JPS6311619Y2 - - Google Patents

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JPS6311619Y2
JPS6311619Y2 JP1981004437U JP443781U JPS6311619Y2 JP S6311619 Y2 JPS6311619 Y2 JP S6311619Y2 JP 1981004437 U JP1981004437 U JP 1981004437U JP 443781 U JP443781 U JP 443781U JP S6311619 Y2 JPS6311619 Y2 JP S6311619Y2
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JP
Japan
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wind tunnel
suction pipe
discharge pipe
pipe
air
Prior art date
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JP1981004437U
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JPS57118341U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は兼用形風洞の改良に係るものである。
(従来の技術) 従来使用されている兼用形風洞においては第1
図に示すように、ほぼ4辺形を有する風洞の隅角
部における吐出管aの連接された一辺と、同辺に
直交する他辺との交叉部に配設された変流翼bを
平行移動または回転することによつて気流の方向
を変更し、風路の開閉については変流翼bと独立
してその両側に配設された扉c,d、若しくはダ
ンパによつて行なわれるようになつている。
また従来この種の風洞として、風洞を構成する
閉鎖管路に開閉可能に空気吸込口と空気吹出口と
を設けるとともに、同両口に夫々開閉板を設け、
同開閉板が前記吸込口と吹出口を閉塞して管路の
壁面と同一面になつた場合は風洞は回流型として
動作し、開閉板を管路側に回動して管路内を循環
する流路を遮断し、前記吸込口及び吹出口を開放
した場合は、風洞は吹出型として動作するように
したものが、実公昭54−8755号公報において提案
されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、前記第1図に示す従来の風洞に
おいては、風洞開閉の場合、扉c,d若しくはダ
ンパの開閉と3段階の操作を要するために、迅速
性に欠ける憾みがある。
また前記実公昭54−8755号公報に示された風洞
においては、空気吸込口の扉と空気吐出口の扉と
の2枚の扉の操作を必要とし、風路切換時の操作
が迅速に行なわれないという欠点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案はこのような問題点を解決するために提
案されたもので、回流風路と吹出し風路とを風洞
の流路に交互に切換えて接続する兼用形風洞にお
いて、前記風洞の一辺に連接された吐出管兼吸引
管と、前記風洞の一辺と接続する他辺に直交して
連接し、かつ前記吐出管兼吸引管と並設された吸
引管兼吐出管と、同吸引管兼吐出管と前記吐出管
兼吸引管との交叉端部を中心に回転し、前記吐出
管兼吸引管及び吸引管兼吐出管と前記風洞との連
接部をそれぞれ相互に開閉するように構成された
回転扉と、前記風洞の隅角部内に位置するように
前記回転扉に支持された変流翼とを有することを
特徴とする兼用形風洞に係り、その目的とする処
は、風路分岐部の構造が著しく簡略化され、流れ
方向変更時の操作性能が向上され、且つコストの
低減された改良された兼用形風洞を供する点にあ
る。
(作用) 本考案に係る風洞においては前記したように、
同風洞の一辺に連接した吐出管兼吸引管と、前記
風洞の一辺と接続する他辺に直交して連接し、か
つ前記吐出管兼吸引管と並設された吸引管兼吐出
管との交叉端部を中心として回動し、かつ変流翼
が支持された回転扉を配設して、同回転扉によつ
て前記各管と風洞との連接部をそれぞれ相互に開
閉するとともに、同各連接部開放時に前記風洞の
両辺の各風路間を閉塞して、風洞が吹放し形風洞
として使用されるようにし、また前記回転扉によ
つて前記連接部を閉塞した場合、同回転扉に支持
された変流翼が風洞内の隅角部に位置して空気流
をして前記両辺の風路間を回流せしめ、前記風洞
が回流形風洞として使用されるようにしたもので
ある。
(実施例) 以下本考案の第2図と第3図に示す実施例につ
いて説明する。
(実施例の構成) 1はほぼ4辺形をなす風洞で、同風洞1の2辺
1a,1bが直交する隅角部において、一辺1a
に吐出管として機能する吐出管兼吸引管2が同一
辺1aの延長上に位置するように連接され、他辺
1bには同辺1bと直交し、且つ前記吐出管兼吸
引管2と隣接してこれと平行に延びる吸引管とし
て機能する吸引管兼吐出管3が連接しており、前
記両管2,3は仕切板4を介して区劃されてい
る。
前記風洞1の隅角部には、その両辺1a,1b
及び前記両管2,3に交叉部に回転軸5を有し、
前記各管2,3と前記各辺1a,1bとの連接部
を同時に開閉する回転扉6が配設されている。同
回転扉6には前記各連接部の閉塞時に、前記風洞
1の隅角部における一辺1a内に位置するように
変流翼7が支持されている。図示の実施例におけ
る如く、風洞1における屈曲部が曲線状である場
合、同風洞1の風路屈曲部と前記回転扉6との間
隙を、同回転扉6に装着された補助扉8によつて
シールするように構成されている。
(実施例の作用、効果) 従つて前記回転扉6を第3図の実線位置まで回
動して、風洞1の両辺1a,1bの各風路と前記
各管2,3との連接部を同時に閉塞するととも
に、補助扉8によつて他辺1bの風路と吸込管3
との連接部における曲線状屈曲部との間を閉塞す
ると、矢印Aに示す風洞における一辺1a内の風
路を流れる測定胴下流は、変流翼7によつて矢印
Bに示す如く、一辺1a内の風路より他辺1b内
の風路に方向を変換され、矢印Cに示すように送
風機に吸引され、同送風機によつて風洞1内を循
環し、かくして同風洞1は回流形風洞として使用
される。
次に前記回転扉6を矢印D方向に回転して第3
図の鎖線に示す位置まで90゜回転するとともに、
前記両辺1a,1bの内側部間の屈曲部を補助扉
8で閉塞すると、前記風洞1の両辺1a,1bの
連接部を閉塞するとともに、同各辺1a,1b内
風路を夫々吐出管兼吸引管2及び吸引管兼吐出管
3に連通せしめると、他辺1b側に内蔵された送
風機9によつて空気流は矢印Dに示す如く吸込管
3より吸引され、更に矢印E,Cに示す如く他辺
1b内の風路に吸引され、この空気流は送風機に
よつて風洞1内を回流して矢印A,Fに示す如く
風洞1の一辺1aより吐出管兼吸引管2を介して
吐出され、前記風洞1は吹放し形風洞に切換えら
れるものである。
なお送風機が風洞1の一辺1a側に配設された
場合、同一辺1a側に今度は吸引管として機能す
る吐出管兼吸引管2を連接し、他辺1bに同吸込
管2と並行に今度は吐出管として機能する吸引管
兼吐出管3を連接し、回転扉6による前記各辺1
a,1bと前記各管2,3との連接部を同時に閉
塞した場合、回転扉6に支持された変流翼7が他
辺1b内に位置するように構成されるものであ
る。
(考案の効果) このように本考案によれば変流翼が支持された
回転扉を90゜回転させることによつて、風洞の風
路を回流形または吹放し形に簡単に切換えること
ができるものであり、また本考案によれば前記し
たように回転扉に変流翼が支持されているので、
従来風路の切換に使用されていた扉またはダンパ
が不要となり、また前記従来の風洞のように空気
吸込口と吹出口とに合計2枚の扉を設ける必要が
なく、コストが低減化され、且つ風路の切換操作
が簡単迅速になる等、本考案は多くの利点を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の兼用形風洞の横断平面図、第2
図は本考案に係る兼用形風洞の一実施例を示す横
断平面図、第3図はその要部拡大横断面図であ
る。 1……風洞、1a……風洞の一辺、1b……風
洞の他辺、2……吐出管兼吸引管、3……吸引管
兼吐出管、5……回転軸、6……回転扉、7……
変流翼。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回流風路と吹出し風路とを風洞の流路に交互に
    切換えて接続する兼用形風洞において、前記風洞
    の一辺に連接された吐出管兼吸引管と、前記風洞
    の一辺と接続する他辺に直交して連接し、かつ前
    記吐出管兼吸引管と並設された吸引管兼吐出管
    と、同吸引管兼吐出管と前記吐出管兼吸引管との
    交叉端部を中心に回転し、前記吐出管兼吸引管及
    び吸引管兼吐出管と前記風洞との連接部をそれぞ
    れ相互に開閉するように構成された回転扉と、前
    記風洞の隅角部内に位置するように前記回転扉に
    支持された変流翼とを有することを特徴とする兼
    用形風洞。
JP1981004437U 1981-01-19 1981-01-19 Expired JPS6311619Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981004437U JPS6311619Y2 (ja) 1981-01-19 1981-01-19

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JP1981004437U JPS6311619Y2 (ja) 1981-01-19 1981-01-19

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JPS57118341U JPS57118341U (ja) 1982-07-22
JPS6311619Y2 true JPS6311619Y2 (ja) 1988-04-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5932952U (ja) * 1982-08-25 1984-02-29 三菱重工業株式会社 U曲がりサイレンサ付風洞

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS548756U (ja) * 1977-06-22 1979-01-20

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JPS548756U (ja) * 1977-06-22 1979-01-20

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JPS57118341U (ja) 1982-07-22

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