JPH0517560Y2 - - Google Patents

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JPH0517560Y2
JPH0517560Y2 JP1986019941U JP1994186U JPH0517560Y2 JP H0517560 Y2 JPH0517560 Y2 JP H0517560Y2 JP 1986019941 U JP1986019941 U JP 1986019941U JP 1994186 U JP1994186 U JP 1994186U JP H0517560 Y2 JPH0517560 Y2 JP H0517560Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は空気調和機における電装品の温度調
節装置、詳しくは、ケーシング内に圧縮機と室外
熱交換器及び室外フアンとを内装すると共に、電
装品を内装して、前記フアンの駆動により通風可
能とした電装品格納室を有する空気調和機におけ
る前記電装品の温度調節装置に関する。
(従来の技術) 従来、空気調和機の室外機は、例えば実開昭60
−104682号公報に記載され、かつ第6図に示した
ごとく、ケーシング1の内部に熱交換器3とフア
ン4とを対向状に配設すると共に、前記ケーシン
グ1の内方側部で低位置に機械室1aを形成し、
該機械室1aに圧縮機2を内装する一方、前記機
械室1aの上部位置に電装品格納室6を形成し
て、該格納室6に前記圧縮機2及びフアン4など
の発停を制御する電装品5を内装させている。
しかして前記電装品5が高温となつて誤作動し
たりするのを防止するため、従来では、前記電装
品5の温度を検出する検出手段を設け、前記電装
品5の検出温度と、前記電装品5が誤作動する温
度より所定温度低い設定温度とを比較し、この比
較値が所定値以上となつたとき、前記空気調和機
の運転を停止する如くしている。この場合、前記
圧縮機2の駆動を停止するだけでなくフアン4の
駆動も同時に中止するごとくしている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、前記電装品5の温度が上昇して前記
比較値が所定以上値となつて、前記圧縮機2を停
止するとき、前記フアン4も同時に停止するた
め、たとえ、前記圧縮機2を停止しても、この圧
縮機2からの熱により前記電装品5が加熱され続
けることになつて、この電装品5を確実には保護
することができなかつたのであり、また、前記圧
縮機2及びフアン4を共に停止するため、前記電
装品5の温度が低下するのに時間が掛かつて前記
空気調和機の運転時間が短くなつてしまうなどの
問題があつた。
本考案は以上のごとき各種問題に鑑みて考案し
たもので、その目的は、前記電装品を内装する電
装品格納室の温度に対応して前記圧縮機とフアン
との発停制御を各別に行い、空調運転を中止して
いるときに何らかの原因で前記電装品が所定温度
以上となつたとき、前記フアンを強制駆動させて
前記電装品を積極的に冷却し、また空調運転を行
なつているときに前記フアンで冷却するにも拘わ
らず、前記電装品の温度が上昇したときには、前
記圧縮機の駆動を停止して、前記フアンの駆動の
みを継続するごとくなすことにより前記電装品の
冷却を積極的に行ない、前記空気調和機の運転時
間を短縮したりすることなく、長時間運転を可能
としながら、前記電装品を確実に保護することが
できる電装品の温度調節装置を提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案の構成は、第1図乃至第5図に示すごと
く成したもので、ケーシング1内に圧縮機2と室
外熱交換器3及び室外フアン4とを内装すると共
に、電装品5を内装して、前記フアン4の駆動に
より通風可能とした電装品格納室6を有する空気
調和機における前記電装品の温度調節装置におい
て、前記電装品格納室6の温度を検出する検出手
段7と、この検出手段7による検出温度の上昇
時、停止している前記フアン4を駆動するフアン
駆動開始温度と、前記検出温度の下降時、前記フ
アン4の駆動を解除するフアン駆動停止温度とを
設定する第1設定手段8と、前記検出手段7によ
る検出温度の上昇時、運転している前記圧縮機2
を停止する圧縮機停止温度と、前記検出温度の下
降時、前記圧縮機2の停止を解除する圧縮機停止
解除温度とを設定する第2設定手段9と、前記検
出手段7からの温度信号をもとに判断される前記
検出温度の上昇、下降時における温度信号と前記
各設定手段8,9による前記各設定温度との比較
で、前記検出温度の上昇時、停止している前記フ
アン4を駆動し、かつ、運転している前記圧縮機
2を停止させると共に、前記検出温度の下降時、
前記圧縮機2の停止を解除し、かつ、前記フアン
4の駆動を解除する発停制御手段の出力手段11
とを備え、前記第2設定手段9で設定する圧縮機
停止温度を、前記第1設定手段8で設定するフア
ン駆動開始温度より高温とし、かつ、前記第2設
定手段9で設定する圧縮機停止解除温度を、前記
第1設定手段8で設定するフアン駆動停止温度よ
り高温としたことを特徴とするものである。
(作用) しかして前記圧縮機2及びフアン4を停止して
いる運転休止中、前記格納室6の温度が外的条件
で上昇するとき、この温度上昇が前記検出手段7
により検出され、この検出温度が前記第1設定手
段8によるフアン駆動開始温度よりも高くなつた
ときには、停止している前記フアン4が駆動され
て、前記格納室6内の電装品5が冷却され外的条
件による温度上昇を防止できるのであり、また前
記フアン4の駆動により前記格納室6の温度が下
降して、前記第1設定手段8によるフアン駆動停
止温度よりも低くなつたときには、前記フアン4
は停止され、運転休止中の無駄なフアン運転をな
くし得るのである。
また、前記圧縮機2及びフアン4を駆動してい
る空調運転中に、前記検出温度が上昇して、前記
第2設定手段9で設定する前記圧縮機停止温度よ
りも高くなつたときには、前記フアン4の駆動は
継続させた状態で、発熱源である前記圧縮機2の
駆動のみを停止するのであつて、前記フアン4の
駆動継続により、前記格納室6の温度上昇を抑
え、前記電装品5の冷却を、前記圧縮機2ととも
にフアン4も停止する場合に比較して有効に行え
るのである。また前記圧縮機2の駆動を停止し、
かつ、前記フアン4の駆動を継続して前記電装品
5の冷却を行い、前記格納室6の温度が下降し
て、前記第2設定手段9による前記圧縮機停止解
除温度よりも低下したときには、前記フアン4の
駆動は継続させた状態で前記圧縮機2の停止を解
除することができるから、運転中に空気調和機の
運転が停止する時間を短縮することができ、長時
間の運転を可能にできるのである。
尚、前記圧縮機2及びフアン4を停止している
運転休止は、空調運転が必要がなくて操作により
停止している場合と、空調運転中負荷が少なくな
つて停止させている場合とがあり、これら運転休
止時においては、前記圧縮機2はもともと停止し
ているのであるから、前記検出温度の上昇時には
停止しているフアン4を駆動する制御のみを行う
のであり、また、前記検出温度の下降時には、前
記フアン4の駆動を停止する制御のみを行うので
ある。尚、このようにフアン4の駆動による冷却
を行なつているとき、操作又は運転指令により前
記圧縮機2が駆動された場合、この圧縮機2の駆
動により前記検出温度が上昇し、前記第2設定手
段9で設定する圧縮機停止温度より高くなつたと
きには、前記圧縮機2を停止制御することは云う
までもないし、また、前記検出温度の下降時、前
記圧縮機2の停止を解除することも云うまでもな
い。
また、空調運転中には圧縮機2及びフアン4は
もともと運転しているのであるから、前記検出温
度の上昇時、即ち、前記フアン駆動開始温度より
高くなつたときには前記フアン4を停止させるこ
となくその運転を継続させるように制御した上
で、前記検出温度が第2設定手段9による圧縮機
停止温度より高くなつたときに前記圧縮機2を停
止するのである。
また、この場合前記検出温度の下降時には、停
止している圧縮機2の停止を解除するのである
が、前記検出温度が第1設定手段8によるフアン
駆動停止温度以下になつても前記フアン4の駆動
は停止されることはない。
(実施例) 以下本考案にかかる空気調和機における電装品
の温度調節装置を、図面の実施例によつて説明す
る。
第1図及び第2図は空気調和機の室外機を示
し、ケーシング1の内方側部で低位置に機械室1
aを形成し、該機械室1a内に圧縮機2を配置す
ると共に、この機械室1aの側部で前記ケーシン
グ1内に室外熱交換器3と室外フアン4とを対向
状に配置する一方、前記機械室1aの上部位置
に、内部に電装品5を配置した電装品格納室6を
形成しており、この格納室6は通風可能として、
前記フアン4の駆動により前記格納室6内の電装
品5を冷却可能としている。
又本考案の温度調節装置は、前記格納室6内の
電装品5を、空気調和機の運転中、運転休止中に
拘らず保護するためのものであつて、次のごとく
構成するのである。
即ち、第3図に示すごとく、前記電装品格納室
6の温度を検出する検出手段7と、この検出手段
7による検出温度の上昇時、停止している前記フ
アン4を駆動するフアン駆動開始温度と、前記検
出温度の下降時、前記フアン4の駆動を解除する
フアン駆動停止温度とを設定する第1設定手段8
と、前記検出手段7による検出温度の上昇時、運
転している前記圧縮機2を停止する圧縮機停止温
度と、前記検出温度の下降時、前記圧縮機2の停
止を解除する圧縮機停止解除温度とを設定する第
2設定手段9とを設けると共に、前記検出手段7
からの温度信号をもとに前記検出温度の上昇、下
降を判断し、かつ、前記検出手段7からの温度信
号と前記各設定手段8,9による前記各設定温度
とを比較する論理回路手段10を設け、この論理
回路手段10の入力側に前記検出手段7と前記各
設定手段8,9をそれぞれ接続する一方、前記論
理回路手段10の出力側に、前記検出温度の上昇
時、停止している前記フアン4を駆動し、かつ、
運転している前記圧縮機2を停止させると共に、
前記検出温度の下降時、前記圧縮機2の停止を解
除し、かつ、前記フアン4の駆動を解除する発停
制御信号を出力する出力手段11を接続させる。
前記格納室6の温度を検出する検出手段7とし
ては、第1図及び第2図で明らかなごとく、サー
モスタツト7を用い、該サーモスタツト7を前記
電装品5に設けたプリント基板5aの外側部に取
付けるのである。
そして前記第2設定手段9で設定する圧縮機停
止温度を、前記第1設定手段8で設定するフアン
駆動開始温度より高温とし、かつ、前記第2設定
手段9で設定する圧縮機停止解除温度を、前記第
1設定手段8で設定するフアン駆動停止温度より
高温として設定し、換言すれば運転している前記
圧縮機2を停止する温度を前記フアン4の駆動停
止よりも高温で行い、前記出力手段11から出力
される発停制御信号により前記圧縮機2が停止さ
れたときにあつても、前記フアン4の駆動を継続
させるごとくしたのである。
第3図の実施例では、前記論理回路手段10の
入力側に、室内機に設ける室内サーモスタツト1
2と室温設定器13とを接続している。
次に前記温度調節装置による温度制御態様を、
第4図のフローチヤートに基づいて説明する。
スタートに際し先ず、前記フアン4が運転され
ているか否かが判断され、ノーの場合つまり前記
フアン4の運転が停止されている場合には、前記
検出手段7による検出温度が、前記第1設定手段
8による前記フアン駆動開始温度である第1設定
温度と同等かそれよりも高いかが判断され、イエ
スの場合つまり前記検出温度が前記第1設定温度
以上の場合には、前記フアン4が強制駆動され
て、前記電装品5の冷却が行われ、ノーの場合つ
まり前記検出温度が前記第1設定温度と同等又は
それ以下の場合には、後述する次の圧縮機判断工
程に至るのである。
また前記フアン4が運転されている場合には、
前記検出手段7による検出温度が、前記第1設定
手段8の前記フアン駆動開始温度に対し所定の温
度に設定された第3設定温度よりも高いか否か
が、前記論理回路手段10で比較され、イエスの
場合つまり前記第3設定温度よりも前記検出温度
が高い場合には、後述する次の圧縮機判断工程に
至り、ノーの場合つまり前記第3設定温度よりも
前記検出温度が低い場合には、前記フアン4の駆
動が停止される。
次に前記のごとくフアン判断工程を終了した後
に、前記圧縮機2が停止されているか否かが判断
され、ノーの場合つまり前記圧縮機2が駆動され
ている場合には、前記検出手段7による検出温度
が前記第2設定手段9による前記圧縮機停止温度
である第2設定温度よりも高いか否かが、前記論
理回路手段10で判断され、イエスの場合つまり
前記検出温度が前記第2設定温度よりも高い場合
には、前記圧縮機2が停止されるのであり、この
とき前記第2設定手段9による前記圧縮機停止温
度は、前記第1設定手段8による前記第1及び第
3設定温度よりも高く設定されていることから、
前記圧縮機2の駆動が停止されるにも拘わらず、
前記フアン4の駆動が継続されて、前記電装品5
の冷却が行われるのである。
また前記圧縮機2が停止されている場合には、
前記検出手段7による検出温度が前記第2設定手
段9による第2設定温度と同等かそれ以下である
かが判断され、イエスの場合つまり前記検出温度
が前記第2設定温度よりも低い場合には、前記圧
縮機2の運転が許容され、ノーの場合つまり前記
検出温度が前記第2設定温度以上の場合には、前
述したフアン判断工程と圧縮機判断工程とが繰り
返されて、前述したフアン4と圧縮機2との発停
制御が行われる。
次に前記電装品格納室6の内部温度に対する前
記圧縮機2とフアン4との作動態様を、第5図に
基づいて説明する。尚、第5図では、前記第1設
定手段8で設定する前記フアン駆動開始温度とフ
アン駆動停止温度とを同じ温度にしており、また
前記第2設定手段9で設定する前記圧縮機停止温
度と圧縮機停止解除温度とも同じ温度にしてい
る。
先ず、前記圧縮機2及びフアン4の運転休止中
に外気温度又は直射日光などの外的条件により、
前記格納室6の内部温度が上昇されて前記第1設
定手段8によるフアン駆動開始温度に達したと
き、前記フアン4が強制駆動されて、前記内部温
度が低下され、或は上昇傾向が低下されるのであ
る。
また前記圧縮機2とフアン4との運転時に、前
記格納室6の内部温度が前記フアン駆動開始温度
を越えて、前記第2設定手段9による圧縮機停止
温度に達したとき、前記フアン4の駆動は継続し
た状態で、前記圧縮機2の駆動が停止されるので
ある。
そして前記フアン4を駆動させた状態で、前記
圧縮機2を停止することにより、前記格納室6の
内部温度が低下して、前記第2設定手段9による
圧縮機停止解除温度に下降したとき、前記圧縮機
2の停止が解除され、通常の空調運転に戻るので
ある。
また前記圧縮機2及びフアン4の運転休止中
に、前記フアン4が駆動して前記電装品5を冷却
することにより、前記格納室6の内部温度が低下
して前記第1設定手段8による前記フアン駆動停
止温度に至つたときには、前記フアン4の強制的
な駆動も解除され、前記フアン4が停止するので
ある。
尚、第5図では、前記第1設定手段8で設定す
る前記フアン駆動開始温度とフアン駆動停止温度
とを同じ温度にすると共に、前記第2設定手段9
で設定する前記圧縮機停止温度と圧縮機停止解除
温度とを同じ温度にしたが、前記圧縮機2の停止
を解除するにあたつては、前記第2設定手段9に
よる前記圧縮機停止解除温度を前記圧縮機停止温
度より所定温度だけ低くすると共に、前記フアン
4を停止するにあたつては、前記第1設定手段9
による前記フアン駆動停止温度を前記フアン駆動
開始温度より所定温度だけ低くする所謂所定のデ
エフアレンシヤルをもつて前記圧縮機2の停止解
除やフアン4の駆動停止を行うのが好ましい。
また、以上空気調和機の室外機について説明し
たが、本発明はケーシング内に室外熱交換器と室
外フアンとを室内熱交換器と共に配置した一体型
の空気調和機にも適用することができるのは勿論
である。
(考案の効果) 以上説明したごとく本考案にかかる空気調和機
における電装品の温度調節装置では、前記電装品
格納室6の温度を検出する検出手段7と、この検
出手段7による検出温度の上昇時、停止している
前記フアン4を駆動するフアン駆動開始温度と、
前記検出温度の下降時、前記フアン4の駆動を解
除するフアン駆動停止温度とを設定する第1設定
手段8と、前記検出手段7による検出温度の上昇
時、運転している前記圧縮機2を停止する圧縮機
停止温度と、前記検出温度の下降時、前記圧縮機
2の停止を解除する圧縮機停止解除温度とを設定
する第2設定手段9と、前記検出手段7からの温
度信号をもとに判断される前記検出温度の上昇、
下降時における温度信号と前記各設定手段8,9
による前記各設定温度との比較で、前記検出温度
の上昇時、停止している前記フアン4を駆動し、
かつ、運転している前記圧縮機2を停止させると
共に、前記検出温度の下降時、前記圧縮機2の停
止を解除し、かつ、前記フアン4の駆動を解除す
る発停制御信号の出力手段11とを備え、前記第
2設定手段9で設定する圧縮機停止温度を、前記
第1設定手段8で設定するフアン駆動開始温度よ
り高温とし、かつ、前記第2設定手段9で設定す
る圧縮機停止解除温度を、前記第1設定手段8で
設定するフアン駆動停止温度より高温としている
から、前記圧縮機2及びフアン4を停止している
運転休止中、前記格納室6の温度が上昇すると
き、この温度上昇が前記検出手段7により検出さ
れ、この検出温度が前記第1設定手段8によるフ
アン駆動開始温度よりも高くなつたときには、停
止している前記フアン4が駆動され、このフアン
4の駆動により前記格納室6内の電装品5を冷却
させられるのであり、また、前記圧縮機2及びフ
アン4を駆動している空調運転中、前記検出温度
が上昇して、前記第2設定手段9で設定する前記
圧縮機停止温度よりも高くなつたときには、前記
フアン4の駆動は継続させた状態で、発熱源であ
る前記圧縮機2の駆動が停止され、この圧縮機2
の停止とフアン4の駆動とにより前記格納室6の
温度上昇を抑えることができ、前記電装品5が確
実に冷却されるのであり、しかもこのように前記
圧縮機2及びフアン4の運転中は、前記フアン4
の駆動を継続して前記圧縮機2を停止して前記電
装品5の冷却を行うのであるから、その冷却を有
効に行え、従つて、運転中に空気調和機の運転が
停止する時間を短縮することができ、長時間の運
転を可能にできるのである。
以上のように空調運転の休止中の場合、空調運
転中の場合の何れでも、前記電装品5を有効に冷
却することができ、また、空調運転中には前記空
気調和機の運転時間を短縮したりすることなく、
長時間運転を可能にしながら前記電装品5を冷却
することができるのであつて、何れの場合でも前
記電装品5を確実に保護できるに至つたのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は空気調和機の室外機を示す正面図、第
2図は同平面図、第3図は電装品の温度調節装置
を示すブロツク図、第4図は同温度調節装置のフ
ローチヤート図、第5図は電装品の温度に対する
圧縮機とフアンとの作動状態を示す図面、第6図
は従来例を示す図面である。 1……ケーシング、2……圧縮機、3……室外
熱交換器、4……室外フアン、5……電装品、6
……電装品格納室、7……検出手段、8……第1
設定手段、9……第2設定手段、11……出力手
段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ケーシング1内に圧縮機2と室外熱交換器3及
    び室外フアン4とを内装すると共に、電装品5を
    内装して、前記フアン4の駆動により通風可能と
    した電装品格納室6を有する空気調和機における
    前記電装品の温度調節装置であつて、 前記電装品格納室6の温度を検出する検出手段
    7と、 この検出手段7による検出温度の上昇時、停止
    している前記フアン4を駆動するフアン駆動開始
    温度と、前記検出温度の下降時、前記フアン4の
    駆動を解除するフアン駆動停止温度とを設定する
    第1設定手段8と、 前記検出手段7による検出温度の上昇時、運転
    している前記圧縮機2を停止する圧縮機停止温度
    と、前記検出温度の下降時、前記圧縮機2の停止
    を解除する圧縮機停止解除温度とを設定する第2
    設定手段9と、 前記検出手段7からの温度信号をもとに判断さ
    れる前記検出温度の上昇、下降時における温度信
    号と前記各設定手段8,9による前記各設定温度
    との比較で、前記検出温度の上昇時、停止してい
    る前記フアン4を駆動し、かつ、運転している前
    記圧縮機2を停止させると共に、前記検出温度の
    下降時、前記圧縮機2の停止を解除し、かつ、前
    記フアン4の駆動を解除する発停制御信号の出力
    手段11と を備え、前記第2設定手段9で設定する圧縮機停
    止温度を、前記第1設定手段8で設定するフアン
    駆動開始温度より高温とし、かつ、前記第2設定
    手段9で設定する圧縮機停止解除温度を、前記第
    1設定手段8で設定するフアン駆動停止温度より
    高温としていることを特徴とする空気調和機にお
    ける電装品の温度調節装置。
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JPS62132377U (ja) 1987-08-20

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