JPS6283212A - 電子制御サスペンシヨン装置 - Google Patents

電子制御サスペンシヨン装置

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JPS6283212A
JPS6283212A JP22312685A JP22312685A JPS6283212A JP S6283212 A JPS6283212 A JP S6283212A JP 22312685 A JP22312685 A JP 22312685A JP 22312685 A JP22312685 A JP 22312685A JP S6283212 A JPS6283212 A JP S6283212A
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valve
fluid
solenoid valve
steering
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Tadao Tanaka
田中 忠夫
Mitsuhiko Harayoshi
原良 光彦
Yasutaka Taniguchi
泰孝 谷口
Shozo Takizawa
滝澤 省三
Minoru Tatemoto
實 竪本
Naotake Kumagai
熊谷 直武
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G17/00Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
    • B60G17/015Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明はハンドルを操舵する周波数が高い場合には左右
の流体ばね室の連通を閉じるようにした電子制御サスペ
ンション装置に関する。
[発明の技術的背景とその問題点1 車輪と車体との間に例えば空気ばね至のような流体ばね
室を介装し、この流体ばね室への/I縮空気の給徘を制
御することにより車体のロールを抑制するようにしたサ
スペンション装置が考えられている。例えば、旋回時に
旋回方向と逆側のサスペンションユニットが縮み、旋回
方向のサスペンションユニットが伸びようとするが、こ
れを抑制するために、縮み側のサスペンションユニット
の流体ばね室に設定はだけ圧縮空気を供給し、伸び側の
サスペンションユニットの流体ばね室から設定量だけ圧
縮空気を排出して車体の傾きを逆方向に戻して車体を水
平に保っている。このような口−ル副部を行なっている
電子υ制御サスペンション装置においては、ハンドルを
左右方向に交互に小刻みに操舵したした場合にロール制
御が行われると車体が追従しないという不具合がある。
[発明の目的] 本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的は
、ハンドルを操舵する周波数が高い場合には左右の流体
ばね室の連通を閉じて、ロール制御を行なわないように
した電子制御サスペンション装置を提供することにある
[発明の概要] 各輸出に設けられた夫々流体ばね室を有するサスペンシ
ョンユニットと、上記各流体ばね室に流体を供給する流
体供給手段と、上記各流体ばね室から流体を排出する流
体排出手段と、左側の流体ばね至と右側の流体ばね至と
の連通及び非連通を制御する連通制御手段と、車体にロ
ール発生の要因が生じたことを検出した場合に上記連通
制御手段により左右の流体ばね室を非連通とすると共に
、ロール方向に関して縮み側の流体ばね至に設定噴流体
を供給し、伸び側の流体ばね芋から設定や流体を排出す
へく制御信号を出力するロール制(社)手段とを備えた
サスペンションIIにおいて、ハンドルの操舵づる周波
数を検出する周波rl検出手段により検出されるハンド
ル操舵周波数が所定偵以上の場合には上記連通M 11
1手段により左右の流体ばね室間を非連通とするように
して、減衰力をハードにするようにしている。
「発明の実施例] 以下、図面を参照して本発明の一部膿例に係わる電子!
II IIIサスペンションgA置装ついて説明する。
第1図において、エアサスペンションユニットFS1.
FS2.R8I、R82はそれぞnlJぼ同様の1%造
をしているので、以下、フロント用と、リヤ用とを特別
に区別して説明する場合を除いてエアサスペンションユ
ニットは符号Sを用いc説明する。
すなわち、エアサスペンションユニツl−S i1スト
ラット型ショックアブソーバ1を組込んだしのであり、
このショックアブソーバ1は前輪あるいは後輪側に取付
けられたシリンダ2と、このシリンダ2内においてI!
!!初自在に嵌挿されたピストン3をそなえ、車輪の上
下動に応じシリンダ2がピストンロッド4に対し上下動
することにより、ショックを効果的に吸収できるように
なっている。
ところで、5は減衰力切換弁で、この減衰力切換弁5の
回転はアクチュエータ5aにより制御されるもので、第
1の減衰室6aと第2の減衰室6bとがオリフィスa1
のみを介して連通される(ハード状態)か、またはオリ
フィスa1及びa2の両方を介して連通される(ソフト
状態)かが選択される。なお、上記アクチュエータ5a
の駆動は(々述するコントロールユニット31により制
御される。
ところで、このショックアブソーバ1の上部には、ピス
トンロッド2と同軸的に車高調整用流体室を兼ねる主空
気ばね′g7が配設されており、この主空気ばね室7の
一部はベローズ8で形成されているので、ピストンロッ
ド4内に設けられた通路4aを介する主空気ばね室7へ
のエアの給排により、ピストンロッド4の昇降を許容で
きるようになっている。
また、ショックアブソーバ1の外壁部には、上方へ向い
たばね受け9aが設けられており、主空気ばね室7の外
壁部には下方へ向いたばね受け9bが形成されていて、
これらばね受け9a、 9b間に1.iコイルばね10
がi填される。
しかして、11はコンプレッサである。この]コンプレ
ッサ1はエアクリーナ12.3方向弁よりイ^る吸入切
換えバルブ121を介して送り込まれた人気を圧縮して
3方向弁よりなる吐出切換えバルブ122を介してドラ
イヤ13へ供給するようになっており、ドライヤ13の
シリカゲル等によって乾燥された圧縮空気はチェックバ
ルブ14を介してリザーブタンク15内の高圧側リザー
ブタンク15aに貯められる。また、一端が上記吐出切
換えバルブ122に接続され、他端がチェックバルブ1
41を介して上記リザーブタンク15aの吸入側に接続
されろバイパス用配管131が配設されている。
また、上記リザーブタンク15には低圧側リザーブタン
クi5bが設けられている。上記リザーブタンク15a
 、 15b間にはコンプレッサ1Gが設けられている
。また、上記低圧側リザーブタンクi5bの圧力が大気
圧より大きくなるとオンする圧力スイッチ18が設けら
れている。ざらに、上記リザーブタンク15bの吐出側
は上記吸入切換えバルブ121を介して上記コンプレッ
サ11に連結されるように構成される。そして、上記圧
力スイッチ18がオンすると上記コンプレッサリレー1
1.16及びバルブ121が駆動される。これにより、
上記リザーブタンク15bの空気はコンプレッサ16に
より圧縮されてリザーブタンク15aに送られると共に
、バルブ121を介してコンプレッサ11に送られて圧
縮されてバルブ122.チェックバルブ122を介して
リザーブタンク15aに送られる。これにより、リザー
ブタンク15bの圧力は大気圧以下に保たれる。そして
、上記高圧側リザーブタンク15aからサスペンション
ユニットSに圧縮空気が供給される経路は実線矢印で示
しておく。つまり、上記リザーブタンク15aからの圧
縮空気は後述する3方向弁よりなる給気流量制御バルブ
19.前輪用給気ソレノイドバルブ20.チェックバル
ブ21.フロント仁用のソレノイドバルブ22.フロン
ト左開のソレノイドバルブ23を介してフロント石川の
サスペンションユニットFS2.フロント左用のサスペ
ンションユニットFS1に送られる。また、同様に上記
リザーブタンク15aからの圧縮空気は後述する3方向
弁よりなる給気流1 !IJ ’#バルブ19.侵輪用
給気ソレノイドバルブ24.チェックバルブ25.リヤ
6用のソレノイドバルブ26.リヤ左開のソレノイドバ
ルブ21を介してリヤ6用のサスペンションユニットR
82,リヤ左開のサスペンションユニットR3Iに送ら
れる。一方、サスペンション二LニットSからの排気経
路は破線矢印で示しておく。
つまり、サスペンションユニツ1〜FS1.FS2から
の排気はソレノイドバルブ22.23、フロント排気バ
ルブ28を介して上記低圧側リザーブタンク15bに送
られる。さらに、サスペンションユニットFS1.FS
2からの排気はソレノイドバルブ22、23、フロント
排気バルブ28、チェックバルブ29、ドラ、イヤ13
.吐出切換えバルブ122、υ1気ソレノイドバルブ3
0.チェックバルブ32.吸入切換えバルブ12、エア
クリーナ12を介して大気に解放される。また、サスペ
ンションユニットR81゜R32からの排気はソレノイ
ドバルブ2G、 27、リヤ排気バルブ31を介して上
記低圧側リザーブタンク15bに送られる。さらに、サ
スペンションユニットR31,R82からの排気はソレ
ノイドパル726、27、リヤ排気バルブ31、チェッ
クバルブ291、ドライヤ13.吐出切換えバルブ12
2、排気ソレノイドバルブ30.チェックバルブ32.
吸入切換えバルブ12、エアクリーナ12を介して大気
に解放される。また、33はリヤの1空気ばね至3を連
通する連通路にgHけられた圧力スイッチで、その操作
信号は後述するコントロールユニツ1〜に出力される。
また、34は車高センサで、この車高センサ34は自動
車の前部右側サスペンションのロアアーム35に取付け
られて自動車の前部車高を検出するフロント車高センサ
34Fと、自動車の後部左側サスペンションのラテラル
ロッド36に取付けられて自動車の後部車高を検出する
リヤ中高センサ34Rとを備えて構成されていて、これ
ら車高センサ34F、34Rからコントロールユニット
37へ検出信号が供給される。
¥1^センサ34における各センサ34F、34R1よ
、ノーマル車高レベルおよび低車高レベルあるいは高車
高レベルからの距離をそれぞれ検出するようになってい
る。
さらに、スピードメータには車速センサ38が内蔵され
ており、このセンサ38は車速を検出して、その検出信
号を上記コントロールユニツh37’\供給するように
なっている。
また、単体の姿勢変化を検出する単体姿勢レンサとして
の例えば、差動トランス型Gセンサ39のような左右方
向の加速度を検出する加速度センサが設【ブられている
。このGセンサ39は加速度Gが大きくなるとその出力
電圧■が大きくなるもので、その出力電圧の一例を第4
図に示しておく。また、電圧Vの時間微分値はハンドル
角速度あるい(1ブレーキの踏込み速度に比例した値に
なる。
40は油圧を表示するインジケータでこのインジケータ
40の表示はコントロールユニット37により制御され
る。また、41はステアリングホイール42の回転角度
、すなわち操舵角度を検出する操舵センサで、その検出
信号は上記コントロールユニット37に送られる。
さらに、44は図示しないエンジンのアクセルペダルの
踏込み角を検出するアクセル開度センサで、その検出信
号は上記コントロールユニット37に送られる。また、
45は上記コンプレッサ11を駆動するためのコンプレ
ッサリレーで、このコンプレッサリレ−45は上記コン
トロールユニット37からの制御信号によりtiII 
IQされる。ざらに、4Gはリザーブタンク15aの圧
力が所定値以下になるとオンする圧力スイッチで、その
出力信号は上記コントロールユニット37に出力される
。つまり、リザーブタンク15aの圧力が所定(!!以
下になると上記圧力スイッチ46はオンし、コントロー
ルユニット37の11111によりコンプレッサリレー
45か作動される。
これにより、コンプレッサ11が駆動されてリザーブタ
ンク15aに圧縮空気が送り込まれ、リザーブタンク1
5a内圧力が所定値以上にされる。なお、上記ソレノイ
ドバルブ20.22.23.24.2G、 27゜30
及びバルブ19.28.31の開閉制御は上記コントロ
ールユニット37から制御信号により行われる。
また、上記ソレノイドバルブ22.23.2G、 27
及びバルブ121,122 、19.28.31は3方
向弁よりなり、その2つ状態については第2図に示して
おく。第2図(A)は3方向弁が駆動された状態を示し
ており、この状態で矢印Aで示す経路で圧縮空気が移動
する。一方、第2図(B)は3方向弁か1勤されていな
い状態を示しており、この状態では矢印Bで示す経路で
圧縮空気が移動する。また、ソレノイドバルブ20.2
4.30は2方向弁よりなり、その2つの状態について
は第4図に示しておく。
第3図(A)はソレノイドバルブが駆動された状態を示
しており、この状態では矢印C方向にIEi[空気が移
動する。一方、ソレノイドバルブが駆動されない場合に
は第3図(B)に示すようになり、この場合には圧縮空
気の流通はない。
次に、上記のように構成された本発明の一部論例の動作
について説明する。第5図に示したバルブ開閉図を参照
して各制御モードの概要について説明する。まず、ハン
ドルを右に操舵して右旋回するときのロール制御につい
て説明する。この場合には車体の左側のサスペンション
ユニットの車高が下がろうとし、車体の右側のサスペン
ションユニットの車高が上がろうとする。このため、前
輪用給気ソレノイドバルブ20.後輪用給気ソレノイド
バルブ24、フロント右用ソレノイドバルブ22、リヤ
右用ソレノイドバルブ2Gが設定時間だけコントロール
ユニット37からの制御信号により間かれる。口の結果
、リザーブタンク15aに蓄えられた圧縮空気は前輪用
ソレノイドバルブ20、フロン1〜左用ソレノイドバル
ブ23を介してフロント左のサスペンションユニットの
主空気ばね室7に送られる。さらに、リザーブタンク1
5aに蓄えられた圧縮空気は後輪用給気ソレノイドバル
ブ24、リヤ左ソレノイドバルブ27を介してリヤ左の
サスペンションユニットの主空気ばね室7に送られる。
これにより、左側のサスペンションユニットの車高が上
がる方向に付勢される。一方、フロント右側のサスペン
ションユニットの主空気ばね至7から排出される圧縮空
気はフロント右用ソレノイドバルブ22、フロント排気
バルブ28を介してリザーブタンク15bに設定(至)
だけ排出される。また、同様にリヤ右側のサスペンショ
ンユニットの主空気はね至7から排出される圧縮空気は
リヤ右用ソレノイドバルブ26、リヤ排気バルブ31を
介してリザーブタンク15bに設定惜だけ排出される。
これにより、右側のサスペンションユニットの車高が下
がる方向に付勢される。このようにして、右旋回時(4
二左側のサスペンションユニットの車高が下かり、右側
のサスペンションユニットの車高が上がろうとするのを
防止している。以上の処理が開始モードであるが、この
開始モードの処理が終わると保持モードの処理に移る。
つまり、前輪用給気ソレノイドバルブ20及び後輪用給
気ソレノイドバルブ24が閉じられる。これにより、フ
ロント左のリスペンションユニット及びリヤ左のサスペ
ンションユニットの主空気ばね室7への給気は停止され
る。
さらに、フロント排気バルブ28及びリヤ排気バルブ3
1が駆動されてフロント右及びリヤ右側のサスペンショ
ンユニットの主空気ばね至7から圧縮空気が排出される
のが停止される。これにより、ロール制皿された状態が
保持される。その後、右旋回が終了するとすべてのバル
ブがオフされる。これにより、左右のサスペンションユ
ニツ1への主空気ばね室7はフロント石川のソレノイド
バルブ22及びフロント左側のソレノイドバルブ23を
介して、リヤも用のソレノイドバルブ26及びリヤ右側
のソレノイドバルブ27を介して連通されるため、左右
のサスペンションユニットの主空気ばね室7が同圧に保
たれる。これにより、ロールIII Il+が解除され
る。
次に、ハンドルを左に操舵して左旋回するときのロール
制御について説明する。この場合には車体の右側のサス
ペンションユニットの車高が下がろうとし、車体の左側
のサスペンションユニットの車高が上がろうとする。こ
のため、前輪用給気ソレノイドバルブ20、後輪用給気
ソレノイドバルブ24、フロンl−左用ソレノイドバル
ブ23、リヤ右側ソレノイドバルブ27が設定時間だけ
コントロールユニット37からの制御信号により開かれ
る。この結果、リザーブタンク15aに蓄えられた圧縮
空気は前輪用給気ソレノイドバルブ20、フロンl−も
ソレノイドバルブ22を介してフロント右のサメペンシ
ョンユニットの主空気ばね室7に送られろ。
さらに、リザーブタンク15aに蓄えられた圧縮空気は
後輪用給気ソレノイドバルブ24、リセ右ソレノイドバ
ルブ26を介してリヤ左のサスベンジ3ンユニツトの主
空気ばね至7に送られる。これにより、右側のサスペン
ションユニットの車高がLがる方向に付勢される。一方
、フロン1〜左側の+fスペンションユニットの主空気
ばね至7から排出される圧縮空気はフロント左用ソレノ
イドバルブ23、フロント排気バルブ28を介してリザ
ーブタンク15bに設定量だけ排出される。また、同様
にリヤ左側のサスペンションユニットの主空気はね室7
から排出される圧縮空気はリヤ右側ソレノイドバルブ2
1、リヤ排気バルブ31を介してリザーブタンク15b
に設定量だけ排出される。これにより、左側のサスペン
ションユニットの車高が下がる方向に付勢される。この
ようにして、左旋回時に右側のサスペンションユニット
の車高が下がり、左側のサスペンションユニットの車高
が上がろうとするのを防止している。以上の処理が開始
モードであるが、この開始モードの!l!L埋が終わる
と保持モードの処理に移る。つまり、前輪用給気ソレノ
イドバルブ20及び後輪用給気ソレノイドバルブ24が
閉じられる。これにより、フロンj・右のサスペンショ
ンユニット及びリヤ右のサスペンションユニットの主空
気ばね室7への給気は停止される。さらに、フロント排
気バルブ28及びリヤ排気バルブ31が駆動されてフロ
ント左及びリヤ左側のサスペンションユニツ[−の主空
気ばね室7から圧縮空気が排出されるのが停止される。
これにより、ロールゐl1ffllされた状態が保持さ
れる。その後、左旋回が終了するとすべてのバルブがオ
フされる。これにより、左右のサスペンションユニツ1
−の主空気ばね室7はフロント石川のソレノイドバルブ
22及びフロント左側のソレノイドバルブ23を介して
、リヤ石川のソレノイドバルブ26及びリヤ右側のソレ
ノイドバルブ27を介して連通されるため、左右のサス
ペンションユニットの主空気はね室7が同圧に保たれる
。これにより、ロール制御が解除される。
次に、ノーズダイブ制御について説明する。この制御は
ブレーキを踏んだ時に自動車の前部が下がろうとし、自
動車の後部が上がろうとするのを防止するようにしたも
のである。まず、このノーズダイブが開始される開始モ
ードとして前輪用給気ソレノイドバルブ20、リヤ石川
及びリヤ右側のソレノイドバルブ26.27がオンされ
る。これにより、フロントの左右のサスペンションユニ
ツ1〜の主空気ばね至7にリザーブタンクi58からの
圧縮空気が供給される。そして、リヤの左右のリスペン
ションユニットの主空気ばね室7から圧縮T気がソレノ
イドバルブ26.27、リヤ排気バルブ31を介してリ
ザーブタンク15bに排出される。さして、所定時間後
に上記したオンされたバルブはオフされる。これにより
フロント側のサスペンションユニットへの給気は停止さ
れ、リヤのサスペンションユニットからの排気も亭止さ
れる。これにより、保持モードに移る。ところで、ブレ
ーキの踏込みがなくなると、上記した開始七−ドに示し
た1lllLt、必要なくなる。従って、戻しυ制御と
して後輪用給気ソレノイドバルブ24、フロント右及び
左のソレノイドバルブ22.23がそれぞれオンされ。
これにより、フロン1〜右及び左のサスペンションユニ
ットの主空気ばね室7から排出される圧縮空気はソレノ
イドバルブ22.23、フロント排気バルブ28を介し
てリザーブタンク15bに送られる。また、リザーブタ
ンク15aからの圧縮空気は後輪用給気ソレノイドバル
ブ24、ソレノイドバルブ26.27を介して後輪用サ
スペンションユニットの主空気ばね室7に供給される。
これにより、ノーズダイブ制御をする前の状態に戻され
る。
次に、スフワット制御について説明する。この制御は急
にアクセルを踏んだ時に自動車の前部が上がろうとし、
自動車の後部が下がろうとするのを防止するようにした
ものである。まず、このスフワット制御が開始される開
始モードとして後輪用給気ソレノイドバルブ24がオン
される。これにより、リヤの左右のサスペンションユニ
ツ]〜の主空気ばね室7にリザーブタンク15aからの
圧縮空気が供給される。この結果、リヤ側の車高が1け
られる。そして、所定時間後に上記したオンされたバル
ブはオフされる。これによりリヤ側のサスペンションユ
ニットへの給気は停止される。これにより、保持モード
に移る。ところで、アクセルの踏込みがなくなると、上
記した開始モードに示した制御は必要なくなる。従って
、戻し制引として前輪用給気ソレノイドバルブ20、リ
ヤ右及び左のソレノイドバルブ26.27がそれぞれオ
ンされ。
これにより、リヤ右及び左のサスペンションユニットの
主空気ばね室7から排出される圧縮空気はソレノイドバ
ルブ2G、 27、リヤ排気バルブ31を介してリザー
ブタンク15bに送られる。また、リザーブタンク15
aからの圧縮空気は前輪用給気ソレノイドバルブ20、
ソレノイドバルブ22.23を介して前輪用サスペンシ
ョンコニツl〜の主空気ばね室7に供給される。これに
より、スフワット制御をする前の状態に戻される。
次に、車高調整をゆっくりと行なう場合について説明す
る。まず、車高をFげる場合について説明する。この場
合には前輪用給気ソレノイドバルブ20及び後輪用給気
ソレノイドバルブ24がオンされると共に給気流量制御
バルブ19がオンれる。このためリザーブタンク15a
から送られる圧縮空気はi¥の細い給気流量制御バルブ
19、前輪及び後輪用給気ソレノイドバルブ20.24
、ソレノイドバルブ22.23.26.27を介して前
輪側及び後輪側のリスペンションユニット主空気ばね至
7に送られる。
これに」:す、車高が上げられる。
一方、車高を下げる場合について説明する。この場合に
はフロント及びすや排気バルブ28.31、排気ソレノ
イドバルブ30、ソレノイドバルブ22゜23、2G、
 27、バルブ122がオンされる。これにより、フロ
ント及びリヤのサスペンションユニツ]〜の主空気ばね
’[7から排出される圧縮空気はソレノイドバルブ22
.23.26.27、フロント排気バルブ28.リヤ排
気バルブ31、チェックバルブ29゜291、ドライヤ
13、バルブ122、排気ソレノイドバルブ30、エア
クリーナ12を介して大気に排出される。この場合にド
ライヤ13の再生が行われる。
次に、急速に車高を上げる場合について説明する。この
場合には前輪用給気ソレノイドバルブ20及び後輪用給
気ソレノイドバルブ24が開かれろ。
この結果、リザーブタンク15aからの圧縮2気は給気
流坦制引バルブ19の(¥の太い管、ソレノイドバルブ
22.23.26.27を介して前後輪のサスペンショ
ンユニットの主空気ばね室7に供給されろ。
この場合において、供給される圧縮空気は給気流量制御
バルブ19の径の太い管を介して供給されるため、圧縮
空気の供給量を増大させることができ、車高調整を急激
に行なわせることができる。
次に、左右のサスペンションユニットの主空気ばね室間
を非連通にしてロール制御された状態を保持する場合に
ついて説明する。この場合にはフロン1〜排気バルブ2
8及びリヤ排気バルブ31をオンさせると共にフロン1
−石川のソレノイドバルブ22及びりY石川のソレノイ
ドバルブ2Gをオンさせることによりなされる。このこ
とにより、左右のサスペンションユニットの主空気ばね
室7間が非連通とされる。
以上のように第1図の構成を持つサスペンション装置に
より姿勢制御が行われる。 次に、−上記のように構成
された本発明の一実施例の動作について説明する。第6
図に示したフローチャートの処理がコン1−ロールユニ
ット37により行われる。
まず、Gセンサ39で検出される左右方向の加速度G及
び操舵センサ41で検出されるハンドルの操舵角ehに
基づいてハンドルの操舵角速度ehが算出される(ステ
ップ81)。次に、上記ハンドル角速度ehが正(〉0
)か否か判定される(ステップS2>。ここで、「θh
>QJであると判定されるとフラグHに1がセットされ
る(ステップ83)。次に、ステップS4に進んでタイ
マフラグTがOであるか否か判定される。ここで、タイ
マフラグTはタイマが計時動作を開始した場合にセット
される。このタイマフラグは初期設定においてはot、
:i定されているので、rYEsJと判定されてタイマ
フラグTがセットされる(ステップ$5>。そして、9
470丁Mがリセットされてタイマの計時が開始される
(ステップ86)。
そして、上記フラグHの内容がフラグAに記憶される(
ステップ87)。つまり、フラグHは上記ステップS3
で「1」にセットされているので、フラグAも「1」に
設定される。次に、給排気を停止する給排気停止信号は
オンか否か判定される(ステップ88)。ここで、給排
気停止信号がオンしていない場合にはステップS9に進
んで、第8図に示したフローチャートに示した通常のロ
ール制御が行われる。この第8図のフローチャートの詳
細な処理は後述する。そして、このフローチャートの処
理が終わると上記ステップS1の処理に戻る。以下、ス
テップS1以降の処理が同様に行われる。そして、ハン
ドル角速度ehが正である限りステップS2においてr
YEsJと判定されてステップS4に至る。ここで、タ
イマフラグTはすでに「1」に設定されているため、こ
のステップS4において「NO」と判定されてステップ
S10に進む。このステップ310において上記フラグ
HとフラグAは同じであるか否か判定される。
ここで、上記ステップS7においてフラグAにフラグH
の内容が設定されているため、rYEsJと判定されて
タイマCTMがカウントアツプされる(ステップ$11
)。以下、ステップS8以降の処理が繰返えされて上記
ステップS1以降の処理が繰返される。そして、以上の
処理が繰返し行われてステップS11において[θh>
Qjである状態の時間が計数される。その後、「θh<
QJとなる領域が繰るとステップS2においてrNOJ
と判定されてステップ312に進む。このステップS1
2においてr Y E−、、Sゴと判定されてフラグH
に「0」が設定される。そして、ステップS4において
rNOJと判定され、ステップS10においてrNOJ
と判定されてステップ814に至る。このステップ31
4において「カウンタの内容CT !vl <Tset
Jであるか否か判定される。ここで、T setは第7
図に示すように設定されており、ハンドル角速度ehの
周期がこのTSeCより辺い場合にはハンドルの操舵が
速いと判定される。ここで、f’CTM<TsetJで
ある場合を想定して説明する。この場合にはrYEsJ
と判定されてフラグAは1にセットされているか否か判
定される(ステップ515)。フラグAは上記ステップ
S7において「1Jに設定されているため、rYEsJ
と判定されてフラグBに「1」がセットされろ(ステッ
プ816)。そして、フラグB及びCか「1」であるか
否か判定される(ステップ517)。
ここで、フラグCはまだセットされていないため、rN
OJと判定されてタイマCTM及びフラグTが「0」に
設定される(ステップ518)。そして、給排気停止信
号がオフされて(ステップ519)上記ステップS8以
降の処理が繰返えされる。これは、タイマCTMをリセ
ットして第7図のハンドル角速度θhh<負の状態の時
間を計数するためである。
再度、ステップS1の処理が行われてハンドル角速度θ
h<oであるため、上記ステップ812においてrYE
sJと判定されてフラグHにrOJがセットされる。以
下、ステップ84〜S6の処理を経てフラグAにフラグ
Hの内容、つまり「0」が設定される(ステップ87)
。以下、上記した処理と同様にしてハンドル角速度eh
<0の状態の時間がカウンタCTMに計数される。そし
て、ハンドル角速度θhが負の状態から正に移るとステ
ップS10でrYEsJと判定されてステップ814に
至る。そして、カウンタCTMの内容がT setより
小さければ、ステップ814でrYEsJと判定されて
ステップS15に進み、フラグAが1であるか否か判定
される。ここで、フラグAは上記ステップS7で「0」
に設定されているため、rNOJと判定されてフラグC
にr 1 j h′X設定される。これにより、フラグ
B及びCが[1Jに設定される。このため、ステップ3
17でrYEsJと判定されて給排気停止信号がオンさ
れる(ステップS21〉。つまり、ロール制御が禁止さ
れる。
以下、ステップS8に進んでrYEsJと↑゛11定さ
れて減衰ツノがハードにされる(ステップ522)。
そして、フロント排気バルブ28及びリヤ排気バルブ3
1がオンれる(ステップ523)。そして、左右方向の
加速度Gの向きがコントロールユニ71−37で検出さ
れる(ステップ524)。つまり、左右方向の加速度G
の符号は正か負か否か判定される。
ここで、加速ffGが正である場合には加速度Gは進行
方向に向かって右側、つまり左旋回であると判定される
。一方、加速度Gが負である場合には加速度Gは進行方
向に向かって左側、つまり6旋回であると判定される。
従って、加速度Gが右側(左旋回)であると判定される
とフロント左ソレノイドバルブ23及びリヤ左ソレノイ
ドバルブ27かオンされて第5図の左旋回モードで指定
されたバルブが駆動される(ステップ525)。一方、
II+速度Gが左側(右旋回)であると判定されるとフ
ロント右ソレノイドバルブ22及びリヤ右ソレノイドバ
ルブ26がオンされて第5図の右旋回モードC゛指定さ
れたバルブが駆動される(ステップ826)。
なお、カウンタCTM≧TSetである場合にはフラグ
Aが1であれば、フラグBに1がセットされ(ステップ
828)、フラグAがOであれば、フラグCにOがセッ
トされる(ステップ529)。このため、このような場
合にはステップ317でrNOJと判定されるため、給
排気停止信号は出力されない。
次に、第6図のステップS9で行われる処理を第8図の
フローチャートを参照して説明する。まず、車速センサ
38で検出される車速Vがコントロールユニット37に
読み出されろくステップ531)。
そして、Gセンサ39から出力される左右方向の加速度
G及びその微分@Gがコントロールユニット31に読み
込まれる(ステップ532)。さらに、操舵センサ41
で検出されるハンドルの操舵角θhに基づいて、ハンド
ルの操舵角速度e h h<算出される。ここで、左右
方向の加速度G、同同速速度の関係は第9図(A)〜(
D)に示しておく。第9図より明らかなように、左右方
向の加速度Gはハンドル角θhよりαだけ位相が遅れて
いる。これはハンドルを操舵してから車体に加速度が発
生するまでに時間がかかるためである。さらに、Gより
Gのほうが位相が90度進んでおり、ehよりehのほ
うが位相が90度進んでいる。次に、ハンドル角速度e
hの絶対値が30deg / Secより大きいか否か
判定される(ステップ534)。つまり、ハンドルが急
に操舵されたか否か判定される。以下、ハンドルが右方
向に操舵された場合の処理を説明する。上記ステップS
34においてrYEsJと判定されるとrGXθh」は
正か否か判定される(ステップ535)。つまり、左右
方向の加速度Gとハンドル角速度ehは同一方向である
か古か判定されているもので、「正」と判定される場合
には切込み側、「負Jと判定される場合には切返し側に
ハンドルが操舵されていることを意味する。
まず、ハンドルが切込み側に操舵されていると判定され
る、つまり上記ステップS35においてFYESJと判
定されると、第10図に示したv−ehマツプが参照さ
れてバルブの給排気時間TCI11が求められる(ステ
ップ836)。そして、給気バルブ20、24がオンさ
れているか否か判定される(ステップ537)。ここで
、まだロール制御は開始されていないので、rNOJと
判定されてステップ838に進む。このステップ83B
において給排気時間Tea+が求まったか否か判定され
る。上記ステップ836に給排気時間TOII+が求ま
った場合にはrYES」と判定されて給排気時間を計測
するタイマがリセットされる(ステップ539)。そし
て、ステップ840に進んでフロント排気バルブ28及
びリヤ排気バルブ31がオンしているか否か判定される
ここで、オンしている場合にはコントロールユニット3
7からの制御信号によりオフされる(ステップ541)
。つまり、ロール制■が行われれる場合の排気を低圧リ
ザーブタンク15bに排出させるためにオフされる。こ
の場合において、サスペンションユニットの主空気ばね
室7から排出される空気は乾燥しているので、再度使用
する場合にドライヤ13で乾燥させる必要がない。
次に、左右方向の加速度Gの向きがコントロールユニツ
1−37で検出される(ステップ542)。つまり、左
右方向の加速度Gの符号は正か負か否か判定される。こ
こで、加速度Gが正である場合には加速度Gは進行方向
に向かって右側、つまり左旋回であると判定される。一
方、加速度Gが負である場合には加速度Gは進行方向に
向かって左側、つまり右旋回であると判定される。従っ
て、加速度Gが右側(左旋回)であると判定されると、
フロント給気バルブ20及びリヤ給気バルブ24がオン
、つまり開かれる〈ステップ543)。そして、フロン
ト左ソレノイドバルブ23及びリヤ左ソレノイドパルプ
27がオン、 つまり開かれる(ステップ544)。こ
のようにして、第5図の左旋回モードで指定されたバル
ブが駆動される。一方、加速度Gが左側(右旋回)であ
ると判定されると、フロント給気バルブ20及びリヤ給
気バルブ24がオン、つまり開かれる(ステップ545
)。そして、フロント右ソレノイとバルブ22及びリヤ
右ソレノイドバルブ26がオン、つまり開かれる(ステ
ップ545)。
このようにして、第5図の右旋回モードで指定されたバ
ルブが駆動される。そして、上記ステップ839でスタ
ートされたタイマの計時時間下が給排気時間TCI11
より大きくなったか否か判定される(ステップ547)
。ここで、計時時間Tが上記給排気時間TOI11以下
であると判定されるとタイマがcintだけカウントア
ツプされる(ステップ848)。
その後、上記ステップS1に戻り、ステップ331〜3
36の処理が繰り返される。そして、ステップ、537
に於いて再度給気バルブ20及び24がオンされている
か否か判定される。ここで、上記ステップS43あるい
は45において給気バルブ20及び24はオンされてい
るので、rYEsJと判定されて、上記ステップ347
の処理に進む。そして、タイマによる計時時間が給排気
時間Tcm以下である限り、ステップ348で計時時間
Tがカウントアツプされて上記ステップ831以降の処
理が同様に練り返される。そして、タイマの計時時間T
が給排気時間Tcmより大きくなると上記ステップ34
7においてrYEsJと判定されてステップ349に進
む。このステップ849において上記ステップS11で
オフされた排気バルブ28及び31がオンされる。さら
に、給気バルブ20.24がオフされる(ステップ85
0)。
このステップS49及び50の処理により右旋回モード
あるいはに旋回モードの保持モードが遂行される。つま
り、ロール制御した状態が保持される。
以下、上記ステップ331の処理に戻る。
ところで、ハンドルを一方向に操舵していぎ切り戻す前
になるとハンドル角速度eは小さくなって306ea 
、y′sec以下になる。この場合には上記ステップ3
34においてrNOJと判定されてステップS41の処
理に戻る。そして、このステップS41においてGXG
が正か否か判定される。ここで、切り戻している場合に
は第9図(A)及び(B)より明らかなようにrGXG
Jはマイナスの110となる。そして、第12図に示し
た戻しの車速−ハンドル角速度マツプによるしきい値θ
hhが求められる(ステップ552)。そして、ハンド
ル角速度θhがしきい値ehh以上であるか否か判定さ
れる(ステップ553)。そして、ステップ853にお
いてrYEsJと判定されるとステップS54以降の処
理に於いてロール制御が解除される。そして、このステ
ップ354において左右方向の加速度Gの向きが判定さ
れる。つまり、左右方向の加速度Gの符号は正か負か否
か判定される。ここで、加速度Gが正である場合には加
速度Gは進行方向に向かって右側、つまり左旋回である
と判定される。
一方、加速度Gが負である場合には加速度Gは進行方向
に向かって左側、つまり右旋回であると判定される。従
って、加速度Gが右側(左旋回)であると判定されると
、フロント左ソレノイドバルブ23及びリヤ左ソレノイ
ドパルプ27がオフ、つまり閉じられる(ステップ55
5)。一方、加速度Gが左側(右旋回)であると判定さ
れると、フロント右ソレノイドバルブ22及びリヤ右ソ
レノイドバルブ26がオフ、 つまり閉じられる(ステ
ップ856)。そして、フロント給気バルブ20及びリ
ヤ給気バルブ24がオフ、つまり閉じられる。(ステッ
プ557)。さらに、排気バルブ28及び31がオフさ
れる(ステップ558)。このようにして、上記ステッ
プ343〜346で行われたロール制御は解除される。
ところで、上記したロール制御はハンドルを急に操舵し
た場合のように、ハンドル角速度θhが30deg /
SeCより大きい場合に行われる。しかし、ハンドル角
速度ehが30deO/sea以内である場合でもロー
ルυJiltは行われる。つまり、ステップ334で「
NO」と判定された後、GXGが正が否か判定される。
つまり、左右方向の加速度Gとその角速度Gが同一方向
であるか否か判定される(ステップ541)。ここで、
rYEsJと判定されると第11図に示したGセンサマ
ツプからG +/)レベルに応じた給排気時間TCID
が算出される。以下、上記ステップ837以降の処理に
移って前記しl:ロール制御と同様の処理が行われる。
そして、ハンドルが戻し側に切り戻された場合には、ス
テップ351においてrNOJと判定され、ステップ3
52に進む。そして、ステップ853でrNOJと判定
された場合でもステップ360でrYEsJと711定
された場合には上記ステップ354の処理に移ってロー
ル制御が解除される。
このように、Gxd≦0を検出してロールυJyAの復
帰υjallを行なうようにして、ロールυ制御の復帰
i+11御のタイミングを好適なものとすることができ
る。また、Gセンサ39を車体前端部に設けるようにし
たので、重体にかわねる加速度をいち速く検出してロー
ル制御の開始及び復帰を行うことができる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、ハンドルを操舵す
る周波数が高い場合には左右の流体ばね至の連通を閉じ
てロール制御を行わないようにしたので、ハンドルを小
刻みに操舵する、いわゆるいじわる操舵時にロール制御
が行われるのを防止することができる電子制御サスペン
ションv装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わる電子制御サスペンシ
ョン装置を示す図、第2図(A)及び(B)は3方向弁
の駆動、非駆動状態を示す図、第3図(A)及び(B)
はソレノイドバルブの駆動、非駆動状態を示す図、第4
図はGセンサの出力電圧の一例を示す図、第5図は車高
調整及び姿勢制御時のバルブ開閉を示す図、第6図は同
実施例の動作を示すフローチャート、第7図はハンドル
角速度θh及びハンドル角の時間的変化を示す図、第8
図はロール制御を示すフローチャート、第9図(A)〜
(0) はG、G、eh、ehを示すタイミング図、第
10図はハンドル角速度−車速マツプを示す図、第11
図はGセンサマツプを示す図、第12図は戻し制御の車
速−ハンドル角速度マツプを示す図である。 5a・・・アクチュエータ、11・・・コンプレッサ、
15・・・リザーブタンク、19・・・供給流量制御バ
ルブ、20・・・前輪用給気ソレノイドバルブ、24・
・・後輪用給気ソレノイドバルブ、28・・・フロント
排気バルブ1.31・・・リヤ排気バルブ、37・・・
コントロールユニツ1〜.39・・・Gセンサ。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 几第2図   篇
3図 B 第4図 11?aQ h 第9図 イ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 各輪毎に設けられた夫々流体ばね室を有するサスペンシ
    ョンユニットと、上記各流体ばね室に流体を供給する流
    体供給手段と、上記各流体ばね室から流体を排出する流
    体排出手段と、左側の流体ばね室と右側の流体ばね室と
    の連通及び非連通を制御する連通制御手段と、車体にロ
    ール発生の要因が生じたことを検出した場合に上記連通
    制御手段により左右の流体ばね室を非連通とすると共に
    、ロール方向に関して縮み側の流体ばね室に設定長流体
    を供給し、伸び側の流体ばね室から設定量流体を排出す
    べく制御信号を出力するロール制御手段とを備えたサス
    ペンション装置において、ハンドルを操舵する周波数を
    検出する周波数検出手段と、この周波数検出手段により
    検出されるハンドル操舵周波数が所定値以上の場合には
    上記連通制御手段により左右の流体ばね室間を非連通と
    する制御手段とを具備したことを特徴とする電子制御サ
    スペンション装置。
JP22312685A 1985-10-07 1985-10-07 電子制御サスペンシヨン装置 Granted JPS6283212A (ja)

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