JPS63111264A - バランサシヤフト付エンジンのシリンダブロツク構造 - Google Patents

バランサシヤフト付エンジンのシリンダブロツク構造

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JPS63111264A
JPS63111264A JP25765286A JP25765286A JPS63111264A JP S63111264 A JPS63111264 A JP S63111264A JP 25765286 A JP25765286 A JP 25765286A JP 25765286 A JP25765286 A JP 25765286A JP S63111264 A JPS63111264 A JP S63111264A
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cylinder block
engine
bearing
balancer shaft
balancer
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Hiroichi Takubo
田窪 博一
Hidetsugu Oda
英嗣 小田
Kazuaki Nishimura
一明 西村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、振動を低減するためのバランサシャフトが備
えられたエンジンのシリンダブロック構造に関する。
(従来の技術) 一般に、往復ピストンエンジンにおいては、ピストンが
往復運動することに起因して、慣性力(起振力)が発生
し、その起振力によりエンジン全体が上下方向に振動し
てしまうという問題が生じる。斯かる振動を低減するた
め、従来より、シリンダブロックにおけるクランクシャ
フトの両側に、バランスウェイト部を有する一対のバラ
ンサシャフトを並設し、このバランサシャフトにクラン
クシャフトの回転力を伝達して、それらをクランクシャ
フトの回転速度に対して、例えば、1次起振力に起因す
る振動の低減を目的とする場合には、2倍の回転速度で
互いに逆方向に回転させるようにすることが知られてい
る。
そして、上述の如くの、シリンダブロックにバランサシ
ャフトを配設するようにされたエンジンにおいては、通
常、その小型化を図るため、例えば、特公昭57−44
863号公報にも示される如く、シリンダブロック本体
における側壁の内側に、バランサシャフトを軸支するた
めの軸受部が形成され、バランサシャフトをシリンダブ
ロック本体内に収納するようにされている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上述の如くにシリンダブロックにバラン
サシャフトを収納するようにされた場合、バランサシャ
フトは、アンバランス部分(バランスウェイト部)を有
するものとされるので、それが回転することに起因して
軸受部近傍で振動が生じ易く、斯かる振動を抑圧するた
めには、シリンダブロックの剛性、特に、軸受部の剛性
が大なるものとされる必要があるが、従来のシリンダブ
ロック構造では、エンジンの小型化が図られたもとで、
要求される剛性をシリンダブロックに充分に備えさせる
ことができるとは言い難い点がある。
また、一般に、自動車用の変速機付エンジン等において
は、エンジンと変速機との連結部周辺に曲げ力が作用す
る、所謂、パワープラントベンディグが発生するので、
シリンダブロックの剛性、特に、シリンダブロックにお
ける後方側(変速機側)部分の剛性は大なるものとされ
ることが要求されるが、上述の如くに、シリンダブロッ
ク本体における側壁の内側にバランサシャフトを軸支す
るための軸受部が形成される場合には、斯かる軸受部は
、シリンダブロックの剛性を大とすることには然程寄与
しない。
斯かる点に鑑み、本発明は、バランサシャフトをシリン
ダブロック内に収納するようになされてエンジンの小型
化を図ることができるとともに、シリンダブロックに要
求される剛性を充分に備えさせることができるようにさ
れたバランサシャフト付エンジンのシリンダブロック構
造を堤供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上述の目的を達成すべく、本発明に係るバランサシャフ
ト付エンジンのシリンダブロック構造は、クランクシャ
フトと、各々がバランスウェイト部を有してクランクシ
ャフトの両側で側壁の内側に配設され、クランクシャフ
トの回転力が夫々の前端部に伝達される対をなすバラン
サシャフトとが並設されるシリンダブロック本体を有し
、このシリンダブロック本体の側壁の内側に、バランサ
シャフトの夫々の中間部分を軸支する第1の軸受部が形
成されるとともに、シリンダブロック本体の側壁から外
側に突出して、バランサシャフトの夫々の後端部を軸支
する第2の軸受部が形成され、かつ、シリンダブロック
本体内に第2の軸受部を相互連結するリブが設けられる
(作 用) 上述の如くの構成を有するバランサシャフト付エンジン
のシリンダブロック構造においては、バランサシャフト
の中間部分が第1の軸受部に軸支され、その後端部が第
2の軸受部に軸支された状態でバランサシャフトがシリ
ンダブロック本体における側壁より内側に収納されるの
で、エンジンの小型化が効果的に図られる。
そして、第2の軸受部がシリンダブロック本体における
側壁より外側に突出して形成されるので、それがシリン
ダブロック本体の内側に形成される場合に比して、シリ
ンダブロックの剛性が増大するものとなり、さらに、シ
リンダブロック本体に第2の軸受部を相互連結するリブ
が設けられるので、シリンダブロックの剛性が一層大と
されることになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、本発明に係るバランサシャフト付エンジンの
シリンダブロック構造が適用されたシリンダブロックの
一例を、バランサシャフトが配置された状態で示す。
第1図において、シリンダブロック本体10の上部には
4個の気筒11a、llb、llc及びlidが形成さ
れており、夫々の気筒11a〜11dの側部にはウォー
タジャケットを介して側壁12A及び12Bが配設され
ている。側壁12A及び12Bの上側部分には、鋳造時
において中子を支持するための開口部14(図示されな
いパネル部材で閉塞される)が設けられ、側壁12A及
び12Bの下側部分はスカート状に拡開して、その下端
部がオイルパンに連結されるようになされている。また
、側壁12A及び12Bの前端部は前端壁部16に、ま
た、後端部は後端壁部18に夫々一体的に連結されてい
る・。
側壁12A及び12Bの下側部分の内側には、第2図に
詳細に示される如く、側壁12Aと側壁12Bとを連結
するようにバルクヘッド17a。
17b、17cp17d及び17eが設けられるととも
に、気筒配列方向に沿って、バランスウェイト部23を
有する一対のバランサシャフト20、  A及び20B
が配設されている。バランサシャフト20A及び20B
は、夫々、前端側から順次、前端ジャーナル部21.延
長アーム部22.前側バランスウェイト部23a、中間
ジャーナル部24、後側バランスウェイ上部23b、及
び、後端ジャーナル部26を有しており、気筒11a〜
11dの真下に配されるクランクシャフト(第1図及び
第2図には図示されていない)の両側に、それと平行に
位置せしめられる。
バランサシャフト20A及び20Bにおける前端ジャー
ナル部21は、夫々、側壁12A及び12Bの内側に形
成された前端軸受部31により軸受メタル31aを介し
て軸支され、また、バランサシャフト20A及び20B
における中間ジャーナル部24は、夫々、側壁12A及
び12Bの内側に形成された中間軸受部32により軸受
メタル32aを介して軸支され、さらに、バランサシャ
フト20A及び20Bにおける後端ジャーナル部26は
、夫々、第3図にも示される如く、側壁12A及び12
Bから突出して形成された後端軸受部33により軸受メ
タル33aを介して軸支されている。そして、前端軸受
部31及び中間軸受部32は夫々バルクヘッド17a及
び17cの両側端部に形成され、また、後端軸受部33
はバルクヘッド17dの両側端部に対応する側壁12A
及び12Bの外側部分に形成され、さらに、中間軸受部
32はバランスウェイト部23の軸方向中央部に位置せ
しめられる。このため、バランサシャフト2OA及び2
0Bのバランスウェイト部23は、シリンダブロック本
体10の略中央部分とされるバルクヘッド17bとバル
クヘッド17dとの間に位置せしめられ、バランサシャ
フト20A及び20Bがシリンダブロック本体10内に
収納される。
上述の対をなす前端軸受部31.中間軸受部32及び後
端軸受部33は、夫々、バルクヘッド17a、17c及
び17dに形成されたリプ35゜36及び37により連
結されている。リプ35〜37内には、潤滑用のオイル
を前端軸受部31゜中間軸受部32及び後端軸受部33
に導くバランサシャフト用オイル通路41.42及び4
3が形成されている。バランサシャフト用オイル通路4
1〜43は、夫々、第3図及び第4図にバランサシャフ
ト用オイル通路41及び43が代表して示される如くに
、主オイル通路40からクランクシャフトの軸受部にオ
イルを導くクランクシャフト用オイル通路45に連通ず
るようにされている。
なお、第2図及び第3図において、オイル通路に関連し
て形成される雌ねじ部には図示されていないがねし蓋が
被せられてオイルが漏れないようにされる。
斯かる構成のもとでは、第4図に仮想線で示される如く
に、クランクシャフト50の回転力が、チェーン51を
介して第1のスプロケットホイール521反転用スプロ
ケットホイール53及び第2のスプロケットホイール5
4に伝達され、これにより、第1のスプロケットホイー
ル52に連結されたバランサシャフト20Aと第2のス
プロケットホイール54に連結されたバランサシャフト
20Bとが、夫々、クランクシャフト50の回転速度の
2倍の回転速度で互いに逆方向に回転し、それにより、
エンジンの振動を低減する。
なお、反転用スプロケットホイール53は、クランクシ
ャフト50が回転するとチェーン51により第1のスプ
ロケットホイール52側に引っ張られるので、偏摩耗を
生じる虞があるが、本例では、第5図に示される如くに
、シリンダブロソク本体10の前端壁部16における、
反転用スプロケットホイール53の第1のスプロケット
ホィール52側部分に対向する部分に、反転用スプロケ
ットホイール53の回転軸心に対して第1のスプロケッ
トホイール52側に偏倚した状態に形成されたオイル溜
め49に、主オイル通路40からホイール用オイル通路
48を通じて、オイルを供給するようにされている。
上述の如くに、本例では、バランサシャフト20A及び
20Bが前端軸受部31.中間軸受部32及び後端軸受
部33に軸支された状態で、シリンダブロック本体10
における側壁12A及び12Bの内側に収納されるので
、エンジンの小型化が図られる。その場合、後端ジャー
ナル部26が側壁12A及び12Bから外側に突出して
形成されるので、それが側壁12A及び12Bの内側に
形成される場合に比してシリンダブロックの剛性が大と
なる。また、バランサシャフト20A及び20Bの夫々
におけるバランスウェイト部23の中央部分(前側バラ
ンスウェイト部23aと後側バランスウェイト部23b
との間)に中間ジャーナル部24が形成されて、この中
間ジャーナル部24が中間軸受部32に軸支されるので
、後端ジャーナル部26を軸支する後端軸受部33には
、バランスウェイト部23によるラジアル荷重が然程作
用しない。このため、後端ジャーナル部26を小径とす
ることができて後端軸受部33を比較的小なるものとす
ることができる。
また、後端軸受部33を相互連結するリブ35゜36及
び37が設けられることにより、シリンダブロック全体
の剛性が大となり、特に、パワープラントベンディング
により、剛性の大なることが要求されるシリンダブロッ
ク本体10の後方側の剛性が、側壁12A及び12Bか
ら突出した状態で後端軸受部33が形成されることに加
えて、上述のリブ37が設けられることによって一段と
増大するものとなる。
なお、上述の例においては、中間軸受部32がバランス
ウェイト部23の中央部分を軸支するようにされている
が、これに限られず、中間軸受部32が、例えば、バラ
ンスウェイト部23の前端部を軸支する構造とされても
よい。
(発明の効果) 以上の説明から明らかな如く、本発明に係るバランサシ
ャフト付エンジンのシリンダブロック構造においては、
バランサシャフトがシリンダブロック内に収納されてエ
ンジンの小型化が図られたもとにおいても、シリンダブ
ロックに要求される剛性を充分に備えさせることができ
て、パワープラントベンディング等に耐え得る剛性を効
果的に確保することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るバランサシャフト付エンジンのシ
リンダブロック構造の一例が適用されたシリンダブロッ
クの一例を、バランサシャフトが配された状態で示す斜
視図、第2図及び第3図は第1図におけるn−n線及び
m−m線に従う断面図、第4図は第1図に示されるシリ
ンダブロックの正面図、第5図は第4図におけるV−V
線に従う断面図である。 図中、10はシリンダブロック本体、12A及び12B
は側壁、20A及び20Bはバランサシャフト、23は
バランスウェイト部、31は前端軸受部、32は中間軸
受部、33は後端軸受部、35.36及び37はリブ、
41.42及び43はバランサシャフト用オイル通路で
ある。 特許出願人   マツダ株式会社 46.−1゜第1図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. クランクシャフトと、各々がバランスウェイト部を有し
    て上記クランクシャフトの両側で側壁の内側に配設され
    、上記クランクシャフトの回転力が夫々の前端部に伝達
    される対をなすバランサシャフトとが並設されるシリン
    ダブロック本体と、該シリンダブロック本体における側
    壁の内側に形成され、上記バランサシャフトの夫々の中
    間部分を軸支する第1の軸受部と、上記シリンダブロッ
    ク本体における側壁から外側に突出して形成され、上記
    バランサシャフトの夫々の後端部を軸支する第2の軸受
    部と、上記シリンダブロック本体内に設けられて上記第
    2の軸受部を相互連結するリブと、を備えて成るバラン
    サシャフト付エンジンのシリンダブロック構造。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5744863A (en) * 1980-08-29 1982-03-13 Showa Electric Wire & Cable Co Ltd Measuring method for water content contained in void part in cable
JPS6030458A (ja) * 1983-07-29 1985-02-16 Iseki & Co Ltd エンジンのボデイ
JPS6177448U (ja) * 1984-10-29 1986-05-24

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