JPH10153336A - 空気調和機の制御方法 - Google Patents
空気調和機の制御方法Info
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- JPH10153336A JPH10153336A JP8326152A JP32615296A JPH10153336A JP H10153336 A JPH10153336 A JP H10153336A JP 8326152 A JP8326152 A JP 8326152A JP 32615296 A JP32615296 A JP 32615296A JP H10153336 A JPH10153336 A JP H10153336A
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- rotation speed
- air temperature
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2600/00—Control issues
- F25B2600/02—Compressor control
- F25B2600/021—Inverters therefor
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/70—Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧縮機の負荷が軽いときには最低回転数を従
来より低めの値とし、安全性を確保しながら、微妙な室
温調節を可能とし、より快適性の向上を図る。 【解決手段】 室内機制御部12からの運転周波数コー
ドを受けた室外機制御部10は冷凍サイクルを構成する
圧縮機4をインバータ制御する。室外機制御部10はタ
イマ部10cのタイマAをスタートして圧縮機4の起動
から所定時間Taを計時するとともに、この所定時間T
aの間圧縮機4の最低回転数を高めの値に設定する。タ
イマAによる所定時間Ta経過後は外気温度検出部10
aで検出された外気温度に応じて圧縮機4の最低回転数
を可変、設定し、かつタイマ部10cのタイマBを所定
時間Tb毎にスタートし、この所定時間Tb毎に外気温
度に応じて圧縮機4の最低回転数を可変、設定する。
来より低めの値とし、安全性を確保しながら、微妙な室
温調節を可能とし、より快適性の向上を図る。 【解決手段】 室内機制御部12からの運転周波数コー
ドを受けた室外機制御部10は冷凍サイクルを構成する
圧縮機4をインバータ制御する。室外機制御部10はタ
イマ部10cのタイマAをスタートして圧縮機4の起動
から所定時間Taを計時するとともに、この所定時間T
aの間圧縮機4の最低回転数を高めの値に設定する。タ
イマAによる所定時間Ta経過後は外気温度検出部10
aで検出された外気温度に応じて圧縮機4の最低回転数
を可変、設定し、かつタイマ部10cのタイマBを所定
時間Tb毎にスタートし、この所定時間Tb毎に外気温
度に応じて圧縮機4の最低回転数を可変、設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はインバータ式空気
調和機の圧縮機制御技術に係り、特に詳しくは負荷が重
くない場合には圧縮機の最低回転数を下げ、快適性等の
向上が図れるようにした空気調和機の制御方法に関する
ものである。
調和機の圧縮機制御技術に係り、特に詳しくは負荷が重
くない場合には圧縮機の最低回転数を下げ、快適性等の
向上が図れるようにした空気調和機の制御方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】この種の空気調和機は、冷凍サイクルで
得た冷媒を室内熱交換器に循環するとともに、この室内
熱交換器で交換された冷風あるいは温風を室内ファンに
より室内に吹き出し、室温をコントロールする。
得た冷媒を室内熱交換器に循環するとともに、この室内
熱交換器で交換された冷風あるいは温風を室内ファンに
より室内に吹き出し、室温をコントロールする。
【0003】例えば図4に示すように、この空気調和機
の室内機制御部1はリモコン2の設定温度および室内温
度センサ部3の検出室温に応じて冷凍サイクルを構成す
る圧縮機4の運転周波数を決定するとともに、この運転
周波数をコードで室外機制御部5に転送する一方、リモ
コン2の設定風量に応じて室内ファンを所定に回転制御
する。室外機制御部5は室内機制御部1からの運転周波
数のコードにしたがって圧縮機4をインバータ制御す
る。
の室内機制御部1はリモコン2の設定温度および室内温
度センサ部3の検出室温に応じて冷凍サイクルを構成す
る圧縮機4の運転周波数を決定するとともに、この運転
周波数をコードで室外機制御部5に転送する一方、リモ
コン2の設定風量に応じて室内ファンを所定に回転制御
する。室外機制御部5は室内機制御部1からの運転周波
数のコードにしたがって圧縮機4をインバータ制御す
る。
【0004】すると、所定温圧の冷媒が得られ、この所
定冷媒が毛細管や電子膨張弁を介して室内熱交換器に循
環され、この室内熱交換器において熱交換が行われるた
め、室内ファンの回転により室内には所望の冷風や温風
が吹き出され、室内環境が快適に保たれる。
定冷媒が毛細管や電子膨張弁を介して室内熱交換器に循
環され、この室内熱交換器において熱交換が行われるた
め、室内ファンの回転により室内には所望の冷風や温風
が吹き出され、室内環境が快適に保たれる。
【0005】ところで、例えば外気温度が高く、負荷が
重い状態にある場合、圧縮機4の回転数がある程度高け
れば慣性モーメントの作用により圧縮機4の振動は小さ
い。しかし、圧縮機4の回転数が低いと、圧縮機4の振
動が大きくなり(トルク変動の影響により回転速度にム
ラが生じ)、また配管に亀裂等が生じることもある。さ
らに、例えば圧縮機モータがブラシレスモータである
と、圧縮機3の振動(回転速度のムラにより)回転子の
位置検出制御に悪影響を与え、適切な制御ができなくな
ることもある。
重い状態にある場合、圧縮機4の回転数がある程度高け
れば慣性モーメントの作用により圧縮機4の振動は小さ
い。しかし、圧縮機4の回転数が低いと、圧縮機4の振
動が大きくなり(トルク変動の影響により回転速度にム
ラが生じ)、また配管に亀裂等が生じることもある。さ
らに、例えば圧縮機モータがブラシレスモータである
と、圧縮機3の振動(回転速度のムラにより)回転子の
位置検出制御に悪影響を与え、適切な制御ができなくな
ることもある。
【0006】そのために、圧縮機4の最低回転数は重負
荷時の振動および配管の応力等を加味した高めの値(例
えば13rps)に決定されている。したがって、圧縮
機4の負荷が重い状態にあるときに、圧縮機4の回転数
を最低回転数とする制御が行われても、圧縮機4の振動
が抑えられ、配管に破損が生じることもなく、空気調和
機の安全性が確保され、また圧縮機の制御に悪影響を及
ぼすこともない。
荷時の振動および配管の応力等を加味した高めの値(例
えば13rps)に決定されている。したがって、圧縮
機4の負荷が重い状態にあるときに、圧縮機4の回転数
を最低回転数とする制御が行われても、圧縮機4の振動
が抑えられ、配管に破損が生じることもなく、空気調和
機の安全性が確保され、また圧縮機の制御に悪影響を及
ぼすこともない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記空気調和
機の制御方法において、常に外気温度が高く、圧縮機4
の負荷が重い状態にあるということはなく、負荷が重く
ない場合もあり、この場合圧縮機4の回転数が高めの最
低回転数に制限されることになり、結果快適性の面で好
ましくない。例えば、室温が設定温度近傍に落ち着いて
おり、圧縮機4が高めの最低回転数で制御されるか、あ
るいは圧縮機4が運転停止となるかの何れかである場
合、その高めの最低回転数での運転と運転停止とが繰り
返されることとなり、微妙な室温調節ができない。
機の制御方法において、常に外気温度が高く、圧縮機4
の負荷が重い状態にあるということはなく、負荷が重く
ない場合もあり、この場合圧縮機4の回転数が高めの最
低回転数に制限されることになり、結果快適性の面で好
ましくない。例えば、室温が設定温度近傍に落ち着いて
おり、圧縮機4が高めの最低回転数で制御されるか、あ
るいは圧縮機4が運転停止となるかの何れかである場
合、その高めの最低回転数での運転と運転停止とが繰り
返されることとなり、微妙な室温調節ができない。
【0008】この発明は前記課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は外気温度に応じて圧縮機の最低回転数
を可変、設定することで、圧縮機の振動が大きくなら
ず、配管等が破損することもなく(安全性を確保し)、
微妙な室温調節ができ、より快適性の向上が図れるよう
にした空気調和機の制御方法を提供することにある。
あり、その目的は外気温度に応じて圧縮機の最低回転数
を可変、設定することで、圧縮機の振動が大きくなら
ず、配管等が破損することもなく(安全性を確保し)、
微妙な室温調節ができ、より快適性の向上が図れるよう
にした空気調和機の制御方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は少なくとも冷凍サイクルを構成する圧縮
機をインバータ制御し、室温を調節して室内を設定温度
に保つ空気調和機の制御方法において、前記圧縮機の最
低回転数を外気温度に応じて可変、設定するようにした
ことを特徴としている。
に、この発明は少なくとも冷凍サイクルを構成する圧縮
機をインバータ制御し、室温を調節して室内を設定温度
に保つ空気調和機の制御方法において、前記圧縮機の最
低回転数を外気温度に応じて可変、設定するようにした
ことを特徴としている。
【0010】この発明の空気調和機の制御方法は、外気
温度が所定の動作温度以上である場合には前記圧縮機の
最低回転数を高めの値に可変、設定し、前記外気温度が
所定の解除温度以下である場合には前記最低回転数を低
めの値に可変、設定するようにしたことを特徴としてい
る。
温度が所定の動作温度以上である場合には前記圧縮機の
最低回転数を高めの値に可変、設定し、前記外気温度が
所定の解除温度以下である場合には前記最低回転数を低
めの値に可変、設定するようにしたことを特徴としてい
る。
【0011】この発明の空気調和機の制御方法は、所定
時間毎に外気温度を検出し、該検出外気温度が所定の温
度以上である場合には前記圧縮機の最低回転数を高めの
値に可変、設定し、前記検出外気温度が所定の温度未満
である場合には前記最低回転数を低めの値に可変、設定
するようにしたことを特徴としている。
時間毎に外気温度を検出し、該検出外気温度が所定の温
度以上である場合には前記圧縮機の最低回転数を高めの
値に可変、設定し、前記検出外気温度が所定の温度未満
である場合には前記最低回転数を低めの値に可変、設定
するようにしたことを特徴としている。
【0012】この場合、前記圧縮機の起動から所定時間
の間は前記圧縮機の最低回転数を高めの値に設定すると
好ましい。また、前記外気温度を複数ゾーンに分けて、
各ゾーン毎に前記圧縮機の最低回転数を設定するとよ
い。
の間は前記圧縮機の最低回転数を高めの値に設定すると
好ましい。また、前記外気温度を複数ゾーンに分けて、
各ゾーン毎に前記圧縮機の最低回転数を設定するとよ
い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1ないし図3を参照して説明する。なお、図中、図4と
同一部分には同一符号を付して重複説明を省略する。こ
の発明の空気調和機の制御方法では、外気温度により圧
縮機の負荷状態の判断が可能であることに着目し、外気
温度に応じて圧縮機の最低回転数を可変、設定するよう
にしたものである。
1ないし図3を参照して説明する。なお、図中、図4と
同一部分には同一符号を付して重複説明を省略する。こ
の発明の空気調和機の制御方法では、外気温度により圧
縮機の負荷状態の判断が可能であることに着目し、外気
温度に応じて圧縮機の最低回転数を可変、設定するよう
にしたものである。
【0014】そのために、この空気調和機の室外機制御
部10は、図4に示す室外機制御部5の機能の他に、外
気温度センサ部11の検出信号により外気温度を検出す
る外気温度検出部10aを備え、外気温度を制御回路1
0bに転送する。なお、外気温度を検出する機能を備え
ている空気調和機の場合にはその機能を利用すればよ
い。室外機制御部10は、圧縮機4の起動から所定時間
Taを計時するためのタイマAおよび同所定時間Ta後
所定時間Tbを繰り返し計時するためのタイマBからな
るタイマ部10cを有し、外気温度に応じて圧縮機4の
最低回転数を可変、設定する制御回路10bを備えてい
る。
部10は、図4に示す室外機制御部5の機能の他に、外
気温度センサ部11の検出信号により外気温度を検出す
る外気温度検出部10aを備え、外気温度を制御回路1
0bに転送する。なお、外気温度を検出する機能を備え
ている空気調和機の場合にはその機能を利用すればよ
い。室外機制御部10は、圧縮機4の起動から所定時間
Taを計時するためのタイマAおよび同所定時間Ta後
所定時間Tbを繰り返し計時するためのタイマBからな
るタイマ部10cを有し、外気温度に応じて圧縮機4の
最低回転数を可変、設定する制御回路10bを備えてい
る。
【0015】したがって、室内機制御部12が室温と設
定温度に応じて圧縮機4の回転数を最低回転数と判断
し、室外機制御部10にその最低回転数に応じた周波数
コードを転送した場合、室外機制御部10は既に可変、
設定されている最低回転数に応じて圧縮機4を制御する
ことになる。なお、室内機制御部12は図4に示す室内
機制御部1の機能も有している。
定温度に応じて圧縮機4の回転数を最低回転数と判断
し、室外機制御部10にその最低回転数に応じた周波数
コードを転送した場合、室外機制御部10は既に可変、
設定されている最低回転数に応じて圧縮機4を制御する
ことになる。なお、室内機制御部12は図4に示す室内
機制御部1の機能も有している。
【0016】次に、前記構成の空気調和機に適用される
制御方法を図2の概略的タイムチャート図および図3の
フローチャート図を参照して説明すると、まず当該空気
調和機が運転されたものとする。
制御方法を図2の概略的タイムチャート図および図3の
フローチャート図を参照して説明すると、まず当該空気
調和機が運転されたものとする。
【0017】すると、従来同様に、室内機制御部12は
例えばリモコン2の操作に応じて室内ファンを回転制御
する一方、指令(運転周波数コード等)を室外機制御部
10に転送する。室外機制御部10は運転周波数コード
にしたがって圧縮機4を回転制御し、また電子膨張弁や
室外ファンを制御する。
例えばリモコン2の操作に応じて室内ファンを回転制御
する一方、指令(運転周波数コード等)を室外機制御部
10に転送する。室外機制御部10は運転周波数コード
にしたがって圧縮機4を回転制御し、また電子膨張弁や
室外ファンを制御する。
【0018】このとき、室外機制御部10の制御回路1
0bはタイマ部10cのタイマAをスタートする(ステ
ップST1)。なお、タイマAは圧縮機4の起動から所
定時間Ta(図2参照)を計時し、この所定時間Taと
しては1分ないし10分程度とする。また、図2に示す
ように、圧縮機4の最低回転数を高めの値(13rp
s)に設定する。この場合、最低回転数としては、高め
の値(13rps)と低めの値(9rps)の2種類を
用意している。したがって、少なくとも圧縮機4の起動
から所定時間Taまでの間は、圧縮機4の最低回転数は
13rpsより低くならない。すなわち、圧縮機4の起
動開始直後の回転制御や当該空気調和機の運転開始直後
の制御が落ち着くまでは、従来同様に最低回転数を高め
の値(13rps)とした方が好ましく、また最低回転
数の可変、制御の安定性からも好ましいからである。
0bはタイマ部10cのタイマAをスタートする(ステ
ップST1)。なお、タイマAは圧縮機4の起動から所
定時間Ta(図2参照)を計時し、この所定時間Taと
しては1分ないし10分程度とする。また、図2に示す
ように、圧縮機4の最低回転数を高めの値(13rp
s)に設定する。この場合、最低回転数としては、高め
の値(13rps)と低めの値(9rps)の2種類を
用意している。したがって、少なくとも圧縮機4の起動
から所定時間Taまでの間は、圧縮機4の最低回転数は
13rpsより低くならない。すなわち、圧縮機4の起
動開始直後の回転制御や当該空気調和機の運転開始直後
の制御が落ち着くまでは、従来同様に最低回転数を高め
の値(13rps)とした方が好ましく、また最低回転
数の可変、制御の安定性からも好ましいからである。
【0019】続いて、タイマAが所定時間Taになる
と、つまり圧縮機4が起動して所定時間が経過すると、
ステップST3からST4に進み、タイマBをスタート
する。なおタイマBは所定時間Tbを計時するととも
に、所定時間Tb毎に再スタートし、この所定時間とし
ては例えば15分程度とする。
と、つまり圧縮機4が起動して所定時間が経過すると、
ステップST3からST4に進み、タイマBをスタート
する。なおタイマBは所定時間Tbを計時するととも
に、所定時間Tb毎に再スタートし、この所定時間とし
ては例えば15分程度とする。
【0020】続いて、外気温度検出部10aから外気温
度TPMの情報を得(ステップST5)、この外気温度
TPMが所定値(例えば40℃)以上であるか否かを判
断する。例えば、図2に示すように、タイマBのスター
ト直後において外気温度TMPが所定値より低ければ、
圧縮機4の負荷が重くないと判断し、ステップST7に
進み、圧縮機4の最低回転数を低めの値(9rps)に
可変、設定する。したがって、所定時間Tbの間におい
て、圧縮機4の回転数を最低回転数とする制御が行われ
ることがあれば、圧縮機4の回転数は9rpsまで下が
ることになる。
度TPMの情報を得(ステップST5)、この外気温度
TPMが所定値(例えば40℃)以上であるか否かを判
断する。例えば、図2に示すように、タイマBのスター
ト直後において外気温度TMPが所定値より低ければ、
圧縮機4の負荷が重くないと判断し、ステップST7に
進み、圧縮機4の最低回転数を低めの値(9rps)に
可変、設定する。したがって、所定時間Tbの間におい
て、圧縮機4の回転数を最低回転数とする制御が行われ
ることがあれば、圧縮機4の回転数は9rpsまで下が
ることになる。
【0021】続いて、タイマBが所定時間Tbになる
と、ステップST8からST4に戻り、タイマBを再ス
タートし、以下前述した処理を実行する。図2に示す例
では、前回の所定時間Tbの間に外気温度が40℃に達
し、しかも今回のタイマBのスタート直後にあっても、
外気温度TMPが40℃以上であることから、圧縮機4
の負荷が重いと判断し、ステップST6からST9に進
み、圧縮機4の最低回転数を高めの値(13rps)に
可変、設定する。したがって、所定時間Tbの間におい
て、圧縮機の回転数を最低回転数とする制御が行われる
ことがあれば、圧縮機4の回転数は13rpsまでしか
下がらないことになる。
と、ステップST8からST4に戻り、タイマBを再ス
タートし、以下前述した処理を実行する。図2に示す例
では、前回の所定時間Tbの間に外気温度が40℃に達
し、しかも今回のタイマBのスタート直後にあっても、
外気温度TMPが40℃以上であることから、圧縮機4
の負荷が重いと判断し、ステップST6からST9に進
み、圧縮機4の最低回転数を高めの値(13rps)に
可変、設定する。したがって、所定時間Tbの間におい
て、圧縮機の回転数を最低回転数とする制御が行われる
ことがあれば、圧縮機4の回転数は13rpsまでしか
下がらないことになる。
【0022】以下、所定時間Tb毎に前記処理を繰り返
し、外気温度を監視し、つまり圧縮機4の負荷状態を監
視し、圧縮機4の負荷が軽いときには最低回転数を低め
の値とし、圧縮機4の負荷が重いときには最低回転数を
高めの値とする。
し、外気温度を監視し、つまり圧縮機4の負荷状態を監
視し、圧縮機4の負荷が軽いときには最低回転数を低め
の値とし、圧縮機4の負荷が重いときには最低回転数を
高めの値とする。
【0023】このように、圧縮機4の負荷に応じて最低
回転数を可変することができ、特に負荷が軽いときに最
低回転数を従来より低くしても、圧縮機4の振動をが大
きくならず(トルク変動が大きくならず)、配管の破損
もなく、また圧縮機4の制御に悪影響を及ぼすこともな
く、しかも最低回転数が低くなることにより微妙な室温
調節が可能となり、快適性の向上が図れる。
回転数を可変することができ、特に負荷が軽いときに最
低回転数を従来より低くしても、圧縮機4の振動をが大
きくならず(トルク変動が大きくならず)、配管の破損
もなく、また圧縮機4の制御に悪影響を及ぼすこともな
く、しかも最低回転数が低くなることにより微妙な室温
調節が可能となり、快適性の向上が図れる。
【0024】なお、前記実施の形態では、外気温度TM
Pが所定値以上であれば最低回転数を高めの値とし、外
気温度TMPが所定値より低ければ最低回転数を低めの
値としているが、外気温度TMPが所定動作値温度以上
になったときには最低回転数を高めの値とし、外気温度
TMPが所定解除温度(<所定動作温度)以下になった
ときには最低回転数を低めの値としてもよい。このよう
に、最低回転数の可変、設定制御にヒステリシスをもた
せることにより、当該制御においてチャタリングが起こ
ることもなく、制御の安定化が図れる。
Pが所定値以上であれば最低回転数を高めの値とし、外
気温度TMPが所定値より低ければ最低回転数を低めの
値としているが、外気温度TMPが所定動作値温度以上
になったときには最低回転数を高めの値とし、外気温度
TMPが所定解除温度(<所定動作温度)以下になった
ときには最低回転数を低めの値としてもよい。このよう
に、最低回転数の可変、設定制御にヒステリシスをもた
せることにより、当該制御においてチャタリングが起こ
ることもなく、制御の安定化が図れる。
【0025】また、最低回転数としては高めの値(13
rps)と低めの値(9rps)の2種類を用意してい
るが、外気温度を複数のゾーンに分け、各ゾーン毎に最
低回転数を設定するようにしてもよい。例えば、39℃
ないし40℃(第1のゾーン)、40℃ないし41℃
(第2のゾーン)、42℃以上(第3のゾーン)の3つ
のゾーンに分け、外気温度が第1のゾーンにあるときに
は最低回転数を9rpsとし、外気温度が第2のゾーン
にあるときは最低回転数を13rpsとし、外気温度が
第3のゾーンにあるときには最低回転数を15rpsと
する。これにより、圧縮機4の微妙な負荷状態にも対応
することができ、より微妙な室温調節が可能となり、快
適性の向上がより図れる。
rps)と低めの値(9rps)の2種類を用意してい
るが、外気温度を複数のゾーンに分け、各ゾーン毎に最
低回転数を設定するようにしてもよい。例えば、39℃
ないし40℃(第1のゾーン)、40℃ないし41℃
(第2のゾーン)、42℃以上(第3のゾーン)の3つ
のゾーンに分け、外気温度が第1のゾーンにあるときに
は最低回転数を9rpsとし、外気温度が第2のゾーン
にあるときは最低回転数を13rpsとし、外気温度が
第3のゾーンにあるときには最低回転数を15rpsと
する。これにより、圧縮機4の微妙な負荷状態にも対応
することができ、より微妙な室温調節が可能となり、快
適性の向上がより図れる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この空気調和機の
制御方法の請求項1記載の発明によると、圧縮機の最低
回転数を外気温度に応じて可変、設定するようにしたの
で、外気温度が高く、負荷が重いときには圧縮機の最低
回転数を高めの値に可変、設定することにより、圧縮機
の振動を抑え、配管の破損を防止することができ、外気
温度が高くなく、圧縮機の負荷が重くないときには最低
回転数を従来より低めの値に可変、設定することで、圧
縮機の振動も大きくならず、配管の破損もなく、つまり
安全性を確保し、また圧縮機の制御に悪影響を及ぼすこ
ともなく、しかも微妙な室温調節ができ、より快適性の
向上が図れるという効果がある。
制御方法の請求項1記載の発明によると、圧縮機の最低
回転数を外気温度に応じて可変、設定するようにしたの
で、外気温度が高く、負荷が重いときには圧縮機の最低
回転数を高めの値に可変、設定することにより、圧縮機
の振動を抑え、配管の破損を防止することができ、外気
温度が高くなく、圧縮機の負荷が重くないときには最低
回転数を従来より低めの値に可変、設定することで、圧
縮機の振動も大きくならず、配管の破損もなく、つまり
安全性を確保し、また圧縮機の制御に悪影響を及ぼすこ
ともなく、しかも微妙な室温調節ができ、より快適性の
向上が図れるという効果がある。
【0027】請求項2記載の発明によると、外気温度が
所定の動作温度以上である場合には前記圧縮機の最低回
転数を高めの値に可変、設定し、外気温度が所定の解除
温度以下である場合には最低回転数を低めの値に可変、
設定するようにしたので、当該最低回転数の可変、設定
制御にチャタリングが起こらず、安定した制御が行わ
れ、また特に外気温度が解除値以下と高くなく、圧縮機
の負荷が重くないときには最低回転数を低めの値に可
変、設定することで、圧縮機の振動も大きくならず、配
管の破損もなく、つまり安全性を確保し、しかも微妙な
室温調節ができ、より快適性の向上が図れるという効果
がある。
所定の動作温度以上である場合には前記圧縮機の最低回
転数を高めの値に可変、設定し、外気温度が所定の解除
温度以下である場合には最低回転数を低めの値に可変、
設定するようにしたので、当該最低回転数の可変、設定
制御にチャタリングが起こらず、安定した制御が行わ
れ、また特に外気温度が解除値以下と高くなく、圧縮機
の負荷が重くないときには最低回転数を低めの値に可
変、設定することで、圧縮機の振動も大きくならず、配
管の破損もなく、つまり安全性を確保し、しかも微妙な
室温調節ができ、より快適性の向上が図れるという効果
がある。
【0028】請求項3記載の発明によると、所定時間毎
に外気温度を検出し、この外気温度が所定の温度以上で
ある場合には圧縮機の最低回転数を高めの値に可変、設
定し、外気温度が所定の温度未満である場合には最低回
転数を低めの値に可変、設定するようにしたので、外気
温度が時間経過とともに変化しても、この変化した外気
温度に対応して圧縮機の最低回転数を可変、設定するこ
とができ、特に外気温度が高くなく、圧縮機の負荷が重
くないときには最低回転数を低めの値に可変、設定する
ことで、圧縮機の振動も大きくならず、配管の破損もな
く、つまり安全性を確保し、しかも微妙な室温調節がで
き、より快適性の向上が図れるという効果がある。
に外気温度を検出し、この外気温度が所定の温度以上で
ある場合には圧縮機の最低回転数を高めの値に可変、設
定し、外気温度が所定の温度未満である場合には最低回
転数を低めの値に可変、設定するようにしたので、外気
温度が時間経過とともに変化しても、この変化した外気
温度に対応して圧縮機の最低回転数を可変、設定するこ
とができ、特に外気温度が高くなく、圧縮機の負荷が重
くないときには最低回転数を低めの値に可変、設定する
ことで、圧縮機の振動も大きくならず、配管の破損もな
く、つまり安全性を確保し、しかも微妙な室温調節がで
き、より快適性の向上が図れるという効果がある。
【0029】請求項4記載の発明によると、請求項3に
おいて圧縮機の起動から所定時間の間は圧縮機の最低回
転数を高めの値に設定するようにしたので、請求項3の
効果に加え、圧縮機の回転制御が安定してから最低回転
数を可変、設定することになり、最低回転数の可変、設
定制御の安定化が図れるという効果がある。
おいて圧縮機の起動から所定時間の間は圧縮機の最低回
転数を高めの値に設定するようにしたので、請求項3の
効果に加え、圧縮機の回転制御が安定してから最低回転
数を可変、設定することになり、最低回転数の可変、設
定制御の安定化が図れるという効果がある。
【0030】請求項5記載の発明によると、請求項1,
2,3または4での外気温度を複数ゾーンに分けて、各
ゾーン毎に前記圧縮機の最低回転数を設定するようにし
たので、請求項1,2,3または4の効果に加え、外気
温度に応じて圧縮機の最低回転数をよりきめ細かく可
変、設定することができ、より微妙な室温調節ができ、
快適性の向上がより図れるという効果がある。
2,3または4での外気温度を複数ゾーンに分けて、各
ゾーン毎に前記圧縮機の最低回転数を設定するようにし
たので、請求項1,2,3または4の効果に加え、外気
温度に応じて圧縮機の最低回転数をよりきめ細かく可
変、設定することができ、より微妙な室温調節ができ、
快適性の向上がより図れるという効果がある。
【図1】この発明の一実施例を示し、空気調和機の制御
方法が適用される制御装置の概略的ブロック線図。
方法が適用される制御装置の概略的ブロック線図。
【図2】図1に示す制御装置の動作を説明する概略的タ
イムチャート図。
イムチャート図。
【図3】図1に示す制御装置の動作を説明する概略的フ
ローチャート図。
ローチャート図。
【図4】従来の空気調和機の制御装置の概略的ブロック
線図。
線図。
1,12 室内機制御部 4 圧縮機 5,10 室外機制御部 10a 外気温度検出部 10b 制御回路 10c タイマ部(タイマA,タイマB) 11 外気温度センサ部 Ta 所定時間(タイマAの) Tb 所定時間(タイマBの)
Claims (5)
- 【請求項1】 少なくとも冷凍サイクルを構成する圧縮
機をインバータ制御し、室温を調節して室内を設定温度
に保つ空気調和機の制御方法において、前記圧縮機の最
低回転数を外気温度に応じて可変、設定するようにした
ことを特徴とする空気調和機の制御方法。 - 【請求項2】 少なくとも冷凍サイクルを構成する圧縮
機をインバータ制御し、室温を調節して室内を設定温度
に保つ空気調和機の制御方法において、外気温度が所定
の動作温度以上である場合には前記圧縮機の最低回転数
を高めの値に可変、設定し、前記外気温度が所定の解除
温度以下である場合には前記最低回転数を低めの値に可
変、設定するようにしたことを特徴とする空気調和機の
制御方法。 - 【請求項3】 少なくとも冷凍サイクルを構成する圧縮
機をインバータ制御し、室温を調節して室内を設定温度
に保つ空気調和機の制御方法において、所定時間毎に外
気温度を検出し、該検出外気温度が所定の温度以上であ
る場合には前記圧縮機の最低回転数を高めの値に可変、
設定し、前記検出外気温度が所定の温度未満である場合
には前記最低回転数を低めの値に可変、設定するように
したことを特徴とする空気調和機の制御方法。 - 【請求項4】 前記圧縮機の起動から所定時間の間は前
記圧縮機の最低回転数を高めの値に設定している請求項
3記載の空気調和機の制御方法。 - 【請求項5】 前記外気温度を複数ゾーンに分けて、各
ゾーン毎に前記圧縮機の最低回転数を設定するようにし
た請求項1,2,3または4記載の空気調和機の制御方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8326152A JPH10153336A (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | 空気調和機の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8326152A JPH10153336A (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | 空気調和機の制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10153336A true JPH10153336A (ja) | 1998-06-09 |
Family
ID=18184639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8326152A Withdrawn JPH10153336A (ja) | 1996-11-21 | 1996-11-21 | 空気調和機の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10153336A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003329285A (ja) * | 2002-05-13 | 2003-11-19 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機の制御装置、及び空気調和機 |
JP2013083429A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-05-09 | Fujitsu General Ltd | 空気調和装置 |
JP2013185778A (ja) * | 2012-03-09 | 2013-09-19 | Hitachi Appliances Inc | 空気調和機 |
WO2023223467A1 (ja) * | 2022-05-18 | 2023-11-23 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置 |
-
1996
- 1996-11-21 JP JP8326152A patent/JPH10153336A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003329285A (ja) * | 2002-05-13 | 2003-11-19 | Daikin Ind Ltd | 空気調和機の制御装置、及び空気調和機 |
JP2013083429A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-05-09 | Fujitsu General Ltd | 空気調和装置 |
JP2013185778A (ja) * | 2012-03-09 | 2013-09-19 | Hitachi Appliances Inc | 空気調和機 |
WO2023223467A1 (ja) * | 2022-05-18 | 2023-11-23 | 三菱電機株式会社 | 空気調和装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040203 |