JPS63100518A

JPS63100518A - 中央監視盤用冷却フアンの制御方法

Info

Publication number: JPS63100518A
Application number: JP24526686A
Authority: JP
Inventors: Hidetaka Kubota; 久保田　秀孝
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1986-10-17
Filing date: 1986-10-17
Publication date: 1988-05-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明はビル管理システムなどの中央監視盤の冷却ファ
ンの制御方法に関する。

〔従来の技術〕

本発明に係わる中央監視盤は１例えば、日立評論ＶＯＬ
６６、ＮＱ６第４０頁１図２に紹介されているものが知
られている。この中央監視盤には中央処理装置（ＣＰＵ
）　、デイスプレィ装置（ＣＲＴ）、フロッピーディス
ク装置など許容温度の低い機器が内蔵されているため、
一般に、小形冷却ファンにより強制冷却を行なっている
。ビル管理システムの中央監視盤は、中央監視室、防災
センタ、あるいは、守衛室などに設置されるが、中央監
視盤を設置する付近には、宿直室、あるいは、仮眠室が
設けられることも多く、中央監視盤の冷却ファンより発
生する騒音が大きく、夜間眠れないと云う苦情が出てい
る。また、夜間は宿直室、仮眠室の暗騒音が低いので小
形冷却ファンでも眠りに入れないことがあり、夜間は冷
却ファンを強制的に停止している場合もある。この場合
。

中央監視盤の温度が規定値以上に上昇し、機器の寿命を
短かくする問題がある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記、従来の中央監視盤は、夜間の冷却ファンの騒音低
減について考慮されておらず、宿直室、あるいは仮眠室
が、中央監視室に設置されるときは、予じめ防音構造と
するなどの考慮が必要であつた、また、仮眠室などは、
中央監視盤が稼動に入った後に、中央監視室の一部に間
仕切を行ない設置されることもあり、騒音問題が後から
発生することも多い。

本発明の目的は、夜間の冷却ファンのファン騒音を低減
し、よって睡眠に入り易くし、苦情の出ない、中央監視
盤の冷却ファン制御方法を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、夜間の冷却ファン騒音を低減するため、ス
ケジュール制御と温度センサによる０Ｎ−ＯＦＦ制御、
および、ファン回転数制御を組合せ用いることにより達
成される。

〔作用〕

本発明の中央監視盤冷却ファンの制御方式は、夜間の睡
眠に入る時間帯はスケジュール制御により冷却ファンを
強制停止させて、ファン騒音を発生させず、熟睡してい
る時間帯は温度センサにより盤内温度を検出して０Ｎ−
ＯＦＦ制御、すなわち、盤内温度が設定値以上の場合は
冷却ファンを低速運転させる。また、盤内温度が設定値
以下のときは、冷却ファンは停止しており、ファン騒音
は発生しない。夜間、温度センサにより冷却ファンを運
転するときは、ファン回路に抵抗を挿入し、冷却ファン
の回転数を低くして、ファン騒音を低く抑え、睡眠を妨
げない様にするので、冷却ファン騒音による苦情が発生
しない。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図、第２図により説明す
る。第１図は冷却ファンの制御ブロック図、第２図はス
ケジュール制御の説明図である。

第１図において、１は中央監視盤の冷却ファンであり、
盤内機器の発熱量、機器の許容温度、盤外の周囲温度に
より必要風量が決められ、一般には、小形ファンを数台
並列に使用する。２は冷却ファン１のモータ回路に直列
に挿入した抵抗器であり、夜間、冷却ファン１の回転数
を低くし、ファン騒音を低く抑える。３はスケジュール
指令発生器であり、一般に、マイクロコンピュータにス
ケジュール指令プログラムを登録し、時刻に応じて指令
を発する。４は中央監視盤内に設けた温度センサであり
、０８点、ＯＦＦ点は盤内の許容温度に見合って設定す
る。また、０８点、ＯＦＦ点の間には適切なヒステリシ
ス巾を設け、ハンチングを防止する。５および９はＯＲ
ゲート素子、７および１０はＡＮＤゲート素子、６およ
び８はＮＯＴＯＲゲート素子る。５２はファン運転リレ
ー、４２は低速運転リレーであり、運転リレー５２が付
勢されているときは冷却ファン１は高速運転、運転リレ
ー５２が付勢しかつ低速運転リレー４２が消勢している
ときは冷却ファン１は低速運転となる。１１はスケジュ
ール発生器３より出力されるＯＮ指令、１２はスケジュ
ール発生器３より出力される強制ＯＦＦ指令である。１
３は温度センサ４の０Ｎ−ＯＦＦ指令である。

次に動作について説明する。第２図において、時刻Ｔ工
→Ｔ２区間（ａ区間）は昼間の時間帯であり、スケジュ
ール発生器３よりＯＮ指令（Ｈレベル）が出力されてい
る。制御ライン１１にＨが出力されると、制御ライン１
４もＨとなり、この時、制御ライン１２の強制○ＦＦ指
令はＬであるので、制御ライン１５はＨとなり、７のＡ
ＮＤ出力（制御ライン１７）はＨとなり、運転リレー５
２が付勢される。同時に、制御ライン１８もＨとなり、
１０のＡＮＤ出力（制御ライン１９）がＨとなるので低
速運転リレー４２も付勢され、直列抵抗器２を短絡する
ので冷却ファン１は高速で運転をする。（ファン回転数
α）次に夜になり、時刻Ｔ２→Ｔ３の区間（ｂ区間）は、睡
眠に入る時間帯である。スケジュール発生器３より強制
ＯＦＦ指令１２（Ｈレベル）を出力すると制御ライン１
５をＬとするので、ＡＮＤ素子７および１０の出力（制
御ライン１７および１９）はＬとなり、５２運転リレー
および４２低速運転リレーは消勢し冷却ファン１は停止
させているので騒音は発生せず睡眠に入ることができる
。

次に、時刻Ｔ、→Ｔ工の区間（区間Ｃ）は睡眠時間帯で
あり、スケジュール発生器３はＯＮ指令も、強制ＯＦＦ
指令も出力していない。このため、温度センサ４の、検
出温度により自動的に○Ｎ　−ＯＦＦ制御される。すな
わち、盤内温度が冬期や。

中間期で低くＯＮＮ点上下あれば、制御ライン１３はＬ
レベルであり、制御ライン１４および１５もＬのためＡ
ＮＤＮ刃出（制御ライン１７）もＬとなり運転リレー５
２は消勢しており冷却ファン１は運転しない。

温度センサ４の検出温度が中間期や、夏期でＯＮ点を越
えると制御ライン１３はＨとなり、制御ライン１３、お
よび１５は、Ｈとなるので、ＡＮＤ素子７の出力（制御
ライン１７）はＨとなり運転リレー５２は付勢され冷却
ファン１は運転に入る。また、制御ライン１６と１１は
Ｌであるので、制御ライン１８はＬとなり低速運転リレ
ー４２は消勢しており冷却ファン１には直列抵抗器２が
挿入されるので冷却ファン１は低速で回転しく回転数ｅ
）ファン騒音を低く抑えることができる。すなわち、区
間Ｃは温度センサにより０Ｎ−ＯＦＦ制御され、かつ、
ファンが運転した場合は、低速で回転するので、ファン
騒音が低く睡眠を妨げることはない０区間Ｃは夏期に冷
却能力が不足することが考えられるが、昼間のａ区間を
充分冷却すれば、ａ区間が長いこともあり、機器の寿命
を短縮する程のことはない。

〔発明の効果〕

本発明によれば、睡眠に入る時間帯はファンを強制停止
させ、それ以降の睡眠時間帯は盤内温度に応じて低速で
０Ｎ−ＯＦＦ制御するので、睡眠を妨げることがない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の制御ブロック図、第２図はスケジュー
ル制御の説明図である。１・・・冷却ファン、２・・・直列抵抗器、３・・・ス
ケジュール発生器、４・・・温度センサー、５，９・・
・ＯＲゲート素子、６，８・・・ＮＯＴＯＲゲート素子
、１０・・・ＡＮＤゲート素子。

Claims

【特許請求の範囲】１、中央監視盤の冷却フアン回路に直列抵抗器と運転リ
レー、低速運転リレーを備えた前記冷却フアンの運転回
路において、スケジユール発生器と温度センサの組合せにより、スケ
ジユール時刻と盤内温度により前記冷却フアンを制御し
、夜間の前記フアン騒音を低減するように制御すること
を特徴とする中央監視盤用冷却フアンの制御方法。