JPS62168160A - 感光性平版印刷版の現像液及び現像方法 - Google Patents

感光性平版印刷版の現像液及び現像方法

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JPS62168160A
JPS62168160A JP1174186A JP1174186A JPS62168160A JP S62168160 A JPS62168160 A JP S62168160A JP 1174186 A JP1174186 A JP 1174186A JP 1174186 A JP1174186 A JP 1174186A JP S62168160 A JPS62168160 A JP S62168160A
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正文 上原
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    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
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    • G03F7/30Imagewise removal using liquid means
    • G03F7/32Liquid compositions therefor, e.g. developers
    • G03F7/322Aqueous alkaline compositions

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感光性平版印刷版の現像液及び現像方法に関
するものであり、特に、ネガ型感光性平版印刷版とポジ
型感光性平版印刷版を共通して、良好に現像することの
できる現像液及び現像方法に関するものである。
〔従来技術〕
従来、ネガ型感光性平版印刷版とポジ型感光性平版印刷
版とでは、現像液の組成が異なり、それぞれの現像液で
のみ、好適に現像が可能であった。
かりに専用現像液でない現像液を用いて現像ができたと
しても十号な性能を有する平版印刷版は得られず、ネガ
型感光性平版印刷版とポジ型感光性平版印刷版を同一処
方の現像液で良好に共通処理することは実質的にはでき
ないのが現状である。
特開昭60−64351号には、一台の自動現像機でネ
ガ型感光性平版印刷版とポジ型感光性平版印刷版を共に
現像処理する共通現像方法が記載されている。しかし、
この技術はそれぞれの専用現像液を並べた別の現像浴に
入れて、ネガ型感光性平版印刷版用の現像とポジ型感光
性平版印刷版用の現像を連続して行なうものであり、同
一処方の現像液で現像するものではない。
従って、それぞれの専用現像液を使用するので、液管理
が面倒であり、安定した現像を艮時間行なうのが困難で
ある。
1つの現像液で共通現像を行う現像液が特開昭60−1
30741号に開示されている。この現像液は、エチレ
ングリコールモノフェニルエーテルマタハ工チレングリ
コールモノベンノルエーテルの有機溶剤、珪酸塩、アル
カリ金属水酸化物、アニオン界面活性剤及び四ホウ酸塩
からなるものである。しかし、このような現像液で共通
現像した場合、ネガ型感光性平版印刷版では印刷時にイ
ンキ汚れが発生することがあった。また、ポジ型感光性
平版印刷版では現像結果がきわめて変動しやすく、また
画像部の一部が現像時に浸されて欠落しやすい状態であ
った。この傾向は、現像時間が少し延びた場合や、現像
温度が所定の温度よりもわずかに高くなった場合により
顕著であり、その結果、画像の細部が欠けてしまったり
、また、印刷時の耐刷性不良の原因になることがあった
本発明者らは先に特願昭60−166250号に記載の
技術により共通現像を成し得たが、前述のようなポジ型
感光性平版印刷版の画像部の劣化しやすい現象は充分に
は解決されてぃなかった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、ネガ型及びポジ型感光性平版印刷版を
ひとつの現像液で良好に現像することのできるすぐれた
現像液と現像方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、現像安定性にすぐれ、処理ラチチ
ュードの広い現像液と現像方法を提供することにある。
本発明の池の目的は、印刷性能にすぐれた版が得られる
現像液と現像方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、ネガ型及びポジ型の感光性平版印
刷版を迅速に現像することのできるすぐれた現像液と現
像方法を提供することにある。
〔発明の構成〕
本発明者らは、鋭意検討の結果、支持体上に画像形成層
を有するネガ型感光性平版印刷版及びポジ型感光性平版
印刷版を水系アルカリ性現像液を用いて共通して処理す
る場合、現像液中に非イオン型界面活性剤を0.001
〜10@量%含有させることにより、さらには、この現
像液をpH11,5〜13.5の範囲で用いることによ
り上記本発明の目的を達することができた。
更に、上記現像液に20℃にす5いて水に対する溶解度
力弓0重量%以下の有機溶剤を0.1〜ZO重量%含有
させることで上り好適な共通現像を行なうことができた
また、上記現像液に亜硫酸塩又はアニオン界面活性剤を
添加することによっても共通現像の性能をさらに向上す
ることがでた。
本発明における現像液は、非イオン型界面活性剤を0.
001〜10重量%の範囲の量、及1/フルカリ削を含
有し、がっpHが11.5〜13.5の範囲にある水を
主な溶媒とするアルカリ性現像液である。ここで汀水を
主たる溶媒とする」とは現像液の溶媒の少なくとも50
重量%が水であることをいう。
本発明に用いられる非イオン型界面活性剤は種々のもの
が使用できる。非イオン型界面活性剤は大別するとポリ
エチレングリコール型と多価アルコール型に分類するこ
とができ、本発明にはどちC)も使用できるが、効果の
大きさの点からポリエチレングリール型の非イオン型界
面活性剤が好ましく、その中でもエチレンオキシ基(−
Cl12CIl□0−)を3以上有し、かつHLB値(
HLBは l1ydropb i Ie −Lipop
bile Daliinceの略)が5以上(より好ま
しくは8〜ZO)の非イオン型界面活性剤がより好まし
い。
また、非イオン型界面活性剤のうち、エチレンオキシ基
とプロピレンオキシ基の両者を有するものが特に好まし
く、そのなかでHLB値が8以上のものがより好ましい
本発明に用いられる非イオン型界面活性剤の好ましい例
として下記一般式〔1〕〜〔8〕で表される化合物が挙
げられる。
(1)  R−0−(Cl12CIl□0)nllCI
+3 (3]  R−〇−(C11,C110)論−(011
□Cll、0)nll(6)  110(C211,0
)a−(CsllsO)b−(C211,0)elf(
8)  110− (CIIzCIIzO)nll〔1
〕〜〔8〕式において、Rは水素原子又は1価の有機基
を表す。該有機基としては、例えば直鎖もしくは分岐の
炭素数1〜30の、置換基(例えばアリール基(フェニ
ル等))を有していてもよいフルキル基、アルキル部分
が上記フルキル基であるフルキルカルボニル基、置換基
(例えばヒドロキシル基、上記のようなフルキル基等)
を有していてもよいフェニル基等が挙げられる。a、、
b、c、m、n、に及びyは各々1〜40の整数を表す
次に本発明に用いられる非イオン型界面活性剤の具体例
を示す。
ポリエチレングリコール、ポリオキシエチレンラウリル
エーテル、ポリオキシエチレンノニルエーテル、ポリオ
キシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステ
7リルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル
、ポリオキンエチレンベヘニルエーテル、ポリオキシエ
チレンポリオキシブロビレンセチルエーテル、ポリオキ
シエチレンポリオキシプロピレンベヘニルエーテル、ポ
リオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシ
エチレンオクチJしフェニルエーテルキシエチレンステ
アリルアミン、ポリオキシエチレンオレイルアミン、ポ
リオキンエチレンステアリン酸アミド、ポリオキシエチ
レンオレイン酸アミド、ポリオキシエチレンヒマシ油、
ポリオキシエチレン7ビエチルエーテル、ポリオキシエ
チレンラノリンエーテル、ポリオキシエチレンモノラウ
レート、ポリオキシエチレンモノステアレート、ポリオ
キシエチレングリセリルモノオレート、ポリオキシエチ
レングリセルモノステアレート、ポリオキシエチレンプ
ロピレングリコールモノステ7レート、オキシエチレン
オキシプロピレンプロックボリマー、ンスチレン化フェ
ノールポリエチレンオキシド付加物、トリベンノル7エ
/−ルポリエチレンオキシド付加物、オクチルフェノー
ルポリオキシエチレンポリオキシブaピレン付加物、グ
リセロールモノステアレート、ソルビタンモノラウレー
ト、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート等。
本発明に用いる非イオン型界面活性剤の重量平均分子量
は300〜10000の範囲が好ましく、500・−5
000の範囲が特に好ましい。非イオン型界面活性剤の
現像液中の濃度はo、oat〜10重景%であり、0.
001重量%未満では効果が弱く、10重量%を越える
と現像が抑制されてしまい、良好な性能が得られない。
非イオン型界面活性剤の現像液中の濃度は0.01〜1
1量%の範囲が特に好ましい。非イオン型界面活性剤は
1種を単独で含有させても、又2種以上を併用してもよ
い。
本発明に係る現像液は、(a)ネガ型感光性平版印刷版
とポジ型感光性平版印刷版の現像バランスをそろえたり
、(b)現像を更に迅速に行うため、さらに、(C)現
像性等において相互に差異が大きいより広範囲の品種の
感光性平版印刷版を共通の現像液で処理することを可能
にするために下記の添加剤を含有することが好ましい。
先ず、好ましい添加剤として20℃における水に対する
溶解度が10重量%以下の有機溶剤が挙、げられる。こ
の添加剤を含有させることにより、上記(b)及び(e
)の効果を高めることができる。
本発明に用いる20℃において水に対する溶解度が10
重世%以下の有機溶剤としては、例えば酢酸エチル、酢
酸プロピル、酢酸ブチル、酢a7ミル、酢酸ベンノル、
エチレングリコールモノブチルアセテート、乳酸ブチル
、レブリン酸ブチルのようなカルボン酸エステル;エチ
ルブチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキ
サノンのようなケトン垣;エチレングリコールモ/ブチ
ルエーテルチレングリコールベンノルエーテル、エチレ
ングリコールモ/フェニルエーテル ル ルコール、メチル7ミルアルコールのようなアルコール
類;キシレンのようなアルキル置換芳香族炭化水素;メ
チレンツクロライド、エチレンジクロライド、モノクロ
ルベンゼンのようなハロゲン化炭化水素などがある。こ
れら有機溶媒は一種以上用いてもよい。これらの有機溶
媒の中では、エチレングリコール七/フェニルエーテル
、エチレングリフールベンノルエーテル及1ベンジルア
ルコールが特に好ましい。
該有機溶剤は、ネ〃型とポジ型の両板に対して現像性を
向上するためのすぐれた添加剤であるが、同時にポジ型
感光性平版印刷版に対しては画像部の皮膜を劣化させる
欠点をも有している.ポジ型感光性平版印刷版は露光時
にネガ型感光性平版印刷版のような架橋反応を起こさな
いため、もともと現像が過度になった場合の劣化が大き
く、有機溶剤の存在下ではさらに劣化の程度が大きくな
る。
本発明者らは、鋭意検討の結果、上記のごとき、ポジ型
感光性平版印刷版の現像時の劣化を防ぎ、かつネガ型感
光性平版印刷版を良好に現像するために、現像液中に非
イオン型界面活性剤を0.001〜10重量%の範囲で
含有せしめることを見い出した。
特に、非イオン型界面活性剤は、水に対する溶解度力弓
Ofi量%以下の有機溶剤の存在下で、ポジ型感光性平
版印刷版の皮膜劣化を防ぐ働きが顕著であり、またネガ
型感光性平版印刷版への悪影響がほとんどなく両板を共
通して現像する場合に・すぐれた効果を示す。
本発明に係る現像液の,I+は11.5から13.5の
範囲であるが、このような高いpHでネガ型感光性平版
印刷版を現像した場合、ある品種の版では現像されてい
ながら印刷時に汚れを生じることがある。
その汚れの程度はpHに依存性がありpHが高いほど汚
れやすい。このような高pH(pH11.5以上)でネ
ガ型感光性平版印刷版を良好に現像し、印刷時の汚れを
な(すためには、亜硫酸塩が非常に効果的であり、また
、アニオン界面活性剤は、特に酸価の低い重合体を用い
たネガ型感光性平版印刷版の現像促進に大きな効果を示
し、両者の少なくとも1つを含有させることによって前
記(a)、(b)及び(e)の効果が高まる。
亜硫酸塩は、水溶液で水不溶渡ノ7ソ樹脂を溶解する働
きを有し、特に疎水性If脂と組合せた感光層から成る
平版印刷版の現像に於いて、′!J1逍後長時間経時し
た版材でも汚れのない印刷板を作ることができる。また
、特にネガ型感光性平版印刷版を高1111で現像した
場合の現像性を改良する。亜硫酸塩としては、ナトリウ
ム、カリウム、リチウムの如きアルカリ金属およびマグ
ネシウムの如きアルカリ土類金属塩あるいはアンモニウ
ム塩等が有用である。
亜硫酸の濃度は0.1〜10重量%、特に0.2〜5重
量%の範囲が好ましい。
アニオン型界面活性剤としては、高級アルコール(Ca
−C2□)硫酸エステル塩類〔例えば、ラウリルアルコ
ールサルフェートのナトリウム塩、オクチルフルフール
サルフェートのナトリウム塩、ラウリルフルフールサル
フェートのアンモニウム塩、[゛ティーボールB−81
J(商品名・シェル化T製)、第二ナトリウムアルキル
サルフェートなど〕、脂肪族フルフールリン酸エステル
塩M(例えば、セチルアルコールリン酸エステルのナト
リウム塩など)、アルキリアリールスルホン酸塩類(例
えば、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩、イソ
プロピルナフタレンスルホン酸のナトリウム塩、ブナフ
タリンクスルホン酸のナトリウム塩、メタニトロベンゼ
ンスルホン酸のナトリウム塩など)、フルキルアミドの
スルホン酸m% (例えば、C,、II、3CONCII2C112So
、Naなど)、二塩基性IlJ 脂肪酸エステルのスルホン酸塩M(例えば、ナトリウム
スルホコハク酸ノオクチルエステル、ナトリウムスルホ
コハク酸ノヘキシルエステルなど)がある。これらの中
で特にアルキルナフタレンスルホン酸塩類が好適に用い
られる。
アニオン界面活性剤の濃度は0.2〜10重量%、特に
1〜Sfi量の範囲が好ましい。
本発明の現像液に用いるアルカリ剤としては、珪酸ナト
リウム、珪酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化リチ
ウム、第三リン酸ナトリウム、第ニリン酸ナトリウム、
第三リン酸カリウム、第ニリン酸カリウム、第三リン酸
7ンモニウム、第ニリン酸7モニウム、メタ珪酸ナトリ
ウム、重炭酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウ
ム、炭酸アンモニウムなどのような無機アルカリ剤、モ
ノ−、シーまたはトリエタノールアミンおよび水酸化テ
トラアルキルアンモニアのような有8!アルカリ剤およ
び有機珪酸アンモニウム等が有用である。これらの中で
、珪酸塩アルカリが現像安定良く、最も好ましい。アル
カリ剤の現像液中における含有量は0.05〜201量
%の範囲で用いるのが好適であり、より好ましくは0,
1〜10重景%である。
本発明の最も好ましい態様は、現像液が前記非イオン型
界面活性剤及びpHに関する条件を満たした上で、更に
アルカリ剤としてケイ酸塩、20℃における水に対する
溶解度が10重量%以下の有機溶剤、亜硫酸塩、及びア
ニオン界面活性剤を含有する態様である。この態様によ
って、現像性がより広範に異なる多品種の感光性平版印
刷版を一つの現像液でより良好にかつより迅速に現像す
ことができる。
本発明に係る現像液には更に現像性能を高めるために以
下のような添加剤を加えることができろ。
例えば、特開昭58−75152号記載f) NaCL
KCj’+Kl)r等の中性塩、特開0H58−190
952号記載ノEDTA、N ’r A等のキレート剤
、特開昭59−121336号記載の(Co(Nll−
)a )C10等の錯体、特開昭50−51324号記
載のフルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム、N−テ
トラデシル−N、N−ノヒドロキンエチルベタイン等の
アニオンまたは両性界面活性剤、特開昭55−9594
6号記載のp−7メチルアミノメチルボリスチレンのメ
チルクロライド4級化物等のカナオニツクポリマー、特
開昭56−142528号記載のビニルベンノルトリメ
チルアンモニウムクロライドとアクリル酸ナトリウムの
共重合体等の両性高分子電解質、特開昭57−1929
52号記載の還元性M磯塩、特開昭58−59444号
記載の塩化リチウム等の無m 17チウム化合物、特公
昭50−34442号記載の安Q香酸リチウム等の有機
リチウム化合物、特開昭59−75255号記載のSi
、Ti等を含む有機金属界面活性剤、特開昭59−84
241号記載の有機硼素化合物等が挙げられる。
本発明に係る感光性平版印刷版の画像形成層は必須成分
として感光性物質を含んでおり、感光性物質として露光
またはその後の現像処理により、その物理的、化学的性
質が変化するもので、例えば露光により現像液に対する
溶解性に差が生じるもの、露光の前後で分子間の接着力
に差が生じるもの、露光またはその後の現像処理により
水および油に対する親和性に差が生じるもの、更に電子
写11方式により画像部を形成できるもの、またVk+
m昭55−166645号に記載されている多層構成の
もの等が使用できる。
感光性物質の代表的なものとしては、例えば感光性ジア
ゾ化合物、感光性7ジド化合物、エチレン性不飽和二重
結合を有する化合物、酸触媒で重合を起こすエポキシ化
合物、酸で分解するC−0−C−基を有する化合物等が
挙げられる。露光によりアルカリ可溶性に変化する代表
的なポジ型のものとして0−キノンノアシト化合物や酸
分解性のエーテル化合物、エステル化合物が挙げられる
露光により溶解性が減少するネガ型のものとして芳香族
ノアゾニウム塩等が挙げられる。
0−キノンノアノド化合物の具体例としては、例えば特
開昭47−5303号、同48−63802号、同48
−63803号、同49−38701号、同56−10
44号、同56−1045号、特公昭41−11222
号、同43−28403号、同45−9610号、同4
9−17481号、米国特許2,797,213号、同
3,046,120号、同3,188.210号、同3
,454,400号、同3,544.323号、同3.
573.917号、同3.1374.495号、同3,
785,825号、英国特許1 、227 、602号
、同1,251.345号、同1,267.005号、
同1,329,888号、同1 、330 、932号
、ドイツ特許854゜890号があり、酸分解性化合物
の例としては特開昭60−37549号、同60−10
247号、同60−3625号などに記載されているも
のを挙げることができ、これらの化合物を単独あるいは
組合せて感光成分として用いた感光性平版印刷版に対し
て少なくとも本発明を好ましく適用するこができる。
これらの感光成分には芳香族ヒドロキシ化合物の0−キ
ノンノ7ジドカルホン酸エステルまたは〇−キノンノア
シトカルボン酸エステルおよび芳香族7ミノ化合物の0
−キノンジアジドスルホン酸または0−キノンノアノド
カルボン酸アミドが包含され、また、これら0−キノン
ノアシト化合物を単独で使用したもの、およびアルカリ
可溶性樹脂と混合し、この混合物を感光層として設けた
ものが金色される。
アルカリ可溶性樹脂には、ノボラγり型フェノール樹脂
が含まれ、具体的にはフェノールホルムアルデヒド樹脂
、クレゾールホルムアルデヒド樹脂、フェノールクレゾ
ール混合ホルムアルデヒド樹脂、クレゾールキシレノー
ル混合ホルムアルデヒド樹脂、などが含まれる。更に特
開昭50−125806号に記載されているように、上
記のようなフェノール樹脂に共に、L−ブチルフェノー
ルホルムアルデヒド樹脂のような炭素数3〜8のアルキ
ル基で置換されたフェノールまたはクレゾールとホルム
アルデヒドとの縮合物とを併用したものも適用できる。
0−キノンノアシト化合物を感光成分とする感光層には
、必要に応じて更に染料、可塑剤、プリントアウト性能
を与える成分などの添加剤を加えることができる。
o−+ /ンジアノド化合物を感光成分とする感光層の
単位面積当りの量は好ましくは約0.5〜7g1J2の
範囲について本発明を適用できる。
本発明の方法を適用するポジ型感光性平版印刷版の画像
露光は特に変える必要はなく常法に従えばよい。
ネガ型感光層の感光成分の代表的なものはジアゾ化合物
であり、例えばジアゾニウム塩および/またはp−ジア
ゾフェニルアミンとホルムアルデヒドとの縮合物である
ジアゾ樹脂、特公昭52−7364号に記載されている
p−ジアゾフェニルアミンの7エノール塩またはフルオ
ロカプリン酸塩等、特公昭49−48001号に記載さ
れている3−メトキシジフェニルアミン−4−ノアゾニ
ウムクロライドと4−二トロジフェニルアミンとホルム
アルデヒドとの共ffl綜合物の有は溶媒可溶性塩から
なるジアゾ樹脂、ρ−ノアゾノフェニルアミンとホルム
アルデヒドとの縮合物の2−メトキシ−4−ヒドロキシ
−5−ベンゾイルベンゼンスルホン酸塩、p−ジアゾフ
ェニルアミンとホルムアルデヒドとの綜合物のテトラフ
ルオロホウ酸塩、ヘキサフルオロリン酸塩等が挙げられ
る。これらを感光成分とするネガ型感光性平版印刷版に
対して少なくとも本発明を好ましく適用できる。
これらのジアゾ化合物を単独で使用したもののほかに感
光層の物性を向上させるため、種々の樹脂と混合して用
いたらのに対しても本発明を適用できる。かかるO(脂
としては、ンエラツク、ポリビニルフルフールの誘導体
のほかに特開昭50−118802号中に記載されてい
る側鎖にアルコール性水酸基を有する共重合体、特開昭
55−155355号に記載されている7エ/−ル性水
酸基を側鎖に持つ共重合体が挙げられる。
これらのIf脂には下記一般式で示される構造単位を少
なくとも50重量%含む共重合体、COO(CH2CH
O)nH (式中、R1は水素原子またはメチル基を示し、R2は
水素原子、メチル基、エチル基またはクロルメチル基を
示し、nは1〜10の整数である。)および芳香族性水
酸基を有する単量体単位を1〜80モル%、ならびにア
クリル酸エステルおよび/またはメタクリル酸エステル
単量体単位を5〜90モル%有し、10〜200の酸価
を持つ高分子化合物が包含される。
本発明の現像液及び現像方法が適用されるネガ型感光性
平版印刷版の感光層には、更に染料、可塑剤、プリント
アウト性能を与える成分等の添加剤を加えることができ
る。
上記感光層の単位面積当りの量は少なくとも0.1〜7
g7x2の範囲について本発明を適用できる。
前記の感光性平版印刷版に使用される支持体としては、
紙、プラスチック(例えばポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレンなど)ラミネート紙、アルミニウム(
アルミニウム合金も含む)、亜鉛、銅などのような金属
の板、二酢酸セルロース、三酢酸セルロース、プロピオ
ン酸セルロース、ポリエチレンテレフタレート、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリビニ
ルアセタールなどのようなプラスチックのフィルム、上
記の如き金属がラミネートもしくは蒸着された紙もしく
はクロームメッキが施された鋼板などが挙げられ、これ
らのうち特にアルミニウムおよびアルミニウム被覆され
た複合支持体が好ましい。
また、アルミニウム材の表面は、保水性を高め感光層と
密着性を向上させる目的で粗面化処理されていることが
望ましい。
粗面化方法としては、一般に公知のブラシ研磨法、ボー
ル研磨法、電解エツチング、化学的エツチング、液体ホ
ーニング、サンドブラスト等の方法およびこれらの組合
せが挙げられ、好ましくはブラシ研磨法、電解エツチン
グ、化学的エツチングおよび液体ホーニングが挙げられ
、これらのうちで特に電解エツチングの使用を含む粗面
化方法が待に好ましい、また、電解エツチングの際に用
いられる電解浴としては、酸、アルカリまたはそれらの
塩を含む水溶液あるいは有機溶剤を含む水性溶液が用い
られ、これらのうちで待に塩酸、硝Pflまたはそれら
の塩を含む電解液が好ましい。さらに粗面化処理の施さ
れたアルミニウム板は、必要に応じて酸またはアルカリ
の水溶液にてデスマット処理される。
こうして得られたアルミニウム板は陽極酸化路1!lj
されることが望ましく、特に好ましくは、硫酸またはリ
ン酸を含む浴で処理する方法が挙げら′れる。
また、さらに必要に応じて封孔処理、その他県化ジルコ
ニクム酸カリウム水溶液への浸漬などによる表面処理を
行うことができる。
また、本発明に係る現像液を用いる現像処理方法は現像
処理工程の他に必要ならば現像処理工程後、現像停止処
理工程(停止処理液は使い捨て方式や循環使用の方式を
含む)、不感脂化処理工程の各々個々の処理工程、現像
停止処理工程とそれに引き継ぐ不感脂化処理工程、現像
処理工程と不感脂化処理と組合せた処理工程、或いは現
像停止処理工程と不感脂化処理工程とを組合せた例えば
特開昭54−8001号公報の処理工程等を含んでいて
もよ−1。
なお、本発明におけるネガ型とポジ型の感光性平版印刷
版を同じ現像液で共通に現像する場合、現像液組成以外
の条件(例えば現像温度、現像時間等)はネガ型とボン
型とで変える等任意である。
〔実施例〕
以下、具体的実施例により本発明を更に詳細に説明する
が、本発明はこれらにより限定されるものではない。
実施例1〜7、 比較例1〜2 7さ0.241Rのアルミニウム板を20%リン酸ソー
ダ水溶液に浸漬した脱脂し、これを0.2N塩酸浴中で
3^/、2の電流密度で電解研磨したのち、硫酸浴中で
陽極酸化した。このとき陽極酸化量は4g7x2であっ
た。更にメタ珪酸ソーダ水溶液で封孔処理し、平版印刷
版に用いるアルミニウム板を作成した0次に、このアル
ミニウム板上に次の感光液^を塗布して、ネガ感光性平
版印刷版を、感光液口を塗布してポジ型感光性平版印刷
版を得た。塗布は回転塗布機により行い100℃で4分
間乾燥した。塗布膜厚重量はどちらの版も2.5fI/
j2であった。
(感光液A) ・N−(4−ヒドロキシフェニル)メタクリルアミド:
7クリロニトリル:エチルアクリルレート:メタクリル
酸=27:33:41:6 (重量比)の共重合体(酸
価80)   ・・・・・・5.O1φp−ノアジノフ
ェニルアミンのパラホルムアルデヒド縮合物のへキサフ
ルオロリン酸塩                  
 ・・・・・・0.5g・ノユリマーAC−1OL(商
品名、口本純薬(株)製、 アクリル酸ポリマー) ・・・・・・o、o5y ・酒石酸          ・・・・・・0.05g
・ビクトリアピュアブルーBOH (商品名、保止ケ谷化学工業(株)製、染料)・・・・
・・0.1g ・ノボラック樹脂(pp −3121)(郡栄化学(株
)gl)    ・・・・・・0.15g・プルロニッ
クし−64 (商品名、旭電化(株)製、界面活性剤)・・・・・・
0,005g ・メチルセロソルブ     ・・・・・・100zZ
(感光液B) ・す7トキノンー(1,2)−ノアノド−(2)−5−
スルホン酸クロライドとレゾルシン−ベンズアルデヒド
樹脂との縮合物 ・・・・・・3.5g ・秘−クレゾール−ホルムアルデヒドノボラック樹脂“
M P −707″(部栄化学工業(株)製)・・・・
・・92 ・す7トキ7ンー(1,2)−ジアジド−(2)−4−
スルホン酸クロライド ・・・・・・0.15゜・ビク
トリアピュアブルーB Ol−1(商品名、保止ケ谷化
学工業(株)製、染料)・・・・・・0.2g ・メチルセロソルブ    ・・・・・・100gこの
ようにして得られた版を濃度差0.15のステップウェ
ッジを通して2に@メタルハライドランプを用いて露光
した。その後、表−1の現像液を用い自動現像機にて2
5℃で現像時間を変化させて現像処理したところ表−2
の結果を得た。
なお、現像液の1)11は添加剤を加えた後、使用直前
に10%N a OIIあるいはlN−1iceで調整
した。
表−2および後記衣−3においてN版はネガ型感光性平
版印刷版を、P版はボン型感光性平版印刷版を表し、ま
た階調性は現像インキ5PO−1(小西六写真工業(株
)製)をのせて評価した結果である。
表−2かられかるように、本発明の現像液は比較現像液
1及び2に比べて現像ラチチュードが広く、しかもボン
型平版印刷版の階調性が硬調であり、好ましい現像性能
を示した。また、エチレンオキシ成分とプロピレンオキ
シ成分を含む非イオン型界面活性剤を用いた現像液は少
量添加で効果を示し、硬調化もすぐれていた。
実施例8 窒素気流下にエチレングリコールモノメチルエーテル3
00重量部を100℃に加熱し、この中へ2−ヒドロキ
シエチルメタクレート150重量部、アクリロニトリル
90重量部、メチルメタクリレート79.5重量部、メ
タクリル酸10.5重量部及び過酸化ベンゾイル1.2
i[(M部の混合液を2時間かけて滴下した。
滴下終了15分後にエチレングリコールモノメチルエー
テル300重量部と過酸化ベンゾイル0.3重量部を加
えて、そのまま4時伺反応させた0反応終了後メタノー
ルで希釈して水中に投じて共重合体を沈澱させ、70℃
で真空乾燥させた。
この2−ヒドロキシエチルメタクリレート共重合体(1
)の酸価は21であった。
1rJ、30.15zzノ2S7 ルミ= ’7 A 
lfi ヲ80”c l:保りしたm3りん酸ナトリウ
ムの10%水溶液に3分間浸漬して脱脂し、ナイロンブ
ラシで砂目立て後、60 ’Cのアルミン酸ナトリウム
3%水溶液でデスマットした。このアルミニウム板を2
0%硫酸中で2^/da2の電流密度で2分間陽極酸化
し、その後70”Cの珪酸ナトリウムの25%水溶液で
1分間処理した。
このアルミニウム板にっぎの感光液を塗布し、100℃
で2分間乾燥してネガ型感光性平版印刷版を得た。
・2−ヒドロキシエチルメタクリレート共重合体(1)
           ・・・・・・87重量部・p−
ジアゾノフェニルアミンとパラホルムアルデヒドの縮合
物の2−メトキシ−4−ヒドロキシ−5−ベンゾイルベ
ンゼンスルホン酸塩          ・・・・・・
10ifi量部・オイルブルー#603 (オリエント化学工業株式会社製、トリフェニルメタン
系油溶性染料) ・・・・・・3重量部 ・2−メトキシエタノール ・・・・・・600重量部
・メタノール       ・・・・・・600重量部
・エチレンノクロライド  ・・・・・・6oo′重量
部乾燥塗布重量は2.5g/z2であった。この感光性
平版印刷版にステップウェッジと網点の入ったネ〃原画
をW!着させ一30アンペアのカーボンアーク灯で70
cI11の距離から40秒間画像露光した。
一方ボノ型感光性平版印刷版として米国特許第3.6:
115,709号明細訴の実施例1に記載されているア
セトンとピロガロールの縮重合によって得られるポリヒ
ドロキシフェニルのす7トキノンー1.2−シアノド−
5−スルホン酸エステル1重量部と7ボラツク型クレゾ
一ルホルムアルデヒド樹脂2重量部、オイルプル# 6
03ノ0.03171 jil 7% ヲ20il f
f1IT5 F) 酢酸−27トキシエチレンと203
Il量部のメチルエチルケトンに溶解して作成した感光
液を、砂目立て後陽極酸化されたアルミニウム板に塗布
し80”Cで2分間乾燥させ乾燥塗布重量2 、5 g
 / 、w 2の感光性平版印刷版を得た。この感光性
平版印刷版にステップウェッジ原画を密着させ30アン
ペアのカーボンアーク灯で70CI11の距離から60
秒間画像露光した。
上記のごと(、露光したネ〃型及びポジ型感光性平版印
刷版を下記現像液〔八〕を用い、自動現像fiPsP−
860(小西六写真工業(株)製)にて現像処理を行な
った。結果を表−3に示す。現像条件は25℃と30℃
でそれぞれ30秒と27℃で20秒と40秒の4点で行
なった。なお、現像液のpHは使用時にN a OIl
で12゜60に調整した。
現像液〔八〕 ・ケイ酸ナトリウム        250I?(日本
工業規格ケイ酸ソーダ3号) ・水酸化ナトリウム        3(h拳エチレン
グリコールモノフェニルエーテル・ペレックスNローL (花王アトラス(株)製、アニオン界面活性剤)1、7
14g ・亜硫酸ナトリウム        200g・ニッコ
ールI’BC−44 (日光ケミカルズ(株)製、/ニオン界面活性剤、11
L口=12.5)10g ・ツルフィツト(3−メチル−メトキンブタノール) 00g ・水            10Ilなお、比較の現
像液として上記現像液〔^〕から非イオン型界面活性剤
「ニラコールPDC−44Jを除いた現像液CB)を調
製した。現像液CB)も使用時にpiを12.50に、
1119した。
得られた結果を表−3に示す。
以下余6 表−3から明らかなように、本発明の現像液〔^〕は、
25℃30秒ないし27℃20秒が現像遠点であり、こ
の現像条件より時間、温度の増加で多少現像過度になた
場合でも現像結果に大きな変化はなく、150線/イン
斗の網点は良好に再現され、現像ラチチュードの広いす
ぐれた現像液である。一方、現像液〔^〕からアニオン
界面活性剤を除いた比較の現像液CB)は、同様に25
℃30秒と27℃20秒が現像遠点であるが、現像遠点
であってもポジ型平版印刷版の画像は軟3I4(り’J
 7一段数とベタ段数の差が大きい、)で好ましくない
ものであった。さらに、現像液の温度が少し高くなった
り、現像時間がのびて現像が過度になった場合に性能劣
化が大きく、画像は軟調化傾向がさらに大きくなり、網
点画像の中の3%や5%の小点が細くなったり、消失し
たりして充分な性能を得ることができなかった。
また、ネガ型平版印刷版についても、わずかではあるが
、本発明の現像液〔^〕は比較の現像液〔口〕よりも現
像ラチチュードにおいてすぐれていた。
〔発明の効果] 本発明により、ネガ型感光性平版印刷版とポジ型感光性
平版印刷版を一つの現像液で現像する場合(例えば、自
動現像機を用いて同じ現像液でネガ型とポジ型の感光性
平版印刷版を無差別に現像する場合)の現像性、印刷性
能及び現像速度が改良される。
なお、通常、迅速現像には現像液を濃くしたり、処理温
度を高くして行なうか、あるいは、有機溶剤のような現
像促進効果のある添加剤を加える方法があるが、どの方
法をとっても現像ラチチュードが狭く、安定した良好な
画像を得るのが従来は困難であった。しかし、本発明で
は従来の約2倍の速さの現像を行なっても安定して良好
な画像を得ることができる。
本発明に好ましく用いられる20℃において水に対する
溶解度が10重量%以下の有tm溶剤を用いると、通常
ポジ型感光性平版印刷版の現像において画像部が侵され
ることがしばしばあり、わずがな現像過多においても画
像が欠落したり皮膜かうすくなったりすることが起こる
が、本発明によれば、前記のような非イオン型界面活性
剤の添加により、上記の有機溶剤の存在下でも良好に共
通現像することが可能になる。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体上に画像形成層を有するネガ型感光性平版
    印刷版及びポジ型感光性平版印刷版を水系アルカリ性現
    像液を用い、共通して処理する方法に用いる現像液にお
    いて、該現像液が非イオン型界面活性剤を0.001〜
    10重量%の範囲で含有し、pHが11.5〜13.5
    の範囲であることを特徴とする感光性平版印刷版の現像
    液。
  2. (2)20℃における水に対する溶解度が10重量%以
    下の有機溶剤を0.1〜10重量%含むことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の現像液。
  3. (3)亜硫酸塩を含むことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項又は第2項記載の現像液。
  4. (4)アニオン界面活性剤を含むことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項、第2項又は第3項記載の現像液。
  5. (5)非イオン型界面活性剤がHLB値5以上で、かつ
    エチレンオキシ基のくり返し単位を3以上有することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項、第3項又は
    第4項記載の現像液。
  6. (6)非イオン型界面活性剤がHLB値8以上で、かつ
    エチレンオキシ基とプロピレンオキシ基の共重合成分を
    含有することを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2
    項、第3項又は第4項記載の現像液。
  7. (7)支持体上に画像形成層を有するネガ型感光性平版
    印刷版及びポジ型感光性平版印刷版を水系アルカリ性現
    像液で共通に現像する方法において、該現像液が非イオ
    ン型界面活性剤を0.001〜10重量%含有し、pH
    が11.5〜13.5の範囲であことを特徴とする感光
    性平版印刷版の現像方法。
  8. (8)現像液が、20℃における水に対する溶解度が1
    0重量%以下の有機溶剤を0.1〜10重量%含むこと
    を特徴とする特許請求の範囲第7項記載の現像方法。
  9. (9)現像液が亜硫酸塩を含むことを特徴とする特許請
    求の範囲第7項又は第8項記載の現像方法。
  10. (10)現像液がアニオン界面活性剤を含むことを特徴
    とする特許請求の範囲第7項、第8項又は第9項記載の
    現像方法。
  11. (11)非イオン型界面活性剤がHLB値5以上で、か
    つエチレンオキシ基のくり返し単位を3以上有すること
    を特徴とする特許請求の範囲第7項、第8項、第9項又
    は第10項記載の現像方法。
  12. (12)非イオン型界面活性剤がHLB値8以上で、か
    つエチレンオキシ基とプロピレンオキシ基の共重合成分
    を有することを特徴とする特許請求の範囲第7項、第8
    項、第9項又は第10項記載の現像方法。
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