JPS6224263A - 感光性平版印刷版の現像方法 - Google Patents

感光性平版印刷版の現像方法

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JPS6224263A
JPS6224263A JP16503585A JP16503585A JPS6224263A JP S6224263 A JPS6224263 A JP S6224263A JP 16503585 A JP16503585 A JP 16503585A JP 16503585 A JP16503585 A JP 16503585A JP S6224263 A JPS6224263 A JP S6224263A
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JP
Japan
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photosensitive lithographic
lithographic printing
printing plate
negative
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JP16503585A
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English (en)
Inventor
Akira Nogami
野上 彰
Masabumi Uehara
正文 上原
Minoru Kiyono
清野 実
Mieji Nakano
中野 巳恵治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/26Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
    • G03F7/30Imagewise removal using liquid means
    • G03F7/32Liquid compositions therefor, e.g. developers
    • G03F7/322Aqueous alkaline compositions

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感光性平版印刷版を現像する方法に関し、更
に詳しくは、ネガ型感光性平版印刷版とポジ型感光性平
版印刷版を共通して現像処理することのできる現像方法
に関するものである。
〔従来の技術及び発明の背景〕
従来、ネガ型感光性平版印刷版とポジ型感光性平版印刷
版とでは現像液の組成が異なり、それぞれの現像液での
み好適に現像が可能であった。かりに専用現像液でない
現像液を用いて現像ができたとしても、十分な性能を有
する平版印刷版は得られず、ネガ型感光性平版印刷版と
ポジ型感光性平版印刷版をひとつの現像液で共通処理で
きるものは実質的には無いのが現状である。
一方、特開昭60−64351号公報には、一台の自動
現像機でネガ型感光性平版印刷版とポジ型感光性平版印
刷版を同時に現像処理する共通現像方法が記載されてい
る。しかし、この技術はそれぞれの専用現像液を並んだ
現像浴に入れて、ネガ型感光性平版印刷版用の現像とポ
ジ型感光性平版印刷版用の現像を連続して行なうもので
一つの現像液で現像するものではなく、2つのそれぞれ
の専・用現像液を併用するもので、液管理がめんどうで
あり、安定した現像を長時間性なうのが困難でおる。
従来、1液でネガ型感光性平版印刷版)、ポジ型感光性
平版印刷版を共通現像できる現像液は一実用化が困難と
されていた。
また一方、感光性平版印刷版の現像処理の迅速化の要望
が強く存在している。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、1液でネガ型感光性平版印刷版とポジ
型感光性平版印刷版を共通して処理して良好な印刷版が
得られる現像方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、一台の自動現像機でネガ型感光性
平版印刷版とポジ型感光性平版印刷版を1浴で現像して
良好な印刷版が得られる現像処理方法を提供することに
ある。
本発明の他の目的はネガ型感光性平版印刷版とポジ型感
光性平版印刷版を迅速に共通現像処理する方法を提供す
ることにある。
〔発明の構成〕
本発明の上記目的は、自動現像機を用いて画像露光され
たネガ型感光性平版印ml1版および/またはポジ型感
光性平版印刷版を自動的に搬送し、現像処理する現像方
法において、PH12,0以上を有するアルカリ性現像
液を用いて、ネガ型感光性平版印刷版およびポジ型感光
性平版印刷版を共通して処理することを特徴とする感光
性平版印刷版の現像方法によって達成される。
以下、本発明について詳述する。
本発明に用いる現像液は水に溶解してアルカリ性を示す
物質(アルカリ剤)を溶質として含有する溶媒が実質的
に水からなる溶液である。ここで、「溶媒が実質的に水
からなる」とは有機溶剤の含有率が5重量%以下である
ことをいう。
アルカリ剤としては、ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウ
ム、水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、第三リン酸ナ
トリウム、第ニリン酸ナトリウム、第三リン酸カリウム
、第ニリン酸カリウム、第三リン酸アンモニウム、第ニ
リン酸アンモニウム、メタケイ酸ナトリウム、重炭酸ナ
トリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸アンモ
ニウムなどのような無機アルカリ剤、モノ−、ジーまた
はトリエタノールアミンおよび水酸化テトラアルキルア
ンモニアのような有機アルカリ剤および有機珪酸アンモ
ニウム等が有用である。これらの中で、ケイ酸塩アルカ
リが現像安定良く、最も好ましい。
アルカリ剤の現像液組成物中における含有量は0.05
〜20重量%の範囲で用いるのが好適であり、より好ま
しくは0.1〜10重量%である。
本発明に用いる現像液はl)Hが12.0以上であって
、PHが12.0より低いとポジ型感光性平版印刷版の
非画線部の溶出が不良となり、またネガ型及びポジ型と
も感光性平版印刷版の処理の迅速化の効果が得られない
従来、ポジ型感光性平版印刷版の現像液はPH12,0
以上が一般的であるが、ネガ型感光性平版印刷版の現像
液ではPI−112,0以上のものは知られていない。
本発明はPH12,0以上の現像液を用いることによっ
て、1種類の現像液でしかも迅速にネガ及びポジ型の感
光性平版印刷を共通に現像しうろことを見出したことに
基くものである。
本発明の好ましい態様として、本発明に用いる現像液が
アニオン型界面活性剤を含有する態様が挙げられる。こ
の態様はネガ型感光性平版印刷版の現像を促進し、良好
な現像をなしうること、及び迅速に共通現像しうる点に
おいて特に有利である。この態様におけるより好ましい
態様はアニオン界面活性剤を現像液に対し0.5〜10
重量%含有する態様である。
本発明の別の好ましい態様として、本発明にお20〜3
00、好ましくは40〜200の重合体を含   ゛け
るネガ型感光性平版印刷版の感光性層が酸価が有する態
様が挙げられる。この態様も迅速に共通現像し得る点に
おいて有利であり、特に有機溶剤   ゛を含有しない
か有機溶剤の含有率の低い現像液において迅速に共通現
像し得る点において有利であことが好ましい。    
               □る。この態様におい
て、上記の重合体の含有率は全感光層重量に対して15
〜95重i%の範囲である現像液に有機溶剤を含有させ
ることは一般に臭気性、引火性、毒性等の点で問題があ
り、できれば避けたいという要望がある。本発明は有機
溶剤    。
t f Kt L ft r”1”1”84゛ル′…1
“が   l実質的に水からなるP I−Iが12.0
以上の現像液を用いるのであるが、上記の酸価を有する
重合体を感光層に含有するネガ型感光性平版印刷版はこ
のような現像液に特に適しており、本発明の現像方法に
有利に適用することができる。
また、本発明に用いるネガ型感光性平版印刷版は、その
感光層にフェノール性水酸基を有する重合体を含有する
こともまた好ましい。この態様は現像処理して得られる
印刷版の印刷適性及びインキ着肉性が優れておシ、本発
明の現像方法を適用して優れた現像処理結果を得ること
ができる。
前記アニオン型界面活性剤としては、高級アルコール(
08〜C2□)硫酸エステル塩類〔例えば、ラウリルア
ルコールサルフェートのナトリウム塩、オクチルアルコ
ールサルフェートのナトリウム塩、ラウリルアルコール
サルフェートのアンモニウム塩、[ティーポールB−8
1J(商品名・シェル化学製)、第二ナトリウムアルキ
ルサルフェートなど〕、脂肪族アルコールリン酸エステ
ル塩類(例えば、セチルアルコールリン酸エステルのナ
トリウム塩など)、アルキルアリールスルホン酸塩類(
例工ば、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩、イ
ンプロピルナフタレンスルホン酸のナトリウム塩、シナ
フタリンジスルホン酸のナトリウム塩、メタニトロベン
ゼンスルホン酸のナトリウム塩など)、アルキルアミド
のスルホン酸塩類(例エバ、017H33CONOH2
0H2SO3Na ナト)、二基H3 基性脂肪酸エステルのスルホン酸塩類(例えば、ナ) 
IJウムスルホコハク酸ジオクチルエステル、ナトリウ
ムスルホコハク酸シヘキシルエステルなど)がある。こ
れらの中で特にスルホン酸塩類が好適に用いられる。
本発明に用いる現像液には更に以下のような添加剤を加
えることができる。例えば、特開昭58−75152号
公報記載のNa(J 、 KOl、 f(Br等の中性
塩、特開昭58−190952号公報記載のEDTA 
NTA等のキレート剤、特開昭59−121336号公
報記載の(Co (NH3)、〕01. CoCl2・
6H20等の錯体、特開昭50−51324号公報記載
のアルキルナフタレンスルホン酸ソーダ、N−テトラデ
シル−N、N−ジヒドロキシエチルベタイン等のアニオ
ンまたは両性界面活性剤、米国特許第4,374,92
0号明細書記載のテトラメチルデシンジオール等の非イ
オン性界面活性剤、特開昭55−95946号公報記載
のp−ジメチルアミノメチルポリスチレンのメチルクロ
ライド4級化物等のカチオニックボリマー、特開昭56
−142528号公報記載のビニルベンジルトリメチル
アンモニウムクロライドとアクリル酸ソーダの共重合体
等の両性高分子電解質、特開昭57−192952号公
報記載の亜硫酸ソーダ弊の環元性無機塩、特開昭58−
59444号公報記載の塩化リチウム等の無機リチウム
化合物、特公昭50−34442号公報記載の安息香酸
リチウム等の有機リチウム化合物、特開昭59−752
55号公報記載のSi、Ti等を含む有機金属界面活性
剤、特開昭59−84241号公報記載の有機硼素化合
物、ヨーロッパ特許第10101’O号明細書記載のテ
トラアルキルアンモニウムオキサイド等の4級アンモニ
ウム塩等が挙げられる。
本発明の方法において用いられる感光性平版印刷版はネ
ガ型1.ポジ型とも本発明に用いる現像液で現像処理で
きるものであり、光照射によって溶解性の変化する感光
層が支持体上に塗布されているもの、または電子写真方
式等によって画像様レジスト層を設は得る溶解性層が支
持体上に設けられているものである。
前記の感光性平版印刷版に使用される支持体としては、
紙、プラスチック(例えばポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレンなど)ラミネート紙、アルミニウム(
アルミニウム合金も含む)、亜鉛、銅などのような金属
の板、二酢酸セルロース、三酢酸セルロース、プロピオ
ン酸セルロース、ポリエチレンテレフタレート、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリビニ
ルアセタールなどのようなプラスチックのフィルム、上
記の如き金属がラミネートもしくは蒸着された紙もしく
はプラスチックフィルム、アルミニウムもしくはクロー
ムメッキが施された銅板などが挙、、6o、。、6.5
−b%。1ki=r:ybL−LU7  1′/l/ 
6 = 6 A□−、、、えよ、□、784□1.。 
  ・jまた、アルミニウム材の表面は、保水性を肖め
感光層との密着性を向上させる目的で粗面化処理されて
いることが望ましい。
粗面化方法としては、一般に公知のブラシ研磨法、ボー
ル研磨法、電解エンチング、化学的エツチング、液体ホ
ーニング、サンドブラスト等の方法およびこれらの組合
せが挙げられ、好ましくはブラシ研磨法、tf%エツチ
ング、化学的エツチングおよび液体ホーニングが挙げら
れ、これらのうちで特に電解エツチングの使用を含む粗
面化方法が好ましい。また、電解エツチングの際に用い
られる電解浴としては、酸、アルカリまたはそれらの塩
を含む水溶液あるいは有機溶剤を含む水性溶液が用いら
れ、これらのうちで特に塩酸、硝酸またはそれらの塩を
含む電解液が好ましい。さらに粗面化処理の施されたア
ルミニウム板は、必要に応じて酸またはアルカリの水溶
液にてデスマット処理される。
こうして得られたアルミニウム板は陽極酸化処理される
ことが望ましく、特に好ましくは、硫酸またはリン酸を
含む浴で処理する方法が挙げられる。また、さらに必要
に応じて封孔処理、その他弗化ジルコニウム酸カリウム
水溶液への浸漬などによる表面処理を行うことができる
本発明に使用される感光性平版印刷版の感光層は必須成
分として感光性物質を含んでおす、感光性物質として露
光またはその後の現像処理により、その物理的、化学的
性質が変化するもので、例えば露光により現像液に対す
る溶解性に差が生じるもの、露光の前後で分子間の接着
力に差が生じるもの、露光またはその後の現像処理によ
り水および油に対する親和性に差が生じるもの、更に電
子写真方式により画像部を形成できるもの、また、特開
昭55−166645号公報に記載されている多層構成
のもの等が使用できる。
感光性物質の代表的な・ものとしては、例えば感光性ジ
アゾ化合物、感光性アジド化合物、エチレン性不飽和二
重結合を有する化合物、酸触媒で重合を起こすエポキシ
化合物、酸で分解する0−0−C−基を有する化合物等
が挙げられる。
露光によりアルカリ可溶性に変化する代表的なポジ型の
ものとしてO−キノンジアジド化合物や酸分解性のエー
テル化合物、エステル化合物が挙げられる。露光により
溶解性が減少するネガ型のものとして芳香族ジアゾニウ
ム塩等が挙げられる。
0−キノンジアジド化合物の具体例としては、例えば特
開昭47−5303号、同48−63802号、同48
−63803号、同49−38701号、同56−10
44号、同56−1045号、特公昭41−11222
号、同43−28403号、同45−9610号、同4
9−17481号の各公報、米国特許第2,797,2
13号、同第3,046,120号、同第3.188,
210号、同第3,454,400号、同第3.544
,323号、同第3,573,917号、同第3,67
4,495号、同第3,785,825号、英国特許第
1,227,602号、同第1,251,345号、同
第1,267,005号、同第1.329,888号、
同第1,33 (’l、!132号、ドイツ特許第85
4.890号、特開昭60−37549号、同60−1
02/17号、同60−3625号などの各明細書中に
記載されているものを挙げることができ、これらの化合
物を単独あるいは組合せて感光成分とじて用いた感光性
平版印刷版に対して少なくとも本発明を好ましく適用す
ることができる。
これらの感光成分には芳香族ヒドロキシ化合物   □
の0−キノンジアジドスルホン酸エステルまたは0−キ
ノンジアジドカルボン酸エステルおよび芳香族アミノ化
合物のO−キノンジアジドスルホン酸または0−キノン
ジアジドカルボン酸アミドが包含され、また、これら0
−キノンジアジド化合物を単独で使用したもの、および
アルカリ可溶性樹脂と混合し、この混合物を感光層とし
て設けた   、1ものが包含される。       
          [ト アルカリ可溶性樹脂には、ノボラック型フェノ   i
;パ −ルが含まれ、具体的にはフェノールホルムアル   
″゛デヒド樹脂クレゾールホルムアルテヒド樹脂、  
  ′フェノールクレゾール混合ホルムアルデヒド樹脂
、クレゾールキシレノール混合ホルムアルデヒド樹公報
に記されているように、上記のようなフェノ   。
脂々どが含まれる。更に特開昭5Q−125806号−
ル樹JIL![に、t−プチルフェノールホルムア  
 。
ルデヒド樹脂のような炭素数3〜8のアルキル基   
1゛で置換されたフェノールまだはクレゾールとホルム
アルデヒドとの縮合物とを併用したものも適用できる。
O−キノンジアジド化合物を感光成分とする感光層には
、必要に応じて更に染料、可塑剤、プリントアウト性能
を与える成分などの添加剤を加えることができる。
0−キノンジアジド化合物を感光成分とする感光層の単
位面積当りの量は少なくとも約0.5〜7g/ m’の
範囲について本発明を適用できる。
本発明の方法を適用するポジ型感光性平版印刷版の画像
露光は特に変える必要はなく常法に従えばよい。
ネガ型感光層の感光成分の代表的なものはジアゾ化合物
であり、例えばジアゾニウム塩および/またはp−ジア
ゾフェニルアミンとホルムアルデヒドとの縮合物である
ジアゾ樹脂、特公昭52−7364号公報に記載されて
いるp−ジアゾジフェニルアミンのフェノール塩または
フルオロカプリン酸塩等、特公昭49−48001号公
報に記載されている3−メトキシジフェニルアミン−1
1−ジアゾニウムクロライドと4−二トロジフェニルア
ミンとホルムアルデヒドとの共重縮合物の有機溶媒可溶
性塩からなるジアゾ樹脂、p−ジアゾジフェニルアミン
とホルムアルデヒドとの縮合物の2−メトキシ−4−ヒ
ドロキシ−5−ベンゾイルベンゼンスルホン酸塩、p−
ジアゾジフェニルアミンとホルムアルデヒドとの縮合物
のテトラフルオロホウ酸塩、ヘキサフルオロリン酸塩等
が挙げられる。これらを感光成分とするネガ型感光性平
版印刷版に対して少なくとも本発明を好ましく適用でき
る。
これらのジアゾ化合物を単独で使用したもののほかに感
光層の物性を向上させるため、種々の樹脂と混合して用
いたものに対しても本発明を適用できる。かかる樹脂と
しては、シェラツク、ポリビニルアルコールの誘導体等
のほか特開昭50−118802号公報中に記載されて
いる側鎖にアルコール性水酸基を有する共重合体、特開
昭55−155355号公報中に記載されているフェノ
ール性水酸基を側鎖に持つ共重合体が挙げられる。
前記本発明の好ましい態様においてネガ型感光性平版印
刷版に用いられる酸価が20〜300(好ましくは40
〜200)の重合体は、主にカルボキシル基を有するモ
ノマー例えばアクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、
無水マレイン酸等のα。
β−不飽和カルボン酸を少なくとも1種と、他のモノマ
ー例えばメタアクリル酸ヒドロキシエチル、N−(4−
ヒドロキシフェニル)メタアクリル酸アミド、(メタ)
アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸ブチル等の(メ
タ)アクリル酸エステル、スチレン、ヒドロキシスチレ
ン、カルボキシスチレン、等の芳香族モノマー、アクリ
ロニトリル、塩化ビニリデン、塩化ビニル等のモノマー
と共重合して得られる重合体が好ましい。
また、前記本発明に用いるネガ型感光性平版印刷版に好
ましく用いられるフェノール性水酸基を有する重合体は
前記ポジ型感光性平版印刷版の感光層に含有することが
できるアルカリ可溶性樹脂として挙げたノボラック樹脂
である。該重合体の含有率は好ましくは全感光層重量の
0.5〜70重量%、特に好ましくは1〜25重量%で
ある。
本発明の現像方法が適用されるネガ型感光性平版印刷版
の感光層には、更に染料、可塑剤、プリントアウト性能
を与える成分等の添加量を加えることができる。
上記感光層の単位面積当υの量は少なくとも0.1〜7
 、!i’ / m’の範囲について本発明を適用でき
る。
また、本発明の現像方法による現像処理工程の後に必要
ならば、現像停止処理工程(停止処理液は使い捨て方式
や循環使用の方式を含む)、不感脂化処理工程、現像停
止処理工程とそれに引継ぐ不感脂化処理工程、或いは現
像停止処理工程と不感脂化処理工程とを組合せた例えば
特開昭54−8002号公報記載の処理工程等を設ける
ことができる。
〔実施例〕
以下、具体的実施例により本発明を更に詳細に説明する
が、本発明はこれらにより限定されるものではない。
実施例1 厚さ0.24 mmのアルミニウム板を20チリン酸ナ
トリウム水溶液に浸漬して脱脂し、これを0.2 N塩
酸浴中で3 A / 771’の電流密度で電解研磨し
たのち、硫酸浴中で陽極酸化した。このとき陽極酸化量
は4 El / m2であった。更にメタケイ酸ナトリ
ウム水溶液で封孔処理し、平版印刷版に用いるアルミニ
ウム板を作成した。次に、このアルミニウム版上に次の
感光液Aを塗布してネガ型感光性平版印刷版を、感光液
Bを塗布してポジ型感光性平版印刷版を得た。塗布は回
転塗布機により行ない、100℃で4分間乾燥した。塗
布膜厚重量はどちらの版も2.59 / m’であった
〔感光液A〕
・N−(4−ヒドロキシフェニル)メタクリルアミド:
アクリロニトリル:エチルアクリレート:メタクリル酸
=27:33:41: 6 (重量比)の共重合体(酸
価80)     ・・・・・・5.09・p−ジアゾ
ジフェニルアミンのバラホルムアルデヒド縮金物のへキ
サフルオロリン酸塩・・・・0.5g ・ジュリマ−AOIOL(商品名、日本純薬(株)製、
アクリル酸重合体)   ・・・・・0.05!!・酒
石酸            ・・・・0.05/・ビ
クトリアピュアブルーBOH(商品名、採土ケ谷化学工
業(株)製、染料)  ・・・・0.1.9・ノボラッ
ク樹脂(PP−3121) (群栄化学(株)製)      ・・・・・0.15
g・プルロニックL−64(商品名、加電化(株)、界
面活性剤)         ・旧・0.005g・メ
チルセロソルブ       ・・曲1oomQ〔感光
液〕 ・ナフトキノン−(1,2)−ジアジド−(2) −5
−スルホン酸クロライドとレゾルシン−ベンズアルデヒ
ド樹脂との縮合物   ・・−・3.5.!9・m−ク
レゾールーホルムアルデヒドノボラノク樹脂“MP−7
07”(群栄化学工業(株)製)・・・・・9.!9 ・す7トキノンー(1,2)−ジアジド−(2)−4−
スルホン酸クロライド     ・・・・0.15g、
ビクトリアピュアブルーBOH(商品名、採土ケ谷化学
工業(株)製、染料)  ・・・・・・0.2.9・メ
チルセロソルブ        ・・・ Zoo、9こ
のようにして得られた版を濃度差0.15のステンプエ
エソジを通して2Kwメタルハライドランプを用いて露
光した。その後、現像液〔A〕を用い自動現像機で25
℃で現像処理した。
なお、現像液のpHは添加剤を加えた後、最後に10%
NaOHで調整した。
現像液(A)  pH12,98 ネガ型及びポジ型感光性平版印刷版は20秒の現像で良
好に処理された。
実施例2 実施例1において用いた感光液AのバインダーであるN
−(4−ヒドロキシフェニル)メタクリルアミド:アク
リロニトリル:エチルアクリレート:メタクリル酸の共
重合体のモノマー比率をかえて、酸価が10.50及び
100の3種類の共重合体を用いた以外は実施例1と同
じようにネガ型およびポジ型感光性平版印刷版を作成し
、次の現像液を用いて25℃−で25秒間現像処理した
本発明の現像液(1)  I)H12,88その結果、
ポジ型感光性平版印刷版は25秒で良好に現像できた。
ネガ型感光性平版印刷版は酸価50と100の2種類に
ついては25秒で良好に現f*’t、に7’c758、
□100□0□オ、え□。  1・性平版印刷版につい
ては、良好な現像結果を得る   ゛のに60秒を要し
た。
〔発明の効果〕
本発明によシ、ネガ型感光性平版印刷版とポジ   □
型感光性平版印刷版を1種類の現像液及び/又は一つの
現像槽で共通に現像処理することができ、かつ良好な印
刷版を得ることができる。
また、本発明により、ネガ型感光性平版印刷版とポジ型
感光性平版印刷版とを一台の自動現像機で共通現像処理
するときの処理速度が改善される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 自動現像機を用いて画像露光されたネガ型感光性平版印
    刷版および/またはポジ型感光性平版印刷版を自動的に
    搬送し現像処理する現像方法において、PH12.0以
    上を有するアルカリ性現像液を用いて、ネガ型感光性平
    版印刷版およびポジ型感光性平版印刷版を共通して処理
    することを特徴とする感光性平版印刷版の現像方法。
JP16503585A 1985-07-25 1985-07-25 感光性平版印刷版の現像方法 Pending JPS6224263A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02251966A (ja) * 1989-03-27 1990-10-09 Konica Corp 光重合開始剤含有感光材料の現像方法
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JPH04116907U (ja) * 1991-03-28 1992-10-20 株式会社吉野工業所 化粧品充填皿収納用の簡易容器

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