JPH09159255A - インバータ装置 - Google Patents
インバータ装置Info
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- JPH09159255A JPH09159255A JP7318769A JP31876995A JPH09159255A JP H09159255 A JPH09159255 A JP H09159255A JP 7318769 A JP7318769 A JP 7318769A JP 31876995 A JP31876995 A JP 31876995A JP H09159255 A JPH09159255 A JP H09159255A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blower
- inverter
- operating frequency
- fan
- inverter device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/70—Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating
Landscapes
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は可変速運転される送風機のインバー
タ装置に関するものであり、送風機の機種、設置条件の
変化に関係なく可変速運転される送風機の共振現象を回
避することを目的としている。 【解決手段】 インバータ部３で可変速運転している送
風機２の運転状態を検出する手段１と、その手段の出力
により自動的にインバータ部３の運転周波数を変更する
手段４を配することにより、送風機２の運転速度が共振
点と一致し、共振現象が発生したとき、自動的に送風機
２の運転速度を近傍の速度に変更し共振現象を回避する
ことができる。
タ装置に関するものであり、送風機の機種、設置条件の
変化に関係なく可変速運転される送風機の共振現象を回
避することを目的としている。 【解決手段】 インバータ部３で可変速運転している送
風機２の運転状態を検出する手段１と、その手段の出力
により自動的にインバータ部３の運転周波数を変更する
手段４を配することにより、送風機２の運転速度が共振
点と一致し、共振現象が発生したとき、自動的に送風機
２の運転速度を近傍の速度に変更し共振現象を回避する
ことができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、可変速運転をする
送風機のインバータ装置に関するものである。
送風機のインバータ装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、空調制御方法においては、送風機
をインバータ装置を用いて可変速運転する方法が主流と
なってきている。
をインバータ装置を用いて可変速運転する方法が主流と
なってきている。
【０００３】しかしながら、送風機本体は特定のファン
の回転数で振動や騒音のレベルが大きくなる共振点を有
していることが多く、この共振点でファンを回転させた
とき共振現象が発生し、場合によっては振動により送風
機の軸受けやファンが破損したり、騒音により室内の空
調利用者に不快感を与えることがある。
の回転数で振動や騒音のレベルが大きくなる共振点を有
していることが多く、この共振点でファンを回転させた
とき共振現象が発生し、場合によっては振動により送風
機の軸受けやファンが破損したり、騒音により室内の空
調利用者に不快感を与えることがある。
【０００４】そこで従来は、特開平０２−３０３３９
３、特開平０２−１１０２４５号公報に開示されている
ように、送風機の機種別に固有の共振点を確認し、その
共振点での運転を避けるように、あらかじめ工場にてイ
ンバータ装置の運転周波数の範囲を設定していた。
３、特開平０２−１１０２４５号公報に開示されている
ように、送風機の機種別に固有の共振点を確認し、その
共振点での運転を避けるように、あらかじめ工場にてイ
ンバータ装置の運転周波数の範囲を設定していた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現場で
の空調送風路の負荷は工場での設定時と異なることが多
く、従って送風機の共振点に対応したインバータ装置の
運転周波数も、工場と現場では異なることになる。ま
た、送風機の共振点は送風機の設置条件によっても影響
を受け、同一の送風機でも架台に設置するのと、天井か
ら吊り下げて設置するのでは共振点が異なる。このよう
に現場での設置条件と同一の条件で、共振点での運転を
避けるように、あらかじめ工場にてインバータ装置の運
転周波数の範囲を設定することは困難であり、また、現
場にて送風機の振動を確認しながらインバータ装置の運
転周波数の範囲を設定することも容易ではない、またせ
っかく設定しても空調送風路の負荷が変わると、共振点
に対応したインバータ装置の運転周波数が変わるので、
送風機を可変速運転する場合、共振点を回避することは
非常に困難であった。
の空調送風路の負荷は工場での設定時と異なることが多
く、従って送風機の共振点に対応したインバータ装置の
運転周波数も、工場と現場では異なることになる。ま
た、送風機の共振点は送風機の設置条件によっても影響
を受け、同一の送風機でも架台に設置するのと、天井か
ら吊り下げて設置するのでは共振点が異なる。このよう
に現場での設置条件と同一の条件で、共振点での運転を
避けるように、あらかじめ工場にてインバータ装置の運
転周波数の範囲を設定することは困難であり、また、現
場にて送風機の振動を確認しながらインバータ装置の運
転周波数の範囲を設定することも容易ではない、またせ
っかく設定しても空調送風路の負荷が変わると、共振点
に対応したインバータ装置の運転周波数が変わるので、
送風機を可変速運転する場合、共振点を回避することは
非常に困難であった。
【０００６】本発明は、送風機の機種、設置条件、空調
送風路の負荷の変化に関係なく、共振点を回避して可変
速運転をするインバータ装置を提供することを目的とし
ている。
送風路の負荷の変化に関係なく、共振点を回避して可変
速運転をするインバータ装置を提供することを目的とし
ている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、インバータ装置で可変速運転している送風
機の運転状態を検出する手段と、その手段の出力により
自動的にインバータ装置の運転周波数を変更する手段を
配し、それにより送風機の運転速度を変更するようにし
た構成である。
に本発明は、インバータ装置で可変速運転している送風
機の運転状態を検出する手段と、その手段の出力により
自動的にインバータ装置の運転周波数を変更する手段を
配し、それにより送風機の運転速度を変更するようにし
た構成である。
【０００８】これにより、共振点を回避して可変速運転
をするインバータ装置が得られる。
をするインバータ装置が得られる。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、送風機の運転状態を検出する手段と、その出力によ
り送風機を駆動しているインバータ部の運転周波数を自
動的に変更する手段を配したものであり、単に設定され
た運転周波数を送風機に出力するだけでなく、その設定
された運転周波数での送風機の運転状態を確認して、場
合によっては自動的にインバータ部の運転周波数を変更
して送風機の運転速度を変更するという作用を有する。
は、送風機の運転状態を検出する手段と、その出力によ
り送風機を駆動しているインバータ部の運転周波数を自
動的に変更する手段を配したものであり、単に設定され
た運転周波数を送風機に出力するだけでなく、その設定
された運転周波数での送風機の運転状態を確認して、場
合によっては自動的にインバータ部の運転周波数を変更
して送風機の運転速度を変更するという作用を有する。
【００１０】本発明の請求項２に記載の発明は、請求項
１に記載のインバータ装置において、送風機の運転状態
を検出する手段は、振動センサーとし、運転周波数を変
更する手段は、空調用ファンを回転させる電動機を駆動
するインバータ部を制御するインバータ制御部と、前記
振動センサーの出力を比較する比較器と、その比較器の
出力により前記インバータ制御部の運転周波数の設定を
自動的に変更する共振点回避手段とで構成するものであ
り、インバータ装置により可変速運転している送風機の
運転速度が、インバータ装置の運転周波数をある設定値
に変更したことにより、送風機本体が有している特定の
ファンの回転数で振動や騒音のレベルが大きくなる共振
点と一致して、振動のレベルが大きくなったとき、イン
バータ装置の運転周波数の設定値を自動的に近傍の値に
変更して、共振点を回避するように送風機の運転速度を
変更する作用を有する。
１に記載のインバータ装置において、送風機の運転状態
を検出する手段は、振動センサーとし、運転周波数を変
更する手段は、空調用ファンを回転させる電動機を駆動
するインバータ部を制御するインバータ制御部と、前記
振動センサーの出力を比較する比較器と、その比較器の
出力により前記インバータ制御部の運転周波数の設定を
自動的に変更する共振点回避手段とで構成するものであ
り、インバータ装置により可変速運転している送風機の
運転速度が、インバータ装置の運転周波数をある設定値
に変更したことにより、送風機本体が有している特定の
ファンの回転数で振動や騒音のレベルが大きくなる共振
点と一致して、振動のレベルが大きくなったとき、イン
バータ装置の運転周波数の設定値を自動的に近傍の値に
変更して、共振点を回避するように送風機の運転速度を
変更する作用を有する。
【００１１】本発明の請求項３に記載の発明は、振動セ
ンサーの替わりに騒音検出器を用いたものであり、共振
点での振動による騒音を騒音検出器を用いて検出するこ
とにより、共振点を回避し、空調利用者が不快感を持た
ないようにする作用を有する。
ンサーの替わりに騒音検出器を用いたものであり、共振
点での振動による騒音を騒音検出器を用いて検出するこ
とにより、共振点を回避し、空調利用者が不快感を持た
ないようにする作用を有する。
【００１２】以下、本発明の実施の形態について、図１
から図３を用いて説明する。 （実施の形態１）図１は本発明の実施の形態１のブロッ
ク図を示し、図１において運転状態を検出する手段１
は、送風機２の運転状態を検出する作用を行うもので、
ある設定された運転周波数でインバータ部３により駆動
する送風機２の運転状態を、運転周波数を変更する手段
４に出力する構成となっている。運転周波数を変更する
手段４は、インバータ部３の運転周波数を変更して送風
機２の運転速度を変更するという作用を行うもので、前
記運転状態を検出する手段１の出力を受けて、場合によ
っては自動的に運転周波数の設定値を変更して、インバ
ータ部３に出力する構成となっている。
から図３を用いて説明する。 （実施の形態１）図１は本発明の実施の形態１のブロッ
ク図を示し、図１において運転状態を検出する手段１
は、送風機２の運転状態を検出する作用を行うもので、
ある設定された運転周波数でインバータ部３により駆動
する送風機２の運転状態を、運転周波数を変更する手段
４に出力する構成となっている。運転周波数を変更する
手段４は、インバータ部３の運転周波数を変更して送風
機２の運転速度を変更するという作用を行うもので、前
記運転状態を検出する手段１の出力を受けて、場合によ
っては自動的に運転周波数の設定値を変更して、インバ
ータ部３に出力する構成となっている。
【００１３】（実施の形態２）図２は本発明の実施の形
態２のブロック図を示し、図２において振動センサー２
１は、送風機２の振動を検出する作用を行うもので、吸
排気の送風路を形成するケーシング２２と、このケーシ
ング２２内で空気を送風するファン２３と、このファン
２３の回転軸を支持する軸受け２４と、前記ファン２３
を運転する電動機２５とでなる送風機２に対して、前記
ケーシング２２または前記軸受け２４または前記電動機
２５に固定された構成となっている。インバータ部３の
運転周波数を設定するインバータ制御部２８の運転周波
数の設定値をある値に設定し、送風機２をある運転速度
で運転したとき、比較器２６は、前記振動センサー２１
からの出力値をすでに設定されている振動値の規格値と
比較を行う作用を行うもので、その結果を共振点回避手
段２７に出力する構成となっている。共振点回避手段２
７は、前記振動センサー２１の出力値が前記規格値より
大きいときは、前記インバータ制御部２８の運転周波数
の設定値を自動的に近傍の値に変更するが、前記振動セ
ンサー２１の出力値が前記規格値より小さいときは、運
転周波数の設定値の変更は行わないという作用を行うも
ので、前記比較器２６の出力を受け、運転周波数の設定
値を決定して、それを前記インバータ制御部２８に出力
する構成となっている。
態２のブロック図を示し、図２において振動センサー２
１は、送風機２の振動を検出する作用を行うもので、吸
排気の送風路を形成するケーシング２２と、このケーシ
ング２２内で空気を送風するファン２３と、このファン
２３の回転軸を支持する軸受け２４と、前記ファン２３
を運転する電動機２５とでなる送風機２に対して、前記
ケーシング２２または前記軸受け２４または前記電動機
２５に固定された構成となっている。インバータ部３の
運転周波数を設定するインバータ制御部２８の運転周波
数の設定値をある値に設定し、送風機２をある運転速度
で運転したとき、比較器２６は、前記振動センサー２１
からの出力値をすでに設定されている振動値の規格値と
比較を行う作用を行うもので、その結果を共振点回避手
段２７に出力する構成となっている。共振点回避手段２
７は、前記振動センサー２１の出力値が前記規格値より
大きいときは、前記インバータ制御部２８の運転周波数
の設定値を自動的に近傍の値に変更するが、前記振動セ
ンサー２１の出力値が前記規格値より小さいときは、運
転周波数の設定値の変更は行わないという作用を行うも
ので、前記比較器２６の出力を受け、運転周波数の設定
値を決定して、それを前記インバータ制御部２８に出力
する構成となっている。
【００１４】次に、上記構成の制御動作を図３のフロー
チャート図に従って説明する。先ず、ステップ１にてイ
ンバータ制御部２８の運転周波数がｆ０Ｈｚからｆ１Ｈ
ｚに変更されたとすると、ステップ２にてインバータ部
３をｆ１Ｈｚで運転し、送風機２をある運転速度で運転
する。そしてステップ３で比較器２６にて振動センサー
２１で検出した、送風機２の振動値がすでに設定されて
いる規格値より大きいかを判定する。ステップ３にてＹ
ｅｓのとき、つまり送風機２の振動値がすでに設定され
ている規格値より大きいときは、ステップ４に進みフラ
グがあるかの判定を行う、ステップ４にてＮｏのとき
は、ステップ５に進みｆ１がｆ０より大きいかを判定す
る。ステップ５にてＹｅｓのとき、つまり運転周波数の
変更が加速方向にされたときは、ステップ６に進みｆ１
＋３をｆ１とする。つまり加速方向に変更した運転周波
数をさらに３Ｈｚ分加速方向に変更することになる。そ
してステップ７にて３Ｈｚ分加速方向に変更したｆ１が
インバータ制御部２８のすでに設定されている上限周波
数より小さいかを判定する。この上限周波数とは一般的
に電動機をインバータ装置で駆動するとき、電動機保護
のために設定するインバータ装置の上限の運転周波数の
ことである。ステップ７でＮｏのとき、つまりｆ１に３
を加算して上限周波数を越えたときは、ステップ８に進
みｆ１−６をｆ１としｆ１を上限周波数以下として、ス
テップ９にてフラグ１をセットし、ステップ２に戻りス
テップ８で設定したｆ１Ｈｚで再度運転を行ってみる。
ステップ７でＹｅｓのときはそのままステップ２に戻り
ステップ６で設定したｆ１Ｈｚで再度運転を行ってみ
る。ステップ５にてＮｏのとき、つまり運転周波数の変
更が減速方向にされたときは、ステップ１０に進みｆ１
−３をｆ１とする。つまり減速方向に変更した運転周波
数をさらに３Ｈｚ分減速方向に変更することになる。そ
してステップ１１にて３Ｈｚ分減速方向に変更したｆ１
がインバータ制御部２８のすでに設定されている下限周
波数より大きいかを判定する。この下限周波数とは一般
的に電動機をインバータ装置で駆動するとき、電動機保
護のために設定するインバータ装置の下限の運転周波数
のことである。ステップ１１でＮｏのとき、つまりｆ１
から３を減算して下限周波数を下回ったときは、ステッ
プ１２に進みｆ１＋６をｆ１とし、ステップ１３にてフ
ラグ２をセットし、ステップ２に戻りステップ１２で設
定したｆ１Ｈｚで再度運転を行ってみる。ステップ１１
でＹｅｓのときはそのままステップ２に戻りステップ１
０で設定したｆ１Ｈｚで再度運転を行ってみる。ステッ
プ４にてＹｅｓのとき、つまりフラグがすでにセットさ
れているということは、上限周波数か下限周波数の設定
に１度引っかかっているということなので、ステップ１
４にてフラグが１か２を判定し、フラグが１のときつま
りｆ１が１度上限周波数の設定に引っかかっているとき
は、ステップ１５にてｆ１−３をｆ１とし、ステップ２
に戻りステップ１５で設定したｆ１Ｈｚで再度運転を行
ってみる。ステップ１４にてフラグが２のときつまりｆ
１が１度下限周波数の設定に引っかかっているときは、
ステップ１６にてｆ１＋３をｆ１とし、ステップ２に戻
りステップ１６で設定したｆ１Ｈｚで再度運転を行って
みる。
チャート図に従って説明する。先ず、ステップ１にてイ
ンバータ制御部２８の運転周波数がｆ０Ｈｚからｆ１Ｈ
ｚに変更されたとすると、ステップ２にてインバータ部
３をｆ１Ｈｚで運転し、送風機２をある運転速度で運転
する。そしてステップ３で比較器２６にて振動センサー
２１で検出した、送風機２の振動値がすでに設定されて
いる規格値より大きいかを判定する。ステップ３にてＹ
ｅｓのとき、つまり送風機２の振動値がすでに設定され
ている規格値より大きいときは、ステップ４に進みフラ
グがあるかの判定を行う、ステップ４にてＮｏのとき
は、ステップ５に進みｆ１がｆ０より大きいかを判定す
る。ステップ５にてＹｅｓのとき、つまり運転周波数の
変更が加速方向にされたときは、ステップ６に進みｆ１
＋３をｆ１とする。つまり加速方向に変更した運転周波
数をさらに３Ｈｚ分加速方向に変更することになる。そ
してステップ７にて３Ｈｚ分加速方向に変更したｆ１が
インバータ制御部２８のすでに設定されている上限周波
数より小さいかを判定する。この上限周波数とは一般的
に電動機をインバータ装置で駆動するとき、電動機保護
のために設定するインバータ装置の上限の運転周波数の
ことである。ステップ７でＮｏのとき、つまりｆ１に３
を加算して上限周波数を越えたときは、ステップ８に進
みｆ１−６をｆ１としｆ１を上限周波数以下として、ス
テップ９にてフラグ１をセットし、ステップ２に戻りス
テップ８で設定したｆ１Ｈｚで再度運転を行ってみる。
ステップ７でＹｅｓのときはそのままステップ２に戻り
ステップ６で設定したｆ１Ｈｚで再度運転を行ってみ
る。ステップ５にてＮｏのとき、つまり運転周波数の変
更が減速方向にされたときは、ステップ１０に進みｆ１
−３をｆ１とする。つまり減速方向に変更した運転周波
数をさらに３Ｈｚ分減速方向に変更することになる。そ
してステップ１１にて３Ｈｚ分減速方向に変更したｆ１
がインバータ制御部２８のすでに設定されている下限周
波数より大きいかを判定する。この下限周波数とは一般
的に電動機をインバータ装置で駆動するとき、電動機保
護のために設定するインバータ装置の下限の運転周波数
のことである。ステップ１１でＮｏのとき、つまりｆ１
から３を減算して下限周波数を下回ったときは、ステッ
プ１２に進みｆ１＋６をｆ１とし、ステップ１３にてフ
ラグ２をセットし、ステップ２に戻りステップ１２で設
定したｆ１Ｈｚで再度運転を行ってみる。ステップ１１
でＹｅｓのときはそのままステップ２に戻りステップ１
０で設定したｆ１Ｈｚで再度運転を行ってみる。ステッ
プ４にてＹｅｓのとき、つまりフラグがすでにセットさ
れているということは、上限周波数か下限周波数の設定
に１度引っかかっているということなので、ステップ１
４にてフラグが１か２を判定し、フラグが１のときつま
りｆ１が１度上限周波数の設定に引っかかっているとき
は、ステップ１５にてｆ１−３をｆ１とし、ステップ２
に戻りステップ１５で設定したｆ１Ｈｚで再度運転を行
ってみる。ステップ１４にてフラグが２のときつまりｆ
１が１度下限周波数の設定に引っかかっているときは、
ステップ１６にてｆ１＋３をｆ１とし、ステップ２に戻
りステップ１６で設定したｆ１Ｈｚで再度運転を行って
みる。
【００１５】ステップ３にてＮｏのときつまり振動値が
規格値を越えていないときは、ステップ１７に進み、フ
ラグがあるかの判定を行い、フラグがあるときは、ステ
ップ１８に進みフラグのリセットを行い、ステップ１９
にてｆ１Ｈｚの運転の継続を行う。ステップ１７にてフ
ラグがないときは、そのままステップ１９に進みｆ１Ｈ
ｚの運転の継続を行う。
規格値を越えていないときは、ステップ１７に進み、フ
ラグがあるかの判定を行い、フラグがあるときは、ステ
ップ１８に進みフラグのリセットを行い、ステップ１９
にてｆ１Ｈｚの運転の継続を行う。ステップ１７にてフ
ラグがないときは、そのままステップ１９に進みｆ１Ｈ
ｚの運転の継続を行う。
【００１６】なお、比較器２６にて振動値の比較に使用
した規格値については、例えばＪＩＳ Ｂ８３３０（送
風機試験方法）の振動許容推奨値を用いることができ
る。また、あらかじめ実験を行い送風機ごとに規定して
も良い。また、実施の形態２では共振点回避手段２７に
より運転周波数を３Ｈｚ変更して共振現象を回避するこ
ととしたが、この変更幅の３Ｈｚについては、あらかじ
め実験を行い送風機ごとに規定しても良い。
した規格値については、例えばＪＩＳ Ｂ８３３０（送
風機試験方法）の振動許容推奨値を用いることができ
る。また、あらかじめ実験を行い送風機ごとに規定して
も良い。また、実施の形態２では共振点回避手段２７に
より運転周波数を３Ｈｚ変更して共振現象を回避するこ
ととしたが、この変更幅の３Ｈｚについては、あらかじ
め実験を行い送風機ごとに規定しても良い。
【００１７】なお、以上の説明では、送風機の運転状態
を検出する手段を振動センサーで構成した例で説明した
が、振動センサーの替わりに騒音検出器を用いても同様
に実施可能である。
を検出する手段を振動センサーで構成した例で説明した
が、振動センサーの替わりに騒音検出器を用いても同様
に実施可能である。
【００１８】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、インバー
タ部の運転周波数をｆ０Ｈｚからｆ１Ｈｚに変更したと
き、ファンの回転数が共振点と一致して共振現象が発生
し、振動値や騒音値が著しく大きくなったとき、送風機
の振動値または騒音値を検出して自動的に運転周波数を
ｆ１Ｈｚの近傍の周波数に変更して共振現象を回避する
ことが、送風機の機種に関係なく、また送風機の設置条
件の変化にも関係なく実施することができ、現場での共
振点の確認の必要がないという有利な効果が得られる。
タ部の運転周波数をｆ０Ｈｚからｆ１Ｈｚに変更したと
き、ファンの回転数が共振点と一致して共振現象が発生
し、振動値や騒音値が著しく大きくなったとき、送風機
の振動値または騒音値を検出して自動的に運転周波数を
ｆ１Ｈｚの近傍の周波数に変更して共振現象を回避する
ことが、送風機の機種に関係なく、また送風機の設置条
件の変化にも関係なく実施することができ、現場での共
振点の確認の必要がないという有利な効果が得られる。
【図１】本発明の実施の形態１によるインバータ装置を
示すブロック図
示すブロック図
【図２】本発明の実施の形態２によるインバータ装置を
示すブロック図
示すブロック図
【図３】本発明の実施の形態２によるインバータ装置の
制御動作を示すフローチャート図
制御動作を示すフローチャート図
１ 運転状態を検出する手段 ２ 送風機 ３ インバータ部 ４ 運転周波数を変更する手段 ２１ 振動センサー ２２ ケーシング ２３ ファン ２４ 軸受け ２５ 電動機 ２６ 比較器 ２７ 共振点回避手段 ２８ インバータ制御部
Claims (3)
- 【請求項１】送風機の運転状態を検出する手段と、その
出力により自動的に運転周波数を変更する手段を配して
なるインバータ装置。 - 【請求項２】請求項１に記載のインバータ装置におい
て、送風機の運転状態を検出する手段は、振動センサー
とし、運転周波数を変更する手段は、空調用ファンを回
転させる電動機を駆動するインバータ部を制御するイン
バータ制御部と、前記振動センサーの出力を比較する比
較器と、その比較器の出力により前記インバータ制御部
の運転周波数の設定を自動的に変更する共振点回避手段
とで構成するインバータ装置。 - 【請求項３】請求項２記載のインバータ装置において、
振動センサーの替わりに騒音検出器を用いたインバータ
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7318769A JPH09159255A (ja) | 1995-12-07 | 1995-12-07 | インバータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7318769A JPH09159255A (ja) | 1995-12-07 | 1995-12-07 | インバータ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09159255A true JPH09159255A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18102747
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7318769A Pending JPH09159255A (ja) | 1995-12-07 | 1995-12-07 | インバータ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09159255A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN111998605A (zh) * | 2019-05-27 | 2020-11-27 | 博西华电器（江苏）有限公司 | 制冷设备的控制方法及制冷设备 |
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1995
- 1995-12-07 JP JP7318769A patent/JPH09159255A/ja active Pending
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