JPS6293702A - 最適始動制御装置 - Google Patents

最適始動制御装置

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JPS6293702A
JPS6293702A JP60233760A JP23376085A JPS6293702A JP S6293702 A JPS6293702 A JP S6293702A JP 60233760 A JP60233760 A JP 60233760A JP 23376085 A JP23376085 A JP 23376085A JP S6293702 A JPS6293702 A JP S6293702A
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deviation
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calculating
air conditioner
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JP60233760A
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Yasutaka Kawashima
泰登 川島
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビルディング等の空調機制御に用いられる最
適始動時刻を算出する最適始動制御装置に関するもので
ある。
従来の技術 従来、最適始動時刻の決定は、操作者の手によって試行
錯誤的に行なわれていることが多く、最適始動時刻の自
動設定の方法としては、中央制御装置にて最適始動時刻
の計算をし、DDC(DirectDigital C
ontroll)装置に送信するものが多く、DDC装
置内で行なえるような簡易な最適始動時刻の算出手段が
なかった。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、操作者の試行錯誤で行なう
ならば最適始動時刻が正確に定まらず、快適性が損なわ
れたり、省エネ性が損なわれたりする可能性が高く、中
央制御装置で算出する場合でも、DDC装置に送信する
データ数が増加し、通信制御部分が複雑化するという問
題点があった。
本発明はこのような問題点を解決するもので、DDC装
置内で最適始動時刻を自動的に算出するための最適始動
制御装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明の最適始動制御装置
は、サンプリング周期ごとに制御対象の制御量と目標値
との偏差を算出する偏差量算出手段と、操作部作動開始
時に操作量を最大にし、前記制御対象の制御量のステッ
プ応答特性を測定し、比例ゲイン、時定数、むだ時間を
算出する制御定数算出手段と、次回の操作部作動開始時
刻を、前記偏差量算出手段より算出した偏差と前記制御
定数算出手段より算出した比例ゲイン、時定数、むだ時
間と前記制御量が前記目標値に達することが要求される
時刻とから算出する最適始動時刻算出手段とからなるも
のである。
作  用 この構成により、制御定数算出手段により、制御対象の
比例ゲイン、時定数、むだ時間を求め、それらの値を用
いて、最適始動時刻算出手段により、制御量がある決め
られた時刻までに目標値に達するだめの操作部作動の時
刻を算出することとなる。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図〜第7図にもとづき説
明する。
第1図は最適始動制御装置を含んだ制御装置のプロ、ツ
ク図である。第1図において、偏差量算出手段1ば、目
標値である目標温度Tsと制御量である室温TRとの時
刻tにおける偏差e (t)を算出する。次に、モード
切換え手段2は、操作部である空調機3が停止状態であ
るどきは、最適始動時刻算出手段4側のモードになり、
空調機3の運転開始とともに、時定数およびむだ時間算
出手段5側のモードに切り換わり、制御定数算出手段5
による比例ゲインと時定数とむだ時間の算出が終わると
ともに操作量算出手段6側に切り換わる。この操作量算
出手段6は偏差e(りをもとにして、空調機3の操作量
である冷温水弁開度Vを算出し、空調機3へ出力し、制
御対象である部屋7の室温を調節する。第1図において
、8が最適始動制御装置である。
上記構成における動作を第2図により説明する。
第2図において、まず、ステップ10の初期値格納で、
偏差e1冷温水弁開度(操作量)Vの初期値を定める。
これは、この制御装置が動作を開始したときのみ必要で
ある。偏差量算出手段1では、サンプリング周期ごとに
室温TRと目標温度Tsとの偏差を算出するが、ステッ
プ11ではサンプリング周期が経過したかどうかを判定
する。
サンプリング周期が経過していない場合は、経過するま
でこのステップにとどまる。経過した場合は、ステ・ツ
ブ12へ進み偏差を求める。
時刻tにおける偏差e(t)は、 e(t) = T3− TR(t)        −
−−−−−(1)となる。T R(t)は時刻tにおけ
る室温である。
ステ・フプ13ではモード判定を行なう。操作部である
空調機3が停止状態であるときは、最適始動時刻算出手
段4のモート責モード1)、空調機3が運転開始される
と制御定数算出手段6のモード(モード2)になり、制
御定数算出手段6により時定数とむだ時間の算出が終わ
ると操作量算出手段6のモード(モード3)に切り換わ
る。モード1については第7図、モード2については第
3図〜第6図で説明する。モード3と判定されると、次
のステ・フプ14で冷温水弁開度(操作量)■を算出す
る。■の算出式は、PI制御の場合、τ:サンプリング
周期 に:比例ゲイン T工:積分時間(T、ゝ、T1!dあ
ら”゛)しめ設定された値 (e(t−t)は前回サンプリング時点における偏差)
v(t)の算出が終わると、ステ・ツブ15では、今回
のサンプリング時点でのe(t) 、 v(t)の値を
e(t−τ)。
v(t−τ)として格納しておく。これが終わるとステ
ップ11にもどり上記の動作をくり返す。
次に、制御定数算出手段5について説明する。
第3図は、室温のステ、ツブ応答(暖房時)を示す図で
あり、S字形の曲線となっている(縦軸yは、y、、T
R(t)−T  、  TRo は時刻OにおけるO 室温)。このステシブ応答特性を(むだ時間系)+(−
次遅れ系)で近似するために第4図に示すようにステッ
プ応答の変曲点を原点とするt−y軸を設ける。
今、サンプリング時刻1=1,1.・・・tnのときの
応答をyl、y2.・・・ynとする(ただ腰y、y2
゜−ynはそれぞれTR1”Ro l TR2−TRO
,”、TRn”Roを示す。TR1,TR2・ TRn
  はサンプリング時刻11,1.・・・、tn  に
おける室温、TRoは時刻0における室温)。第5図は
このときの観測データ(ti、yi)i=1,2.・・
・nから変曲点を求め、比例ゲイン、時定数、むだ時間
を算出する手順のフローチャートである。
第5図において、ステップ21では、初期条件の設定の
設定を行う。iは何番目の観測データかを示す数値であ
り、11.12は以下に記述する一次式近似の際の傾き
である。ステ・ツブ22では、(t□−2,yi−2)
 + (tt−1,yi−1) r (七〇、y、)の
3個のデータを用いて最小二乗法によって一次式(y=
at+bの型)に近似する。ステ・1プ23では、ステ
ップ22で求めた傾きをも とする。ステップ24では
、liとぎ、−1を比較し、ll が大きい場合はiの
値に1加えてステ・ツブ22へもどる。
li≦X1−1の場合はステ・ツブ25へ進む。ステッ
プ25では、変曲点を(ti−2,5’1−2)とする
第4図に示すとおり、ステップ応答7r f  y軸上
で見ると、−次遅れ系のステ・ノブ応答と考えることが
できる。
次にステ、ツブ26で、比例ゲイン、時定数、むだ時間
を算出するが、その手順について説明する。
−次遅れ系の伝達関数は、 Tニー次遅れ時定数 Kp:比例ゲインと表わされる。
(3)式の単位ステップ応答は、初期値1oとすると β y(t)= −(1−θ  )      ・・・・・
(4)α となる。
観測データ(t□、y、) i=1.2.・・・、nを
1−7軸上で表現したものを(へ、!+’i ) i 
=1.2.・・・、k (t。
)o 、 k、 (: n )とする。
(4)式をtで微分して y(t)=βe−(tt          ・・・・
・・(5)さらに両辺の自然対数をとる。
1ny(t) −lnβ−a t          
−−(6)ここで、lny’(t)−Y(t) 、 l
nβ−Zとおけば(6)式%式%(7) となり一次式になる。
観測データ(t、y、) 1==1.2.−、k(t、
”)o 。
k(n)から未知数α、βを最適に推定するためには、
観測データ(へ、乙) i=1.2.・・・、k(ら〉
o + k(n +乙=lny′)から未知数a、Zを
最適に推定すればよい。
時点t == t、 、 t=1 、礼・・・、k で
の微分値y。
を次のように近似する。
α、β、Zの推定値をそれぞれαe、βθ、Zeとする
と、最小二乗法により、αe、βe、Zeは次のように
推定される。
Be = e X p (Zs )         
−=−(11)〒−7軸上で −Be y−−(1−e−″。〒)     ・・・・・・02
)Be と推定されたステ、ツブ応答をt−y軸上の原点がt−
y軸上で(tl、yl)  と表わされるとして、(1
2)式をt−y軸−Fで表現すると、 y = A −Be−e t         、、、
 、、、 (13)Be ただし、A =   + y1゛゛゛(14)Be =9e[、+8aet1.、、、、、(,6)Be となる。
03)式の示すグラフは第6図のようになり、むだ時間
Le は、y==Qとなる時刻として求まり、nA l=−□        ・・・・・・06)Be また、時定数(−次遅れ時定数)T、比例ゲインKpは
次式のようにして求まる、 T= −・・・・・07) βe Kp = −+ yl          ・・・・・
・(18)e 以上のようにして、比例ゲインKp 、時定数丁。
むだ時間りを算出する。
次の最適始動時刻算出手段4を第7図により説明する。
まず、ステップ31の目標値到達に要する時間算出では
、偏差量算出手段2より得た偏差eと制御定数算出手段
より得た比例ゲインKp 、時定数T、むだ時間りより
、その時点の室温TRから目標温度TBまで室温TRを
変化させるのに空調機3の冷温水弁開度を100%にし
てどれだけの時間がかかるかを算出する。
むだ時間を考慮しない場合には、時刻tにおける偏差e
(t)だけ室温TRを変化させるために必要な時間をΔ
t とすると、 Δt′ e(t) = Kp (1−e T )      −
(19)となる。これをΔt について解くと るO ?に)式で求めたΔtにむだ時間りを加えたものが目標
値到達に要する時間Δt である。
Δt=Δt→、L        ・・・・・・?1)
つぎに、ステップ32では、室温が目標温度に達するこ
とが要求される時刻(これをtoとする)のΔを前の時
刻ty を算出する。
ty=to−Δt        ・・・・・・?2)
つぎにステップ33では、現在時刻tNと前記ty  
を比較し、tN<tyならばステップ31へもどる。t
N≧t2ならば、このときのtNが最適起動時刻となり
、つぎのステップ34にて空調機3を作動させるべき指
令を発する。
以上のように本実施例によれば、制御対象アの比例ゲイ
ン、時定数、むだ時間をステ・1プ応答特性を測定する
ことにより簡単に算出することができ、それらの値を用
いることにより最適始動時刻を自動的に算出することが
できる。
なお、本実施例では、式(2)で冷温水弁開度v(1)
を算出する際は、パラメータである比例ゲインK。
積分時間TIはあらかじめ設定された値としたが、この
K 、TIの値を制御定数算出手段6によって求めた比
例ゲインKp 、時定数T、むだ時間りより求めてもよ
い。この求め方としては、代表的なものとしてZieg
ler’−Nichols  (7)方法により次式の
ようになる。
TI= 2 L これを行なうことにより、パラメータの自動設定ができ
、最適制御が実現可能となる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、制御対象の比例ゲイン、
時定数、むだ時間を求めることにより、最適な始動時刻
を自動的に算出し、操作部を作動させることにより、制
御装置の運転スケジュールの設定作業が軽減され、操作
者の試行錯誤で最適始動時刻を決定するよりも正確にな
り、また、最適始動時刻の算出手段が簡便なものである
ため、DDC装置に組み込むことができ、中央制御装置
で最適始動時刻を算出してDDC装置に送信する必要も
なく、通信制御部分の負担も軽減され、その効果は大な
るものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による最適始動制御装置を含
んだ制御装置のプロ・ツク図、第2図は同最適始動制御
装置の偏差量算出手段、モード切換手段、操作量算出手
段を示すフローチャート、第3図は、室温のステップ応
答を示す特性図、第4図は、ステップ応答の変曲点を原
点とするt−y軸を設けた図、第5図は本発明の一実施
例による最適始動制御装置の制御定数算出手段により変
曲点を求め比例ゲイン、時定数、むだ時間を算出する手
順を示すフローチャート、第6図は同最適始動制御装置
の制御定数算出手段によるむだ時間の推定を示す図、第
7図は同最適始動制御装置における最適始動時刻算出手
段の動作手順を示すフローチャートである。 1・・・・・・偏差算出手段、3・・・・・・操作部、
4.・・・・・・最適始動時刻算出手段、5・・・・・
・制御定数算出手段、7・・・・・制御対象。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 イ″−−f+左!埠晋11tス 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. サンプリング周期ごとに制御対象の制御量と目標値との
    偏差を算出する偏差量算出手段と、操作部作動開始時に
    操作量を最大にし、前記制御対象の前記制御量のステッ
    プ応答特性を測定し、比例ゲイン、時定数、むだ時間を
    算出する制御定数算出手段と、次回の操作部作動開始時
    刻を前記偏差量算出手段より算出した前記偏差と前記制
    御定数算出手段より算出した比例ゲイン、時定数および
    むだ時間と前記制御量が前記目標値に達することが要求
    される時刻とから算出する最適始動時刻算出手段とから
    なる最適始動制御装置。
JP60233760A 1985-10-18 1985-10-18 最適始動制御装置 Expired - Lifetime JPH0677202B2 (ja)

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JP60233760A JPH0677202B2 (ja) 1985-10-18 1985-10-18 最適始動制御装置

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JPS6293702A true JPS6293702A (ja) 1987-04-30
JPH0677202B2 JPH0677202B2 (ja) 1994-09-28

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03102504A (ja) * 1989-09-18 1991-04-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディジタル制御装置
WO2022003797A1 (ja) * 2020-06-29 2022-01-06 三菱電機株式会社 空調機、制御装置、空調システム及び空調方法
CN114110916A (zh) * 2021-11-23 2022-03-01 珠海格力电器股份有限公司 空调水阀运行状态的检测方法、装置、存储介质及空调

Cited By (4)

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CN114110916B (zh) * 2021-11-23 2023-02-28 珠海格力电器股份有限公司 空调水阀运行状态的检测方法、装置、存储介质及空调

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