JPS63101032A - 板金図面寸法値入力方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ＮＣタレットパンチプレス（以下ＮＣＴＰＰ
と記す）による板金加工作業におけるＮＣ用プログラム
作成の前処理としての、板金展開図作成における板金図
面寸法値入力方法に関する。

第１図はＮＣＴＰＰで板金加工を行うための従来のＮＯ
プロクラムテープ作成のまでの作業をモデル化したもの
である。

この図よりわかるように、曲げ加工チエツクを最初に行
い、所望の曲げ加工の可否を製作図面から判断した後、
曲げ寸法を考慮して展開計算を行ない展開図を作成する
。

しかしながら、展開寸法自体を算出することが部品形状
により容易でなく、また曲げ代として必要な寸法の算出
も容易でない。展開図作成はＮＯプログラムテープ作成
までの作業で最も時間を要するものであるから、これを
容易に短時間に行うことのできる方法が要望されいる。

本発明の目的は上記の欠点を除去し、未熟練者でも容易
に簡単な必要な板金図面寸法値を入力する板金図面寸法
値入力方法を提供することにある。

以下本発明を図面により詳しく説明する。第２図は本発
明の一実施例を示す概略図である。

１は演算処理装置（以下、ＣＰＵ部という）、２は記憶
装置で、各種の必要なデータベースを格納しておくため
のものである。

データベースとしては、材料の材質別に引張強さ、降伏
点引張強さと、さらに材料の材質と、板厚（１＞と、曲
げ方法別に曲げ部分の平均板厚（ｔｏ）とを格納した材
料特性データ群と、曲げ加工機各別に加圧力と、ポンチ
・ダイ各別にダイの層間隔と、受圧部の水平投影長と、
ポンチ・ダイの図形データとを格納した曲げ加工機特性
データ群と、ＮＣタレットパンチプレス名名別加工可能
材料寸法を格納したＮＯタレットパンチプレス特特性デ
ータガある。

これらのデータは、予めキーボードや磁気テープなどの
入力装置より入力され記憶装置２に格納される。

３は、キーボードで、折り曲げ加工を必要とする物品の
製作図面から読み取った図面情報や使用する曲げ加工機
、材料名（材質、板厚）などの加工に必要な情報を入力
するための入力装置である。

４は、ｃｐｕ部１の出力を受けて画像表示するためのグ
ラフィック・デイスプレィである。

第３図は本発明による展開図作成の一例である。

（ａ）は三角法で画かれた製品の制作図面である。

この制作図面をもとに一枚の平板を打抜いた後に、曲げ
加工を施し製品とするためには、まず（Ｃ）の展開図を
作成しなければならない。

展開図作成の前に先ず製作図面の折り曲げ個所を見出し
、曲げ加工をなしうるか否か曲げ加工チエツクを行う。

（ａ）から曲げ部がＡ、８１Ｃ。

Ｄと４個所あることがわかるから、加工の順序も検討し
てグラフィックデイスプレィ４上で加工チエツクのシミ
ュレーションを行う。

キーボード３から第１段階として図面データとして板厚
（ｔ）、材料の曲げ線の長さと材質と曲げ加工機名とポ
ンチ・ダイの名称と曲げ方法を入力すると、０８０部１
は格納されたデータベースより必要データを選び、必要
加圧力を計算し、曲げ加工機の加圧力と比較し、曲げ加
工の可否をグラフィックデイスプレィ４の画面上に表示
する。

次に第２段階として第３図（ａ）の製作図面から折り曲
げの順序を考慮して、仕上り製品の断面図形状データと
使用するポンチ・ダイの断面図形状データとを入力させ
ると、ＣＰＬＩ部１が図形演算をしてグラフィックデイ
スプレィ４の画面上にポンチ・ダイ断面図、材料の断面
図とが、曲げ順に従って組合わされて表示される。

これらの図形がすべて重なり合わない場合には、曲げ可
能となる。

途中で重なり、曲げ加工不能と判断された場合は、加工
順、ポンチ・ダイの寸法等を検討して再度くり返す。上
記はすべてグラフィックデイスプレィ４の画面上でシミ
ュレートできる。

曲げ加工チェック後展開図作成にかかるが、まず折り曲
げ箇所Ａ、８１Ｃ，Ｄの部分で第３図（ｂ）のように切
り放す。ハツチした部分が折り曲げ部に相当する。

このように立体ｊＩ４造にし、各面ごとの情報をキーボ
ード３から入力する。この入力作業は、前記折り曲げ加
工シミュレーションの入力作業と同時に行ってもよい。

すなわち、展開図作成のために、入力情報としては前記
折り曲げ加工シミュレーションのとき使用した板厚（ｔ
）、材質、曲げ方法のほかに、曲げ半径（Ｒ）、曲げ角
度（θ）および図面情報としての面ごとの形状・寸法等
のデータが必要となり、それぞれキーボード３から入力
される。

次にこれらの入力情報のうち、面ごとの形状・寸法デー
タの入力方法について説明する。つまり各面ごとのそれ
ぞれの図面情報は、本装置できめたコマンド命令により
グラフィックデイスプレィ４の画面上に容易に表示され
る。

このようなコマンド命令による画面作成例を第４図で説
明する。第４図（ａ）が製作図面より得られる位置平面
部分である。第４図（ｂ）は寸法曲げを含む場合、含ま
ない場合を区別する記号（Ａ・・・・・・曲げを含まな
い寸法、Ｂ・・・・・・片側に曲げを含む寸法、Ｃ・・
・・・・両側に曲げを含む寸法）を示す。

以下第４図（Ｃ）〜（ｅ）の順に図に示すコマンド命令
をキーボード３で入力すると、右側の図が画面上に表示
される。ここで、面φはたて寸法、３５はよこ寸法、１
φはたて寸法で、たて寸法には片側に曲げを含むことを
示す。カーソルがおかれた１の点から矩形図が画かれる
。

次に８Ｍ４はカーソルを１から４へ移動することを命令
し、而１で曲げ代の表示を指示する。Ｐは曲げ記号、１
は曲げ方向、３はカーソルの位置で示された４から３に
ついて曲げが行われることを示す。

上記のこれらの入力作業が終了し、０９０部１内で演算
処理が行われると、面ごとの形状が折り゛曲げ個所で連
なって合成された展開図として、画面上に表示されるこ
とになる。

次に、この０９０部１内での演算処理について説明する
。

キーボード３からの入力によって、材料データとしての
材質、板厚（１）および曲げ方法の種別が指定されると
、０８０部１は前記した予め記憶装置２に格納されてい
る材料特性データ群から、該当する材質、板厚、曲げ方
法に対応する曲げ部分の平均板厚（ｔｏ）を選択し読出
す。

又、キーボード３から入力された図面情報としての寸法
データから、材料の曲げを含まな訃部分の長さくａｌｂ
）を０８０部１で演算して求めておく。

このようにして、■曲げ部分の平均板厚（ｔｏ）、■曲
げ半径（Ｒ）、■材料的げを含まない部分の長さくａ、
ｂ）、■曲げ角度（θ）を、パラメータとして、０８０
部１は次式の演算を行い、曲げ代を含めた材料の必要寸
法りを求める。（第５材料の必要寸法りが演算によって
求められた後に、先に作成した各面ごとの図面情報をも
とに、各折り曲げ部分が連うなるように各面を合成して
展開図を作成するための演算処理を、０９０部１内で行
う。０８０部１の出力を受けてグラフィックデイスプレ
ィ４で、−折り曲げ加工のために必要な展開図と、材料
の必要寸法すなわち展開寸法とを、第３図（Ｃ）のよう
に画面上に表示する。

なお、必要に応じてＸＹプロッタ５などで描かせてもよ
い。

展開図作成後、ＮＧタレットパンチプレスの加工範囲内
に展開寸法が入るか比較して、加工範囲内にあればグラ
フィックデイスプレィ４上にＯＫの表示を、加工範囲外
の場合はＮｏの表示をして、曲げ加工シミュレーション
および展開図表示を再度やり直す。

以上詳記したように本発明では、完全な展開図を得られ
るように、容易に、未熟練者でも入力しつるという利点
を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の板金加工作業プロセスのＮＧプログラム
テープ作成までの作業のフロー図、第２図は本発明の方
法で入力して展開図を得るための＠置の概略図、第３図
は展開図作成例、第４図はコマンド命令による展開図作
成例、第５図は折り曲げ部分の形状の位置例である。 １・・・・・・演算制御ｌｌ＠置、２・・・・・・記憶
装置、３・・・・・・入力キーボード、４・・・・・・
グラフィックデイスプレィ、５・・・・・・ＸＹプロッ
タ、６・・・・・・制御ステーション。 第１図 第２図 第３図 Ｉ７＼　　　　　　　　　　　　　　　　　Ｐ％　　　
　　　　　　　　　　　Ｉ−＼１）　　　　　　　　ｎ
　　　　　　　　（Ｊ＼）　　　　　　　　　　　　　
　−、ノ　　　　　　　　　　　−、ノ寸　　　−寸　
　　− ℃　　　　　　　Φ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 板金展開図を展開するため演算処理装置に板金図面寸法
   値を入力する方法において、 板厚内側寸法、板厚外側寸法などで記入されている設計
   図面の面形状を入力する場合に、該設計図面に記載され
   ているままの寸法値と、曲げの区別をするための番号と
   、板厚内側寸法、板厚外側寸法などを区別する記号を入
   力することを特徴とする板金図面寸法値入力方法。