JPS636333A - 空調機の送風機制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、空調機に使用する送風機の制御装置に関する
。

（従来の技術） 空調機を暖房運転する場合、例えば送風吸込口付近に取
付けた室温セン１すにより、室温が設定温度を超えると
コンプレッサを停止させ、下回るとコンプレツナを運転
するという断続運転を行なうのが通常である。

この場合の室内送風機の従来の制御は、室内熱交換器に
取付けた温度セン１ノにより熱交換器が所定温度にまで
予熱された時から運転を開始して、上記コンプレツリの
運転・停止に合わせて回転速度を高・低に切換えるもの
である。第４図はこの従来の室内送風別の速度切換えを
行なう回路の一例を示す。同図において、サーモスタッ
ト１はその温度センサ部で検知した室温が設定温度をＦ
回るときは回路を閉じてコンプレッサ用リレー２を付勢
し、室温が設定温度を超えたときは回路を開いてコンプ
レッサ用リレー２を消勢することにより、コンプレッサ
（図示せず）の運転・停止を制御する。また、室内送風
殿フ？ンモータ３の高速運転用端子Ｈはコンプレツナ用
リレー２のａ接点２ａを介して電源に接続され、低速運
転用端子りは同リレー２のｂ接点２ｂを介して電源に接
続されている。これにより、第５図に示づように、コン
プレッサの運転時つまり暖房運転時には室内送風機は高
速回転となって温風を強力に吹出し、また、コンプレッ
サの停止時つまり暖房の停止時には室内送風機は低速回
転となり微風を吹出すようになっている。

（発明が解決しようとする問題点） このように、従来は暖房運転の停止時においても室内送
風機を低速で回転させている。これは、送風檄を完全に
停止させてしまうと、サーモスタット１の温度センサ部
に室内空気が循環しなくなるために、この温度センサ部
の温度がいつまでも下がらず、室温が低下しても暖房運
転が再開されないという問題が生じるからて゛ある。

しかしながら、暖房停止時に風が流れるために、いくら
微風であっても室内の入間には肌寒く感じてしまうとい
う問題がある。

そこで本発明は、重湯制御が不可能になるという送風停
止に伴う上記の不都合を生じさせることなく暖房停止時
に送風を停止させる空調機の送風機制御装置を提供する
ことを目的とする。

〔発明の構成］ （問題点を解決するための手段）− 上記目的達成のために本発明は、暖房停止と同時に室内
送風灘を停止させ、この送風停止後設定時間経過後に室
内送風別の運転を再開するようにしたものである。

（作　用） 暖房停止と同時に送風を停止することにより、暖房停止
時の冷風吹出しが無くなる。これによりサーモスタット
の温度センサ部に空気が循環しなくなりＶ温検出ができ
なくなるが、設定時間経過後には送風が再開されるので
再び室温検出が可能になり、室温が設定温度以下になれ
ば暖房運転が再開される。

このようにして、室温制御機能を損うことなく暖房停止
時の冷風吹出しを防止することができる。

（実施例） 以下、実施例により本発明を説明する。

第１図は本発明に係る送風機制御装置の一実施例の要部
を示す回路図であり、第４図と同一物には同一符号を付
しである。

本実施例において、第４図の従来例と異なる点は、電源
投入されてから設定時間Ｔ経過後にａ接点４ａを閉じる
タイマーリレー４を、コンプレッサ用リレー２のｂ接点
２ｂを介して電源に接続し、室内送Ｉｌｌ別ファンモー
タ３の低速運転用端子りを、タイマーリレー４のａ接点
４ａを介し一〇電源に接続している点である。他の部分
の構成は第４図と同一である。なお、図示されてはいな
いが、熱交換器に取付けた温度セン）すにより、熱交換
器の湿度が所定温度以上に予熱されていな【ノればファ
ンモータ３は起動されないようになつ−Ｃいる。

第３図は上記構成による本実施例の作用を示すタイムチ
ャートである。以下、同図及び第１図を参照して本実施
例の作用を説明する。まず、コンプレッサの運転つまり
暖房運転が最初に開始されて熱交換器が所定温度にまで
予熱されるとファンモータ３の運転が開始される。この
時室温は設定温度に達していないので、図示のようにサ
ーモスタット１はオン状態でありコンプレツナ用リレー
２は付勢されている。従って、暖房運転は続行され、フ
ァンモータ３は高速回転で運転され、温風が室内へ吹出
される。

その後、室温が設定温度に達すると（時点ｔ１）、サー
モスタット１はオフ状態に切換ねりコンプレッサ用リレ
ー２を消勢する。これにより、＠房運転は停止され、フ
ァンモータ３は電源からＩ、ｌｊり離されて送風を停止
する。これと同時に、タイマーリレー４に電源が投入さ
れ、このタイマーリレー４が計時を開始する。

タイマーリレー４は設定時間Ｔをｔ１時づると（時点ｔ
２）、そのａ接点４ａを投入する。これにより、ファン
モータ３の低速運転用端子りに電源が投入され、ファン
モータ３は低速で回転を開始する。従って、空調機から
微風が吹出され、サーモスタット１の温度センサ部に室
内空気が循環されるようになり、室温検出が再び可能と
なる。

サーモスタット１が室温検出可能状態に回復した時点又
は回復した後に、室温が設定温度以下になるとく時点ｔ
３）、サーモスタット１は再びオン状態に切換ねりコン
プレッサ用リレー２を付勢する。これにより、暖房運転
が再開され、タイマーリレー４は電源遮断されてリレッ
ト状態に戻り、ファンモータ３は高速運転用端子Ｈ１，
：電源を投入され温風吹出しを再開する。

以後、室温の変化に伴って上記の動作が繰り返されて行
く。

このようにして、暖房停止と同時に送風も停止させるの
で、設定時間Ｔ後に送Ｓが再開されるまでは、室内の人
間は冷風吹出しによる寒さを味わうことは無い。

上記設定時間Ｔは、空調いが据付４Ｊられる部屋の熱負
荷に応じて適切な伯に設定できるようにすることが望ま
しい。即ち、第３図に示づように、部屋の熱負荷の大小
により暖房停止時点ｔ１からの室温の低下率が異なるの
で、室温が暖房運転を再開ずべき温度Ｔ　にまで低下し
た時点ｔ４゜ｔ　′でサーモスタット１が室温検出可能
状態に回復して暖房運転を再開するように設定部間゛「
を定めることが望ましい（但し、少なくともコンプレッ
サ保護のための再起動防止時間（例えば３分間）は暖房
を停止するといった制限も加味する必要がある）。その
設定方法としては、部屋の広さ、建物の構造（木造、鉄
筋）、屋外温度（０℃以下、以上）等に応じて手１ＦＪ
Ｉ設定する方法や、マイクロコンピュータ制御により暖
房運転時の室温、ト胃率或いは暖房停止から室温検出可
能状態回復までの間の室温低下量などに応じて自動調整
する方法などが考えられる。

上記のように設定時間Ｔを適切な値に定めておけば、従
来装置とほぼ同じ運転・停止のサイクルを保ったまま、
換言すれば従来装置と同程度の室温制御２１ＩＩａ能を
保持したまま、暖房停止時の冷風吹出し時間を必要最小
限の時間、つまりサーモスタットの温度ヒンサ部に室内
空気を巡還させ゛く室温検出可能状態に回復させるため
に要する時間だけに短縮することが可能になる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、暖房停止と同時
に送風も停止し、設定時間経過後に送風を再開するよう
にしているので、室温制御は能を損なうことなく、暖房
停止時の冷風吹出しを有効に防止でき、しかも湘費電力
の節減にもなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る送風別制’ｅｉＪ装置の一実施例
の要部を示す回路図、第２図は同実施例の作用を示すタ
イムチャート、第３図は同実施例における設定時間の定
め方を説明づるための室温低下特性図、第４図は従来の
送風機制御装置の要部を示す回路図、第５図は同従来装
置の作用を示すタイムチャートである。 １・・・サーモスタット、２・・・コンプレツリ用リレ
ー、２ａ・・・コンブレラ１す用リレーのａ接点、２ｂ
・・・コンプレッサ用リレーのｂ接点、３・・・室内送
風機ファンモータ、４・・・タイマーリレー、４ａ・・
・タイマーリレーのａ接点。 出願人代理人　　佐　　伎　　−雄 躬１図 も２図 第３　図 第４図 時開− 筋５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、暖房運転を断続的に行なつて室内温度を設定温度に
   保つ空調機において、暖房停止と同時に送風機を停止さ
   せ、この停止から設定時間経過後に送風機の運転を再開
   させることを特徴とする空調機の送風機制御装置。 ２、前記設定時間は部屋の熱負荷に応じて設定すること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項記載の空調機の送風
   制御装置。 ３、前記送風機運転の再開から暖房運転の再開までの間
   は、送風機を低速で運転することを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載の空調機の送風機制御装置。