JPS6294407A - 車両用サスペンション装置 - Google Patents

車両用サスペンション装置

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JPS6294407A
JPS6294407A JP23330285A JP23330285A JPS6294407A JP S6294407 A JPS6294407 A JP S6294407A JP 23330285 A JP23330285 A JP 23330285A JP 23330285 A JP23330285 A JP 23330285A JP S6294407 A JPS6294407 A JP S6294407A
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spring chamber
fluid
solenoid valve
valve
suspension
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Tadao Tanaka
田中 忠夫
Mitsuhiko Harayoshi
原良 光彦
Yasutaka Taniguchi
泰孝 谷口
Shozo Takizawa
滝澤 省三
Minoru Tatemoto
實 竪本
Naotake Kumagai
熊谷 直武
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G17/00Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
    • B60G17/015Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明はロール制御の復帰制−を迅速に行なうことがで
きる電子制御サスペンション装置に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 車輪と車体との間に例えば空気ばね室のような流体ばね
室を介装し、この流体ばね室への圧縮空気の給排を制御
することにより車体のロールを抑制するようにしたサス
ペンション装置が考えられている。例えば、旋回時に旋
回方向と逆側のサスペンションユニットが縮み、旋回方
向のサスペンションユニットが伸びようとするが、これ
を抑制するために、縮み側のサスペンションユニットの
流体ばね室に設定量だけ圧縮空気を供給し、伸び側のサ
スペンションユニットの流体ばね室から設定量だけ圧縮
空気を排出して車体の傾きを逆方向に戻して車体を水平
に保っている。このようなロール制御を行なっている電
子制御サスペンション装置においては、ロールを発生さ
せる原因が生じなくなった場合には素早くロール制御を
解除するようにして不必要な車体のロールを防止するこ
とが望まれている。
[発明の目的] 本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的は
、ロール制御の復帰制御のタイミングを適確に行なうこ
とができる電子制御サスペンション装置を提供すること
にある。
[発明の概要] 各輪毎に設けられた夫々流体ばね室を有するサスペンシ
ョンユニットと、上記各流体ばね室に流体を供給する流
体供給手段と、上記各流体ばね室から流体を排出する流
体排出手段と、左側の流体ばね室と右側の流体ばね室と
の連通及び非連通を制御する連通制御手段と、ステアリ
ングホイールの切り込み側の設定角速度以上の角速度を
少なくとも検出した場合に上記連通制御手段により左右
の流体ばね室を非連通とすると共に、ロール方向に関し
て縮み側の流体ばね室に設定聞流体を供給し、伸び側の
流体ばね室から設定聞流体を排出すべく制御信号を出力
するロール制御手段とを備えたサスペンション装置にお
いて、車体前部に車体に作用する左右方向の加速度を検
出する検出手段(Gセンサ)を設け、左右方向の加速度
の方向と同検出手段により検出された左右方向の加速度
の時間的変化率の方向が逆になった場合に左右の流体ば
ね室を連通にする制御復帰信号を出力するようにして、
車体の前端部に設けたGセンサによりいち速く車体に加
わる左右方向の加速度の変化を検出してロール制御を復
帰するようにしている。
[発明の実施例コ 以下、図面を参照して本発明の一実施例に係わる電子制
御サスペンション装置について説明する。
第1図において、エアサスペンションユニットFS1.
FS2.R81,R82はそれぞれほぼ同様の構造をし
ているので、以下、フロント用と、リヤ用とを特別に区
別して説明する場合を除いてエアサスペンションユニッ
トは符号Sを用いて説明する。
すなわち、エアサスペンションユニットSはストラット
型ショックアブソーバ1を組込んだものであり、このシ
ョックアブソーバ1は前輪あるいは後輪側に取付けられ
たシリンダ2と、このシリンダ2内において摺動自在に
嵌挿されたピストン3をそなえ、車輪の上下動に応じシ
リンダ2がピストンロッド4に対し上下動することによ
り、ショックを効果的に吸収できるようになっている。
ところで、5は減衰力切換弁で、この減衰力切換弁5の
回転はアクチュエータ5aにより制御されるもので、第
1の減衰室6aと第2の減衰室6bとがオリフィスa1
のみを介して連通される(ハード状態)か、またはオリ
フィスa1及びa2の両方を介して連通される(ソフト
状態)かが選択される。なお、上記アクチュエータ5a
の駆動は後述するコントロールユニット37により制御
される。
ところで、このショックアブソーバ1の上部には、ビス
t・ンロツド2と同軸的に車高調整用流体室を兼ねる主
空気ばね室7が配設されており、この主空気ばね室7の
一部はベローズ8で形成されているので、ピストンロッ
ド4内に設けられた通路4aを介する主空気ばね室7へ
のエアの給排により、ピストンロッド4の昇降を許容で
きるようになっている。
また、ショックアブソーバ1の外壁部には、上方へ向い
たばね受け9aが設けられており、主空気ばね室7の外
壁部には下方へ向いたばね受け9bが形成されていて、
これらばね受け9a、 9b間にはコイルばね10が装
填される。
しかして、11はコンプレッサである。このコンプレッ
サ11はエアクリーナ12から送り込まれた大気を圧縮
してドライヤ13へ供給するようになっており、ドライ
ヤ13のシリカゲル等によって乾燥された圧縮空気はチ
ェックバルブ14を介してリザーブタンク15内の高圧
側リザーブタンク15aに貯められる。このリザーブタ
ンク15には低圧側リザーブタンク15bが設けられて
いる。上記リザーブタ6一 ンク15a 、 15b間にはコンプレッサリレー17
により駆動されるコンプレッサ1Gが設けられている。
また、上記低圧側リザーブタンク15bの圧力が大気圧
より大きくなるとオンする圧力スイッチ18が設けられ
ている。そして、上記圧力スイッチ18がオンすると上
記コンプレッサリレー17が駆動される。これにより、
上記リザーブタンク15bは常に大気圧以下に保たれる
。そして、上記高圧側リザーブタンク15aからサスペ
ンションユニットSに圧縮空気が供給される経路は実線
矢印で示しておく。つまり、上記リザーブタンク15a
からの圧縮空気は後述する3方向弁よりなる給気流量制
御バルブ19.前輪用給気ソレノイドバルブ20.チェ
ックバルブ21.フロント石川のソレノイドバルブ22
゜フロント左用のソレノイドバルブ23を介してフロン
ト石川のサスペンションユニットFS2.フロント左用
のサスペンションユニットFSIに送られる。また、同
様に上記リザーブタンク15aからの圧縮空気は後述す
る3方向弁よりなる給気流量制卸バルブ19.後輪用給
気ソレノイドバルブ24゜チェックバルブ25.リヤ石
川のソレノイドバルブ26、リヤ左円のソレノイドバル
ブ27を介してリヤ石川のサスペンションユニットR8
2,リヤ左円のサスペンションユニットR81に送られ
る。なお、上記チェックバルブ21の下流と上記チェッ
クバルブ25の下流はチェックバルブ211を介して連
結される。一方、サスペンションユニットSからの排気
経路は破線矢印で示しておく。つまり、サスペンション
ユニットFS1..FS2からの排気はソレノイドバル
ブ22.23、フロント排気バルブ28、残圧弁29を
介して上記低圧側リザーブタンク15bに送られる。さ
らに、サスペンションユニットFS1.FS2からの排
気はソレノイドバルブ22、23、フロント排気バルブ
28、ドライヤ13.排気ソレノイドバルブ30.エア
クリーナ12を介して大気に解放される。また、サスペ
ンションユニットR31,R82からの排気はソレノイ
ドバルブ26、27、リヤ排気バルブ31、残圧弁32
を介して上記低圧側リザーブタンク15bに送られる。
なお、上記リザーブタンク15bの圧力が主空気ばね室
3の圧力より小さいと上記残圧弁29.32は開状態と
なり、リザーブタンク15bの圧力が主空気ばね室3の
圧力より大きいと上記残圧弁29,32は閉状態となる
。さらに、サスペンションユニットR8I。
R82からの排気はソレノイドバルブ26.27、リヤ
排気バルブ31、ドライヤ13.排気ソレノイドバルブ
30.エアクリーナ12を介して大気に解放される。ま
た、33はリヤの主空気ばね室3を連通する連通路に設
けられた圧力スイッチで、その操作信号は後述するコン
トロールユニットに出力される。
また、34は車高センサで、この車高センサ34は自動
車の前部右側サスペンションのロアアーム35に取付け
られて自動車の前部車高を検出するフロント車高センサ
34Fと、自動車の後部左側サスペンションのラテラル
ロッド36に取付【プられて自動車の後部車高を検出す
るリヤ車高センサ34Rとを備えて構成されていて、こ
れら車高センサ34F134Rからコントロールユニッ
ト37へ検出信号が供給される。
車高センサ34における各センサ34F、34Rは、ノ
ーマル車高レベルおよび低車高レベルあるいは高車高レ
ベルからの距離をそれぞれ検出するようになっている。
さらに、スピードメータには車速センサ38が内蔵され
ており、このセンサ38は車速を検出して、その検出信
号を上記コントロールユニット37へ供給するようにな
っている。
また、車体前端部には第6図に示すような車体の姿勢変
化を検出する車体姿勢センサとしての例えば、差動トラ
ンス型Gセンサ39のような左右方向の加速度を検出す
る加速度センサが設けられている。このGセンサ39は
加速度Gが大きくなるとその出力電圧Vが大きくなるも
ので、その出力電圧の一例を第4図に示しておく。また
、電圧■の時間微分値はハンドル角速度あるいはブレー
キの踏込み速度に比例した値になる。
40は油圧を表示するインジケータでこのインジケータ
40の表示はコントロールユニット37により制御され
る。また、41はステアリングホイール42の回転角度
、すなわち操舵角度を検出する操舵センサで、その検出
信号は上記コントロールユニット37に送られる。
さらに、44は図示しないエンジンのアクセルペダルの
踏込み角を検出するアクセル開度センサで、その検出信
号は上記コントロールユニット37に送られる。また、
45は上記コンプレッサ11を駆動するためのコンプレ
ッサリレーで、このコンプレッサリレー45は上記コン
トロールユニット37からの制御信号により制御される
。さらに、46はリザーブタンク15aの圧力が所定値
以下になるとオンする圧力スイッチで、その出力信号は
上記コントロールユニット37に出力される。つまり、
リザーブタンク15aの圧力が所定値以下になると上記
圧力スイッチ46はオンし、コン1〜ロールユニツト3
7の制御によりコンプレッサリレー45が作動される。
これにより、コンプレッサ11が駆動されてリザーブタ
ンク15aに圧縮空気が送り込まれ、リザーブタンク1
5a内圧力が所定値以上にされる。なお、上記ソレノイ
ドバルブ20.22.23.24.26.27゜30及
びバルブ19.28.31の開閉制御は上記コントロー
ルユニット37から制御信号により行われる。
また、上記ソレノイドバルブ22.23.26.27及
びバルブ19.28.31は3方向弁よりなり、その2
つ状態については第2図に示しておく。第2図(A>は
3方向弁が駆動された状態を示しており、この状態で矢
印Aで示す経路で圧縮空気が移動する。
一方、第2図(B)は3方向弁が駆動されていない状態
を示しており、この状態では矢印Bで示す経路で圧縮空
気が移動する。また、ソレノイドバルブ20.24.3
0は2方向弁よりなり、その2つの状態については第4
図に示しておく。第3図(A)はソレノイドバルブが駆
動された状態を示しており、この状態では矢印C方向に
圧縮空気が移動する。一方、ソレノイドバルブが駆動さ
れない場合には第3図(B)に示すようになり、この場
合には圧縮空気の流通はない。
次に、上記のように構成された本発明の一実施例の動作
について説明する。第5図に示したバルブ開閉図を参照
して各制御モードの概要について説明する。まず、ハン
ドルを右に操舵して右旋回するときのロール制御につい
て説明する。この場合には車体の左側のサスペンション
ユニットの車高が下がろうとし、車体の右側のサスペン
ションユニットの車高が上がろうとする。このため、前
輪用給気ソレノイドバルブ20、後輪用給気ソレノイド
バルブ24、フロント右用ソレノイドバルブ22、リヤ
右用ソレノイドバルブ26が設定時間だけコントロール
ユニット37からの制御信号により開かれる。この結果
、リザーブタンク15aに蓄えられた圧縮空気は前輪用
ソレノイドバルブ20、フロント左用ソレノイドバルブ
23を介してフロント左のサスペンションユニットの主
空気ばね室7に送られる。さらに、リザーブタンク15
aに蓄えられた圧縮空気は後輪用給気ソレノイドバルブ
24、リヤ左ソレノイドバルブ21を介してリヤ左のサ
スペンションユニットの主空気ばね室7に送られる。こ
れにより、左側のサスペンションユニットの車高が上が
る方向に付勢される。一方、フロント右側のサスペンシ
ョンユニットの主空気ばね室7から排出される圧縮空気
はフロント右用ソレノイドパルブ22、フロント排気バ
ルブ28を介してリザーブタンク15bに設定量だけ排
出される。また、同様にリヤ右側のサスペンションユニ
ットの主空気ばね室7から排出される圧縮空気はリヤ右
用ソレノイドバルブ26、リヤ排気バルブ31を介して
リザーブタンク15bに設定口だけ排出される。これに
より、右側のサスペンションユニットの車高が下がる方
向に付勢される。このようにして、右旋回時に左側のサ
スペンションユニットの車高が下がり、右側のサスペン
ションユニットの車高が上がろうとするのを防止してい
る。以上の処理が開始モードであるが、この開始モード
の処理が終わると保持モードの処理に移る。つまり、前
輪用給気ソレノイドバルブ20及び後輪用給気ソレノイ
ドバルブ24が閉じられる。これにより、フロント左の
サスペンションユニット及びリヤ左のサスペンションユ
ニットの主空気ばね室7への給気は停止される。
さらに、フロント排気バルブ28及びリヤ排気バルブ3
1が駆動されてフロント右及びリヤ右側のサスペンショ
ンユニットの主空気ばね室7から圧縮空気が排出される
のが停止される。これにより、ロール制御された状態が
保持される。その後、右旋回が終了するとすべてのバル
ブがオフされる。これにより、左右のサスペンションユ
ニットの主空気はね室7はフロント石川のソレノイドバ
ルブ22及びフロント左円のソレノイドバルブ23を介
して、リヤ石川のソレノイドバルブ26及びリヤ外用の
ソレノイドバルブ27を介して連通されるため、左右の
サスペンションユニットの主空気ばね室7が同圧に保た
れる。これにより、ロール制御が解除される。
次に、ハンドルを左に操舵して左旋回するときのロール
制御について説明する。この場合には車体の右側のサス
ペンションユニットの車高が下がろうとし、車体の左側
のサスペンションユニットの車高が上がろうとする。こ
のため、前輪用給気ソレノイドバルブ20、後輪用給気
ソレノイドバルブ24、フロント左用ソレノイドバルブ
23、リヤ左用ソレノイドバルブ27が設定時間だけコ
ントロールユニット37からの制御信号により開かれる
。この結果、リザーブタンク15aに蓄えられた圧縮空
気は前輪用給気ソレノイドバルブ20、フロント右ソレ
ノイドバルブ22を介してフロント右のサスペンション
ユニットの主空気ばね室7に送られる。
さらに、リザーブタンク15aに蓄えられた圧縮空気は
後輪用給気ソレノイドバルブ24、リヤ右ソレノイドバ
ルブ26を介してリヤ左のサスペンションユニットの主
空気ばね室7に送られる。これにより、右側のサスペン
ションユニットの車高が上がる方向に付勢される。一方
、フロント左側のサスペンションユニットの主空気ばね
室7から排出される圧縮空気はフロン1〜左用ソレノイ
ドバルブ23、フロント排気バルブ28を介してリザー
ブタンク15bに設定量だけ排出される。また、同様に
リヤ左側のサスペンションユニットの主空気ばね室7か
ら排出される圧縮空気はリヤ左用ソレノイドバルブ27
、リヤ排気バルブ31を介してリザーブタンク15bに
設定量だけ排出される。これにより、左側のサスペンシ
ョンユニットの車高が下がる方向に付勢される。このよ
うにして、左旋回時に右側のサスペンションユニットの
車高が下がり、左側のサスペンションユニットの車高が
上がろうとするのを防止している。以上の処理が開始モ
ードであるが、この開始モードの処理が終わると保持モ
ードの処理に移る。つまり、前輪用給気ソレノイドバル
ブ20及び後輪用給気ソレノイドバルブ24が閉じられ
る。これにより、フロント右のサスペンションユニット
及びリヤ右のサスペンションユニットの主空気ばね室7
への給気は停止される。さらに、フロント排気バルブ2
8及びリヤ排気バルブ31が駆動されてフロント左及び
リヤ左側のサスペンションユニットの主空気ばね室7か
ら圧縮空気が排出されるのが停止される。これにより、
ロール制御された状態が保持される。その後、左旋回が
終了するとすべてのバルブがオフされる。これにより、
左右のサスペンションユニットの主空気はね室7はフロ
ント石川のソレノイドバルブ22及びフロント左円のソ
レノイドバルブ23を介して、リヤ石川のソレノイドバ
ルブ26及びリヤ外用のソレノイドバルブ21を介して
連通されるため、左右のサスペンションユニットの主空
気ばね空7が同圧に保たれる。これにより、ロール制御
が解除される。
次に、ノーズダイブ制御について説明する。この制御は
ブレーキを踏んだ時に自動車の前部が下がろうとし、自
動車の後部が上がろうとするのを防止するようにしたも
のである。まず、このノーズダイブが開始される開始モ
ードとして前輪用給気ソレノイドバルブ20、リヤ石川
及びリヤ外用のソレノイドバルブ26.27がオンされ
る。これにより、フロントの左右のサスペンションユニ
ットの主空気はね室7にリザーブタンク15aからの圧
縮空気が供給される。そして、リヤの左右のサスペンシ
ョンユニットの主空気ばね室7から圧縮空気がソレノイ
ドバルブ26.27、リヤ排気バルブ31を介してリザ
ーブタンク15bに排出される。さして、所定時間後に
上記したオンされたバルブはオフされる。これによりフ
ロント側のサスペンションユニットへの給気は停止され
、リヤのサスペンションユニットからの排気も停止され
る。これにより、保持モードに移る。ところで、ブレー
キの踏込みがなくなると、上記した開始モードに示した
制御は必要なくなる。従って、戻し制御として後輪用給
気ソレノイドバルブ24、フロンミル右及び左のソレノ
イドバルブ22.23がそれぞれオンされ。これにより
、フロント右及び左のサスペンションユニットの主空気
ばね室7から排出される圧縮空気はソレノイドバルブ2
2.23、フロント排気バルブ28を介してリザーブタ
ンク15bに送られる。また、リザーブタンク15aか
らの圧縮空気は後輪用給気ソレノイドバルブ24、ソレ
ノイドバルブ26.27を介して後輪用サスペンション
ユニットの主空気ばね室7に供給される。これにより、
ノーズダイブ制御をする前の状態に戻される。
次に、スフワット制御について説明する。この制御は急
にアクセルを踏んだ時に自動車の前部が上がろうとし、
自1llIIIの後部が下がろうとするのを防止するよ
うにしたものである。まず、このスフワット制御が開始
される開始モードとして後輪用給気ソレノイドバルブ2
4がオンされる。これにより、リヤの左右のサスペンシ
ョンユニットの主空気ばね室7にリザーブタンク15a
からの圧縮空気が供給される。この結果、リヤ側の車高
が上げられる。そして、所定時間後に上記したオンされ
たバルブはオフされる。これによりリヤ側のサスペンシ
ョンユニットへの給気は停止される。これにより、保持
モードに移る。ところで、アクセルの踏込みがなくなる
と、上記した開始モードに示した制御は必要なくなる。
従って、戻し制御として前輪用給気ソレノイドバルブ2
0、リヤ右及び左のソレノイドバルブ26.27がそれ
ぞれオンされ。
これにより、リヤ右及び左のサスペンションユニットの
主空気ばね室7から排出される圧縮空気はソレノイドバ
ルブ26.27、リヤ排気バルブ31を介してリザーブ
タンク15bに送られる。また、リザーブタンク15a
からの圧縮空気は前輪用給気ソレノイドバルブ20.ソ
レノイドバルブ22.23を介して前輪用サスペンショ
ンユニットの主空気ばね室7に供給される。これにより
、スフワット制御をする前の状態に戻される。
次に、車高調整をゆっくりと行なう場合について説明す
る。まず、車高を上げる場合について説明する。この場
合には前輪用給気ソレノイドバルブ20及び後輪用給気
ソレノイドバルブ24がオンされると共に給気流量制御
バルブ19がオンれる。このためリザーブタンク15a
から送られる圧縮空気は径の細い給気流量制御バルブ1
9、前輪及び後輪用給気ソレノイドバルブ20.24、
ソレノイドバルブ22.23.26.27を介して前輪
側及び後輪側のサスペンションユニツ1〜主空気ばね室
7に送られる。
これにより、車高が上げられる。
一方、車高を下げる場合について説明する。この場合に
はフロント及びリヤ排気バルブ28.31、排気ソレノ
イドバルブ30、ソレノイドバルブ22゜23、26.
27がオンれる。これにより、フロン1〜及びリヤのサ
スペンションユニットの主空気ばね室7から排出される
圧縮空気はソレノイドバルブ22゜23、26.27、
フロント排気バルブ28.リヤ排気バルブ31、ドライ
ヤ13、排気ソレノイドバルブ30、エアクリーナ12
を介して大気に排出される。この場合にドライヤ13の
再生が行われる。
次に、急速に車高を上げる場合について説明する。この
場合には前輪用給気ソレノイドバルブ20及び後輪用給
気ソレノイドバルブ24が開かれる。
この結果、リザーブタンク15aからの圧縮空気は給気
流量制御バルブ19の径の太い管、ソレノイドバルブ2
2.23.26.27を介して前後輪のサスペンション
ユニットの主空気ばね室7に供給される。
この場合において、供給される圧縮空気は給気流量制御
バルブ19の径の太い管を介して供給されるため、圧縮
空気の供給量を増大させることができ、車高調整を急激
に行なわせることができる。
次に、左右のサスペンションユニットの主空気ばね室間
を非連通にしてロール制御された状態を保持する場合に
ついて説明する。この場合にはフロント排気バルブ28
及びリヤ排気バルブ31をオンさせると共にフロント右
用のソレノイドバルブ22及びリヤ石川のソレノイドバ
ルブ26をオンさせることによりなされる。このことに
より、左右のサスペンションユニットの主空気ばね室7
間が非運通とされる。
以上のように第1図の構成を持っサスペンション装置に
より姿勢制御が行われる。
次に、上記のように構成された本発明の一実施例の動作
について説明する。第7図のフローチャートはコントロ
ールユニット31により行われる動作を示している。ま
ず、車速センサ38で検出される車速Vがコントロール
ユニット37に読み出される(ステップ81)。そして
、Gセンサ39から出力される左右方向の加速度G及び
その微分la己がコントロールユニット37に読み込ま
れる(ステップ82>。さらに、操舵センサ41で検出
されるハンドルの操舵角θhに基づいて、ハンドルの操
舵角速度θhが算出される。ここで、左右方向の加速度
G、同相加速度の加速度G、ハンドル角速度θh、ハン
ドル角θh関係は第8図(A)〜(D)に示しておく。
第8図より明らかなように、左右方向の加速度Gはハン
ドル角θhよりαだけ位相が遅れている。これはハンド
ルを操舵してから車体に加速度が発生するまでに時間が
かかるためである。さらに、GよりGのほうが位相が9
0度進んでおり、θhよりθhのほうが位相が90度進
んでいる。次に、ハンドル角速度θhの絶対値が30d
eo /secより大きいか否か判定される(ステップ
S4)。つまり、ハンドルが急に操舵されたか否か判定
される。以下、ハンドルが右方向に操舵された場合の処
理を説明する。上記ステップS4においてrYEsJと
判定されるとrGXθh」は正か否か判定される(ステ
ップ85)。つまり、左右方向の加速度Gとハンドル角
速度らhは同一方向であるか否か判定されているもので
、「正」と判定される場合には切込み側、「負」と判定
される場合には切返し側にハンドルが操舵されているこ
とを意味する。まず、ハンドルが切込み側に操舵されて
いると判定される、つまり上記ステップS5においてr
YEsJと判定されると、第9図に示したV−θhマツ
プが参照されてバルブの給排気時間TCI11が求めら
れる(ステップ86)。
そして、給気バルブ20.24がオンされているか否か
判定される(ステップ87)。ここで、まだロール制御
は開始されていないので、rNOJと判定されてステッ
プS8に進む。このステップS8において給排気時間T
OI11が求まったか否か判定される。上記ステップS
6に給排気時間Tcmが求まった場合にはrYEsJと
判定されて給排気時間を計測するタイマがリセットされ
る(ステップS9)。そして、ステップ310に進んで
フロント排気バルブ28及びリヤ排気バルブ31がオン
しているか否か判定される。ここで、オンしている場合
にはコントロールユニット37からの制御信号によりオ
フされる(ステップ511)。つまり、ロール制御が行
われれる場合の排気を低圧リザーブタンク15bに排出
させるためにオフされる。この場合において、サスペン
ションユニットの主空気はね室7から排出される空気は
乾燥しているので、再度使用する場合にドライヤ13で
乾燥させる必要がない。
次に、左右方向の加速度Gの向きがコントロールユニッ
ト37で検出される(ステップ512)。つまり、左右
方向の加速度Gの符号は正か負か否か判定される。ここ
で、加速度Gが正である場合には加速度Gは進行方向に
向かって右側、つまり左旋回であると判定される。一方
、加速度Gが負である場合には加速度Gは進行方向に向
かって左側、つまり右旋回であると判定される。従って
、加速度Gが右側(左旋回)であると判定されると、フ
ロント給気バルブ20及びリヤ給気バルブ24がオン、
つまり開かれる(ステップ513)。そして、フロント
左ソレノイドバルブ23及びリヤ左ソレノイドバルブ2
7がオン、 つまり開かれる(ステップ514)。この
ようにして、第5図の左旋回モードで指定されたバルブ
が駆動される。一方、加速度Gが左側(右旋回)である
と判定されると、フロント給気バルブ20及びリヤ給気
バルブ24がオン、つまり開かれる(ステップ515)
。そして、フロント右ソレノイドバルブ22及びリヤ右
ソレノイドバルブ26がオン、つまり開かれる(ステッ
プ515)。
このようにして、第5図の右旋回モードで指定されたバ
ルブが駆動される。そして、上記ステップS9でスター
トされたタイマの計時時間Tが給排気時間TC1より大
きくなったか否か判定される(ステップ517)。ここ
で、計時時間Tが上記給排気時間TOI11以下である
と判定されるとタイマが0intだけカウントアツプさ
れる(ステップ818)。
その後、上記ステップS1に戻り、ステップ81〜S6
の処理が繰り返される。そして、ステップS7に於いて
再度給気バルブ20及び24がオンされているか否か判
定される。ここで、上記ステップ813あるいは15に
おいて給気バルブ20及び24はオンされているので、
rYEsJと判定され−て、上記ステップ817の処理
に進む。そして、タイマによる計時時間が給排気時間■
am以下である限り、ステップ818で計時時間Tがカ
ウントアツプされて上記ステップS1以降の処理が同様
に繰り返される。そして、タイマの計時時間Tが給排気
時間To11より大きくなると上記ステップ817にお
いてrYEsJと判定されてステップ819に進む。こ
のステップ819において上記ステップS11でオフさ
れた排気バルブ28及び31がオンされる。さらに、給
気バルブ20.24がオフされる(ステップ520)。
このステップ819及び20の処理により右旋回モード
あるいは左旋回モードの保持モードが遂行される。つま
り、ロール制御した状態が保持される。
以下、上記ステップS1の処理に戻る。
ところで、ハンドルを一方向に操舵していき切り戻す前
になるとハンドル角速度θhは小さくなって30deg
 /sea以下になる。この場合には上記ステップS4
においてrNOJと判定されてステップ821の処理に
戻る。そして、このステップS21においてGXGが正
か否か判定される。ここで、切り戻している場合には第
8図(A)及び(B)より明らかなようにrGxGJは
マイナスの値となる。そして、第11図に示した戻しの
車速−ハンドル角速度マツプによるしきい値θhhが求
められる〈ステップ522)。そして、ハンドル角速度
る(ステップ523)。そして、ステップ823におい
てrYEsJと判定されるとステップ824以降の処理
に於いてロール制御が解除される。そして、このステッ
プ824において左右方向の加速度Gの向きが判定され
る。つまり、左右方向の加速度Gの符号は正か負か否か
判定される。ここで、加速度Gが正である場合には加速
度Gは進行方向に向かって右側、つまり左旋回であると
判定される。
一方、加速度Gが負である場合には加速度Gは進行方向
に向かって左側、つまり右旋回であると判定される。従
って、加速度Gが右側(左旋回)であると判定されると
、フロント左ソレノイドバルブ23及びリヤ左ソレノイ
ドバルブ21がオフ、つまり閉じられる(ステップ52
5)。一方、加速度Gが左側(右旋回)であると判定さ
れると、フロント右ソレノイドバルブ22及びリヤ右ソ
レノイドバルブ26がオフ、 つまり閉じられる(ステ
ップ826)。そして、フロント給気バルブ20及びリ
ヤ給気バルブ24がオフ、つまり閉じられる。(ステッ
プ527)。さらに、排気バルブ28及び31がオフさ
れる(ステップ828)。このようにして、上記ステッ
プ813〜816で行われたロール制御は解除される。
ところで、上記したロール制御はハンドルを急に操舵し
た場合のように、ハンドル角速度ehが30de(] 
78eOより大きい場合に行われる。しかし、ハンドル
角速度^hが30deg /sec以内である場合でも
ロール制御は行われる。つまり、ステップS4で「NO
」と判定された後、GXGが正か否か判定される。つま
り、左右方向の加速度Gとその角速度Gが同一方向であ
るか否か判定される(ステップ521)。ここで、rY
EsJと判定されると第10図に示したGセンサマツプ
からGのレベルに応じた給排気時間To11が算出され
る。以下、上記ステップS7以降の処理に移って前記し
たロール制御と同様の処理が行われる。そして、ハンド
ルが戻し側に切り戻された場合には、ステップ821に
おいてrNOJと判定され、ステップ822に進む。そ
して、ステップ823でrNOJと判定された場合でも
ステップ830でrYEsJと判定された場合には上記
ステップ824の処理に移ってロール制御が解除される
このように、GXG≦0を検出してロール制御の復帰制
御を行なうようにして、ロール制御の復量制御のタイミ
ングを好適なものとすることができる。また、Gセンサ
39を車体前端部に設けるようにしたので、車体にかわ
ねる加速度をいち速く検出してロール制御の開始及び復
帰を行うことができる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、ロール制御の復帰
のタイミングを好適なものとすることができる電子制御
サスペンション装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わる電子制御サスペンシ
ョン装置を示す図、第2図(A)及び(B)は3方向弁
の駆動、非駆動状態を示す図、第3図(A)及び(B)
はソレノイドバルブの駆動、非駆動状態を示す図、第4
図はGセンサの出力電圧の一例を示す図、第5図は車高
調整及び姿勢制御時のバルブ開閉を示す図、第6図はG
センサの取付は場所を示す図、第7図は同実施例の動作
を示すフローチャート、第8図(A)〜(D)はG、G
、θh、θhを示すタイミング図、第9図はハンドル角
速度−車速マツプを示す図、第10図はGセンサマツプ
を示す図、第11図は戻し制御の車速−ハンドル角速度
マツプを示す図である。 5a・・・アクチュエータ、11・・・コンプレッサ、
15・・・リザーブタンク、19・・・給気流量制御バ
ルブ、20・・・前輪用給気ソレノイドバルブ、24・
・・後輪用給気ソレノイドバルブ、28・・・フロント
排気バルブ、31・・・リヤ排気バルブ、37・・・コ
ントロールユニット、39・・・Gセンサ。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦・第8図 べ。 第9図 V  (km/h)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 各輪毎に設けられた夫々流体ばね室を有するサスペンシ
    ョンユニットと、上記各流体ばね室に流体を供給する流
    体供給手段と、上記各流体ばね室から流体を排出する流
    体排出手段と、左側の流体ばね室と右側の流体ばね室と
    の連通及び非連通を制御する連通制御手段と、ステアリ
    ングホイールの切り込み側の設定角速度以上の角速度を
    少なくとも検出した場合に上記連通制御手段により左右
    の流体ばね室を非連通とすると共に、ロール方向に関し
    て縮み側の流体ばね室に設定量流体を供給し、伸び側の
    流体ばね室から設定量流体を排出すべく制御信号を出力
    するロール制御手段とを備えたサスペンション装置にお
    いて、車体前部に設けられ車体に作用する左右方向の加
    速度を検出する加速度検出手段と、左右方向の加速度の
    方向と同加速度検出手段により検出された左右方向の加
    速度の時間的変化率の方向が逆になった場合に左右の流
    体ばね室を連通にする制御復帰信号を出力する復帰制御
    手段とを具備したことを特徴とする電子制御サスペンシ
    ョン装置。
JP23330285A 1985-10-21 1985-10-21 車両用サスペンション装置 Granted JPS6294407A (ja)

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JPH0574482B2 JPH0574482B2 (ja) 1993-10-18

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0287609U (ja) * 1988-12-26 1990-07-11

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