JPH10258058A - 超音波内視鏡 - Google Patents

超音波内視鏡

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Publication number
JPH10258058A
JPH10258058A JP9066726A JP6672697A JPH10258058A JP H10258058 A JPH10258058 A JP H10258058A JP 9066726 A JP9066726 A JP 9066726A JP 6672697 A JP6672697 A JP 6672697A JP H10258058 A JPH10258058 A JP H10258058A
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JP
Japan
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illumination
insertion portion
illumination light
lens
ultrasonic
Prior art date
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Application number
JP9066726A
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English (en)
Inventor
Shiyouki Adachi
勝貴 安達
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】超音波内視鏡の先端部及び挿入部の外径を大径
化せず、また照明光の出射角度を狭くせずにフレア等を
防止して、良好な内視鏡画像を得られる超音波内視鏡を
提供する。 【解決手段】挿入部中心軸側に対物レンズ21を配置
し、対物レンズよりも挿入部中心軸から遠い部分に照明
用レンズ22を配置すると共に、照明用レンズからの照
明光の出射角ξ[°]、挿入部中心軸からの照明用レン
ズにおける照明光の出射端までの高さh3、上記照明光
の出射端からの溝のハウジング側までの距離A、挿入部
中心軸からハウジングの外周までの高さh2、基端側斜
面と挿入部中心軸とのなす角度(傾斜角)η[°]の関
係が、 ξ°/2<90°−η°+tan-1{(h3−h2)/
A} を満たすことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、超音波内視鏡、
詳しくは先端に超音波振動子が設けられた内視鏡挿入部
を体腔内に挿入して臓器等の観察・診断等を行なう超音
波内視鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、内視鏡の挿入部先端に設けら
れた構成部材内に超音波の送受信を行なう超音波振動子
を配設し、この挿入部を体腔内に挿入して臓器等の観察
・診断等を行なう超音波内視鏡が実用化されている。
【0003】このような超音波内視鏡は、通常の場合、
例えば特開平4−126138号公報等に開示されてい
るように、挿入部先端の先端構成部材を外周面側から挿
入部中心軸に向けて楔形状に切り欠かいた切欠部を設け
ると共に、挿入部の最先端側に超音波振動子を収納する
ハウジングを設け、このハウジングと上記切欠部との間
であって、上記先端構成部材の外周面上に周溝を配設し
ている。そして、切欠部の谷部から挿入部の基端(手
元)側に向けて傾斜する基端側斜面上の挿入部中心軸に
近い側に照明用レンズを、遠い側に対物レンズをそれぞ
れ配置するように構成することで挿入部先端の外形を小
さくしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような超音波内視
鏡では、照明用レンズ・対物レンズの配置や先端構成部
材の形状(切欠部や先端に配設する周溝等の配置)によ
っては、照明用レンズから出射される照明光が切欠部や
周溝等に照射されることで、これらによって反射された
反射光が対物レンズに入射し、これに起因してフレア等
が発生して内視鏡観察画像に悪影響を及ぼしてしまうと
いう問題点があった。
【0005】このフレア等を防止するためには、照明用
レンズと対物レンズの相対位置はそのままにして、照明
用レンズを挿入部中心軸、即ち切欠部や周溝から遠くに
離して配置する手段が考えられるが、これによると超音
波内視鏡の先端部及び挿入部の外径が必然的に太くなっ
てしまう。したがって、この大径化した挿入部を患者の
体腔内に挿入して観察・診断等を行なうと患者に苦痛を
与えるばかりでなく、操作性が悪化することとなる。
【0006】また、フレア等を防止するためには、挿入
部外径を大径化せずに照明光の出射角度を狭くする手段
も考えられるが、この場合には、照明光の照射範囲が狭
くなってしまい、これによって得られる内視鏡観察画像
では暗部が多くなってしまう。したがって、このような
画像に基づいて行なわれる観察・診断は支障がある。
【0007】本発明は、上述した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、超音波内視鏡の
先端部及び挿入部の外径を大径化することなく、また照
明光の出射角度を狭くすることなくフレア等の悪影響を
防止して、より良好な内視鏡画像を得ることができる超
音波内視鏡を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の超音波内視鏡は、挿入部先端に設けられた先
端構成部材と、この先端構成部材の先端に配設されたハ
ウジングと、上記先端構成部材と上記ハウジングの境界
付近の先端構成部材の外周に穿設された溝と、上記ハウ
ジング内に収納され、超音波の送受信を行なう超音波振
動子と、上記先端構成部材近傍の外周から挿入部中心軸
方向へ楔形状に切り欠いた切欠部と、この切欠部の基端
側に形成された基端側斜面と、この基端側斜面に対向し
て形成され、挿入部中心軸から外周面までの高さが基端
側斜面の挿入部中心軸から外周面までの高さよりも低い
先端側斜面と、上記基端側斜面に設けられた対物レンズ
及び照明用レンズとを有する超音波内視鏡において、挿
入部中心軸側に対物レンズを配置し、この対物レンズよ
りも挿入部中心軸から遠い部分に照明用レンズを配置す
ると共に、照明用レンズからの照明光の出射角ξ
[°]、挿入部中心軸からの照明用レンズにおける照明
光の出射端までの高さh3、上記照明光の出射端からの
溝のハウジング側までの距離A、挿入部中心軸からハウ
ジングの外周までの高さh2、基端側斜面と挿入部中心
軸とのなす角度(傾斜角)η[°]の関係が、 ξ°/2<90°−η°+tan-1{(h3−h2)/
A} を満たすことを特徴とする。
【0009】したがって、超音波内視鏡の先端部及び挿
入部の外径を大径化することなく、また照明光の出射角
度を狭くすることなくフレア等の悪影響を防止して、よ
り良好な内視鏡画像を得る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施の形態によって
本発明を説明する。まず、本発明の第1の実施形態を説
明する前に、本発明が適用される超音波内視鏡全体の構
成を、図1の概略構成図によって簡単に説明する。
【0011】本発明の超音波内視鏡1は、体腔内へ挿入
する細長の挿入部2と、この挿入部2の基端部に連設さ
れていて、把持部5・主操作部3A・副操作部3Bから
なる操作部3と、この操作部3の後端部に設けられた接
眼部4と、各操作部材が配設された主操作部3Aから延
出されるユニバーサルコード6と、上記副操作部3Bか
ら延出される超音波コード7と、上記ユニバーサルコー
ド6の終端部に設けられた光源用コネクタ8と、上記超
音波コード7の終端部に設けられた超音波コネクタ9等
によって構成されている。
【0012】上記副操作部3Bには、超音波振動子(後
述する)を駆動する駆動用モータ(図示せず)が内蔵さ
れている。
【0013】上記挿入部2は、最先端の硬質先端部(以
下、単に先端部という)11と、この先端部11に連設
される湾曲自在の湾曲部12と、この湾曲部12に連設
される可撓性を有する可撓部13によって形成されてい
る。
【0014】上記操作部3は、上述のように把持部5・
主操作部3A・副操作部3B・接眼部4が順に連設して
形成されており、上記主操作部3Aには、上記湾曲部1
2を湾曲操作するための湾曲操作ノブ14と送気・送水
及び吸引ボタン15等の操作部材が配設されている。
【0015】上記主操作部3Aから延出されるユニバー
サルコード6の終端部に設けられた光源用コネクタ8
は、光源装置に対して着脱自在に接続されるようになっ
ており、光源コネクタ8が光源装置に接続されることに
よって、この光源装置から供給される照明光をユニバー
サルコード6内を挿通するライトガイドケーブル(図示
せず)によって挿入部先端まで伝送し、先端部11に設
けられている照明用レンズ(後述する)によって被検体
に向けて出射するようになっている。
【0016】上記副操作部3Bから延出される超音波コ
ード7の終端部に設けられた超音波コネクタ9は、モニ
タ等の表示手段が接続された超音波観測装置に対して着
脱自在に接続されるようになっていて、超音波コード7
が超音波観測装置に接続されることによって、上記モニ
タ上に超音波画像が表示されるようになっている。
【0017】また、上記操作部3の前端部近傍の側面、
即ち上記把持部5の前端部近傍の側面には、処置具等を
挿入するための処置具挿入口17が配設されており、こ
の処置具挿入口17は、その内部において処置具チャン
ネル(図示せず)と連結されている。
【0018】なお、図1は接眼部4を有するファイバー
スコープ型超音波内視鏡を例示しているが、例えば挿入
部2の先端部にCCD等の固体撮像素子を内蔵したビデ
オ型超音波内視鏡であっても良い。
【0019】図2から図6は、本発明の第1の実施形態
を示す図であって、図2は、この第1の実施形態の超音
波内視鏡における挿入部2の先端部11を拡大して示す
要部拡大側面図であり、図3は、この先端部11の一部
を破いて示した上面図である。また、図4は、上記先端
部11の先端側から見た正面図を示している。
【0020】この第1の実施形態の超音波内視鏡1にお
ける挿入部2の先端部11は、先端構成部材18とハウ
ジング19とによって形成されている。
【0021】上記先端構成部材18の先端には、超音波
を送受信する超音波振動子24が回転自在に突出して接
続されており、この超音波振動子24には、上記先端構
成部材18内に回転自在に固定され挿通されたフレキシ
ブルシャフト(図示せず)の終端部が連結されている。
そして、このフレキシブルシャフトの基端部は、上記副
操作部3B内の駆動用モータ(図示しない)に接続され
ている。これにより、駆動用モータの回転駆動力は、フ
レキシブルシャフトを介して超音波振動子24に伝達さ
れて、これを駆動するようになっている。このとき超音
波振動子24は、回転しながら超音波の送受信を行なっ
て体腔内の超音波断層像の画像データが取得されるよう
になっている。
【0022】そして、この超音波振動子24は、上記先
端構成部材18の先端側に固着された略円筒形状のハウ
ジング19内に収納されている。
【0023】また、上記ハウジング19の内部には、超
音波伝達媒体44が充填されており、これにより上記超
音波振動子24の周囲を満たしている。
【0024】なお、上記超音波伝達媒体44としては、
例えば流動パラフィン・水・カルボキシメチルセルロー
ス水溶液・KYゼリー等の超音波を伝達し易い特性を有
する液体が使用される。
【0025】また、上記ハウジング19は、少なくとも
超音波振動子24に対向する部分、つまり超音波振動子
24による超音波送受信の際に超音波が透過する部分
は、例えば低密度ポリエチレン・ポリメチルペンテン等
の超音波透過性材質によって形成されている。
【0026】上記先端構成部材18と上記ハウジング1
9の間の連設部分には、バルーン(図示せず)を装着
し、このバルーン内に水を供給するために用いられる周
溝25が設けられている。
【0027】また、上記先端構成部材18の前端部に
は、外周側の側面を楔形状に切り欠いた切欠部20が設
けられている。ここで、挿入部2の中心軸線を想定し
て、これに符合53を付するとすると、上記切欠部20
の基端側斜面23は、上記中心軸線53に対して角度η
(°)の傾きを有するように設定されている。
【0028】上記切欠部20の基端側斜面23上には、
挿入部中心軸線53に近い側に対物レンズ21が、また
遠い側に照明用レンズ22がそれぞれ配設されている。
【0029】上記切欠部20の基端側斜面23には、先
端側斜面50が対向しており、上記挿入部中心軸線53
から先端側斜面50の上端までの高さhは、挿入部中心
軸線53から基端側斜面23の上端までの高さh1より
も小さくなるように設定されている(h<h1)。
【0030】また通常の場合、挿入部2の中心軸線53
から先端側斜面50の上端までの高さhは、挿入部中心
軸線53からハウジング19の上端までの高さh2と略
同様の高さとなるように設定されている(h=h2)。
【0031】そして、上記切欠部20の開口角度、即ち
上記基端側斜面23と先端側斜面50とのなす角度θ
は、角度90(°)以上となるようにされている(θ≧
90°)。
【0032】なお、ここで、照明用レンズ22から出射
される照明光の出射角度をξ(°)、挿入部中心軸線5
3から照明光の出射端までの高さをh3、照明光の出射
端からハウジング19と周溝25の連設部の先端側境界
部までの距離をA、とした場合において、以下の式を満
足するように各値の設定が行なわれる。即ち、 ξ[°]/2<90[°]−η[°]+tan-1{(h
3−h2)/A} このように構成された上記第1の実施形態における作用
を、以下に説明する。
【0033】上記照明用レンズ22は、光源装置からラ
イトガイドを介して伝送される照明光を外部の被検体に
向けて出射する。そして、この照明用レンズ22によっ
て出射された照明光の照射範囲にある被検体を対物レン
ズ21が結像する。
【0034】このとき照明用レンズ22からの照明光
が、図2において点線矢印aで示す方向に出射された場
合、即ちハウジング19と周溝25の連設部の先端側境
界に照明光が当たる場合を考えてみる。この場合におい
て、照明用レンズ22による照明光の出射角度をξ1
(°)、挿入部中心軸線53から照明光の出射端までの
高さh3、照明光の出射端からハウジング19と周溝2
5の境界までの距離A、挿入部中心軸線53からハウジ
ング19の上端までの高さh2、基端側斜面23と挿入
部中心軸線53とのなす角度をη(°)、の関係は、以
下の(1)式で表わすことができる。即ち、 ξ1[°]/2=90[°]−η[°]+tan-1{(h3−h2)/A} …(1) つまり、 ξ[°]/2<90[°]−η[°]+tan-1{(h3−h2)/A}… (2) を満足する場合において、照明用レンズ22からの照明
光は、図2に示す実線矢印bの軌跡を描くこととなる。
その結果、照明光は切欠部20の先端側斜面50・周溝
25には照射されないので、これによって反射されるこ
とがない。したがって、これらの構造物による乱反射光
が対物レンズ21に入射してしまうことがないので、フ
レア等の内視鏡観察画像に悪影響を及ぼす原因が除去さ
れることなる。
【0035】上述したように従来の内視鏡では、挿入部
中心軸に近い側に照明用レンズ22を、遠い側に対物レ
ンズ21を配置したものが一般的であるが、上記第1の
実施形態では、挿入部中心線軸線53に近い側に対物レ
ンズ21を、遠い側に照明用レンズ22をそれぞれ配置
している。ここで、上記従来の内視鏡と上記第1の実施
形態の超音波内視鏡の挿入部の外径寸法が略同径である
場合を考えると、従来の内視鏡の照明用レンズ22は、
上記第1の実施形態の超音波内視鏡と比べて挿入部中心
軸により近い位置に配置されることとなる。
【0036】即ち、挿入部中心軸線53から照明光の出
射端までの高さh3と、挿入部中心軸線53からハウジ
ング19の上端までの高さh2との差(h3−h2)の
値は、従来のものよりも上記第1の実施形態のものの方
が大きくなる。そのために、従来の内視鏡において、次
に示す各値、即ち、照明光の出射角度ξ[°]、照明光
の出射端からハウジング19と周溝25の境界までの距
離A、基端側斜面23と挿入部中心軸線53とのなす角
度η[°]、の各値を、上記第1の実施形態の超音波内
視鏡と同じ値に設定した場合には、上述の(2)式を満
足することができないこととなる。したがって、照明用
レンズ22からの照明光は、切欠部20の先端側斜面5
0・周溝25によって反射され、その乱反射光が対物レ
ンズ21に入射して、内視鏡観察画像にフレアを発生さ
せる原因となる。
【0037】なお、このとき出射角度ξ(°)を小さく
(狭く)設定することで先端側斜面50・周溝25によ
り照明光が反射しないようにすることもできるが、この
場合には、照明光による照明範囲が狭くなってしまい、
これにより得られる内視鏡観察画像には暗い部分が増え
てしまうので、病変部等の観察に支障をきたすこととな
る。
【0038】そこで、上記第1の実施形態の超音波内視
鏡では、照明用レンズ22と対物レンズ21の位置関係
を従来のものとは逆の配置、即ち挿入部中心線軸線53
に近い側に対物レンズ21を、遠い側に照明用レンズ2
2をそれぞれ配置したことによって、挿入部2の外径寸
法を大径化することなく、照明光の出射角度を制限する
ことで照明光の照射範囲を狭めることなく、照明用レン
ズ22からの照明光が対物レンズ21に入射することを
防止し、よってフレア等の悪影響がない良好な内視鏡観
察画像を得ることができる。
【0039】図5は、上記第1の実施形態の超音波内視
鏡の変形例を示す図であって、内視鏡挿入部の先端部を
拡大した要部拡大側面図を示している。なお、この変形
例における内視鏡挿入部の先端部11は、上述の第1の
実施形態における切欠部20を除去した場合の例示であ
る。
【0040】即ち、この変形例における内視鏡挿入部2
の先端部11は、第1の実施形態の切欠部20の基端側
斜面23に相当する斜面23のみが設けられ、先端側斜
面50は除去されて形成されている。
【0041】そして、上記斜面23上には、照明用レン
ズ22と対物レンズ21とが設けられており、挿入部中
心軸線53に近い側に対物レンズ21を、遠い側に照明
用レンズ22をそれぞれ配置している。その他の構成に
ついては、上述の第1の実施形態(図2参照)と全く同
様である。
【0042】このように構成された上記変形例によって
も、上述の第1の実施形態と全く同様の効果を得ること
ができる。
【0043】また、図6は、上記第1の実施形態の超音
波内視鏡の別の変形例を示す図であって、内視鏡挿入部
の先端部の一部を破いて拡大して示す要部拡大側面図で
ある。この別の変形例においては、上述の第1の実施形
態における切欠部20の先端側斜面50(図6では開口
設置面30)上に、開口部26と、この開口部26を開
放または遮蔽する部材としての蓋28等を加えて配設し
た点が異なるのみである。
【0044】上記開口部26は、先端部11内に貫通し
て設けられた連通孔27の開口であって、この連通孔2
7は、先端部11の最先端に設けられたハウジング19
の内部と外部とを連結させる孔である。つまり、この連
通孔27は、ハウジング19内部に超音波伝達媒体44
を注入したり、超音波伝達媒体44内に発生した気泡等
を除去するための器具、例えばシリンジ針等を挿入する
ために設けられているものである。その他の構成につい
ては、上述の第1の実施形態(図2参照)と全く同様で
ある。
【0045】このように構成された上記別の変形例によ
っても上述の第1の実施形態と同様の効果を得ることが
できる。
【0046】また、この別の変形例では、挿入部2を体
腔内に挿入して使用する際に、体腔内の内壁面に直接接
触する可能性の少ない先端部11の構成部分、即ち切欠
部20内の開口設置面30を有効に利用して、連通口2
7の開口部26及び蓋28を配設するようにしたので、
内視鏡観察画像に影響を与えることなく新たな機能を付
加することができる。
【0047】図7は、本発明の第2の実施形態の超音波
内視鏡を示す図であって、内視鏡挿入部の先端部の一部
を破断して拡大した要部拡大側面図である。
【0048】この第2の実施形態においては、上述の第
1の実施形態における切欠部20に代えて、先端構成部
材18の先端側の一部に階段状の段差を設け、これによ
って形成される二つの壁面が傾斜面となるように形成し
ている。そして、この二つの傾斜面のうちの一方の斜
面、即ち先端構成部材18の最も先端側(ハウジング1
9側)の斜面(以下、対物用斜面という)29には、対
物レンズ21が設けられている。また、上記二つの傾斜
面のうちの他方の斜面、即ち先端構成部材18の基端側
の斜面(以下、照明用斜面という)31には、照明用レ
ンズ22が設けられている。これにより挿入部中心軸線
53に対して、照明用レンズ22が対物レンズ21より
も遠い側に配置している。
【0049】そして、上記対物用斜面29と照明用斜面
31の間に形成される平面である開口設置面30上に開
口部26が設けられており、この開口部26には、ハウ
ジング19の内部と外部を連通させる連通孔27が連設
されている。そして、開口部26は、蓋28によって開
放または遮蔽されるようになっている。
【0050】上記開口部26からは、上述の第1の実施
形態における別の変形例で説明したものと同様に、上記
連通孔27を介してハウジング19の内部に超音波伝達
媒体44の充填等を行なうことができるようになってい
る。
【0051】なお、上記開口設置面30上には、さまざ
まな機能を付加するための部材を配置することができ
る。即ち開口設置面30上に配設するものとしては、上
記開口部26のほかに、例えば体腔内の液体等を吸引す
る吸引管路の開口部等や、レンズ面を洗滌するためのノ
ズル等を設けるように構成しても良い。また、処置具等
を挿通させる処置具チャンネルの開口部を設けても良
い。
【0052】ここで、照明用レンズ22から出射される
照明光の出射角をξ(°)、照明光の出射端から開口設
置面30と対物用斜面29の境界までの距離をB、照明
用斜面31と挿入部中心軸53とのなす角度をη
[°]、挿入部中心軸53から照明光の出射端までの高
さをh3、挿入部中心軸53から開口設置面30までの
高さをH、としたとき、以下の(3)式を満足するよう
に各値を設定する。即ち、 ξ[°]/2>90[°]−η[°]+tan-1{H−h3/B}…(3) の関係とする。
【0053】そして、上記照明用レンズ22は、光源装
置からライトガイドを介して伝送される照明光を外部の
被検体に向けて出射する。対物レンズ21は、照明用レ
ンズ22による照射範囲の被検体を結像する。
【0054】このとき、照明用レンズ22からの照明光
が、図7において点線矢印cで示す方向に出射された場
合、即ち開口設置面30と対物用斜面29の境界に照明
光が出射された場合を考えてみる。この場合において、
照明用レンズ22から出射される照明光の出射角ξ1
(°)、照明光の出射端から開口設置面30と対物用斜
面29の境界までの距離B、照明用斜面31と挿入部中
心軸線53とのなす角度η(°)、挿入部中心軸線53
から照明光の出射端までの高さh3、挿入部中心軸線5
3から開口設置面30までの高さH、の関係は、以下の
(4)式で表わすことができる。即ち、 ξ1[°]/2=90[°]−η[°]+tan-1{(H−h3)/B}… (4) つまり、 ξ[°]/2>90[°]−η[°]+tan-1{(H−h3)/B}…( 5) を満足する場合において、照明用レンズ22からの照明
光は、図7に示す実線矢印dの軌跡を描くこととなる。
その結果、照明光は開口設置面30や、この開口設置面
30上に設けられた開口部26・蓋28等の部材によっ
て反射されることとなるが、このとき反射光が対物レン
ズ21に入射することはない。
【0055】また、上述のごとく、照明光は開口設置面
30等によって実線矢印dの軌跡を描くため、開口設置
面30のさらに先端側に位置する周溝25には、照明光
が当たることもない。したがって、これらの部分によっ
て乱反射が生じ、この反射光が対物レンズ21に入射す
ることはない。
【0056】このように上記第2の実施形態によれば、
先端構成部材18の形状を階段状に形成して、上述の第
1の実施形態と同様に、従来の内視鏡に対して照明用レ
ンズ22と対物レンズ21の配置を逆にするのみで、挿
入部2の外径寸法を大径化することなく、フレア等の内
視鏡観察画像に悪影響を及ぼす原因を除去し、より良好
な内視鏡画像を得ることができる。
【0057】また、上記第2の実施形態では、照明光の
出射角をさらに広くなるように設定した場合にも、照明
光が対物レンズ21に入射する心配がないので、出射角
を調整して、より広い範囲を照射するようにしても良
い。
【0058】次に、本発明の第3の実施形態を図8によ
って説明する。図8は、この第3の実施形態の超音波内
視鏡の内視鏡挿入部の先端部を拡大して示す要部拡大斜
視図である。
【0059】なお、この第3の実施形態は、上述の第1
の実施形態と基本的に同様の構成からなり、切欠部20
の基端側斜面23と対向する斜面上に反射用の凸状曲面
32が配設されている点が異なる。
【0060】即ち、上記切欠部20の基端側斜面23上
には照明用レンズ22と対物レンズ21が配設されてお
り、この基端側斜面23に対向して上記凸状曲面32が
基端側斜面23側に膨らむように配設されている。そし
て、この凸状曲面32が最も盛り上がっている部分であ
る頂部稜線eを境として一方の曲面に対向する基端側斜
面23上に上記照明用レンズ22が、他方の曲面に対向
する基端側斜面23上に対物レンズ21が配置されてい
る。
【0061】また、上記凸状曲面32には、各曲面上に
それぞれ開口部26が配設されていて、この開口部26
は、上述の第1の実施形態等と同様に、ハウジング19
の内部と外部を連通する連通孔27の開口であり、この
連通口27には、これを開放または遮蔽する蓋28が配
設されている。
【0062】なお、この第3の実施形態では、対物レン
ズ21と照明用レンズ22の配置、即ち挿入部中心軸線
に対する対物レンズ21と照明用レンズ22の位置関係
は考慮する必要はない。
【0063】このように構成された上記第3の実施形態
における作用を説明すると、まず、照明用レンズ22か
ら出射された照明光は、その一部が上記凸状曲面32に
当たり、これにより図8の破線矢印に示すように先端部
11の外方向(先端部11の挿入軸中心方向から離間す
る方向)に向けて反射する。
【0064】上記対物レンズ21は、照明用レンズ22
に対して凸状曲面32が最も盛り上がっている頂部稜線
eを隔てて反対側に配置されている。つまり、上記凸状
曲面32によって反射される照明光の反射方向とは反対
側に配置されている。これによって、上記凸状曲面32
で反射された照明光は対物レンズ21に入射することを
防止しているので、フレア等の悪影響のない良好な内視
鏡観察画像を得ることができる。
【0065】図9は、上述の第3の実施形態の変形例を
示す図であって、図8と同様に内視鏡挿入部の先端部を
拡大して示す要部拡大斜視図である。
【0066】この変形例においては、上記切欠部20の
基端側斜面23と対向する斜面上に設けられた反射用の
凸状曲面32に代えて、中央部が凸形状からなる反射用
平面33が配設されている点が異なるのみである。
【0067】上記反射用平面33の突出している部分で
ある頂部稜線fを境として一方の平面に対向する基端側
斜面23上に照明用レンズ22が、他方の平面に対向す
る基端側斜面23上に対物レンズ21が配置されてい
る。
【0068】そして、上記対物レンズ21は、照明用レ
ンズ22よりも反射用平面33の頂部稜線fに近い側に
配置されている。
【0069】なお、上記反射用平面33には、上述の第
3の実施形態と同様に開口部26がそれぞれの平面上に
配設されている。その他の構成及び作用は、上述の第3
の実施形態と全く同様である。
【0070】この変形例によっても、上述の第3の実施
形態と全く同様の効果を得ることができる。
【0071】図10は、上述の第3の実施形態の別の変
形例を示す図であって、図8、図9と同様に、内視鏡挿
入部の先端部を拡大して示す要部拡大斜視図である。
【0072】この別の変形例においては、上記反射用平
面33に代えて、上記切欠部20の基端側斜面23と対
向する位置であって先端構成部材18の先端側に、中央
部に平面34を形成し、両端部に2つの反射用平面33
を設けるように構成した点が異なる。その他の構成及び
作用は、上述の第3の実施形態と全く同様である。
【0073】このような構成の別の変形例によっても、
上述の第3の実施形態と全く同様の効果を得ることがで
きると共に、平面34を形成したことによって、この平
面34を利用して他の機能を付加するための部材を配設
することが容易に可能となる。
【0074】図11は、本発明の第4実施形態の超音波
内視鏡を示す図であって、内視鏡挿入部の先端部の一部
を破いて拡大して示す要部拡大側面図である。
【0075】この第4の実施形態の超音波内視鏡は、上
述の第1の実施形態における別の変形例(図6参照)と
同様に、切欠部20の先端側の斜面である開口設置面3
0上に開口部26と、この開口部26を開放または遮蔽
する蓋28が配設されている。そして、上記開口部26
には、先端部11内に貫通して設けられ、ハウジング1
9の内部と外部とを連結させる連通孔27が連設されて
いる。
【0076】また、上記切欠部20の基端側斜面23に
は、対物レンズ21及び照明用レンズ22が配設されて
いる。なお、この第4の実施形態においても、上記対物
レンズ21及び照明用レンズ22の配置について、挿入
部中心軸線53からの距離を考慮する必要はなく、上記
対物レンズ21及び照明用レンズ22は、基端側斜面2
3上に配置されておれば良い。
【0077】そして、この第4の実施形態では、切欠部
20内において上記開口設置面30と基端側斜面23に
よって形成される谷部に、段差部54が形成されてお
り、この段差部54を形成する一方の面であって、上記
基端側斜面23に対向する面に反射面35が設けられて
いる。なお、上記反射面35と基端側斜面23とのなす
角度β及び開口設置面30と基端側斜面23とのなす角
度ηは、共に角度90(°)以上となるように設定され
ている。
【0078】また、挿入部中心軸線53から開口設置面
30上の開口部26の上端までの高さを符合h5、挿入
部中心軸線53から反射面35の上端までの高さを符合
h4によってそれぞれ示すものとすると、高さh5は高
さh4より低くなるように設定されている(h4>h
5)。
【0079】そして、挿入部中心軸線53から照明用レ
ンズ22による照明光の出射端位置までの高さを符合h
3によって示すと、この高さh3は上記反射面35の高
さh4より低くなるように設定されている(h4>h
3)。
【0080】このように構成された上記第4の実施形態
の超音波内視鏡において、照明用レンズ22から出射さ
れた照明光の作用を以下に簡単に説明する。ここでは、
図11において破線矢印gで示す照明光の軌跡について
考えることとする。この破線矢印gは、上記照明用レン
ズ22の出射端から出射された照明光の軌跡を示してい
る。
【0081】上述したように挿入部中心軸線53から開
口部26の上端までの高さh5は、挿入部中心軸線53
から反射面35の上端までの高さh4より低く設定され
ており、かつ挿入部中心軸線53から照明用レンズ22
の照明光の出射端までの高さh3は、反射面35の上端
までの高さh4より低く設定されている。
【0082】この場合において、照明用レンズ22より
出射される照明光の出射角ξが小さい場合や、挿入部中
心軸線53から照明光の出射端までの高さh3が挿入部
中心軸線53から反射面35の上端までの高さh4とが
略同様の高さに設定されている場合には、照明用レンズ
22から出射される照明光は、反射面35の上端を通過
して開口設置面30側に向けて進み、開口部26より上
側の開口設置面30上に出射される。そして、この開口
設置面30によって内視鏡上方向に反射されることとな
る(軌跡g参照)。したがって、開口部26の上端より
下側に照明光が照射されることはなく、これにより照明
光の乱反射を防止している。
【0083】また、開口設置面30と基端側斜面23と
の角度ηは、角度90(°)以上に設定されているた
め、照明用レンズ22からの照明光が開口設置面30に
よって反射され、その反射光が開口設置面30に対向す
る基端側斜面23上に配設された対物レンズ21に入射
することもない。
【0084】一方、照明用レンズ22から出射される照
明光の出射角ξが大きい場合や、挿入部中心軸線53か
ら照明光の出射端までの高さh3が挿入部中心軸線53
から反射面35の上端までの高さh4よりかなり低く設
定された場合には、照明用レンズ22からの照明光の一
部は、反射面35によって反射され、これにより内視鏡
上方向に進む(図11の実線矢印jで示す軌跡)。この
とき、反射面35と基端側斜面23とのなす角βは、角
度90(°)以上に設定されているので、反射光が対物
レンズ21に入射されることはない。
【0085】このように上記第4の実施形態によれば、
上述の第1の実施形態及びその別の変形例と同様の効果
を得ることができると共に、照明用レンズ22を挿入部
中心軸線53側に近い位置に配置した場合にも、照明光
が対物レンズ21に入射することを防止できる。そして
挿入部を大径化することなく、フレア等の悪影響を防止
して、より良好な内視鏡画像を得ることができる。
【0086】また、照明光の出射角が広くなるように調
整しても、照明光が対物レンズ21に入射することを防
止できるので、より広い照射範囲を得ることが容易にで
きる。
【0087】図12は、本発明の第5の実施形態の超音
波内視鏡を示す図であって、内視鏡挿入部の先端部の一
部を破いて拡大して示す要部拡大側面図である。なお、
この第5の実施形態は、基本的に上述の第1の実施形態
と同様の構成からなるものである。したがって、同様の
構成部材については同じ符合を付して、その説明は省略
する。
【0088】照明用レンズ22を構成する円柱形状の照
明レンズ36と光源装置(図12では図示せず。図1参
照)から供給される照明光を伝送するライトガイド38
の先端部の間には、照明光の一部を遮る遮光手段である
円板状の絞り37が配設されている。この絞り37は、
図13の断面図に示すように、半円形状の開口部39及
び照明光を遮る遮光部40とによって形成されている。
【0089】そして、この絞り37がライトガイド38
の先端部に取り付けられる際には、遮光部40が下側、
即ち先端側斜面50に近い側に位置するように取り付け
られている。
【0090】なお、この場合にも対物レンズ21及び照
明用レンズ22の配置については、挿入部中心軸線53
からの距離を考慮する必要はない。
【0091】このように構成された上記第5の実施形態
の超音波内視鏡の作用を説明すると、まず、光源装置か
らの照明光がライトガイド38によって伝送される。す
ると、照明光は、ライトガイド38の先端部の絞り37
の開口部39側を通過し、照明レンズ36を透過して外
部の被検体に向けて出射される。
【0092】このとき、絞り37の遮光部40によっ
て、照明光の一部が遮光されることとなる。上述したよ
うに、遮光部40は下側、即ち先端側斜面50に近い側
に配置されているので、この遮光部40に相当する部
分、即ち図12の符合Dによって示す部分から照明光は
出射せず、照明レンズ36の上半部からのみ出射される
こととなる。したがって、先端側斜面50や周溝25に
向けて照明光が照射されることがない。これにより乱反
射等を防止すると共に、有害光が対物レンズ21に入射
することもない。
【0093】以上説明したように上記第5の実施形態に
よれば、照明用レンズ22の照明レンズ36から外部に
向けて出射される照明光の一部を絞り37によって遮光
して、照明光が対物レンズ21に入射することを防止す
ることによって、フレア等の悪影響を除去している。こ
れにより良好な内視鏡画像を得ることができる。
【0094】また、対物レンズ21及び照明用レンズ2
2の配置について、挿入部中心軸線からの距離を考慮す
る必要がないので、内視鏡先端部11の構成部材を配置
するについての自由度を確保することができる。
【0095】そして、ライトガイド38と照明レンズ3
6の間に絞り37を介装するだけの簡単な構成でフレア
を防止することができるので、先端部11の長大化、挿
入部2の大径化等を抑制することにも寄与している。
【0096】図14は、本発明の第6の実施形態の超音
波内視鏡を示した図であって、内視鏡挿入部の先端部の
一部を破いて拡大して示す要部拡大側面図である。な
お、この第6の実施形態は、基本的に上述の第5の実施
形態と同様の構成からなるものである。したがって、同
様の構成部材については同じ符合を付して、その説明は
省略する。
【0097】この第6の実施形態の超音波内視鏡におけ
る照明用レンズ22は、光源装置から供給される照明光
を伝送するライトガイド38、断面が半円形状からなる
照明レンズ41、断面が半円形状からなり、照明光を遮
る遮光板42によって構成されている。この遮光板42
は、先端側斜面50に近い側に配置され、また照明レン
ズ41は、この遮光板42とは反対側、即ち基端側斜面
23の上側に配置されている。
【0098】なお、この第6の実施形態でも対物レンズ
21と照明用レンズ22の配置、即ち挿入部中心軸線に
対する対物レンズ21と照明用レンズ22の位置関係は
考慮する必要はない。
【0099】このように構成された上記第6の実施形態
の超音波内視鏡の作用を説明する。
【0100】ライトガイド38によって光源装置から伝
送される照明光は、照明レンズ41を透過して被検体に
向けて出射される。このとき、ライトガイド38の先端
部には、遮光部材42が先端側斜面50に近い側(下半
部;図14の符合Eで示す部分)に配置されているの
で、ライトガイド38で伝送された照明光の一部は、上
記遮光板42によって遮光されることとなり、照明光
は、照明レンズ41のある上半部側からのみ出射するこ
ととなる。したがって、照明光が先端側斜面50や周溝
25に照射されることはなく、乱反射光等の有害光が対
物レンズ21に入射することはない。
【0101】以上説明したように上記第6の実施形態に
よれば、上述の第5の実施形態と同様の効果を得ること
ができる。
【0102】また、この第6の実施形態では、照明用レ
ンズ22の構成を照明レンズ41と遮光板42によって
構成することで、ライトガイド38によって伝送される
照明光の上半部のみを照明レンズ41によって透過させ
ると共に、この照明レンズ41を透過する照明光以外の
照明光(ライトガイド下半部の照明光)を遮光板42に
よって遮光するようにしたので、より簡単な構成でフレ
アを防止することができると共に、先端部11の長大
化、挿入部2の大径化を抑制することに寄与している。
【0103】図15は、本発明の第7の実施形態の超音
波内視鏡を示した図であって、内視鏡挿入部の先端部の
一部を破いて拡大して示す要部拡大側面図である。な
お、この第7の実施形態は、基本的に上述の第5、第6
の実施形態と同様の構成からなるものであるが、ライト
ガイド43の形状が異なるのみである。したがって、同
様の構成部材については同じ符合を付して、その説明は
省略する。
【0104】この第7の実施形態の超音波内視鏡におけ
る照明用レンズは、断面が半円形状からなる異形ライト
ガイド43(図16の部分斜視図参照)及び円柱形状か
らなる照明レンズ36によって構成されている。
【0105】そして、上記異形ライトガイド43は、照
明レンズ36の上半部、即ち先端側斜面50や周溝25
から遠い側に配設されている。
【0106】このように構成した上記第7の実施形態に
おいて、異形ライトガイド43によって伝送される照明
光は、照明レンズ36を透過して被検体に向けて出射さ
れる。
【0107】上述のように上記異形ライトガイド43
は、その断面が半円形状からなるものであって、かつ照
明レンズ36の上半部に配設されているので、この照明
レンズ36から出射する照明光は、図15の符合Gで示
す部分からは出射せず、照明レンズ36の上半部からの
み出射することとなる。したがって、照明光が先端側斜
面50や周溝25に照射されることはないので、乱反射
した有害光線が対物レンズ21に入射することもない。
【0108】このように上記第7の実施形態によっても
上述の第5、第6の実施形態と同様の効果を得ることが
できる。
【0109】ところで、従来の超音波内視鏡において、
ハウジング内部に充填されている超音波伝達媒体中に気
泡が発生すると、これにより得られる内視鏡画像に悪影
響を与えてしまうこととなる。したがって、より良好な
内視鏡画像を得るためには、超音波伝達媒体中に発生し
た気泡を適宜除去する必要がある。
【0110】そこで、従来の超音波内視鏡では、例えば
ハウジングの内部と外部とを連結させる連通孔を2つ設
け、一方の連通孔の開口側に気泡を集めておいて、他方
の連通孔からハウジング19内部に超音波伝達媒体をシ
リンジ等を用いて注入することによってハウジング内の
気泡を除去していた。しかし、このような手段では、気
泡の除去作業のために多大な時間・手間等がかかってし
まうと共に、熟練した技術を必要としていた。
【0111】このような事情に鑑みて、以下に説明する
本発明の第8の実施形態の超音波内視鏡では、ハウジン
グ内部の超音波伝達媒体中に発生する気泡を簡単に短時
間で除去し、これにより良好な内視鏡画像を得るように
している。
【0112】即ち図17は、本発明の第8の実施形態の
超音波内視鏡先端部の概略構成を示す概念図である。な
お、この第8の実施形態の超音波内視鏡は、基本的には
上述の第1の実施形態における別の変形例(図6参照)
等と同様の構成からなるものであるので、異なる構成部
材のみを図示し、これについて説明する。
【0113】この超音波内視鏡の先端部11は、先端構
成部材18とハウジング19とによって形成されてお
り、ハウジング19内には、超音波伝達媒体44が充填
されている。
【0114】先端構成部材18には、ハウジング19の
内部と外部とを連通させる二本の連通孔である媒体注入
管路46が設けられており、この媒体注入管路46に
は、注入管47及び吸引管48の各基端部がそれぞれ着
脱自在に接続されている。
【0115】上記注入管47の終部端は、タンク51内
の比較的底面寄りに開口しており、吸引管48はポンプ
49を介して、その終端部がタンク51内の超音波伝達
媒体52の液面寄りの位置に開口されている。そして、
上記タンク51は、気泡の生じていない状態にある超音
波伝達媒体52によって満たされている。
【0116】なお、このタンク51内の超音波伝達媒体
52は、上記ハウジング19内の超音波伝達媒体44と
同じものであるが、気泡の生じていない状態である旨を
示すために符合を変えて示しているものである。
【0117】このように構成された上記第8の実施形態
の超音波内視鏡において、ハウジング19内の超音波伝
達媒体44中に気泡45が発生した場合に、これを除去
するには、まず媒体注入管路46に注入管47及び吸引
管48を接続する。この状態で、ポンプ49を作動さ
せ、ハウジング19内の超音波伝達媒体44を吸引す
る。これによって、ハウジング19内の超音波伝達媒体
44は、気泡45と共に媒体注入管路46から吸引管4
8に吸引され、ポンプ49を介してタンク51内に排出
される。
【0118】一方、タンク51内に満たされた気泡の生
じていない状態の超音波伝達媒体52は、ポンプ49の
吸引力によって注入管47から媒体注入管路46を介し
てハウジング19内に注入される。
【0119】このようにして気泡45が含まれた超音波
伝達媒体44は、気泡の生じていない超音波伝達媒体5
2と入れ替わり、ハウジング19内からは気泡45が除
去されることとなる。
【0120】なお、気泡45を含む超音波伝達媒体44
は、タンク51内に向けて排出されるようになっている
が、吸引管48の終端部はタンク51内の超音波伝達媒
体52の液面寄りの位置に、また注入管47の終端部は
タンク51の底面寄りにそれぞれ充分な距離を置いて開
口するようになっているので、吸入管48を介してタン
ク51内に排出された気泡45が、底面寄りに開口する
注入管47の開口から容易に侵入しないようになってい
る。
【0121】この第8の実施形態によれば、ハウジング
19の内部に発生した気泡45を、より簡単に、かつ確
実に除去することができるので、気泡45等に影響され
ない良好な内視鏡画像を得ることができる。
【0122】[付記]上記発明の実施形態により以下の
ような構成の発明を得ることができる。
【0123】(1)挿入部先端に設けられた先端構成部
材と、先端構成部材に取り付けられたハウジングと、先
端構成部材とハウジングの間に設けられた溝と、ハウジ
ングに内在される超音波を送受信する超音波振動子と、
先端構成部材の前端側の側面を楔形状に切り欠いた切欠
部と、切欠部の手元側斜面に対向し軸方向の挿入部中心
軸から上端まで高さが挿入部中心軸から手元側傾斜面の
上端までの高さより小さい値である先端側斜面と、切欠
部の手元側斜面に配置された対物レンズと照明用レンズ
とを有する超音波内視鏡において、軸方向の挿入部中心
軸に対して近い方に対物レンズを配置し、遠い方に照明
用レンズを配置すると共に、照明光の照明レンズからの
出射角ξ[°]、挿入部中心軸から照明光の出射端まで
の高さh3、照明光の出射端からハウジングと溝との境
界までの距離A、挿入部中心軸からハウジングの上端ま
での高さh2、切欠部の手元側斜面と挿入部中心軸とが
なす角度η[°]、の関係が、 ξ[°]/2<90[°]−η[°]+tan-1{(h
3−h2)/A} を満たす超音波内視鏡。
【0124】したがってこのような構成により、照明用
レンズから出射された照明光は切欠部の先端側斜面や溝
によって乱反射することがないので、照明光が対物レン
ズ内に入射することを防止して、より良好な内視鏡画像
を得ることができる。
【0125】(2)挿入部先端に設けられた先端構成部
材と、先端構成部材に取り付けられたハウジングと、先
端構成部材とハウジングの間に設けられた溝と、ハウジ
ングに内在される超音波を送受信する超音波振動子と、
先端構成部材の前端側の側面に設けた斜面と、先端構成
部材の後端側の側面に設けた斜面と、前記2つの斜面の
間に設けられた平面とを有する超音波内視鏡において、
前端側の側面に設けた斜面に対物レンズを配置し、後端
側の側面に設けた斜面に照明用レンズを配置し、2つの
斜面の間に設けられた平面に構造物を配置すると共に、
照明光の照明レンズからの出射角ξ[°]、照明光の出
射端から2つの斜面の間に設けられた平面と前端側の側
面に設けた斜面との境界までの距離B、後端側の側面に
設けた斜面と挿入部中心軸とがなす角度η[°]、挿入
部中心軸から照明光の出射端までの高さh3、挿入部中
心軸から2つの斜面の間に設けられた平面までの高さ
H、の関係が、 ξ[°]/2>90[°]−η[°]+tan-1{(H
−h3)/B} を満たす超音波内視鏡。
【0126】したがってこのような構成により、照明レ
ンズから出射された照明光は、2つの斜面の間に設けら
れた平面や、この平面上に設けられた構造物によって反
射するが、その反射光が対物レンズ内に入射するような
ことはなく、より良好な内視鏡画像を得ることができ
る。
【0127】(3)挿入部先端に設けられた先端構成部
材と、先端構成部材に取り付けられたハウジングと、先
端構成部材とハウジングの間に設けられた溝と、ハウジ
ングに内在される超音波を送受信する超音波振動子と、
先端構成部材の前端側の側面を楔形状に切り欠いた切欠
部と、切欠部の手元側斜面に配置された対物レンズと照
明用レンズと、照明用レンズに対向して設けられた先端
側斜面とを有する超音波内視鏡において、先端側斜面は
照明用レンズに向かって膨らみを持つ凸状曲面形状を有
すると共に、対物レンズが照明用レンズよりも凸状曲面
が最も盛り上がっている部分に近い方に配置され、この
先端側斜面に構造物を配置した超音波内視鏡。
【0128】したがってこのような構成により、照明光
は凸状曲面に当たった後、対物レンズが配置されている
方向とは逆方向に反射するので、その反射光が対物レン
ズ内に入射してしまうことがない。よって、より良好な
内視鏡画像を得ることができる。
【0129】(4)挿入部先端に設けられた先端構成部
材と、先端構成部材に取り付けられたハウジングと、先
端構成部材とハウジングの間に設けられた溝と、ハウジ
ングに内在される超音波を送受信する超音波振動子と、
先端構成部材の前端側の側面を楔形状に切り欠いた切欠
部と、切欠部の手元側斜面に配置された対物レンズと照
明用レンズとを有する超音波内視鏡において、切欠部の
開口角度を90°以上とすると共に、切欠部の先端側斜
面と平行でかつハウジング側に設けられ、さらに先端側
斜面よりも深く切り欠いて形成される段差面を有し、こ
の段差面と切欠部の手元側斜面とのなす角度が90°以
上であり、段差面に設けた構造物の挿入部中心軸からの
高さh5と、挿入部中心軸から切欠部の先端側斜面上端
までの高さh4との関係が、 h4>h5 であり、さらに挿入部中心軸から照明光の出射端までの
高さh3と、挿入部中心軸から切欠部の先端側斜面上端
までの高さh4との関係が、 h4>h3 であることを満足している超音波内視鏡。
【0130】したがってこのような構成により、照明レ
ンズから出射された照明光は切欠部または段差面で反射
し、かつ段差面に設けられた構造物には照明光が照射さ
れないので、その反射光が対物レンズに入射してフレア
等の障害を起こすことなく、より良好な内視鏡画像を得
ることができる。
【0131】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、超音
波内視鏡の先端部及び挿入部の外径を大径化することな
く、また照明光の出射角度を狭くすることなくフレア等
の悪影響を防止して、より良好な内視鏡画像を得られる
超音波内視鏡を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される超音波内視鏡全体の構成を
示す概略構成図。
【図2】本発明の第1の実施形態の超音波内視鏡におけ
る挿入部の先端部を拡大して示す要部拡大側面図。
【図3】図2の超音波内視鏡における先端部の一部を破
いて示した上面図。
【図4】図2の超音波内視鏡における先端部を先端側か
ら見た正面図。
【図5】図2の超音波内視鏡の変形例を示し、内視鏡挿
入部の先端部を拡大して示す要部拡大側面図。
【図6】図2の超音波内視鏡の別の変形例を示し、内視
鏡挿入部の先端部の一部を破いて拡大して示す要部拡大
側面図。
【図7】本発明の第2の実施形態の超音波内視鏡におけ
る挿入部の先端部の一部を破断して拡大した要部拡大側
面図。
【図8】本発明の第3の実施形態の超音波内視鏡におけ
る挿入部の先端部を拡大して示す要部拡大斜視図。
【図9】図8の超音波内視鏡の変形例を示し、内視鏡挿
入部の先端部を拡大して示す要部拡大斜視図。
【図10】図8の超音波内視鏡の別の変形例を示し、内
視鏡挿入部の先端部を拡大して示す要部拡大斜視図。
【図11】本発明の第4の実施形態の超音波内視鏡にお
ける挿入部の先端部の一部を破いて拡大して示す要部拡
大側面図。
【図12】本発明の第5の実施形態の超音波内視鏡にお
ける挿入部の先端部の一部を破いて拡大して示す要部拡
大側面図。
【図13】図12の超音波内視鏡における絞りの断面
図。
【図14】本発明の第6の実施形態の超音波内視鏡にお
ける挿入部の先端部の一部を破いて拡大して示す要部拡
大側面図。
【図15】本発明の第7の実施形態の超音波内視鏡にお
ける挿入部の先端部の一部を破いて拡大して示す要部拡
大側面図。
【図16】図15の超音波内視鏡における異形ライトガ
イドの部分斜視図。
【図17】本発明の第8の実施形態の超音波内視鏡先端
部の概略構成を示す概念図。
【符号の説明】
1……超音波内視鏡 2……挿入部 3……操作部 4……接眼部 5……把持部 11……先端部 18……先端構成部材 19……ハウジング 20……切欠部 21……対物レンズ 22……照明用レンズ 23……基端側斜面 24……超音波振動子 25……周溝(溝) 50……先端側斜面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入部先端に設けられた先端構成部材
    と、この先端構成部材の先端に配設されたハウジング
    と、上記先端構成部材と上記ハウジングの境界付近の先
    端構成部材の外周に穿設された溝と、上記ハウジング内
    に収納され、超音波の送受信を行なう超音波振動子と、
    上記先端構成部材近傍の外周から挿入部中心軸方向へ楔
    形状に切り欠いた切欠部と、この切欠部の基端側に形成
    された基端側斜面と、この基端側斜面に対向して形成さ
    れ、挿入部中心軸から外周面までの高さが基端側斜面の
    挿入部中心軸から外周面までの高さよりも低い先端側斜
    面と、上記基端側斜面に設けられた対物レンズ及び照明
    用レンズとを有する超音波内視鏡において、 挿入部中心軸側に対物レンズを配置し、この対物レンズ
    よりも挿入部中心軸から遠い部分に照明用レンズを配置
    すると共に、照明用レンズからの照明光の出射角ξ
    [°]、挿入部中心軸からの照明用レンズにおける照明
    光の出射端までの高さh3、上記照明光の出射端からの
    溝のハウジング側までの距離A、挿入部中心軸からハウ
    ジングの外周までの高さh2、基端側斜面と挿入部中心
    軸とのなす角度(傾斜角)η[°]の関係が、 ξ°/2<90°−η°+tan-1{(h3−h2)/
    A} を満たすことを特徴とする超音波内視鏡。
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