JPH0719441Y2 - 硬性内視鏡 - Google Patents

硬性内視鏡

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JPH0719441Y2
JPH0719441Y2 JP1989054595U JP5459589U JPH0719441Y2 JP H0719441 Y2 JPH0719441 Y2 JP H0719441Y2 JP 1989054595 U JP1989054595 U JP 1989054595U JP 5459589 U JP5459589 U JP 5459589U JP H0719441 Y2 JPH0719441 Y2 JP H0719441Y2
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JP
Japan
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main body
insertion portion
rigid endoscope
optical system
eyepiece
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989054595U
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English (en)
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JPH02147101U (ja
Inventor
博幸 楠
敏彦 橋口
晋一 西垣
哲丸 窪田
元嗣 小川
俊樹 寺山
剛明 中村
義安 青木
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optic Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、例えば背髄、あごの関節、脳外科等に用い
られる硬性内視鏡に関する。
[従来の技術] 医療分野における内視鏡術において、近年、極細の挿入
部を持ち、その挿入部を背髄、あごの関節、脳等に挿入
して観察したり、処置具を用いて治療処置したりするこ
とができる硬性内視鏡が知られている。
特開昭62−213726号公報は、その一例を示すもので、手
元側の本体より極細の挿入部が延出している。本体内に
は接眼レンズを備えた接眼部が設けられ、挿入部にはリ
レーレンズからなる観察光学系、光ファイバーからなる
照明光学系が内挿されている。
したがって、これら光学系を保護するために、保護チュ
ーブによって被覆されており、また挿入部の外管は金属
パイプによって形成されている。
[考案が解決しようとする課題] ところが、前述のような硬性内視鏡は、挿入部の外径が
2mm前後、長さが50〜200mmであり、外管が金属パイプに
よって形成された挿入部でも、外力が加わると湾曲す
る。また、挿入部は、その基端部が本体に穿設された取
付け穴に対して挿入固定されているため、挿入部に外力
が加わると、本体と挿入部の境界部分に応力が集中して
撓みが生じる。挿入部は前述したようにリレーレンズか
らなる観察光学系が配設されているため、撓みに弱く、
観察光学系が破損してしまうという不具合がある。
この考案は、前記事情に着目してなされたもので、その
目的とするところは、挿入部に外力が加わっても、本体
と挿入部の境界部分に応力が集中して撓みが生じること
はなく、リレー光学系の破損を防止できる硬性内視鏡を
提供することにある。
[課題を解決するための手段および作用] この考案は前記目的を達成するために、手元側に設けら
れた本体と、この本体より延出され内部にリレー光学系
を配設した挿入部と、前記本体に設けられ前記挿入部と
並設するように開口したチャンネルとからなる硬性内視
鏡において、前記本体と挿入部との境界部分に、前記挿
入部に嵌合する補強パイプを設けたことを特徴とする。
そして、挿入部に外力が加わっても、前記境界部分の挿
入部に嵌合した補強パイプによって撓みが生じないよう
にしたことにある。
[実施例] 以下、この考案の各実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は第1の実施例を示すもので、例えば背髄、あご
の関節、脳外科等に用いられる硬性内視鏡であり、この
硬性内視鏡は、本体1と、この本体1から延出する挿入
部2および本体1から斜めに突出する接眼部3とから構
成されている。本体1の前端部4には取付け穴5とチャ
ンネル穴6が穿設され、取付け穴5には前記挿入部2の
基端部が後述する手段によって連結され、チャンネル穴
6には金属パイプからなるチャンネル7の先端部が挿入
固定されている。そして、このチャンネル7は本体1の
内部を通り本体1の後端部8を貫通して後方に突出して
いる。なお、9はコックである。
前記挿入部2は、外径が2mm前後、長さが50〜200mmの金
属パイプからなる外管10と、この外管10に内挿されたリ
レーレンズからなるリレー光学系11と光ファイバーから
なるライトガイド12とからなり、これらは保護チューブ
によって被覆されている。そして、リレー光学系11の先
端面は対物カバーガラス13によって覆われており、後端
部は前記本体1の内部に突出している。また、前記ライ
トガイド12は、その後端部が前記本体1の内部を通って
本体1の側壁に突出して設けられたライトガイド口金14
に挿入されている。
さらに、前記本体1と挿入部2との境界部分15には挿入
部2に密に嵌合する補強部材としての補強パイプ16が設
けられている。すなわち、補強パイプ16は、その基端部
16aが前記本体1の取付け穴5に挿入され、先端部16bは
本体1の前端部4から前方に突出しており、挿入部2に
外力が加わったときに、撓みやすい部分を保護してい
る。
また、前記接眼部3は、その外筒17が本体1に対して斜
めに突出しており、内部には前記リレー光学系11と光学
的に接続するプリズム18、レンズ19を装着したレンズ枠
20が設けられている。さらに、前記外筒17の基端部には
アイピース21が装着され、このアイピース21には接眼カ
バーガラス22が装着されている。
このように構成された硬性内視鏡は、体腔内に挿入した
案内管23をガイドとして挿入部2を体腔内に挿入し、さ
らにチャンネル7をガイドとして処置具等を挿入するこ
とにより、処置具は前記案内管23に案内されて体腔内に
挿入される。そして、接眼部3で体腔内を観察しながら
処置具によって外科的手術を行うことができる。このと
き、挿入部2に外力が加わり、挿入部2が湾曲させられ
ることがあるが、本体1と挿入部2との境界部分15は補
強パイプ16によって補強されているため、境界部分15に
応力が集中することはなく、内部のリレー光学系11に無
理な外力が加わることはなく、破損を防止することがで
きる。
第2図は第2の実施例を示すもので、本体1と挿入部2
の境界部分15を補強する補強部材としての補強パイプ24
…を三重とし、その基端部24a…を本体1の取付け穴5
に挿入固定するとともに、先端部24b…を内側から外側
に向かって漸次短くして段階的に補強強度を増すように
形成したものである。
また、この考案は前記実施例に加えて、挿入部2の外管
10にサンドブラストを行って表面を硬化させたり、外管
10の素材にチタンを用いることにより、一層強度が増
し、挿入部2の内蔵物の保護が図れる。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、挿入部に外力
が加わっても、本体と挿入部の境界部分に応力が集中し
て撓みが生じることはなく、内部のリレー光学系等の内
蔵物の破損を防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1の実施例を示す硬性内視鏡の縦
断側面図、第2図はこの考案の第2の実施例を示す硬性
内視鏡の縦断側面図である。 1…本体、2…挿入部、11…リレー光学系、15…境界部
分、16…補強パイプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 窪田 哲丸 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)考案者 小川 元嗣 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)考案者 寺山 俊樹 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)考案者 中村 剛明 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)考案者 青木 義安 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−250617(JP,A) 特開 昭55−138434(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】手元側に設けられた本体と、この本体より
    延出され内部にリレー光学系を配設した挿入部と、前記
    本体に設けられ前記挿入部と並設するように開口したチ
    ャンネルとからなる硬性内視鏡において、前記本体と挿
    入部との境界部分に、前記挿入部に嵌合する補強パイプ
    を設けたことを特徴とする硬性内視鏡。
JP1989054595U 1989-05-12 1989-05-12 硬性内視鏡 Expired - Lifetime JPH0719441Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989054595U JPH0719441Y2 (ja) 1989-05-12 1989-05-12 硬性内視鏡

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JP1989054595U JPH0719441Y2 (ja) 1989-05-12 1989-05-12 硬性内視鏡

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02147101U JPH02147101U (ja) 1990-12-13
JPH0719441Y2 true JPH0719441Y2 (ja) 1995-05-10

Family

ID=31576795

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JP1989054595U Expired - Lifetime JPH0719441Y2 (ja) 1989-05-12 1989-05-12 硬性内視鏡

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55138434A (en) * 1979-04-17 1980-10-29 Olympus Optical Co Hard endoscope
JP2868514B2 (ja) * 1987-04-07 1999-03-10 オリンパス光学工業株式会社 硬性内視鏡

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02147101U (ja) 1990-12-13

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