JP2002181366A - 空気調和機の制御方法 - Google Patents

空気調和機の制御方法

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JP2002181366A
JP2002181366A JP2000375671A JP2000375671A JP2002181366A JP 2002181366 A JP2002181366 A JP 2002181366A JP 2000375671 A JP2000375671 A JP 2000375671A JP 2000375671 A JP2000375671 A JP 2000375671A JP 2002181366 A JP2002181366 A JP 2002181366A
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zone
compressor
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Takashi Uchiumi
隆志 内海
Eiji Futagami
英治 二神
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和機の除湿運転(冷房運転)時に、電
熱装置を適切に制御し、最適な除湿を行うとともに、省
エネルギへの寄与を図ること目的とする。 【解決手段】 除湿運転あるいは冷房運転時に室内熱交
換器と室内ファンとの間の電熱装置を制御し、室内の湿
度を除去する空気調和機の制御方法は、圧縮機が停止す
るまでは電熱装置をオフ制御し(ST1,ST2)、圧
縮機が停止した後には電熱装置をオン制御し(ST
3)、電熱装置をオン制御している場合、圧縮機の運転
回転数がAまたはB(高回転数)ゾーンに入ったときに
は同電熱装置をオフ制御し(ST4,ST5)、圧縮機
の運転回転数がEまたはF(低回転数)ゾーンに入った
ときには、電熱装置をオン制御する(ST6,ST
1)。また、電熱装置のオン中に、運転回転数がCまた
はD(中回転数)ゾーンに、電熱装置のオン制御を所定
時間継続可能とし、所定時間経過後に同電熱手段をオフ
制御する(ST7,ST8,ST9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電熱装置を搭載し
ている空気調和機の除湿(ドライ)運転または冷房運転
時の制御方法に係り、特に詳しくは、電熱装置を適切に
制御し、最適な除湿を可能とし、省エネルギ化を実現す
るようにした空気調和機の制御方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の除湿運転または冷房運転に
おいては、室内機に備えた電熱装置を制御して除湿を行
う。この場合例えば、図5および図6に示すように、電
熱装置1は室内熱交換器2と室内ファン3との間に設け
られており、室内の空気を室内熱交換器2の蒸発器で除
湿し、蒸発器を通過した冷たい空気を電熱装置1のヒー
タで暖めて室内に吹き出す。このため、室温を下げ過ぎ
ることなく、除湿を行うことができる。
【0003】室内機制御装置4は、当該室温コントロー
ルに必要な制御を行うとともに電熱装置1を制御し、室
温コントロールにおいてはリモコン5の設定にしたがっ
た制御を行う。また、室温センサ6による検出室温とリ
モコン5の設定温度との差に応じて圧縮機7の運転周波
数等の指令を室外機制御装置8に送信し、室内ファン3
を制御する。
【0004】室外機制御装置8は、室内機制御装置4か
らの指令により四方弁9を制御するとともに、圧縮機
7、電子膨張弁10および室外ファン11を制御する。
なお、図6は当該冷凍サイクルを示しており、12は室
外機熱交換器である。
【0005】このように、室温コントロールが行われる
とともに、電熱装置1が制御されることにより、特に除
湿運転時には、蒸発器を通過した空気が電熱装置1で暖
められることもあって、室内環境を快適に維持すること
が可能である。
【0006】ところで、電熱装置1の制御にあっては、
例えば、除湿運転または冷房運転中に、電熱装置1をオ
ンとする(ヒータに通電を行う)。このとき、電熱装置
1によって当該空気調和機の消費電力が増加するため、
省エネルギの観点からすると好ましいとは言いがたい。
【0007】また、室温コンロトールや除湿効果の観点
からすると、室温が低下し易い条件(例えば冷房負荷が
軽い条件)下等にあっては、電熱装置1をオンにした方
よい場合もあり、室温が低下しにくい条件(例えば冷房
負荷が重い条件)下等にあっては、電熱装置1をオンに
しなくともよい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記空気調和機の制御
方法においては、電熱装置1をオンにする条件の判定が
曖昧であり、例えば、電熱装置1を不必要にオンした
り、また必要な時に電熱装置1をオンにしなかったり
と、適切な除湿が行われないことがあり、この場合省エ
ネルギの観点からも好ましくないことが多々ある。
【0009】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は、電熱装置を適切に制御し、最適な除
湿を行うとともに、省エネルギ化を図ることができるよ
うにした空気調和機の制御方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、冷凍サイクルの冷媒を室外熱交換器から
室内熱交換器に循環して室温コントロールを行う一方、
除湿運転あるいは冷房運転時に室内熱交換器と室内ファ
ンとの間の電熱手段を制御し、室内の湿度を除去する空
気調和機の制御方法であって、上記除湿運転あるいは冷
房運転時には、上記室温コントロールにより上記冷凍サ
イクルを構成する圧縮機が停止するまでは、上記電熱手
段をオフ制御し、この圧縮機が停止した後には、上記電
熱手段をオン制御するようにしたことを特徴としてい
る。
【0011】本発明は、冷凍サイクルの冷媒を室外熱交
換器から室内熱交換器に循環して室温コントロールを行
う一方、除湿運転あるいは冷房運転時に室内熱交換器と
室内ファンとの間の電熱手段を制御し、室内の湿度を除
去する空気調和機の制御方法であって、上記除湿運転あ
るいは冷房運転時には、上記室温コントロールにより上
記冷凍サイクルを構成する圧縮機が停止するまでは、上
記電熱手段をオフ制御し、この圧縮機が停止した後に
は、上記電熱手段をオン制御するとともに、この電熱手
段をオン制御している場合、上記圧縮機の運転回転数が
高回転数ゾーンに入ったときには、同電熱手段をオフ制
御し、上記運転回転数が低回転数ゾーンに入ったときに
は、上記電熱手段をオン制御するようにしたことを特徴
とする空気調和機の制御方法。
【0012】上記電熱手段をオン制御している場合、上
記圧縮機の運転回転数が中回転数ゾーンに入ったときに
は、上記電熱手段のオン制御を所定時間継続可能とし、
この所定時間上記電熱手段をオン制御したときには、同
電熱手段をオフ制御するとよい。これにより、運転回転
数が中回転数ゾーンにあり、かつ、所定時間が経過して
も、その運転回転数が中回転数ゾーンに入っている場合
では、電熱手段をオン状態のままにしていると、室温が
設定温度付近に達しないが、電熱手段をオフにすること
により、室温が設定温度付近に近づき、室内環境の向上
が図れる。
【0013】上記電熱手段のオフ制御中に、上記圧縮機
の運転回転数が低回転数ゾーンに入り、かつ、当該室内
の湿度が所定値以上であるときには、上記電熱手段をオ
ン制御するとよい。これにより、室温が上昇することか
ら、室温コントロールにより圧縮機の運転回転数が上昇
し、湿度が下げられる。
【0014】上記電熱手段のオフ制御中に、上記圧縮機
が停止したときには、上記電熱手段をオン制御するとよ
い。これにより、圧縮機が停止した場合でも、室温が設
定温度に維持されることから、電熱手段をオン制御して
も、室内環境が極端に悪化することがなく、除湿効果を
上げることができる。
【0015】上記電熱手段をオン、オフ制御するための
条件としての運転回転数に代えて室温を用い、リモコン
の設定によって設定温度に所定値を加味し、少なくとも
上記高回転数ゾーン、中回転数ゾーン、低回転数ゾー
ン、および圧縮機の停止に対応するゾーンを設定し、上
記室温がそれらゾーンにあるときには、上記電熱手段を
オン、あるいはオフ制御するとよい。これにより、圧縮
機の運転回転数と相対的な関係にある室温を条件とし
て、電熱手段をオン、オフ制御しても、運転回転数を条
件としている場合と同様の作用、効果が得られる。ま
た、室温は実際の室内環境を反映していることから、よ
り現実的に電熱手段が適切に制御される。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
ないし図4を参照して詳細に説明する。なお、図2中、
図5と同一部分には同一符号を付して重複説明を省略す
る。また、当該冷凍サイクルは図6を参照されたい。
【0017】図2および図3において、この空気調和機
の制御方法が適用される制御装置は、図1のルーチンに
したがって圧縮機7の運転回転数に応じて電熱装置1を
オン、オフ制御する。また、室内機制御装置20は、所
定時間計時するタイマを備え、また、図4に示す室内機
制御装置4の機能も備えている。
【0018】圧縮機7の運転回転数は、図3に示すよう
に複数ゾーンに分かれている。この図において、Aない
しFゾーンについては、Aゾーン>30rps、25r
ps<Bゾーン≦30rps、20rps<Cゾーン≦
25rps、15rps<Dゾーン≦20rps、0r
ps<Eゾーン≦10rpsおよびFゾーン=0rps
である。そして、上記運転回転数を条件としてゾーン毎
に、電熱装置1をオン、あるいオフとする判定を行う。
【0019】次に、上記構成の制御装置の動作を図1の
フローチャート図を参照して説明する。まず、リモコン
5により除湿運転(あるいは冷房運転)の操作が行われ
ると、室内機制御装置20および室外機制御装置8は、
従来と同様に、リモコン5の操作に応じた運転、室温コ
ントロールのための制御を行う。このとき、室内機制御
装置20はその運転の開始と同時に、図1に示すルーチ
ンを実行して電熱装置1をオフ制御し、ヒータの通電を
停止する(ステップST1)。
【0020】続いて、圧縮機7の運転回転数の条件がF
ゾーンに入ったか否かを判断し(ステップST2)、運
転回転数がFゾーンに入っていなければ、電熱装置1を
オフ状態のままとする。すなわち、圧縮機7の運転が停
止していない場合では、冷房負荷が重く、室温がなかな
か設定温度に近づかないということで、ヒータに通電を
行う必要がない。したがって、無駄なヒータ通電を行わ
ず、省エネルギの観点からも好ましい。
【0021】上記室温コントロールによって室温が設定
温度付近に維持されるようになり、圧縮機7の運転回転
数がFゾーンに入ると、電熱装置1をオンにし(ステッ
プST3)、適切な除湿を可能とする。このように、当
該運転開始後、圧縮機7の運転が停止したということ
は、冷房負荷が軽くなることから、ヒータに通電しても
よいと判断することができる。この場合、ヒータ通電に
よって室温コントロールに悪影響が及ぼされることもな
い。
【0022】続いて、運転回転数がAまたはBゾーン
(高回転数ゾーン)に入ったか否かを判断する(ステッ
プST4)。上記電熱装置1をオンにしたことにより、
室温が上昇し、圧縮機7の運転回転数が上昇してAまた
はBゾーンに入ると、電熱装置1をオフにする(ステッ
プST5)。すなわち、運転回転数がAまたはBゾーン
に入るということは、冷房負荷が重くなり、ヒータに通
電を行わなくとも、圧縮機7の運転が可能である。した
がって、ヒータの通電を停止した方が省エネルギの観点
からも好ましいからである。
【0023】続いて、上記電熱装置1をオフにした後、
運転回転数がEまたはFゾーン(低回転数ゾーン)に入
ったか否かを判断し(ステップST6)、その運転回転
数がEまたはFゾーンに入るまで電熱装置1をオフ状態
のままとする。運転回転数がEまたはFゾーンに入る
と、ステップST3に戻って上述したステップを繰り返
す。これにより、上述と同様の効果が発揮されることに
なる。
【0024】また、上記電熱装置1のオン中に、運転回
転数がAまたはBゾーンに入っていなければ、ステップ
ST4からST7に進み、その運転回転数がCゾーンま
たはDゾーン(中回転数ゾーン)であるか否かを判断す
る。
【0025】運転回転数がCまたはDゾーンに入ってい
れば、ステップST4からST7,ST8に進み、所定
時間(例えば20分)計時するのタイマ(内部タイマ)
をスタートし、または、その電熱装置1のオン状態を継
続する。
【0026】タイマがタイムアップするまで、ステップ
ST9からST4に戻って上述した処理を繰り返す。こ
の場合、ステップST8の処理においては、タイマをス
タートしているときには再スタートを行わない。すなわ
ち、運転回転数がCまたはDゾーンに入っているという
ことは、冷房負荷が軽い傾向にあることから、電熱装置
1をオン状態のままにしないと、圧縮機7の運転が停止
してしまい、除湿を継続することができなくなるからで
ある。
【0027】また、上記タイマがタイムアップするまで
の間に、例えば電熱装置1のオン状態により運転回転数
が上昇し、運転回転数がCまたはDゾーンから外れる
と、ステップST7からST10に進み、上記タイマを
リセットしてステップST4に戻り、上述した処理を繰
り返す。
【0028】さらに、運転周波数がCまたはDゾーンに
入っているときに、タイマがタイムアップすると、ステ
ップST9からST1に戻り、電熱装置1をオフ状態に
し、上述した処理を繰り返す。すなわち、運転回転数が
CまたはDゾーンにあり、電熱装置1のオン状態が所定
時間継続しているということは、ヒータ通電により室温
が設定温度付近に到達しないことから、電熱装置1をオ
フにした方がよいからである。
【0029】また、図3に示すように、圧縮機7の運転
回転に代えて室温を用い、この室温がAないしFゾーン
の如何なるゾーンにあるかを判断することにより、電熱
装置1をオン、オフするようにしてもよい。この場合、
各ゾーン分けについては、Aゾーン>Ts+3.5℃、
Ts+2.5℃<Bゾーン≦Ts+3.5℃、Ts+
1.5℃<Cゾーン≦Ts+2.5℃、Ts+0.5℃
<Dゾーン≦Ts+1.5℃、Ts−0.5℃<Eゾー
ン≦Ts+0.5℃およびFゾーン≦Ts−0.5℃で
ある。なお、Tsは設定温度である。
【0030】この前実施例の変形例にあっては、上記条
件としての運転回転数を室温に代えれば、図1に示すル
ーチンをそのまま実行し、前実施例と同じ効果が得られ
る。なお、この変形例の動作については、前実施例と重
複することから、詳細な説明を省略する。
【0031】この変形例を簡単に説明すると、室温がF
ゾーンに入ると、電熱装置1をオンとする。そして、電
熱装置1のオン状態にあるときに、室温がAまたはBゾ
ーンに入ると、電熱装置1をオフとし、電熱装置1のオ
フ状態にあるときに、室温がEまたはゾーンに入ると、
電熱装置1をオンとする。
【0032】電熱装置1がオン状態にあるときに、室温
がCまたDゾーンに入ると、所定時間(例えば20分)
が経過するまでその電熱装置1のオン状態を維持し、こ
の所定時間が経過すると電熱装置1をオフ状態とする。
その所定時間が経過する前に、室温がCまたはDゾーン
から外れ、例えばAまたはBゾーンに入ると、電熱装置
1をオフ状態とする。
【0033】図4は、本発明の他の実施例を示す概略的
ブロック線図である。なお、図中、図2と同一部分には
同一符号を付して重複説明を省略する。また、この他の
実施例の動作を説明するための概略的フローチャート図
は、図1に波線の処理を付加したものである。
【0034】この実施例の空気調和機の制御方法が適用
される制御装置は、室内湿度を検出する湿度センサ30
と、上述した実施例にその室内湿度を加味して電熱装置
1のオン、オフを制御する室内機制御装置31とを備え
ている。なお、室内機制御装置31は図2に示す室内機
制御装置20の機能も備えている。
【0035】上記構成の制御装置の動作を図1を参照し
て説明する。なお、上述した実施例と重複する処理につ
いてはその説明を省略し、また、AないしFゾーンにつ
いは図3を参照されたい。この実施例の室内機制御装置
31は、電熱装置1をオフとした後(ステップST
1)、圧縮機7の運転回転数がFゾーンに入っていなけ
れば、ステップST2からST11に進む。そして、運
転回転数がEゾーンに入っており、かつ、湿度センサ3
0による検出室内湿度が所定値(例えば70%)以上よ
り高いか否かを判断する。
【0036】運転回転数がEゾーンにまで低下していな
ければ、ステップST2に戻り、上述した処理を繰り返
す。また、運転回転数がEゾーンにまで低下していて
も、室内湿度が70%より低ければ、ステップST2に
戻り、上述した処理を繰り返す。すなわち、除湿能力を
上げる必要もなく、電熱装置1をオンにしない方が好ま
しいからである。しかし、運転回転数がEゾーンにまで
低下し、かつ室内湿度が70%以上と高ければ、ステッ
プST11からST3に進み、電熱装置1をオン状態と
し、除湿能力を上げる。
【0037】このように、電熱装置1がオフ状態になっ
ている場合、運転回転数がFゾーンにまで低下する前
に、その運転回転数がEゾーンに入り、運転回転数が低
下する傾向にあって(室温が設定温度付近に近づきづつ
あり)、かつ、室内湿度が高いときには電熱装置1をオ
ン状態とする。
【0038】すなわち、運転回転数が極めて低く、電熱
装置1をオフ状態としている場合で、室内の湿度が高い
ときには、その湿度を下げるために、運転回転数を上げ
る方がよいが、電熱装置1をオフとしていると室温が低
下するだけなく、室温コントロールにより圧縮機7が停
止してしまうからである。そのような状況を想定して電
熱装置1をオンにすることにより、室温が上昇する。し
かも、室温コントロールによって運転回転数が上昇し、
室内湿度が下げられる。
【0039】なお、この実施例において、前実施例の変
形例と同様に、運転回転数に代えて室温を条件とすれ
ば、効果的には同じであることは明かである。また、上
述した実施例では、AないしFゾーンの6ゾーンに分
け、それらゾーンに高回転数ゾーン、中回転数ゾーン、
低回転数ゾーン、停止ゾーンに振り分けているが、少な
くとも4ゾーンあればよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、以下に述
べる効果を奏する。本発明の空気調和機の制御方法は、
冷凍サイクルの冷媒を室外熱交換器から室内熱交換器に
循環して室温コントロールを行う一方、除湿運転あるい
は冷房運転時に室内熱交換器と室内ファンとの間の電熱
手段を制御し、室内の湿度を除去する空気調和機の制御
方法であって、上記除湿運転あるいは冷房運転時には、
上記室温コントロールにより上記冷凍サイクルを構成す
る圧縮機が停止するまでは、上記電熱手段をオフ制御
し、この圧縮機が停止した後に上記電熱手段をオン制御
していることから、室温が設定温度付近となり、しか
も、設定温度に維持された状態になって電熱手段がオン
制御されるため、室内環境が急激に悪化することがな
く、最適な除湿が行える。しかも、省エネルギの向上が
図れるという効果がある。
【0041】本発明の空気調和機の制御方法は、上記除
湿運転あるいは冷房運転時には、上記室温コントロール
により上記冷凍サイクルを構成する圧縮機が停止するま
では、上記電熱手段をオフ制御し、この圧縮機が停止し
た後には、上記電熱手段をオン制御し、電熱手段をオン
制御している場合、上記圧縮機の運転回転数が高回転数
ゾーンに入ったときには、同電熱手段をオフ制御し、上
記運転回転数が低回転数ゾーンに入ったときには、上記
電熱手段をオン制御していることから、除湿効果等を加
味して電熱手段が適切に制御されて最適な除湿が行われ
るとともに、省エネルギの向上を図ることができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示し、空気調和機の制
御方法を説明するための概略的フローチャート図。
【図2】本発明の空気調和機の制御方法が適用される制
御装置を説明するための概略的ブロック線図。
【図3】本発明の空気調和機の制御方法を説明するため
の概略的模式図。
【図4】本発明の他の実施例を示す空気調和機の制御方
法が適用される制御装置を説明するための概略的ブロッ
ク線図。
【図5】従来の空気調和機の制御装置を説明するための
概略的ブロック線図。
【図6】空気調和機の冷凍サイクルを説明するための概
略的構成図。
【符号の説明】
1 電熱装置 2 室内熱交換器 3 室内ファン 4,20,31 室内機制御装置 5 リモコン 6 室温センサ 7 圧縮機 8 室外機制御装置 30 湿度センサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍サイクルの冷媒を室外熱交換器から
    室内熱交換器に循環して室温コントロールを行う一方、
    除湿運転あるいは冷房運転時に室内熱交換器と室内ファ
    ンとの間の電熱手段を制御し、室内の湿度を除去する空
    気調和機の制御方法であって、前記除湿運転あるいは冷
    房運転時には、前記室温コントロールにより前記冷凍サ
    イクルを構成する圧縮機が停止するまでは、前記電熱手
    段をオフ制御し、該圧縮機が停止した後には、前記電熱
    手段をオン制御するようにしたことを特徴とする空気調
    和機の制御方法。
  2. 【請求項2】 冷凍サイクルの冷媒を室外熱交換器から
    室内熱交換器に循環して室温コントロールを行う一方、
    除湿運転あるいは冷房運転時に室内熱交換器と室内ファ
    ンとの間の電熱手段を制御し、室内の湿度を除去する空
    気調和機の制御方法であって、前記除湿運転あるいは冷
    房運転時には、前記室温コントロールにより前記冷凍サ
    イクルを構成する圧縮機が停止するまでは、前記電熱手
    段をオフ制御し、該圧縮機が停止した後には、前記電熱
    手段をオン制御するとともに、該電熱手段をオン制御し
    ている場合、前記圧縮機の運転回転数が高回転数ゾーン
    に入ったときには、同電熱手段をオフ制御し、前記運転
    回転数が低回転数ゾーンに入ったときには、前記電熱手
    段をオン制御するようにしたことを特徴とする空気調和
    機の制御方法。
  3. 【請求項3】 前記電熱手段をオン制御している場合、
    前記圧縮機の運転回転数が中回転数ゾーンに入ったとき
    には、前記電熱手段のオン制御を所定時間継続可能と
    し、該所定時間前記電熱手段をオン制御したときには、
    同電熱手段をオフ制御するようにした請求項2に記載の
    空気調和機の制御方法。
  4. 【請求項4】 前記電熱手段のオフ制御中に、前記圧縮
    機の運転回転数が低回転数ゾーンに入り、かつ、当該室
    内の湿度が所定値以上であるときには、前記電熱手段を
    オン制御するようにした請求項2または3に記載の空気
    調和機の制御方法。
  5. 【請求項5】 前記電熱手段のオフ制御中に、前記圧縮
    機が停止したときには、前記電熱手段をオン制御するよ
    うにした請求項2または3に記載の空気調和機の制御方
    法。
  6. 【請求項6】 前記電熱手段をオン、オフ制御するため
    の条件としての運転回転数に代えて室温を用い、リモコ
    ンによって設定された設定温度に所定値を加味し、少な
    くとも前記高回転数ゾーン、中回転数ゾーン、低回転数
    ゾーン、および圧縮機の停止に対応するゾーンを設定
    し、前記室温がそれらゾーンにあるときに、前記電熱手
    段をオン、あるいはオフ制御するようにした請求項2,
    3,4または5に記載の空気調和機の制御方法。
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