JP2011212782A - 砥石のドレッサの径管理方法 - Google Patents

砥石のドレッサの径管理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011212782A
JP2011212782A JP2010082446A JP2010082446A JP2011212782A JP 2011212782 A JP2011212782 A JP 2011212782A JP 2010082446 A JP2010082446 A JP 2010082446A JP 2010082446 A JP2010082446 A JP 2010082446A JP 2011212782 A JP2011212782 A JP 2011212782A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dresser
diameter
grindstone
outer peripheral
peripheral surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010082446A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Ueno
大輔 植野
Futa Nagashima
風汰 永嶋
Tetsuya Shinohara
徹也 篠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2010082446A priority Critical patent/JP2011212782A/ja
Publication of JP2011212782A publication Critical patent/JP2011212782A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)

Abstract

【課題】手間が省かれ簡易な方法でありながら精度の高い砥石のドレッサの径管理方法を提供する。
【解決手段】砥石95の側面に形成したスピンドル91と同心状のドレッサ径測定リング部953の径を測定し、次いで、ドレッサ軸84をスピンドル91と平行にしてドレッサ83をリング部953の外周面であるドレッサ径測定部955に接触させ、この時のスピンドル91の位置とドレッサ軸84の位置とリング部953の径とに基づいてドレッサ83の径を求める。以降は、ドレッサ83がリング部953の外周面に接触した後に摩耗したリング部953の径を測定して1回の摩耗量を把握し、ドレッサ83がリング部953に接触した回数から現在のリング部953の径を算出して、ドレッサ83の径を求める。
【選択図】図3

Description

本発明は、砥石のドレッサの径管理方法に関する。
ワークを砥石で研削する研削盤等においては、目詰まりや摩耗が生じた砥石の研削面をツルーイング(形直し)やドレッシング(目直し)して、研削面の形状を元通りにしたり鈍化した砥粒の切れ刃を創生するといった再生作業を行っている。ツルーイングやドレッシングは、回転させた砥石の研削面を専用の研削工具に接触させる方法でなされるのが一般的であるが、特に砥石を精密に再生するための方法が提案されている(特許文献1,2等参照)。
特開2005−262425号公報 特開2008−302466号公報
特許文献1では、砥石と同軸の基準砥石とタッチセンサによって砥石の径管理を行っており、また、特許文献2では、ツルーイングロールと同軸の接触検知センサを砥石車に接触させることにより、ツルーイングロールの径を管理している。しかしながらいずれの場合も測定の工程が複雑であるといった問題があるため、手間が省かれ簡素な方法でありながら精度の高い工具径の管理方法が要求された。また、いずれも砥石が円筒状であることを前提とした技術であり、ねじ山を研削して成形する刃先が尖鋭な円板状の砥石には適用が困難であるといった問題もある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、手間が省かれ簡易な方法でありながら精度の高い砥石のドレッサの径管理方法を提供することを目的としている。
本発明は、以下を特徴とする砥石のドレッサの径管理方法である。
すなわち、砥石軸に同心状に固定された円板状の砥石に対し、ドレッサ軸に同心状に固定された円板状のドレッサの外周面を接触させて前記砥石をドレッシングするにあたり、前記砥石の側面に、該砥石軸と同心状の外周面を有するドレッサ径測定リング部を設ける工程と、該ドレッサ径測定リング部の径を事前に測定する工程と、前記ドレッサ軸を前記砥石軸と平行に位置付けた状態で、該砥石軸に対し該ドレッサ軸を相対的に近付けて、前記ドレッサの外周面を前記ドレッサ径測定リング部の外周面に接触させる工程と、該工程によって前記ドレッサの外周面が前記ドレッサ径測定リング部の外周面に接触したことを検知する工程と、この検知時における前記砥石軸の位置と、前記ドレッサ軸の位置と、前記ドレッサ径測定リング部の径に基づいて、前記ドレッサの径を求める工程と、前記ドレッサの外周面が前記ドレッサ径測定リング部の外周面に接触した後に、摩耗した該ドレッサ径測定リング部の径を測定して記憶する工程と、前記ドレッサの外周面が前記ドレッサ径測定リング部の外周面に接触した回数から、現在の該ドレッサ径測定リング部の径を算出する工程とを有する。
本発明では、ドレッサの外周面を砥石に設けたドレッサ径測定リング部の外周面に接触させることにより、ドレッサの径を測定することができる。ここで、事前に測定したドレッサ径測定リング部の径と、初めてドレッサの外周面がドレッサ径測定リング部の外周面に接触した後に測定したドレッサ径測定リング部の径との差が、ドレッサが1回接触した際のドレッサ径測定リング部の摩耗量である。したがって、この摩耗量にドレッサの接触回数を乗じた数値が、ドレッサ径測定リングの摩耗量となり、この摩耗量から、現在のドレッサ径測定リング部の径が算出される。したがって、ドレッサの外周面をドレッサ径測定リング部の外周面に接触させてドレッサの径を測定するたびに、予めドレッサ径測定リング部の径を測定する必要がない。
本発明によれば、手間が省かれ簡易な方法でありながら高い精度で砥石のドレッサの径を測定することができ、また、ねじ山研削用の円板状の砥石にも適用可能であるといった効果を奏する。
本発明の一実施形態の管理方法が適用される研削装置の全体斜視図である。 同研削装置の全体平面図である。 ワーク支持ユニットの平面図である。 砥石ヘッドの断面図である。 要求精度の高い側の砥石の(a)側面図、(b)断面図である。 同砥石の外周部の拡大断面図である。 ドレッサで砥石をドレッシングする状態を示す平面図である。 ドレッサの径を測定し、かつ管理するプロセスを示すチャート図である。
以下、図面を参照して本発明に係る一実施形態を説明する。
(1)研削装置の構成
図1および図2は、本発明が適用されるNC研削装置の全体構成を示している。これら図で符号は基台1であり、この基台1上には、ワークWを支持するとともにX方向に移動させるワーク支持ユニット2と、砥石を図2でY方向に移動させてワークWに対し進退させ、進行時にワークWを研削加工する砥石ユニット3とが設置されている。
砥石ユニット3は砥石ヘッド9を有しており、この砥石ヘッド9には、後述するように油圧配管部と油冷配管部とが設けられている。基台1の周囲には、砥石ヘッド9に対して油圧用の油を供給/排出する油圧ユニット4、砥石ヘッド9に対して油冷用の油を供給/排出する油冷ユニット5、研削時に発生するミストを吸引するミスト吸引機6、制御部71を備えたコンソールユニット7Aおよび操作盤7Bが配設されている。
基台1上のワーク支持ユニット2は、一対のガイド21に沿ってZ方向に移動自在に支持されたワークテーブル22と、このワークテーブル22をZ方向に往復移動させるワーク移動機構23と、ワークテーブル22に固定されたワーク支持ヘッド24とを備えている。ワーク移動機構23は、ガイド21間に回転自在に支持され、ワークテーブル22に螺合して連結されたZ方向に延びるねじ231をモータ232で正逆回転させるねじ式の駆動機構であり、ねじ231の回転方向に応じてワークテーブル22がZ方向に移動させられる。
ワーク支持ヘッド24は、軸方向がZ方向と平行とされたハウジング241を有しており、このハウジング241内に、Z方向に延びるモータ軸を備えたモータ(いずれも不図示)が内蔵されている。モータ軸は図2で右側に突出しており、そのモータ軸に、ワークWの取り付け部242を介してワークWが着脱自在に取り付けられる。ワークWはハウジング241内のモータによってZ方向を回転軸として回転させられる。ワークWは、例えば外周面にねじ山が形成された円筒状のねじなどが挙げられる。ワークWは、ワーク支持ヘッド24を介してワークテーブル22に固定され、ワークテーブル22と一体にZ方向に移動する。
また、ワークテーブル22上の所定箇所には、ドレッサユニット8が配設されている。このドレッサユニット8は、ワークテーブル22に固定されたベース81と、ベース81上に鉛直方向を回転軸方向として回転自在に支持された回転台82と、この回転台82上に支持された円板状のドレッサ83(図3および図7参照、図7矢印Bはドレッサ83の回転方向)とを備えている。ドレッサ83は、図3に示すように、軸方向が水平方向と平行とされた円筒状のドレッサ軸84の一端に、ドレッサ軸84と同心状に固着されている。ドレッサ軸84はハウジング85を介して回転台82に回転自在に支持されており、図示せぬモータによって回転駆動される。回転台82は、ベース81に内蔵された図示せぬ回転機構によって回転させられ、かつ任意の回転角度に制御されるようになされている。
砥石ユニット3は、一対のガイド31に沿ってX方向に移動自在に支持された砥石テーブル32と、この砥石テーブル32をX方向に往復移動させる砥石移動機構33と、砥石テーブル32に固定された上記砥石ヘッド9とを備えている。砥石移動機構33は、ガイド31間に回転自在に支持され、砥石テーブル32に螺合して連結されたX方向に延びるねじ331をモータ332で正逆回転させるねじ式の駆動機構であり、ねじ331の回転方向に応じて砥石テーブル32がX方向に移動させられる。
砥石ヘッド9は、図4に示すように、回転軸方向がZ方向と平行なスピンドル91と、このスピンドル91を回転自在に支持する円筒状の軸受け92と、この軸受け92の外周面に固定された円筒状のハウジング93とを備えている。ハウジング93は砥石テーブル32に固定されており、砥石ヘッド9は砥石テーブル32と一体にX方向に移動する。
スピンドル91には、その両端部にハウジング93よりも大径であって同一径の円板状の砥石94,95がマウント部911,912を介して同心状に、かつ着脱可能に取り付けられる。この場合、一端側(図4で右側)にはワークWのねじ山の歯先部分を研削する比較的加工精度の要求が低い砥石94が取り付けられ、他端側にはワークWのねじ山における斜面部分を研削する比較的加工精度の要求が高い砥石95が取り付けられる。いずれの砥石も、ホイール部941,951の外周縁にワークWを研削する研削部942,952が設けられたもので、この場合、ねじをワークWとするものであって、研削部942,952はねじ山に切り込む先細りのテーパ状に形成されている。研削部942,952は、例えばビトリファイドCBN等の一般周知の砥石材により構成され、ホイール部941,951に接着剤で接着されている。スピンドル91における砥石95のマウント部912には、振動によって砥石への接触を検知するAE(Acoustick Emission)センサ等からなる接触センサが設けられている。
また、砥石95におけるホイール部951の外側の側面には、図5および図6に示すように、ドレッサ径測定リング部(以下、単にリング部と略称)953が形成されている。このリング部953の側面には、電着によって砥粒が固着されており、砥粒が固着された側面が粗研削部954、外周面がドレッサ径測定部955とされている。
スピンドル91は径が均一ではなく、長手方向の概ね中央部から砥石94側が細くなっている。すなわち、スピンドル91は砥石94が取り付けられる小径部914と、この小径部914と同軸的であって砥石95が取り付けられる大径部915とから構成されている。そして、小径部914の外周部には、スピンドル91を回転させるモータ96が配設されている。
モータ96は、スピンドル91の小径部914の外周面に固定されたロータ部961と、軸受け92の内周面にロータ部961に対向して固定されたステータ部962とから構成されている。軸受け92の内周面の小径部914に対向する部分には、ステータ部962を収容する大径内周部921が形成されている。軸受け92は両端部に鍔部922,923が形成されており、これら鍔部922,923間の主体部924の外径は一定である。主体部924の砥石94側は、大径内周部921が形成されていることにより肉厚が薄くなっている。
スピンドル91の大径部915には、鍔状のスラスト部916が形成されており、軸受け92の内周面には、スラスト部916が回転可能に嵌合してスピンドル91のスラスト荷重を受けるとともに油が供給される溝状の静圧軸受け部925が形成されている。また、軸受け92の両端部の内周面にはスピンドル91のラジアル荷重を受けるとともに油が供給される溝状の静圧軸受け部926がそれぞれ形成されている。軸受け92およびハウジング93には、これら静圧軸受け部925,926に対して圧油を供給/排出する油圧配管部917が形成されている。スピンドル91は、これら複数箇所(この場合、3箇所)の静圧軸受け部925,926によって軸受け92に支持されている。また、軸受け92のモータ96に対応する外周面には、ハウジング93で被われるモータ冷却用のジャケット927が形成されており、このジャケット927に冷却用の油を供給/排出する油冷配管部918が、軸受け92およびハウジング93に形成されている。
(2)研削装置の動作
次に、上記研削装置の動作を、砥石94,95によるワークWの研削動作と、ドレッサ83による砥石94,95のドレッシングに分けて説明する。
(2−1)砥石によるワークの研削
ワークWが、外周面にねじ山が形成された円筒状のものである場合、そのワークWはワーク支持ヘッド24に軸方向がZ方向と平行な状態に取り付けられる。そして、ワーク移動機構23によってワークWはワークテーブル22ごと砥石ユニット3の前方の加工位置に移動させられる。一方、砥石ユニット3においては、砥石移動機構33によって砥石ヘッド9が砥石テーブル32ごとワークWに向かってX方向に進行する。ワークWは回転させられ、砥石94でねじ山の歯先部分が研削され、砥石95でねじ山の斜面部分が研削される。砥石94による研削は、砥石94の外周面がねじ山の歯先部分に接触する研削位置まで砥石ヘッド9をワークW側に進行させるとともにスピンドル91を回転させ、一方、ワークを回転させながらZ方向に移動させることによりなされる。また、砥石95による研削は、砥石ヘッド9を、砥石95の研削部952がねじ山間の谷に入り込んで先端が両歯面に接触する研削位置まで進行させるとともにスピンドル91を回転させ、ワークWを回転させながらZ方向に微動させることによりなされる。また、砥石95の側面の粗研削部954を用いて、必要な粗研削(例えば端面の研削)をワークWに対して行うことができる。
(2−2)ドレッサによる砥石のドレッシング
砥石94,95はドレッサ83によって定期的にドレッシングされる。ドレッシングは、ワークテーブル22をZ方向に移動させてドレッサユニット8を一方の砥石に近接させ、回転台82を回転させて図7に示すように(図7では砥石95を示している)ドレッサ83のドレッサ軸84が砥石95の研削部952に対して平行になる状態で、回転している砥石95の研削部952の内周側の端部に、ドレッサ83の外周面を接触させる。
そして、砥石テーブル32を図7でX1方向に移動させながら、かつワークテーブル22をZ1方向に移動させながら、常にドレッサ83が研削部952に接触するようにして研削部952に摺動させることにより、研削部952の表面がドレッサ83でドレッシングされる。研削部952に径方向にうねりがある場合には、回転台82をそれに応じて回転させ、常にドレッサ83の径方向が研削部952への接触面の法線方向に沿う状態になるように微調整する。
(2−3)ドレッサの径の測定
ドレッサ83によるドレッシングは、砥石94,95の研削部942,952への接触による切込み量を一定にすることが求められ、特に、刃先が鋭利な砥石95の研削部952では、切込み量が僅かに大きくても研削部952の形状が崩れるおそれがある。したがって、ドレッサ83の径の管理が厳密になされる必要がある。本実施形態では、以下のようにしてドレッサ83の径を測定して厳密な管理を可能としている。
ドレッサ83の径を測定するには、まず事前に、砥石95の側面に形成したリング部953の径を測定しておく(図8:ステップS1)。リング部953の径の測定は、スピンドル91に取り付ける前に行うことができる。次に、図3に示すように、ドレッサ軸84をスピンドル91の回転軸線と平行に位置付けてドレッサ83と砥石95のZ方向位置を合わせ、この状態から、砥石テーブル32をドレッサ83側に移動させてドレッサ83の外周面をリング部953の外周面のドレッサ径測定部955に接触させる(ステップS2)。そして、ドレッサ83がリング部953に接触したことが接触センサによって検知される(ステップS3)。
次いで、ドレッサ83がリング部953に接触したことを検知した時におけるスピンドル91の軸線のX方向の座標位置と、ドレッサ軸84の軸線のX方向の座標位置と、はじめに測定したリング部953の径とに基づき、ドレッサ83の径を求める(ステップS4)。ドレッサ83の径は、スピンドル91のX方向の座標位置[X1]からドレッサ軸84のX方向の座標位置[X2]を引いてスピンドル91とドレッサ軸84の軸間距離[X3]を求め、この軸間距離[X3]からリング部953の半径Rを引いた値がドレッサ83の半径rであるから、これを2倍すればドレッサ83の径(直径)は2rとして求まる。
リング部953のドレッサ径測定部955は、ドレッサ83の外周面が接触したことにより僅かながら摩耗する。ここで、摩耗したリング部953の径を再び測定し、摩耗量とともに制御部71に記憶させる(ステップS5)。
以上で1回目のドレッサ83の径の測定を終えるが、次回以降、ドレッサ83の径を測定する場合には、制御部71で、ドレッサ83がリング部953に接触した回数から現在のリング部953の径が算出され(ステップS6)、リング部953の径を上記ステップS1に当てはめる。
上記ドレッサ83の径管理方法では、ドレッサ83を砥石95に形成しリング部953に接触させることにより、ドレッサ83の径を高精度に測定することができる(上記ステップS1,S5)。ここで、事前に測定したリング部953の径と、初めてドレッサ83がリング部953に接触した後に測定したリング部953の径との差が、ドレッサ83が1回接触した際のリング部953の摩耗量である。したがって、この摩耗量にドレッサ83の接触回数を乗じた数値がリング部953の摩耗量となり、この摩耗量から、現在のリング部953の径が算出される(ステップS6)。したがって、ドレッサ83をリング部953に接触させてドレッサ83の径を測定するたびに、予めリング部953の径を測定する必要がない。したがって、2回目以降のドレッサ83の径を測定する場合の手間が省かれる。
(3)砥石ヘッドの作用効果
本実施形態の砥石ヘッド9においては、要求精度の異なる2つの砥石94,95を1つのスピンドル91の両端にそれぞれ同心状に支持し、それら砥石94,95を、砥石ヘッド9に内蔵させた1つのモータ96によって回転させる構成である。このため、2つの砥石94,95を駆動させる構造として簡素であるとともに、両砥石94,95の取り付け誤差や、振動による相手への影響といった問題が生じにくく、結果として加工精度の向上が図られる。
また、スピンドル91の径を2段として剛性が高い大径部915側で高い精度が要求される砥石95を支持し、小径部914側では精度の要求が比較的低い砥石94を支持し、小径部914の周囲のスペースを利用してモータ96を配設している。このため、モータ96を内蔵しながら全体の径が大きくなることなくコンパクト化が図られる。また、油圧による静圧軸受け部926でスピンドル91を支持することにより減衰性が向上し、このため、スピンドル91の振動が効果的に抑えられ高い軸受け性能が発揮される。
83…ドレッサ
84…ドレッサ軸
91…スピンドル(砥石軸)
94,95…砥石
953…ドレッサ径測定リング部
955…ドレッサ径測定部(ドレッサ径測定リング部の外周面)

Claims (1)

  1. 砥石軸に同心状に固定された円板状の砥石に対し、ドレッサ軸に同心状に固定された円板状のドレッサの外周面を接触させて前記砥石をドレッシングするにあたり、
    前記砥石の側面に、該砥石軸と同心状の外周面を有するドレッサ径測定リング部を設ける工程と、
    該ドレッサ径測定リング部の径を事前に測定する工程と、
    前記ドレッサ軸を前記砥石軸と平行に位置付けた状態で、該砥石軸に対し該ドレッサ軸を相対的に近付けて、前記ドレッサの外周面を前記ドレッサ径測定リング部の外周面に接触させる工程と、
    該工程によって前記ドレッサの外周面が前記ドレッサ径測定リング部の外周面に接触したことを検知する工程と、
    この検知時における前記砥石軸の位置と、前記ドレッサ軸の位置と、前記ドレッサ径測定リング部の径に基づいて、前記ドレッサの径を求める工程と、
    前記ドレッサの外周面が前記ドレッサ径測定リング部の外周面に接触した後に、摩耗した該ドレッサ径測定リング部の径を測定して記憶する工程と、
    前記ドレッサの外周面が前記ドレッサ径測定リング部の外周面に接触した回数から、現在の該ドレッサ径測定リング部の径を算出する工程と、
    を有することを特徴とする砥石のドレッサの径管理方法。
JP2010082446A 2010-03-31 2010-03-31 砥石のドレッサの径管理方法 Pending JP2011212782A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010082446A JP2011212782A (ja) 2010-03-31 2010-03-31 砥石のドレッサの径管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010082446A JP2011212782A (ja) 2010-03-31 2010-03-31 砥石のドレッサの径管理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011212782A true JP2011212782A (ja) 2011-10-27

Family

ID=44943067

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010082446A Pending JP2011212782A (ja) 2010-03-31 2010-03-31 砥石のドレッサの径管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011212782A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102012217275A1 (de) 2011-09-28 2013-03-28 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Scheibenbremsvorrichtung
JP2017077611A (ja) * 2015-10-21 2017-04-27 株式会社ディスコ 切削装置
CN110587383A (zh) * 2019-09-19 2019-12-20 潘旭华 一种高精度复杂曲面的表面加工方法
CN111452238A (zh) * 2019-01-21 2020-07-28 株式会社迪思科 切削装置和切削刀具的修整方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63105886A (ja) * 1986-10-23 1988-05-11 Hitachi Seiki Co Ltd 砥石摩耗の自動測定方法
JP2003340714A (ja) * 2002-05-24 2003-12-02 Honda Motor Co Ltd 砥石のドレッシング方法
JP2008302466A (ja) * 2007-06-07 2008-12-18 Jtekt Corp 研削盤

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63105886A (ja) * 1986-10-23 1988-05-11 Hitachi Seiki Co Ltd 砥石摩耗の自動測定方法
JP2003340714A (ja) * 2002-05-24 2003-12-02 Honda Motor Co Ltd 砥石のドレッシング方法
JP2008302466A (ja) * 2007-06-07 2008-12-18 Jtekt Corp 研削盤

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102012217275A1 (de) 2011-09-28 2013-03-28 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Scheibenbremsvorrichtung
JP2017077611A (ja) * 2015-10-21 2017-04-27 株式会社ディスコ 切削装置
CN111452238A (zh) * 2019-01-21 2020-07-28 株式会社迪思科 切削装置和切削刀具的修整方法
JP2020116655A (ja) * 2019-01-21 2020-08-06 株式会社ディスコ 切削装置及び切削ブレードのドレッシング方法
JP7242129B2 (ja) 2019-01-21 2023-03-20 株式会社ディスコ 切削装置及び切削ブレードのドレッシング方法
CN110587383A (zh) * 2019-09-19 2019-12-20 潘旭华 一种高精度复杂曲面的表面加工方法
CN110587383B (zh) * 2019-09-19 2022-01-21 潘旭华 一种高精度复杂曲面的表面加工方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101486167A (zh) 通过转动的修整工具修整加工轮的装置和方法以及具有这种装置的加工工具
CN106378668B (zh) 一种五轴双端面磨床的控制方法
JPH0258060B2 (ja)
JP2009255186A (ja) 研削盤及び研削方法
KR102542334B1 (ko) 그루브가 있는 워크피스를 연삭하기 위한 방법 및 연삭 머신
JP2011212782A (ja) 砥石のドレッサの径管理方法
JP2000061787A (ja) 研削盤
CN104002209A (zh) 磨床以及磨削方法
JP5321813B2 (ja) 面取り加工装置及び面取り加工方法
JP4261493B2 (ja) ドレス装置、研削装置、ドレス方法、及び数値制御プログラム
JP2007083351A (ja) 研削盤
JP2007125644A (ja) 砥石車のツルーイング装置
JP5486988B2 (ja) 研削装置
EP0241468B1 (en) A grinding machine workhead fitted with a dressing tool
JP2019126887A (ja) 除去加工方法、除去加工プログラム、及び除去加工装置
JP5162966B2 (ja) 研削盤
JP2843488B2 (ja) 工作機械の制御方法および制御装置
JPH0516058A (ja) 回転加工機械
JPH07256541A (ja) 断面円形工作物の研摩方法
WO2023047437A1 (ja) 加工推定装置
JP2007260809A (ja) 砥石車のツルーイング方法および装置
JP2013071204A (ja) 剛性測定方法および研削盤
JP2006263834A (ja) 研削加工方法及び円筒研削盤
JP2003311610A (ja) 研削盤及びこれを用いた研削方法
CN111843622B (zh) 磨削方法以及磨削机

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131113

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140114

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140225