JPS63114631A - タイヤのカバ−テ−プ貼付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はタイヤ側面部におけるホワイトライン、ホワイ
トレター等の表示部分をカバーテープにより確実且つ自
動的に被覆保護することのできる貼付装置に関する。

（従来の技術） タイヤ側面部のホワイトライン、ホワイトレター等の表
示を保護するのに、紙製テープを巻回するか或いは糊付
きの塩化ビニール製カバーテープを貼着するかして被覆
している。

（発明が解決しようとする問題点） 前者は専用の自動巻付装置により自動的に実施すること
ができるものの、その紙製テープをほぐすのが非常に面
倒で大変であり、また無駄に捨てるテープｍしばかにな
らない。

一方、後者はカバーテープをたやすく剥づ−ことができ
るものの、その貼付けは手作業により真直ぐな帯状のカ
バーテープを熱風で軟らかくして弓状に延伸せしめなが
ら実施しているために、その貼り状態が波打ったりする
などして均一に貼付けることが難しく、甚だ非生産的で
実際的でない。

そこで本発明は、上記両者の利点を有しながら、しかも
欠点が解決されているところの、上記カバーテープをた
やすく剥すことができる態様に均一に自動貼付けできる
装置を提供することを目的とする。

（問題点を解決するための手段） 本発明が叙上の課題を達成するために講じた手段は、水
平状回転テーブルに同回転軸線状を回転可能に支持され
るタイヤの側面部におけるカバーテープ貼付は面部分の
回転軌道上の対向位置に、そのカバーテープ貼付は面部
分に向けてカバーテープ先端部分を降ろし可能なカバー
テープ供給要素と、同カバーテープ貼付は面部分に接離
移動可能な熱ローラ要素および押しローラ要素とをタイ
ヤの回転方向に順に配設すると共にカバーテープ切断要
素をそのカッターがカバーテープ供給要素と熱ロール要
素との間でカバーテープを切断可能に配設してなる構成
としたことを特徴とする。

（作用） 回転するタイヤに対して、カバーテープ供給要素がカバ
ーテープ先端部分をカバーテープ貼付は面部に降ろす。

そして、このカバーテープ先端部分を、カバーテープ貼
付は面部分に降りている。熱ローラ要素および押しロー
ラ要素が同貼付は面部分の始まり部分に圧接して貼着な
さしめると共にそれによりタイヤの回転にともない引出
されるカバーテープを加熱して軟化させて、同貼付は面
部分における内外周の長さ差に適応するよう変形せしめ
つつ同貼付は面部分に貼着誘導する。

そして後続の押しローラ要素がカバーテープをカバーテ
ープ貼付は面部分に押圧して、同貼付は面部分の形状に
沿うようカバーテープを隙間なく密着状とする。

こうしてカバーテープ貼付は面部分にカバーテープを貼
付は終える寸前に、カバーテープ供給要素が上動し、カ
バーテープ切断要素によりカバーテープ終端が切断され
て整えられ、そのカバーテープ終端まで熱ローラ要素お
よび押しローラ要素によってカバーテープ貼付は面部分
に所定貼着される。

斯く貼付は終了後、熱ローラ要素および押しローラ要素
は上動して、次のタイヤにカバーテープを貼付けるのに
僅えて待機する。

（実施例） 以下図面を参照して本発明の実施の一例を詳細に説明す
る。

図中（Δ）はカバーテープ貼付装置を示しており、この
カバーテープ貼付装Ｆｉ（Ａ）は、水平状回転テーブル
（１）に同回転軸線状を回転可能に支持されるタイヤ（
Ｂ）の側面部（Ｓｔ　）におりるカバーテープ貼付は面
部分（Ｂ２）の回転軌道上の対向位置に、そのカバーテ
ープ貼付は面部分（Ｂ２）に向けてカバーテープ先端部
分（７ａ）を降ろし可能なカバーテープ供給要素（２）
と、カバーテープ貼着」（づ面部分（Ｂ２）に接離移動
可能な熱ローラ要素（３）おＪ：び押しローラ要素（４
）とをタイヤ（Ｂ）の回転方向に順に配設すると共にカ
バーテープ切断要素（５）をそのカッター（６）がカバ
ーテープ供給要素（２）と熱ローラ要素（３）との間で
カバーテープ先端部分（７ａ）を切断可能に配設してい
る。

又、カバーテープ貼付装置（Ａ）はタイヤ（Ｂ）を回転
テーブル（１）上に送り込む搬入コンベア（８）と、同
テーブル（１）上らかタイヤ（Ｂ）を送り出す搬出コン
ベア（９）を備えていて、回転テーブル（１）に対して
カバーテープ末貼付けのタイヤ（Ｂ）の搬入から、カバ
ーテープ（７ａ）が貼付けられたタイｒ（Ｂ）の搬出ま
で自動的に実施されるようにしている。

回転テーブル（１）は回転駆動装置（１０）の回転軸（
１１）上端に一体回転状に軸承されていて、タイヤ（Ｂ
）の搬入・搬出時には回転を停止し、カバーテープ貼着
」中のあいだはその載乗面（１２）に寝かした状態で乗
ばているタイへ７（Ｂ）を同回転軸線状に保ちながら定
速回転するようにしている。

そのため、回転テーブル（１）にはタイヤ（Ｂ）の芯出
し装ｆｉｆｆ（１３）が備えられており、この芯出し装
Ｊ（１３）は回転テーブル（１）の下面における回転軸
線の相対位置に、ピッチ円径およびピッチ数が同じ４枚
の歯車（１４）を２枚−組として夫々の噛合部分がテー
ブルの回転軸線を通る直線上に在って且つ同心円状に位
置する関係に軸支すると共にその対角位置の歯車（１４
）（１４）にベルト（１５）を架装して連動状として、
このベルト（１５）に回転軸（１１）に固設されたシリ
ンダ（１６）のロッド（１７）を連動状に連結している
。そして、回転テーブル〈１）の載乗面（１２）には各
歯車（１４）脇の四方に夫々誘導溝（１８）を当該歯車
（１４）の回転軸線を基点として外縁からテーブル回転
軸線側に切込む円弧状に設けて、各ｆａｌｌ（１４）と
一体の作動レバー（１９）先端の押し杆（２０）が、ロ
ッド（１７）の後退時にはテーブルの外側に待機して、
ロッド（１７）の繰出しにともない同待機位置から移動
して誘導溝（１８）に沿いテーブル回転輪線側に移動す
るようにしてあり、各押し杆（２０）がロッド（１７）
に連動してテーブルの回転軸線方向に等距離移動してタ
イヤ（Ｂ）を自動的に芯出しして保持可能にしている。

又、回転テーブル（１）の回転駆動装置（１０）には回
転テーブル（１）の停止位置を、各押し杆（２０）が待
機位置に移動した時にタイヤ（Ｂ）の搬出入方向の両側
に位置するにうに自動調整するυ制御要素が備えられて
いて、載乗面（１２）におけるタイ５７（Ｂ）の搬入・
搬出時には各押し杆（２０）がタイヤ（８）の搬出入の
妨げにならず位置するようにしている。

又、回転テーブル（１）の載乗面（１２）にはボール（
図示せず）を夫々自転自在に多数配−２するのが望まし
く、このボールを伝ってタイＡ７（Ｂ）の搬出入がスム
ーズになる。

カバーテープ供給要素（２）および熱ローラ要素（３）
および押しローラ要素（４）およびカバーテープ切断要
素（５）はシリンダ（２１）ロッド下端におけるベース
（２２）に夫々取付）ジられていて、シリンダ（２１）
の作動にともないタイヤ（Ｂ）の側面部（Ｂ１〉との間
を上下移動自在にしである。又、ベース（２２）にはロ
ール状のカバーテープ（７）を入れ換え自在に軸支して
いる。

ｈバーテープ供給装置（２）はシリンダ（２３）ロッド
下端の押し付はローラ（２４）と、この押し付はローラ
（２４）に切離自在なシリンダ（２５）ロッド先端の挾
みローラ（２６）を有し、押し付はローラ（２４）はシ
リンダ（２３）の作動によりカバーテープ貼付は面部分
（Ｂ２）に降りてカバーテープ（７）をその先端部分（
７ａ）から引続いて同貼付は面部分（Ｂ２）に押し付（
ｊで、同テープく７）がタイヤ（Ｂ）の回転にしたがっ
て引出されるようにしている。又、叩しイ」けローラ（
２４）はカバーテープ（７）の貼付４Ｊ終了直前にカバ
ーテープ（７）が熱ローラ（２７）との間でカッター（
６）に触れるまで（す動してタイヤ（８）から離れ、と
同時に作動するシリンダ（２５）により１火みローラ〈
２６）はカバーテープ（７）を押し付（ノローラ（２４
）との間にチャッキングして、カバーテープ（７）がカ
ッター（６）で切断された侵も次のカバーテープ貼付は
直前までチャッキングし続けるようにしている。

熱ローラ要素（３）の熱ローラ（２７）はカバーテープ
（７）の貼付は毎に、シリンダ（２１）の駆動力を受け
てカバーテープ貼付は面部分（Ｂ２）に降りて、そのカ
バーテープ貼付は面部分（Ｂ２）にカバーテープ（７）
を圧接すると共に加熱して軟化させてそのテープ外周部
分を延伸せしめなから貼着するようにしている。

押しローラ要素（４）のワッシャーローラ或いはスポン
ジローラ（２８）はカバーテープ（７）の貼付は毎に、
シリンダ（２１）の駆動力を受けてカバーテープ貼付は
面部分（Ｂ２）に降り、そしてワッシャーローラ又はス
ポンジローラ（２８）はカバーテープ貼付は面部分（Ｂ
２）に貼着されたカバーテープ（ア）を同貼付は面部分
（Ｂ２）に押圧してその凹凸形状に隙間なく密着ぜしめ
うるようにしている。

カバーテープ切ＦＩｉ要素（５）のカッター（６）はナ
イフ状或いは熱線状のもので、カバーテープ（７）の貼
付は終了直前毎に、カバーテープ供給要素（２）と熱ロ
ーラ（２７）との間でカバーテープ（７）を切断するよ
うにしている。

次に本装置（Ａ）によるタイヤ（Ｂ）に対するカバーテ
ープ（７）の貼付は過程を順に説明する。

１．１１人コンベアく８）でタイヤ（Ｂ）を回転テーブ
ル（１）上の載承面（１２）に送り込む。

（第３図） ■、タイヤ（Ｂ）を芯出し装置（１３）により芯出しす
ると共に回転テーブル（１）によりタイヤ（Ｂ）を定速
回転させる。同時に、ベース（２２）が下動してそのカ
バーテープ〈７）先端部分そして熱ローラ（２７）およ
び押しローラ（２８）はカバーテープ貼付は面部分（Ｂ
２）の回転軌道に陪りる。（第４図）■、カバーテープ
貼付は面部分（Ｂ２）始端が押し付はローラ（２４）直
下に達するタイミングに合わせて、挾みローラ（２６）
が押し付はローラ（２４）から離れてカバーテープ（７
）のチャッキングを解くと共に押し付Ｕローラ（２４）
が下動して同ローラ（２４）下に巻込れ状のカバーテー
プ先端部分（７ａ）をカバーテープ貼付は面部分（Ｂ２
）始り端に押しく＝ｊけ、同貼付は面部分（Ｂ２）にカ
バーテープ（７）を連続して引出さしめる。（第５図） ＩＶ、熱ローラ（２７）がカバーテープ（７）を加熱し
てカバーテープ貼付は面部分（Ｂ２）に沿うよう整形し
て密着状に貼着し、続いて押しローラ（２８）がカバー
テープ（７）を同貼付は面部分（Ｂ２）に隙間なく落着
かせる。

（第６図） ■、カバーテープ貼付は面部分（Ｂ２）終端が熱ローラ
フ２１）に近づくと、押し付はローラ（２４）が上動し
て、カッター（６）によりカバーテープ（７）が切断さ
れる。（第８図）■、カバーテープ貼付は面部分（Ｂ２
）終端までカバーテープ（７）を貼付は終了後に、ベー
ス（２２）が上動し、回転テーブル（１）も停止して、
芯出し装置（１３）によるタイヤ（Ｂ）の保持を解き、
貼付はズミタイヤ（Ｂ）を搬出コンベア（９）で搬出す
る、一方で次の未貼付けのタイヤ（Ｂ）を搬入コンベア
（８）により回転テーブル（１）上に送り込む。（第９
図） 尚、本装置（Ａ＞における回転テーブル（１）カバーテ
ープ供給要素（２）、熱ローラ要素（３）および押しロ
ーラ要素（４）、搬入コンベア（８）、搬出コンベア（
９）、芯出し装置（１３）は適時作動するようにコント
ロールボックスで制御されている。

又、上記実施例において、カバーテープ供給供給要素（
２）および熱ローラ要素（３）おにび押しローラ要素（
４）およびカバーテープ切所要木（５）はベース（２２
）の支持フレーム（２９）の取付は溝（３０）に沿い回
転テーブル（１）の径方向に移動自在にし、各要素を各
種サイズの夕、イヤ（Ｂ）に応じてそのカバーテープ貼
付は面部分（Ｂ２）の回転軌道上に位置副調整自在な態
様（第１０図）とすることにより、各種サイズのタイヤ
（Ｂ）をそのカバーテープ貼付は面部分（Ｂ２）にカバ
ーテープ（７）で被覆保護することができる。

又、カバーテープ供給要素〈２）、熱ローラ要素（３）
、押しローラ要素（４）、カバーテープ切断要素（５）
をいずれも専用のシリンダによって適時作動するような
態様とすることも任意であり、何等本発明の趣旨を変更
するものではない。（発明の効果） したがって、本発明によれば次の利点がある。

■　タイヤにおける被覆保護寸べきところのホワイトラ
インやホワイトレターに対して、そのリング状或いは円
弧状のカバーテープ貼付は面部分に沿いカバーテープを
相似形状に整えて隙間なく密着状に均−且つ効率良く確
実に自動貼着することができる。

■　カバーテープ貼付は面部分から同貼付（）面部分の
みに貼着されているカバーテープをたやすく剥がすこと
ができる。

■　カバーテープの自動貼着と剥がし易さの双方を満た
して有用である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明タイヤのカバーテープ貼付装置の一実施
例を示す正面図。第２図は平面図。 第３図乃至第９図はカバーテープの貼付は状態を順に示
しており、第３図はタイヤを搬入コンベアで回転テーブ
ル上に送り込んだ状態の正面図、第４図は定速回転する
タイヤにカバーテープ先端部分が降りた状態の正面図、
第５図はカバーテープの貼付を開始した状態の正面図、
第６図はカバーテープを貼付けている状態の正面図、第
７図は同平面図、第８図はカバーテープの貼付は終了直
前にカバーテープを切断した状態の正面図、第９図はカ
バーテープが貼着されたタイヤを搬出コンベアにより搬
出して次のタイヤを搬入コンベアで回転テーブル上に送
り込む状態の正面図。第０図は本発明装置の他の実施例
を示す平面図である。 図中 （Ｂ）はタイヤ （Ｂ１）は側面部 （Ｂ２）はカバーテープ貼付Ｕ面部分 （１）は回転テーブル （２）はカバーテープ供給要素 （３）は熱ローラ要素 〈４）は押しローラ要素 （５）はカバーテープ切断要素 く６）はカッター 特許出願人　　　　ブリヂストン工機株式会社代　　理
　　人　　　　　　早　　　川　　　政　　　名、＼）
、ノ′ 狂　　　　　　　　　　　　　　　　ト○

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 水平状回転テーブルに同回転軸線状を回転可能に支持さ
   れるタイヤの側面部におけるカバーテープ貼付け面部分
   の回転軌道上の対向位置に、そのカバーテープ貼付け面
   部分に向けてカバーテープ先端部分を降ろし可能なカバ
   ーテープ供給要素と、同カバーテープ貼付け面部分に接
   離移動可能な熱ローラ要素および押しローラ要素とをタ
   イヤの回転方向に順に配設すると共にカバーテープ切断
   要素をそのカッターがカバーテープ供給要素と熱ロール
   要素との間でカバーテープを切断可能に配設してなるタ
   イヤのカバーテープ貼付装置。