JPS6297926A - 精紡機、特にリング精紡機のボビンクリ−ルにおける引渡し位置において粗糸空ボビンを粗糸フルボビンと交換するための方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ボビンクリールに沿って移動可能でありかつ
粗糸フルボビンをマガジンから引取り、との粗糸ボビン
をこれに先だって空の給糸ボビンが欠如している引渡し
位置に挿込む作業を行う自動粗糸ボビン交換装置にょシ
精紡機、特にリング精紡機のボビンクリール内の引渡し
位置において粗糸空ボビンを粗糸フルボビンと交換する
ための方法および装置に関する。

このボビンマガジンが自動粗糸ボビン交換装置に設けら
れており、従ってとの粗糸ボビン交換装置がそのボビン
マガジンを常時帯行して移動するような構造は公知であ
る（ドイツ連邦共和国公開特許公報筒８８２１１１６号
参照）。しかし、移動Ｗ可能な粗糸ボビン交換装置上で
のこのようなボビンマガジンの収容能力はこのボビンマ
ガジンの重量およびその場所入用の関係上制限される。

このことからしばしばボビンマガジンの補充が必要とな
り、その間粗糸ボビン交換装置はその交換作動を行い得
ない。

更に公知技術として、リング精紡機のボビンクリールに
一列のスペアボビンを懸吊して配設することが既に知ら
れている（ドイツ連邦共和国公開特許公報筒８２１０８
２９号および−８２４０８２２号参照）。必要とする場
合これらのスペアボビンは手で或いは自動粗糸ボビン交
換装置で給糸が終わり空になったボビンと交換される（
ドイツ連邦共和国公開特許公報筒３２０８６７７号参照
）。この場合、場所の関係で一つの留保位置は多数の、
大抵は二つの、時として三つ或いは四つの引渡し位置に
所属している。

ここで精紡機に沿って運動する自動ボビン交換装置が、
所属する留保位置がこの留保位置に所属している他方の
引渡し位置に対してボビン交換が行われて既に空になっ
ている挿込み位置において働かなければならないような
場合、この自動ボビン交換装置は粗糸フルボビンが欠如
しているのでその機能を果たし得ない。

本発明の課題は、如何なる場合にあっても粗糸ボビン交
換装置が作業位置において粗糸ボビンが空になりかけた
際に留保位置における粗糸フルボビンを見附だし、これ
によりこの粗糸ボビン交換装置による交換工程が行われ
るように保証することである。

この課題は本発明によυ以下のようにして解決される。

即ち、粗糸フルボビンを引渡し位置に所属していてかつ
ボビンマガジンとして形成された留保位置から取出し、
その際先ず処置されるべき引渡し位置に所属している留
保位置内に粗糸フルボビンが存在しているかどうかを探
査し、その後欠如表示が確認された際は、粗糸ボビン交
換装置に相対する位置に粗糸フルボビンを備えた留保位
置が到達したことが検出されるまで粗糸ボビン交換装置
と留保位置間において相対運動を誘起させることによっ
て解決される。

これにより、本発明による方法により各交換工程毎に粗
糸ボビン交換装置に対して粗糸フルボビンが供されるの
−で、如何なる場合にあっても粗糸ボビン交換装置がそ
の交換工程を果たし得ると言う利点が得られる。

この場合本発明による方法は二つの変形実施形が可能で
ある。

本発明会よる実施形により、多数の留保位置に沿った移
動可能な粗糸ボビン交換装置の粗糸フルボビンを備えた
留保位置までの移動および、粗糸フルボビンが取去られ
た後の処置されるべき引渡し位置の戻り移動が行われる
ように上記の相対運動が行われる。

本発明の他の特徴により択一的に、運動可能に構成され
た留保位置が、粗糸フルボビンを備えた留保位置が粗糸
ボビン交換装置に到達するまで、停止している粗糸ボビ
ン交換装置の傍らを通過するように相対運動を行うこと
も可能である。

本発明による方法を実施するための装置の構成に関する
有利な特徴は特許請求の範囲第４項から第１０項に記載
した。

以下に添付した図面に図示した実施例につき本発明の詳
細な説明する。

第１図に示すように概略図示したリング精紡機はドラフ
ト機構１を備えている。このドラフト機構１の上方にお
いてボビンクリール６の作業位置に粗糸ボビン２と３が
存在している。この場合、図面から明瞭であるように、
粗糸ボビン３は既に空知なる直前にあり、従って交換が
行われなければならない。ボビンクリール６に対して平
行な位置で留保位置７内に粗糸フルボビン５が存在して
いる。

この留保位置に保持されている粗糸ボビンの領域内に自
動的な挿込み工程以前に粗糸フルボビンを検出するため
の装置８が設けられている。

この装置８は本質的に、光学的な感知装置１３が設けら
れている自由端部１０と１１とを備えているあぶみ状部
材９から成る。装置８はスタンド１０を介して概略図示
したボビン交換装置４に設けられている。

第２図から、感知装置１３が両自由端部１１と１２に二
つの光バリア１４と１５を備えているのが認められる。

この場合両光バリアの間隔Ｘは粗糸フルボビン５の直径
りよりも小さく、しかし空のチューブの直径ｄよシも大
きく設定されている。両光バリア１４と１５は互いに平
行に位置している。両光バリア１４と１５が同時に中断
されている場合は、留保位置７−−この直前には両光バ
リアが形成されている一内に粗糸フルボビンが存在して
いることの証である。

第３図による構成により、両光バリア１４′と１５′を
互いに角度をもって設けることも可能である。この場合
も、間隔Ｘが粗糸フルボビンの直径りよりも小さく、シ
かし粗糸空ボビンの直径ｄよりは大きいように設定され
ている。

第１図による実施例の場合−ボビン３の作業位置に所属
する留保位置７内に未だ粗糸フルボビンが存在していな
い場合−１粗糸ボビン交換装置４が装置８と共に予備粗
糸ボビンの列に沿って、留保位置内に貯留されている粗
糸フルボビ１５が検出されるまで移動する。この検出は
感知装置１３を介して装置８により行われる。粗糸フル
ボビン５を留保位置７から取去った後次いで装置４は交
換位置に戻シ、そこで粗糸ボビン交換工程を行う。即ち
粗糸空ボビン３が粗糸フルボビン５と交換される。

第４図および第５図に図示した実施形により、留保位置
内に存在している粗糸フルボビン５゜５′、５“は引張
り装置、例えば移送チェーン１６に設けられている。こ
の移送チェーン１６はボビンクリール６に清って運動可
能である。

この実施例の場合、粗糸ボビン交換装置４は付加的に軸
受支台２０を備えており、この軸受支台は駆動軸２１を
支承している。駆動軸２１の上領域内において切欠き１
８を備えているプロフィル歯車１７が設けられている。

この切欠き１８は移送チェーン１６に固定されているビ
ン１９と協働する。

第４図にも、作業位置に存在している粗糸ボビン３が空
になる直前にある状態が図示されている。この場合−粗
糸ボビン３の作業位置に所属している留保位置７におい
て未だ粗糸フルボビンが存在していない場合−１予備ボ
ビン５．５′、５“を含んでいる引張シ部材、即ち移送
チェーン１６が粗糸ボビン交換装置４により、感知装置
１３がスペアフルボビンを自動粗糸ボビン交換装置４の
ドツフィング位置内で感゛知し、交換工程を開始するま
で摺動される。

各々の場合、本発明による装置８により、粗糸ボビン交
換装置４が留保位置において粗糸フルボビン５を見出し
、従って所望の様式で粗系ボビン交換工程が行われるこ
とが保証される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第一の実施例の概略側面図、第２図と
第３図は光バリアの配設に関する概略平面図、 第４図は他の実施例の本発明による装置の概略側面図、 第５図は第４図による装置の留保位置の概略平面図。 図中符号は、 ４・・・粗糸ボビン交換装置 ５・・・粗糸フルボビン ８・・・粗糸フルボビンを検出するだめの装置１７拳・
・駆動装置

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ボビンクリールに沿つて移動可能でありか つ粗糸フルボビンをマガジンから引取り、この粗糸ボビ
   ンをこれに先だつて空の給糸ボビンが欠如している引渡
   し位置に挿込む作業を行う自動粗糸ボビン交換装置によ
   り精紡機、特にリング精紡機のボビンクリール内の引渡
   し位置において粗糸空ボビンを粗糸フルボビンと交換す
   るための方法において、粗糸フルボビン（５）を引渡し
   位置に所属していてかつボビンマガジンとして形成され
   た留保位置から取出し、その際先ず処置されるべき引渡
   し位置に所属している留保位置内に粗糸フルボビンが存
   在しているかどうかを探査し、その後欠如表示が確認さ
   れた際は、粗糸フルボビン（５）を備えた留保位置が粗
   糸ボビン交換装置（４）に相対する位置に到達したこと
   が検出されるまで粗糸ボビン交換装置（４）と留保位置
   間において相対運動を誘起させることを特徴とする、上
   記粗糸空ボビンを粗糸フルボビンと交換するための方法
   。 ２、多数の留保位置に沿つた移動可能な粗糸ボビン交換
   装置（４）の粗糸フルボビン（５）を備えた留保位置ま
   での移動と、粗糸フルボビンが取去られた後の処置され
   るべき引渡し位置の戻り移動とが行われるように相対運
   動を行う、特許請求の範囲第１項に記載の方法。 ３、運動可能に構成された留保位置が、粗糸フルボビン
   を備えた留保位置が粗糸ボビン交換装置に到達するまで
   、停止している粗糸ボビン交換装置の傍らを通過するよ
   うに相対運動を行う、特許請求の範囲第１項に記載の方
   法。 ４、ボビンクリールに沿つて移動可能でありかつ粗糸フ
   ルボビンをマガジンから引取り、この粗糸ボビンをこれ
   に先だつて空の給糸ボビンが欠如している引渡し位置に
   挿込む作業を行う自動粗糸ボビン交換装置により精紡機
   、特にリング精紡機のボビンクリール内の引渡し位置に
   おいて粗糸空ボビンを粗糸フルボビンと交換するための
   方法を実施するための装置において、留保位置において
   粗糸フルボビン（５）を検出するためのおよび粗糸ボビ
   ン交換装置（４）および留保位置間で相対運動を誘起さ
   せるための装置（８）が設けられていることを特徴とす
   る、粗糸空ボビンを粗糸フルボビンと交換するための方
   法を実施するための装置。 ５、装置（８）が、粗糸フルボビン（５）がドッフイン
   グ位置内もたらされるまで、留保位置に沿つて粗糸ボビ
   ン交換装置（４）を移動駆動させるように構成されてい
   る、特許請求の範囲第４項に記載の装置。 ６、装置（８）が粗糸フルボビン（５）がドッフイング
   位置内もたらされるまで、留保位置を運動させるための
   駆動装置（１７）を作動させるように構成されている、
   特許請求の範囲第４項に記載の装置。 ７、装置（８）が粗糸ボビン交換装置（４）上に設けら
   れている、特許請求の範囲第４項に記載の装置。 ８、装置（８）が光学的な感知装置（１３）を備えてい
   る、特許請求の範囲第４項から第７項までのいずれか一
   つに記載の装置。 ９、光学的な装置（１３）が粗糸フルボビン（５）と粗
   糸空ボビン間の直径の相違に調節して配設された二つの
   光バリア（１４、１５：１４′、１５′）を備えている
   、特許請求の範囲第８項に記載の装置。 １０、駆動装置が、粗糸ボビン（５、５′、５″）を留
   保位置内にて保持する移送チェーン（１６）に作用係合
   するプロフィル歯車（１７）を備えており、かつこのプ
   ロフィル歯車（１７）の回転が光学的感知装置（１３）
   により制御可能であるように構成されている、特許請求
   の範囲第７項に記載の装置。