JPS62131263A - 感光性平版印刷版の現像液組成物及び現像方法 - Google Patents

感光性平版印刷版の現像液組成物及び現像方法

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Publication number
JPS62131263A
JPS62131263A JP27283185A JP27283185A JPS62131263A JP S62131263 A JPS62131263 A JP S62131263A JP 27283185 A JP27283185 A JP 27283185A JP 27283185 A JP27283185 A JP 27283185A JP S62131263 A JPS62131263 A JP S62131263A
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JP
Japan
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lithographic printing
printing plate
alkaline
photosensitive lithographic
negative
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Pending
Application number
JP27283185A
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English (en)
Inventor
Akira Nogami
野上 彰
Masabumi Uehara
正文 上原
Minoru Kiyono
清野 実
Mieji Nakano
中野 巳恵治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Publication of JPS62131263A publication Critical patent/JPS62131263A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/26Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
    • G03F7/30Imagewise removal using liquid means
    • G03F7/32Liquid compositions therefor, e.g. developers
    • G03F7/322Aqueous alkaline compositions

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野ン 本発明は感光性平版印刷版の現像液組成物及び現像方法
に関し、詳しくはネガ型及びポジ型の該印刷版に対する
汎用現像液組成物及び該組成物による現像方法に関する
(従来技術) 従来、ネガ型感光性平版印刷版とポジ型感光性平版印刷
版とでは、現像液の組成が異なり、それぞれの現像液で
のみ、好適に現像が可能であった。
かりに、専用現像液でない現像液を用いて、現像がでさ
たとしても、十分な性能を有する平版印刷版は得られず
、ネガ型感光性平版印刷版とポジ型感光性平版印刷版を
同一処方の現像液で共通処理することは実質的にはでき
ないのが現状であった。
一方、特開昭6Q−64351号には、一台の自動現像
機でネガ型感光性平版印刷版とポジ型感光性平版印刷版
を共に現像処理する共通現像方法が記載されている。し
かし、この技術はそれぞれの専用現像液を並べた別の現
像浴に入れて、ネガ型感光性平版印刷版用の現像とポジ
型感光性平版印刷版用の現像を連続して行なうものであ
り、同一処方の現像液で現像するものではない。
従って、それぞれの専用現像液を使用するので、液管理
が面倒であり、安定した現像を長時間荷なうのが困難で
ある。
従ってネガ型及びポジ型両用で長時間安定現像のできる
現像液が望まれていたが、その実用化は困難とされてい
た。
(発明の目的) 本発明の第1の目的はネガ型感光性平版印刷版とポジ型
感光性平版印刷版を共に処理できる共通現像液組成物を
提供することにある。
更に本発明の第2の目的は、該共通現像液組成物でネガ
型平版印刷版及びポジ型平版印刷版を処理する現像方法
を提供することにある。
本発明の第3の目的は、陽極酸化したアルミニウム支持
体表面の変質を防いで、ネガ型及びポジ型平版印刷版を
良好に現像処理する現像液組成物及び現像方法を提供す
ることである。
本発明の第4の目的は一台の自動現像機でネガ型とポジ
型感光性平版印刷版を安定して、1浴で共通現像処理す
る方法を提供することにある。
(発明の構成) 本発明の第1及び第3の目的は、アルカリ剤、亜硫酸塩
、及び周期律表第■a族、第■ra族及び第IIIb族
から選ばれる少なくとも1皿の元素を含む水またはアル
カリ水溶液に可溶な化合物を含有することを特徴とする
感光性平版印刷版用現像液組成物によって達成され、ま
た、本発明の第2、第3及び第4の目的は、上記の現像
液組成物を用いて、陽極酸化したアルミニウム支持体上
ニ画像形成層を設けたネガ型及びポジ型感光性平版印刷
版をpH11,5〜14.0の範囲において共通して処
理することを特徴とする感光性平版印刷版の現像方法に
よって達成される。
共通現像を行なう場合、比較的高いpH(pH11,5
以上)の現像液を用いて処理することが考えられるが、
高pHで共通現像する際に2つの問題を生じた。ひとつ
は、ネガ型感光性平版印刷版を高pHで現像したものは
印刷時に汚れを生じやす(なる問題であり、もうひとつ
は高pHではアルミニウム支持体表面が腐食するという
問題である。
本発明者らは、特定の現像液組成を有する現像液を高p
H範囲で現像を行なった場合にアルミニウム支持体表面
の腐食が少なく、かつネガ型感光性平版印刷版における
印刷時の汚れの問題が解消し、ネガ型およびポジ型の両
者を好適に共通現像できることを見い出した。
すなわち、アルカリ剤、亜硫酸塩及び周期律表第IIa
、第ma又は第IIIb族の元素を含む水またはアルカ
リ水溶液に可溶な化合物を少なくともひとつ含有する現
像液組成物を用い、pH11,5〜14.0の範囲にお
いて現像処理する方法である。
本発明の現像液組成物及び現像方法はpH11,5から
pH14,0の範囲で好適に働(。さらにpH12,0
からpH13,5の範囲では特に有効である。
pHが11.5よりも低いとポジ型感光性平版印刷版の
現像性が低下し、細部の再現が悪(なり、pH14,0
を超えるとネガ型感光性平版印刷版の現像後にインキを
付けたときK、非1iis部にインキ汚れを生じやすく
なり、ポジ型感光性平版では画像部が現像時に膨潤ない
しは溶解し、膜ペリしたり、画像部の膜はがれを起こし
やすくなる。また、アルミニウム表面が腐食される。
本発明の現像液組成物は感光性平版印刷版の現像に用い
る現像液、並びに稀釈、pH調整のような加工を施して
該現像液になる組成物を包含する。
本発明の現像組成物に用いるアルカリ剤としては、珪酸
ナトリウム、珪酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化
リチウム、第三リン酸ナトリウム、第ニリン酸ナトリウ
ム、第三リン酸カリウム、第ニリン酸カリウム、第三リ
ン酸アンモニウム、第ニリン酸アンモニウム、メタ珪酸
ナトリウム、重炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、炭酸アンモニウムなどのような無機アルカリ
剤、モノ−、ジーまたはトリエタノールアミンおよび水
酸化テトラアルキルアンモニアのような有機アルカリ剤
および有機珪酸アンモニウム等が有用である。これらの
中で、珪酸塩アルカリが現像安定良(、最も好ましい。
アルカリ剤の現像液組成物中における含有量は0.05
〜20重情%の範囲で用いるのが好適であり、より好ま
しくは0.1〜10M量%である。
本発明の現像組成物に用いる亜硫酸塩は、水溶液で水不
溶性ジアゾ樹脂を溶解する働きを有し、特に疎水性樹脂
と組合せた感光層から成る平版印刷版の現像において、
製造後長期間経時した版材でも汚れのない印刷版を作る
作用効果に関与する。
亜硫酸塩としては、ナトリウム、カリウム、リチウムの
如きアルカリ金属およびマグネシウムの如きアルカリ土
類金属の塩等が有用である。
亜硫酸塩の現像液組成物中における含有量は0.1〜5
重量%の範囲で用いるのが好適であり、より好ましくは
0.3〜2重量%の範囲である。
本発明の現像組成物に用いる周期律表第1’Ja、第T
TIa又は第mb族の元素を含む水またはアルカリ水溶
液に可溶な化合物としては、ハロゲン化物、硫酸塩、硝
酸塩、蟻酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩、マレイン酸塩
、乳酸塩、レブリン酸塩、マロン酸塩、アジピン酸塩、
フマル酸塩、酸化物、水酸化物などがあり、カルシウム
、ストロンチウム、バリウム又はホウ素の水溶性または
アルカリ可溶性の化合物が特に有利であり、その具体例
としては、塩化バリウム、塩化ストロンチウム、水酸化
バリウム、水酸化ストロンチウム、酸化バリウム、酸化
ホウ素、ホウ酸ナトリウム、水酸化カルシウムなどがあ
る。
上記化合物の溶解性を高めるために、溶液に相当する陽
イオンと一緒に5又は6員環を有するキレート化合物を
形成することができる錯形成剤を本発明の現像液組成物
に加えることもできる。したがって錯形成剤の存在下で
水またはアルカリ水溶液に可溶であってもよい。適当な
錯形成剤は、ヒドロキシカルボン酸、アミノカルボン酸
、エノル化可能なポリカルボニル化合物、ヒドロキシル
基又はカルボキシル基を含有する窒素化合物及びフェノ
ールである。
周期律表第IIa、第1’IIa又は第IIIb族の元
素を含む水またはアルカリ水溶液に可溶な化合物の現像
液組成物中における含有量は0.001〜5Jtt%、
好ましくは0.01〜1重量%である。
また、本発明の現像液組成物にはアニオン界面活性剤や
有機溶剤を添加するといっそう現像性が向上し、両者を
併用すると更に現像性が向上して迅速現像が可能になる
とともに、現像可能な感光性平版印刷版の種類を広(選
択することが可能になる。
アニオン型界面活性剤としては、高級アルコール(C,
〜C2□)硫酸エステル塩類〔例えば、ラウリルアルコ
ールサルフェートのナトリウム塩、オクチルアルコール
サルフェートのナトリウム塩、ラウリルアルコールサル
フェートのアンモニウム塩、「ティボールB−81J(
商品名、シェル化学製)、第二ナトリウムアルキルサル
フェートなど〕、脂肪族アルコールリン酸エステル塩類
(例えば、セチルアルコールリン酸エステルのナトリウ
ム塩など)、アルキルアリールスルボン酸塩類(例えば
、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩、インプロ
ピルナフタレンスルホン酸のナトリウム塩、シナフタレ
ンジスルホン酸のナトリウム塩、メタニトロベンゼンス
ルホン酸のナトリウム塩など)、アルキルアミドのスル
ホン酸塩16 (仔+I +げC,7113,C0NC
H2CH2CH2SO3Naなど)、二塩基性脂肪酸C
H。
エステルのスルホン酸塩類(例えば、ナトリウムスルホ
コハク酸ジオクチルエステル、ナトリウムスルホコハク
酸ジヘキシルエステルなト)がある。
これらの中で特にアルキルナフタレンスルホン酸塩類カ
好適に用いられる。アルキルナフタレンスルホン酸塩類
の中ではモノ、ジ又はトリインプロピルナフタレンスル
ホン酸ナトリウム、モノ、ジ又はトリブチルナフタレン
スルホン酸ナトリウム等が特に有効である。アニオン界
面活性剤の添加は0.5〜10重量%が効果的である。
一方、有機溶剤としては、エタノール、プロパツール、
ブタノール、アミルアルコール等のアルコール類、アセ
トン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、
シクロヘキサノンのようなケトン類、エチレングリコー
ルモノメチルエーテル、フロピレンゲリコール、ジエチ
レングリコール等のグリコール類等があるが、特に20
’Cにお(・て水に対する溶解度が1o ia t%以
下の有機溶剤が好マシ(、ベンジルアルコール、エチレ
ンクリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコー
ルモノベンジルエーテル等が有効である。有機溶剤の添
加は比較的少量で効果があり、0,1〜5重量%の範囲
が適当であり、好ましくは0.3〜2重量%である。
また、本発明の現像液組成物には更に現像性能を高める
ために以下のような添加剤を加えることができる。例え
ば、特開昭58−75152号記載のNaC1、KCl
 、 KBr等の中性塩、特開昭58−190952号
記載のEDTA 、 NTA等のキレート剤、特開昭5
9−121336号記載の(Co (NH3)6 〕C
11等の錯体、特開昭50−51324号記載のアルキ
ルナフタレンスルホン酸ナトリウム、N−テトラゾフル
ーN、N−ジヒドロキシエチルベタイン等のアニオンま
たは両性界面活性剤、米国特許4,374゜920号記
載のテトラメチルデシンジオール等の非イオン性界面活
性剤、特開昭55−95946号記載のp−ジメチルア
ミノメチルポリスチレンのメチルクロライド4級化物等
のカチオニノクボリマー、特開昭56−142528号
記載のビニルベンジルトリメチルアンモニウムクロライ
ドとアクリル酸ソーダの共重合体等の両性高分子電解質
、特開昭57−192952号記載の亜硫酸ソーダ等の
還元性無機塩、特開昭58−5944=i号記載の塩化
リチウム化合物、特公昭50−34442号記載の安息
香酸リチウム等の有機リチウム化合物、特開昭59−7
5255号記載のSi、Ti等を含む有機金属界面活性
剤、特開昭59−84241号記載の有機硼素化合物、
ヨーロッパ特許101010号記載のテトラアルキルア
ンモニウムオキサイド等の4級アンモニウム塩が挙げら
れる。
本発明における感光性平版印刷版は感光性組成物は必須
成分として感光性物質を含んでおり、感光性物質として
露光またはその後の現像処理により、その物理的、化学
的性質が変化するもので、例えば露光により現像液に対
する溶解性に差が生じるもの、露光の前後で分子間の接
着力に差が生じるもの、露光またはその後の現像処理に
より水および油に対する親和性に差が生じるものがある
更に別の感光性平版印刷版としては電子写真方式により
画像部を形成できるもの、また特開昭55−16664
5号に記載されている多層構成のもの等が適用できる。
感光性物質の代表的なものとしては、例えば感光性ジア
ゾ化合物、感光性アンド化合物、エチレン性不飽和二重
結合を有する化合物、酸触媒で重合を起こすエボキ7化
合物、酸で分解するC −O−C−基を有する化合物等
が挙げられる。
露光によりアルカリ可溶性に変化する代表的なポジ型の
ものとして◎−キノンジアジド化合物や酸分解性のエー
テル化合物、エステル化合物が挙げられる。露光により
溶解性が減少するネガ型のものとして芳香族ジアゾニウ
ム塩等が挙げられる。
0−キノンジアジド化合物の具体例としては。
例えば特開昭47−5303号、同ll 8−6380
2号、同48−63803号、同=19−38701号
、同56−1044号、同56−1045号、特公昭4
1−11222号、同43−28403号、同45−9
610号、同49−17481号、米国特許2,797
,213号、同3゜046.120号、同3,188,
210号、同3,454゜400号、同3,544,3
23号、同3,573,917号、同3,674.49
5号、同3,785,825号、英国特許1,227,
602号、同1,251.3・15号、同1.267.
005号、同1,329,888号、同1゜330.9
32号、ドイツ特許854.890号、特開昭60−3
7549号、同60−10247号、四60−3625
号などに記載されているものを挙げることができ、これ
らの化合物を単独あるいは組合せて感光成分として用い
た感光性平版印刷版に対して少なくとも本発明を好まし
く適用することができる。
これらの感光成分には芳香族ヒドロキシ化合物の0−キ
ノンジアジドスルホン酸エステルマタは0−キノンジア
ジドカルボン酸エステルおヨヒ芳香族アミン化合物の0
−キノンジアンドスルホン酸または0−キノンジアジド
カルボン酸アミドが包含され、また、これら0−キノン
ジアジド化合物を単独で使用したもの、およびアルカリ
’of溶註樹脂と混合し、この混合物を感光層として設
けたものが包含される。
アルカリ可溶比圏脂には、ノボラック型フェノール樹脂
が含まれ、具体的にはフェノールホルムアルテヒl’ 
(flt il旨、クレゾールホルムアルデヒド脂、フ
ェノールクレゾール混合ホルムアルデヒド樹脂、クレゾ
ールキシレノール混合ホルムアルデヒド樹脂などが含ま
れる。更に特開昭50−125806号に記載されてい
るように、上記のようなフェノール樹脂と共に、t−ブ
チルフェノールホルムアルデヒド樹脂のような炭素数3
〜8のアルキル基で置換されたフェノールまたはクレゾ
ールとホルムアルデヒドとの縮合物とを併用したものも
適用できる。
0−キノンジアンド化合物を感光成分とする感光層には
、必要に応じて更に染料、可塑剤、プリントアウト性能
を与える成分などの添加剤を加えることができる。
0−キノンジアジド化合物を感光成分とする感光層の単
位面積当りの量は好ましくは約0.5〜70 /rrt
の範囲について本発明を適用できる。
本発明の方法を適用するポジ型感光性平版印判版の画像
露光は特に変える必要はなく常法に従えばよし・。
ネガ型感光層の感光成分の代表的なものはジアゾ化合物
であり、例えばジアゾニウム塩および/またはp−ジア
ゾフェニルアミンとホルムアルデヒドとの縮合物である
ジアゾ樹脂、特公昭52−7 3 G =1号に記載さ
れているp−ジアゾジフェニルアミンのフェノール塩ま
たはフルオロカプリン酸塩等、特公昭49−48001
号に記dあされてり・る3−メドキシジフエニルアミン
−4−ジアゾニウムクロライドと4−ニトロジフェニル
アミンとホルムアルデヒドとの共重縮合物の有機溶媒可
溶性塩からなるジアゾ樹脂、p−ジアゾジフェニルアミ
ンとホルムアルデヒドとの縮合物の2−メトキシ−4−
ヒドロキシ−5−ベンゾイルベンゼンスルホン酸塩、p
−ジアゾジフェニルアミンとホルムアルデヒドとの縮合
物のテトラフルオロホウ酸塩、ヘキサフルオロリン酸塩
等が挙げられる。これらを感光成分とするネガ型感光性
平版印刷版に対して少なくとも本発明を好ましく適用で
きる。
これらのジアゾ化合物を単独で使用したもののほかに感
光層の物性を向にさせるため、種々の樹脂と混合して用
いたものに対しても本発明を適用できる。かかる樹脂と
しては、シェラツク、ポリビニルアルコールの誘導体等
のほか% [”−Fl昭50−118802号中に記載
されて〜・る側鎖にアルコール性水酸基を有する共重合
体、特開昭55155355号中に記載されているフェ
ノール性水酸基を側鎖に持つ共重合体が挙げられる。
これらの樹脂には下記一般式で示される構造単位を少な
くとも50重量%含む共重合体、一般式      R
1 (−CH□−Cす ■ Coo (− Cl12CI(O ) nH(式中、R
,は水素原子またはメチル基を示し、R2は水素原子、
メチル基、エチル基またはクロルメチル基を示し、nは
1〜10の整数である。)および芳香族性水酸基を有す
る単量体単位を1〜80モル%、ならびにアクリル酸エ
ステルおよヒ/マタはメタクリル酸エステル単量体単位
を5〜90モル%有し、10〜200の酸価な持つ高分
子化合物が包含される。
本発明が適用されるネガ型感光性平版印刷版の感光層に
は、更に染料、可塑剤、プリントアウト性能を与える成
分等の添加量を加えることができる。
上記感光層の単位面積当りの蛍は少なくとも0、1〜7
.!7/m”の範囲について本発明を適用できる。
前記の感光性平版印刷版に使用される支持体としては、
紙、プラスチック(例えばポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレンなど)ラミネート紙、アルミニウム(
アルミニウム合金も含む)、亜鉛、銅などのような金属
の板、二酢酸セルロース、 三酢酸セルロース、フロピ
オン酸セルロース、ポリエチレンテレフタレート、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリビ
ニルアセタールなどのようなプラスチックのフィルム、
上記の如き金属がラミネートもしくは蒸着された紙もし
くはプラスチックフィルム、アルミニウムもしくはクロ
ームメッキが施された鋼板などが挙げられ、これらのう
ち特にアルミニウムおよびアルミニウム被覆された複合
支持体が好ましい。
また、アルミニウム材の表面は、保水性を高め感光層と
密着性を向上させる目的で粗面化処理されていることが
望ましい。
粗面化方法としては、一般に公知のブラシ研磨法、ボー
ル研磨法、電解エツチング、化学的エツチング、液体ホ
ーニング、サンドブラスト等の方法およびこれらの組合
せが挙げられ、好ましくはブラシ研磨法、電解エツチン
グ、化学的エツチングおよび液体ホーニングが挙げられ
、これらのうちで特に電解エツチングの使用を含む粗面
化方法が好ましい。また、電解エツチングの際に用いら
れる電解浴としては、酸、アルカリまたはそれらの塩を
含む水溶液あるいは有機溶剤を含む水性溶液が用いられ
、これらのうちで特に塩酸、硝酸またはそれらの塩を含
む電解液が好ましい。さらに粗面化処理の施されたアル
ミニウム板は、必要に応じて酸またはアルカリの水溶液
にてデスマット処理される。こうして得られたアルミニ
ウム板は陽極酸化処理されることが望ましく、特に好ま
しくは、硫酸またはリン酸を含む浴で処理する方法が挙
げられる。また、さらに必要に応じて封孔処理、その信
仰化ジルコニウム酸カリウム水溶液への浸漬などによる
表面処理を行うことができる。
また、本発明の現像方法による現像処理工程後、現像停
止処理工程(停止処理液は使い捨て方式や循環使用の方
式を含む)、不感脂化処理工程の各々個々の処理工程、
現像停止処理工程とそれに引継ぐ不感脂化処理工程、現
像処理工程と不感脂化処理と組合せた処理工程、或いは
現像停止処理工程と不感脂化処理工程とを組合せた例え
ば特開昭5=1−8002号公報の処理工程等を含んで
いてもよい。
(実施例) 以下、具体的実施例により本発明を更に詳細に説明する
が、本発明はこれらにより限定されるものではない。
実施例1 厚さ0.24mmのアルミニウム板を加%リン酸ソーダ
水溶液に浸漬して脱脂し、これを0.2N塩酸浴中で3
A/7rjの電流密度で電解研磨したのち、硫酸浴中で
陽極酸化し、平版印刷版に用いるアルミニウム板を作成
した。陽極酸化量は2 g / mであった。次に、こ
のアルミニウム版−ヒに次の感光液Aを塗布して、ネガ
型感光性平版印刷版を、感光′tLBを塗布してポジ型
感光性平版印刷版を得た。
塗布は回転塗布機により行ない、100℃で4分間乾燥
した。塗布膜厚重量はどちらの版も2.5g/m”であ
った。
感光液A ・N−(4−ヒドロキシフェニル)メタクリルアミド:
アクリロニトリル二エチルアクリレート:メタクリル酸
=27:33:41:6(重量比)の共重合体(酸価8
0)           ・・・・・・5.0g・p
−ジアソシフェニルアミンのバラポルムアルSL+に′
蛛Δ&ハへ屯4ト1!言、ふ門11 ・ノ続1ξ°−・
・−−一へ−n・ジュリマ−ACIOL  (商品名、
日本紬薬(掬裂、アクリル酸ポリマー)      ・
・・・・・0.05g、酒石酸           
  ・・・・・・0.05 .7・ビクトリアピュアブ
ルーBOH(商品名、採土ケ谷化学工業■製、染料) 
   ・・・・・・0.1g・ノボランク樹脂(pp−
3121) (群栄化学■製)        ・・・・・・0.1
5g・プルロニックL−64(商品名、旭電化(作製、
界面活性剤)           ・・・・・・0.
005g・メチルセロソルブ        ・・・・
・・100  me感光液B ・ナフトキノン−1,2)−ジアジド−12) −5−
スルホン酸クロライドとレゾルシン−ベンズアルデヒド
樹脂との縮合物   ・・・・・・3.59・m−クレ
ゾールーホルムアルデヒドノボランク樹脂″MP−70
7“(群栄化学工業■製)・・・・・・9g・ナフトキ
ノン−(1,2)−ジアジド−+2) −−1−スルホ
ン酸クロライド     ・・・・・・0.15.!7
・ビク) IJアピュアブルーBOH(商品名、採土ケ
谷化学工業■製、染料)     ・・・・・・0.2
I・メチルセロノルプ        ・・・・・・1
00 .9このようにして得られた版を濃度差0.15
 のステップウェッジを通して2 Kwメタルノ・ライ
ドラングを用いて露光した。その後、下記現像液組成物
〔A〕を用いてさくらPSA−860自動現像機(小西
六写真工業■社製)で現像処理した。なお、現像は27
°C140秒間で行なった。
現像液組成物(A)   pH12,60上記、現像液
組成物〔A〕を用いて、前記のネガ型及びポジ型の感光
性平版印刷版をランダムに多数枚処理したところ、画板
とも良好に現像できた。
この平版印刷版を・・イデルベルグGTO型印刷tfi
に取付け、印刷を行なったところ、汚れのない良好な印
刷物が得られた。また、陽極酸化したアルミニウム表面
の変質も見られなかった。上記現像液組成物CA)から
四ホウ酸塩を除いた組成の現像液組成物で現像した場合
、陽極酸化したアルミニウム表面かや\変質した。また
、上記現像液組成物〔A〕から亜硫酸塩を除いた現像組
成物で現像し・た場合、ネガ型感光性平版印刷版の現像
性が悪(、特に印刷時に汚れを生じた。
実施例2 実施例1で用いたネガ型及びポジ型感光性平版印刷版を
下記CB)〜〔D〕の現像液組成物で実施例1と同様に
露光、現像処理した。
現像液組成物(:B)   pH12,88し・水  
              91.75.!7現像液
組成物〔C)   pH12,51現像液組成物[D]
   pl−(13,0?上記現像液組成物CB〕〜[
D)を用いて処理したところ、ネガ型及びポジ型感光性
平版印刷版を良好にかつ迅速に現像できた。しかも、砂
目表面の変質もなく、その後印刷したものは、汚れので
ない良好なものであった。
〔発明の効果〕
(1)本発明の現像液組成物により、ネガ型感光性平版
印刷版とポジ型感光性平版印刷版をI fffl類の現
像液で共通に現像して良好な現像結果を得ることができ
る。また、本発明の現像液組成物は、必要によりpH調
整を付加するだけで、感光性平版印刷版の支持体表面が
アルミニウムである場合の支持体表面の変質が防止され
る。
(2)本発明の現像方法により、ネガ型感光性平版印刷
版とボン型感光性平版印刷版を1種類の現像液で良好な
現像結果を得ることができ、かつ支持体表面の変質が防
止される。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルカリ剤、亜硫酸塩、及び周期律表第IIa族、
    第IIIa族及び第IIIb族から選ばれる少なくとも1種の
    元素を含む水またはアルカリ水溶液に可溶な化合物を含
    有することを特徴とする感光性平版印刷版用現像液組成
    物。
  2. (2)アルカリ剤、亜硫酸塩、及び周期律表第IIa族、
    第IIIa族及び第IIIb族から選ばれる少なくとも1種の
    元素を含む水またはアルカリ水溶液に可溶な化合物を含
    有する現像液組成物を用いて、陽極酸化したアルミニウ
    ム支持体上に画像形成層を設けたネガ型及びポジ型感光
    性平版印刷版をpH11.5〜14.0の範囲において
    共通して処理することを特徴とする感光性平版印刷版の
    現像方法。
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