JPS63105886A - 砥石摩耗の自動測定方法 - Google Patents

砥石摩耗の自動測定方法

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JPS63105886A
JPS63105886A JP61250768A JP25076886A JPS63105886A JP S63105886 A JPS63105886 A JP S63105886A JP 61250768 A JP61250768 A JP 61250768A JP 25076886 A JP25076886 A JP 25076886A JP S63105886 A JPS63105886 A JP S63105886A
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diamond
grinding wheel
wear
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博 稲葉
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小田切 祥一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、研削用工作機械の砥石のドレッシング装置に
関する。更に詳しくは、セラッミクスなどの難削材の加
工に使われるダイヤモンド砥石の自動ドレッシング装置
の砥石摩耗自動測定法に関する。
〈従来の技術〉 ドレッシングとは、砥石が目つぶれあるいは目づまりを
起こし、切味が不良となった場合その切味を更新回復さ
せることをいうが、通常単体のダイヤモンドで作られる
ポイントドレッサー、回転式のロータリドレッサー、ク
ラツシングローラなどを研削砥石の種類、研削条件、被
工作物の種類などの条件に応じて使い分けている。セラ
ミックスなどの難削材を加工するときは、被加工物が固
いので加工用の砥石としてダイヤモンド砥石を使用する
しかし、被加工物が固いのでダイヤモンド砥石の摩耗が
早くたびたびドレッシングする必要がある。ダイヤモン
ド砥石をドレッシングするためにはダイヤモンドより固
い砥石が良いが存在しないので、ドレッサーはこれより
柔らかいものになる。一般にGC砥石、WA砥石が使用
されている。ドレッシングの切味をよくするためこれら
の砥石は比較的柔らかい結合割分使う。すなわち柔らか
い結合剤を使うと次々と研削に関与する砥粒が更新され
、切味が保たれるのである。したがって、これらドレッ
サ用砥石は、ダイヤモンド砥石に比べて数倍〜数十倍摩
耗が大きい。
その摩耗した量だけダイヤモンド砥石とドレッサー用砥
石との相対位置を数値制御装置で補正する必要がある。
その結果、ドレッシング開始点が変化するため、ドレッ
シング作業の自動化が困難であったり、ドレッシングに
時間ががかるという問題がある。とりわけFMSを構成
するマシニングセンタに組み付けてダイヤモンド砥石の
ドレッシング作業を自動化することは困難であった。自
動化しても、ダイヤモンド砥石の形状、寸法の種類が多
く困難であった。
特に、ドレッシングの結果、加工用のダイヤモンド砥石
の寸法も変化するので、加工寸法に影響を与える。この
ため、被加工物の寸法を作業者が測定して、切り込み量
を調整するなど人手によっていて、砥石の自動計測は困
難であった。
〈発明が解決しようとする問題点〉 前記のような問題から、本発明はダイヤモンド砥石のド
レッシング作業の自動化と、ドレッシング摩耗の計測の
自動化と、この計測値によってドレッシングの摩耗の補
正を自動化したものである。
〈問題点を解決するための手段〉 複数の工具を貯蔵する工具貯蔵マガジンを備え且つ回転
駆動される加工主軸との間に前記工具を交換する自動工
具交換装置を有するマシニングセンタと、前記パレット
には前記加工主軸にチャックした研削砥石をドレッシン
グするためのドレッサ用砥石と、前記研削用砥石のドレ
ッシング摩耗は又は加工時の摩耗を検知するためのセン
サーとを設けたものにおいて、 前記研削砥石とセンサーとを互いに計測動作の開始位置
に接近させる工程と、研削砥石とセンサーとを互いに近
付ける計測動作のための工程と、前記センサーが前記研
削砥石の形状を感知する工程と、感知した信号に基づい
て前記研削砥石の形状を前記マシニングセンタの送り情
報から感知する工程と、前記送り情報を演算して前記セ
ンサーが接近感知により検出する工程とを有する砥石摩
耗自動測定方法である。
〈作 用〉 複数の工具を貯蔵した工具貯蔵マガジンから回転駆動さ
れる研削砥石を、自動工具交換装置で取り出してマシニ
ングセンタの主軸にチャックして、ドレッシング装置を
搭載したパレットをマシニングセンタにクランプして、
パレットに積載し回転するドレッサ用砥石でダイヤモン
ド砥石をドレッシングし、パレット上のセンサーを研削
用砥石に接近させる工程と、計測動作させる工程と、接
接触をセンサーで感知する工程と、感知した送り位置を
演算してドレッシング摩耗は又は加工時の摩耗を自動計
測する。
〈実施例〉 以下、本発明の一実施例を図面とともに詳細に説明する
第1図は、横型マシニングセンタ1に本発明を適用した
場合の全体構成を示す図である。
ベッド2上を主軸台3が移動でき、主軸台3には、主軸
4が回転可能に設けられ、その主軸4の先端には、ダイ
ヤモンド砥石5がチャッキングされている。ダイヤモン
ド砥石5は図示していない自動工具交換装置(ATC)
により、他の工具と自動的に交換可能である。主軸4を
支持する主軸ハウジングには、ダイヤモンド砥石5とド
レッサ用砥石9との接触を検知する検出リング6(後述
する)を備えている。
ドレッシング装置7は、パレット8上にドレッサ用砥石
9、計測ブロック10などを搭載した構成になっている
。このドレッシング装置7は、池の工作物加工用のパレ
ット8と同様に、パレットプール12にプールされ、パ
レットチェンジャ11でもって交換される。制御装置か
ら呼び出しを受けると、マシングセンタ1のテーブルに
クランプされてドレッシング作業が可能な状態になる。
・ 1.ζ・ 、W −−Zセレー 第2図は、ドレッシング装置の詳細を示す。第2図(a
)は平面図、第2図(b)は側面図を示す。パレットS
上にドレッシング装置7が搭載されている。パレット8
上に搭載したドレッシング装置7は、ハウジング20に
砥石軸21が軸受を介して回転自在に設けられている。
砥石軸21の一端には砥石22が固定されており、反対
側には砥石軸プーリ23が固定されている。ハウジング
20と平行にエアモータ26が備え付けである。
エアモータ26の出力軸には、プーリ25が固定されて
いる。砥石軸プーリ23とモータプーリ25との間には
ベルト24が掛は渡されている。
ここで用いるドレッサ用砥石22は基本的には一般のG
C砥石であるが、導電性を持たせるため、セグメントに
分かれており、セグメントとセグメントの間を金属層2
7でつないである。この金属層27は、中心のハブ部か
ら砥石の最外径まで放射状に存在する。しかし、砥石部
分はつながっており砥石部分と、金属層部分の接続部分
から分離することはない。
また、砥石軸21には通常のころがり軸受を使用してお
り、その他の部分も金属製なので、結局、ドレッサ用砥
石22の金属層27から砥石軸21、ハウジング20、
パレット8、マシニングセンタのテーブル、ベッドなど
機械本体まで、電気的につながっている。機外のエヤー
源30からソレノイドバルブ31およびロータリバルブ
32に導かれたエヤーは、シャフト33、テーブル34
を通じてテーブル上面の基準パッド35を通じ、そのう
えにクランプされたパレット8に入る。
パレット8にはブロック37が取り付けられており、ブ
ロック37からエヤモータ26までエヤー配管されてい
る。前述の様にパレット8に入ったエヤーはパレット8
およびブロック37に設けられた空気通路36を通って
、エヤーモータ26に入る。第3図は、その他二必要な
ものを示したものであるが、パレット8の上面にはドレ
ッシング装置7の他に、計測用ブロック10が固定され
ている。計測用ブロック10には接触子10a、10b
があり、これらも導電体で作られている。
接触子10a、10bにダイヤモンド砥石5を接触させ
てその時の主軸4の送りまたはパレット8をクランプし
たテーブル送りのNC情報で、ドレッシング用砥石9の
摩耗を前回のドレッシング時のドレッサ用砥石、ダイヤ
モンド砥石の寸法と比較して計測する。本実施例では単
に接触を検知しているだけだが、非接触型のエアマイク
ロ、電気マイクロなどを使用しても良い。更に、ドレッ
サ用砥石の直径を差動変圧器、磁気スケールなどの計測
器で直接に直径を計測する方法もある。
マシニングセンタの主軸4には加工用工具としてのダイ
ヤモンド砥石5が装着されている。ダイヤモンド砥石5
にはそのボンド材によって、レジンボンドとメタルボン
ドに大別されるが、レジンボンドの場合には一般的には
導電性はない。しかしボンド材に金属粉末を入れるなど
の工夫をすることにより導電性を持たせて導電性を持た
せても良い。メタルボンドの場合には、もともと導電性
を有しているので本実施例のドレッシング装置に使用し
ても問題がない。
以下、本発明においては、導電性のあるダイヤモンド砥
石5を用いることを前提としている。マシニングセンタ
1の主軸ハウジング部には、検出リング6が備えられて
おり、主軸4に装着されたツールがパレット8上の導電
体、例えばドレッサ用砥石9の金属部や、計測用ブロッ
クの接触子10a、10bなどに接触すると、そのこと
を検出しカスタムマクロ(ユーザーが作れるプロクラム
)にスキップ信号を与えることができる。
検出リング6は、本実施例では2つのコアを内蔵してい
て、ダイヤモンド砥石5の先端がドレッサ砥石9に接触
し、RC閉回路を形成すると、2つのコアのうちのエキ
サイトコアにより循環電流を流し、もう一方のピックア
ップコアでそれを補足して、タッチ信号を制御部へ送る
ものである。
(図示せず) 172二゛ セ゛ へ       ゛第4図は立型マ
シニングセンタ40に適用した場合であり、(a)は機
械側面図、(b)はテーブル上面からみ見たところであ
る。図において、垂直軸と水平軸の二つの砥石軸52.
55を持ったドレッシング装置50がテーブル端に取り
付けられている。
このドレッシング装置50は、二つのドレッサ用砥石5
3.56を備えている。両ドレッサ用砥石53.56の
砥石軸52.55は、互いに垂直をなしている。垂直な
砥石軸52を有するドレッサ用砥石53の側面、すなわ
ち水平面54でダイヤモンド砥石44の底辺をドレッシ
ングする。水平な砥石軸55を有するドレッサ用砥石5
6の側面、すなわち垂直面57で、ダイヤモンド砥石4
4の周面をドレッシングする。
立型のマシニングセンタは通常テーブルを割出す機能を
有していないことがら2つのドレッサ用砥石53.56
を設けたものである。本実施例では、ドレッサ砥石53
.56は、それぞれ適度なブレーキがかけであるが加工
用のダイヤモンド砥石44の回転につれて回るタイプで
ある。しかし、第2図のドレッシング装置7のようにド
レッサ砥石を強制回転させてもよい。ドレッシング装置
50に隣接して前記計測用ブロック10と同様な計測ブ
ロック60が配置されている。
ドレッシング  と 畦 ダイヤモンド砥石5の端面部分をドレスする場合と、外
周部分をドレスする場合に分けて考える。端面部分のド
レスを必要とするのは、主としてカップ型砥石の場合で
あり、第3図(a)のイに示す位置関係にてドレス作業
を行う。また、ドレス作業につづいての計測は、第3図
(a)の口の位置で行う。このような位置の選択は、横
型マシニグセンタの持つテーブル・インデックス、X、
Y、Z軸移動の機能で行う。
位置選択後、接触子10bの端面にダイヤモンド砥石5
の端面を押し当て、接触した位置をもってダイヤモンド
砥石5の摩耗を計測する。全体の動作および補正は、N
C装置のカスタムマクロにより行わせる。カスタムマク
ロの呼び出しは、次のプログラムで行う。
G65  P     X     ZW     H
A ここのG65はマクロ呼だしコード、Pは端面ドレッシ
ングマクロプログラムの番号、Xはダイヤモンド砥石5
の直径、Zはダイヤモンド砥石ののZ方向寸法、Wはド
レッシングされる径方向長さ、Hは工具オフセット番号
、Aはボンドの種類で、例えば1ニレジンボンド、2:
メタルボンドのようになっている。
r  ”  ・・”  ’    ロー  riIIL
以下、端面ドレッシングの動作フローをフロー図にした
がって詳細に説明する。第5図は端面ドレッシングの動
作フローを示す。第5図において、ステップ■ではある
変数を参照することにより、ダイヤモンド砥石5が新し
いものかどうかを判別し、新しいものであればドレッシ
ングの必要がないので、直ちに計測動作に移る。その際
ステップ■において前記変数は自動的に書き変えられ、
次回以降は新しい砥石の取り扱いにはならない、 なお
、ここで用いる変数は、あらかじめ人手によりセットで
きるもので、これを新しい砥石のほうにセットしておく
ことにより、ドレッシング動作を行わないで、計測動作
のみを行うようにできる。ステップ■において、新しい
砥石でないと判断された場合には、次にステップ■に進
む。
ボンドの種類により、ステップ■あるいはステップ■が
選択され、ドレッシング回数を10回又は5回などとボ
ンドの種類に応じて最適に設定する。ボンドの種類の判
別は、マクロ呼び出しの引数Aにより行う。ここで設定
された回数はステップ[相]で行うドレッシング動作で
用いられる。
次にステップ■で、テーブルインデックスにより、パレ
ット8がB軸線(パレットの平面に垂直な軸)まわりに
90度回転することにより、第3図(a)におけるドレ
ッシング装置7と機械主軸4に装着されたダイヤモンド
砥石5との角度位置関係イが得られる。次にステップ■
で、第6図に示すアプローチ点すなわちドレッシング動
作の開始点0に移動する。本実施例では、ドレッサ砥石
9の側面とダイヤモンド砥石5の周面との距離が10m
m、同じくしゅう面と先端面が0.1msに設定しな。
この開始点は、空ドレッシング時間を減らすなめには可
能な限りドレッサ砥石9に近い位置が良い。ドレッサ用
砥石9の位置はあらかじめ分かっており、また、ドレッ
サ用砥石9の外径と巾が別途、工具オフセットメモリに
入れられているので、これらのデータからアプローチ点
は自動的に算出される。次にステップ■で、主軸回転数
を決定し、ステップ■で主軸4およびドレッサ用砥石9
の回転をONにする。ドレッサ用砥石9の回転はほぼ一
定であるが、主軸4の回転数はダイヤモンド砥石5の外
径に応じて最適の周速になるよう決定される。
ステップ[相]でドレッシング動作を行う。第7図にお
いて、(a)はダイヤモンド砥石5が第6図の位置から
出発してドレッサ用砥石9に接触するまでの動作を示し
、(b)にその後ドレッシング完了までの動作を示して
いる。(a>において0はアプローチ点におけるダイヤ
モンド砥石5のエツジを表し、その点が逐次移動する様
子をその順に付した数字で表す。つまりアプローチ点か
ら1まで早い送りで移動し、次にX方向に■まで移動し
、I[I(Iと同じ)に戻る。
次に、ある一定量、例えば10μmだけZ軸方向に切り
込みを与え、■の位置からX方向にVまで移動し、Vl
(IVと同じ位置)に戻る。これを繰り返していくと、
何度目かにドレッサ用砥石9に接触するようになる。図
ではXからXIに移動する途中のXaで接触したと仮定
した。ダイヤモンド砥石5とドレッサ用砥石9の両方と
も導電性を持たせであるので、第1図の検出リング6に
より、接触したことを検出し、スキップ信号として得る
ことができる。スキップ信号が入力された時には、その
ブロックの動作を中断し、X軸の移動開始点(この例で
はX)に戻ったところから、第7図(b)になる。
ここでは、ステップ■において、主軸4およびドレッサ
砥石9の回転を停止し、ステップ@で、テーブルインデ
ックス角度を元の位置に戻す。その結果、第3図におい
てパレット8に対してダイヤモンド砥石5の位置関係は
口に示したようになる。ステップ■では端面計測用ブロ
ック10の接触子10bの中心にほぼ一致し、端面から
10mm離れた位置である。接触子10bの位置は予め
分かつており、ダイヤモンド砥石5の寸法はカスタムマ
クロ呼出プロクラムの引数X、Zで与えられているので
、自動的に位置の算出を行うと共に、その位置に移動す
る。
it−’制 ステップ0の端面計測動作では、第8図(a>に示すよ
うに、接触子10bの中心線とダイヤモンド砥石5の周
面の母線と一致するように位置させる。同(b)図でア
プローチ点■からZ方向で接触子10bに早い送り、例
えば800 ms/■in程度の送りで近付き、点■で
接触する。接触したことは第1図の検出リング6により
検出され、スキップ信号として与えられる。スキップ信
号により次のブロックに飛び、いったん■に下がってか
ら遅い送り、例えば50■/■in程度の送りで接触子
10bに接触するまで前進する。この時にスキップ信号
が得られた点■における機械位置、接触子10bのZ座
標からダイヤモンド砥石5の実際の7寸法が計算される
ステップ■において、ダイヤモンド砥石5の計画寸法と
、実際の寸法と、実際の7寸法との差を修正量として、
工具補正を書き換える。また、ドレ・ソシングの最終段
階における機械位置と、計測された砥石寸法Zからドレ
ッサ用砥石9の直径を計算し、該当する工具補正メモリ
を書き換える。
夕周ドレッシングのフロー 次に、外周部分のドレスを必要とするのは、主として平
砥石、軸付砥石などの場合であり、第3図(b)のイに
示す位置関係でドレッシング作業を行う。またドレッシ
ング作業に続いて計測動作は、第3図(b)の口の位置
で行う。カスタムマクロの呼出は、次のプロクラムで行
う。
G65   P          X       
   ZW         D         A
ここにG65はマクロ呼出コード、Pは外径ドレッシン
グマクロプログラムの番号、Xはダイヤモンド砥石5の
直径、Zはダイヤモンド砥石5のZ方向寸法、Wはドレ
ッシングされる外径部の長さ、Dは工具オフセット番号
、Aはボンドの種類で、例えば1ニレジンボンド 2:
メタルボンドのようになっている。
第9図に外周ドレッシングの動作フローを示す。同図に
おいて、ステップ■ではある変数を参照することにより
ダイヤモンド砥石5が新しいものかどうかを判別し、新
しいものであればドレッシングの必要がないので、直ち
に計測動作に移る。その際ステップ■において前記変数
は自動的に書き換えられ、次回以降は新しい砥石の取り
扱いにはならない。
なお、ここで用いる変数は、予め人手によりセットする
ことができるので、これを新しい砥石の方にセットして
おくことにより、ドレッシング動作を行わないで、計測
動作のみを行うようにできる。
ステップ■において、新しい砥石でないと判別された場
合には、次にステップ■でボンドの種類により、ステッ
プ■あるいはステップ■で、ドレッシング回数を10回
または5回に設定される。ボンドの種類の判別は、マク
ロ呼出の引数Aにより行う。ここで設定された回数は、
ステップ[相]で行うドレッシング動作で用いられる。
次にステップ■で、パレット8がB軸(パレット面に垂
直な軸線)回りの原位置にあることを確認し、もし原位
置になければB柏原位置に戻すことにより、第3図(b
)におけるドレッシング装置7と機械主軸4に装着され
たダイヤモンド砥石5との角度位置関係かえられる。次
にステップ■で、第10図に示すアプローチ点に移動す
る。この位置は、端面ドレッシングとほぼ同様の位置関
係である。
ドレッサ用砥石9の位置は予めわがっており、また、ド
レッサ用砥石9の外径と巾が別途、工具にオフセットメ
モリに入れられているので、これらのデータからアプロ
ーチ点は自動的に算出される。次にステップ■で、主軸
回転数を決定し、ステップ■で主軸4はおよびドレッサ
用砥石9の回転をONにする。ドレッサの回転数はほぼ
一定であるが、主軸4の回転数はダイヤモンド砥石5の
直径に応じて最適の周速になるように決定される。ステ
ップ[相]でドレッシング動作を行う。
第11図において、(a>はダイヤモンド砥石5が第1
0図の位置から出発してドレッサ用砥石に接触するまで
の動作を示し、(b)にその後ドレッシング完了までの
動作を示している。(a)において0はアブーローチ点
におけるダイヤモンド砥石5のエツジを表し、その点が
逐次移動する様子をその順に付した数字で表す。つまり
アプローチ点から■まで早い送りで移動し、次にZ方向
に■まで移動し、III(Iと同じ)i戻る。
次に、ある一定量、例えば10μmだけX軸方向に切り
込みを与え、■の位置からZ方向にVまで移動し、Vl
(IVと同じ)に戻る。これを繰り返していくと、何度
口かにドレッサ用砥石9に接触するようになる。図では
XからXIに移動する途中のXaで接触したと仮定した
。ダイヤモンド砥石5とドレッサ用砥石9の両方とも導
電性を持たせであるので、第1図の検出リング6により
、Xaで接触したことを検出し、スキップ信号としてえ
ることができる。
スキップ信号が入力された時には、そのブロックの動作
を中断し、Z軸の移動開始点(この例ではX)に戻った
ところから、第11図(b)になる。ここでは、ステッ
プ■およびステップ■で設定された回数nだけX方向に
ある一定量の切込みを完了した後には、同じ切り込み位
置で数回のスパークアウトを行ってから、その位置のX
軸機械座標をメモリし、その後アプローチ点く第11図
(a)のO)に戻る。
なお、ステップ[相]における一連の動作中、第11図
(a>で説明した砥石接触までの動作は、11(c)に
示したような方法で行うことも可能である。すなわち、
アプローチ点0から1の点まで早い送りで移動し、次に
X軸方向に遅い送りで移動する。途中砥石が接触すると
、スキップ信号が入力されるので、X軸方向の移動を中
断し、■の位置まで移動したところから第11図(b)
になる。以後の動きはすでに述べた通りである。
水111 次にステップ■において、主軸およびドレッサの回転を
停止する。ステップ@では外径計測アプローチ点(第1
2図のI)に移動する。この位置はダイヤモンド砥石5
の端面が計測用ブロック10の接触子10aの中心にほ
ぼ一致し、外径がY軸方向に10■璽離れた位置にある
。接触子10aの位置は予め分かっており、ダイヤモン
ド砥石5の寸法はマクロ呼出プロクラムの引数X、Zで
与えられているので、自動的に位置の算出を行うと共に
、その位置に移動する。
ステップ■の外径計測動作では、接触子10aにおいて
、アプローチ点■からY方向で接触子10aに早い送り
、例えば800 mm/sin程度の送りで近付き、点
■で接触する。接触したことは第1図の検出リング6に
より検出され、スキップ信号として与えられる。スキッ
プ信号により次のブロックに飛び。いったん■に下がっ
てから遅い送り、例えば50■/■in程度の送りて′
接触子10aに接触するまで前進する。
この時にスキップ信号が得られた点■における機械位置
、接触子10aのY座標からダイヤモンド砥石5の実際
の径7寸法が計算される。ステップ[相]において、ダ
イヤモンド砥石5の計画寸法と、計測された実際の寸法
との差を修正量として、工具補正を書き換える。また、
ドレッシングの最終段階における機械位置と計測された
ダイヤモンド砥石5の寸法から、ドレッサ用砥石9の直
径を計算し、該当する工具補正メモリを書き換える。 
以上は横型マシニングセンタの場合であるが、立型マシ
ニングセンタの場合にはドレッシングの形状、処理ソフ
トを若干変更すれば、同様のドレッシング作業ができる
。立型のマシニングセンタの場合には、テーブルインデ
ックス機能を、備えていないのが普通である。第3図の
実施例では端面ドレッシング用と外径ドレッシング用の
2つの砥石を持っているので、ドレッシング箇所に応じ
て使い分ければよい。
つまり、横型マシニングセンタの場合の端面ドレッシン
グの時に、第5図のステップ■でテーブルインデックス
しているが、立型の場合には、第3図のドレッサ用砥石
9の位置でドレッシングすれば良い。
ドレッシング装置の制御装置 第13図は示すものは本発明の制御装置の一例と示すブ
ロック図である。。
被加工物加工ための加工ブロクラム、ダイヤモンド砥石
(加工砥石)の直径X、Z方向寸法Z、ドレッシング長
さW、オフセット番号H、ボンドの種類Aなどのデータ
:ドレッサ用砥石のデータ、ドレッシングブロクラム、
計測用ブロクラム、加工用砥石とドレッサ用砥石の摩耗
量を記憶するメモリーなどを備えている。
ドレッシング開始位置は、検出リング6で検出して、N
Cの位置情報を取り出し、この情報からドレッシング開
始の位置を検出してドレッシングを開始する。同様に計
測動作もダイヤモンド砥石の接触を接触子10a、10
bが検出して、その位置をNC情報から取り出して、演
算して摩耗量を出し補正値を記憶させるものである。こ
の値で研削時の砥石位置の補正を行うものである。
〈他の実施例〉 本発明は、前記実施例に限定されるものでなく、本発明
の基本的技術思想の範囲内で種々の設計変更が可能であ
る。以下、その変更例を示す。
これまで述べてきた実施例では、ダイヤモンド砥石5と
、ドレッサ用砥石9あるいは計測用ブロック10との接
触検知を誘導検出型の検出リング6で行う場合について
説明しているが、接触検出の方法はこれのみに限定する
必要はない。例えば、スピンドルからハウジング、コラ
ム、ベッド、テーブルにいたる経路の一部を絶縁し、そ
の前後に電位差を与えておいて、その電位差の変化によ
り接触を検出することも可能である。
また、ストレインゲージ、IC圧力センサーを計測用ブ
ロックまたは主軸ヘッドに取り付けて接触時の力を検出
する方法もある。
前記実施例は、計測用ブロック10をパレット8上に設
けたものであるが、計測ブロック10を主軸台3又はベ
ッド2に固定してダイヤモンド砥石5の計測を行う方法
もある。
ダイヤモンド砥石5の計測ではなくドレッサ用砥石9を
計測して、間接的にダイヤモンド砥石の計測を行う方法
がある。この測定は、主軸4にタッチセンサーをチャッ
クして、ドレッサー砥石9の直径を測定する方法もある
〈発明の効果〉 以上述べてきたように本発明はつぎのような効果がある
a、マシニングセンタでのダイヤモンド砥石の摩耗の計
測が正確にかつ自動的にできるようになった。
b、多種類の形状、砥粒、結合材を有する砥石のドレッ
シングが自動化できる。
c、FMSなとのシステムに組み込める。
d、ドレッシングに要する時間が短くなる。
e6ドレツシング後の砥石寸法が自動補正されるので、
加工精度を維持しやすい。
【図面の簡単な説明】
第1図の実施例は、本発明の実施例全体を示す。第2図
(a)は、ドレッシング装置の平面図。第2図(b)は
、ドレッシング装置の正面図。第3図(a)は、ドレッ
シングと計測動作の位置を示す正面図。第3図(b)は
、同正面図。 第4図(a)は、立型のマシニングセンタに本発明のド
レッシング装置を適用した他の実施例。第4図(b)は
、第4図(a)のドレッシング装置。 第5図は、端面ドレッシング動作フロー。第6図は、端
面ドレッシング動作の開始点。第7図(a>は、ドレッ
シング動作を開始するまでのダイヤモンド砥石の動作経
路図、第7図(b)は、ドレッシング動作の動作経路図
。第7図(c)は、他の動作を示す経路図、第8図(a
)は、端面計測動作の開始位置を示す図である。第巣8
図(C)は、端面計測の動作を示す経路図。第9図は、
外周ドレッシングの動作フロー。 第10図は、外周面ドレッシング動作の開始ドレッシン
グの動作経路図。第12図(a>は、外周計測の開始点
。第12図(b)は、外周計測の動作経路図。第13図
は、本発明の砥石摩耗自動計測方法を実施するための制
御ブロック図である。 1・・・マシニングセンタ、2・・・ベッド、3・・・
主軸台、4・・・主軸、5・・・ダイヤモンド砥石、6
・・・検出リング、7・・・ドレッシング装置、8・・
・バレ・ント、9・・・ドレッシング用砥石、10・・
・計測用ブロック、11・・・パレットチェンジャー、
12パレ・ントプール

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の工具を貯蔵する工具貯蔵マガジンを備え且つ
    回転駆動される加工主軸との間に前記工具を交換する自
    動工具交換装置を有するマシニングセンタと、ドレッシ
    ングするためのドレッサ用砥石と、前記研削用砥石のド
    レッシング摩耗又は加工時の摩耗を検知するためのセン
    サーとを設けたものにおいて、 前記研削砥石とセンサーとを互いに計測動作の開始位置
    に接近させる工程と、研削砥石とセンサーとを互いに近
    付ける計測動作のための工程と、前記センサーが前記研
    削砥石の形状を感知する工程と、感知した信号に基づい
    て前記研削砥石の形状を前記マシニングセンタの送り情
    報から感知する工程と、前記送り情報を演算して前記セ
    ンサーが接近感知により検出する工程とを有する砥石摩
    耗自動測定方法。
JP61250768A 1986-10-23 1986-10-23 砥石摩耗の自動測定方法 Granted JPS63105886A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63229264A (ja) * 1986-10-24 1988-09-26 Nippei Toyama Corp 複合加工工作機械
JP2011212782A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Honda Motor Co Ltd 砥石のドレッサの径管理方法
JP2016083707A (ja) * 2014-10-23 2016-05-19 谷口 智洋 ドレッシング砥石を搭載するnc研削盤加工装置

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