JP3363267B2 - 電子内視鏡操作部 - Google Patents

電子内視鏡操作部

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JP3363267B2
JP3363267B2 JP23418994A JP23418994A JP3363267B2 JP 3363267 B2 JP3363267 B2 JP 3363267B2 JP 23418994 A JP23418994 A JP 23418994A JP 23418994 A JP23418994 A JP 23418994A JP 3363267 B2 JP3363267 B2 JP 3363267B2
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electronic endoscope
forceps port
forceps
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treatment instrument
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尚武 三森
壮太 平野
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富士写真光機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子内視鏡操作部、特に
処置具を導入するための鉗子口を配置した操作部の構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】図4には、従来の電子内視鏡の操作部付
近の内部構成が示されており、図示されるように、操作
部1の先端側にはCCD(Charge Coupled Device )が
設けられた挿入部2が連結される。この操作部1の下側
には、ケーブル3が設けられ、このケーブル3はプロセ
ッサ装置及び光源装置に接続される。また、この操作部
1の挿入部2側には、鉗子口4が取り付けられ、この鉗
子口4は先端部まで配設されている処置具挿通チャンネ
ル5に接続されており、この鉗子口4から鉗子等の各種
の処置具が先端部まで導入可能となっている。
【0003】更に、操作部1の後側には、送気/送水操
作部材6、吸引操作部材7、フリーズ釦8等が配置され
ており、この吸引操作部材7に取り付けられた吸引管9
は上記処置具挿通チャンネル5に接続されると共に、こ
の吸引管9はケーブル3を介して光源装置まで配設され
る。なお、図示されていないが、その他にも内部に、送
気管、送水管、ライトガイド、信号ケーブル等が設けら
れ、操作部1の図の裏側(外側)には、挿入部2の先端
部を曲げ操作するためのアングル操作部材(ツマミ)が
配設される。
【0004】このような操作部1によれば、先端部の曲
げ操作、送気/送水の操作、フリーズ操作等を行うと共
に、上記鉗子口4から各種の処置具を処置具挿通チャン
ネル5を介して先端部まで導入することができ、また吸
引操作部材7を操作することにより、処置具挿通チャン
ネル5及び吸引管9を介して、被観察体内の不要物を吸
引することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子内視鏡操作部では、上記鉗子口4が操作部1の先端
側の円筒構造体の側面に斜め方向から配設されるため、
構造が複雑となるという問題があった。即ち、図示され
るように、鉗子口4から処置具挿通チャンネル5に至る
接続部分を比較的急激に(鋭く)曲げ形成しなければな
らず、しかもこの曲げ部に吸引管9を接続することにな
る。従って、鉗子口4と処置具挿通チャンネル5の接続
部、処置具挿通チャンネル5と吸引管9の接続部が複雑
となり、このために、これら接続部の組立てが煩雑で、
しかもコスト高となる。
【0006】そこで、本発明は電子内視鏡において上記
鉗子口を操作部の後端面に配置することを提案するもの
である。ところで、従来において本出願人は、電子内視
鏡ではなく、接眼レンズを用いて光学的に観察する内視
鏡で、操作部の後端側に鉗子口を配置する例を実開昭5
2−145089号公報に示している。しかし、この構
成では、鉗子口がアングル操作部材側(操作部の右側)
に配置されており、観察の仕方が異なる電子内視鏡に適
用しても、処置具の挿入操作において必ずしも良好な操
作性が得られないという問題があった。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、鉗子口、処置具挿通チャンネル及
び吸引管における接続部の組立てが容易で、しかも低コ
ストの製作が可能となり、また処置具挿入の操作性が良
好となる電子内視鏡操作部を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1請求項記載の発明は、処置具挿通チャンネルが
配設された電子内視鏡に設けられ、先端部を曲げ操作す
るアングル操作部材を側面に取り付けた電子内視鏡操作
部において、上記処置具挿通チャンネルに連通する鉗子
口(処置具導入口)部材を、操作部後端面の縦中央線か
ら上記アングル操作部材が取り付けられていない側面ま
での領域に鉗子口中心が位置するように配置し、かつそ
の鉗子口が上方を向くように取り付けたことを特徴とす
る。第2請求項記載の発明は、上記鉗子口部材の鉗子口
は操作部の内側を向くように配置したことを特徴とす
る。
【0009】
【作用】上記の構成によれば、鉗子口が操作部の後端面
に配設されるので、先端側の円筒構造体側面に設ける従
来と比較すると、鉗子口と処置具挿通チャンネルとの接
続部を急激に曲げ形成する必要がない。また、吸引管も
曲げ部で接続する必要もなく、組立てが容易となる。同
時に、鉗子口が後端面の左側(アングル操作部材と反対
側)に配設されるので、アングル操作部材が処置具挿入
の際の障害物となることはなく、操作性が良好となる。
【0010】更に、鉗子口を内側へ傾ければ、利き手、
一般には右手による処置具の挿入が更に行いやすくなる
という利点がある。
【0011】
【実施例】図1には、第1実施例に係る電子内視鏡操作
部が示され、図2には操作部側面の断面が示されてい
る。図2において、従来と同様に操作部11の上面に
は、送気/送水操作部材6、吸引操作部材7、フリーズ
釦8が配置され、下側にはプロセッサ装置及び光源装置
に連結するケーブル3が設けられる。また、図1に示さ
れるように、操作部11における上記送気/送水操作部
材6、吸引操作部材7等が配置された部分の図の右側
に、左右アングルツマミ12、上下アングルツマミ1
3、ロックツマミ14等のアングル操作部材が設けられ
ており、これらのアングル操作部材によれば、挿入先端
部を上下方向及び左右方向に曲げ操作することができ
る。
【0012】そして、この操作部11の後端面Sに、円
柱状の支持部16を介して鉗子口17が形成された鉗子
口部材18とレンズ面噴射用の注入口20が設けられ
る。即ち、図1に示されるように、この鉗子口部材18
を、その鉗子口17の中心が操作部11の後端面Sの縦
中央線C1 から左側(側面との間)の領域に位置するよ
うに、かつ後端面Sの上側に配置する。なお、図示の線
C2 は先端側の挿入部(図4の2)の縦中央線である
が、この縦中央線C2 よりも左側に配置されることにも
なる。また、この鉗子口17は、上方を向くように配置
されており、処置具の挿入が行い易いようになってい
る。更に、この鉗子口部材18には図2に示される処置
具挿通チャンネル21が接続される。なお、上記注入口
20には洗浄水を入れた注射器を取り付ることができ、
この注射器によって洗浄水が先端部観察窓(レンズ面)
に噴射される。
【0013】このような鉗子口部材18の取付けによれ
ば、図2に示されるように、処置具挿通チャンネル21
を鋭く曲げることなく、緩やかに配置することができ、
吸引管9と処置具挿通チャンネル21の接続において
も、二股接続管22等により簡単に接続することが可能
となる。
【0014】第1実施例は以上の構成からなり、上記の
鉗子口17の配置によれば、操作性が向上するという利
点がある。即ち、通常の右利きの術者は、上記操作部1
1を左手で保持し、モニタを観察しながら鉗子などの処
置具を右手に持って鉗子口17から内部に導入すること
になるため、単純に考えれば、上述した光学的観察をす
る内視鏡のように、鉗子口17を右側(アングル操作部
材側)に配置した方が挿入し易いことになる。しかし、
操作部の右側にはアングル操作部材(12,13,14
等)が配置されるために、これらの部材によって逆に挿
入がし難くなってしまう。そこで、本発明では鉗子口1
7を操作部11の後端面Sの左側に配置することによっ
て、操作性を向上させるようにしたものである。
【0015】なお、上記実施例では、右利きの術者に対
応してアングル操作部材(12,13,14等)が右側
に配置されているが、左利きの術者に対応してアングル
操作部材が左側に設けられる場合は、鉗子口17の中心
は操作部11の後端面Sの右側に配置することになる。
【0016】図3には、第2実施例の操作部11の構成
が示されている。図示されるように、この第2実施例で
は、鉗子口23が上方でかつ内側(縦中心線C1 側)を
向くように、鉗子口部材24を傾けて操作部11の後端
面Sに取り付けている。この第2実施例によれば、鎖線
100に示される方向で処置具が挿入されることにな
り、右手で操作する処置具の挿入が行い易くなる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、第1請求項記載の
発明によれば、処置具挿通チャンネルの鉗子口部材を操
作部後端面に設け、その鉗子口中心が後端面の縦中央線
からアングル操作部材の存在しない側面までの領域に位
置し、かつその鉗子口が上方を向くようにしたので、鉗
子口、処置具挿通チャンネル及び吸引管における接続部
の組立てが容易となり、しかも低コストで製作が可能と
なる。また、アングル操作部材が処置具挿入の際に邪魔
になることもなく、挿入操作性が向上するという利点が
ある。
【0018】第2請求項記載の発明によれば、上記鉗子
口部材の鉗子口が内側を向くように配置したので、利き
手による処置具の挿入が更に行い易くなるという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る電子内視鏡操作部を
後端側から見た図である。
【図2】図1の操作部の内部構造を示す断面図である。
【図3】第2実施例の操作部を後端側から見た図であ
る。
【図4】従来の電子内視鏡操作部の内部構造を示す断面
図である。
【符号の説明】
1,11 … 操作部、 4,17,23 … 鉗子口、 5,21 … 処置具挿通チャンネル、 18,24 … 鉗子口部材、 S … 後端面、 C1 … 縦中央線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−114927(JP,A) 特開 昭63−177830(JP,A) 特開 昭57−39826(JP,A) 実開 平2−104002(JP,U) 実開 昭52−145089(JP,U) 実開 昭53−146283(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処置具挿通チャンネルが配設された電子
    内視鏡に設けられ、先端部を曲げ操作するアングル操作
    部材を側面に取り付けた電子内視鏡操作部において、上
    記処置具挿通チャンネルに連通する鉗子口部材を、操作
    部後端面の縦中央線から上記アングル操作部材が取り付
    けられていない側面までの領域に鉗子口中心が位置する
    ように配置し、かつその鉗子口が上方を向くように取り
    付けたことを特徴とする電子内視鏡操作部。
  2. 【請求項2】 上記鉗子口部材の鉗子口は操作部の内側
    を向くように配置したことを特徴とする上記第1請求項
    記載の電子内視鏡操作部。
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