が設けられており、こ
の接点２９．２９に接続された電ＦＩＪ１３１はケーブ
ル２７内を挿通されて前記コネクタ２８に至るようにな
っている。

前記カメラ本体２６内には固体撮像素子３２と前記接眼
レンズ系１８と光軸が一致して、前記固体ｌＩＪ　Ｑ　
Ｘ子３２の囮像面に被写体像を結像する結像レンズ系３
３が設けられている。固体撮像素子３２に接続された信
号線３４は前記電線３１と共にケーブル２７内を挿通さ
れてコネクタ２８に至るようになっている。

前記制御装置４は前記信号線３４を介して固体撮像素子
３２を駆動し、出力された信号を信号処理して映像信号
として前記モニタ６に出力するカメラコントロール部３
６と、前記電線３１を介して前記ヒータ１９の温度制御
を行うヒータコントロール部３７とを備えている。

上記のように構成された内祝ｖｔ装置１の作用を説明す
る。

硬性内視鏡２のアイピース１１にＴＶカメラ３を装着す
る。装着と同時に接点２２．２９は接続される。その後
にコネクタ２８を制御装置４に接続し、これによってヒ
ータコントロール部３７からの温度制御が可能となる。

ヒータコンロトール部３７の図示しない電源スィッチを
オンとしで、電線３１と接点２９．２２と電線２５を介
してヒタ１９に電力を供給する。ヒータ１９は温度上昇
し、この熱を内管１３を介してカバーガラス１４に伝え
てカバーガラス１４の温度をＦ４させる。

更に、この熱は内管１３を介して温度センサ２１にも伝
えられて、温度センナ２１はｄｊ度情報を電線２５と接
点２２．２９と電線３１とを経てヒタコントロール部３
７に出力する。ヒータコントロール部３７では温度情報
が予め設定された例えば４０〜５０℃度の範囲である場
合は電力の供給を停止し、低い場合には電力の供給を行
う。

内管１３はヒータ１９によって加熱されて温度が上昇す
るが、この熱は装着されたＴＶカメラ３に伝達されるよ
うなことはない。

温度が設定された温度に上昇した後に、硬性内視鏡２の
挿入部７を体内に挿入−ケる。カバーガラス１４は体内
より温度が高くなっているために水滴が付くようなこと
はない。

手術中、ノコバーガラス１４の温度が下がると、この渇
酊情報がヒータコントロール部３７に伝えられ、ヒータ
コントロール部３７は電力をヒータ９に供給してカバー
ガラス１４を加熱する。

上記のように電線３１と信号線３４とがクープル２７内
に挿通されているので手術中に互いに絡み合うようなこ
とがなく、ＴＶカメラ３を装着した場合でも操作性を向
上させるようなことができる。

また、カバーガラス１４は常に一定の範囲の温厚に保た
れてるために水滴が付着するようなことがない。

更に、加熱はカバーガラス１４の設けられた内管１３の
外周壁のみである為に熱量が小さく、この熱がＴＶカメ
ラ３に伝達されるようなことはない。したがって、ＴＶ
カメラ３に設けられた固体撮像素子３２には温度による
悪影響はない。

第２図及び第３図は本発明の第２実施例に係り、第２図
は内視鏡先端部の所面図、第３図は内視鏡装置の説明図
である。

本実施例は軟性内視鏡であるファイバスコープに本発明
を適用したものである。

本実施例の内視鏡装置４６はファイバスコープ４７と、
このファイバスコープ４７に照明光を供給する光源装置
４８と、ファイバスコープ４７に着脱自在に装着された
ＴＶカメラ３と、このＴＶカメラ３に接続された制御装
置４と、内視鏡像を表示するモニタ６とか”ら構成され
ている。

前記ファイバスコープ４７は細長の挿入部４９と、この
挿入部４つの後端側に連設された大径の操作部５１と、
この操作部５１の側部から延設されてユニバーサルコー
ド５２とを備えている。

前記挿入部４９の先端側には硬性の先端部５３が設けら
れ、この先端部５３に隣接する後方側に湾曲可能な湾曲
部５４が設けられている。更に、この湾曲部５４の後方
には可撓性の軟性部５６が連設されている。前記湾曲部
５４は前記操作部５１に設けられた湾曲操作ノブ５７を
操作することによって上下左右方向に湾曲できるように
なっている。

前記ユニバーサルコードル５２の後端には光源用コネク
タ５９が設けられており、光源装Ｅｌ　４８に設けられ
たコネクタ受け６１に接続されている。

前記先端部５３には先端構成部材６２が備えられており
、この先端構成部材６２には挿入部４９の長手方向に１
１察用孔６３と照明用孔６４とが設けられている。観察
用孔６３内の前部にはカバガラス６６が設けられており
、このカバーガラス６６の後方には対物レンズ系６７が
内嵌固定されている、更に、観察用孔６３内であって、
対物レンズ系６７の結像位置にはイメージガイドファイ
バ６８の入射端面が設けられている。このイメージガイ
ドファイバ６８は挿入部４９と操作部５１とを挿通され
て操作部５１の後端部に設けられた接眼部５８に至るよ
うになっており、この接眼部５８に設けられた図示しな
い接眼レンズ系を介して被写体像を肉眼観察できるよう
になっている。

前記照明用孔６４内には配光レンズ系６９が固定されて
おり、この配光レンズ系６９の後方にはライトガイドフ
ァイバ７１の照明光の出射端面が内嵌固定されている。

ライトガイドファイバ７１は挿入部４９と操作部５１と
ユニバーサルコード５２とを経て光源装置４８に接続さ
れて、この光源装置４８の発生する照明光を伝達するよ
うになっている。

前記先端構成部材６２内であって前記カバーガラス６６
の周囲の一部に接するようにヒータ１９が設けられてお
り、更に、カバーガラス６６の周囲の一部に接し、ヒー
タ１９に対向する位置に温度センサ２１が設けられてい
る。このヒータ１９と温度センサ２１に接続された電線
２５はト１１人部４９と操作部５１とを経て接眼部５８
に設けれた接点２２．２２に至るように配線されている
。

接眼部５８には第１実施例で述べたＴＶカメラ３が着脱
自在に装着されている。

その他の構成及び作用は第１実施例と同様である。

本実施例のように構成することに（よって第１実施例と
同様の効果を右することができる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、ＴＶカメラを装着
した場合に操作性を向上させることができ、手術中に加
温し直さないでもカバーガラスに水滴が付着することを
防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例に係り、内視鏡装置の全体
の説明図、第２図及び第３図は本発明の第２実施例に係
り、第２図は内視鏡先端部の断面図、第３図は内視鏡装
置の説明図である。 １・・・内視鏡装ｒ！１　　２・・・硬性内視鏡３・・
・テレビジョンカメラ ４・・・制御装置　　　　７・・・挿入部１４・・・カ
バーガラス　１６・・・対物レンズ系１７・・・リレー
レンズ系１９・・・ヒータ２１・・・温度センサ　　３
２・・・囚体蹟像素子３６・・・カメラコントロール部 ３７・・・ヒータコントロール部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 被検体部内に挿入される挿入部先端部の対物光学系に水
   滴が付着することを防止する加熱手段を有する内視鏡と
   、該内視鏡に着脱自在に装着されるテレビジョンカメラ
   とを備える内視鏡装置において、 前記テレビジョンカメラは該テレビジョンカメラに設け
   られた固体撮像素子に接続される信号線と前記加熱手段
   に接続される電線とを共に挿通するケーブルを有するこ
   とを特徴とする内視鏡装置。