JP2871004B2 - 空気調和機の運転制御装置 - Google Patents

空気調和機の運転制御装置

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JP2871004B2
JP2871004B2 JP2169033A JP16903390A JP2871004B2 JP 2871004 B2 JP2871004 B2 JP 2871004B2 JP 2169033 A JP2169033 A JP 2169033A JP 16903390 A JP16903390 A JP 16903390A JP 2871004 B2 JP2871004 B2 JP 2871004B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は空気調和機室外ファンモータのロック検知に
関するものである。
従来の技術 従来、空気調和機室外ファンモータのロック検知に関
しては、種々提案されている。第5図は従来例を示すブ
ロック図である。運転手段1により空気調和機が運転を
開始すると、駆動回路2に運転命令が伝わり、Trモータ
3を駆動する。Trモータに何らかの異常があり、ロック
状態になると、ロック電流検出手段4により駆動回路2
を停止させてTrモータ3の電源をOFFに制御する。その
後一定時間(数分)経過後、再び駆動回路2からON信号
を出しTrモータの駆動を開始するものである。第6図は
その動作を示したフローチャート図である。
発明が解決しようとする課題 上記従来例は、モータ単体の異常あるいは、機械的な
ロック状態となり、ファンモータの送風機能がなくなっ
た場合に、モータ単体と、室外機内部の電装品の温度上
昇を押え、不安定状態にならないようにし、かつ、冷暖
房能力の低下運転をさけるものであり、非常に有効な制
御である。しかしながら、この制御は、ファンモータを
一時的に停止させるだけであり、この運転/停止のサイ
クルは永久に続けられることになり、異常時に本来の安
全な停止状態を保つ制御にはなっていない。また室外機
に対してファンモータをロック状態にするように送風が
あった場合には、その時にはファンはロック状態となり
送風機能はなくなるが、送風による室外機内部への送風
機能が働く為、空気調和機としての能力低下や、電装品
の温度上昇等は正常状態となんら変わらない状態であ
る。したがって本当の異常ロックなのか、送風による一
時的なロック状態なのか判断して制御してやれば、より
確実な安全制御が可能となる。
本発明は、上記従来の課題に鑑み、室外機ファンモー
タのロック検出が一定時間内に連続して発生するか、あ
るいは単発的、不規則に発生するかにより、本当のロッ
ク状態か、送風による一時的なロックなのかを判断させ
連続して発生する状態の時には、空気調和機の運転その
ものを停止させて、確実な安全状態に保つものである。
また本発明は、上記制御に加えて、室外ファンモータ
の異常を、冷房時の熱変換器の異常温度上昇により判断
する制御を加えたものであり、送風によるファンロック
であれば、冷房時の熱交換器温度は異常上昇することは
ないため、停止制御は行なわず、2つの条件が重なった
時に運転を停止させ、安全状態に保つものである。
また本発明は、上記制御に加えて室外ファンモータの
異常を、暖房時の熱変換器の異常温度低下により判断す
る制御を加えたものであり、送風によるファンロックで
あれば、暖房時の熱交換器温度は異常低下することはな
いため、停止制御は行なわず、2つの条件が重なった時
に運転を停止させ、安全状態に保つものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、室外機ファンに
トランジスタモータを搭載した空気調和機に、ファンモ
ータロック検知を行うロック検知手段と、一定時間を計
時する計時手段と、計時中のロック検出回数をカウント
するカウント手段と、前記カウント手段があらかじめ設
定された回数になった時に空気調和機の運転を停止する
停止制御手段とを設けたものである。
また、本発明は室外熱交換器温度を検出する、室外熱
交換器温度検出手段を設け、上記ロック検出に加えて冷
房運転時にあらかじめ設定された温度以上になった時に
はじめて空気調和機の運転を停止する停止制御手段とを
設けたものである。
また本発明は、室外熱交換器温度を検出する、室外熱
交換器温度検出手段を設け、前記ロック検出に加えて、
暖房運転時にあらかじめ設定された温度以下になった時
にはじめて空気調和機の運転を停止する停止制御手段と
を設けたものである。
作用 上記手段による作用は、以下のとおりである。
本発明は、室外機ファンモータのロック検出が一定時
間内に連続して発生するか、あるいは単発的、不規則に
発生するかにより、本当のロック状態か、送風による一
時的なロック状態なのかを判断させ、連続して発生する
状態の時には、空気調和機の運転そのものを停止させる
ものであり、室外ファン異常時に確実に空気調和機自体
を安全状態に保つことが可能となる。また、一時的な送
風によるロック検出で空調停止という誤まった制御もさ
けられ、非常に有効なものである。
また、本発明は、室外ファンモータ異常を、冷房時の
熱交換器の異常温度上昇により判断する制御を加えたも
のであり、送風によりファンモータがロック状態となっ
ても、冷凍サイクル上送風機能が風により行なわれ、な
んら異常ない時には、停止制御は行なわず、2つの条件
が重なった時のみに運転を停止させるものであり、これ
も室外ファンモータ異常時に確実に空気調和機自体を安
全状態に保つことが可能となる。
さらに本発明は、室外ファンモータ異常を、暖房時の
熱交換器の異常温度低下により判断する制御を加えたも
のであり、逆風によりファンモータがロック状態となっ
ても、冷凍サイクル上送風機能が風により行なわれ、な
んら異常ない時には、停止制御を行なわず、2つの条件
が重なった時のみに運転を停止させるものであり、これ
も室外ファンモータ異常時に確実に空気調和機自体を安
全状態に保つことが可能となる。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参考に説明す
る。
まず、第1図により、本発明の第1の実施例について
説明する。
同図において、1は空気調和機の運転/停止を行う運
転手段である。空気調和機が運転を開始すると、室外FM
への電源を供給する駆動回路2に信号が伝わり、室外FM
(Trモータ)3を運転させる。正常なるTrモータの運転
電流と、ロック時の運転電流は大きく電流値が異なるた
め、ロック電流検出手段4により、正常か異常ロック状
態かを判断する。一端ロック電流検出手段4がロックを
検出すると、第2図のフローチャートに示すように、10
分間のタイマ計時をスタートする一方で、駆動回路2
に、FM電源OFF信号を1分間出力させる制御を行う。10
分間のタイマ計時はタイマ6により行なわれ、その間の
ロック回数は、カウンタ5により数えられる、この2つ
の情報により10分間に5回以上ロックが発生した場合に
は、停止制御手段7により、空気調和機の運転自体を停
止させるものである。
次に第3図及び第4図により、本発明の第2,第3の実
施例について説明する。ここで第1の実施例と同一のも
のは同一の符号を付して説明を省略する。
第3図において、8は室外熱交換器温度検出を行う熱
交換器温度検出手段であり、9は熱交換器温度を検知す
るサーミスタである。停止制御手段7には一定時間(10
分)内のロック回数と、運転モード(冷房/暖房)と、
熱交換器温度が入力される。これらの情報により第4図
のフローチャートに示すような停止制御動作を行う。ロ
ック回数が10分間5回以下の場合は、外FMの1分間停
止,運転を繰り返すが、ロック回数が5回以上となれ
ば、冷房/暖房の各モードにより、制御が変えられる。
冷房であり、かつ熱交換器温度が70℃以上になれば空気
調和機の運転自体を停止させる。70℃以下であれば正常
と判断し、外FMの1分停止、運転を繰り返す。また暖房
であり、かつ熱交換器温度が−20℃以下になれば空気調
和機の運転自体を停止させる。−20℃以上であれば正常
と判断し、外FMの1分間停止,運転を繰り返すものであ
る。
発明の効果 上記実施例より明らかなように本発明は、室外機ファ
ンモータのロック検出が一定時間内に連続して発生する
か、あるいは単発的、不規則に発生するかにより、本当
のロック状態か、送風による一時的なロックであり、空
気調和機として能力低下や、電装品の温度上昇等は正常
時と何ら変わらない状態であるのかを判断させ、連続し
て発生する状態の時には、空気調和機の運転そのものを
停止させるものであり、確実な安全状態に保つものであ
る他、不必要な停止状態制御を確実になくすことが可能
なきわめて有効な制御である。
また本発明は、上記制御に加えて、室外ファンモータ
の異常を、冷房時の熱交換器の異常温度上昇と、暖房時
の熱交換器の異常温度低下により判断する制御を加えた
ものである。送風によるファンロックであれば、冷房時
は熱交換器温度が異常上昇することはない、また、暖房
時は異常低下することはなく、送風によるファンロック
を冷凍サイクルの異常で発見しようとするものである。
この制御も冷凍サイクル異常運転及び室外機内部の電
装品の温度上昇を防ぐことが可能であり、確実な安全状
態に保つものである他、不必要な停止制御を確実になく
すことが可能な、きわめて有効な制御である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す構成図、第2図は
同実施例のフローチャート、第3図は本発明の第2,第3
の実施例を示す構成図、第4図は同実施例のフローチャ
ート、第5図は従来例を示す構成図、第6図はそのフロ
ーチャートである。 1……運転手段、2……駆動回路、3……室外ファンモ
ータ(Trモータ)、4……ロック電流検出手段、5……
カウンタ、6……タイマ、7……停止制御手段、9……
熱交換器温度サーミスタ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−99448(JP,A) 特開 昭63−240392(JP,A) 特開 昭62−238937(JP,A) 実開 昭62−62148(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 11/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室外機用ファンを駆動するトランジスタモ
    ータを搭載した空気調和機に、前記トランジスタモータ
    のロック検知を行うロック検知手段と、一定時間を計時
    する計時手段と、その計時手段による計時中に前記ロッ
    ク検知手段により前記トランジスタモータのロックが検
    知された回数をカウントするカウント手段と、前記カウ
    ント手段によりカウントされた回数があらかじめ設定さ
    れた回数になった時に空気調和機の運転を停止する停止
    制御手段とを設けた、空気調和機の運転制御装置。
  2. 【請求項2】室外熱交換器温度を検出する室外熱交換器
    温度検出手段を設け、その室外熱交換器温度検出手段で
    検出した温度が、冷房運転時にあらかじめ設定された温
    度以上になった時はじめて停止制御手段により空気調和
    機の運転を停止する請求項1記載の空気調和機の運転制
    御装置。
  3. 【請求項3】室外熱交換器温度を検出する室外熱交換器
    温度検出手段を設け、その室外熱交換器温度検出手段で
    検出した温度が、暖房運転時にあらかじめ設定された温
    度以下になった時はじめて停止制御手段により空気調和
    機の運転を停止する請求項1記載の空気調和機の運転制
    御装置。
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