JPS63103258A - 現像の安定性等が改良される感光材料の現像方法 - Google Patents

現像の安定性等が改良される感光材料の現像方法

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JPS63103258A
JPS63103258A JP24904686A JP24904686A JPS63103258A JP S63103258 A JPS63103258 A JP S63103258A JP 24904686 A JP24904686 A JP 24904686A JP 24904686 A JP24904686 A JP 24904686A JP S63103258 A JPS63103258 A JP S63103258A
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photosensitive material
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JP24904686A
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Akira Nogami
野上 彰
Minoru Kiyono
清野 実
Masabumi Uehara
正文 上原
Mieji Nakano
中野 巳恵治
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Konica Minolta Inc
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/26Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
    • G03F7/30Imagewise removal using liquid means
    • G03F7/3042Imagewise removal using liquid means from printing plates transported horizontally through the processing stations

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  • Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は感光材料、特に感光性平版印刷版(以下二PS
版という)の現像方法に関するものである。
〔従来の技術〕
PS版を多数枚現像処理する場合には、自動現像機を用
いることが一般的である。
自動現像機を用いる場合、現像液を経済的に利用するた
め循環再使用しているが、処理による現像液劣化に加え
て空気中の炭酸ガス吸収による現像液劣化が起こり、し
ばしば現像液の交換を行わなければならなかった。また
、上記の欠点を改善する目的でPS版を多菫の循環再使
用する現像液で処理する場合、補充液を補充して現像処
理を安定に保つ方法が知られており、特開昭50−14
4502号、同55−115039号、同58−953
49号等に開示されている。こうした補充方法において
も液交換の頻度は減少するものの液交換の必要があり、
また、補充の精度の問題とPS版の品種差による補充の
ふれは解決できなかった。また、その上に補充装置を必
要とし、補充自体が高価であるばかりか、補充装置のl
iI整、整備等の必要もあった。
また、補充方式の煩わしさを除き、現像液を比較的少量
用いて、使いすて現像する方法が特公昭46−3352
7号に開示されている。この方法は、搬送方向と直交す
る方向に円形の回転ブラシを往復運動させ、現像液を回
転ブラシの中から供給しつつ版面を擦すり、現像を行な
うものである。この方法は、少量の現像液で現像する場
合にはすぐれた現像方法である。しかしながら、現像が
均一に行なわれず、部分的に現像の過不足を生じやすく
、特に現像不足の場合には印刷時に汚れの原因になる。
また、比較的少量の現像液による現像のため、疲労度の
高い処理液が次の水洗水やリンス液に混入し、水洗水や
リンス液の疲労をはやめると同時に、混入した異物等が
印刷時の汚れの原因になることがしばしばあった。
〔発明の目的〕
本発明は前記現像液の補充等に関する種々の問題を解決
し、安定且つ経済的な感光材料特に13版の現像処理方
法を提供しようとするもので、その第1の目的は、常に
現像処理を安定に保ち得る感光材料の現像方法を提供す
ることにある。第2の目的は、現像液管理と液交換の不
要な作業性の向上した感光材料の現像方法を提供するこ
とにある。
第3の目的は、補充装置および現像補充液の不要な、安
価な感光材料の現像方法を提供することにある。第4の
目的は、少量の現像液を用いても常に均一な仕上がりを
得ることができる感光材料の現像方法を提供することに
ある。@5の目的は水洗水又はリンス液の汚れを少なく
できる感光材料の現像方法を提供することにある。
〔発明の構成〕
前記の目的は、自動現像機を用いて自動的に感光材料を
搬送し直列に配列した2つの現像部を通過して現像処理
する方法において、1つの現像部が、搬送方向と直交す
る横方向に順々に現像液を供給し、それと同時に搬送方
向と直交する横方向に直線運動するように摩擦部材を圧
力下に操作しで現像する方法であり、他方の現像部が下
記イないし口の何れかの現像方法である感光材料の処理
方法によって達成される。
イ、浅い処理槽に溜められた現像液中に感光材料を湾曲
させ、浸漬通過させて現像する方法。(ディップ現像と
よよ) 口、搬送方向と直交する方向に長い配管からシャワーに
より直接又は部材を介して感光材料上に現像液を供給し
て現像する方法。(シャワー現像とよよ) ハ、2枚の板状体の間に満たされた現像液中を通過させ
て現像する方法。(スリット現像とよよ)本発明の現像
方法において、搬送方向と直行する横方向に順々に現像
液を供給し、それと同時に搬送方向と直行する横方向に
直線運動するように摩擦部材を圧力下に操作する現像は
常に未使用の新しい現像液を用いる。従って、現像液の
活性度が常に一定しているため、安定した現像が行なえ
、13版の非画像部の大部分を除去する主現像として作
用させることが好ましい。他方のディップ現像、シャワ
ー現像およびスリット現像のいずれかの現像を行なう現
像部では、前記現像の不足を補う程度の補助的な現像と
して効果を発揮できる。この補助的な現像は、多量の現
像液で行なうことが重要で、PS版上に充分な現像液を
まんべんなく供給して現像されていない部分をなくす働
きをする。
従がってこの現像液自身の活性度は主現像の現像液より
も活性度が低下していてもそれほど問題はない。したが
って補助現像は主現像での処理に用いた後の液、すなわ
ち、疲労液を溜めて行なってもよい。また、補助現像は
別の貯蔵タンクからの現像液を循環して現像を行なって
もよい。
前記主現像は使いすて現像のため、現像液の使用址をで
きるだけ少なくすることが好ましく、その使用址は28
版1m2当り10〜1 、000m(!の範囲、特に5
(1−300m12の範囲が好ましい。28版1m2当
り10mR以下では現像を良好に行なうのが難しく 、
1,000m1以上ではコスト高になる。
前記主現像は好ましくは第1現像において行なわれ、現
像液の供給は搬送方向と直交する横方向に往復運動する
摩擦部材と別になっていてもよいが、特に一体になって
いるのが好ましい。摩擦部材の形状は特に制約はないが
、平面ブラシ状のものが好ましく、回転するものであれ
ばさらに効果的である。
また、搬送方向と直交する横方向に往復運動する速さは
PS版の搬送速度とのバランスがあるが、搬送速度が0
.5cm/ seeがら5cm/secの範囲の場合、
1往復する0、1〜10秒、好ましくは0.5〜5秒で
ある。往復運動させる方法はどのようなものであっても
よく、公知の手段を用いることができ、その例としては
、回転ベルトによる方法、パルスモータ−を用いる方法
、カムによる方法等がある。
一方、補助的に行なう現像方法は、ディップ現像、スリ
ット現像およびシャワー現像の中から選ばれる現像形態
であり、ディップ現像は、PS版を湾曲して搬送するこ
とから、できるだけ浅い液溜りがよく、その深さは10
〜50IDI11の範囲が適当である。スリット現像は
2枚の板状体の間に満たされた現像液中を通過させて処
理するものであり、スリットは両サイドに液もれ防止壁
を有することが好ましく、2枚の板状体の間隔は2〜2
0IIII11の範囲が好適である。シャワー現像は、
現像液を送液する配管の側面に小穴をあけたもの、ある
いは多数のノズルを用いたもので、直接感光材料上に滴
下供給してもよいし、部材(例えば板状体、ロール等)
を介して供給してもよい。これらの現像は多量の現像液
で行なうことが特徴で、主現像において生じた不均一な
現像部分、特に現像不足の部分を補なうことができる。
また、この補助的現像を第2現像として用いると、第2
現像に続く水洗部又はリンス部の処理液をよごしにくく
なり、水洗水やリンス液の寿命をのばすことができる。
次に、本発明の方法に用いる装置について図面により説
明する。
第1図は本発明の方法を実施するための現像処理装置の
一実施態様を有する自動現像機の例を示す略断面図であ
る。
第1図において、1は第1現像部、2は第2現像部、3
は水洗部である。
まず、画像露光された18版4は搬送ローラ一対5によ
り第1現像部1へ送られ、ここで搬送方向と直交する横
方向に往復運動する現像液供給兼摩擦部材6,6′によ
り主現像が行なわれる。18版4はスクイズローラ一対
7で液がしぼられ、第2現像部2へ搬送される。ここで
18版4はシャワー8により供給された現像液により現
像が行なわれる。
次いで、スクイズローラ一対7で液切りし、次に水洗部
3でシャワー9により洗浄されて処理される。第2図は
第1図の第1現像部をななめ上方がら見た略斜視図であ
り、パルスモータ−4で現像液供給兼摩擦部材6,6′
を往復運動させる機構を示している。第3図は第1図の
第2現像部をディップ現像にかえたものの略断面図であ
る。第4図は同じ<ttS2現像部をスリット現像にか
えたものを模式的に示した略断面図である。第5図から
第7図は第1現像部を第2現像部の間にスクイズロー2
がなく、第1現像の疲労現像液を第2現像部で用いた例
を示したものである。第5図は第2現像がディップ現像
、第6図はスリット現像、第7図はシャワー現像の装置
の例を示す略断面図である。
本発明の方法に用いられる自動現像機は前記現像処理工
程の他に必要ならば現像処理工程後、現像停止処理工程
(停止処理液は使い捨て方式や循環使用の方式を含む)
、不感脂化処理工程の各々個々の処理工程、現像停止処
理工程とそれに引続く不感脂化処理工程、現像処理工程
と不感脂化処理と組合せた処理工程、或いは現像停止処
理工程と不感脂化処理工程とを組合せた例えば特開昭5
4−8002号記載の処理工程等を含んでいてもよい。
また、現像処理工程および他の工程は各々複数であって
もよく、例えば現像処理工程を第1の現像処理工程およ
び第2の現像処理工程に分けてもよい。
また、上述の現像処理工程および現像後の処理工程にお
いて使用済みの不要な液は、廃液として処理されるが、
一時的には廃液タンク等を設けることによって貯N&さ
れることが望ましい。
本発明の方法において用いられる感光材料は、水を主成
分としてアルカリ剤を含む現像液で現像処理できるもの
であり、光照射によって溶解性の変化する感光層が支持
体上に塗布されているもの、または電子写真方式等によ
って画像様レジスト層を設は得る溶解性層が支持体上に
設けられているものである。
前記の感光材料に使用される支持体としては、紙、プラ
スチック (例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リスチレンなと)ラミネート紙、アルミニウム (アル
ミニウム合金も含む)、亜鉛、銅などのような金属の板
、二酢酸セルロース、三酢酸セルロース、プロピオン酸
セルロース、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリビニルア
セタールなどのようなプラスチックのフィルム、上記の
如き金属がラミネートもしくは蒸着された紙もしくはプ
ラスチックフィルム、アルミニウムもしくはクロームメ
ッキが施された鋼板などが挙げられ、これらのうち特に
アルミニウムおよびアルミニウム被覆された複合支持体
が好ましい。
また、アルミニウム材の表面は、保水性を高め感光層と
密着性を向上させる目的で粗面化処理されていることが
望ましい。
粗面化方法としては、一般に公知のブラシ研摩法、ボー
ル研摩法、電解エツチング、化学的エツチング、液体ホ
ーニング、ザンドブラスF等の方法およびこれらの組合
せが挙げられ、好ましくはブラシ研摩法、電解エツチン
グ、化学的エツチングおよび液体ホーニングが挙げられ
、これらのうちで特に電解エツチングの使用を含む粗面
化方法が好ましい。また、電解エツチングの際に用いら
れる電解浴としては、酸、アルカリまたはそれらの塩を
含む水溶液あるいは有機溶剤を含む水性溶液が用いられ
、これらのうちで特に塩酸、硝酸またはそれらの塩を含
む電解液が好ましい。さらに粗面化処理の施されたアル
ミニウム板は、必要に応じて酸またはアルカリの水溶液
にてデスマット処理される。こうして得られたアルミニ
ウム板は陽極酸化処理されることが望ま17<、特に好
ましくは、硫酸またはリン酸を含む浴で処理する方法が
挙げられる。また、さらに必要に応じて封孔処理、その
他県化ジルコニウム酸カリウム水溶液への浸漬などによ
る表面処理を行うことができる。
本発明に使用される感光材料の感光性組成物は必須成分
として感光性物質を含んでおり、感光性物質として露光
またはその後の現像処理により、その物質的、化学的性
質が変化するもので、例えば露光により現像液に対する
溶解性に差が生じるもの、露光の前後で分子間の接着力
に差が生じるもの、露光またはその後の現像処理により
水および油に対する親和性に差が生じるもの、更に電子
写真方式により画像部を形成できるもの等が使用できる
感光性物質の代表的なものとしては、例えば感光性ジア
ゾ化合物、感光性アジド化合物、エチレン性不飽和二重
結合を有する化合物、酸触媒で重合を起こすエポキシ化
合物、酸で分解するシリルエーテルポリマーやC−0−
C−基を有する化合物と酸発生剤との組合せ等が挙げら
れる。感光性ノアゾ化合物としては、露光によりアルカ
リ可溶性に変化するポジ型のものとて0−キノンジアジ
ド化合物、露光により溶解性が減少するネガ型のものと
して芳香族ジアゾニウム塩等が挙げられる。
0−キノンジアジド化合物の具体例としては、例えば特
開昭47−5303号、同48−63802号、同48
−63803号、同49−38701号、同56−10
44号、同56−1045号、特公昭41−11222
号、同43−28403号、同45−9610号、同4
9−17481号、米国特許第2,797,213号、
同第3,046.120号、同第3,188,210号
、同第3,454,400号、同第3,544.323
号、同第3,573,917号、同第3,674゜49
5号、同第3,785,825号、英国特許第1,22
7,602号、同第1,251,345号、同第1,2
67.005号、同第1゜329.888号、同第1,
330,932号、ドイツ特許第854゜890号など
に記載されているものを挙げることができ、これらの化
合物を単独あるいは組合せて感光成分として用いたPS
版に対して少なくとも本発明を好ましく適用することが
できる。これらの感光成分には芳香族ヒドロキシ化合物
の。−キノンジアジドスルホン酸エステルまたは0−キ
ノンジアジドカルボン酸エステルおよび芳香族アミ7化
合物の0−キノンジアジドスルホン酸または。−キノン
ジアジドカルボン酸アミドが包含され、また、これらの
0−キ/ンジアノド化合物を単独で使用したもの、およ
びアルカリ可溶性樹脂と混合し、この混合物を感光層と
して設けたものが包含される。アルカリ可溶性樹脂には
、ノボラック型フェノール樹脂が含まれ、具体的にはフ
ェノールホルムアルデヒド樹脂、クレゾールホルムアル
デヒド樹脂、7工7−ルクレゾール混合ホルムアルデヒ
ド樹脂、クレゾールキシレノール混合ホルムアルデヒド
樹脂などが含まれる。更に特開昭50−125806号
に記されているように、上記のようなフェノール樹脂と
共に、t−ブチルフェノールホルムアルデヒド樹脂のよ
)な炭素数3〜8のアルキル基で置換されたフェノール
またはクレゾールとホルムアルデヒドとの縮合物とを併
用したものも適用できる。0−キ7ンノアジド化合物を
感光成分とする感光層には、必要に応じて更に染料、可
塑剤、プリントアウト性能を与える成分などの添加剤を
加えることができる。
0−キ/ンノアジド化合物を感光成分とする感光層の単
位面積当りの量は好ましくは約0.5〜7g/m2の範
囲について本発明を適用できる。
本発明の方法を適用するボン型18版の画像露光は特に
変える必要はなく常法に従えばよい。
ネガ型感光層の感光成分の代表的なものはジアゾ化合物
であり、例えばノアゾニウム塩および/またはp−ジア
ゾフェニルアミンとホルムアルデヒドとの縮合物である
ジアゾ樹脂、特公昭52−7364号に記載されている
p−ジアゾジフェニルアミンのフェノール塩またはフル
オロカプリン酸塩等、特公昭49−48001号に記載
されている3−メトキシジフェニルアミン−4−ジアゾ
ニウムクロライドと4−ニトロノフェニルアミンとホル
ムアルデヒドとの共重縮合物の有機溶媒可溶性塩からな
るジアゾ1[W、p−ジアゾジフェニルアミンとホルム
アルデヒドとの綜合物の2−メトキシ−4−ヒドロキシ
−5−ベンゾイルベンゼンスルホン酸m、p−ジアゾフ
ェニルアミンとホルムアルデヒドとの縮合物のテトラフ
ルオロホウ酸塩、ヘキサフルオロリン酸塩等が挙げられ
る。これらを感光成分とするネガ型18版に対して少な
くとも本発明を好ましく適用できる。
これらのジアゾ化合物を単独で使用したもののほかに感
光層の物性を向上させるため、種々の樹脂と混合して用
いたものに対しても本発明を適用できる。かかる樹脂と
しては、シェラツク、ポリビニルアルコールの誘導体等
のばか特開昭50−118802号中に記載されている
側鎖にアルコール性水酸基を有する共重合体、特開昭5
5−155355号中に記載されているフェ7−ル性水
酸基を側鎖に持つ共重合体が挙げられる。
これらの樹脂には下記一般式で示される構造単位を少な
くとも50重量%含む共重合体。
一般式 %式% (式中、R1は水素原子またはメチル基を示し、R2は
水素原子、メチル基、エチル基またはクロルメチル基を
示し、11は1〜10の整数である。)および芳香族性
水酸基を有する単量体嘔位を1〜80モル%、ならびに
アクリル酸エステルおよび/またはメタクリル酸エステ
ル単量体単位を5〜90モル%有し、10〜200の酸
価を持つ高分子化合物が包含される。
本発明の現像方法が適用されるネガ型18版の感光層に
は、更に染料、可塑剤、プリントアウト性能を与える成
分等の添加剤を加えることができる。
上記感光層の単位面積当りの量は少なくとも0゜1〜7
g/I62の範囲について本発明を適用できる。
本発明の現像方法で現像するネガ型18版の画像露光は
特に変える必要はなく常法に従えばよい。
本発明に用いられる現像液には水を溶媒とするアルカリ
性現像液が包含される。該現像液のうち、ジアゾ化合物
等を感光性物質としたネガ型18版に対しては、アルカ
リ剤、有機溶剤、アニオン型界面活性剤、亜硫酸塩等を
水を溶媒として含ませたものが好ましく用いられる。
アルカリ剤としては、ケイ酸すトリウム、ケイ酸カリウ
ム、水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、第三リン酸ナ
トリウム、第ニリン酸ナトリウム、第三リン酸カリウム
、第ニリン酸カリウム、第ニリン酸アンモニウム、第ニ
リン酸アンモニウム、メタケイ酸ナトリウム、重炭酸ナ
トリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸アンモ
ニウムなどのような無機アルカリ剤、モ/−、ノーまた
はトリエタノールアミンおよび水酸化テトラアルキルア
ンモニアのような有機アルカリ剤および珪酸アンモニウ
ム等が有用である。アルカリ剤の現像液組成物中におけ
る含有量は0.05〜・20重量%の範囲で用いるのが
好適であり、より好ましくは0.1−・10重量%であ
る。
有機溶剤としては、エチレングリコールモノフェニルエ
ーテル、ベンジルアルコール、n−プロピルアルコール
等が有用である。有機溶剤の現像液組成物中における含
有量としては0.5〜15重量%程度に押えるのが好適
であり、より好ましい範囲としては1〜5重量%である
アニオン型界面活性剤としては、高級アルコール(C,
〜022)硫酸エステル塩類〔例えば、ラウリルアルコ
ールサルフェートのナトリウム塩、オクチルアルコール
サルフェートのナトリウム塩、ラウリルアルコールサル
フェートのアンモニウム塩、[ティーボールB−81J
(商品名・シェル化学製)、第二ナトリウムアルキルサ
ルフェートなど]、脂肪族アルコールリン酸エステル塩
類(例えば、セチルアルコールリン酸エステルのナトリ
ウム塩など)、アルキルアリールスルホン酸塩類(例え
ば、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩、イソプ
ロピルナフタレンスルホン酸のナトリウム塩、ジナフタ
リンノスルホン酸のナトリウム塩、メタニトロベンゼン
スルホン酸のナトリウム塩すど)、アルキルアミドのス
ルホン酸塩類(例えば、C、、H、CON CH2CH
2S O3N aなど)、二基C)T 。
基性脂肪酸エステルのスルホン酸塩類(例えば、ナトリ
ウムスルホコハク酸ジオクチルエステル、ナトリウムス
ルホコハク酸ノヘキシルエステルなど)がある。これら
の中で特にスルホン酸塩類が好適に用いられる。
亜硫酸塩は、水溶液で水不溶性ノアゾ樹脂を溶解する働
きを有し、特に疎水性樹脂と組合せた感光層から成るP
S版の現像に於いて、製造後長期間経時した版材でも汚
れのない印刷版を作る。亜硫酸塩としては、ナトリウム
、カリウム、リチウムの如きアルカリ金属およびマグネ
シウムの如きアルカリ土類金属塩等が有用である。
他方、0−キ7ンジアジド化合物を含む感光層を有する
ポジ型18版に対しては上記アルカリ剤を通常0.1〜
30重景%、好ましくは0.5〜20重量%含有する水
溶液が用いられ、通常pl(9〜14の範囲で用いられ
るのが好ましい。
このような現像液には更に現像性能を高めるために以下
のような添加剤を加えることかで°きる。
例えば、特開昭58−75152号記載のNaC1,K
CN、 KBr等の中性塩、特開昭58−190952
号記載のEDT八、 NT八等のキレート剤、特開昭5
9−121336号記載の(Co(NH3)6 ) C
10,CoCL ・6LO等の錯体、特開昭50−51
324号記載のアルキルナフタレンスルホン酸ナトリウ
ム、N−テトラデシル−N、N−ノヒドロキシェチルベ
タイン等のアニオンまたは両性界面活性剤、米国特許g
4,374.920号記載のテトラメチルデシンジオー
ル等の非イオン性界面活性剤、特開昭55−95946
号記載の1〕−ジメチルアミ7メチルボリスチレンのメ
チルクロライド4級化物等のカチオニックボリマー、特
開昭56−142528号記載のビニルベンノルトリメ
チルアンモニウムクロライドとアクリル酸ナトリウムの
共重合体等の両性高分子電解質、特開昭57−1929
52号記載の亜硫酸す) +7ウム等の還元性*m塩、
特開昭58−59444号記載の塩化リチウム等の無機
リチウム化合物、特公昭50−34442号記載の安息
香酸リチウム等の有機リチウム化合物、特開昭59−7
5255号記載のSi、 Ti等を含む有fi金属界面
活性剤、特開昭59−84241号記載の有機硼素化合
物、ヨーロッパ特許第101010号記載のテトラアル
キルアンモニウムオキサイド等の4級アンモニウム塩、
ベンジルアルコール、エチレングリコールモノフェニル
エーテル等の有a溶剤等が挙げられる。また、特開昭6
0−237442号に記載されたネガPS版とポジPS
版を同一の現像液で処理できる現像液を用いることもで
きる。
〔実施例〕
以下実施例によって本発明を具体的に説明する。
実施例1 厚さ0,3Iのアルミニウム板を硝酸溶液中で電気化学
的に粗面化し、よく洗浄した後硫酸溶液中で陽極酸化を
行って2.5g/m2の酸化皮膜を上記アルミニウム板
表面上に形成させた。
水洗、乾燥後、特開昭56−1044号の実施例に従っ
て合成したレゾルシンベンズアルデヒド樹脂とす7トキ
ノン1.2−ノアシト−5−スルホニルクロライドとの
エステル化物3重量部、クレゾールホルマリン7ボラツ
ク樹脂9重量部およびビクトリア−ピュア・ブルー80
)1 (保土谷化学工業株式会社atり0.12重量部
を2−メトキシエタノール100重量部に溶解した感光
液を上記支持体上に塗布乾燥し、2.8137+n2の
感光性層を有する18版を得た。
このようにして得られた版を800×100311II
11の大きさに断裁し多数枚用意した。
次にこの試料に網点画像面積率が約80%である網点画
像を全面に均一にもつ透明陽画を通じて800IIlの
Illから2に−のメタルハライドランプを用いて60
秒間露光を与えた。露光済試料を第1図に示す自動現像
機によって現像した。
第1現像タンク10及び第2現像タンク11には下記現
像液をそれぞれ4ONずつ入れ、25℃に調節した。ま
た水洗水タンク12には30℃の水道水を101!入れ
た。
(現像液) 珪酸ナトリウム水溶液(Si02/Na2Oモル比1.
8゜SiO□含有量37.5重量%)   −−−−−
2,9重量部水             −−−−−
17,1重量部試料の搬送速度は10IIIIIl/s
ec、第1現像部の現像液の供給量は200m1/ m
inで使いすてとし、第2現像部の現像液は10aj!
/minの供給量とし循環使用した。
また、第1現像部のブラシは毎秒1回の往復運動をさせ
て、28版上を擦って現像した。第1現像部と@2現像
部の処理時間の比率は5 : 1とした。このようにし
て100枚のポジ型28版を処理したところ、どの版も
周辺まで均一に現像され、印刷においても良好な汚れの
ない印刷物が得られた。
また、水洗水のよごれはわずかで異物の浮遊はなかった
実施例2 実施例1で用いたポジ型28版及び現像液を使用し、実
施例1と同様な条件で第5図に示す自動現像機で現像処
理した。ただし、水洗部の水洗水には界面活性剤を含む
リンス液を入れた。多数枚ポジ型PS版を処理したとこ
ろ、まったく残膜のない、現像レベルのそろった版が得
られた。また、リンス液の汚れはわずかであった。
比較例 実施例1において、第2現像部をなくした以外は実施例
1と同じとし、第2現像部で処理したと同じ時間だけ第
1現像の時間をのばして100枚の18版を処理した。
処理した版は全面現像されているものの、版の先頭部の
エツジ周辺部がやや現像不足であり、水洗部は、第1現
像の疲労した処理液が混入し、異物の浮遊を生じていた
。印刷において付着した異物が汚れの原因となった。
〔発明の効果〕
本発明の構成により、自動現像機を用いる感光材料、特
に18版の現像において下記■〜■の効果を奏する。
■現像処理の安定性が改良される。
■現像液の管理と現像液の交換が簡略化され、作業性が
向上する。
■現像液の補充装置および現像補充液を不要とする。
■比較的少量の現像液を用いて常に均一な仕上がりが得
られる。
■現像工程に続く水洗工程の水洗水またはリンス工程の
リンス液の汚れが少なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第5図、第6図および第7図は本発明を実施す
るための装置の例を示す略断面図、第2図は第1図の第
1現像部の略斜視図、第3図および第4図はそれぞれ第
1図の第2現像部の他の態様を示す略断面図である。 1 ・・・第1現像部、  2 ・・・ 第2現像部3
 ・・・水洗部、     4 ・・・PS版5 ・・
・搬送ローラ一対 6.6′・・・現像液供給兼摩擦部材 7 ・・・ スクイズローラ対、8 、9.17−・・
  シャワー10・・・第1現像タンク、11・・・ 
第2現像タンク12・・・水洗水タンク、 13・・・
廃液タンク14・・・パルスモータ、15・・・ディッ
プ現像槽16・・・ スリット現像部 出願人  小西六写真工業株式会社 27一 第2図 第3図 I 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 自動現像機を用いて自動的に感光材料を搬送し、直列に
    配列した2つの現像部を通過して現像処理する方法にお
    いて、1つの現像部が搬送方向と直交する横方向に順々
    に現像液を供給し、それと同時に搬送方向と直交する横
    方向に直線運動するように摩擦部材を圧力下に操作して
    現像する方法であり、他方の現像部が、下記イないしハ
    の何れかの現像方法であることを特徴とする感光材料の
    現像方法。 イ、浅い処理槽に溜められた現像液中に、感光材料を湾
    曲させ、浸漬通過させて現像する方法。 ロ、搬送方向と直交する方向に長い配管からシャワーに
    より直接又は部材を介して感光材料上に現像液を供給し
    て現像する方法。 ハ、2枚の板状体の間に満たされた現像液中を通過させ
    て現像する方法。
JP24904686A 1986-10-20 1986-10-20 現像の安定性等が改良される感光材料の現像方法 Pending JPS63103258A (ja)

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