JPS6310059Y2 - - Google Patents

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JPS6310059Y2
JPS6310059Y2 JP1982110657U JP11065782U JPS6310059Y2 JP S6310059 Y2 JPS6310059 Y2 JP S6310059Y2 JP 1982110657 U JP1982110657 U JP 1982110657U JP 11065782 U JP11065782 U JP 11065782U JP S6310059 Y2 JPS6310059 Y2 JP S6310059Y2
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JP
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window frame
frame
projecting wall
edge projecting
plate
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JP1982110657U
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JPS5915789U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、旧窓枠取外し後の新窓枠の密閉固
着装置に関する。
既に知られているようにスチール或いは鉄等に
よつて組込んだ窓枠はその一定時期を迎えると老
朽化する等のためそれを新装する必要がある。
従来実施されてきた工法は旧窓枠を残存してそ
れをカバーリングして新窓枠を構成するものであ
つたが、その施工後には二重構造故に新規窓開口
度が小さくなると云う不利があるため、最近では
これに代つて引抜工法なるものが出現してきた。
この引抜工法は旧窓枠内に所望の引張装置を配
しこれをもつて内向きに引張除去するものであ
り、その除去後に新窓枠を装着する訳であつて、
そのようなものとしては、例えば、第7図や第8
図に示すものが考えられる。
上記のものでは、前縁突壁8と後縁突壁9間の
嵌装口2から旧窓枠が除去されると共に、嵌装口
2の奥上面に基準板13がアンカーボルト11に
より取付けられる。
基準板13には、L字アングル型のプレート取
付基板17がボルト・ナツト16を介して取付け
られ、取付基板17にはアンカープレート19が
取付けられる。
アンカープレート19には、内部額縁21と外
部額縁24とが取付けられ、内部額縁24と後縁
突壁9間には、内部密封シール23とバツクアツ
プリング22とが介装される。
又、外部額縁24の外周部には、前縁突壁8の
内周面と対向する第1受担部24aと、内外方向
に面状を呈する第2受担部24bとが、段付状で
且つ連続状に形成されている。
そして、第1受担部24aと前縁突壁8の内周
面間に外部密封シール25が介装され、外部密封
シール25の背面と第2受担部24bとの間に、
外部密封シール25をバツクアツプするバツクア
ツプリング22が介装されている。
然し乍ら、上記のものでは、外部額縁24と前
縁突壁8間のシールが単に一重であると共に、そ
のシールに使用される外部密封シール25が外部
額縁24と前縁突壁8との間で強制的な圧着力を
殆ど受けておらず、殆ど単に介装されている状態
だけなので、外部額縁24と前縁突壁8間の確実
なシールと云う点で問題があつた。
このような問題は、例えば、特開昭57−9979号
公報に示すものでも同様にあつた。
この考案はこうした事実に着目してなされたも
のであり、従つてここに特徴とする処は、旧窓枠
の外側に前縁突壁が対応すべく旧窓枠を嵌装固着
したものに対し、旧窓枠を所望の離脱手段で取外
しその取外し後を対象として新窓枠を密閉固着し
たものであつて、前記旧窓枠の嵌装口内にL型の
取着基準板を配しその基部一辺が嵌装口奥端面に
接して固着されまた他辺が垂直に突出されると共
に、前記取着基準板の突出部に平行をなして、ア
ンカープレートを設けるためのプレート取付基板
を内外向きの締着具にて螺着し、且つアンカープ
レートを介して新窓枠を取付け、該プレートを含
む新窓枠側から前縁突壁側に外部額縁を突設し、
この外部額縁の外周部に、前記前縁突壁の内周面
と対向する第1受担部と、内外方向に面状を呈す
る第2受担部とを段付状で且つ連設状に形成し
て、第1受担部と前縁突壁の内周面間に外部密封
シールを介装すると共に、この外部密封シールの
背面と第2受担部間に、外部密封シールをバツク
アツプするバツクアツプリングを介装したものに
おいて、 第2受担部を嵌装口内に突出させて、前縁突壁
の背面と対向させ、第2受担部と前縁突壁の背面
間に、前記締着具の締込みで圧着され且つバツク
アツプリングと連設状とされる内側密封シールを
介装した点にある。
以下、図示した実施例を参照してこの考案を説
明する。
第1図はこの種引抜工法の一例を略示したもの
であり、この場合旧窓枠1上下左右の一体四辺枠
として鉄その他ステンレス鋼などで形成され、下
枠を除き第2図に横断面で示す下向き開放状の嵌
装口2内に嵌装固着した状態にある。この旧窓枠
1の中央には引抜具3が配置されこれを対角線上
の支担材4…によつて完全に位置固定し、こうし
て引抜具3から上下に延びる引抜手段5,5でも
つて上、下枠を引抜くと共に引抜具3を90゜回転
させるか引抜手段5,5の取付点を交換すること
で左右枠についても同様に実施されこれで全枠辺
が取外されたことになる。第1図のカツタ目6…
はその引抜時の離脱を軽快な力でもつて容易迅速
化するために予め形成しておいてもよい。
このようにして旧窓枠1が除去される訳である
が、これを次に新窓枠7とする場合を以下に説明
する。
第2図はその一例であり、旧窓枠を取外した後
の窓枠取付対象は前記嵌装口2を前後間としその
前、後に前縁突壁8と後縁突壁9とを残した状態
にあり、これらは上.左.右についてのことであ
る。
図示では上枠に対する個所を例示してあるが他
の側枠に対しても同様である。
即ち、前記した嵌装口2の奥上面は、新窓枠7
用の装着基準面10として利用され、その面の前
寄りには、新しく埋着したアンカーボルト11が
下端突出状に備えられ、これにナツト12を介し
てL字アングル型の取着基準板13を所定間隔置
きに固設して成る。
この基準板13は基準面10に添接する基板1
3aとそれより下向き垂直に一体突出する連結板
13bとを有し、内外方向を向く内外長孔14を
介して内外に調節自在に固設される。
一方連結板13bには上下長孔15が形成され
これにボルト.ナツト(締着具)16を介して同
じL字アングル型のプレート取付基板17が連結
され、この取付基板17は立面板17aに左右長
孔18を有し、また水平面板17bにピース型の
アンカープレート19を溶接にて水平に固着して
ある。
アンカープレート19は周縁に複数配備され、
これらを通じて新窓枠7を装着しそののちフラン
ジ20を介して内部額縁21を装着しバツクアツ
プリング22を介して内部密封シール23を嵌装
して構成される。
この場合第2図示例では新窓枠7の周辺から一
体的な外部額縁24を突設しこれが上、左、右に
亘るものとして形成されると共に、外部額縁24
の外周部に、前縁突壁8の内周面と対向する第1
受担部24aと、内外方向に面状を呈して嵌装口
2に突出せしめられ且つ前縁突壁8の背面と対向
する第2受担部24bとが段付状で且つ連設状に
形成されている。
そして、第1受担部24aと前縁突壁8の内周
面間に外部密封シール25が介装され、このシー
ル25の背面と第2受担部24b間に、外部密封
シール25をバツクアツプするバツクアツプリン
グ22が介装されている。
又、第2受担部24bと前縁突壁8の背面間
に、ボルト・ナツト(締着具)16の締込みで圧
着され且つバツクアツプリング22と連設状とさ
れる内側密封シール26が介装されている。この
シール26は外部額縁24に固着されている。
尚、上記取着基準板13のL字型は、水平と垂
直な部分を有するものであればよく、例えばT字
型或いはコ字型等を含む意味とする。また例示で
は新規アンカーボルト11を設けて溶接に依らな
い所謂無火器工法で実施するが、残存アンカーボ
ルトを利用する場合は溶接に依ることも考えてい
る。更にプレート取付基板17とアンカープレー
ト19とは別体溶接タイプを例示したが第3図に
示した如く完全一体成形によつても可能であり、
またこれとは逆に、外部額縁24については第2
図の一体型のほか第3図の如く別体型としてもよ
く、この場合アンカープレート19に取着する。
更に第4図の場合は外部額縁24側ではなく前縁
突壁8側に内側密封シール26を固定したもの
で、この場合取着基準板13に共締めしたシール
取着プレート27を介して行なう。
このした構成は上.左.右枠に対して採用され
るが、残る下枠側の取付構成についても更にここ
で説明することとする。
即ち、28は下勾配状の据着面で旧窓枠の下枠
を残存せしめる場合は雨水浸透の問題はないがこ
れを除去する本実施例タイプではそれが問題とな
り、従つてここに防水施工をなす。そのための要
領は諸種考えており、例えば防水モルタル、アス
フアルトその他練物とかフイルム(噴射方式も含
む)状のものによつて行なう場合と、金属、樹脂
等による固形成型品で防水を行なう場合とがあ
る。第5図はアスフアルト29を敷装した場合を
例示し、その他亜鉛引鉄板とかアルミ板など種々
考えており、その敷装上を介して内面、内部に防
音材を貼着、充填したハツト型の防音台枠30を
固設する。この台枠30上には下アンカープレー
ト31が固着されこれを介して新窓枠7の下枠を
装着して成る。防音台枠30は第6図のようにL
型アングルでなる下部取着基準板32と下部プレ
ート取付基板33とで成るタイプに対し強固な支
承と防音効果を約束する。尚、下部取着基準板3
2上に中間取付板34を共締めし前下額縁35を
新窓枠7との間において取付けるようにした第6
図タイプでは下部取着基準板32と中間取付板3
4とを完全一体化したものとすることも予定して
いる。
この考案は以上の如くであり、外部額縁と前縁
突壁間が、外部密封シールと内側密封シールとに
より2重にシールされると共に、内側密封シール
が、締着具の締込みによつて、外部額縁と前縁突
壁間で強制的に圧着されているので、外部額縁と
前縁突壁間を確実にシールできる。又、内側密封
シールの圧着も、締着具の締込みを利用してお
り、施工も容易且つ迅速に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は引抜工法を例示する正面図、第2図は
この考案の一例を示す枠取付部の断面図、第3図
は別体外部額縁型での一例を示す断面図、第4図
は外部第2密封シールを壁側に固定した一例を示
した断面図、第5図は下枠取付構造の断面図、第
6図は他の下枠取付構造例の断面図、第7図は一
段シールの断面図、第8図は別体外部額縁型での
一段シール例の断面図である。 1…旧窓枠、2…嵌装口、7…新窓枠、8…前
縁突壁、13…取着基準板、16…締着具(ボル
ト.ナツト)、17…プレート取付基板、19…
アンカープレート、24…外部額縁、26…内側
密封シール。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 旧窓枠の外側に前縁突壁が対応すべく旧窓枠を
    嵌装固着したものに対し、旧窓枠を所望の離脱手
    段で取外しその取外し後を対象として新窓枠を密
    閉固着したものであつて、前記旧窓枠の嵌装口内
    にL型の取着基準板を配しその基部一辺が嵌装口
    奥端面に接して固着されまた他辺が垂直に突出さ
    れると共に、前記取着基準板の突出部に平行をな
    して、アンカープレートを設けるためのプレート
    取付基板を内外向きの締着具にて螺着し、且つア
    ンカープレートを介して新窓枠を取付け、該プレ
    ートを含む新窓枠側から前縁突壁側に外部額縁を
    突設し、この外部額縁の外周部に、前記前縁突壁
    の内周面と対向する第1受担部と、内外方向に面
    状を呈する第2受担部とを段付状で且つ連設状に
    形成して、第1受担部と前縁突壁の内周面間に外
    部密封シールを介装すると共に、この外部密封シ
    ールの背面と第2受担部間に、外部密封シールを
    バツクアツプするバツクアツプリングを介装した
    ものにおいて、 第2受担部を嵌装口内に突出させて、前縁突壁
    の背面と対向させ、第2受担部と前縁突壁の背面
    間に、前記締着具の締込みで圧着され且つバツク
    アツプリングと連設状とされる内側密封シールを
    介装したことを特徴とする旧窓枠取外し後の新窓
    枠の密閉固着装置。
JP11065782U 1982-07-20 1982-07-20 旧窓枠取外し後の新窓枠の密閉固着装置 Granted JPS5915789U (ja)

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JP11065782U JPS5915789U (ja) 1982-07-20 1982-07-20 旧窓枠取外し後の新窓枠の密閉固着装置

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JPS5915789U JPS5915789U (ja) 1984-01-31
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JP7091825B2 (ja) * 2018-05-21 2022-06-28 株式会社大林組 止水構造及び止水構造の施工方法

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JPS579979A (en) * 1980-06-17 1982-01-19 Meitaku Arukon Kk Window remolding and apparatus used therefor
JPS5738078B2 (ja) * 1978-10-16 1982-08-13

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