JPS63115806A - 歯科用酸化亜鉛ユ−ジノ−ルセメント組成物 - Google Patents

歯科用酸化亜鉛ユ−ジノ−ルセメント組成物

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JPS63115806A
JPS63115806A JP61258481A JP25848186A JPS63115806A JP S63115806 A JPS63115806 A JP S63115806A JP 61258481 A JP61258481 A JP 61258481A JP 25848186 A JP25848186 A JP 25848186A JP S63115806 A JPS63115806 A JP S63115806A
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JP
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zinc oxide
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putty
base agent
eugenol
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Application number
JP61258481A
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Shunichi Futami
二見 春一
Toshio Saito
斉藤 季夫
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GC Corp
Original Assignee
GC Dental Industiral Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は歯科治療において1口腔疾患に対する鎮痛、鎮
静及び消炎作用を有する仮封材及びクラウン、ブリッジ
などの修復物の仮着材として用いる酸化亜鉛ユージノー
ルセメント組成物に関するものである。
〔従来の技術〕
仮封材及び仮着材は日常の歯科臨床に欠くことの出来な
いもので、つ蝕歯牙除去後の窩洞の鎮静のための仮封、
支台形成後の仮封冠の仮着、粛白療法時の貼薬剤の仮封
などに用いられている。仮封材は大別して次の3種類に
分けられる。
(1)ガツタパーチャを主成分とするテンポラリ−スト
ツピング、 (2)水硬性仮封材、 (3)酸化亜鉛ユージノールセメント テンポラリ−ストツピングは熱可塑性を有し。
棒状或いはペレット状に成形されて供給されている。使
用時には之を加熱軟化させ歯牙窩洞に圧接して仮封する
ものであり、非常に簡便な方法として長年に亘って用い
られているものであるが、冷却硬化時の収縮が大きく、
歯牙との接着が充分ではないなどのため、窩洞の辺縁封
鎖に対する効果は多くを期待出来ない材料である。
水硬性仮封材も硬化時間が長く(数時間)、且つ歯牙と
の接着力が劣るなどのため、窩洞の辺縁封鎖効果に対し
ては多くを期待出来ない材料である。
仮封材として必要な条件は ■ 窩洞の辺縁封鎖性の良いこと。
■ 撤去時に除去し易いこと、 ■ 硬化時間が短いこと、 などである。
酸化亜鉛ユージノールセメントは上記の条件に適合する
特性を有し、且つ流動性に優れ、適度な強度と接着力と
を有しているため仮着材としても多用されている材料で
ある。酸化亜鉛ユージノールセメントは ■ 酸化亜鉛を含む硬化剤が粉末であり、ニーシノール
を含むベース剤が液状である組合わせから成る形態で提
供される状態。
■ 酸化亜鉛を含む硬化剤とニーシノールを含むベース
剤とが流動性の大きなペースト状の組合わせでチューブ
詰めの形状で提供される状態であった。
使用時には硬化剤とベース剤とを混合練和して仮封用或
いは仮着用として用いるものであるが、この混合練和操
作は主として歯科助手(女子)の仕事である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
硬化剤とベース剤との混合練和は術者の習熟度によって
練り上げる時間が異なり、同成分の分散の状態が異なる
ため、硬化物の性能に極めて大きく影響するものである
。特にニーシノールを含むベース剤の液と酸化亜鉛を含
む硬化剤の粉末とを混合練和する場合には、粉末を3等
分して順次液に練り込み所期の粘稠度に練り上げて行く
が、粉末の飛散が大きいため液の中に粉末の混入が業し
く、練り上げ時間が1〜2分と多く掛かり、練和習熟度
によって練り上りの分散状態が異なり、また練り上げ時
間に差が出て来るため仮封、仮着時の操作性、接着力に
多大な影響を与えて来た。このため酸化亜鉛ユージノー
ルセメントは歯科助手。
歯科衛生士など混合練和する者にとっては熟練が要求さ
れる難しい材料である。また、ニーシノールを含むベー
ス剤と酸化亜鉛を含む硬化剤とがペースト状の流動性の
大きい場合にはチューブから等長に練和紙に押し出して
混合練和することは比較的容易であるが、使用中或いは
保管中にチューブより漏れ出して診療室を汚染する原因
となり、ニーシノール臭の刺激の強い臭気が発散し、術
者にとっては扱い難い材料である。また、硬化物は比較
的軟らかいため歯牙に仮封した場合に咬耗やブラシ摩耗
が大きく、変形・脱落の原因となっていた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者は酸化亜鉛を含む硬化剤とニーシノールを含む
ベース剤とが粉末と液体及びペーストとペーストとの従
来からの使用状態では硬化剤とベース剤との混合練和か
難しく、使用中及び保管中に漏洩が発生する問題があり
解決が難しいと判断した。そこで酸化亜鉛ユージノール
セメントの硬化剤とベース剤とをパテ状にした場合、所
望する量を専用ヘラで容易に採取出来るし、混合練和も
極めて容易であり、習熟度に関係無く誰れでも簡単に練
り上げることが出来ることを見い出した。
本発明のパテ状の硬化剤とベース剤とはJIS T66
02の歯科用リン酸亜鉛セメントの稠度測定に用いられ
る器具(直径10mm+容量0.5ntQ)により平板
上に試料を押し出し、30秒後にその直径を測定した時
1元の直径に対する変形率が10%(直径11 trt
l)以内のもので、自然流動が殆んど無いものである。
また硬化剤とベース剤とをパテ状にすることによって包
装容器から材料の流出の恐れがなくなり、使用中或いは
保管中に材料の漏洩が全く生じ無いため、ニーシノール
臭の発散を少なく抑えることが出来、快適な診療活動が
充分期待されるものである。
またパテ状にするためにベース剤に硅酸を、硬化剤に2
0℃において水100tQに対する溶解度が0.2g以
下の無機質充填材を添加配合することにより、硬化物の
耐摩耗性が向上することを見い出した。
酸化亜鉛ユージノールセメントは水分、酸によって硬化
反応が促進され酸化亜鉛とニーシノールがキレート結合
して硬化するものである。
本発明の酸化亜鉛ユージノールセメントでは。
酸化亜鉛を含む硬化剤に、20℃に於いて水10〇−に
対する溶解度が0.2gを超える無機質充填材を用いた
場合、仮封した硬化物が溶解し易く崩壊の恐れがあるた
め適当ではない、更にニーシノールを含むベース剤には
炭酸塩、金属の酸化物及び水酸化物、硅酸塩及び硫酸バ
リウムなどを混入すると内部反応を惹き超こす恐れがあ
り、またベース剤が失透、白濁して沈降・分離するため
適当ではない、また珪藻土は粒子が粗いため硬化物が極
度に粗雑となり、有機質充填材は強度の低下を生じ、微
粒子状でないため本発明には適当ではない、従って本発
明に於いてはニーシノールを含むベース剤には硅酸を含
有させ、酸化亜鉛を含む硬化剤には20℃において水1
00dに対する溶解度が0.2g以下の無機質充填材を
含有させることによって、ベース剤と硬化剤とをペース
ト状にするのが適当である。硅酸の微粉末としては無水
珪酸(結晶水及び付着水の水分含有量が5%未満の硅酸
)と含水硅酸(結晶水及び付着水の水分含有量が5%以
上の珪酸)があるが、之等はニーシノールを含むベース
剤に単独に加えても之等を組み合わせて加えてもよい、
尚、2等硅酸の微粉末は予めアルキル基を有するクロル
シランあるいはアルキル基を有するメトキシシランなど
のシランカップリング剤を用いて表面をアルキル化し疎
水化したものを用いてもよい、また20℃において水1
00−に対する溶解度が0.2g以下の無機質充填材と
しては無水硅酸、含水硅酸、酸化アルミニウム、酸化チ
タン。
酸化カルシウム、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム
、水酸化アルミニウム、水酸化カルシウム。
水酸化マグネシウム、硅酸アルミニウム、硅酸カルシウ
ム、硅酸ジルコニウム、硅酸マグネシウム。
硫酸バリウムなどがあるが、之等は酸化亜鉛を含む硬化
剤に単独に加えても2種以上を組み合わせて加えてもよ
い。
酸化亜鉛ユージノールセメントに於いて、ベース剤と硬
化剤とをパテ状にして試料の採取及び混合練和を容易な
らしめるためには硅酸及び20℃に於いて水100−に
対する溶解度が0.2g以下の無機質充填材の粉末の適
正な粒径が求められる。即ち、平均粒径が2mμ未満の
細かい硅酸及び20℃に於いて水100−に対する溶解
度が0.2g以下の無機質充填材を用いてパテ状酸化亜
鉛ユージノールセメントを作製した場合は、ベース剤及
び硬化剤を採取する際や混合練和する際にヘラに付着し
易くなり、またその練和物は手指、器具類に付着し易く
なるので扱い難くなるため珪酸と20℃に於いて水10
0−に対する溶解度が0.2g以下の無機質充填材との
最小粒径は2mμに限定する必要がある。粒径が200
0mμを超えた粗い粒子の珪酸と20℃に於いて水10
0dに対する溶解度が0.2g以下の無機質充填材とを
用いてパテ状酸化亜鉛ユージノールセメントを作製した
場合は混合練和時にザラつきが生じ、仮封した硬化物の
面が粗雑になるため異物が付着し易く、また仮着に用い
た場合に暫間クラウンなどを圧接した時の流動性が悪く
、皮膜が厚くなって咬合の適合が難かしくなる。従って
珪酸と20℃に於いて水100−に対する溶解度が0.
2g以下の無機質充填材との最大粒径を2000mμに
限定するものである。
歯科用酸化亜鉛ユージノールセメントにおいて、ニーシ
ノールを含むベース剤をパテ状にしてヘラによるベース
剤の採取を容易ならしめるには珪酸の混合比率、は最低
5.0重量%必要であり、本来の物理的性質を損なうこ
と無く機能を維持するためには硅酸の混合比率は最高5
0.0重量%が限界である。また酸化亜鉛を含む硬化剤
をパテ状にし、粘性を低減してヘラによる硬化剤の採取
を容易ならしめるためには、20℃に於いて水100m
Qに対する溶解度が0.2g以下の無機質充填材の混合
比率は最低0.5重量%必要であり、本来の物理的性質
を損なうこと無く機能を維持するためには、20℃に於
いて水100−に対する溶解度が0.2g以下の無機質
充填材の混合比率は最高15.0重量%が限界である。
従って、 A:ユージノールを含むベース剤組成物に対して、硅酸
の微粉末の混合比率は5.0〜50.0重量%に限定さ
れ、好ましくは18.0〜35.0重量%であり、 B:酸化亜鉛を含む硬化剤組成物に対して、20℃に於
いて水100dに対する溶解度が0.2g以下の無機質
充填材の微粉末の混合比率は0.5〜15.0重量%に
限定され、好ましくは2.0〜8.0重量である ニーシノールはチョウジ(丁字)油の主成分で、チョウ
ジ油に80%以上含有し、一般的にはニーシノールとし
てチョウジ油が用いられている。
本発明に使用される公知の酸化亜鉛ユージノールセメン
ト組成物としてはニーシノールを含むベース剤組成物と
酸化亜鉛を含む硬化剤組成物とから成り、ベース剤組成
物と硬化剤組成物とを混合・練和することによってニー
シノールと酸化亜鉛とがキレート結合して硬化するもの
であればよく、ベース剤組成物及び硬化剤組成物にロジ
ン、ロジン誘導体、酢酸亜鉛、氷酢酸、酢酸、植物油9
着色剤、香料などの公知の添加剤が適宜加えられていて
もよい、公知の酸化亜鉛ユージノールセメント組成物の
代表的な例を以下に示す。
a)ベース剤(液)成分 チョウジ油 b)硬化剤(粉末)成分 酸化亜鉛 ロジン 酢酸亜鉛 その他必要に応じて着色材、香料などが用いられる。
a)ベース剤(ペースト)成分 チョウジ油 ロジン 氷酢酸または酢酸 b)硬化剤(ペースト)成分 酸化亜鉛 植物油 その他必要に応じて着色材、香料などが用いられる。
本発明の目的は前記液・粉タイプ及びペースト・ペース
トタイプの醸化亜鉛ユージノールセメントを基にして、
ニーシノールを含むベース剤組成物に珪酸を添加混合し
、酸化亜鉛を含む硬化剤組成物に20℃に於いて水10
0−に対する溶解度が0.2g以下の無機質充填材を添
加混合することによって材料の採取を容易にし、ベース
剤Aと硬化剤Bの混合練り上げ時間を短縮し、更に使用
中や保管中に材料の漏洩が全く無くなり、快適な診療活
動が行なえることが出来、耐摩耗性の向上した耐久性の
高いパテ状酸化亜鉛ユージノールセメント組成物を提供
することにある。尚前記液・粉タイプの酸化亜鉛ユージ
ノールセメントに於いて粉末状の硬化剤成分をパテ状に
よる際には更に植物油などを加えるのは勿論である。
〔実施例〕
以下、実施例を挙げて説明するが本発明は之等に限定す
るものではない。
実施例1 a)ベース剤 チョウジ油                5110
0(重量%) チョウジ油とニブシルVN−3をニーダ−に投入し、3
0分間混線を行ない、パテ状に練り上げ、缶に詰めベー
ス剤とした。ヘラによるベース剤の採取が極めて容易で
あった。
以下余白 b)硬化剤 酸イ園                      
     80.0オリーブ油           
          14.0酢酸亜鉛       
               0.8100.01量
%) 酸化亜鉛、オリーブ油、アエロジルR−972及び酢酸
亜鉛をニーダ−に投入し、1時間混線を行ない、パテ状
に練り上げ缶に詰め、硬化剤とした。ヘラによる硬化剤
の採取が極めて容易であった。
ベース剤と硬化剤を専用ヘラを用いて練和紙上に同量採
り、練和時間20秒、短時間で練り上げることが出来た
。硬化時間は4分15秒、適度な操作性を持った硬化を
し、摩耗量(摩耗深さ)は80μ、比較例1及び2と比
べ20〜30%減少し、耐久性が向上していることを示
した。
以下余白 実施例2 a)ベース剤 チョウジ油                    
 例、O氷酢酸                  
   0.5100.0 (f’d%) チョウジ油、アエロジルR−972及び氷酢酸をニーダ
−に投入し、40分間混練を行ない、パテ状に練り上げ
、缶に詰めベース剤とした。ヘラによるベース剤の採取
が極めて容易であった。
b)硬化剤 酸化亜鉛                81.50
ジン                  5.0椿油
        10.0 酸化チタン   アナターゼ型。
(平均粒径300mμ)     1°5100.0 
(重量%) 椿油及びロジンをニーダ−に投入し、20分間100℃
にて加熱溶解してよく撹拌を行ない、次に酸化亜鉛、酸
化チタン及び硫酸バリウムを加えて15分間混線を行な
って缶に流し込み、放冷してパテ状の硬化剤とした。ヘ
ラによる硬化剤の採取が極めて容易であった。
ベース剤と硬化剤を専用ヘラを用いて練和紙上に同量採
り、練和時間25秒、短時間で練り上げることが出来た
。硬化時間は4分20秒、適度な操作性を持った硬化を
し、摩耗量(PR耗深さ)は68μ、比較例1及び2と
比べ30〜40%減少し。
耐久性が向上していることを示した。
実施例3 8)ベース剤 チョウジ油                    
 41.5水添ロジン               
     36.0商品名    2山曹達■製、含水
硅酸)      17.5トクシーノVシ   平均
粒径30mμ7zCI9/Lz300  ””Fj#j
J17m’/! ’製、 #′f′竺4.s商品名 氷酢酸                      
0.5100.0 (8%) チョウジ油及び水添ロジンをニーダ−に投入し、40分
間110℃にて加熱溶解してよく撹拌を行ない、次にト
クシールGυ、アエロジル300及び氷酢酸を加えて2
0分間混線を行ない、缶に流し込み、放冷してパテ状の
ベース剤とした。ヘラによるベース剤の採取が極めて容
易であった。
b)硬化剤 酸化亜鉛               89.2オリ
ーブ油                7.0ヒマシ
油                  3.0100
.0 (重量%) 酸化亜鉛、オリーブ油、ヒマシ油及びジルトンR2をニ
ーダ−に投入し、1時間混棟を行ない、パテ状に練り上
げて缶に詰め、硬化剤とした。
ヘラによる硬化剤の採取が極めて容易であった。
ベース剤と硬化剤を専用ヘラを用いて練和紙上に同量採
り、練和時間15秒短時間で練り上げることが出来た。
硬化時間は4分15秒、適度な操作性を持った硬化をし
、摩耗量(摩耗深さ)は75μ、比較例1及び2と比べ
21〜38%減少し、耐久性が向上していることを示し
た。
実施例4 a)ベース剤 チョウジ油                    
 父、0ロジン                  
     43.5氷酢酸             
         O,5100,0(i!量%) チョウジ油及びロジンをニーダ−に投入し、30分間1
00℃にて加熱溶解してよく撹拌を行ない、次にアエロ
ジルox−so、アエロジル130及び氷酢酸を加えて
15分間混線を行ない、缶に流し込み、放冷してパテ状
のベース剤とした。ヘラによるベース剤の採取が極めて
容易であった。
以下余白 b)硬化剤 酸化亜鉛                72.5椿
油        9.0 オリーブ油                 4.0
硅酸マグネシウム (平均粒径500+mμ)8.01
00.0 (重量%) 酸化亜鉛、椿油、オリーブ油、硅酸マグネシウム及びニ
ブシルERをニーダ−に投入し、1時間混線を行ない、
パテ状に練り上げて缶に詰め、硬化剤とした。ヘラによ
る硬化剤の採取が極めて容易であった。
ベース剤と硬化剤を専用ヘラを用いて練和紙上に同量採
り、練和時間20秒の短時間で練り上げることが出来た
。硬化時間4分30秒、適度な操作性を持った硬化をし
、摩耗量(摩耗深さ)は78μ、比較例1及び2と比べ
18〜35%減少し、耐久性が向上していることを示し
た。
実施例5 a)ベース剤 チョウジ油                    
45.0ロジン                  
   39.1氷酢酸               
      0・4100.0 CI量%) チョウジ油及びロジンをニーダ−に投入し、30分間1
00℃にて加熱溶解してよく撹拌を行ない。
次にカープレックス67、ニブシルNS及び氷酢酸を加
えて20分間混練を行ないり缶に流し込み、放冷してパ
テ状のベース剤とした。ヘラによるベース剤の採取が極
めて容易であった。
以下余白 b)硬化剤 wI4tJ!N               80.
5椿油          6.0 落花生油                    5
.5水酸化マグネシウム (平均粒径20011μ)4
.5硅酸アルミニウム (平均粒径3511μ)1.0
100.01量%) 酸化亜鉛、椿油、落花生油、水酸化マグネシウム、アエ
ロジル200及び硅酸アルミニウムをニーダ−に投入し
、1時間混線を行ない、パテ状に練り上げて缶に詰め、
硬化剤とした。ヘラによる硬化剤の採取が極めて容易で
あった。
ベース剤と硬化剤を専用ヘラを用いて練和紙上に同量採
り、練和時間20秒〜の短時間で練り上げることが出来
た。硬化時間4分20秒、適度な操作性を持った硬化を
し、摩耗量(摩耗深さ)は84μ、比較例1及び2と比
べ12〜30%減少し、耐久性が向上していることを示
した。
比較例1 a)ベース剤(液) チョウジ油          100(重量%)チョ
ウジ油液を液ビンに詰めベース剤とした。
b)硬化剤(粉末) 酸化亜鉛           99.2酢酸亜鉛  
          0.8100(重量%) 酸化亜鉛、酢酸亜鉛をミキサーに投入し、30分間混合
し、粉末を粉ビンに詰め、硬化剤とした。
ピペットを用いてベース剤液を0.2−練和紙上に採り
、次に硬化剤粉末を1g同じ練和紙上に採って粉末を約
3等分にし、約173量の粉末をベース剤液0.2−に
ヘラで20秒間混入棟和し、次に約173量の粉末を之
に加えて20秒間棟練和、最後に残りの約1/3量の粉
末を加えて30秒間棟練和て合計70秒間の練り上げる
迄に長時間を要した。硬化時間4分30秒であったが、
練り上げ時間が長めのため操作余裕が短い感じであった
摩耗量(摩耗深さ)は95μであった。
比較例2 a)ベース剤(ペースト) チョウジ油          53.50ジン   
          46.0100.0 (重量%) チョウジ油及びロジンをニーダ−に投入し、40分間1
10℃にて加熱溶解してよく撹拌を行ない、次に氷酢酸
を加えて20分間混練を行ない、チューブに詰め、放冷
してペースト状のベース剤とした。
b)硬化剤(ペースト) 酸化亜鉛           88.0オリーブ油 
          7.0ヒマシ油        
    5.0100.0 (重量%) 酸化亜鉛、オリーブ油及びヒマシ油をニーダ−に投入し
、1時間混線を行ない、ペースト状に練り上げ、チュー
ブに詰め硬化剤とした。
ベース剤と硬化剤を各々チューブから押し出して練和紙
上に同量採り、練和時間30秒の比較的容易に練り上げ
ることが出来た。硬化時間は4分40秒、適度な硬化を
示した。摩耗量(摩耗深さ)は120μ、軟らかく摩耗
が大きいことを示した。
以下余白 適量採取の難易性 O:極めて容易、 0:容易、×:困難摩耗量 摩耗試験機 ナイロン製歯ブラシ(直径0.25nyn、植毛790
本/cd)荷重48 g / al 、 50+nn+
の往復10000回を用いて試料(直径10.0mm、
高さ5 、0 w+ )が摩耗した平均深さくμ)で表
示した。
容器からの漏洩性二60℃ 30日間放置。
O:全く漏洩なし、 0:はとんど漏洩なし。
X:漏洩大 実施例6〜14 実施例6〜14についてはベース剤組成物と硬化剤組成
物の組成を表2に示した割合で実施例1〜5と同様な方
法で配合した。また適量採取の難易性、練り上げ完了時
間、硬化時間、摩耗量、容器からの漏洩性について実施
例1〜5と同様な方法で試験した結果、表3に示した如
〈実施例6〜14は実施例1〜5と同等の優れた性能を
有していることが確認された。
以下余白 〔発明の効果〕 実施例と比較例を比べて見ると1表1及び表3から明ら
かな様に、酸化亜鉛ユージノールセメントのベース剤に
珪酸の微粒子、硬化剤に20℃に於いて水100−に対
する溶解度が0.2g以下の無機質充填材の微粒子を添
加して、パテ状にすることによって材料の適量採取が極
めて容易に出来、混合分散が速いため練り上げ完了時間
が従来品の約1/2〜1/4で済み、更に保管中の容器
から材料の漏洩が全く無く、保存による硬化時間の変化
も殆んどなく、安定した品質を保持することが出来、そ
の上硬化物の摩耗景(摩耗深さ)が20〜30%減少し
耐摩耗性が向上した。この様に、熟練度に関係無く材料
を容易に扱うことが出来、また耐摩耗性が向上し、変形
、脱落の恐れのない安定な仮封材を得ることが出来たと
云える。之によって歯科診療に於けるチェアータイムが
短縮され、より清潔な診療環境が維持されるため、歯科
医、歯科衛生士。
歯科助手などの歯科診療従事者にとっては能率的で快適
な診療活動と効果的な治療が期待され、患者にとっても
快適且つ効果的な治療を受けることが出来る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 歯科用酸化亜鉛ユージノールセメントに於いて、 A:ユージノールを含むベース剤組成物に 硅酸を5.0〜50.0重量%含有するパテ状ベース剤
    組成物、 B:酸化亜鉛を含む硬化剤組成物に20℃に於いて水1
    00mlに対する溶解度が0.2g以下の無機質充填材
    を0.5〜15.0重量%含有するパテ状硬化剤組成物 上記A、B両組成物から成ることを特徴とする歯科用酸
    化亜鉛ユージノールセメント組成物。 2 硅酸の平均粒径が2〜2000mμである特許請求
    の範囲第1項に記載の歯科用酸化亜鉛ユージノールセメ
    ント組成物。 3 20℃に於いて水100mlに対する溶解度が0.
    2g以下の無機質充填材の平均粒径が2〜2000mμ
    である特許請求の範囲第1項または第2項に記載の歯科
    用酸化亜鉛ユージノールセメント組成物。
JP61258481A 1986-10-31 1986-10-31 歯科用酸化亜鉛ユ−ジノ−ルセメント組成物 Pending JPS63115806A (ja)

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GB2197330A (en) 1988-05-18
FR2605882A1 (fr) 1988-05-06
GB2197330B (en) 1990-01-17
US4773933A (en) 1988-09-27

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