JPS629920A - 発泡成形品の製造方法 - Google Patents
発泡成形品の製造方法Info
- Publication number
- JPS629920A JPS629920A JP60148842A JP14884285A JPS629920A JP S629920 A JPS629920 A JP S629920A JP 60148842 A JP60148842 A JP 60148842A JP 14884285 A JP14884285 A JP 14884285A JP S629920 A JPS629920 A JP S629920A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insert
- film layer
- foam
- burrs
- mold
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明は樹脂又は金属製のインサートに発泡体を被覆
した構成からなる発泡成形品の製造方法に関する。
した構成からなる発泡成形品の製造方法に関する。
（従来の技術）
従来、樹脂又は金属製のインサートに発泡体を被覆した
構成からなる発泡成形品、例えば自動車用インストメン
ドパネル等の製造方法として、型内にインサートを装置
し、ポリウレタン等の液状発泡原料を注入し、該原料の
発泡によって一体に被覆する方法が多用されている。
構成からなる発泡成形品、例えば自動車用インストメン
ドパネル等の製造方法として、型内にインサートを装置
し、ポリウレタン等の液状発泡原料を注入し、該原料の
発泡によって一体に被覆する方法が多用されている。
ところが従来の製造方法によっては、液状原料の発泡に
際して、インサート周縁において裏面側へ発泡樹脂が廻
り込み所謂パリが生じるのを避けられなかった。又、イ
ンストメンドパネルのようにメーター、空気吹出口等の
開口部を有するものは、予めこれらの開口部を設けたイ
ンサートが用いられる為に、インサート周縁部のみなら
ず、これら開口部においても裏面側にパリを生じていた
。
際して、インサート周縁において裏面側へ発泡樹脂が廻
り込み所謂パリが生じるのを避けられなかった。又、イ
ンストメンドパネルのようにメーター、空気吹出口等の
開口部を有するものは、予めこれらの開口部を設けたイ
ンサートが用いられる為に、インサート周縁部のみなら
ず、これら開口部においても裏面側にパリを生じていた
。
その為に、従来の製造方法にあってはパリを除去する為
の後加工が不可欠であり、生産性向上を図ることができ
なかった。
の後加工が不可欠であり、生産性向上を図ることができ
なかった。
（発明が解決しようとする問題点）
この発明は前記問題点を解決する為になされたもので、
パリの発生が少なく、例えノ＜ ＩＪを生じてもその剥
離除去が容易となる、発泡成形品の製造方法の提供を目
的とする。
パリの発生が少なく、例えノ＜ ＩＪを生じてもその剥
離除去が容易となる、発泡成形品の製造方法の提供を目
的とする。
（問題点を解決するだめの手段）
この発明は、インサートを型内に装着し、液状発泡原料
を注入した後、該原料を発泡させてイン。
を注入した後、該原料を発泡させてイン。
サートに発泡体を一体に被覆する発泡成形品の製造にお
いて、予めインサートの一側に発泡体とは非接着性のフ
ィルム層を形成しておくことを特徴とするものである。
いて、予めインサートの一側に発泡体とは非接着性のフ
ィルム層を形成しておくことを特徴とするものである。
（作用）
この発明によれば液状発泡原料の発泡時にその発泡樹脂
がインサートのフィルム層側に廻り込んでパリを形成し
たとしても、フィルム層が発泡体とは非接着性であるこ
とから、パリの剥離除去が極めて容易となる。
がインサートのフィルム層側に廻り込んでパリを形成し
たとしても、フィルム層が発泡体とは非接着性であるこ
とから、パリの剥離除去が極めて容易となる。
又、そのフィルム層をインサートの外縁より張り出すよ
うに形成すれば、インサート外縁においてその張り出し
部が一種のパツキンとして作用し、型のシール性が良好
となる為に発泡樹脂の廻り込みがなくなり、更にインサ
ートに開口部を有する場合にあっては、その開口部を閉
鎖ずにようにしてフィルム層を形成すれば、開口部にお
ける発泡樹脂の廻り込みもなくなる。
うに形成すれば、インサート外縁においてその張り出し
部が一種のパツキンとして作用し、型のシール性が良好
となる為に発泡樹脂の廻り込みがなくなり、更にインサ
ートに開口部を有する場合にあっては、その開口部を閉
鎖ずにようにしてフィルム層を形成すれば、開口部にお
ける発泡樹脂の廻り込みもなくなる。
（実施例）
以下インストメルトパネルの製造を例にあげてこの発明
を説明する。
を説明する。
まず第１図のようにインサート１０を支承型１２に装着
する。インサート１０は、コアとも称され、剛性を有す
るプラスチック、あるいは金属等からなり、所定位置に
メーター用、換気用、コンソールボックス用等の開口部
１４を有する。
する。インサート１０は、コアとも称され、剛性を有す
るプラスチック、あるいは金属等からなり、所定位置に
メーター用、換気用、コンソールボックス用等の開口部
１４を有する。
そして、支承型１２に装着されたインサート１０の一側
、裏面にフィルム層形成原料１６ａをスプレー、あるい
はハケ塗り等により、塗布する。。フィルム層は、後述
する発泡体とは非接着性のもの、例えばホットメルト接
着剤等として用いられる低分子量ポリオレフィン等から
なり、聞１コ部１４を閉鎖するようにして、及びインサ
ート外縁１８にも張り出すようにして塗布形成される。
、裏面にフィルム層形成原料１６ａをスプレー、あるい
はハケ塗り等により、塗布する。。フィルム層は、後述
する発泡体とは非接着性のもの、例えばホットメルト接
着剤等として用いられる低分子量ポリオレフィン等から
なり、聞１コ部１４を閉鎖するようにして、及びインサ
ート外縁１８にも張り出すようにして塗布形成される。
フィルム層の形成後、第２図のようにインサーＮＯを発
泡型の上型２０に、フィルム層１６を型表面に対向させ
て装着する。そして、第３図のように発泡型の下型２２
のキャビティに、液状発泡原料２４ａ１例えばウレタン
オーム原料を注入し発生させる。尚、下型２２のキャビ
ティには、必要に応じて予め表皮材２６がセットされ、
液状発泡原料の発泡時に発泡体との一体化がなされる。
泡型の上型２０に、フィルム層１６を型表面に対向させ
て装着する。そして、第３図のように発泡型の下型２２
のキャビティに、液状発泡原料２４ａ１例えばウレタン
オーム原料を注入し発生させる。尚、下型２２のキャビ
ティには、必要に応じて予め表皮材２６がセットされ、
液状発泡原料の発泡時に発泡体との一体化がなされる。
キャビティに注入された液状発泡原料は、発泡によりそ
の体積を増加させてキャビティ内を満たし、更にその発
泡圧によりインサート１０と発泡型２０．２２との隙間
から流出し、パリを形成しようとする。しかしながら、
インサート１０の開口部１４はフィルム層１６により閉
鎖さている為に、液状発泡原料はその開口部１４から流
出することができず、又、インサートの外縁においては
、フィルム層１６の張り出し部２８が上型２０と下型２
２とで挟まれる為に発泡型のシール性が良好となり、極
めて小量の流出が可能となるだけである。しかも、その
小量の流出はフィルム層の張り出し部２８と下型２２表
面との間で生じることから、張り出し部２８の先端に到
着するまでにその原料が硬化して、インサート１０の裏
面側へ廻り込むまで至らないのである。又、たとえ裏面
側へ発泡樹脂が廻り込んでフィルム層上にパリ状の発泡
体を形成したとしても、フィルム層が発泡樹脂とは非接
着性のものからなる為に、そのパリの剥離除去は極めて
容易である。
の体積を増加させてキャビティ内を満たし、更にその発
泡圧によりインサート１０と発泡型２０．２２との隙間
から流出し、パリを形成しようとする。しかしながら、
インサート１０の開口部１４はフィルム層１６により閉
鎖さている為に、液状発泡原料はその開口部１４から流
出することができず、又、インサートの外縁においては
、フィルム層１６の張り出し部２８が上型２０と下型２
２とで挟まれる為に発泡型のシール性が良好となり、極
めて小量の流出が可能となるだけである。しかも、その
小量の流出はフィルム層の張り出し部２８と下型２２表
面との間で生じることから、張り出し部２８の先端に到
着するまでにその原料が硬化して、インサート１０の裏
面側へ廻り込むまで至らないのである。又、たとえ裏面
側へ発泡樹脂が廻り込んでフィルム層上にパリ状の発泡
体を形成したとしても、フィルム層が発泡樹脂とは非接
着性のものからなる為に、そのパリの剥離除去は極めて
容易である。
第４図は発泡終了後脱型により得られた発泡成形品を示
し、２４はウレタンフオーム等の発泡体である。この発
泡成形品は、Ａ、Ｂ、Ｃ部における裁断、打ち抜き等の
トリミングにより最終製品となる。第５図はこのように
して得られたインストメルトパネルの斜視図である。
し、２４はウレタンフオーム等の発泡体である。この発
泡成形品は、Ａ、Ｂ、Ｃ部における裁断、打ち抜き等の
トリミングにより最終製品となる。第５図はこのように
して得られたインストメルトパネルの斜視図である。
（発明の効果）
この発明は、前記の如く発泡体とは非接着性のフィルワ
層をインサートの一側に形成しておいて発泡成形品を製
造するものである。従って液状発泡原料の発泡時に、そ
の発泡樹脂がインサートのフィルム層側に廻り込んでパ
リを形成したとじても、そのハリはフィルム層に接着し
ない為にパリの剥離除去が極めて容易となる。又、イン
サート外縁より張り出すようにしてフィルム層を形成す
ることによって、インサート外縁におけるハリの発生を
減少させることができると同時に発泡樹脂の廻り込みも
防ぐことができ、更にインサートの開口部を閉鎖するよ
うにしてフィルム層を形成することによって、開口部に
おける発泡樹脂の廻り込みも防止することができるので
、開口部、外縁等におけるトリミングが容易となる。
層をインサートの一側に形成しておいて発泡成形品を製
造するものである。従って液状発泡原料の発泡時に、そ
の発泡樹脂がインサートのフィルム層側に廻り込んでパ
リを形成したとじても、そのハリはフィルム層に接着し
ない為にパリの剥離除去が極めて容易となる。又、イン
サート外縁より張り出すようにしてフィルム層を形成す
ることによって、インサート外縁におけるハリの発生を
減少させることができると同時に発泡樹脂の廻り込みも
防ぐことができ、更にインサートの開口部を閉鎖するよ
うにしてフィルム層を形成することによって、開口部に
おける発泡樹脂の廻り込みも防止することができるので
、開口部、外縁等におけるトリミングが容易となる。
このようにこの発明によれば、パリの発生を押えること
ができるとともに、もしパリを生じてもその剥離除去が
容易となり、月つ最終製品とする為のトリミングも容易
となるので、作業が簡略となり、生産性の向−Ｌが実現
できる。
ができるとともに、もしパリを生じてもその剥離除去が
容易となり、月つ最終製品とする為のトリミングも容易
となるので、作業が簡略となり、生産性の向−Ｌが実現
できる。
図面はこの発明一実施例に関し、第１図はフィルム層の
形成時の断面図、第２図は発泡型への装着時の断面図、
第３図は液状原料の注入時の断面図、第４図は脱型され
た発泡成形品を示す断面図、第５図はインストメルトパ
ネルの斜視図である。
形成時の断面図、第２図は発泡型への装着時の断面図、
第３図は液状原料の注入時の断面図、第４図は脱型され
た発泡成形品を示す断面図、第５図はインストメルトパ
ネルの斜視図である。
Claims (3)
- （１）インサートを型内に装着し、液状発泡原料を注入
した後、該原料を発泡させてインサートに発泡体を一体
に被覆する発泡成形品の製造において、予めインサート
の一側に発泡体とは非接着性のフィルム層を形成してお
くことを特徴とする発泡成形品の製造方法。 - （２）インサートが開口部を有し、該開口部をフィルム
層にて閉鎖する特許請求の範囲第１項記載の発泡成形品
の製造方法。 - （３）フィルム層をインサートの外縁より張り出すよう
に形成する特許請求の範囲第１項記載の発泡成形品の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60148842A JPS629920A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | 発泡成形品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60148842A JPS629920A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | 発泡成形品の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS629920A true JPS629920A (ja) | 1987-01-17 |
| JPH0531442B2 JPH0531442B2 (ja) | 1993-05-12 |
Family
ID=15461956
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60148842A Granted JPS629920A (ja) | 1985-07-05 | 1985-07-05 | 発泡成形品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS629920A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5340069A (en) * | 1976-09-27 | 1978-04-12 | Toyota Motor Co Ltd | Mold for expansion molding |
| JPS57120421A (en) * | 1981-01-16 | 1982-07-27 | Tokai Kasei Kogyo Kk | Manufacture of foamed product lined with core material |
-
1985
- 1985-07-05 JP JP60148842A patent/JPS629920A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5340069A (en) * | 1976-09-27 | 1978-04-12 | Toyota Motor Co Ltd | Mold for expansion molding |
| JPS57120421A (en) * | 1981-01-16 | 1982-07-27 | Tokai Kasei Kogyo Kk | Manufacture of foamed product lined with core material |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0531442B2 (ja) | 1993-05-12 |
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