JPS6294302A - 洋風便器の製造方法 - Google Patents

洋風便器の製造方法

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JPS6294302A
JPS6294302A JP23604285A JP23604285A JPS6294302A JP S6294302 A JPS6294302 A JP S6294302A JP 23604285 A JP23604285 A JP 23604285A JP 23604285 A JP23604285 A JP 23604285A JP S6294302 A JPS6294302 A JP S6294302A
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JP
Japan
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rim
slurry
mold
western
style toilet
Prior art date
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Pending
Application number
JP23604285A
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English (en)
Inventor
修 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Publication of JPS6294302A publication Critical patent/JPS6294302A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は洋風便器の製造方法に係り、特にリムを鉢部及
び台座と一体成形することにより、製造工程を改良した
洋風便器の製造方法に関する。
[従来の技術1 陶磁器製品の成形方法の一つとして、石膏型を使用する
泥漿鋳込方法がある。
この泥漿鋳込法により洋風便器を製造する場合には、乾
燥させた石膏型内に、吸排泥口から泥漿な、泥+tJt
カオーバーフローロからオーバーフローするまで注入す
る。石膏型内に注入された泥漿の水分は石膏の自己吸水
作用により石膏型の微細気孔内に吸収され、これにより
坏土が石膏型内面に着肉する。この着肉部が適当な厚さ
となった時点で、石膏型内の不要な泥漿を吸排泥口より
排出する。そして、着肉部の水分を更に石膏型に吸わせ
、その強度を高める。着肉部の含水率が十分に低下し脱
型可能な強度を有するようになった時点で、脱型し、洋
風便器の成形体を得る。
ところで、一般に、洋風便器lは、第2図に示す如く、
鉢部2及び台座3、その他トラップ部6、排水部7、給
水部8等より構成され、上部には、射出された水が通過
して便器の鉢部2aを流下してその表面を水洗する通水
路4a、5aを形成するリム4.5が設けられている。
このリム4.5は、リム内面4b、5bが鉢部2a上に
迫り出たオーバーハング形状とされ、その下面側から洗
炸水を鉢部2al−に波し出す構成を有しているが、泥
漿鋳込法によりこのような極端なオーバーハング形状の
ものを成形することは不可能であることから、従来にお
いては、鉢部2と台座3等とからなる成形体及びリム部
の成形体を別体として泥INl鋳込成形し、これを接合
することにより、洋風便器を製造していた。
[発明が解決しようとする問題点1 しかしながら、従来の如く、リム部を別成形して、後に
接合する方法では、 ■ 泥漿鋳込をリム部と鉢部及び台座部等とで2工程行
なう必要がある。
■ 接合のための工程を要し、製造工数が多くなる。
■ 各成形体の仕上げ寸法の誤差等により、接合不良が
生じる恐れがある。
■ 機械化が難しく、とりわけ接合作業には熟練した作
業者を多く要する。
等の欠点を有し、効率的な生産を行なうことができなか
った。
E問題点を解決するための手段] 本発明は、泥漿鋳込法によって洋風便器を製造する方法
において、リム内面が下方に延在し、該延在部が鉢部と
接続した一体成形体を得、次いでリム内面の延在部を切
断するようにしたものである。
[作用] 本発明では、鉢部とリムとを一回の泥漿鋳込により一体
成形することができ、製造工数を半減することができる
。また、接合不良を生じる恐れが全くなく、機械化も容
易である。しかも接合作業に比し、切断作業は数段容易
であることから、生産性及び製品の信頼性を大幅に向上
させることができる。
[実施例] 以下、第1図(a)、(b)を参照しながら本発明の実
施例について詳細に説明する。
第1図(a)は本発明の洋風便器の製造方法を説明する
泥漿鋳込型の断面図であり、第1図(b)は鋳込成形さ
れた成形体の断面図である。
本発明により洋風便器を製造するには、まず泥漿鋳込に
より成形体を製造する0本発明において、泥漿鋳込型1
0は、第1図(a)に示す如く、割型tt−13よりな
る。これら割型のうち、割型11は」二方へ、割型12
は側方へ、割型13は下方へ、それぞれ脱型される。
このような鋳込型lOにより鋳込成形を行なうには、ま
ず、鋳込型lOの吸排泥1(図示せず)から原料坏土の
泥漿を型lθ内に、泥漿がオーバーフロー口(図示せず
)からオーバーフローするまで注入を行ない、着肉後、
型lO内の不要な泥漿を吸排泥口より祷出し、その後着
肉部20を更に脱水させる。次いで、型IO内面に着肉
した坏土が、脱型可能な強度にまで脱水が進行した後、
脱型を行なう。これにより、第1図(b)の如き成形体
21がa+られる。
得られた成形体21は、破線A−Fをカッタ等で切断し
、不要部を取り除く。本発明においては、破線G−J部
をカッタ等で切断し、リム内面の延在部22及び23を
切除する。なお、破線A〜Fは、流通口や機器の取付孔
を開通させるための切除部である。
本発明において、リム延在部22.23の切断をより容
易にするために、すに延在部と鉢部との接続部の面積は
できる限り狭くとるのが有利である。そこで、第1図(
b)の■部の拡大図である第3図に示す如く、鉢部2の
鉢部2aのリム延在部22との接続部には、接続面側に
凸部を形成し、リム延在部22と鉢部2aとのなす角度
θが脱型が容易な範囲で、できるだけ大きくなるように
するのが好ましい。
また、リム延在部22と跡面2aとの接続部は、鉢部2
と台座3との接合部Xの近傍に設けることにより、鋳込
の際の引けを解消することができる。
リム延在部その他の切断面は、適宜表面処理を施し、製
品とされる。これにより、第2図に示すような形状の、
リム4.5を有する洋風便器を、1回の鋳込成形により
容易に製造することが可能となる。
[発明の効果] 以上詳述した通り、本発明の71風便器の製造方法は、
泥漿鋳込により、リム内面が下方に延在し、該延在部が
鉢部と接続した一体成形体を117、次いでリム内面の
延在部を切除するものであって、 ■ 1回の泥漿詰込により製造することができる。
■ 接合工程が不要であることから、製造T数を半減す
ることができる。
■ 寸法誤差等により接合不良が生じる恐れがなく、製
品の歩留りが向にする。
■ 接合作業に比し、切断作業は平易であるから、作業
が容易かつ迅速に行なえる。
■ 機械化が可能である。
等の利点を有し、洋風便器を効率良く製造することが可
能である。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の洋風便器のsl造方法を説明す
る泥漿鋳込型の断面図であり、第1図(b)は鋳込成形
された成形体の断面図である。 第2図は洋風便器の断面図、第3図は第1図(b)の■
部の拡大図である。 l・・・・・・洋風便器、  2・・・・・・鉢部、3
・・・・・・台座、    4.5・・・・・・リム、
4a、5a・・・・・・通水路、lO・・・・・・鋳込
型、11−13・・・・・・割型、 20・・・・・・
着肉部、21・・・・・・成形体、22.23・・・・
・・リム延在部。 特許出願人  株式会社イナックス 代表取締役   伊 奈 輝 三 代 理 人  弁理士 重 野  剛 第1図 (a) 絶2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)坏土泥漿を石膏型に流し込み、石膏型の微細気孔
    に泥漿の水分を吸わせて石膏型内壁面に坏土を着肉硬化
    させる泥漿鋳込により、鉢部の上部にリムが形成された
    洋風便器を製造する方法であって、泥漿鋳込により、リ
    ム内面が下方に延在し、該延在部が鉢面と接続した一体
    成形体を得、次いでリム内面の延在部を切除することを
    特徴とする洋風便器の製造方法。
JP23604285A 1985-10-22 1985-10-22 洋風便器の製造方法 Pending JPS6294302A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0199803A (ja) * 1987-10-13 1989-04-18 Ngk Insulators Ltd セラミックポートライナーの製造方法
JP2016068372A (ja) * 2014-09-30 2016-05-09 株式会社Lixil 汚物排出装置

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JPS60101006A (ja) * 1983-11-08 1985-06-05 東陶機器株式会社 陶磁器製水洗式大便器の型構造

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