JPS63110276A - 保存温度管理用ラベルおよびその製造方法 - Google Patents

保存温度管理用ラベルおよびその製造方法

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JPS63110276A
JPS63110276A JP61255727A JP25572786A JPS63110276A JP S63110276 A JPS63110276 A JP S63110276A JP 61255727 A JP61255727 A JP 61255727A JP 25572786 A JP25572786 A JP 25572786A JP S63110276 A JPS63110276 A JP S63110276A
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JP
Japan
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label
layer
dye precursor
organic compound
acidic color
Prior art date
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Pending
Application number
JP61255727A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Asano
真 浅野
Haruki Tsutsumi
堤 春樹
Kiyoharu Hasegawa
長谷川 清春
Eiji Tanaka
田中 英司
Hiroyuki Akahori
赤堀 宏行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、保存温度管理用ラベルに関する。より詳細に
は、ラベルを保存温度管理すべき物品に適用して、管理
温度の状態を指示する部分を設けてなる保存温度管理用
ラベルおよびその製造方法に関する。
冷凍食品、冷蔵食品、生花、医薬品などは、輸送時や保
存時等に厳重な温度管理が必要である。
そのため、物品それぞれが管理すべき温度の下にあった
かを出来る丈容易に知る方法が要求されている。
(従来の技術) 温度管理用インジケーターとしては、既にUSP395
4011号に提案されたような、着色された固体樹脂酸
の溶融現象と吸取紙の毛細管現象を利用したもの、特公
昭57−4319号、同57−28559号等に提案さ
れた、リパーゼ酵素が温度により活性化する程度が異な
り、その度合がpH指示薬で色別出来ることを利用した
ものなどが提案されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、これらの方法は、多量に流通する物品の
1つ1つに適用できるような温度管理用インジケーター
としては高価で、手軽に使用できないという欠点がある
本発明の課題は上記のような従来の技術の欠点を解消し
、厳重な温度管理が可能で、かつ手軽に使用できる保存
温度管理用ラベルを提供することである。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らはこのような課題解決のため、種々の検討を
行い、前記のような厳重な温度管理が必要とされる材料
に容易に貼付しうる、極めて効果的な温度管理ラベルを
見出すに到った。
すなわち、そのラベルとは、(1)任意の融点の疎水性
有機化合物、(2)ラクトン環を有する色素前駆体、(
3)酸性顕色剤および(4)発色時間管理のための樹脂
フィルムを必須の構成材料として用いるものである。
そして、この保存温度管理用ラベルは、支持体上に、(
1)のマイクロカプセル、(2)、(3)および(4)
、または(2)を(1)に?容解したマイクロカプセル
よび(4)を必須成分として支持体上に保持してなるも
のである。
このラベルでは、(1)の疎水性有機化合物は融点を温
度管理すべき適用物品の保管温度上限付近の温度に選ん
だものが用いられる。
したがって、このラベルによる保管温度の管理は、次の
ような処理と機構によって行われる。
すなわち、このラベルを物品へ適用するに際し支持体上
のマイクロカプセルを適当な方法で破壊する.マイクロ
カプセル中の(1)の疎水性有機化合物は、その融点が
、ラベルを適用する物品の保存温度上限付近にあるので
、物品の所望保管温度では固体であり、(2)と(3)
の接触(即ち発色)を起こさせないが、所望保管温度を
越えると(1)が融解して(4)の樹脂フィルム層を拡
散通過して、(3)に接触して発色する。つまりこのよ
うな異常温度下に放置されるとラベル上に、明確な発色
像がL3められ、消色することがないので、物品の温度
管理状況の異常を確実に知ることができる。
すなわち本発明の保存温度管理用ラベルに於いては支持
体体としては、各種のフィルム状ウェブ、具体的には、
紙、含浸紙、合成紙(各種の合成樹脂ベースの紙様フィ
ルム)、各種のプラスチックフィルムなどが用いられる
保存温度管理用ラベルは、水分の多い環境におかれる冷
蔵または冷凍食品などに使用されることが多いため、支
持体は耐水性を有する合成紙、各種のプラスチックフィ
ルムまたは樹脂含浸が好ましい。
支持体の厚みは一般的には30〜200μである。
本発明のラベルにおいて、前記の(A)にか\わる保持
層(以下、単に(A)の層という)に用いられる任意の
融点を有する疎水性有機化合物(以下、単に疎水性有機
化合物という)とは、マイクロカプセルの内部で環境温
度によって固体−液体に相互変換しうるちのであって、
マイクロカプセルから放出されて、所定温度以下では固
体として、所定の温度以上では液体として挙動する非揮
発性の疎水性有機化合物である。具体的な化合物として
は、融点の低い化合物から順にトリカプロイングリセリ
ド、ノニルベンゼン、ピメリン酸ジエチル、安息香酸−
n−ブチル、n−デシルシクロペンタン、1−ペンチル
ナフタレン、エナント酸オクチル、カプリン酸ヘプチル
、1−n−ブチルナフタレン、アゼライン酸−ジエチル
、カプロン酸メチル、1−へキシルナフタレン、酢酸ド
デシル、リルインアルコール、カプリル酸オクチル、酢
酸デシル、ウンデカン酸エチル、デシルベンゼン、1,
6−ジメチルナフタレン、1−エチルナフタレン、1−
リルオー2,3−シカブリリン−グリセリド、酢酸−ウ
ンデシル、1−ラウロ−2,3−シリルイントリグリセ
リド、1−カプロイル−2,3−ジステアリントリグリ
セリド、カプロン酸ウンデシル、カプリン酸−へブチル
、n−ノニルシクロヘキサン、1−プロピルナフタレン
、n−ウンデシルシクロペンタン、■−ミリストー2,
3−シリルイントリグリセリド、1−へブチルナフタレ
ン、2−エチルナフタレン、1−カブリツルー2.3−
ジオレイン−トリグリセリド、スペリン酸ジエチル、ウ
ンデシルベンゼン、n−ドデシル−シクロペンクン、ト
リデカン酸エチル、ラウリン酸ブチル、カプロン酸ドデ
シル、リシノール酸メチル、2−n−ペンチルナフタレ
ン、1.3−ジメチルナフタレン、アゼライン酸−ジメ
チル、スペリン酸ジメチル、2−n−ヘキシルナフタレ
ン、ラウリン酸へブチル、L−n−オクチルナフタレン
、ラウリン酸エチル、n−デシルシクロヘキサン、セバ
シン酸ジエチル、1−リルオー2,3−シカプリン−ト
リグリセリド、ミリスチン酸ブチル、2−n−ヘプチル
ナフタレン、カプロン酸テトラデシル、n−ドデシルベ
ンゼン、1−オレオ−2,3−シカプリン−トリグリセ
リド、2−オレオ−1,3−シカプリン−トリグリセリ
ド、ラウリル酸メチル、n−)リゾシルシクロペンタン
、n−ウンデシルシクロヘキサン、カプロン酸トリデシ
ル、ノニルナフタレン、n−テトラデシルシクロペンク
ン、n−ペンタデカン、トリデシルベンゼン、1−へブ
タデセン、2−n−オクチルナフタレン、2−n−ノニ
ルナフタレン、2−ウンデカノン、ミリスチン酸エチル
、n−ドデシルシクロヘキサン、1−ミリスト−2,3
−ジオレイン−トリグリセリド、パルミチン酸イソブチ
ル、ペンタデカン酸エチル、デシルナフタレン、n−テ
トラデシルベンゼン、カプロン酸−ペンタデシル、n−
ペンタデシル−シクロペンクン、1−オクタデセン、ヘ
キサデカン、1−パルミト−2,3−ジオレイン−トリ
グリセリド、パルミチン酸ブチル、ミリスチン酸メチル
、ペンタデカン酸メチル、パルミチン酸アミル、オレイ
ン酸メチル、2−n−デシルナフタレン、パルミチン酸
−プロピル、n−ヘキサデシルシクロペンクン、オクタ
デカン、アビオール、ベンジリデンマロン酸−ジエチル
、ノナデカン、ケイ皮酸−ベンジル、テレフタル酸ジエ
チル、1−テトラデカノール、1.2−ジフェニルエタ
ン、1,3.5− )ジメトキシベンゼン、p−ジメト
キシベンゼン、オクタデカノール、9−エチルアントラ
セン、p−メチルベンゾフェノンなどの一30℃〜70
℃にシャープな融点を有する沸点が200℃以上の疎水
性有機化合物が例示されるが、勿論、例示化合物に限定
されることはない。またこれらの二種以上の混合系を用
いることも当然本発明に含まれるものである。
また、ラクトン環を有する色素前駆体としては、ジアリ
ールフタリド類、フルオラン類、アザフタリド類などに
代表される無色あるいは淡色の化合物群があげられ、具
体的にはクリスタルバイオレットラクトン、マラカイト
グリーンラクトン、2.2−ビス(1’−エチル−2°
−メチルインドール−3゛−イル)フタリド〔インドリ
ルレッド〕、2.2−ビス(1′−オクチル−2゛−メ
チルインドール−3′−イル)フタリド、3−ジエチル
アミノ−6−メチル−7−クロル−フルオラン、3−ジ
エチルアミノ−5,7−シメチルフルオラン、3−ジエ
チルアミノ−7,8−ヘンゾフルオラン、3−ジエチル
アミノ−7−メトキシフルオラン、3−ジ工チルアミノ
−6−ベンジルオキシフルオラン、3−ジエチルアミン
−7−クロルフルオラン、3−ジエチルアミノー7−(
o−クロルアニリノ)フルオラン、3−ジブチルアミノ
−7−(o−クロルアニリノ)フルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−6−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジエ
チルアミノ−6−メチル−7−フェニルアミノフルオラ
ン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−キシリルア
ミノフルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7
−フェニルアミノフルオランなどの酸性顕色剤と接触し
て、赤、橙、青、緑、黒等に発色するいわゆるロイコ色
素が例示される。
疎水性有機化合物またはラクトン環を有する色素前駆体
を溶解した疎水性有機化合物は、公知の各種方法、例え
ば(1)ゼラチンを用いるコアセルベJ −ジョン法、(2)界面重合法、あるいは(311n−
Situ重合法などによりマイクロカプセル化される。
これらのなかで、(A)In−5itu重合法によるア
ミノアルデヒド樹脂を膜材とするマイクロカプセル(例
えば特開昭61−11141号などの方法で得られるも
の)あるいは(B)In−Situ重合法による重合性
七ツマ−のラジカル重合体を膜材とするマイクロカプセ
ル(例えば特開昭61−40189号などの方法で得ら
れるもの)などが(a)緻密な透過性の低い壁膜を有す
ること、(b)高い固型分濃度を有すること、(c)g
敗しないこと等の点で好ましい。
酸性顕色剤とは前述のラクトン環を有する色素前駆体と
の分子的接触により有色の色素を形成させる能力を有す
る有機あるいは無機の酸類が用いられ、具体例としては
、特公昭52−1327号に於いて開示された芳香族カ
ルボン酸の多価金属塩(例えば3,5−ジ−α−メチル
ヘンシルサリチルi2 Z n塩、3.5−ジーter
tブチルサリチル酸Zn塩、3−α、α−ジメチルヘン
シル5−フェニルサリチル酸Zn塩)、特開昭54−4
0898号あるいは特開昭61−31286号に開示さ
れたようなサリチル酸−p−置換フエノール−ホルムア
ルデヒド縮合物の多価金属化物(例えばサリチル酸−p
−オクチルフェノールホルムアルデヒド縮金物のZn変
性物、サリチル酸−p−ノニルフェノールホルムアルデ
ヒド4i 合物のZn変性物)、あるいは本出願人が別
に提案したサリチル酸とα、α−ジアルコキシーp−キ
シレンを必須成分としてメシチレンあるいはp−1換フ
エノール等を共縮合させたサリチル酸共縮合樹脂の多価
金属化物、特開昭48−25744号、同54−158
495号等で提案されたp−アルキルフェノールホルム
アルデヒド縮金物のZn変性物、特公昭61−4358
号、同61−4359号、同61−4673号、同61
−4674号で提案されたようなpllラフエノールフ
ェノールホルムアルデヒド共縮合樹脂の多価金属化物、
あるいは特開昭55−113591号で提案されたビス
フ二ノールスルホンの多価金属塩、あるいは特開昭58
−217389号等に提案された無機半合成固体酸、あ
るいは特公昭42−20144号に提案されたp−置換
フエノールホルムアルデヒド縮金物などの有段あるいは
無機の固体酸類が挙げられるが、これらに限られること
はなく、前記ラクトン環を有する色素前駆体との接触に
より呈色能ををする材料であればすべて使用できる。
これらの酸性顕色剤は界面活性剤もしくは保護コロイド
物質の存在下に湿式微粉砕あるいは分散した水性懸濁液
とて、塗液の調整に用いる。
本発明の怒温層は以上の必須成分を支持体上に保持させ
たものであるが、そのほかに、保持層の接着性、表面特
性、発色特性等を調節するために、各種の無機または有
機顔料、例えばカオリン、タルク、炭化チタン、酸化亜
鉛、ホワイトカーボン、シリカ、水酸化アルミニウム、
尿素ホルムアルデヒド樹脂フィラー、ポリスチレンディ
スパージョンなど、および水溶性バインダー、例えばポ
リビニルアルコール、メチルセルロース、ヒドロキシエ
チルセルロース、可溶性澱粉、カゼイン、植物性ガム質
などの水溶性バインダー、更にはマイクロカプセルの微
小圧力による破壊を防止するためのステイルト1N、例
えば、小麦′FJ8J澱粉、馬鈴薯澱粉、セルロースパ
ウダー各種の合成樹脂粒子などを併用することもある。
この店の構成の例としては、(11ラクトンIiを有す
る色素前駆体、酸性顕色剤および疎水性有機化合物のマ
イクロカプセルを混合して支持体上に琳層に保持させて
なるもの、(2)上記三成分を二層に分けて保持させて
なるもの、(3)二成分を支持体の表面に一成分を支持
体の裏面に保持させてなるもの、(4)ラクトン環を有
する色素前駆体、または酸性顕色剤を溶解した疎水性有
機化合物を内包したマイクロカプセルと他の成分を支持
体の同一面または両面に保持させてなるものなどがあげ
られる。
このような種々の層構成のいずれもが利用できるが、こ
れらの構成のうち、(2)または(4)で示されるよう
な支持体上に感温材料を少なくとも二層以上に積層させ
、かつ最上層が所定のデザインで部分印刷されているラ
ベルが一般的である。
具体的には、(A)フィルム等の支持体上の全面に、(
1)酸性顕色剤を含有する層を、例えば、コーティング
方式等で設け、ついで高分子材料よりなる発色時間管理
層を設け、更に最終的に得られるラベルのデザインに応
じて、(2)ラクトン環を有する色素前駆体を溶解した
任意の融点を有する疎水性有機化合物を内包するマイク
ロカプセル層を種々の印刷方式で部分的に設けたものが
最も好適な例としてあげられる。
高分子材料よりなる発色時間管理層とは、マイクロカプ
セル内の疎水性有機化合物の浸透を制御し、酸性顕色剤
とラクトン環を有する色素前駆体との分子レベルでの接
触による、呈色迄の時間を管理するために設けられる。
発色時間管理層は一般にコーティングにより設けられ、
用いる材料としては各種の水分散系樹脂、例えば乳化重
合法で得られた各種のアクリルエマルジョン、合成ゴム
ラテックス、水溶性樹脂などの水系樹脂組成物、あるい
は溶液型アクリル樹脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂
などが用いられ前記酸性顕色剤層の上層に乾燥厚みが0
.5〜10μとなるように塗工し、乾燥製膜されて使用
される。
これらのなかで乳化重合法で得られる各種のアクリルエ
マルジョンが、(A)用いるモノマー、例えば(メタ)
アクリル酸エステル、アクリロニトリル、スチレンなど
の使用比率を変えることにより疎水性有機化合物の透過
性を自由に制御することができ、かつ(8)コーティン
グ用に通した液性が容易に得られ、かつ通常のコーティ
ング方式により均一かつ緻密な高分子被膜を与え、(C
)耐水性にすぐれているなどの理由で最も好ましく用い
られる。
このようなアクリルエマルジョン系材料を用いた時間管
理層としては、本出願人が別に出願した特願昭61−1
13547号、同60−227041号、同60−26
9432号、同61−5023号の各種のアクリルエマ
ルジョンを塗布乾燥製膜してなる高分子が具体的な例と
してあげられる。
このような構成を有するラベルはマイクロカプセルの部
分印刷店を有する。
疎水性有機化合物のマイクロカプセル化は前述のように
、化学的方法もしくは物理化学的方法により行われるが
、一般に0/W型エマルジヨン型の水性分散液と得られ
るものである。マイクロカプセル層を印刷するには、該
マイクロカプセルおよび各種添加剤を水性印刷インキ化
したものが用いられる。あるいは前記マイクロカプセル
をスプレードライ方式等により、乾燥粉体化したのち他
の成分と混合して油性インキ化したものを用いる。
印刷の方式としては、スクリーン印刷、フレキソ印刷、
グラビア印刷、オフセント印刷方式などもあげられる。
と(にマイクロカプセルを印刷するには、スクリーン印
刷方式が最も好ましく、かつ水性のマイクロカプセルイ
ンキが多用される。
このようなマイクロカプセル印刷部に加えて本発明に於
いては、ラベル上の前記マイクロカプセル印刷部と異な
る位置に(A)前述のラクトン環を有する色素前駆体を
、本発明のラベルが使用される温度に於いては常に液体
である疎水性有機化合物、具体的には凝固点あるいは流
動点が一20℃以下、好ましくは一30°C以下の高沸
点溶剤に溶解した溶液のマイクロカプセル、および(B
) 62性顕色剤の懸濁液を含有するインキ組成物を印
刷法により設けることが一般的である。該インキ印刷部
は、ラベルの使用に先立ちマイクロカプセルを破壊する
ことで通暁に対応する色相に発色し、ラベルの温度管理
機能が作動していることを示すマーカーとして実用上極
めて有用である。本発明に於ける好ましい様態としこの
ように顕色剤層、時間管理層、マイクロカプセル印刷層
を積層したラベル原反上に、接着剤層を設け、更に透明
プラスティックフィルム層を設ける。
接着剤層およびプラスティックフィルム層の設は方は種
々の方法があるが、本発明に於いて具体的に用いられる
方法としては、 (A)接着剤として感圧接着剤を用い、前記ラベル原反
上に印刷あるいはコーティング法で2〜30μの厚み(
乾@塗布厚み)に感圧接着剤層を設けたのち、透明のプ
ラスティックフィルムをラミネーションする方法。
CB)接着剤として紫外線硬化型樹脂を用い、前記ラベ
ル原反上に印刷あるいはコーティング法で2〜30μの
厚みに、紫外線硬化型樹脂を設は透明のプラスティ7ク
フイルムを貼り合わせたのち、紫外線照射装置を通過さ
せて露光、重合接着させる方法。
(C)接着剤としてホットメルト型接着剤を用い、前記
ラベル原反上に印刷あるいはコーティング法で2〜30
μの厚みにホントメルト型接着剤層を設け、透明のプラ
スティックフィルムとホントメルトラミネーションを行
う方法。
などが挙げられる。
これらのプラスティックフィルム層をラベル原反に設け
るあたり、前記の感圧接着剤、紫外線硬化型接着剤、ホ
ントメルト型接着剤等はマイクロカプセル内の任意の融
点を有する疎水性有機溶剤と相互作用(溶解による融点
降下など)を生起する懸念がある場合には、ラベル原反
上のマイクロカプセル印刷部以外の部分に種々の印刷方
式を用いて行ったのち、透明のプラスティックフィルム
層を設ける手段が用いられ、好ましいLiJffiとし
て挙げられる。
用いるフィルムとしては、PET (ポリエステル)、
PPC(ポリプロピレン)、PC(ポリカーボネート)
などの厚さ5〜30μの延伸フィルムが挙げられる。
上述のパターン印刷以降の工程は、通常、ラミネーター
を備えた印刷機を用いて連続的に行なわれる。
このようにして得られたラベル原反を各種方法でグイカ
ット、型抜き、スリッティングをほどこしロール状、あ
るいは毎葉の保存温度管理ラベルとする。
本発明の保存温度管理用ラベルは、一般に温度管理が必
要とされる対象物品に直接貼付して用いられるが、貼付
に先だち、疎水性有機化合物を内包するマイクロカプセ
ルを破壊(以下「ラベルの活性化」と称する)ことによ
り保存温度管理機能を作動させる。
マイクロカプセルの破壊の方法としては、fi+加圧ロ
ール間をラベルを通過させる方法、(2)衝撃エネルギ
ーにより破壊させる方法などが用いられる。
いずれも、対象物品に対する貼付けを容易かつ高速自動
化するために据えつけ型、ポータプル型またはハンド型
のラベラーに前記マイクロカプセル破壊機構が組み込ん
だものが用いられる。
また本発明のラベルに於いては、保存温度時間管理をラ
クトン環を有する色素前駆体の呈色で認識するa能に加
え、前記保存温度時間n能が作動していることを容易に
目視しろる、温度依存性のないマイクロカプセルを用い
た発色部位をラベル上の異なる位置に設けるのが一般的
である。このようなラベル使用温度に於いてマイクロカ
プセル破壊後に迅速かつ非可逆的に発色する部位をラベ
ル上に設けることによりラベルの使用時の取り扱いの誤
りを防止することができる。
(作用および効果) 本発明のラベルは、ラベル上に発色機構を有する部分、
すなわち感温部分を印刷した部分以外の部分に、接着剤
層を印刷し、ついで透明のプラスティックフィルムを設
けているため、(1)保存温度管理用ラベルの実際の使
用場面に於いて直面する水分(湿度、結露、凍結)、油
(動植物油、包装フィルム内の可塑剤等)の影響を排除
し、より正確な温度管理機能を有する、(2)ラベルの
使用前および使用中に、摩擦等によりマイクロカプセル
が破壊し、不都合な発色や汚れが生しるのを防止できる
、(3)ラベルの実使用条件下での光暴露等で、感温部
が不都合な化学変化を受けて着色して、感温発色機能が
変化を防止できる等の特徴がある。
すなわち、種々のラベル使用条件下においても、ラベル
の有する温度時間管理a能が失われることのなく、極め
て信頼性の高いラベルであり、かつ、フレキシブルな構
造を有するため、いかなる形状を有する貼付対象物質に
も容易に貼付することができる。
(実施例) 以下、本発明を実施例により説明する。
実施例−1 ポリプロピレンをベースフィルムとする合成紙(王子油
化合成祇ユボ5GG−80)に下記組成を有する水性塗
液(35χ水分散液として使用)固形分重量比 焼成カオリン           70重質炭酸カル
シウム        30分散剤(ポリアクリル酸N
a塩)0.5バインダー酸化澱粉         8
(水分散液として使用) 合成ゴムラテックス         8(水分散液と
して使用) 顕色剤3  (水分散液として使用)2゜0 顕色剤 3.5−ジーα、α−ジメチルベンジルサリチル酸Zn
塩 をメイヤーバーコーターを用いて乾燥塗布量が6g/m
”となるように塗布乾燥して顕色剤塗布シーを得た。
ついで、アクリロニトリル(30モルχ)−フチルアク
リレート(68モルχ)−アクリル酸(2モル2)のモ
ノマー構成を有するアクリル系エマルジョン(乳化重合
法による固型分45%品)を20%迄水で希釈して顕色
剤塗布シート上の顕色剤面に乾燥塗布量が2.88/m
”となるようにメイヤーバーコーターにより塗布乾燥成
膜し、顕色剤層の上層にアクリル系間分子よりなるスペ
ーサー層(薄膜による浸透時間管理層)を設けた。
ついでシリコン処理した片面上質はくり祇に溶剤型アク
リル系粘着剤を乾燥塗布厚みが18μとなるように塗布
乾燥した。粘着面と上記コーティングの裏面を貼り合わ
せ(ラミネート)し、印刷用原反を得た。
次に下記の組成の水性インキを作成した。
固形分重量比 色素前駆体率を溶解したミリスチン酸 メチルエステルのマイクロカプセル  100列SBR
ラテックス            15アルギン酸N
a塩             2ポリアクリル酸Na
塩           2*)色素前駆体としての3
−ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロルフルオンを
5wtχ溶解したミリスチン酸メチルをIn−3i t
 u重合法によりメラミン樹脂で被覆したマイクロカプ
セルスラリーを使用 上記水性インキを前記印刷用原反にスクリーン印刷方式
によりパターン印刷(A)を施した(乾燥印刷量は10
g/m”)。
別に3−ジブチルアミノ−7−(o−クロロアニリノ)
フルオラン(採土ケ谷化学、商品名TH−107)を5
wt:溶解したフェニルキシリルエタン(日本石油化学
、ハイゾール5AS−296)のメラミンホルムアルデ
ヒド〜゛ 樹脂膜マイクロカプセルスラリー、および顕色剤として
のサリチル酸−ρ−ノニルフェノールホルムアルデヒド
縮合物Zn変成物(スヶネククディーケミカル、HJR
−4002)の水性2. i=i ?fflおよび水分
散系接着剤、増粘剤を主成分とする不揮発分35%の水
性スクリーン印刷用インキ(粘度3000cps)を作
成した。
この水性インキを前出の印刷用原反上のパターン印刷部
(A) と異なる位置にスクリーン印刷方式によりパタ
ーン印刷(B)を施した。
更に水性アクリルエマルジョン系粘着剤を含有する水性
スクリーン印刷用粘着剤インキ(ソニーケミカル社製、
ソニーボンド5C−820)を印刷原反上のパターン印
刷部(A)および(B)以外の部分にスクリーン印刷(
厚み20μ)し、水分を熱乾燥により除去したのち、た
だちに16μの厚みを有する透明なポリエステルフィル
ムをラミネートした。
前述の三種類の印刷およびラミネートを施したラベル原
反を公知の方法により、グイカット、かすとり、スリッ
ティングを施し、剥離紙上に剥離可能なようにラベルが
仮止めされているロール状物を得た。
上記の三種のインキの印刷および透明ポリエステルフィ
ルムのラミネーションは3色の印刷部、ラミネーターお
よび備品を備えた連続式スクリーン印刷機(ギヤラス社
製)を用いて連続的に行った。
得られたラベルを、5℃に管理されている室内で、衝撃
圧でマイクロカプセルを破壊する打刻機を備えた据え付
は型オートラベラー(自動ラベル貼付a>に通し、温度
管理が必要とされる食品に貼付した。マイクロカプセル
を破壊直後に貼りつけるパターン印刷部(B)の部分は
迅速に濃緑色に発色し、ラベルの温度管理機能が作動し
ていることを示す。
ついでラベルを貼りつけた食品を0℃に管理された冷蔵
庫に保管する。この時点ではパターン印刷部(B)の部
分は緑色に発色しているがパターン印刷(A)の部分は
何ら呈色は認められない。
0℃で72時間保管した後にも何り8状の変化は認めら
れなかった。
ついで該ラベルを貼付した食品を13℃の温度の室内に
移動したところ、パターン印刷(A)の部分が1時間後
から淡赤橙色に発色をはじめ、9時間後には濃い赤橙色
となった。0℃から13℃への室への移行により、ラベ
ルの表面に水分の凝縮による結露が認められたがマイク
ロカプセル印刷部はポリエステルフィルムにより被覆さ
れているため水分の影響を受けることはなかった。
比較のために、粘着インキの印刷およびポリエステルフ
ィルムのラミネーションを行なわなかったラベルを用い
たところ、水分の凝縮による結露のため、マイクロカプ
セル印刷部の一部が剥がれて落ちてしまい発色部分がむ
らになり実用性に欠実施例2 樹脂含浸紙(特殊製紙製「S−ペランGJ103g/d
)に下記組成を有する水性塗液(40z水分散液として
使用) 固体重量比 半合成固体酸(水沢化学「ジルトン−5S−IJ )サ
リチル酸−メシチレンーα、α−ジメトキシ−p−キシ
レンの共縮合樹脂のZn化物  10バインダーPVA
 (水溶液として使用)10合成ゴムラテックス   
       8をエアナイフコーク−により乾燥塗布
量が?g/L?となるように塗布乾燥して、顕色剤塗布
シートを得た。
コア材としてスチレンを用いシェル材としてアクリロニ
トリルを用いた(重量比43 : 57)に多層構造粒
子型エマルジョンを25%迄水で希釈し、顕色剤塗布シ
ート上の顕色剤面に乾燥塗布量が2゜3g/−となるよ
うに塗布、乾燥、成膜して顕色剤層の上層にアクリル系
高分子よりなるスペーサー石(薄膜による浸透時間管理
層)を設けた。ついでシリコン処理したグラシン型ばく
り紙にアクリルエマルジョン系接着剤を乾燥塗布厚みが
18μとなるように塗布乾燥した。接着剤面と上記コー
テイング物の裏面を貼り合わせ(ラミ2−ト)L、印刷
用原反を得た。
次に下記組成の水性インキを作成した。(固型分35%
、粘度7000cps)。
固型分重量比 (A)マイクロカプセル”’       100MS
BRラテックス         15ポリアクリルア
ミド        2ポリアクリル酸のNa塩   
    2傘−)色素前駆体として3−ジエチルアミノ
−5,7−シメチルフルオランを5−仁%溶解したミリ
スチン酸エチルをIn−3t tu重合法によりメラミ
ン樹脂で被覆したマイクロカプセルスラリーを使用。
(B)前記と同一重量組成を有し、マイクロカプセルと
して3−ジエチルアミノ−7,8−ベンゾ−フルオラン
を5wt%溶解したミリスチン酸エチルとミリスチン酸
メチルの783の重量比の混合組成物を、Kn−Stt
u重合法によりメラミン樹脂で被覆したマイクロカプセ
ルスラリーを用いた水性インキ。
上記二つの水性インキを前記印刷原反上の異なる位置に
スクリーン印刷方式によりパターン印刷を施した。(乾
燥印刷盛り量9g/m)別にクリスタルバイオレフトラ
クトンを3wt%溶解したジイソプロピルナフクレン(
呉羽化学「K?IC−113J )を、特開昭61−4
0188号実施例1に準じてアクリロニトリル、アクリ
ルアミドおよび架橋剤としてのメチレンビスアクリルア
ミドをIn−5ituラジ力ル重合した重合体で被覆し
たマイクロカプセルスラリー、および顕色剤としてのp
−フェニルフェノールホルムアルデヒド縮合物の水性!
4液(三井東圧化学rRBE−40J )および水分散
系接着剤、増粘剤を主成分とする不揮発分40w t%
の水性スクリーン印刷用インキを得た。
この水性インキを前出の印刷原体上のパターン印刷部(
A)、CB)と異なる位置にパターン印刷部(C)を施
した。
更に、紫外線硬化型スクリーンインク(帝国インキ製、
セリコールEGXメジウム)を印刷原反上のパターン印
刷部(A)、CB)および(C)以外の部分とスクリー
ン印刷(厚み10μ)し、ただちに16μの厚みを有す
る透明なポリプロピレンフィルムを加圧ラミネートして
密着させ、ついで紫外線照射袋室内を通過させて露光し
、紫外線硬化型樹脂を重合硬化させてラベル原反上にポ
リプロピレンフィルムを接着した。
前述の4種類の印刷およびラミネートを施したラベル原
反を公知の方法により、ダイカット、かすとり、スリッ
ティングを施し、ばくり紙上にばくり可能なようにラベ
ルが仮止めされているロール状物を得た。
上記の3種のインキの印刷および透明ポリエステルフィ
ルムのラミネーションは4色の印刷部、ラミネーターお
よび備品を備えた連続式スクリーン印刷部(ギヤラス社
製)を用いてl!!続的に行った。
得られたラベルを、0℃に管理されている室内で、衝撃
圧でマイクロカプセルを破壊する打刻機を備えた据え付
は型オートラベラー(自動ラベル貼付機)に通し、温度
管理が必要とされる食品に貼付した。マイクロカプセル
を破壊直後にパターン印刷部(C)の部分は青色に発色
し、ラベルの温度管理機能が作動していることを示す。
ついでラベルを貼りつけた食品を一2°Cに管理された
冷蔵庫に保管する。この時点ではパターン印刷部(C)
の部分は緑色に発色しているがパターン印刷(A)およ
び(B)の部分は何ら呈色は認められない。−2℃で7
2時間保管した後にも何ら性状の変化は認められなかっ
た。
ついで該ラベルを貼付した食品を5℃の温度の室内に移
動したところ、パターン印刷(B)の部分は30分後か
ら淡紫赤色に発色をはじめ、3時間後には濃い赤紫色と
なったが、パターン印刷(A)の部分は何ら色相変化は
認められなかった。
更に該ラベルを貼付した食品を8°Cの1昌度の室内に
移動させたところ、30分後から淡い橙色に発色をはじ
め、3時間後には濃い橙色となったこのように本例のラ
ベルは、所定の温度に於ける保存時間の経過を指示する
と共に、21度水準の感温層を有しているため、保存さ
れた状態を温度的に詳しくしることができる。
比較のために、紫外線硬化樹脂の印刷、ポリプロピレン
フィルムのラミネーションを行なわなかったラベルを用
いたところ、昇温時に水分の凝縮による結露のため、マ
イクロカプセル印刷部の一部が剥がれて落ちてしまい発
色部分がむらになり実用性に欠ける。
(発明の効果) 本例のラベルは、マイクロカプセルの破壊が行われない
限り、常温での保存、運搬、取扱いによっても何等異常
は認められない。
また、本例のラベルは、保管温度管理に使用するに先立
ち、マイクロカプセル部(A)(実jI 例−1)、マ
イクロカプセル部(A)、(B)(実施例−2)は所定
の温度以下に保存されている限り、何ら呈色反応は生起
しないが所定の温度以上では規定の時間から呈色を始め
る。
またマイクロカプセル部(B)−m−実施例−1、マイ
クロカプセル部((1:)−m−実施例−2はマイクロ
カプセル破壊操作を行うと環境温度に無関係に迅速にか
つ濃色に発色するためラベルの温度管理機能が作動して
いることを知ることができる。
このように本発明の保存温度管理用ラベルは、ラベル上
のマイクロカプセル印刷部が通関なブラスティフクフィ
ルムに覆われているので、ラベルの使用条件下に於ける
水分、油分等による影響が皆無となり、また、マイクロ
カプセル印刷部上には粘着剤が存在しないため、接着剤
の中の成分によるマイクロカプセル破壊度および発色機
能への影響もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例−1のラベルの構成を示す概略
図である。 第1図に於いて各符号はそれぞれ次の通りである。 1−・・剥離紙 2・・−アクリル型粘着剤層 3・−ポリプロピレン系合成紙 4−顕色剤塗布層 5−・アクリル系高分子スペーサー層 6・−粘着剤インキ印刷部 7−・ポリエステルフィルム 8−マイクロカプセル印刷部(A) 9−・マイクロカプセル印刷部(B) 第2図は本発明のラベルの原理を説明する概略図である
。 第2図に於いて各符号はそれぞれ次の通りである。 1・・・マイクロカプセル印刷部(A)2−マイクロカ
プセル印刷部CB) 3−・l、2を印刷してなるラベル 4−発色したマイクロカプセル印刷部CB)5−一発色
したマイクロカプセル印刷部(A)特許出願人  三井
東圧化学株式会社 図面 第1図 第2図 ラベル通用後 マイクロ力 デセル破壊後 (ラベル機能作動) ラベルの設定温度 以上で長期間保存後

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)支持体上に必須成分として(a)任意の融点を有す
    る疎水性有機化合物を内包する(圧力破壊型)マイクロ
    カプセル、ラクトン環を有する色素前駆体および酸性顕
    色剤、または(b)ラクトン環を有する色素前駆体を溶
    解した任意の融点を有する疎水性有機化合物を内包する
    マイクロカプセルおよび酸性顕色剤を2以上の層にして
    含有し、2層の間に高分子膜をもうけ、いずれかの一層
    が支持体上の最上層に印刷方式によりパターン印刷部以
    外の部分接着剤層を設け、最上層に透明のプラスチック
    フィルムを設けてなる保存温度管理用ラベル。 2)支持体上に(A)酸性顕色剤層、(B)高分子材料
    よりなる時間管理層をコーティング方式により積層して
    設け、ついで(C)ラクトン環を有する色素前駆体を溶
    解した任意の融点を有する疎水性有機化合物を内包する
    マイクロカプセルを含有するインキ組成物の1種または
    2種以上、および(D)ラクトン環を有する色素前駆体
    を溶解した疎水性有機化合物を内包するマイクロカプセ
    ルおよび酸性顕色剤を含有するインキ組成物をラベル原
    反上の異なる位置にパターン印刷し、かつラベル原反上
    のパターン印刷部以外の部分に接着剤層を設け、透明な
    プラスティックフィルムを接着することを特徴とする保
    存温度管理用ラベルの製造方法。 3)支持体上に(A)酸性顕色剤層、(B)高分子材料
    よりなる時間管理層をコーティング方式により積層して
    設け、ついで裏面に感圧接着剤層をコーティング方式に
    より設け、直ちに剥離紙をラミネートした構成を有する
    ラベル原反を作成し、ついで(C)ラクトン環を有する
    色素前駆体を溶解した任意の融点を有する疎水性不揮発
    性有機化合物を内包するマイクロカプセルを含有するイ
    ンキ組成物をの1種または2種以上および(D)ラクト
    ン環を有する色素前駆体を溶解した任意の融点を有する
    疎水性不揮発性有機化合物を内包するマイクロカプセル
    および酸性顕色剤を含有するインキ組成物をラベル原反
    上の異なる位置にパターン印刷し、かつ、ラベル原反上
    のパターン印刷部以外に接着剤層を設け、ついで透明な
    プラスティックフィルムを積層しすることを特徴とする
    保存温度管理用ラベルの製造方法。
JP61255727A 1986-04-30 1986-10-29 保存温度管理用ラベルおよびその製造方法 Pending JPS63110276A (ja)

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JP61255727A JPS63110276A (ja) 1986-10-29 1986-10-29 保存温度管理用ラベルおよびその製造方法
US07/043,745 US4931420A (en) 1986-04-30 1987-04-29 Temperature history indicator and its manufacturing method
DE8787303797T DE3782270D1 (de) 1986-04-30 1987-04-29 Temperaturablaufanzeiger und seine herstellung.
EP87303797A EP0244219B1 (en) 1986-04-30 1987-04-29 Temperature history indicator and its manufacture
KR1019870004199A KR900008326B1 (ko) 1986-04-30 1987-04-30 온도경력 인디케이터 및 그 제조방법

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