JPS6236672A - 感光性平版印刷版の処理方法 - Google Patents

感光性平版印刷版の処理方法

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JPS6236672A
JPS6236672A JP17606885A JP17606885A JPS6236672A JP S6236672 A JPS6236672 A JP S6236672A JP 17606885 A JP17606885 A JP 17606885A JP 17606885 A JP17606885 A JP 17606885A JP S6236672 A JPS6236672 A JP S6236672A
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JP
Japan
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plate
positive
negative
developing
plates
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Pending
Application number
JP17606885A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Nakai
英之 中井
Masabumi Uehara
正文 上原
Minoru Kiyono
清野 実
Atsuo Komeno
米野 淳夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
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Publication of JPS6236672A publication Critical patent/JPS6236672A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/26Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
    • G03F7/30Imagewise removal using liquid means
    • G03F7/3042Imagewise removal using liquid means from printing plates transported horizontally through the processing stations
    • G03F7/3078Processing different kinds of plates, e.g. negative and positive plates, in the same machine

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は感光性平版印刷版の処理°方法に関し、より詳
しくはネガ型23版及び/又はポジ型28版の現像工程
の後に水洗工程を含まない平版印刷版の飢TM″#辻じ
聞ナス− 〔従来の技術〕 1台の自動現像機を用いてネガ型感光性平版印刷版(以
下単にネガ型23版という)及びポジ型感光性平版印刷
版(以下単にポジ型28版という)を処理しようとする
と18版の型に応じてその都度現像液の交換を行うこと
が必要となり、作業の能率が著しく低下するという問題
が生ずる。この対策として実開昭54−151401号
公報にはネガ型PS版用現像液及びポジ型PS版用現像
液をそれぞれ専用の貯蔵槽に貯蔵し、18版の現像処理
の際その18版に対応する現像液を供給して現像し、゛
現像後水洗して印刷版を得る方法が開示されている。
しかしながら、現像後水洗いを行うことは水の浪費につ
ながり、また排水による環境汚染の問題等もあって好ま
しいものではない。
水洗工程を省いた現像処理としては特開昭54−800
2号公報に18版を現像処理した後直ちに不感脂化処理
する方法が開示されている。この方法では現像ゾーンを
通過してきた18版に不感脂化処理液をノズルから供給
しているが、余分の液は回収して循環再使用するためP
S版に付着した現像液等が不感脂化処理液中に除々に持
ち込まれた液を疲労させるため、不感脂化処理液をしば
しば交換しなければならなかった。
又、特開昭55−115045号公報には28版の現像
処理後水洗することなく直ちに界面活性剤を含む水溶液
で処理する方法が開示されている。しかしながらこの方
法も前述の無水洗で不感脂化処理を行う方法と同様18
版に付着して持ち込まれる現像液などのため、界面活性
剤を含む溶液の疲労が著しく頻繁な液交換が必要であっ
た。
ネガ、ポジ両タイプのPS版を並行的に処理することが
でき、かつ水洗処理を伴わない28版の処理方法は従来
例がなくその開発は実用上極めて望ましいものであるが
、本発明者等の検討によれば前記の二つの方法の組み合
わせた新規な方法、即ちネガ用、ポジ用の現像液をそれ
ぞれ別個の貯蔵槽に貯蔵し現像処理待処理する28版の
型に応じて供給して現像処理を行い、続いて水洗するこ
となくそのまま界面活性剤溶液による処理を試みたが、
この場合どちらか一方のPS版を単独に処理した場合に
比べ界面活性剤を含む溶液の疲労が著しく増大し液の交
換を頻繁に行わなければならないことが明らかになった
。またこうして得られた印刷版にガム引きを行った場合
、非画像部の不感脂性が不十分となって地汚れが出やす
くなって品質の良いものは得られなかった。
本発明の目的は同一の自動現像機を用いてネガ、ポジ両
型のPS版を並行的に処理することができ、かつ廃水を
生じる事のないPS版の処理方法を提供することにある
本発明の他の目的はネガ1.ポジ両型28版を良好な状
態で不感脂化処理し、画像部の感脂性を低下させること
なく非画像部に十分な不感脂性を与えることのできるP
S版の処理方法を提供することにある。
また本発明の他の目的は界面活性剤溶液の交換にまつわ
る作業の煩雑性を改善した28版の処理方法を提供する
ことある。
[問題点を解決するなめの手段] 本発明者等は前記の問題点を解決すべくfl、意研究の
結果自動現像機な用いてネガ型感光性平版印刷版及び/
またはポジ型感光性平版印刷版を自動的に搬送し、該自
動現像機の現像ゾーンにおいて、処理される感光性平版
印刷版の型に応じて、それぞれ別個の現像液貯薫槽に貯
えられ循環使用されるネガ型、又はボッ型感光性平版印
刷版m専用現像液を感光性平版印刷版面上に供給して現
像処理し、次いで該版面に未使用の界面活性剤を含む水
m液を供給して処理することを特徴とする感光性平版印
刷版の処理方法によって前記の目的を達成し得ることを
見出だした。
以下本発明を具体的に説明する。
本発、明において対象とされるPS版は、光照射によっ
て溶解性の変化すΣ感光層が支持体上に塗布されている
もの、または電子写真方式等によって画像様レジスト層
を設は得る溶解性層が支持体上に設けられているもので
ある。
前記のPS版に使用される支持体としては、紙、プラス
チックス(例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
スチレンなど)ラミネート紙、アルミニウム(アルミニ
ウム合金も含む)、亜鉛、銅などのような金属の板、二
酢酸セルロース、三酢酸セルロース、プロピオン酸セル
ロース、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンポ
リプロピレン、ポリカーボネート、ポリビニルアセター
ルなどのようなプラスチックスのフィルム、上記のごと
き金属がラミネートもしくは蒸着された紙もしくはプラ
スチックフィルム、アルミニウムもしくはクロームメッ
キが施された鋼販などがあげられ、これらのうち特に、
アルミニウムおよびアルミニウム被覆された複合支持体
が好ましい。
また、アルミニウム材の表面は、保水性を高め、感光層
との密着性を向上させる目的で粗面化処理されているこ
とが望ましい。
粗面化方法としては、一般に公知のブラシ研磨法、ボー
ル研磨法、電解エツチング、化学的エツチング、液体ホ
ーニング、サンドブラスト等の方法及びこれらの組合せ
があげられ、好ましくはブラシ研磨法、電解エツチング
、化学的エッチングおよび液体ホーニングがあげられ、
これらのうちで、特に電解エツチングの使用を含む粗面
イヒ方法が好ましい。
また、電解エツチングの際に用いられる電解浴としては
、酸、アルカリまたはそれらの塩を含む水溶液あるいは
有機溶剤を含む水性溶液が用いられ、これらのうちで特
に塩酸、硝酸またはそれらの塩を含む電解液が好ましい
さらに、粗面化処理の施されたアルミニウム板は、必要
に応じて酸またはアルカリの水溶液にてデスマット処理
される。
こうして得られたアルミニウム板は、陽極酸化処理され
ることが望ましく、特に好ましくは、硫酸またはリン酸
を含む溶で処理する方法があげられる。
またさらに必要に応じて、封孔処理、その他律化ジルコ
ニウム酸カリウム水溶液への浸漬などによる表面処理を
行うことができる。
本発明に使用されるPS版の感光性組成物は必須成分と
して感光性物質を含んでお、す、感光性物質として、露
光またはその後の現像処理により、その物理的、化学的
性質が変化するもので、例えば露光により現像液に対す
る溶解性に差が生じる乙の、露光の前後で分子間の接着
力に差が生じるもの、露光またはその後の現像処理によ
り水および油に対する親和性に差が生じるもの、更に電
子写真方式により画像部を形成できるもの等が使用でき
る。
感光性物質の代表的なものとしては、例えば感光性ジア
ゾ化合物、感光性アジド化合物、エチレン性不飽和二重
結合を有する化合物、酸触媒で重合を起こすエポキシ化
合物、酸で分解するC−0−C−基を有する化合物等が
あげられる。
感光性ジアゾ化合物としては、露光によりアルカリ可溶
性に変化するポジ型のものとして0−キノンジアジド化
合物、露光により溶解性が減少するネガ皇のらのとして
芳8族ジアゾニウl、塩等があげられる。
0−キノンジアジド化合物の具体例としては、例えば特
開昭47−5303号、同4g−63802号、同48
−H303号。
同49−38701号、同56−10.14号、同56
−1045号、特公昭41−11222号、同43−2
8403号、同45−9610号、同49−17481
号の各公報、米国特許第2,797.2H号同第3,0
46,120号、同3.1118,210号、同3,4
54,400号。
同3,544,323号、同3,573,917号、同
第3,674,495号。
同第3,785,825号、英国特許第1.277.6
02号、同第1.251,345号、同第1,267.
005号、同第1,329,888号、同第1,330
,932号、ドイツ特許第854.890号などの各明
細書中に記載されているものをあげることができ、これ
らの化合物を単独あるいは組合せて感光成分として用い
たPS版に対して本発明を好ましく適用することができ
る。
これらの感光成分には芳香族ヒドロキシ化合物の0−キ
ノンジアジドスルホン酸エステルまたはO−キノンジア
ジドカルボン酸エステル、および芳香族アミノ化合物の
0−キノンジアジドスルホン酸または0−キノンジアジ
ドカルボン酸アミドが包含され、また、これら0−キノ
ンジアジド化合物を単独で使用したもの、およびアルカ
リ可溶性樹脂と混合し、この混合物を感光層として設け
たものが包含される。
アルカリ可溶性樹脂には、ノボラック型フェノール樹脂
が含まれ、具体的には、フェノールホルムアルデヒド樹
脂、クレゾールホルムアルデヒド樹脂フェノールクレ°
ゾール混合ホルムアルデヒド樹脂、クレゾールキシレノ
ール混合ホルムアルデヒド樹脂などが含まれる。
更に特開昭50−125806号公報に記載されている
様に、上記のようなフェノール樹脂と共に、ヒープチル
フェノールホルムアルデヒド樹脂のような炭素数3〜8
のアルキル基で置換されたフェノールまたはクレゾール
とホルムアルデヒドとの縮合物とを併用したものも適用
できる。
0−キノンジアジド化合物を感光成分とする感光層には
、必要に応じて更に染料、可塑剤、プリントアウト性能
を与える成分などの添加剤を加えることができる。
O−キノンジアジド化合物を感光成分とする感光層の単
位面積当たりの量は少なくとも約0.5〜7g/m″の
範囲について本発明を適用できる。
本発明の方法を適用する゛ポジ型PS版の画像露光は特
に変える必要はなく常法に従えばよい。
ネガ型感光層の感光成分の代表的なものはジアゾ化合物
であり、例え、ば、ジアゾニウム塩及び/又はp−ジア
ゾフェニルアミンとホルムアルデヒドとの縮合物である
ジアゾ樹脂、特公昭52−7364号公報に記載されて
いるp−ジアゾジフェニルアミンのフェノール塩または
フルオロカプリン酸塩等、特公昭49−48001号公
報に記載されている3−メドキシジフエニルアミン−4
−ジアゾニウムクロライドと4−ニトロジフェニルアミ
ンとホルムアルデヒドとの共重縮合物の有機溶媒可溶性
塩からなるジアゾ樹脂、p−ジアゾジフェニルアミンと
ホルムアルデルヒトとの縮合物の2−メトキシ−4−ヒ
ドロキシ−5ベンゾイルベンゼンスルホン酸塩、p−ジ
アゾジフェニルアミンとホルムアルデヒドとの縮合物の
テトラフルオロホウ酸塩、ヘキサフルオロリン酸塩等が
挙げられる。
これらを感光成分とするネガ型28版に対しても本発明
を好ましく適用できる。
これらのジアゾ化合物を単独で使用したもののほかに感
光層の物性を向上させるため、種々の樹脂と混合しても
ちいたものに対しても本発明を適用できる。
かかる樹脂としては、シェラツク、ポリビニルアルコー
ルの誘導体等のほか特開昭50−118802号公報中
に記載されている側鎖にアルコール性水酸基を有す、る
共重合体、特開昭55−155355号公報中に記載さ
れているフェノール性水酸基を側鎖に持つ共重合体が挙
げられる。
これらの樹脂には下記一般式で示される構造単位を少な
くとも50重量%を含む共重合体、一般式      
R。
−(CIlt −C)− COO−(C1l、Cll0)−nllR2 (式中、R2は水素原子またはメチル基を示し、Reは
水素原子、メチル基、エチル基またはクロルメチル基を
示し、nは1−10の整数である。)及び、芳香族水酸
基を有する単量体単位を1〜80モル%、ならびにアク
リル酸エステル及び/又はメタクリル酸エステル単量単
位を5〜90モル%有し、10〜200の酸価を持つ高
分子化合物が包含される。
本発明の処理方法が適用されるネガ型28版の感光層に
は更に、染料、可塑剤、プリントアウト性能を与える成
分等の添加量を加えることができる。
上記感光層の単位面積当たりの量は少なくとも0.1〜
7g/ ta″の範囲について本発明を適用できる。
本発明の処理方法で処理するネガ型28版の画像露光は
特に変える必要はなく常法に従えばよい。
本発明に用いられる現像液としては水系アルカリ現像液
が好ましく、水系アルカリ現像液のうちジアゾ化合物等
を感光性物質としたネガ型11s版に対しては、アルカ
リ剤、有機溶剤、アニオン型界面活性剤、亜硫酸塩等で
水を溶媒として含ませたものが用いられる。
アルカリ剤としては、ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウ
ム、水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、第三リン酸ナ
トリウム、第ニリン酸ナトリウム、第三リン酸カリウム
、第ニリン酸カリウム、第三リン酸アンモニウム、第ニ
リン酸アンモニウム、メタケイ酸ナトリウム、重炭酸ナ
トリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸アンモ
ニウムなどのような無機アルカリ剤、モノ、ジ、又はト
リエタノールアミン及び水酸化テトラアルキルアンモニ
ウムのような有機アルカリ剤及び有機珪酸アンモニウム
等が有用である。
アルカリ剤の現像液組成物中における含有量は0.05
〜20″ff1mパーセントの範囲で用いるのが好適で
あり、より好ましくは0.1〜10重量パーセントであ
る。。
有機溶剤としてはエチレン、グリコールモノフェニルエ
ーテル、ベンジルアルコール、n−プロピルアルコール
等が有用である。
有機溶剤の現像液組成物中における含有量としては0.
5〜15重量パーセントが好適であり、より好ましい範
囲としては1〜5重量パーセントである。
アニオン型界面活性剤としては、高級アルコール(Ca
−Co)硫酸エステル塩類[例えば、ラウリルアルコー
ルサルフ、エートのナトリウム塩 オ、り、チルアルコ
ールサルフェートのナトリウム塩、ラウリルフルフール
サル7ヱートのアンモニウム塩、「Teepol D−
81J(商品名・シェル化学製)、第二ナトリウムアル
キルサルフェートなど11皿肪族アルコールリン酸エス
テル塩類(例えば、七チルアルコールリン酸エステルの
ナトリウム塩など)、アルキルアリールスルホン酸塩類
(例えば、ドデシルベンゼンスルホン酸のナトリウム塩
イソプロピルナフタレンスルホン酸のナトリウム塩、シ
ナフタリンジスルホン酸のナトリウム塩、メタニトロベ
ン、ゼンスルホン酸のナトリウム塩など)、アルキルア
ミドのスルホン酸塩類 (例えば、C+ y11iicONclI*cIIzs
O−Haなど)、二塩基昆 性脂肪酸エステルのスルホン酸塩Xl′l(例えば、ナ
トリウムスルホフハク酸ジオクチルエステル、ナトリウ
ムスルホコハク酸ジヘキシル玉ステルなど)がある、こ
れらの中で特にスルホン酸塩類が好適に用いられる。
亜硫酸塩としては、水溶液で水°不溶性ジアゾIHリン
酸アンモニウム、第ニリン酸アンモニウム、メタケイ酸
ナトリウム、重炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、炭酸アンモニウムなどのような無機アルカリ
剤、モノ、ジ、又はトリエタノールアミン及び水酸化テ
トラアルキルアンモニウムのような有機アルカリ剤及び
有機珪酸アンモニウム等が有用である。
アルカリ剤の現像液組成物中における含有量は0.05
〜20ii量パーセントの範囲で用いるのが好適であり
、より好ましくは0.1〜10重量パーセントである。
有機溶剤としてはエチレングリコールモノフェニルエー
テル、ベンジルアルコール、n−プロピルアルコール等
が有用である。
有機溶剤の現像液組成物中における含有量としては0.
5〜15重量パーセントが好適であり、より好ましい範
囲としては1〜5重量パーセントである。
アニオン型界面活性剤としては、高級アルコール(CO
〜C0)硫酸エステル塩類[例えば、ラウリルアルコー
ルサルフェートのナトリウム塩 オフジヒドロキシエチ
ルベタイン等のアニオン又は両性界面活性剤、米国特許
第4g749zo号明細書記載enテ’rラメチルデシ
ンジオール等の非イオン性界面活性剤、特開昭55−9
5946号公報記載のp−ジノチルアミノメチルポリス
チレンのメチルクロライに’4級化物等のカチオエック
ポリマー、特開昭56−142528号公報記載のビニ
ルベンジルトリメチルアンモニウムクロライドとアクリ
ル酸ソーダの共重合体等の両性高分子′Ki解質、特開
昭57−1り2952号公報記載の亜硫酸ソーダ等の還
元性無機塩、特開昭58−59444号公報記載の塩化
リチウム等の無機リチウム化合物、特公昭50−344
42号公報記載の安息香酸リチウム等の有機リチウム化
合物、urn’i昭59−75255号公報記載のSi
%Ti等を含む有成金属界面活性斉ヴ、特開昭59−8
4241号公報記載の育成はう素化合物、ヨーロッパ特
許第101010号明#!古記載のテトラアルキルアン
モニウムオキサイド等の4級アンモニウム塩、ベンジル
アルコールエチレングリコールモノ7ヱニルエーテル等
の有機溶剤等があげられる。
上記のような現像液で、画像露光されたPS版を現像す
る方法としては、従来公知の種々の方法が可能である。
具体、的には画像露光されたPS版の感光層に対して多
数のノズルから現像液を噴射する方法、現像液で湿潤さ
れたスポンジでPS版の感光層ヲ拭う方法、PS版の感
光層の表面に現像液をローラーで塗布する方法などが挙
げられる。
又このようにしてPS版の感光層に現像液が施された後
、感光層の表面をブラシなどで軽く擦ることもできる。
現像条件は上記の現像方法に応じて適宜決定すればよい
現像液は、前述したネガ用現像液及びポジ用現像液を自
動現像機内の各々の経路を循環させて循環再使用する。
この時、PS版の現像処理は、ネガ型16版及びポジ型
PS版共に自動現像機の共通の現像処理槽を使用して行
なわれる。
具体的にはネガ用現像液及びポジ用現像液を各々専用の
現像液貯蔵槽に貯蔵し、現像処理するPS版がネガ型1
6版の場合には共通の現像処理ゾーンヘネガ用現像液を
供給し、ポジ型PS版の場合には共通の現像処理槽ヘボ
ジ用現像液を供給する。
使用された現像液の回収経図には切換弁を設はネガ用、
ポジ用の現像液はそれぞれ元の貯蔵槽に還流するように
すればよい。
前記のような処理工程の例としては例えば、実開昭54
−151401号広報に記載の方法が挙げられる。
本発明においては処理するPS版の型に応じて現像液を
切換えるためPS版の品種を識別する必要がある。
現像処理するPS版の品種の識別法には人為的に行なう
方法あるいは自動的に行なう方法・がある。
人為的に行なう方法には例えばボタン操作署こより識別
する方法が挙げられる。
自動的に行う方法には、例えば、光学的に感光層の光学
的濃度を測定し識別する方法、あるいは、感光層の分光
吸収を測定する方法、あるいは、電気的に感光層のイン
ピーダンスを測定する方法、あるいは磁気カードなどの
メモリ素子に記憶させ−た信号を読み取らせる方法、あ
るいはバーコードに記憶させた信号を読み取らせる方法
などが挙げられる。
またさらにこれらのPS版の現像処理あるいは空気中の
炭酸ガスの吸収などによる現像液の疲労に応じて現像補
充液を補゛充してもよい。
現像補充液は従来公知の種々のもの、現像補充液補充方
法は従来公知の種々の方法が可能である。
このようにして現像されて得られた平版印刷版はスクィ
ーズして、版面上の現像液の量が少なくなる様にされる
ことが好ましく、スクィーズされた後に残存する平版印
刷版の版面上の現像液の爪は101(2/l”以下であ
ることが好ましい。
このようにして得られた平版印刷版は、次に界面活性剤
を含む水溶液で処理される。
本発明における上記界面活性剤溶液には界面活性剤を有
する各種の公知化合物を使用することができる。
例えば、ポリオキシJ、チレンγルキル」、−チル類、
ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類、ポリ
オキシエチレンポリスチルフェニルエーテル、ポリオキ
シエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、グ
リセリン脂肪酸部分エステル類、ソルビタン脂肪酸部分
エステル類、ペンタエリスリトール脂肪酸部分工、ステ
ル類、プロピレングリコールモノ脂肪酸エステル、しよ
糖脂肪酸部分エステル、ポリオキシエチレンソルビタン
脂肪酸部分エステル類、ポリオキシエチレンソルビトー
ル脂肪酸部分エステル類、ポリエチレングリコール脂肪
酸エステル類、ポリグリセリン脂肪酸部分エステル類、
ポリオキシエチレン化ひまし油類、ポリオキシエチレン
グリセリン脂肪酸部分エステル類、脂肪酸ジェタノール
アミド類、N 、N−ビス−2−ヒドロキシアルキルア
ミン類、ポリオキシエチレンアルキルアミン、トリエタ
ノールアミン脂肪酸エステル、トリアルキルアミンオキ
シドなどの非イオン性界面活性剤、脂肪酸塩類、アビチ
ェン酸塩類、ヒドロキシアルカンスルホン酸塩類、アル
カンスルホン酸塩類、ジアルキルスルホこはく酸エステ
ル塩類、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩類、分岐鎖
アルキルベンゼンスルホン酸塩類、アルキルナフタレン
スルホン酸塩類、アルキルフェノキシポリオキシエチレ
ンプロピルスルポン酸塩類、ポリオキシエチレンアルキ
ルスルホフェニルエーテル塩類、N−メチル−N−オレ
イルタウリンナトリウム類、N−アルキルスルホこはく
酸モノアミドニナトリウム塩類、石油スルホン酸塩類、
硫酸化ひまし油、硫酸化牛脚油、脂肪酸アルキルエステ
ルの硫酸エステル塩類、アルキル硫酸エステル塩類、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩類、
脂肪酸モノグリセリド硫酸エステル塩類、ポリオキシエ
チレンアルキルフェニルエーテル硫酸エステル塩類、ポ
リオキシエチレンスチリルフェニルエーテル硫酸エステ
ル塩類、アルキルりん酸エステル塩類、ポリオキシエチ
レンアルキルエーテルりん酸エステル塩類、ポリオキシ
エチレンアルキルフェニルエーテルりん酸エステル塩類
、スチレン−無水マレイン酸共重合物の部分けん化物類
、オレフィン−無水マレイン酸共重合物の部分けん化物
類、ナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物類などの
アニオン性界面活性剤、アルキルアミン塩類、第四級ア
ンモニウム塩類、ポリオキシエチレンアルキルアミン塩
類、ポリエチレンポリアミン誘導体などのカチオン性界
面活性剤、カルボキシベタイン類、アミノカルボン酸類
、スルホベタイン類、アミノ硫酸エステル類、イミダシ
リン類などの両性界面活性剤があげられる。
以上挙げた界面活性剤の中でポリオキシエチレンとある
ものは、ポリオキシメチレン、ポリオキシプロピレン、
ポリオキシブチレンなどのポリオキシアルキレンに続み
替えることもでき、それらの界面活性剤もまた包含され
る、以下の説明においても同様である。
これらの内、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、
ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類、ポリ
オキシエチレンポリスチリルフェニルエーテル類、ポリ
オキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル
類、グリセリン脂肪酸部分エステル類、ソルビタン脂肪
酸部分エステル類、ペンタエリスリトール脂肪酸部分エ
ステル類、プロピレングリコールモノ脂肪酸エステル類
、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸部分エステル類
、ポリオキシエチレンクリセリン脂肪酸部分エステル類
、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル類、ポリオキ
シエチレン化ひまし油、ジアルキルスルホこはく酸塩類
、アルキルベンゼンスルホン酸塩類、アルキルナフタレ
ンスルホン酸塩類、アルキル硫酸エステル塩類、脂肪酸
塩類、アルキルりん酸エステル塩類、ナフタレンスルホ
ン酸塩ホルマリン縮合物、ポリオキシエチレンアルキル
硫酸エステル塩類、ポリオキシエチレンアルキルアミン
塩類、アルキルアミン、塩類、第四級アンモニウム塩類
は平版印刷版の画像部の感脂性の低下を抑える傾向もあ
るので好ましく、その中でもポリオキシエチレンアルキ
ルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンポリスチリ
ルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル類、グリセリン脂肪酸部分エステル類、ソルビタ
ン脂肪酸部分エステル、類、ポリオキシエチレンソルビ
タン脂肪酸部分ニス、チル類、ペンタエリスリトール脂
肪酸部分エステル類、プロピレングリコールモノ脂肪酸
エステル類、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル類
、ジアルキルスルホこはく酸エステル塩類、アルキル硫
酸エステル塩類、アルキルベンゼンスルホン酸塩類は特
に好ましい。
最も好ましいものは分散力の強いアルキルベンゼンスル
ホン酸塩類及びジアルキルスルホこはく酸エステル塩類
である。
上記の界面活性剤は、単独もしくは2種以上を組み合わ
せて使用することができ、水溶液中に約0.1重量%か
ら約20重量%、より好ましくは0.5重量%から10
重量%の範囲で使用される。
本発明における界面活性剤を含む水溶液のpi(は1〜
12が好ましい。
また28版の現像液がアルカリ性である場合には、現像
された28版上に残存する現像液を中和する能力、ある
いは残存する現像液のI) T−1を°低下させるよう
な能力を界面活性剤を含む水溶液に付与させておくこと
が好ましい。
このような能力は、界面活性剤を含む水溶液に、更に酸
及び/あるいは緩衝剤を含有させておくことにより付与
させることができる。
かかる酸および緩衝剤に使用し得る好ましい化合物とし
ては、モリブデン酸、硼酸、硝酸、硫酸、燐酸、ボ、り
燐酸などの無機酸、酢酸、修酸、酒石酸、安息香酸、こ
はく酸、(えん酸、りんご酸、乳酸、p−トルエンスル
ホン酸などの水溶性有機酸等の酸とその塩があげられる
より好ましい塩は水溶性アルカリ金属塩およびアンモニ
ウム塩であり、具体的には、例えば酢酸アンモニウム、
酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、モリブデン酸ナトリウ
ム、モリブデン酸カリウム、硼酸ナトリウム、硼酸アン
モニウム、硝酸リチウム、硝酸ナトリウム、硝酸カリウ
ム、第一燐酸ナトリウム、第二燐酸ナトリウム、第三燐
酸ナトリウム、第一燐酸カリウム、第二燐酸カリウム、
第三燐酸カリウム、第三燐酸アンモニウム、ポリ燐酸ナ
トリウムなどを挙げることができる。
かかる酸と水溶性塩はそれぞれ単独または二種以上組み
合わせて使用するこ、とができる。
該界面活性剤を含む水溶液のより好ましいpHは2〜8
である。最も好ましいpHは2.5〜6.5であり、こ
の場合に平版印刷版の非画像部の不感脂化性能がより高
いものとなる。
該水溶液中に含有させる酸と塩の添加量は特に限定され
ないが、該水溶液の総重量に対し酸と塩の総量で約10
重量%以下であることが好ましい。より好ましくは0.
01〜6重量%の範囲で使用される。
本発明における界面活性剤を含む水溶液には更にソルビ
ン酸、p−オキシ安息香酸エチルなどの防腐剤、防黴剤
、没食子酸プロピル、2.6−ジー【−ブチル−4−エ
チルフェノール、2.6−ジーt−ブチル−4−メチル
フェノールなどの酸化防止剤を含有させておくことがで
きる。
これらの保存料としての防腐剤、防黴剤、酸化防止剤は
少量添加することにより、該水溶液の保存による変質等
を防止することができるが、好ましい添加量は0.00
1〜5重量%である。
本発明における界面活性剤を含む水溶液には、親油性物
質を含有させておくことが好ましい。これに上り、平版
印刷版の画像部がより高い感脂性を示すようになり、現
像インク盛りが容易になるばかりでなく、該水溶液によ
る処理の後、版面保護剤処理を行なう場合は、画像部の
感脂性の低下を強く抑えることができる。
好ましい現油性物質には、例えばオレイン酸、ラウリン
酸、吉草酸、ノニル酸、カプリン酸、ミスチリン酸、バ
ルミチン酸などのような炭素数が5〜25有機カルボン
酸、ひまし油などが含まれる。
これらの親油性物質は単独もしくは2以上組み合わせて
使用することができる。
本発明における界面活性剤を含有する水溶液中に含ませ
る親油性物質は、その総重量に対してo、oos重量%
から約toiffn%、より好ましくは0.05〜5 
Tffffi%ノ1ilt[lTIテアル。
本発明の処理方法においては、現像処理の終った28版
は前記のような界面活性剤を含む水溶液によって処理さ
れるが、その際各PS版ごとに未使用の界面活性剤を含
む水溶液(以下単に界面活性剤溶液ともいう)が版面に
供給される。
各版ごとに未使用の界面活性剤溶液が使mされるため、
その効果は一定且適正であり、常に良好な印刷版を得る
ことができる。、使用液の界面活性剤溶液は回収して廃
液処理を行えばよく従来のように絶えず液の疲労に注意
し、随時その交換を好うという煩雑な作業は不要である
ここで未使用の界面活性剤を含む水溶液とは平版印刷版
の処理に使用していない該水溶液のことをいう。
未使用の界面活性剤を含む水溶液を25版上に供給する
際、未使用の液と共に一度使用した界面活性剤tB液を
未・使用液の効果を減殺しない範囲内において一部並行
して供給してもよい、供給する界面活性剤?8液の一部
に一度使用した液を使用する方法には、例えば界面活性
剤溶液を供給するノズルが複数ある場合、ある特定のノ
ズルからは未使用の液を供給し、残りの特定のノズルか
らは一度使用した液を供給する方法などが挙げられるが
、平版印刷版上に供給する界面活性剤溶液のすべてに、
未使用の液を使用することが最も好出しい。
平版印刷版上に、界面活性剤溶液を供給する方法には例
えば、ノズルやシャワーパイプなどから液を噴射あるい
は滴下する方法、前記溶液によりて湿潤されたスポンジ
などで平版印刷版の版面を拭う方法、平版印刷版の版面
に界面活性剤溶液をローラーなどで塗布する方法、細、
い間隙に溶液をためておきその中に平版印刷版を通過さ
せることにより供給する方法、界面活性剤溶液を供給す
る部材に表面張力により平伏に垂れ下がる溶液に平版印
刷版を接触させ供給する方法、あるいは筒状の物に溶液
を貯めておき、該筒状の物の側面に細い間隙を作りその
間隙に平版印刷版を通過させることにより供給する方法
などが挙げられる。
また前記界面活性剤を含む水溶液の供給方法は、1つの
方法のみを用いてもよいし、2つ以上の方法を組み合わ
せてもよい。
また前記供給手段により供給した界面活性剤溶液が版面
上で不均一な状態の時には、均一になるような手段を設
けてやることもできる。具体的には例えば平版印刷版の
移送方向に向かって、漸時平版印刷版移送路に近接する
溶液拡散板を設け、平版印刷版上にノズルなどから供給
された溶液が延伸されるようにする手段などが挙げられ
る。
該拡散板は桑軟なシート状物でも、硬質な板状物でもよ
い。
また、このようにして平版印刷版の版面に界面活性剤を
含む水溶液を供給した後、あるいはlJ%給しながら平
版印刷版の版面を擦り部材などで軽く擦ることが好まし
い。
擦り部材で擦る具体的方法には例えばローラ状の擦り部
材を回転することにより擦る方法、あるいは平板状の擦
り部材を回転することにより擦る方法、あるいは平板状
の擦り部材を前後および/あるいは左右に移動させるこ
とにより擦る方法あるいはローラ状の擦り部材あるいは
平板状の擦り部材を回転しながら前後および/あるいは
左右に移動させることにより擦る方法などが挙げられる
尚これらの擦り部材は複数個組み合わせて使用しても良
い。これらの擦り部材に°はブラシあるいはスポンジあ
るいは布などを一例として挙げることができる。
また前記の界面活性剤を含む水溶液を供給する手段と擦
り部材とは一体化されても良い。例えば擦り部材が円盤
状のブラシであり、溶液供給手段がノズルである場合、
円盤状ブラシの回転軸の中心にノズルを設置することも
できる。
また本発明においては、ネガ型平版印刷版およびポジ平
版印刷版に対して共通の界面活性剤を含む水溶液を供給
してもよいし、各々専用の界面活性剤を含む水溶液を供
給してもよい。
ネガ型平版印刷版およびポジ型平版印刷版に対する最良
の界面活性剤水溶液が異なる場合は、各々専用の界面活
性剤水溶液を対応する版に供給することが好ましい。
前記手段により供給する界面活性剤水溶液の量は平版印
刷版の大きさや種類にかかわらず処理のたびに常に一定
の量を、あるいは処理する平版印刷版の面積に対応する
量を、あるいは処理する平版印刷版の長手あるいは中手
の長さに比例する量を用いる。
前述した界面活性剤溶液の量は1版あたり10m(2/
版〜looom12/版の範囲が好ましく、より好まし
くは20m12/版〜200md/版の範囲である。
また本発明における処理方法によって得られた平版印刷
版は、現像インク盛り、加筆または消去に代表される修
正、ガム引きなどの種々の工程に供することができ、し
かもこれらのいづれの工程をも、何ら支障なく行なうこ
とができる。
以下実施例で本発明を更に具体的に説明する。
〔実施例〕
ナフトキノン1.2−ジアジド−5−スルホニルクロラ
イドとレゾルシン−ベンズアルデヒド樹脂とのエステル
化合物(特開昭56−1044号公報の実施例−1に記
載のもの)3重量部、クレゾールノボラック樹脂、9重
量部およびビクトリア・ピュア・ブルー・B OH(保
土谷化学化学工業株式会社製染料)0.12重量部をメ
チルセロソルブ100重量部に溶解し感光液を調製した
。厚さ 0.24mの砂目立てしたアルミニウム板を硫
酸中で陽極酸化し、約2.2g/m”の酸化皮膜をつく
り、よく洗浄した後乾燥し、その上に上記感光液を塗布
乾燥し約2.8g/111の感光層を有するポジ型28
版を得た。また、パラヒドロキシフニニルメタクリルア
ミド、アクリロニトリル、エチルアクリレート、及びメ
タアクリル酸の共重合体(モル比は上記の順に8.5 
: 24 : 60.5 : 7)       5.
0重量部P−ジアゾジフェニルアミンとパラホルムアル
デヒドの縮合物のヘキサフルオロリン酸塩0.5重量部 ビクトリアビニアープルーB OH(保土ケ谷化学工業
株式会社製          0.1重量部をメチル
セロソルブ100重量部に溶解調製した感光液を用意し
た。
次に厚さ0.24mmの砂目立てしたアルミニウム板を
硫酸中で陽極酸化し、約2g/m”の酸化皮膜をつくり
、よく洗浄した後、珪酸ナトリウム水溶液に浸漬し、充
分水洗後、乾燥することにより得られた、支持体上に上
記組成の感光液を塗布乾燥し、約2.0g/n+”の感
光層を有するネガ型PS版を得た。
このようにして得られたポジ型28版およびネガ型PS
版を1003X 800mmの大きさに裁断したものを
多数枚用意した。
次にポジ型28版を透明陽画全通して80cmの距離か
ら2KWのメタルハライドランプを用いて70秒間露光
した。またネガ型88版には透明陰画を通して同じ条件
□で40秒間露光した。
一方ボジ型PS版用現像液および現像補充液として、ケ
イ酸カリウム水溶液(S、joy含量26重量%、K、
O含量13重量%)、水酸化カリウム水溶液(48重量
%水溶液)および純水を用いてSin、とに、Oとのモ
ル比率((stow ) /(KtO) )が1.78
でに、Oのモル濃度が3.90モル/Qの現像液および
ケイ酸分とカリウムのモル比率(Stow/ KtO)
が0.89、K、Oのモル濃度が7.80モル/Qの現
像補充液を調製した。
さらに、ネガ型PS版用現像液としては以下の組成のも
のを用意した。
「エチレングリコールモノフェニルエーテルL水   
           937重量部又さらに第1図に
示す自動現像機を用意した。
第1図においてIは現像処理槽、2は搬送ローラ、3は
絞りローラ、4は受はローラ、5はブラシローラ、6は
ポジ用現像液貯蔵槽、6′はポジ用現像補充液用貯蔵槽
、7はポジ用シャワーパイプ、8はポジ用ポンプ、8′
はポジ用現像補充液用ポンプ、9はネガ用現像液貯蔵槽
、IOはネガ用シャワーパイプ、11はネガ用ポンプ、
12は流路切換弁である。13は界面活性剤溶液処理槽
、14ブラシ受台、15は円盤状のブラシで回転しなが
ら中手方向に移動する。16は廃液貯蔵槽、17および
19は界面活性剤溶液を供給するポンプ、18および2
0は界面活性剤溶液を貯蔵する貯蔵槽である。
21は処理するPS版の品種を識別する光反射センサー
であり、22はその品種情報によりポンプの作動および
流路切換弁の制御をする制御装置である。
実施例 I 前記ネガ用現像液およびポジ用現像液を前記自動現像機
の対応する現像液貯蔵槽にそれぞれ30Qづつ仕込み、
また前記現像補充液を現像補充液貯蔵槽に3012仕込
んだ。また下記組成の処理液(A)を貯蔵槽18に15
12仕込んだ。
「ジー(2−エチルヘキシル)スルホこはく酸し水  
             100重量部また、さらに
下記組成の処理液(B)を貯蔵槽20に15Q仕込んだ
「ポリオキシエチレンセチルエーテル(IILB=13
)し水                100重量部
また現像液の温度はネガ用およびポジ用共に25℃に保
ち、現像時間は40秒になるようにした。
またポジ用現像補充液は1版の現像処理の度毎に25r
a(!補充し、現像処理とは無関係に1時間につき35
m&の割合で補充するようにした。
処理液(A)はポジ型平版印刷版の処理に用い、処理液
(B)はネガ型平版印刷版の処理に用いた。
また処理液(A)および(B)とも1版の処理の度毎に
80m12を平版印刷版の版面上に供給するようにした
。これらのネガ用あるいはポジ用の現像液、処理液(A
)あるいは(B)の選択は、光反射センサー21の品種
情報をもとに制御装置22で行なうようにした。さらに
制御装置22で現像液供給ポンプ8.11、処理液供給
ポンプ17.19、現像補充液用ポンプ8′の作動の制
御および切換弁12の切換えの制御を行なうようにした
このようにして、前記露光済みのネガ型88版およびポ
ジ型28版を順不同で150版っづ合計300版処理し
た。但し50.100.150.200.250.30
0版目にはポジ型ps版を処理し、49.99.149
.199.249.299版目にはネガ型88版を処理
するようにした。
こ°れらの50版目ごとに処理したネガ型平版印刷版お
よびポジ型平版印刷版には下記組成のガム液でガム引き
をした。
「アラビアガム           6重量部し  
              3重量部このようにして
得られた合計12版の平版印刷版を印刷機にかけて印刷
したところ画像部のインク着肉性はよく、12版ともす
べて20枚以内で完全にインクが紙に転写された。
また非画像部の不感脂化作用を損なうことがなく、地汚
れは全く生じず、優れた印刷物を得ることができた。
実施例 2 処理液(B)のみを°用いて実施例1と同様に処理した
。すなわち処理するPS版がネガ型あるいはポジ型であ
るにかかわらず、貯蔵槽20に仕込んだ処理液(B)の
みを平版印刷版の版面に供給するようにした。供給量や
その他の条件をすべて実施例1と同様にしてネガ型18
版およびポジ型28版を順不同で150版づつ合計30
0版処理し、実施例1と同様にガム引きし、印刷機にか
けたところ、実施例1と同様の結果が得られた。
比較例 第゛1図に示した自動現像機の界面活性剤を含む水溶液
での処理部に用いた装置の代わりに、第2図に示した処
理装置を付設した自動原現像機を用いて実施例2と同様
に処理した。第2図において23は界面活性剤を含む水
溶液での処理槽、24は界面活性剤を含む水溶液を貯蔵
する槽である。
第2図に示した処理装置は処理液を循環再使用するもの
であり、版面上への供給はシャワーlくイブにより行わ
れる。また処理液の供給量は1012/n+inで行っ
た。このようにして実施例2で用いた処理液(B)を処
理液貯蔵槽24に2512に仕込んだ。
現像処理部および現像処理条件は実施例2と同様このよ
うにして実施例2と同様にネガ型18版およびポジ型2
8版を順不同で100版づつ合計200版処理し実施例
2と同様にガム引きした。その後、200版目に処理し
たポジ型平版印刷版を印刷機にかけて印刷したところ非
画像部に地汚れが生じ使用に耐えないものとなった。
〔発明の効果〕
本発明の方法により、同一の現像機によって水洗水を用
いることなくネガ、ポジ両型のPS版を任意に混合処理
し、高品質の平版印刷版を安定して作成し得ることとな
った。
【図面の簡単な説明】
第1図は前記本発明の実施例に用いた自動現像機の概要
図である。 第2図は比較例に用いた自動現像機の不感脂化処理部の
概略図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 自動現像機を用いて、ネガ型感光性平版印刷版および/
    またはポジ型感光性平版印刷版を自動的に搬送し、該自
    動現像機の同一現像ゾーンにおいて、処理される感光性
    平版印刷の型に応じて、それぞれ別個の現像液貯蔵槽に
    貯えられた循環使用されるネガ型、又はポジ型感光性平
    版印刷版用専用現像液を感光性平版印刷版面に供給して
    現像処理し、次いで該版面に未使用の界面活性剤を含む
    水溶液を供給して処理することを特徴とする感光性平版
    印刷版の処理方法。
JP17606885A 1985-08-10 1985-08-10 感光性平版印刷版の処理方法 Pending JPS6236672A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03146952A (ja) * 1989-11-02 1991-06-21 Konica Corp 感光性平版印刷版の処理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03146952A (ja) * 1989-11-02 1991-06-21 Konica Corp 感光性平版印刷版の処理方法

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