JPS59192525A - 洗面化粧台の製造方法 - Google Patents
洗面化粧台の製造方法Info
- Publication number
- JPS59192525A JPS59192525A JP6794883A JP6794883A JPS59192525A JP S59192525 A JPS59192525 A JP S59192525A JP 6794883 A JP6794883 A JP 6794883A JP 6794883 A JP6794883 A JP 6794883A JP S59192525 A JPS59192525 A JP S59192525A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- base
- raw material
- top plate
- sink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は水返し部を有する洗面化粧台の製造方法に関す
る。
る。
従来から洗面化粧台の洗面ボールには上端開口用に治っ
て内方へ突出した水返し部を形成し、水跳ね或いは溢流
を防ぐようにしたものがある。
て内方へ突出した水返し部を形成し、水跳ね或いは溢流
を防ぐようにしたものがある。
また、最近では洗面ボールを備えた化粧台をＦＲＰ又は
人工大埋石等で一体的に成形する場合がある。斯る一体
成形を行なうには一般的にアウターモールドとインナー
モールドどの間のクリアランスに原料を注入し、硬化し
た後者モールドを取り外すことで製品である化粧台を得
るようにしている。
人工大埋石等で一体的に成形する場合がある。斯る一体
成形を行なうには一般的にアウターモールドとインナー
モールドどの間のクリアランスに原料を注入し、硬化し
た後者モールドを取り外すことで製品である化粧台を得
るようにしている。
しかしながら、上記の如く鋳込み成形によって化粧台を
一体的に成形する場合、水返し部があると、これが脱型
時の引っががりとなり脱型ができないこととなる。この
ため人工大埋石原料などを用いて一体成形する場合には
多くは水返し部のない洗面ボールとしている。
一体的に成形する場合、水返し部があると、これが脱型
時の引っががりとなり脱型ができないこととなる。この
ため人工大埋石原料などを用いて一体成形する場合には
多くは水返し部のない洗面ボールとしている。
また、化粧台を一体成形する場合であっても第１図に示
す如き手段によれば水返１一部を有するものとすること
ができろ。即ち、アウターモールド１、インナーモール
ド２及びサイドモールド３によって形成されるキャビテ
ィ４内に、オーバーフローした水を排出するための塩ビ
パイプ５をセットし、更にインナーモールド３の内面に
置型６を取利け、この状態でキャビティ４内に人工大理
石などの原料７を注入して成形し、硬化後、脱型を行な
うとともに置型を取外せば、第２図に示す如く、水泥し
部８を有する洗面ボール９を一体成形することができろ
。
す如き手段によれば水返１一部を有するものとすること
ができろ。即ち、アウターモールド１、インナーモール
ド２及びサイドモールド３によって形成されるキャビテ
ィ４内に、オーバーフローした水を排出するための塩ビ
パイプ５をセットし、更にインナーモールド３の内面に
置型６を取利け、この状態でキャビティ４内に人工大理
石などの原料７を注入して成形し、硬化後、脱型を行な
うとともに置型を取外せば、第２図に示す如く、水泥し
部８を有する洗面ボール９を一体成形することができろ
。
しかしながら、斯る手段による場合は成形後、洗面ボー
ル９の内面に置型６とインナーモールド２の境目が筋跡
６ａとなって残り、補修が必要となる。
ル９の内面に置型６とインナーモールド２の境目が筋跡
６ａとなって残り、補修が必要となる。
本発明は−に述の如き従来の不具合を解消すべく成した
ものであって、その目的とする処は、水泥し部を有する
洗面ボールを備えた洗面化粧台を一体的に成形し得ると
ともに、水泥し部を成形することによって聖跡等が生じ
ろととのない洗面化粧台の製造方法を提供するにある。
ものであって、その目的とする処は、水泥し部を有する
洗面ボールを備えた洗面化粧台を一体的に成形し得ると
ともに、水泥し部を成形することによって聖跡等が生じ
ろととのない洗面化粧台の製造方法を提供するにある。
この目的を達成すべく本発明は、ゾル状態の原藻
料をモールド内に注入して水泥し部のない洗面ボール部
を備えた母台を成形し、この母台が硬化した後脱型して
取出し、一方水泥し部となる部分を有する天板を成形す
べ（モールド内にゾル状態の原料を注入１〜、この天板
の原石がゲル化する前に、上記母台の洗面ボール開口縁
が水泥し部となる部分の周囲に重なるように硬化した母
台を天板原才」上に十ツｌ−Ｌ、母台と天板とを密着せ
しめろようにしたことをその要旨としている。
料をモールド内に注入して水泥し部のない洗面ボール部
を備えた母台を成形し、この母台が硬化した後脱型して
取出し、一方水泥し部となる部分を有する天板を成形す
べ（モールド内にゾル状態の原料を注入１〜、この天板
の原石がゲル化する前に、上記母台の洗面ボール開口縁
が水泥し部となる部分の周囲に重なるように硬化した母
台を天板原才」上に十ツｌ−Ｌ、母台と天板とを密着せ
しめろようにしたことをその要旨としている。
以下に本発明の実施例を第３図乃至第１０図に基いて説
明する。
明する。
第３図は本発明の最初の工程である母台の成形工程を示
した断面図であり、アウターモールド１０、インナーモ
ールド１１及びサイドモールド１２を型合せすることに
よって形成されろキャビティ１３内にゾル状態のガラス
繊Ｍ１強化セメント原料１４を注入して鋳込み、この原
石１４を硬化せしめた後、各モールド１１．１２．１３
を脱型し、第４図に示す如き母台１５を成形ずろ。この
ｎ台１５は後に天板が密着せしめられろ上面１６の略中
央に洗面ボール部１７が形成され、この洗面ボール部１
７には水泥しが設けられていない。
した断面図であり、アウターモールド１０、インナーモ
ールド１１及びサイドモールド１２を型合せすることに
よって形成されろキャビティ１３内にゾル状態のガラス
繊Ｍ１強化セメント原料１４を注入して鋳込み、この原
石１４を硬化せしめた後、各モールド１１．１２．１３
を脱型し、第４図に示す如き母台１５を成形ずろ。この
ｎ台１５は後に天板が密着せしめられろ上面１６の略中
央に洗面ボール部１７が形成され、この洗面ボール部１
７には水泥しが設けられていない。
次いで、第５図に示すように、上記母台１５の洗面ボー
ル部１７内にインナーモール１−１８ ヲセ３− ツトし、インナーモールド１８と洗面ボール部１７内面
との間に形成されろキャビティ１９内にオーバーフロー
用の塩ビパイプ２０をセットする。そして、この状態に
おいて上記キャビティ１９内にゾル状態の人工大理石原
料２１を振動をかげながら注入し、硬化せしめる。そし
て硬化したならば、第６図に示すようにインナーモール
ド１８を取外す。而して洗面ボール部１７の内面に人工
大理石層２２が密着複合化される。
ル部１７内にインナーモール１−１８ ヲセ３− ツトし、インナーモールド１８と洗面ボール部１７内面
との間に形成されろキャビティ１９内にオーバーフロー
用の塩ビパイプ２０をセットする。そして、この状態に
おいて上記キャビティ１９内にゾル状態の人工大理石原
料２１を振動をかげながら注入し、硬化せしめる。そし
て硬化したならば、第６図に示すようにインナーモール
ド１８を取外す。而して洗面ボール部１７の内面に人工
大理石層２２が密着複合化される。
一方、第７図に示すように、インナーモールド２３とサ
イドモールド２４とを型合せすることで、上方が開放さ
れたキャビティ２５を形成する。ここでキャビティ２５
の底面となるインナーモールド２３表面の略中央には前
記洗面ボール部１７の上端開口部形状よりも小さく且つ
略相似形の突部２３ａを形成している。そして、第８図
に示すように天板を形成するため、上記キャビティ２５
内にゾル状態の人工大理石原料２６を、突部２３ａの上
面と而−となるか或いは突部２３ａの上面が若干突出す
る程度に注入する。
イドモールド２４とを型合せすることで、上方が開放さ
れたキャビティ２５を形成する。ここでキャビティ２５
の底面となるインナーモールド２３表面の略中央には前
記洗面ボール部１７の上端開口部形状よりも小さく且つ
略相似形の突部２３ａを形成している。そして、第８図
に示すように天板を形成するため、上記キャビティ２５
内にゾル状態の人工大理石原料２６を、突部２３ａの上
面と而−となるか或いは突部２３ａの上面が若干突出す
る程度に注入する。
４−
次いで、上記の人工大理石原本１２６がゲル化する以前
に、既に硬化脱型せしめた母台１５を人Ｌ大理石原料２
６上にセットする。この場合、第９図に示すように、母
台１５の洗面ボール部１７の開口縁が、インナーモール
ド２３の突部２３ａを囲むようにしてセツトシ、洗面ボ
ール部１７開ロ縁と突部２３ａとの間に水泥（一部とな
る部分２７が残るようにする。
に、既に硬化脱型せしめた母台１５を人Ｌ大理石原料２
６上にセットする。この場合、第９図に示すように、母
台１５の洗面ボール部１７の開口縁が、インナーモール
ド２３の突部２３ａを囲むようにしてセツトシ、洗面ボ
ール部１７開ロ縁と突部２３ａとの間に水泥（一部とな
る部分２７が残るようにする。
斯るセット状態のまま所定時間放置し、人工大理石原料
２６をゲル化させ、その後加熱又は常温にて硬化せしめ
ろ。すると母台１５を天板となる人工大理石原料２６に
セットした時点では、人工大理石原料２６はゲル化前で
あるので、人工大理石原料２６を硬化せしめろことで母
台１５と天板２８とは密着する。特に洗面ボール部１７
の内側層は同じ人工大理石原料を用いているため、一体
的に密着し、水蜜性は極めて良好となる。
２６をゲル化させ、その後加熱又は常温にて硬化せしめ
ろ。すると母台１５を天板となる人工大理石原料２６に
セットした時点では、人工大理石原料２６はゲル化前で
あるので、人工大理石原料２６を硬化せしめろことで母
台１５と天板２８とは密着する。特に洗面ボール部１７
の内側層は同じ人工大理石原料を用いているため、一体
的に密着し、水蜜性は極めて良好となる。
そして、最後にインナーモールド２３及びサイドモール
ド２４を外すことにより、第１０図に示すような洗面化
粧台２９が得られろ。即ち、洗面化粧台２９は裏面部が
ガラス繊維強化セメントからなる母台１５で形成され、
表面部が人工大理石からなる天板２８によって形成され
、特に母台１５の洗面ボール部１７には人工大理石層２
２が形成され、更にこの人工大理石層２２が形成された
洗面ボールの開口縁には内方に向って突出する水返し部
３０が一体的に設けられることとなる。
ド２４を外すことにより、第１０図に示すような洗面化
粧台２９が得られろ。即ち、洗面化粧台２９は裏面部が
ガラス繊維強化セメントからなる母台１５で形成され、
表面部が人工大理石からなる天板２８によって形成され
、特に母台１５の洗面ボール部１７には人工大理石層２
２が形成され、更にこの人工大理石層２２が形成された
洗面ボールの開口縁には内方に向って突出する水返し部
３０が一体的に設けられることとなる。
尚、以上は本発明の実施の一例を示したものであり、使
用する原料は上記のものに限らず任意である。そして母
台の洗面ボール部内面に、母台原料とは異なる原料から
なる層を形成しない場合には、一工程を省略することが
可能である。
用する原料は上記のものに限らず任意である。そして母
台の洗面ボール部内面に、母台原料とは異なる原料から
なる層を形成しない場合には、一工程を省略することが
可能である。
以−１−説明したように、本発明によれば水返し部のな
い洗面ボール部を有する母台と、水返し部となる部分を
有する天板とをそれぞれ別個のモールドで成形し、該天
板を成形するにあたって、天板１、 原料がゲル化し
ないうちに、既に硬化した母台を上記天板原料上にセッ
トし、天板と母台とを一体的に成形するようにしたので
、従来の如く置型を用いず水返し部を有する化粧台を得
ることができ、（−かも化粧台表面に聖跡が残るととも
ない。
い洗面ボール部を有する母台と、水返し部となる部分を
有する天板とをそれぞれ別個のモールドで成形し、該天
板を成形するにあたって、天板１、 原料がゲル化し
ないうちに、既に硬化した母台を上記天板原料上にセッ
トし、天板と母台とを一体的に成形するようにしたので
、従来の如く置型を用いず水返し部を有する化粧台を得
ることができ、（−かも化粧台表面に聖跡が残るととも
ない。
また、犬板原オー１がゲル化する前に母台をセットする
ように［−だので母台の洗面ボール部が天板原料に食い
込むようにセットされ、より一層強固に密着せしめられ
ろとともに水蜜性が向上する等多くの効果を発揮する。
ように［−だので母台の洗面ボール部が天板原料に食い
込むようにセットされ、より一層強固に密着せしめられ
ろとともに水蜜性が向上する等多くの効果を発揮する。
図面は従来方法及び本発明方法を説明したものであり、
第１図は洗面化粧台の従来の成形状態を示す断面図、第
２図は従来方法によって得られた洗面化粧台の断面図、
第３図は本発明の最初の工程を示す断面図、第４図は最
初の工程によって得られた母台の斜視図、第５図は母台
の洗面ボール部内側に他の原料からなる層を形成する工
程を示す断面図、第６図は第５図の工程後の洗面ボール
部の断面図、第７図は天板を成形するモールドの斜視図
、第８図は第７図のモール部内に原料を注入した状態の
断面図、第９図は第８図の状態の原料−Ｌに母台をセッ
トした状態の断面図、第１０図は本発明方法によって得
られた洗面化粧台の断面７− 図である。 尚、図面中１４．２６はゾル状態の原料、１５は母台、
１７は洗面ボール部、２７は水返しとなる部分、２８は
天板、２９は洗面化粧台、３０は水返し部である。 特許出願人 日本板硝子株式会社代理人 弁理士
下 １） 容一部間 弁理士
大 橋 邦 産量 弁理士 小
山 有８−
第１図は洗面化粧台の従来の成形状態を示す断面図、第
２図は従来方法によって得られた洗面化粧台の断面図、
第３図は本発明の最初の工程を示す断面図、第４図は最
初の工程によって得られた母台の斜視図、第５図は母台
の洗面ボール部内側に他の原料からなる層を形成する工
程を示す断面図、第６図は第５図の工程後の洗面ボール
部の断面図、第７図は天板を成形するモールドの斜視図
、第８図は第７図のモール部内に原料を注入した状態の
断面図、第９図は第８図の状態の原料−Ｌに母台をセッ
トした状態の断面図、第１０図は本発明方法によって得
られた洗面化粧台の断面７− 図である。 尚、図面中１４．２６はゾル状態の原料、１５は母台、
１７は洗面ボール部、２７は水返しとなる部分、２８は
天板、２９は洗面化粧台、３０は水返し部である。 特許出願人 日本板硝子株式会社代理人 弁理士
下 １） 容一部間 弁理士
大 橋 邦 産量 弁理士 小
山 有８−
Claims (1)
- ゾル状態の原料をモールド内に鋳込み水返し部のない洗
面ボール部を有する母台を成形する工程と、この母台が
硬化した後脱型する工程と、ゾル状態の原料をモールド
内に鋳込み水返し部となる部分を有する天板を成形する
工程と、上記モールド内の天板原料がゲル化する以前に
水返し部となる部分の周囲に母台の洗面ボール開口縁が
重なるように上記天板原料上に硬化した母台をセットし
、母台と天板原料とを密着せしめろ工程とを含む洗面化
粧台の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6794883A JPS59192525A (ja) | 1983-04-18 | 1983-04-18 | 洗面化粧台の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6794883A JPS59192525A (ja) | 1983-04-18 | 1983-04-18 | 洗面化粧台の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59192525A true JPS59192525A (ja) | 1984-10-31 |
| JPH0212731B2 JPH0212731B2 (ja) | 1990-03-26 |
Family
ID=13359672
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6794883A Granted JPS59192525A (ja) | 1983-04-18 | 1983-04-18 | 洗面化粧台の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59192525A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62275716A (ja) * | 1986-05-26 | 1987-11-30 | Matsushita Electric Works Ltd | 洗面ボ−ルの成形型 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0358338A (ja) * | 1989-07-26 | 1991-03-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録再生装置 |
-
1983
- 1983-04-18 JP JP6794883A patent/JPS59192525A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62275716A (ja) * | 1986-05-26 | 1987-11-30 | Matsushita Electric Works Ltd | 洗面ボ−ルの成形型 |
| JPH0339810B2 (ja) * | 1986-05-26 | 1991-06-17 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0212731B2 (ja) | 1990-03-26 |
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