JPS6293588A

JPS6293588A - 急速継手

Info

Publication number: JPS6293588A
Application number: JP61164864A
Authority: JP
Inventors: ヘルマン・シユウアルツエンシユタイネル
Original assignee: Thyssen Plastik Anger KG
Current assignee: Thyssen Plastik Anger KG
Priority date: 1985-07-16
Filing date: 1986-07-15
Publication date: 1987-04-30
Also published as: ES295425Y; EP0208850A3; JPH0323798B2; US4696497A; EP0208850A2; DE3525402A1; ES295425U

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、作用状態で係止され、一方の管端部等が他方
の管端部等を挿入するためのスリーブを備えている急速
継手、例えば、流体導管を相互連結または接続短管ある
いは容器接続部に連結するため、電気的なケーブル、機
械部品等を相互連結するための継手に関する。

〔従来の技術〕

管等のための急速継手は公知である。この急速継手は、
そのケーシングにスナップ止め可能な保持装置によって
その作用位置に錠止される。この場合、例えば西独国特
許公開第３１４３０１５号公報に図示しであるように、
保持装置は導管のリング状の突起と協働する。他の急速
継手の場合には孔が設けられ、この孔に挿入されたピン
等が互いに差し込まれる管端部の自発的な分離を阻止す
る。

この管継手は複数の欠点がある。例えば、自動車工業の
ような自動的な製作では、製作過程を合理化するために
、ホース、ケーブル等を自動的に作動する装置によって
連結すべきであるが、公知の急速継手はこれに適してい
ない。更に、今まで一般的であった急速継手は異なる材
料で出来ており、連結機構の個々の部品のためにほとん
どが金属と合成樹脂が使用される。他の欠点は、この急
速継手の構造コストが大であり、従って継手が高価であ
ることにある、。

〔発明の目的〕

そこで、本発明は方策を講じようとするものである。本
発明の基礎とする課題は、構造が簡単であり、製作コス
トか安く、製作、組み立て、連結および取り外しを自動
化することができる、管等のための急速継手を提供する
ことである。

〔発明の構成〕

この課題は本発明によれば、一方の管端部のスリーブに
保持リングが挿入され、この保持リングが、スリーブ室
と挿入される管端部との間の隙間内でこの管端部と同心
的に延びる複数の軸方向係止手段を備え、この係止手段
が、差し込まれる管の対応する係止手段に係合し、挿入
される管端部の係止手段の上方に他の半径方向係止−お
よびセンタリング手段が設けられ、この手段がスリーブ
縁の相手方部分に係合することによって解決される。

好ましくは、一方の管端部のスリーブの環状溝に、保持
リングが挿入され、この保持リングが、スリーブ隙間内
で軸方向に延びかつ差し込まれる管端部の方へ斜めに曲
げられた半径方向で弾性的な複数の係１１Ｚフィンガー
を備え、差し込まれる管端部が係止フィンガーを係合さ
せるためのくぼみを備え、かつスリーブ縁の高さ位置に
、偏心して周方向に延びる保持つばを備え、この保持つ
ばが少なくとも一つの切り込みを備え、かつスリーブ縁
の突起に係合する。

保持つばとスリーブ縁の外側の縁が互いに平行に延び、
かっ管壁に対してほぼ同軸から４５度まで傾斜した切り
込みと突起の間で延びていると好都合である。

係止フィンガーの背面が少なくともその曲がった範囲に
、周方向に可動の薄いウェブを備えていると好都合であ
る。

スリーブ室の下方に、シールリングのための環状溝が設
けられていると好都合である。

保持リングが合成樹脂で出来ていると好都合である。

連結すべき管端部の少なくとも一方が合成樹脂で出来て
いると好都合である。

保持っばが差し込み管端部に成形されていると好都合で
ある。

保持リングと、連結すべき両管端部の少なくとも一方が
異なる合成樹脂で出来ていると好都合である。

〔発明の効果〕

これによって、製作が簡単で、製作時の組み立てが迅速
かつ簡単に行えるという利点がある。両管端部の連結は
、係止フィンガーの曲がった端部が管端部のくぼみに係
合するまで軽く圧入することによって行われる。この場
合、同じ工程でその保持つばがスリーブ縁の突起に係合
する。この連結工程は自動化に適している。連結工程は
、係ｉ、Ｉ−位置から管端部を回転させ、他の管端部か
ら軸方向に引き出すことによって行われる連結解除と同
様に、工業用ロボットによって行うことかできる。

それによって、例えば自動車工業におけるように、製作
過程が自動的に行われる場合に、大きな合理化効果が得
られる。なぜなら、流体導管等を互いに連結するためあ
るいは容器に連結するため、またはこの連結を解除する
ために、製作工程で手動操作を省略することができるか
らである。更に、このようにして行われた連結は、漏れ
がなく、形が安定していて、長手方向に摩擦的に、かつ
軸方向と半径方向に錠止される。

〔実施例〕

以下、図に示した実施例に基づいて本発明の詳細な説明
する。

第１図の上側には、第１の管端部、いわゆる差し込み管
端部ｌが示しである。この管端部はその端領域に、係止
手段としての複数のくぼみＩａ。

Ｉｂ　（Ｉｃは隠れている）と、偏心的に周方向に延び
る保持つば１ｄを備えている。保持つばの練は切り込み
１ｅからこの切り込みの開口部まで、異なる傾斜角度を
有する。

スリーブ２ａを備えた管端部２が前記差し込み管端部ｌ
に対向している。スリーブ２ａの縁は、差し込み管端部
１の保持つば１ｄの切り込み１ｅのだめの突起２ｂを備
えている。この場合、スリーブ室の側のスリーブの縁は
、保持つば１ｄの縁と同じように傾斜している。

スリーブ２ａの環状１Ｒ２ｄには、保持リング３の係止
フィンガー３ａ、３ｂ、３ｃが挿入されている。この係
止フィンガーは差し込み管端部ｌとスリーブ２ａの内室
のと間の環状隙間２ｅ（第２図参照）に挿入されている
。係止フィンガー３ａ。

３ｂ、３ｃは、くぼみＩａｂ、ｌｃへの係止を容易にす
るために、その端部が差し込み管端部Ｉに向かって内側
へやや曲がっている。係止フィンガー３ａ、３ｂ、３ｃ
の背面は薄壁状のウェブを備えている。

スリーブ２ａの端部に設けられたソールリングは４で示
しである。

第２図は、差し込み管端部１　ｈ＜管端部２のスリ３−
ブ２ａに圧入されて係止された状態の急速継手を示して
いる。差し込み管ｉｔ’ｌｌをスリーブ２ａに圧入する
際に、係止フィンガー３ａ、３ｂ、３Ｃはスリーブ内壁
上で外方へやや押圧され、ウェブ３ｓによって支持され
る。係止フィンガーはくぼみｌａ、Ｉｂ、ｌｃの範囲に
達すると、このくぼみの中に弾性的に入り、それによっ
て両管端部１．２を軸方向において互いに錠止する。半
径方向における管継手部分の保持は、差し込み管端部１
の保持つば１ｄによって行われる。この保持つばは、切
り込み１ｅが突起２ｃに係合することによって、スリー
ブ２ａの縁２ｂに係止される。

管Ｉと２の連結の解除は、図示の実施例では約６０度だ
け一方の管端部を他方の管端部に対して回転させること
によって行われる。一方の管端部、例えば管端部ｌを他
方の管端部に対して相対回転させる際に、係止フィンガ
ー３ａ、３ｂ、３ｃは管端部のくぼみＩａ、Ｉｂ、Ｉｃ
から外れる。この場合、係止フィンガー３ａ、３ｂ、３
ｃの背面の薄壁状のウェブ３ｓが傾き、従って係止フィ
ンガ一端部がくぼみから滑り出ることができる。従って
、軸方向に引っ張ることによって連結を解除することは
不可能である。自発的な解除も不可能である。更に、管
端部ｌを回転させる際に、保持つば１ｄとスリーブ縁２
ｂの間の係止が解除される。

なぜなら、回転によって、管端部ｌが偏心して周方向に
延びる保持つば１ｄ　　−この保持つばの縁は異なる傾
斜角度を有する　−を介してスリーブ縁２ｂ上を滑り、
従って保持つばの切り込みｌｅとスリーブ縁２ｂの突起
２ｃの間の半径方向の保持が解除されるからである。そ
して両管端部は互いに取り外し可能である。

両管端部１２は保持リング３と同様に、合成樹脂で作る
ことができる。特に、保持リング３はポリアミドで作ら
れ、両管端部は例えばＰＶＣで作られる。合成樹脂は差
し込み継手のその都度の使用分野に応じて選択され、管
端部を剛性に形成するかまたはｉｉＪとう性に形成する
かが問題である。

合成樹脂としては、特にポリエーテルスルホンとポリエ
ーテルケトン等が適している。勿論、これらの合成樹脂
材料の代わりに、個々の部品のために他の材料を使用す
ることができる。

管端部１が合成樹脂からなっていると、くぼみｌａ、Ｉ
ｂ、ｌｃと保持っば１ｄは−っの原型プロセスで作るこ
とができる。同じことが、管端部２のスリーブ２ａと保
持リング３にも当てはまる。

本発明は勿論、実施例で説明した使用分野に限定される
ものではない。本発明の対象物は管継手として使用可能
であるだけでなく、電気的なケーブル、機械部品等を連
結するためにら適している。

更に、差し込み管端部ｌが、１２０度の角度をおいて設
けられた係止フィンガー３ａ、３ｂ、３ｃと、対応して
設けられた同じ数のくぼみ１ａ、１ｂ、Ｉｃとを備えて
いる継手に限定されない。すなわち、配置態様を変える
ことかできる。同じことが保持つば１ｄの切り込みＩｅ
と、突起２ｃを備えたスリーブ２ａの縁２ｂの形成にも
当てはま

【図面の簡単な説明】

第１図は管継手の斜視図、第２図は継手範囲の縦断面図
、第３図は第２図のＡ−Ａ線に沿った断面図である。１・・・管端部２・・・管端部２ａ・・・スリーブ２ｂ・・・スリーブ縁２ｅ・・・隙間３・・・保持リング代理人　弁理士　江　崎　光　好代理人　弁理士　江　崎　先　史図面のＩＤ　’ｅ”ｙ　ｉ　”ｈ　′ごにエエフなし）
第１図第２図第３図ＩＯロｑ特許庁長官　黒　［１；　明雄殿１゜　事件の表示昭和６／年特許願第７ｂ例？６１．１号２、　発明の名
称ど２１浬艙青３　補正をする者事件との関係　　出願人４　代理人

Claims

【特許請求の範囲】１、作用状態で係止され、一方の管端部等が他方の管端
部等を挿入するためのスリーブを備えている急速継手、
例えば、流体導管を相互連結または接続短管あるいは容
器接続部に連結するため、電気的なケーブル、機械部品
等を相互連結するための継手において、一方の管端部（
２）のスリーブ（２ａ）に保持リング（３）が挿入され
、この保持リング（３）が、スリーブ室と挿入される管
端部（１）との間の隙間（２ｅ）内でこの管端部と同心
的に延びる複数の軸方向係止手段を備え、この係止手段
が、差し込まれる管（１）の対応する係止手段に係合し
、挿入される管端部（１）の係止手段の上方に他の半径
方向係止−およびセンタリング手段が設けられ、この手
段がスリーブ縁（２ｂ）の相手方部分に係合することを
特徴とする急速継手。２、一方の管端部（２）のスリーブ（２ａ）の環状溝（
２ｄ）に、保持リング（３）が挿入され、この保持リン
グ（３）が、スリーブ隙間内で軸方向に延びかつ差し込
まれる管端部（１）の方へ斜めに曲げられた半径方向で
弾性的な複数の係止フィンガー（３ａ、３ｂ、３ｃ）を
備え、差し込まれる管端部（１）が係止フィンガー（３
ａ、３ｂ、３ｃ）を係合させるためのくぼみ（１ａ、１
ｂ、１ｃ）を備え、かつスリーブ縁（２ｂ）の高さ位置
に、偏心して周方向に延びる保持つば（１ｄ）を備え、
この保持つば（１ｄ）が少なくとも一つの切り込みを備
え、かつスリーブ縁（２ｂ）の突起（２ｃ）に係合する
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の急速継手
。３、保持つば（１ｄ）とスリーブ縁（２ｂ）の外側の縁
（１ｅ）が互いに平行に延び、かつ管壁に対してほぼ同
軸から４５度まで傾斜した切り込みと突起の間で延びて
いることを特徴とする特許請求の範囲第１項または第２
項記載の急速継手。４、係止フィンガー（３ａ、３ｂ、３ｃ）の背面が少な
くともその曲がった範囲に、周方向に可動の薄いウェブ
（３ｓ）を備えていることを特徴とする特許請求の範囲
第１項から第３項までのいずれか一つに記載の急速継手
。５、スリーブ室の下方に、シールリング（４）のための
環状溝（２ｄ）が設けられていることを特徴とする特許
請求の範囲第１項から第４項までのいずれか一つに記載
の急速継手。６、保持リング（３）が合成樹脂製であることを特徴と
する特許請求の範囲第１項から第５項までのいずれか一
つに記載の急速継手。７、連結すべき管端部（１、２）の少なくとも一方が合
成樹脂製であることを特徴とする特許請求の範囲第１項
から第６項までのいずれか一つに記載の急速継手。８、保持つば（１ｄ）が差し込み管端部（１）に成形さ
れていることを特徴とする特許請求の範囲第１項から第
７項までのいずれか一つに記載の急速継手。９、保持リング（３）と、連結すべき両管端部（１、２
）の少なくとも一方が異なる合成樹脂で出来ていること
を特徴とする特許請求の範囲第１項から第８項までのい
ずれか一つに記載の急速継手。