JPS6242159A - 感光性平版印刷版の処理方法および処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動現像機音用いて感光性平版印刷版（通常
２８版と称されろ。本明細書においても、以下ＰＳ版と
云う）から平版印刷版全作製する製版方法およびそのた
めの装置に関するものである。

〔従来の技術〕

露光済みの２８版を多数枚処理する場合には、自動現像
機を用いることが一般的であり、同時に用いられる現像
液は臭いや環境保全の問題等から水を主たる溶媒とする
アルカリ性現像液が主流となっている。

自動現像機において露光済みの２８版を処理する場合に
は、版を水平搬送しながら現像液全スプレー状に吹付け
て現像処理する方法や、多量の現像液を収容した現像処
理槽にＰＳｆｒ、湾曲させて搬送しながら浸漬させて現
像処理する方法が行われている。こうした処理機におい
ては、いずれもＰＳ版を１版処理するのに、多量の現像
液を準備する必要があった。筐た、現像液を経済的に利
用する為に循環再使用しており、その間、処理による現
像液劣化に加えて空気中からの炭酸ガスの吸収による現
像液劣化が起こり、シばしば、劣化した現像液を交換し
なければならず、現像作業の管理が非常に面倒でめった
。

また、上記の欠点を改善する目的で、ＰＳ版を多量の循
環再使用する現像液で処理する場合、補充液を補充して
現像処理を安定に保つ方法が知られており、特開昭５０
−１４４５０２号、同５５−１１５０３９号、同５８−
９５３４９号各公法等に開示されている。

しかし、こうじ友補充方法においても液交換の頻度は減
少するものの液交換の必要があり、また、補充の精度の
問題とＰＳ版間の品種差による補充の振れは解決できな
かった。また、その上に補充装置を必要とし、補充装置
自体が高価でらるばかジか、補充装置の潤整、整備等の
必要もらった。

また、こうした補充方式の煩わし場を除き、現像液の節
約全目的とした方法が、特開昭５５−３２０４４号公報
に記載されている。これは、自動現像機内の感光材料移
送路に接近して現像液拡散板金備えた写真現像処理装置
に関するものであるが、この装置を用いてＰＳ版音束量
の現像液で処理する方法には、現像時間の短縮が難かし
く迅速処理ができないという欠点がおり、また、搬送す
るＰＳ版が必ずしも水平とはいかずに多少上下に歪んで
いるため、現像液量が不均一となり易く、現像むらを生
じ易く、処理される平版印刷版と現像液拡散板との間隙
を調節するのに手間がかかるという欠点がめった。

これら上記の問題について、本発明者等は、自動現像機
音用いてｐｓ版を自動的に搬送、現像処理の現像液を該
ｐｓ版上に供給し、現像促進手段を付加して現像する処
理方法によって解決し得ることを見出した。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、前記のような処理方法においても現像後
の後処理においていくつかの問題があった。一般に、自
動現像機を用いて画像露光され九ＰＳ版を処理して平版
印刷版を作製する場合、従来、現像工程後の水洗工程に
おいては、多量の水を使用して水洗し、便用後の水洗水
はそのまま排出していた。しかし、公害対策及び水資源
の確保等の理由から、水洗水を多量に便用することは好
ましくなく、できる限り避けるべきである。、そこで、
水洗をなくす処理方法が特開昭５４−８００２号、同５
５−１２９２１米同５５−１１５０４５号公報等に記載
されている。しかしながら、これらの方法はＰＳ版が現
像処理槽全通過後ただちに不感脂化処理液るるいは界面
活性剤を含む水溶液（以下、リンス液と言う）で処理す
る方法であるため、これらの処理液中に平版印刷版上に
スキージしきれないで残った現像処理液が持ち込まれる
ことになる。ＰＳ版を多数枚処理する場合、このように
して持ち込まれた現像処理液が蓄積され、結果的にかな
りの量の現像処理液がリンス液あるいは不感脂化処理液
中に持ち込まれることになる。持ち込まれた現像処理液
は現像処理液のみならず現像処理により溶出した樹脂分
を含んでいる。この現像処理液および樹脂分はリンス液
あるいは不感脂化処理液の性能あるいは処理能力を低下
させ、結果的に平版印刷版の地汚れや着肉不良といっｆ
ｃ重大な問題と引き起こす。

一方、前述した公害対策および水資源の確保等の理由か
ら行われた水洗をなく　７ｍ処理方法に換えて、循環水
洗水を使用する方法が特開昭５７−１５８６４３号、同
５９−５８４３１号、同５９−５７２４２号公報等に記
載されている。この循環水洗法により、リンス液あるい
は不感脂化処理液に持ち込まれる現像処理液および樹脂
分の量は減少し、結果的てリンス液あるいは不感脂化処
理液の処理能力の低下をある程度押えることができる。

しかしながら、前記のような１版毎に未使用現像液金柑
いるＰＳ版の現像処理後の後工程として、上述のような
循環水洗工程を設けた場合においても、いくつかの欠点
を有している。すなわち、前記の現像処理工程は、自動
現像機を用いて露光済みのＰＳ版を自動的に搬送、現像
する際に、処理の度毎に未使用の水金主たる溶媒とする
アルカリ性現像液を供給し、現像促進操作を付加して現
像処理する方法であるが、この時に２８版面に供給され
る現像液は、実用上、少量（７０〜７００ｍ１１版）で
あることが好ましく、従って、少量現像液にて処理する
ことによる問題金有している。すなわち、現像処理後に
現像液に含まれる感光層からの樹脂分は、従来より一般
に行われている現像処理方法にに比較して、平均して多
くなり、そのため、現像処理スクイズ後に平版印刷版の
非画像部分に付着して残る現像除去逼れた感光層樹脂分
、いわゆる現像かすか多く、従来より知られている現像
後の後処理工程すなわち、水洗工程やリンス処理との組
合せでは、ＰＳ版表面の洗浄、清浄が充分とは言えず、
しばしば印刷時に汚れるという問題があった０ 本発明の３・１の目的は、上記のような従来の技術の問
題点を解決し、常に安定した現像処理が得られるＰＳ版
の処理方法および装置を提供することにある。

またその才２目的は、現像後のリンス工程おるいは不感
脂化処理液の性能や処理能力の低下上押え、その寿命を
大巾に伸ばすことのできるＰＳ版の処理方法および装置
を提供することにある。

矛３の目的は、ＰＳ版を比較的少量の現像液を用いて処
理した場合、非画像部の支持体上に残存するごく微量の
感光層′？！ｒ、取り除くことができるＰＳ版の処理方
法および装置を提供することにある。。

才４の目的は、廃水の少ないＰ８版の処理方法および装
置を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の上記目的は、自動現像機を用いて、ＰＳ版金白
動的に搬送、現像処理する処理方法において、処理され
る２８版１枚毎に水を主たる溶媒とする実質的に未使用
のアルカリ性現像液を処理される前記ｐｓ版面に供給し
、現像促進操作全付加して現像した後、循環使用される
水洗水を用いて水洗促進操作金付刀口して水洗するＰＳ
版の処理方法、および処理の度毎に未使用の現像液を処
理されるＰＳ版上に供給する手段と現像促進手段全有す
る感光現像処理部と、循環使用される水洗水を供給する
手段と水洗促進手段を有する水洗処理部と、これらの処
理部に順次感光性平版印刷版全通過させる搬送手段とを
有するＰＳ版の処理装置によって達成されることを見出
した。

すなわち、本発明の処理方法は、自動処理装置による処
理に際し、処理される２８版１枚ごとにその版の処理に
要する実質的に未使用の水を主たる溶媒とするアルカリ
性現像液を供給することにより版面に作用する現像液の
活性を常に一定とし、更に現像を促進するための操作全
付加することにより比較的少量の現像液を用いて常に適
正な現像を行ない、更に循環する水洗水を用い水洗促進
操作を付加した水洗によって少ない水によ９版面上に残
留する感光層残渣を完全に取除こうとするものであり、
これにより前記の多くの目的を同時に達成することがで
きた。

本発明の方法においては、実質的に未使用の現像液が自
動処理装置に挿入される１８版１枚毎に供給される。し
たがって、処理装置にはＰＳ版の存在を検知する手段を
設け、その信号によりｐｓ版が現像部を搬送されている
間現像液槽より版面上に液全供給すればよい。ＰＳ版を
検知する手段としては、光センサ、マイクロスイッチ等
の非接触型或は接触型の各糧公知のセンサを用いろこと
ができる。

ここにいう実質的に未使用の現像液とは、未便用の現像
液と同等の現像能力を有する現像液全意味し、全く未使
用の現像液の外、未使用現像液にその現像能力を低下は
せない範囲内で使用済の液現像を混合して使用すること
も可能でおり、例えば現像の際、未使用液の供給と共に
現像液供給手段の一部から一度使用した現像液を版面に
供給して現像を行なう等の方法をとることもできるが、
全量未使用液を使用することが最も好ましい。

感光性平版印刷版上に現像液を供給する方法としては、
例えば、シャワーバイブやノズルを使って液を版面に噴
射、噴霧又は滴下する方法、或は版面に接触または非接
触の位置に置いた現像液供給部材から現像液を版面に塗
布するような形で供給する方法がある。

現像液供給部材とｐｓ版を接触させ、現像液を版上に供
給する方法には、例えばスポンジわるいは布などのよう
な吸水性の部材で面を擦ることにより供給する方法める
いはゴムなどのような非吸水性の部材、前記スポンジろ
るいは布などのような吸水性の部材にかかわらず、これ
らの部材全ローラー状にし、搬送される１８版とローラ
ーの回転を同調させながら供給する方法などが挙げられ
る。また、現像液供給部材とＰｓＰ＆を非接触で現像液
を２８版上に供給する方法には、例えば、細い間瀕に現
像液をためておき、その中をＰＳＳ全全通過せることに
より供給する方法、るるいは、現像液供給部材に表面張
力により竿状に垂れ下がる現像液に１８版を接触させ供
給する方法、るるいは筒状の物に現像液を貯めておき、
咳筒状の物の側面に細い間隙を作り、その間隙にＰＳＳ
全全通過せることにより、供給する方法などが挙げられ
る。ま念、これらの現像液供給方法において、現像液は
液状のみならず泡状として２８版上に供給することがで
きるう その他の現像液供給方法としては、フィルムベースなど
に現像液を付着させ、それを２８版上にラミネートする
ことにより供給する方法や、ワックス状の現像液を１８
版と接触させて供給する方法などが挙げられる、 １＋、前記現像液の供給方法は、１つの方法のみを用い
ても良いし、２つ以上の方法全組み付わせて用いても良
い。

これらの方法によって供給されろ現像液のｔはＰＳ版１
枚当り一足量とする、印刷版の面植の比例した量とする
、処理する印刷版の長さ又は幅に比例した量とする等種
々の規準によって決めることができ、また処理するＰ８
版の種類、或は形成てれろ画像の非画像部面積等に応じ
てこれを変えることもできる。自動現像機の構造、処理
する印刷版のサイズの種類、印刷版、現像液の性質等に
応応てて適宜選べばよいが１版画ジ１／以下であること
が望ましい。

また、使用時の現像液の温度は、通常５℃乃至６０℃、
好ましくは１０℃乃至４５℃、より好ましくは２５℃乃
至３５℃の範囲である。

現像液は、使用液に仕上げられたものを貯蔵槽に貯えて
おき、処理時に２８版上に供給してもよく、また、原液
と稀釈液、又は組成を異にする複数の液に分けて貯蔵槽
に貯え、６液を版面上に供給し、或は供給時自動的に混
合して使用液に仕上げて供給してもよいが、自動的に混
合し均一状態として版面に供給する万が好ましい。

また、現像液供給部は、１８版の有無を検出するセンサ
ー等の検出機構に連動した制御機構金石゛していて、１
８版が現像部に搬入される前及び通過後は停止機構が働
くようになっていることが望ましい。

本発明における現像促進操作には、現像促進する物理的
、化学的、電気的、機械的などのアベての手段を利用す
ることができる。

機械的促進手段としては、版面音振る方法、例えば回転
するローラ状の擦り部材を用いて擦る′方法、平板状の
擦り部材を回転することにより擦る方法、平板状の擦り
部材を前後および／または左右に移動させることにより
擦る方法、またはローラー状の擦り部材あるいは平板状
の擦り部材を回転しながら前後および／あるいは左右に
移動場せることによジ擦ろ方法などが挙げられる。伺、
これらの擦り部材は複数個組み合わせて使用しても良い
。これらの擦り部材は、例えば、ブラシ、スポンジ或は
布等を用いて作成することができるうその他の現像促進
手段には、例えば、高圧空気を吹きつける方法、超音波
を照射する方法１印刷版に振動を与える方法、特開昭５
８−４２０４２号公報に記載きれているよりな電気化学
的に現像する方法、マイクロウェーブの照射により瞬時
に２８版上の現像液を加熱する方法、らるいは研摩剤粉
末を含む処理液を用いて版面をポーリングする方法など
が挙げられる。

現像促進操作を付加する時期は、現像液を供給する前、
おるいは供給中、あるいは供給後のいずれの時期でも良
いが、現像液の供給中、あるいは供給後に付加すること
が好ましい。

また、前記の現像液供給手段と現像促進手段とは一体化
きれていても良い、例えば、現像促進手段が円盤状のブ
ラシであり、現像液供給手段がノズルである場合、円盤
状ブラシの回転軸の中心にノズルを設置することもでき
ろ。

本発明において、現像ゾーンを印刷版が通過する時間は
、１５秒〜６０秒であることが好ましい。

現像の終った２８版は水洗部に送られ水洗される。

本発明における現像処理後に行う水洗工程において、循
環使用する水洗水で水洗するのに用いられる水洗槽（以
下、循環水洗槽という）は１つでもよいが２つ以上の水
洗槽に分けることもできる。

循環水洗槽において水洗水と平版印刷版ｔ−接触させる
方法としてはシャワー法あるいは浸漬法金用いることが
できるが、好ましくはシャワー法を使用することである
。水洗槽を２つ以上の多槽にする場合は、シャワー法お
よび浸漬法を組み合わせて使用しても良いし、すべての
槽に対してシャワー法のみ、あるいは浸漬法のみを使用
してもよい。

本発明における水洗促進操作とは、水洗を促進する物理
的手段、ろろいは化学的手段あるいは機械的手段などを
用い念すべての促進操作を包含する。機械的操作には、
例えば擦り部材で擦る方法などがあげられる。具体的に
は、例えばローラー状の擦り部材を回転することにより
擦る方法、あるいは平版状の擦り部材を回転することに
より擦る方法、あるいは平版状の擦υ部材を前後および
／ろろいは左右に移動きせることにより擦る方法、ある
いはローラー状の擦り部材あるいは平版上の擦り部材全
回転しながら、前後および／あるいは左右に移動嘔せる
ことにより擦る方法などがあげられる。同、これらの擦
９部材は複数個組み合わせて使用しても良い。これらの
擦り部材には、ブラシあるいはスポンジあるいは布など
を一例としてあげることができる。その他の水洗促進操
作には、例えば、高圧空気を吹きつける方法、あるいは
超音波を照射する方法、あるいは２８版に振動を与える
方法、あるいはマイクロウェーブの照射などにより、２
８版上の循環水洗水を瞬時に加熱する方法、あるいは加
熱した循環水洗水を用いる方法などがあげられる。これ
ら、水洗促進操作は、単独でも、または組合わせて使用
しても良い。

水洗促進操作を付加する時期は、循環水洗水を供給する
前、あるいは、供給中、あるいは供給後のいずれの時期
でも良いが、循環水洗水の供給中あるいは供給後に付加
することが好ましい。、また、前記の循環水洗水供給手
段と水洗促進手段とは一体化てれていても良い。例えば
、水洗促進手段が円盤状のブラシであり、循環水洗水供
給手段がノズルである場合、円盤状ブラシの回転軸の中
心にノズル全設置することもできる。

本発明において、水洗処理部にて現像処理後のＰ８版が
処理される時間は、５秒〜６０秒であることが好ましい
。

本発明において、循環水洗水は浄化されることが好まし
い。循環水洗水の浄化の（汚染を防ぐ）方法としては、
水洗水を補充する方法あるいはろ過をする方法あるいは
イオン交換樹脂や活性炭により浄化する方法などがあげ
られる。循環水洗水に錯化剤全顎えることは循環水洗水
の汚染金防ぐ上で好ましい方法である。

本発明においては循環水洗工程の後に、水と水以外の物
質の少なくとも１つと全會む溶液、例えばリンス液や不
感脂化処理液（すなわち、ガム液）で処理することがで
きろ。不感脂化処理液としては、水溶性高分子化合物、
親油性物質および界面活性剤から選択される少なくとも
一櫨の物質全台む水溶液を用いることができる。

本発明の方法に用いられる自動現像装置は２８版を自動
的に搬送する手段、処理されるＰｓ版１枚毎に適量の水
系アルカリ性現像液を供給する手段及び現像促進手段を
備えた現像部、及び水を循環して版を水洗する水洗水供
給手段と水洗促進手段金偏えた水洗部を有するものでめ
ればよくその形状、構成、構造等は特に限定てれないが
、ｐｓ版の搬送方式は搬送手段として、例えば、搬送ロ
ーラやエンドレスベルト等を用いた水平搬送方式のもの
が好ましい。

また、現像装置は前記現像工程、水洗工程の外現像停止
工程、不感脂化工程等を含んでいてもよい０ 牙１図に本発明に係る２８版処理装置の一例の概略側断
面図を示す。処理装置は現像部１、水洗部２、およびリ
ンス処理又は不感脂化を行なうりより経路ＰＬｔ−通っ
て搬送される。１０は現像液を貯える現像液槽、１１は
現像液稀釈用の水を貯える稀釈水槽でるる。現像液及び
稀釈水は定量ポンプ１２及び１３によって送られ、混合
され使用液となって現像促進手段でおる回転ブラシ１４
．１４’の駆動軸１５．１５’内のノズルからＰＳ版上
に供給される。使用済の現像液は受皿１６に落ち廃液槽
１７に回収される。１８は挿入されたＰ８Ｆ＆’ｉ支え
案内する案内板、１９及び２０は２８版の存在を検知す
るセンサである。回転ブラシ１４．１４　’は回転する
と共にｐｓ版の進行方向と直角の方向に２８版の全幅に
わたって往復運動し、版面全体に現像液金塗布し同時に
版面全摩擦して現像、すなわち非画像部感光層の除去を
促進する。

２８版が搬送ローラ対４に挿入されセンサ１９が版の進
入全検知するとポンプ１２．１３が起動して現像液を供
給し、同時に回転ブラシ１４．１４　’も起動して進入
してくる２８版の面′ｌｔ摩擦して現像が行われる。現
像がＰ：す、版の後端がセンサ２０を通過すると、ポン
プ１２．ｌａ回転ブラン１４．１４’は停止する。

現像部の２８版は水洗部２に送られる。

水洗水槽２１に貯えられた水洗水はポンプ２２によって
送られ、ノズル２３．２３．’　２３“〃ｊら版面及び
裏面に向って噴出し洗滌する。この間、版面は回転ブラ
シ１４と同じ動き金する回転ブラシ２４によって摩擦さ
れ洗滌が促進されろ。水洗水は受皿２５に落ち、水洗水
槽２１に戻り循環して使用さｎる。

水洗剤の２８版はリンス処理又はガム引き部へ進む。

リンス液又はガム液はリンス液のガム液槽２６に貯えら
れ、ポンプ２７、ノズル２８全経て版面に供給てれ、受
皿２９に落ちて循環する。ガム引きの終った版はスクイ
ズローラ対９によりてスクイズされた後、処理済版とし
て機外に排出きれる。

本発明の方法において用いられるＰａ版は、水を主たる
溶媒とするアルカリ性現像液で、現像処理できるもので
メク、光照射によって溶解性の変化する感光層が支持体
上に塗布されているもの、または電子写真方式等によっ
て画像様レジスト層を設は得る溶解性層が支持体上に設
けられている゛ものでるる。

前記の２８版に使用される支持体としては、紙、プラス
チックス（例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リスチレンなど）ラミ坏−ト紙、アルミニウム（アルミ
ニウム合金も含む）、亜鉛、銅などのような金属の板、
二酢酸セルロース、三酢酸セルロース、プロピオン酸セ
ルロース、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン
、ポリプロピレン、ポリカーボネートポリビニルアセタ
ールなどのようなプラスチックスのフィルム、上記の如
き金属がラミネートもしくは蒸着された紙もしくはプラ
スチックフィルム、アルミニウムもしくはクロームメッ
キが施された鋼板などがめげられ、これらのうち特に、
アルミニウム及びアルミニウム被覆でれた複合支持体が
好ましい。

また、アルミニウム材の表面は、保水性を高め、感光層
との密着性を向上させる目的で粗面化処理されているこ
とが望ましい。

粗面化方法としては、一般に公知のブラシ研摩法、ポー
ル研摩法、電解エツチング、化学的エツチング、液体ホ
ーニング、サンドブラスト等の方法およびこれらの組合
せがあげられ、好ましくはブラシ研摩法、電解エツチン
グ、化学的エツチングおよび液体ホーニングがあげられ
、こｎらのうちで、特に電解エツチングの使用ｔｉむ粗
面化方法が好ましい。また、電解エツチングの際に用い
られる電解浴としては、酸、アルカリまたはそれらの塩
を含む水溶液あるいは有機溶剤を含む水性溶液が用いら
れ、これらのうちで特に塩酸、硝酸またはそれらの塩′
ｔ−営む電解液が好ましい。さらに、粗面化処理の施さ
れたアルミニウム板は、必要に応じて酸ま念はアルカリ
の水溶液にてデスマット処理される。こうして得られた
アルミニウム板は、陽極酸化処理されることが望ましく
、特に好ましくは、硫酸またはリン酸を含む浴で処理す
る方法があげられる。また、さらに必要に応じて、封孔
処理、その他弗化本ジルコニウム酸カリウム水溶液への
浸漬などによる表面処理を行うことができる。

本発明に使用される２８版の感光性組成物は必須成分と
して感光性物質を含んでおジ、感光性物質として、露光
またはその後の現像処理により、その物理的、化学的性
質が変化するもので、例えば露光により現像液に対する
溶解性に差が生じるもの、露光の前後で分子間の接着力
に差が生じるもの、露光またはその後の現像処理により
水および油に対する親和性に差が生じるもの、更に電子
写真方式により画像部を形成できるもの等が使用できる
。

感光性物質の代表的なものとしては、例えば感光性ジア
ゾ化合物、感光性アジド化合物、エチレン性不飽和二重
結合を有する化合物、酸触媒で重合２起こすエポキシ化
合物、酸で分解するＣ−０−Ｃ−基金有する化合物等が
めげられる。感光性ジアゾ化合物としては、露光により
アルカリ可溶性に変化するポジ型のものとして０−キノ
ンジアジド化合物、露光により溶解性が減少するネガ型
のものとして芳香族ジアゾニウム塩等がめげられる。・
Ｏ−キノンジアジド化合物の具体例としては、例えば特
開昭４７−５３０３’号・、同４８−６３８０２号、同
４８−６３８０３号、同４９−３８７０１未同５６−１
０４４号、同５６−１０４５号、特公昭４１−１１２２
２号、同４３−２８４０３号、同４５−９６１０号、同
４９−１７４８１号の各公報、米国特許Ｊ’２，７９７
゜２１３号、同２３，０４６，１２０号、同オ３，１８
８，２１０号、同２３．４５４，４００号、同学３，５
４４，３２３号、同矛３．５７３，９１７号、同、１−
３，６７４，４９５号、同士３，７８５，８２５号、英
国籍許才１，２２７，６０２号、同学１，２５１，３４
５＾同才１，２６７゜００５号、同学１，３２９，８８
８号、同矛１，３３０，９３２号、ドイツ特許オ８５４
，８９０号などの各明細書中に記載されているもの金あ
げることができ、これらの化合物を単独あるいは組合せ
て感光成分として用いた２８版に対して少なくとも本発
明全灯ましく適用することができる。これらの感光成分
には芳香族ヒドロキシ化合物のＯ−キノンジアジドスル
ホ／酸エステルまたはＯ−キノンジアジドカルボン酸エ
ステル、および芳香族アミノ化合物のＯ−キノンジアジ
ドスルホン酸ま念は０−キノンジアジドカルボン酸アミ
ドが包含され、また、これらＯ−キノンジアジド化合物
を単独で使用したもの、およびアルカリ可溶性樹脂と混
合し、この混合物を感光層として設は九ものが包含され
る。アルカリ可溶性樹脂には、ノボラック型フェノール
樹脂が含まれ、具体的には、フェノール・ホルムアルデ
ヒド樹脂、クレゾール・ホルムアルデヒド樹脂、フェノ
ール・クレゾール混合ホルムアルデヒド樹脂、クレゾー
ル・キシレノール混合ホルムアルデヒド樹脂などが含ま
れる。更に、特開昭５０−１２５８０６号公報に記され
ている様に、上記のようなフェノール樹脂と共に、ｔ−
ブチルフェノールホルムアルデヒド樹脂のような炭素数
３〜８のアルキル基で置換され′ｆｃフェノールまたは
クレゾールとホルムアルデヒドとの結合物とを併用した
ものも適用できる。０−キノンジアジド化合物を感光成
分とする感光層には、必要に応じて更に染料、可塑剤、
プリントアウト性能を与える成分などの添カロ剤をカロ
えることができる。

・、０−キノンジアジド化合物を感光成分とする感光層
の単位面積当たりの量は好ましくは約０．５〜７　ｇ／
ｍの範囲について本発明を適用できる。

本発明の方法を適用するポジ型２８版の画像露光は特に
変える必要はなく常法に従えばよい。

ネガ型感光層の感光成分の代表的なものはジアゾ化合物
でロリ、例えば、ジアゾニウム塩Ｉ及び／又はｐ−ジア
ゾフェニルアミンとホルムアルデヒド・との縮合物であ
るジアゾ樹脂、特公昭５２−７３６４号公報に記載され
ているｐ−ジアゾジフェニルアミンのフ主ノール塩また
はフルオロカプリン酸塩等、特公昭４９−４８００１号
公報に記載されている３−メトキシジフェニルアミン−
４−ジアゾニウムクロライドと４−二トロジフェニルア
ミンとホルムアルデヒドとの共重′縮金物の有機溶媒可
溶性塩からなるジアゾ樹脂、ｐ−ジアゾジフェニルアミ
ンとホルムアルデヒドとの縮合物の２−メトキシ−４−
ヒドロキシ−５−ベンゾイルベンゼンスルホン酸塩、ｐ
−ジアゾジフェニルアミンとホルムアルデヒドとの縮合
物のテトラフルオロホウ酸塩、ヘキサフルオロリン酸塩
等が挙げられる。これらを感光成分とするネガ型２８版
に対して少なくとも本発明を好ましく適用できる。

これらのジアゾ化合物全単独で使用したもののほかに感
光層の物性を向上式せるため、糧々の樹脂と混合して用
いたものに対しても本発明を適用できる。かかる樹脂と
しては、シェラツク、ポリビニルアルコールの誘導体等
のほか特開昭５０−１１８８０２号公報中に記載式れて
いる側鎖にアルコール性水酸基を有する共重合体、特開
昭５５−１５５３５５号公報中に記載されているフェノ
ール性水酸基を側鎖に持つ共重合体が挙げられる。

これらの樹脂には下記一般式で示１れる構造単位を少な
くとも５０重量％含む共重合体、一般式 ％式％ （式中、ＲＩは水素原子またはメチル基會示し、Ｒ１は
水素原子、メチル基、エチル基またはクロルメチル基を
示し、ｎは１〜１０の整数でおる。ン及び、芳香族性水
酸基を有する単量体単位を１〜８０モル％、ならびにア
クリル酸エステル及び／又はメタクリル酸エステル単量
体単位を５〜９０モル％有し、１０〜２００の酸化全持
つ高分子化合物が。

包含される。

本発明の現像方法が適用されるネガ型Ｐａ版の感光層に
は更に、染料、可塑剤、プリントアウト性能を与える成
分等の添加１１を加えろことができる０ 上記感光層の単位面積当たりの量は少なくとも０．１〜
７　ｇ／ｍの範囲について本発明全適用できる。

本発明の現像液で現像するネガ型２８版の画像露光は特
に変える必要はなく常法に従えばよい。

本発明に用いられる水に主たる溶媒とするアルカリ性現
像液のうち、ジアゾ化合物等を感光性物質としたネガ型
２８版に対しては、アルカリ剤、有機溶剤、アニオン型
界面活性剤、亜硫酸塩等を水を溶媒として含ませたもの
が用いられる。

アルカリ剤としては、ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウ
ム、水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、矛三リン酸ナ
トリウム、第ニリン酸ナトリウム、矛三リン酸カリウム
、第ニリン酸カリウム、矛三リン酸アンモニウム、牙ニ
リン酸アンモニウム、メタケイ酸ナトリウム、重炭酸ナ
トリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸アンモ
ニウムなどのような無機アルカリ剤、七ノー、ジー、又
はトリエタノールアミン及び水酸化テトラアルキルアン
モニウムのような有機アルカリ剤及び有機珪酸アンモニ
ウム等が有用でるる。アルカリ剤の現像液組成物中にお
ける含イイ量は０．０５〜２０重量パーセントの範囲用
いるのが好適でろｐｌより好ましくは０．１〜１０重量
パーセントである。

有機溶剤としては、エチレングリコールモノフェニルエ
ーテル、ベンジルアルコール、ｎ−７’ロビルアルコー
ル等が１用でるる。有機溶剤の現像液組成物中における
含有量としては０．５〜１５重量パーセントが好適でる
す、より好ましい範囲としては１〜５重量パーセントで
ある。

アニオン型界面活性剤としては、高級アルコール（Ｃ，
〜Ｃ０）硫酸エステル塩類〔例えば、ラウリルアルコー
ルサルフェートのナトリウム塩、オクチルアルコールサ
ルフェートのナトリウム塩、ラウリルアルコールサルフ
ェートのアンモニウム塩、「ティーボールＢ−８１Ｊ（
商品名・シェル化学基）、オニナトリウムアルキルサル
フェートなど〕、脂肪族アルコールリン酸エステル塩類
（例えば、セチルアルコールリン酸エステルのナトリウ
ム塩など）、アルキルアリールスルホン酸塩類（例工ば
、ドデシルベンゼンスルホ／酸のナトリウム塩イソプロ
ピルナフタレンスルホン酸のナトリウム塩、シナフタリ
ンジスルホン酸のナトリウム塩、メタニトロベンゼンス
ルホン酸のナトリウム塩など）、アルキルアミドのスル
ホン酸塩類（例えば、Ｃ，、Ｈｓ、Ｃ０ＮＣＨ，ＣＨ！
ＳＯ３Ｎａなど）、二塩基性脂Ｉ ＣＨ。

肪酸ニス−チルのスルホン酸塩類（例えば、ナトリウム
スルホコハク酸ジオクチルエステル、ナトリウムスルホ
コハク酸ジヘキシルエステルなト）がある。これらの中
で特にスルホン酸塩類が好適に用いられる。

亜硫酸塩としては、水溶液で水不溶性ジアゾ樹脂を溶解
する働きｆ！：有し、特に疎水性樹脂と組合せた感光層
から成る平版印刷版の現像に於いて、製造後長期間経時
した版材でも汚れのない印刷版を作ることが出来る。亜
硫酸塩とじてはナトリウム、カリウム、リチウムの如き
アルカリ金属およびマグネシウムの如きアルカリ土類金
属塩等が有用である。

他方、０−キノンジアジド化合物を含む感光層全有する
ポジ型ＰＳ版に対しては上記アルカリ剤全０．１〜３０
重量パーセント、好ましくは０．５〜２゜ｉｔパーセン
ト會育し念水溶液が用いられ通常ｐＨ９〜１３の範囲で
用いられる。

このような現像液には更に現像性能を高める之めに以下
の様々添加剤を加えることができる。例えば、特開昭５
８−７５１５２　Ｍ公報記載のＮａＣｌ、　ＫＣＩ。

ＫＢｒ等の中性塩、特開昭５８〜１９０９５２号公報記
載のＥＤＴＡ、ＮＴＡ等のキレート剤、特開昭５９−１
２１３３６号公報記載の［Ｃｏ（Ｎ）Ｉ、　）６：］　
Ｃ１ｓ　、Ｃｏ　Ｃｌ、・６Ｈ，０等の錯体、特開昭５
０−５１３２４号公報記載のアルキルナフタレンスルホ
ン酸ソーダ、Ｎ−テトラデシル−Ｎ、Ｎ−ジヒドロキシ
エチルベタイン等のアニオン又は両性界間活性剤、米国
特許、ｔ’　４３７４９２０号明細書記載のテトラメチ
ルデクンジオール等の非イオン性界面活性剤、特開昭５
５−９５９４６号公報記載のｐ−ジメチルアミノメチル
ポリスチレンのメチルクロライド４級化物等のカチオニ
ツクボリマー、特開昭５６−１４２５２８号公報記載の
ビニルベンジルトリメチルアンモニウムクロライドとア
クリル酸ソーダの共！合体等の自注高分子［解質、特開
昭５７−１９２９５１公報記載の亜硫酸ソーダ等の還元
性無機塩、特開昭５８−５９４４４号公報記載の塩化リ
チウム等の無機リチウム化合物、特公昭５〇−３４４４
２号公報記載の安息香酸リチウム等の有機リチウム化合
物、特開昭５９−７５２５５号公報記載のＳｉ、Ｔｉ等
を含む有機金属界面活性剤、ｆＰ開昭５９−８４２４１
号公報記載の有機硼素化合物、ベンジルアルコール、エ
チレンクリコールモノフコニルエーテル等の有機溶剤等
があげられる。

〔実施例〕

以下、実施例により本発明を説明する。

（実施例１） ナフトキノン１，２−ジアジド−５−スルホニルクロラ
イドとレゾルシン−ベンズアルデヒド樹脂とのエステル
化物（ｔ＃開昭５６−１０４４号公報の実施例−１に記
載のもの）３重量部、タレゾールノホラック樹脂、９重
量部及びビクトリア・ビー７・ブルー・ＢＯＨ（保土谷
化学工業株式会社製染料）０．１２重量部金メチルセロ
ソルブ１００Ｍ量部に溶解し感光液全調製した。厚さ０
．３−の砂目立てしたアルミニウム板を硫酸中で陽極酸
化し、２−７ｇ／ｍの酸化皮、膜をつくり、よく洗浄し
た後乾燥し、その上に上記感光液を塗布乾燥し、２−４
　＆／ｍの感光層を有するＰＳ版を得た。このようにし
て得られ念ポジ型ＰＳ版を１００３ｍ　Ｘ　８００　ｍ
の大きさに裁断したものを多数枚用意し、これらに透明
陽画を通して８０ｃｒＩｔの距離から２１（Ｗ’のメタ
ルハライドランプを用いて６０秒間露光した。

一万、珪酸カリウム水溶液（８ｉ０！含量２６重量％、
Ｋ、Ｏ含量１３重量％）１１．６ｋｇと水酸化カリウム
水溶液（４８を肴％水溶液）２．６５ｋｇを用いて現像
濃縮液全１０Ｊ調製し、現像液槽１０に入れ、稀釈水槽
１１　Ｋは、水道水がフロート弁によって１０１を保っ
て入るようにした。

次に、才１図に示す自動現家機金用いて、削記露光済み
のＰＳ版の処理を行った。

水洗水槽２１に水１５１１最後のリンス液・ガム液槽２
６に下記組成のガム液８１’ｃ入れた。

（ガム液組成） アラビアガム　　　　　　　　　　　　５ｇデキストリ
ン　　　　　　　　　　　１５％燐酸（７５％）　　　
　　０．３．５１水　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　８０９ジー２−エチルへキシルスルホ
コハク酸ナトリウム１．０ｇ ノニルフェノールポリエチレンオキサイドエーテル（エ
チレンオキサイドモルａ６　）　　　　　１．０　ｇス
テアリン酸　　　　　　　　　　　　１．０ｇソルビタ
ンモノオレエー）　　　　　　１．０ｇジブチルフタレ
ート　　　　　　　　　２．０．＠前記露光済みの２８
版を６００１の速度で搬送方向、の長さが１００３ｍで
あるように搬送し、前記現像濃縮液と水を１：５の比率
で混合した現像液を１分間当り２０，０ｍ７の吐出量で
供給しながら、回転と同時に搬送方向と直向（以後、中
手方向と称す）に移動する移動式回転ブラシ１４．１４
’によって擦り、４０秒間現像処理した。次いで、水洗
処理権にて、中手方向に移動する移動式ブラシ２４によ
って擦りながら２０℃、１０秒間水洗した後に、ガム引
き槽３にてガム引き金行った。また、水洗槽に水を１版
毎に６１ｎ１１　リンス処理・ガム引き檜に前記ガム液
を１版毎に８ａｔ補充した。このよつな処理条件で２０
００枚の前記２８版を処理したが、２０００枚目の平版
印刷版においても印刷時の汚れの発生等は見られなかっ
た。また、ガム液もほとんど疲労していなかった。

（比較例１二１） 実施例１で用い九自動現像機において、循環水洗槽全敗
り除き、実施例１と同様の処理を行った。

すなわち、現像処理部通過後、ただちにガム引き檜でガ
ム引きを行った。最初は印刷時、非画像部に汚れが発生
しなかったが、３００枚の前記２８版を処理した時点で
、印刷時、非画像部に地汚れが生じた。ガム液は持ち込
まれる現像処理液によりかなり疲労しており、使用に耐
え得るものではなく、交換しなければならなかった。

（比較例１−２） 実施例１で用いた自動現像機において、循環水洗槽に設
けられている移動式ブラシ１３１１１除き、実施例１と
同様の処理を行った。すなわち、現像処理部通過後、循
環水洗槽にて水洗した後に、ガム引き槽でガム引きを行
った。すると最初は印刷時非画像部に汚れが発生しなか
ったが、５００枚の前記Ｐａ版を処理した時点で、ガム
液はほとんど疲労していないにも拘らず、印刷時、非画
像部において斑点状に地汚れが生じた。

（実施例２） 実施例１で用いた自動現像機において、循環水洗槽部分
のみ金矛２図のように変えて、その他は実施例１と同様
の処理を行った。すなわち、現像処理部通過後、水洗処
理槽にて中手方向にわたりて伸びているブラシーローラ
３１によって擦りながら、３５°Ｃで１０秒間水洗した
こと以外は実施例１と全く同様に処理を行った。実施例
１と同様２０００枚の前記２８版を処理したが、２ｏｏ
ｏ枚目の平版印刷版においても印刷時の汚れの発生等は
見られず、また、ガム液もほとんど疲労していなかった
。

（実施例３） 厚さ０．２４　ｍの砂目立てしたアルミニウム板を硫酸
中で陽極酸化し、１−５９／ｍの酸化皮膜全つくり、よ
く洗浄した後、珪酸ナトリウム水溶液に浸漬し、充分水
洗後、乾燥し、下記組成の感光液を塗布した。

乾燥後の塗布量は、１．８　ｇ／ｍであった。

このようにして得られ九ネガ型ＰＳ版を８００　ｍＸ！
００３ｍｍの大きさに裁断したものを多数枚用意し、こ
れらに透明陰画を通して８０　ｃｍの距離から２ＫＷの
メタルハライドランプを用いて５０秒間露光し友。

一方、下記の組成の現像濃縮液を１０　ｌ調製し、現像
液槽１０に入れ、稀釈水槽１１には、水道水がフロート
弁によりてＩＯｌ’を保って入るようにした０ 現像液 次に、矛１図に示す自動現像機を用いて、前記露光済み
の２８版の処理を行った。

また、循環水洗槽２１に水を１５１仕込み、最後のガム
液槽２６に下記組成の不感脂化処理液全１５１仕込んだ
。

不感脂化液 前記露光済みのＰＳ版′に６００響−の速度で、搬送方
向の長でか１００−であるように搬送し、前記現像液と
水をｌ：３の比率で混合した現像液ｋ　１分間当り１５
０ｄの吐出量で供給しながら、回転と同時に、中手方向
に移動する移動式回転ブラシ１５゜１５′によって擦り
、４０秒間現像処理した。次いで、水洗部にて、中手方
向に移動する移動式ブラシ２４によって擦υながら、２
０℃、１０秒間水洗しｆｃ後に、ガム引き部３にてガム
引き金行った。

なお、ガム引き部３によシネ感脂化処理場れた処理済平
版印刷版は熱風Ｖこより乾燥した。また、現像処理液、
循環水洗水および不感脂化処理液は循環再使用した。こ
のような処理条件で１６００枚の感光性平版印刷板金処
理したが、１６００枚目の平版印刷版においても印刷時
の汚れの発生等は見られなかった。ま友、不感脂化処理
液もほとんど疲労していなかった。

（比較例１−１） 実施例３で用いた自動現像機において、循環水洗槽を取
り除き、実施例３と同様の処理を行った。

すなわち、現像処理槽通過後、ただちに不感脂化処理を
行りた。このようにして５００枚の前記２８版を処理し
、最初の１枚目と５００枚目の平版印刷版で印刷テスト
１−行ったところ、５００枚目のものには非画像部に地
汚れが生じた。ま念、不感脂化処理液の中には、かなり
の量の現像処理液および少量の樹脂が溶は込んでおり、
結果的に不感脂化処理液はかなり疲労しており、使用に
耐え得る状態ではなかった。

（比較例３−２） 実施例３で用いた自現機において、水洗部に設けられて
いる移動式ブラシ２４を取り除含、実施例３と同様の処
理を行った。すなわち現像部通過後、水洗部にてシャワ
ーにより水洗した後に、ガム引き部でガム引きを行っ九
８００枚の２８版を処理した時点で、ガム液はほとんど
疲労していないにも拘らず印刷時、非画像部において斑
点状に汚れが生じた。

（実施例４） 実施例１において、リンス液・ガム液槽２６に下記組成
のリンス液８１を入れた以外は、実施例１と同様の操作
を行った。

（リンス液組成） こうし念処理条件で実施例１と同一のＰｓ版を２０００
枚処理したが、２０００枚目の平版印刷版におても印刷
時の汚れの発生等は見られなかった。また、リンス液も
ほとんど疲労してぃなかった。

〔発明の効果〕

本発明により、比較的小量の現１象液及び循環する水洗
水を用いて高品質の平版印刷板金安定に得ることがでさ
た。ま之、併用する不感脂化液等の能力低下を大幅に改
善することが可能となったっ

【図面の簡単な説明】

之・１図及び才２図は本発明にかかる処理装置の例の概
要断面図である。 １・・・・・・現像部、２・・・・・・水洗部、３・・
・・・・リンス処理・ガム引き部、４，５．６・・・・
・・搬送ローラ対、７，８．９・・・・・・スクイズロ
ーラ対、１０・・・・・・現像液槽、１１・・・・・・
・・・稀釈水槽、１２．１３・・・・・・定量ポンプ、
１４．１４’、２４・・・・・・回転ブラシ、２１・・
・・・・水洗水槽、２６・・・・・・リンス液・ガム液
槽、２２．２７・・・・・・ポンプ、３１・・・・・ブ
ラシローラ。 出願人　　小西六写真工業株式会社 第２図 手続補正書 昭和６１年７月１８日

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）自動現像機を用いて、感光性平版印刷版を自動的
   に搬送現像処理する感光性平版印刷版の処理方法におい
   て、処理される感光性平版印刷版１枚毎に、水を主たる
   溶媒とする実質的に未使用のアルカリ性現像液を前記感
   光性平版印刷版面に供給し、現像促進操作を付加して現
   像した後、循環使用される水洗水を用い、水洗促進操作
   を付加して水洗することを特徴とする感光性平版印刷版
   の処理方法。
2. （２）感光性平版印刷版を自動的に搬送現像処理する感
   光性平版印刷版の処理装置において、処理される感光性
   平版印刷版１枚毎に、水を主たる溶媒とする実質的に未
   使用のアルカリ性現像液を前記感光性平版印刷版面に供
   給する手段と、現像促進手段を有する現像処理部と、循
   環使用される水洗水を供給する水洗水供給手段を有する
   水洗処理部と、感光性平版印刷版を前記各処理部を順次
   通過せしめる搬送手段とを有することを特徴とする感光
   性平版印刷版の処理装置。