JPS6224264A - 感光性平版印刷版の現像処理方法 - Google Patents

感光性平版印刷版の現像処理方法

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JPS6224264A
JPS6224264A JP16503685A JP16503685A JPS6224264A JP S6224264 A JPS6224264 A JP S6224264A JP 16503685 A JP16503685 A JP 16503685A JP 16503685 A JP16503685 A JP 16503685A JP S6224264 A JPS6224264 A JP S6224264A
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JP
Japan
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photosensitive lithographic
printing plate
lithographic printing
developer
negative
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JP16503685A
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English (en)
Inventor
Akira Nogami
野上 彰
Masabumi Uehara
正文 上原
Minoru Kiyono
清野 実
Mieji Nakano
中野 巳恵治
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/26Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
    • G03F7/30Imagewise removal using liquid means
    • G03F7/32Liquid compositions therefor, e.g. developers
    • G03F7/322Aqueous alkaline compositions

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感光性平版印刷版を現像する方法に関するも
ので、更に詳しくは、ネガ型感光性平版印刷版とポジ型
感光性平版印刷版を共通して現像処理することのできる
現像方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、ネガ型感光性平版印刷版とポジ型感光性   □
平版印刷版とでは現像液の組成が異なり、それぞれの現
像液でのみ好適に現像が可能であった。かりに専用現像
液でない現像液を用いて現像ができたとしても、十分な
性能を有する平版印刷版は得られず、ネガ型感光性平版
印刷版とポジ型感光性平版印刷版をひとつの現像液で共
通処理できるものは実質的には無いのが現状である。
一方、特開昭60−64351号公報には、一台の自動
現像機でネガ型感光性平版印刷版とポジ型感光性平版印
刷版を同時に現像処理する共通現像方   ′法が記載
されている。しかし、この技術は、それぞれの専用現像
液を並んだ現像浴に入れて、ネガ型感光性平版印刷版用
の現像と、ポジ型感光性平版印刷版用の現像を連続して
行なうもので一つの現像液で現像するものではなく、2
つのそれぞれの専用現像液を併用するもので、液管理が
めんどうであり、安定した現像を長時間性なうのが困難
   □である。
従来、1液でネガ型感光性平版印刷版とポジ型感光性平
版印刷版を共通現像できる現像液は、実用化が困難とさ
れていた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、1液でネガ型感光性平版印刷版とポジ
型感光性平版印刷版を共通して処理して良好な印刷版が
得られる現像方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、一台の自動現像機でネガ型感光性
平版印刷版とポジ型感光性平版印刷版を1浴で共通して
現像して良好な印刷版が得られる現像処理する方法を提
供することにある。
本発明の他の目的は、ネガ型感光性平版印刷版とポジ型
感光性平版印刷版を長時間にわたり安定して処理できる
共通現像処理方法を提供することにある。
〔発明の構成〕
本発明の上記目的は、自動現像後を用いて画像鎮光され
たネガ型感光性平版印刷版および/またはポジ型感光性
平版印刷版を自動的に搬送し現像処理する処理方法にお
いて、有機溶剤を含むpHが90以上120未満のアル
カリ性現像液を用いて、ネガ型感光性平版印刷版および
ポジ型感光性平版印刷版を共通して処理することを特徴
とする感光性平版印刷版の現像処理方法によって達成さ
れる。
ネガ型感光性平版印刷版の現像液は種々のものが知られ
ているが、pHが11以下の弱アルカリ性現像液である
。一方ポジ型感光性平版印刷版の現像液はpH12,5
以上の強アルカリ性現像液が知られている。このように
現像性の異なる平版印刷版を1つの現像液で共通現像す
ることはきわめて困難で−ある。しかし、本発明者らは
、ある条件下において、両版の共通現像が可能になるこ
とを見い出した。すなわち、ネガ型感光性平版及びポジ
型感光性平版印刷版を、有機溶剤を含むP)19.0以
上12.0未満のアルカリ性現像液を用いて共通現像す
る方法である。
本発明者らは、さらに鋭意研究を重ね、ポジ型感光性平
版印刷版の感光性層に、親油性が高く、かつ弱アルカリ
溶解性の樹脂を含有させた場合に上記本発明の目的がよ
り高度に達成できることを見い出した。
次に、本発明に使用するネガ型およびポジ型感光性平版
印刷版について説明する。
本発明の方法において用いられる感光性平版印刷版はネ
ガ型、ポジ型とも本発明に用いる現像液で現像処理でき
るものであり、光照射罠よって溶解性の変化する感光層
が支持体上に塗布されているものまたは電子写真方式等
によって画像様レジスト層を設は得る溶解性層が支持体
上に設けられているものである。
前記の感光性平版印刷版に使用される支持体としては、
紙、プラスチック(例えばポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレンなど)ラミネート紙、アルミニウム(
アルミニウム合金も含む)−亜鉛、銅などのような金属
の板、二酢酸セルロース、三酢酸セルロース、プロピオ
ン酸セルロース、ポリエチレンテレフタレート、ポリ“
エチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリビ
ニルアセタールなどのようなプラスチックのフィルム、
上記の如き金属がラミネートもしくは蒸着された紙もし
くはプラスチックフィルム、アルミニウムもしくはクロ
ームメッキが施された鋼板などが挙げられ、これらのう
ち特にアルミニウムおよびアルミニウム被覆された複合
支持体が好ましい。
また、アルミニウム材の表面は、保水性を高め感光層と
の密着性を向上させる目的で粗面化処理されていること
が望ましい。
粗面化方法としては、一般に公知のブラシ研摩法、ボー
ル研摩法、電解エツチング、化学的エツチング、液体ホ
ーニング、サンドブラスト等の方法およびこれらの組合
せが挙げられ、好ましくはブラシ研摩法、電解エツチン
グ、化学的エツチングおよび液体ホーニングが挙げられ
、これらのうちで特に電解エツチングの使用を含む粗面
化方法が好ましい。また、電解エツチングの際に用いら
れる電解浴としては、酸、アルカリまたはそれらの塩を
含む水溶液あるいは有機溶剤を含む水性溶液が用いられ
、これらのうちで特に塩酸、硝酸またはそれらの塩を含
む電解液が好ましい。さ°らに粗面化処理の施されたア
ルミニウム板は、必要に応じて酸またはアルカリの水溶
液にてテスマ・・lト処理される。
こうして得られたアルミニウム板は陽極酸化処理される
ことが望ましく、特に好ましくは、硫酸またはリン酸を
含む浴で処理する方法が挙げられる。また、さらに必要
に応じて封孔処理、その他弗化ジルコニウム酸カリウム
水溶液への浸漬などによる表面処理を行うことができる
本発明に使用される感光性平版印刷版の感光層は必須成
分として感光性物質を含んでおり、感光性物質として露
光またはその後の現像処理により、その物理的、化学的
性質が変化するもので、例えば露光により現像液に対す
る溶解性に差が生じるもの、露光の前後で分子間の接着
力に差が生じるもの、露光またはその後の現像処理によ
り水および油に対する親和性に差が生じるもの、更に電
子写真方式により画像部を形成できるもの。また、特開
昭55−166645号公報に記載されている多層構成
のもの等が使用できる。
感光性物質の代表的なものとしては、例えば感光性ジア
ゾ化合物、感光性アジド化合物、エチレン性不飽和二重
結合を有する化合物、酸触媒で重合を起こすエポキシ化
合物、酸で分解するC−〇−C−基を有する化合物等が
挙げられる。
露光によりアルカリ可溶性に変化する代表的なポジ型の
ものとしてO−キノンジアジド化合物や酸分解性のエー
テル化合物、エステル化合物が挙げられる。露光により
溶解性が減少するネガ型のものとして芳香族ジアゾニウ
ム塩等が挙げられる。
リーキノンジアジド化合物の具体例としては、例えば特
開昭47−5303号、同48−63802号、同48
−63803号、同49−38701号、同56−10
44号、同56−1045号、特公昭41−11222
号、同43−28403号、同45−9610号、同4
9−17481号の各公報、米国特許第2 、797 
213号、同第3,046,120号、同第3,188
゜210号、同第3,454,400号、同第3 、5
44 。
323号、同第3,573,917号、同第3 、67
4 。
495号、同第3,785,825号、英国特許第1.
227,602号、同第1,251,345号、同第1
.267.005号、同第1,329,888号、同第
1.330,932号、ドイツ特許第854,890号
特開昭60−37549号、同60−10247号、同
60−3675号などの各明細書中に記載されているも
のを挙げることができ、これらの化合物を単独あるいは
組合せて感光成分として用いた感光性平版印刷版に対し
て少なくとも本発明を好ましく適用することができる。
これらの感光成分には芳香族ヒドロキシ化合物のO−キ
ノンジアジドスルホン酸エステルまたは0−キノンジア
ジドカルボン酸エステルおよび芳香族アミノ化合物のリ
ーキノンジアジドスルホン酸またはリーキノンジアジド
カルボン酸アミドが包含され、また、これら()−キノ
ンジアジド化合物を単独で使用したもの、およびアルカ
リ可溶性樹脂と混合し、この混合物を感光層として設け
たものが包含される。
アルカリ可溶性樹脂には、ノボラック型フェノール樹脂
が含まれ、具体的にはフェノールホルムアルデヒド樹脂
、クレゾールホルムアルデヒド樹脂、フェノールクレゾ
ール混合ホルムアルデヒド樹脂、レゾルミンクレゾール
樹脂クレゾールキシレノール混合ホルムアルデヒド樹脂
などが含まれる。更に特開昭50−125806号公報
に記されているように、上記のようなフェノール樹脂と
共に、t−ブチルフェノールホルムアルデヒド樹脂のよ
うな炭素数3〜8のアルキル基で置換されたフェノール
またはクレゾールとホルムアルデヒドとの縮合物とを併
用したものも適用できる。
このようにフェノール樹脂は多種あるが、本発明におい
ては、pH12未満の弱アルカリで溶解する樹脂が特に
好ましい。しかし単にアルカリ溶解性を高めると、樹脂
の親油性が失なわれ、親水性が強くなる。親油性が小さ
くなると印刷時にインキ付着の不良を生じやすくなる。
本発明に用いるポジ型感光性平版印刷版は、親油性が高
く、かつ弱アルカリ溶解性であることが特に好ましい。
このような樹脂としては、例えば特開昭57−1018
33    ・号公報、同57−101834号公報、
同59−88735     ′号公報、同59−88
736号公報、同59−86046号公報、同56−1
044号公報、特公昭48−28403号公報等に記載
されているような2個以上のフェノール性水酸基を有す
るモノマ一単位を含むフェノール性樹脂や、同58−1
34G31号公報に記載のカルボキシル基とフェノール
性水酸基を有するモノマ一単位を含むフェノール樹脂が
ある。また、異程の重合体の混合で結果的に全体として
、親油性が高く、かつ弱アルカリ6解性を有するものも
同様に効果的である。例えば、酸価が父から300の樹
脂等があげられる。この場合、特に、全感光層の5重量
−以上加えることがより好ましい。
リーキノンジアジド化合物を感光成分とする感光層の単
位面積当りの量は少なくとも約0.5〜7f/lr?の
範囲について本発明を適用できる。
本発明の方法を適用するポジ型感光性平版印刷版の画像
露光は特に変える必要はなく常法に従えばよい。
ネガ型感光層の感光成分の代表的なものはジアゾ化合物
であり、例えばジアゾニウム塩および/またはp−ジア
ゾフェニルアミンとホルムアルデヒドとの縮合物である
ジアゾ樹脂、特公昭52−7364号公報に記載されて
いるp−ジアゾジフェニルアミンのフェノール塩または
フルオロカプリン酸塩等、特公昭49−48001号公
報に記載されている3−メトキシジフェニルアミン−4
−ジアゾニウムクロライドと4−ニトロジフェニルアミ
ンとホルムアルデヒドとの共重縮合物の有機溶媒可溶性
塩からなるジアゾ樹脂、p−ジアゾジフェニルアミンと
ホルムアルデヒドとの縮合物の2=メトキシ−4−ヒド
ロキシ−5−ベンゾイルベンゼンスルホン酸jL  p
−ジアゾジフェニルアミンとホルムアルデヒドとの縮合
物のテトラフルオロホウ酸塩、ヘキサフルオロリン酸塩
等が挙げられる。これらを感光成分とするネガ型感光性
平版印刷版に対して少なくとも本発明を好ましく適用で
きる。
これらのジアゾ化合物を単独で使用したもののほかに感
光層の物性を向上させるため、・種々の樹脂と混合して
用いたものに対しても本発明を適用できる。かかる樹脂
としては、シェラツク、ポリビニルアルコールの誘導体
等のほか特開昭50−118802号公報中に記載され
ている側鎖にアルコール性水酸基を有する共重合体、特
開昭55−155355号公報中に記載されているフェ
ノール性水酸基を側鎖に持つ共重合体が挙げられる。
これらの樹脂には下記一般式で示される構造単位を少な
くとも50重量%含む共重体、一般式 %式%( (式中、R4は水素原子またはメチル基を示し、R2は
水素原子、メチル基、エチル基またはクロロメチル基を
示し、nは1〜10の整数である。)および芳香族性水
酸基を有する単量体単位を1〜(資)モルチ、ならびに
アクリル酸エステルおよび/またはメタクリル酸エステ
ル単量体単位を5〜90モルチ有し、10〜200の酸
価を持つ高分子化合物が包含される。
本発明の現像方法が適用されるネガ型感光性平版印刷版
の感光層には、更に染料、可塑剤、プリントアウト性能
を与える成分等の添加量を加えることができる。
上記感光層の単位面積当りの量は少なくとも0.1〜7
t/rr?の範囲について本発明を適用できる。
次に、本発明に用いる現像液について説明する。
本発明に用いる現像液は、有機溶剤を含有し、その例ト
してメチルアルコール、エチルアルコール、プロピルア
ルコール、ブチルアルコール、ベンジンルプ、エテルセ
ロンルプ、フェニルセロソルブ、  □、ルアルコール
のヨウナアルコール類、メチルセロ   □のようなセ
ロソルブ類、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、
酢酸アミル、酢酸ベンジル、乳酸ブチルのようなカルボ
ン酸エステル、アセトン、ニエチルプチルケトン、メチ
ルエチルケトン、メチ  □ルイソプチルケトン、シク
ロヘキサノンのよ°うなケトン類、その他メチレンジク
ロライド、エチレンジクロライドのようなノ・ロゲン化
炭化水素、キシレン、トルエンのようなアルキル置換芳
香族炭化水素等があるが、この中でも水に対する溶解度
が20℃において10重Ilチ以下の有機溶剤が好まし
く、ベンジルアルコール ベンジルセロソルフ及びフェ
ニルセロンルブが特に好ましい。有機溶剤の添加量は0
.1重量%から10重量%、好ましくは0.5重量%か
ら5重Jtチである。有機溶剤は1種で又は2種以上を
併用して用いることができる。
本発明に用いる現像液は上記のような有機溶剤を含むが
、有機溶剤を含まない現像液に比べて、より低いpHで
の現像が可能になった。また、有機溶剤を含まない場合
、ポジ型感光性平版印刷版を長期間ランニング現像する
と、アルミニウム支持体上に感光層成分が残りやすくな
り、印刷時の汚れの原因となったが、有機溶剤を添加し
た場合、長期間の連続処理時の現像性が低下せず、現像
能力を大きくすることができる。
本発明に用いる現像液は、水に溶解してアルカリ性を示
す物質(アルカリ剤)を含み、そのアルカリ剤としては
、ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム、水酸化ナトリウ
ム、水酸化リチウム、第三リン酸ナトリウム、第ニリン
酸ナトリウム、第三リン酸カリウム、第ニリン酸カリウ
ム、第三リン酸アンモニウム、第ニリン酸アンモニウム
、メタケイ酸ナトリウム、重炭酸ナトリウム、炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム、炭酸アンモニウムなどのような
無機アルカリ剤、モノ−、ジーまたはトリエタノールア
ミンおよび水酸化テトラアルキルア   □ンモニアの
ような有機アルカリ剤および有機珪酸アンモニウム等が
有用である。これらの中で、ケイ酸塩アルカリが現像安
定良く、最も好ましい。
アルカリ剤の現像液組成物中における含有量は0.05
〜20重量パーセントの範囲で用いるのが好適であり、
より好ましくは0.1〜10重量パーセントである。
本発明に用いる現像液はさらにアニオン型界面活性剤を
含むことが好ましく、アニオン型界面活性剤としては、
高級アルコール(Cm〜C22)硫酸エステル塩類〔例
えば、ラウリルアルコールサルフェートのナトリウム塩
、オクチルアルコールサルフェートのナトリウム塩、ラ
ウリルアルコールサルフェートのアンモニウム塩、「テ
ィーポールB−81j(商品名・シェル化学展)、第二
ナトリウムアルキルサルフェートなど〕、脂肪族アルコ
ールリン酸エステル塩類(例えば、セチルアルコールリ
ン酸エステルのナトリウム塩など)、アルキルアリール
スルホン酸塩類(例えば、ドデシルベンゼンスルホン酸
ナトリウム塩、インプロピルナフタレンスルホン酸のナ
トリウム塩、シナフタリンジスルホン酸のナトリウム塩
、メタニトロベンゼンスルホン酸のナトリウム塩など)
、アルキルアミドのスルホン酸塩類 (例えば、C,7H,、C0NCH2CH25o、Na
など)、二基基CH。
性能肪酸エステルのスルホン酸塩類(例えば、ナトリウ
ムスルホコハク酸ジオクチルエステル、ナトリウムスル
ホコノ\り酸ジヘキシルエステルなト)本発明の現像液
は、pH9.o以上、12D未満の範囲で好適に働き、
さらにpH10.0からpH11,4の範囲では特に本
発明の効果が高い。pHが9.0よりも低いと現像性が
低下し、カプリが犬きくなったり、細部の再現性が悪く
なる。pHが12.0を超えると印刷版の支持体である
アルミニウムの表面の腐食が大きくなる。また現像液の
空気疲労が大きくなり、その結果、現像安定性や現像能
力が低下する。また、本発明の現像処理方法による現像
処理工程の後に必要ならば現像停止処理工程(停止処理
液は使い捨て方式や循環使用の方式を含む)、不感脂化
処理工程、現像停止処理工程とそれに引継ぐ不感脂化処
理工程、或いは現像停止処理工程と不感脂化処理工程と
を組合せた例えば特開昭54−8002号公報記載の処
理工程等を設けることができる。
〔実施例〕
以下、具体的実施例により本発明を更に詳細に説明する
が、本発明はこれらにより限定されるものではない。
実施例1 厚さ0.24閣のアルミニウム板を20チリン酸ナトリ
ウム水溶液に浸漬して脱脂し、これを0.2N塩酸浴中
で3に/dの電流密度で電解研摩したのち、硫酸浴中で
陽極酸化した。このとき、陽極酸化量は4t/rr?で
あった。更にメタケイ酸ナトリウム水溶液で封孔処理し
、平版印刷版に用いるアルミニウム板を作成した。次に
、このアルミニウム版上に次の感光液Aを塗布して、ネ
ガ型感光性平版印刷版を、感光液Bを塗布してポジ型感
光性平版印刷版を得た。塗布は回転塗布機により行ない
、100℃で4分間乾燥した。塗布膜厚重量はどちらの
版も2.!IM’/m”であった。
〔感光液A〕
・N−(4−ヒドロキシフェニル) メタクリルアミド:7クリロニトリル:エチルアクリレ
ート:メタクリル酸= 27:33:41:6 (重量比)の共重合体(酸価8
0)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5.0
2・p−ジアゾジフェニルアミ7(D パラホルムアルデヒド縮金物の ヘキサフルオロリン酸塩・・・・・・・・・・・・・・
・・−・・・・・・・0.5f・ジュリマ−A C10
L (商品名・日本紬薬■製、アクリル酸重合体)・・
・0.0.55’・酒 石 酸・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・0.052°ビクトリアピユ
アブルーBUH (商品名・採土ケ谷化学工業■製、染料)・・・0.1
2・ノボラック樹脂(PP −3121)(群栄化学■
製)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・0.15S’・プルロニックL−64(
商品名・ 無電化■製、界面活性剤)・・・・−・・・・0.00
57・メチルセロソルブ ・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100++
y/〔感光液B〕 ・ナフトキノン−(1,2)−ジアジド−(2) −5
−スルホン酸クロライドとレゾルシン−ベンズアルデヒ
ド樹脂 との縮合物・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・3.52−クレゾールとレゾルシンの共縮合 ノボラック樹脂・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9トナフ
トキンノン−(1,2)−ジアジド−(2+ −4−ス
ルホン酸クロライド・・・・・・0.15 P・ビクト
リアピュアブルーB(JH (商品名・採土ケ谷化学工業■製、染料)・・・0.2
2・メチルセロソルブ ・・・−・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・100fこの
ようにして得られた感光性平版印刷版を、濃度差0.1
5のステップウェッジを通して2 KWメタルハライド
ランプを用いて露光した。その後、次の現像液[A)を
用いて、25℃で40秒間、自動現像機で処理した。
現像液[:A]  pH11.0上 記の処理は、ネガ型及びポジ型感光性平版を無差別に連
続して現像処理したがミどちらの版も良好に現像できた
。しかも、空気疲労が小さく、長時間使用したにもかか
わらず、pHの低下は、わずかであった。また、現像液
〔A〕から7エニルセロンルプを除いた場合、特にポジ
型感光性平版印刷版の現像性が不良であり、印刷時に汚
れを発生した。また、現像液(A)からアニオン界面活
性剤ペレックスNB−Lを東いた場合は現像は良好にで
きるが、現像液(A)に比べてウェッジ段数が1段低く
、やや現像アンダーであった。
実施例2 実施例1の感光液Bの中のクレゾールとレゾルシンの共
縮合ノボラック樹脂の代わりにm−クレゾール−ホルム
アルデヒドノボラック樹脂を用い、さらにN−(4−ヒ
ドロキシフェニル)メタクリルアミド:アクリロニトリ
ル:エチルアクリレート:メタクリル酸=27:33:
41:6(重量比)の共重合体(酸価80)を4f加え
てポジ型感光平版印刷版を製造した以外は実施例1とま
ったく同様にして実験を行なったところ、ネガ型および
ポジ型感光性平版印刷版を良好に共通現像できた。また
、印刷時に地よごれがなく、インキ着肉性にす   ・
ぐれていた。
〔発明の効果〕
本発明により、ネガ型感光性平版印刷版とポジ型感光性
平版印刷版を1株類の現像液及び/又は一つの現像槽で
共通に現像処理することができ、かつ良好な印刷版を得
ることができる。
また、本発明により、ネガ型感光性平版印刷版とポジ型
感光性平版印刷版とを一台の自動現像機で共通現像処理
する場合、長時間にわたる現像処理における安定性(特
にポジ型感光性平版印刷版から得られる印刷版の印刷時
の汚れ発生)が改善され、長期間の連続処理における現
像性の低下が少なくなり、現像能力を大にすることがで
きる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 自動現像機を用いて画像露光されたネガ型感光性平版印
    刷版および/またはポジ型感光性平版印刷版を自動的に
    搬送し現像処理する処理方法において、有機溶剤を含む
    pHが9.0以上12.0未満のアルカリ性現像液を用
    いて、ネガ型感光性平版印刷版およびポジ型感光性平版
    印刷版を共通して処理することを特徴とする感光性平版
    印刷版の現像処理方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0494388U (ja) * 1991-01-14 1992-08-17

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