JPS6291658A - 内燃機関の点火時期制御装置 - Google Patents

内燃機関の点火時期制御装置

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JPS6291658A
JPS6291658A JP22969385A JP22969385A JPS6291658A JP S6291658 A JPS6291658 A JP S6291658A JP 22969385 A JP22969385 A JP 22969385A JP 22969385 A JP22969385 A JP 22969385A JP S6291658 A JPS6291658 A JP S6291658A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明は、内燃機関の点火時期制御装置に係わり、詳し
くは車両の発進・加速時に有効な内燃機関の点火時期制
御装置に関する。
[従来の技術] 内燃機関の排気系には、排気中の有害成分、即ち炭化水
素(HC> 、−酸化炭素(CO)、酸化窒素(NOx
’)を無害な二酸化炭素、水、窒素に変換することを目
的として、例えば三元触媒等の触媒装置が設けられてい
る。、このような触媒装置の排気浄化率を良好に保つた
めには、触媒の温度を該触媒が活性化する温度以上に保
持する必要がある。ところが、触媒温度が低い場合、例
えば内燃機関を停止し放置した後の再始動時等には、触
媒が充分活性化していないため、排気の浄化率が著しく
低下した。このような不具合点の対策として、従来より
、内燃機関の冷却水温度を検出し、該冷却水温度に基づ
いて、冷間始動時には、点火時期を遅角側に制御する内
燃機関の点火時期制御¥A買等が提案されている。これ
らの装置は、点火時期を遅角側に制御することにより膨
張行程で緩慢な燃焼が行なわれることにより、後添えが
増加して排気温度が上昇することと、点火時期を遅角側
に制御することにより内燃機関の出力が低下するので、
運転者がスロットルバルブ開度を大ぎく操作して排気の
総量が増加することの両件用により触媒の温度を上昇ざ
往て速やかに触媒を活性化させて排気特性の向上を図る
ように構成されたものである。
[発明が解決しようとする問題点] かかる従来技術としての内燃機関の点火時期制御装置に
は、以下のような問題があった。即ち、 。
(1)車両の発進時には、車両を動かすために定常走行
時よりも大きなトルクが必要になる。ところが、点火時
期を遅角側に制御しているので、スロットルバルブ開度
を大ぎくした状態でも、内燃機関のi〜シルク低い。こ
のため、大きなトルクが要求される急発進を行なう場合
に、スロットルバルブ開度を大きくしても、内燃機関の
出力が不安定で充分なトルクが得られず、特に手動変速
前を描えた車両においてはクラッチの接続が困難である
と共に、クラツナ接続時に過負荷が加わって内燃機関が
停止してしまう場合もあるという問題点があった。
(2)また、車両が極低速で走行している状態から加速
する。場合にも、点火時期の遅角量を定常走行状態と同
一に設定しであるため、上記(1)の場合と同様、スロ
ットルバルブ開度を大ぎくしても加速に必要なトルクが
得られないという問題もあった。
(3)上記(1)、(2>の両問題点の対策として、例
えば内燃機関の回転速度に応じて点火時期の遅角量を増
減するよう構成することもできる。
しかし、このように構成した場合には、例えば内燃機関
の回転速度は低くして変速比を大ぎく設定し、比較的高
速で定常走行しているような場合には、遅角mが小さく
設定されてしまうため、排気温度および排気総伍が低下
して触媒を活性化させることができないという問題も考
えられた。
(4)さらに、発進時に充分なトルクが得られるように
点火時期の遅角量を設定してしまうと、逆に、定常走行
時または高速走行時等に触媒の活性化が充分に行なえな
いという問題点もあった。
本発明は、発進時または極低速からの加速時に充分なト
ルクが1qられると共に、定常走行時には触媒の活性化
を好適に行なう内燃機関の点火時期制御装置の(z供を
目的とする。
1肌Ω里式 [問題点を解決するための手段] 本発明は上記問題を解決するため第1図に例示する構成
をとった。第1図は本発明の内容を概念的に例示した基
本的構成図である。即ら、本発明は第1図に例示するよ
うに、 内燃機1jAM1の負荷と回転速度と温度とを検出する
運転状態検出手段M2と、 上記内燃機関M1の   −温度に 基づいて点火時期の遅角値を算出する遅角値算出手段M
3と、 上記運転状態検出手段M2により検出された負荷と回転
速度とに基づいて基本点火時期を算出し、該基本点火時
期を上記遅角値だけ遅角させて内燃機関の点火を制御す
る点火制御手段M4と、を具備した内燃機関の点火時期
制御装置において、 上記内燃機関M1によって駆動される車両の車速を検出
する車速検出手段M5と、 該検出された車速に応じて、車速か低い程上記遅角値を
より減少補正した補正遅角値の算出を行なう補正遅角値
算出手段M6と、 を備え、 さらに上記点火制御手段M4が上記遅角値に代えて上記
補正遅角値だけ遅角させるよう構成されたことを特徴と
する内燃機関の点火時期制御装置を要旨とするものであ
る。
運転状態検出手段M2とは、内燃機関M1の負荷と回転
速度と温度とを検出するもので必る。例えば、内燃機関
M1の吸入空気母もしくは吸気管内圧力を計測して負荷
を検出し、内燃機関M1のクランク軸もしくはディスト
リビュータのカムシ■・フトの回転角を計測して回転速
度を検出し、さらに、内燃機関M1の冷却水温度を計測
することにより温度を検出するよう構成することもでき
る。。
遅角値算出手段M3とは、内燃機関M1の温度に基づい
て点火時期の遅角値を算出するものでおり、その時々の
冷却水温度と遅角値との関係を規定したマツプもしくは
演算式から遅角値を算出する。また、別の方法として、
始動時にお(プる内燃機関M1の温度に基づいて点火時
期の遅角値を算出し、さらに、始動時からの時間の経過
に従って徐々に上記遅角値を減少させるようにしてもよ
い。
車速検出手段M5とは、上記内燃機関M1によって駆動
される車両の車速を検出するものである。
例λば、内燃機関M1の駆動力を駆動輪に伝達する駆動
軸の所定時間当りの回転角を計測し、該計測値に塁づい
C車両の車速を検出するにう構成することしできる。
補正遅角値節用手段M6とは、上記遅角値算出手段M3
により臨出された遅角値を、上記車速検出手段M5によ
り検出された車速か低い程より減少補正した補正遅角値
を算出するーしのである。例えば、車速が所定値以下の
場合には、上記遅角値を所定の比率だけ減少させ−て補
正遅角値を算出するよう構成してもよい。また例えば、
車速に応じて上記遅角値を所定の関数もしくはマツプに
基づき減少させて補正遅角値を算出するよう構成するこ
ともできる。さらに例えば、車速に応じて、上記遅角値
から所定の定数を減算して補正遅角値を算出する管種々
の構成により実現できる。
点火制御手段M4とは、上記運転状態検出手段M2によ
り検出された負荷と回転速度とに基づいて基本点火時期
を算出し、該基本点火時期を上記補正遅角値だけ遅角ざ
ぜて内燃機関M1の点火を制御するものである。例えば
、点火制御手段M4、上記遅角値算出手段M3および上
記補正遅角値算出手段M6は、各々独立したディスクリ
ートな論理回路として構成することもできる。また、周
知のCPUを中心としてROM、RAMおにびその他の
周辺回路素子と共に論理演算回路として構成され、予め
定められた処理手順に従って上記各手段を実現し、遅角
値、補正遅角値の算出および点火の制御を行なうもので
あってもよい。
[作用1 本発明の内燃機関の点火時期制御装置は、第1図に例示
するように、運転状態検出手段M2により検出された内
燃機関M1の温度に基づいて遅角値算出手段M3は点火
時期の遅角値を紳出し、一方、点火制御手段M4が上記
運転状態検出手段M2ににり検出された負荷と回転速度
とに基づいて基本点火時期を算出して該基本点火時期を
上記遅角値だけ遅角させて内燃機関M1の点火を制御す
るに際し、車速検出手段M5により検出された車速か低
い程、上記遅角値に対してより減少補正した補正遅角値
を補正遅角値算出手段M6が算出し、さらに点火制御手
段M4が上記遅角値に代えて上記補正遅角値だけ基本点
火口、5期を遅角させるよう動く。
即ち、内燃機関M1により駆動される車両の車速か低い
場合には、該内燃機関M1の温度により定まる遅角1i
fXに代えて、該遅角値より小さい補正遅角値だけ点火
時期を遅角する制御が行なわれるのである。
従って本発明の内燃機関の点火時期制御装置は、車両の
発進口4または極低速からの加速l)に内燃機関M1が
充分なトルクを出力し、一方、内燃機関M1の回転速度
を低く保って定雷走行を行なう場合には排気温度を上昇
させるよう動く。以上のように本発明の各構成要素が作
用することにより本発明の技術的課題が解決される。
[実施例〕 次に、本発明の第1実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
本発明の内燃機関の点火時期制御装置を装備したエンジ
ンのシステム構成を第2図に示す。
エンジン1は第2図に示すように、シリンダ2とビス1
ヘン3およびシリンダヘッド4により燃焼室5を形成し
、該燃焼室5には点火プラグ6が配設されている。
エンジン1の吸気系統には、上記燃′jA室5に吸気バ
ルブ7を介して連通ずる吸気ポート8、該吸気ポート8
に接続された吸気マニホールド9、吸入空気の脈動を吸
収するサージタンク10、吸入空気量を調節するスロッ
トルバルブ11が配設されている。
一方、エンジン1の排気系統には、上記燃焼室5に排気
バルブ128介して連通ずる排気ポート13、該排気ポ
ート13に連接されたす1気マニホールド14、排気マ
ニホールド14から排気を導く排気管]5、排気中の有
害成分を浄化する三元触媒1Gが配設されている。
エンジン1の燃料系統は、図示しない燃料タンクおよび
燃料ポンプより成る燃料供給源と燃料供給管および吸気
ボー1へ8近傍に配設された燃料噴射弁17より構成さ
れている。
また、エンジン1の点火系統は、点火に必要な高電圧を
出力するイグナイタ18、図示していないクランク1噛
に連動して上記イグナイタ18で発生した高電圧を各気
筒の点火プラグ6に分配供給するディストリビュータ1
9を有する。
さらに、エンジン1の出力は、図示しないクランク軸か
ら変速機20を介して図示しない駆動4111に伝達さ
れる。
エンジン1は検出器として、既述したスロットルバルブ
11の上流側に設(すられて吸入空気量をh1則するエ
アフロメータ21、該エアフロメータ21内に設けられ
て吸入空気温度を測定する吸気温センサ22、スロット
ルバルブ11に連動して該スロットルバルブ11の開度
を検出するスロツトルポジションセンリ−23、冷却系
統に配設されて冷却水温度を検出する水温セン+、12
4、排気マニホールド14内に設(プられて排気中の残
存酸素濃度をアナログ信号として検出する酸素)農度セ
ンリ−25が備えられている。
また、上記アイス1−リビュータコ9内部には、該ディ
ストリビュータ19のカムシャフトの1/24回転毎に
、即ちクランク角O0から30’の整数倍毎に回転角信
号を出力する回転速度センサを兼ねた回転角センナ26
、上記ディスI・リビュータ19のカムシャフトの1回
転毎に、即ら図示しないクランク軸の2回転毎に基準信
号を1回出力する気筒判別セン927が設(プられてい
る。
さらに、変速1ff20内部には、図示しない駆動軸と
連動する出力軸の回転速度を胴側して車速を検出づる車
速センサ28が配設されている。
上記各レンυにJ:り検出された信号は電子制御装置(
以下単にECUとよぶ)30に入力され、該ECU3O
は各信号に基づいて既jホした燃料噴射弁17d3よび
イグナイタ18を駆動してエンジン1の制御を行なう。
次に、上記ECU3Oの構成を第3図に基づいて説明1
゛る。ECtJ30は、上)ホした各センサにJ:り検
出された各信号を制御プログラムに従って入力および演
算すると共に、既述した各FA器を制御するための処理
を行なうCPU30a、上記制御プログラムおよび初期
データが予め記憶されているROM30b、ECU3O
に入力される各種信号ヤ演亦制御に必要なデータが一時
的に記憶されるRAM30C、エンジン1のキースイッ
チが運転者によってOFFされても以後のエンジン1の
制御に必要な各種データを記憶保持可能なようにバッテ
リによってバックアップされたバックアツプRAM30
d等を中心に論理演算回路として構成され、コモンバス
30eを介して入出ツクポート30f、30g、出カポ
−1〜30hに接続されて外部機器との入出力を行なう
ECU3Oには、既述したエアフロメータ21、水温セ
ンサ24、スロットルポジションロンザ23からの出力
信号のバッファ30i、30j、30kが設けられてお
り、上記各センサの出力信号をCP U 30 aに選
択的に出力するマルチプレクサ30m、アナログ1言号
をディジタル13号に変換するA/D変換器30「)も
配設されている。これらの各信号は入出力ポート30「
を介してCPU30aに入力される。
またECU3Oは、既述した酸素)85度センサ25の
出力信号のバッフr30p、該バッファ30pの出力電
圧が所定電圧以上となった場合に信号を出力するコンパ
レータ30q、既述した気筒判別センサ27、回転角セ
ンサ26の出力信号の波形を整形する波形整形回路30
r、同じく既述した車速セン+L28の出力信号の個数
を計数するカウンタ回路30sを有する。これらの各信
号は、入出力ポート30Ωを介してCPU30aに入力
される。
さらにE CU 30は、既述した燃料噴射弁17およ
びイブ太イタ18に駆動電流を通電する駆動回路30t
、30u@有し、CPU30aは出カポ−1〜30hを
介して上記両駆動回路30t、30Uに制御信号を出力
する。また、出力ポート3ohには、CPU30aによ
り予め設定された所定05刻になると、該CPU30a
に割込み信号を出力するコンベアへレジスタおよびコン
ベアBレジスタが配設されている。なお、ECU3Oは
CPU30aを始めROM30b、RAM30c等へ所
定の間隔で制御タイミングとなるクロック信号を送るク
ロック回路30■も備えている。
次に、第1実施例において上記ECU3Oにより実行さ
れる各処理を、第4図、第5図、第6図、第7図、第9
図、第10図、第11図、第12図に示す各フローチャ
ートに基づいて説明する。
まず、エンジン制御量算出処理について、第4図に基づ
いて説明する。本エンジン制御量算出処理はエンジン1
の運転に伴い所定時間毎に繰り返して実行される。ステ
ップ100では、ECU3O起動後、本処理が1回目の
ものであるか否かが判定される。本処理が1回目のもの
でおる場合には、ステップ102に進み初期設定する処
理が行なわれる。即ち、上述した各入出カポ−1〜およ
び出力ポート30f、30g、30hのイニシレルリセ
ットが行なわれる。次にステップ104に進み、RAM
30cに対してメモリクリアする処理および該RAM3
0c内に設定されるレジスタ、タイマ、フラグ、カウン
タ等に対して初期データをセットする処理が行なわれる
。上記ステップ102.104終了後、もしくは本処理
が2回目以降のものである場合にはステップ106に進
む。
ステップ106では、既述したエアフロメータ21より
吸入空気量を、吸気温センサ22より吸入空気温度を、
回転角センサ26より回転角を、水温センサ24より冷
却水温度T )−I Wを各々検出する処理が行なわれ
る。続くステップ108では、吸入空気iQ、エンジン
回転速度NOおよびエンジン負荷Q/Neを算出する処
理が行なわれる。
即ち、上記ステップ106で検出した吸入空気量と吸入
空気温度より単位時間当りの吸入空気量Q、および回転
角より単位時間当りのエンジン回転速度Neが算出され
る。ここでエンジン回転速度Neは、上記回転角センサ
ー26の出力信号の間隔をRAM30C内に記憶してお
き、その逆数から算出される。エンジン負荷Q/Neは
、上記吸入空気ff1Qを回転速度Neで除して算出さ
れる。次に、ステップ200に進み、点火時期算出処理
里が行なわれる。この点火時期算出処理の詳細について
は後述する。続くステップ300では燃料噴射時間T 
[m5ec]が次式(1)に示すように算出される。
T= (Q/Ne)xKBxKt x (1−+−Kp
 +Kw )・・・(1) 但し、Q/No・・・エンジン負荷[Ω/rev、]K
B・・・吸入空気量に対応する燃料噴射時間の定数Kt
・・・空燃比フィードバック補正係数Kl)・・・高負
荷増量係数 KW・・・冷却水温度THWによる補正係数その竣rN
EXTJへ仇けて本処理を終了する。
以後、エンジン制御に締出処理はエンジン1の運転に伴
い、所定時間毎に繰り返して実行される。
次に、入力処理を第5図に基づいて説明する。
本人力処理は△/D変換か終了する毎に割り込んで実行
される。ステップ400では、今回△/D変換された値
が水温セン4J−24の出力信号で必るか否かが判定さ
れる。水温゛セン゛す24の出力信号である場合には、
ステップ=110に進み、冷却水温度王1−IWをRA
M30c内の所定のエリアに記憶する処理が行なわれる
。続くステップ420では、フラグFthw@値1にレ
ットする処理が行なわれる。その後、ステップ440に
進む。なお、゛フラグFthwは既述したステップ10
4で値Oにリセン1−さtし、FCU30起動後、水温
センサ24の出力信号の第1回目のA/D変換に伴い値
1にセン1〜されるフラグでおる。一方、上記ステップ
400で水温セン1ノ一出力信号以外の信号、即ら、エ
アフロメータ21またはスロットルポジションセンサ2
3のいずれかの出力信号のA/D変換であった場合は、
ステップ430に進む。ステップ430では、エアフロ
メータ21から検出された吸入空気量またはスロットル
ポジションセンサ23から検出されたスロットルバルブ
開度のA/D変換された値が各々予め定められたRAM
30C内の所定のエリアに記″nされた後、ステップ4
40に進む。ステップ440では、次のA/D変換を起
動する処理が行なわれた後、r RE T LJ RN
 Jに扱けて本処理を終了する。以後、本人力処理は、
A/D変換か行なわれる毎に割り込んで実行される。
次に、車速検出処理を第6図に基づいて説明する。本車
速検出処理はECU3O起動後、4[m5ec]毎に割
り込/Vで実行される。ステップ500では、カウンタ
Cdを1だ(プ加算する処理が行なわれる。カウンタC
dは、4 [m5ec]毎に加締されて、)麦jホリ−
る点火時期算出処理において’l [SeC]までの計
時を行なうためのカウンタである。次にステップ510
に進み、車速セン928の出力信号を34数しているカ
ウンタ回路30Sのh1数(10を検出する処理が行な
われる。続くステップ520では車速Vを算出する処理
が行なわれる。即ち、上記ステップ510で検出した計
数値と、該計数が行なわれていた時間とから、駆動軸の
回転速度を求め、該回転速度に基づいて車速Vを算出ザ
る。次に、ステップ530に進み、上記ステップ520
で算出した車速V@RAM30c内の所定のエリアに記
憶する処理が行なわれる。続くステップ540では、車
速センサ28の出力信号を31数しているカウンタ回路
30sをリセットする処理が行なわれた後、rRETU
RNJに扱けて本処理を終了する。以後、本車速検出処
理は4 [m5ec]毎に割り込んで実行される。
次に上述したエンジン制御量算出処理において実行され
る点火時期算出処理について、第7図に基づいて説明す
る。まず、本処理の概要を説明する。
(1)点火時期の遅角値θdの初期値を算出する(ステ
ップ202〜214)。
(2)上記(1)で算出した遅角値θdの初期値をl 
[5ecl毎に、0.1 [℃A]だ(プ進角させる(
ステップ216〜224)。
(3)上記(2)で進角させた遅角値に対して中速補正
処理を行なう(ステップ230)。
(4)基本点火時期θbを咋出し、これを上記(3)で
算出した補正遅角値θdsにより補正して点火時期θi
gを算出する(ステップ240,250)。
次に、本処理の詳細を説明する。ステップ202では、
フラグFthwの状態が判定される。ECU3O起動後
、水温レンリ出力信号の最初のA/D変換が行なわれた
場合には、既述した入力処理のステップ420において
フラグFthwが値1にセン1へされるので、処理はス
テップ204に進む。
ステップ204では、フラグFdの状態が判定される。
フラグ「dはエンジン1の始動時に値Oにリセン1−さ
゛れ、点火時期の遅角値θdの初期値が一旦算出される
と値1にセットされるフラグである。今回は、フラグF
dは始動時に値○にリセンl〜されているので、処理は
ステップ206に進む。
なd3、上記初期値が一旦算出された後は、処理はステ
ップ216に進み、初期値搾出の重複が回避される。ス
テップ206では、フラグ「dを値1にレッl−する処
理か行なわれる。続くステップ207では、冷却水温度
THWがO[’C]以下であるか否かが判定される。冷
却水温度T I−I WがO[°C]以下でおる場合に
は、ステップ208に進み、遅角値の初期値θdを7[
’CA](クランク角)に設定づる処理が行なわれた後
、ステップ216に進む。一方、ステップ207におい
て、冷却水温度丁1〜IWが0 [℃]を上形ると判定
された場合には、ステップ210に進む。゛ステップ2
1Oでは冷却水温度THWが70[’C]未満であるか
否かが判定される。冷却水温度THWか70ビC]未満
でおる場合にはステップ212に進み、遅角値θdの初
期(1白を次式(2)のように算出する処理が行なわれ
た後、ステップ216に進む。
θd=7−T月−IW/10           ・
・・ (2)一方、上記ステップ210において冷却水
温度THWが70[’C]以上であると判定された場合
、または、上述したステップ202においてフラグFt
hwが値Oにリセン[〜されている場合には、ステップ
214に進む。ステップ214では、遅角値Odの初期
値をO[°CA](クランク角)に設定りる処理が行な
われた後、ステップ216に進む。なお、以上説明した
ように、遅角値θdの初期値と冷五〇水温度T I−I
 Wとは第8図に示すような関係がある。即も、冷却水
温度T I−I Wが0 [”C]以下では遅角値Od
の初期値は7ピCA]であり、冷却水温石工1−IWが
O[’C]を上層り70[°C]未満では、遅角値Od
の初期値は徐々に減少し、冷却水温度T I−I Wが
70[°C]以上では遅角値Odの初期値はOビC△]
となっている。このため、第8図に示すような冷却水温
石工1−IWと遅角値θdの初期値との関係を規定した
マツプに基づいて遅角値θdの初期値@締出してもよい
ステップ216て′は、カウンタCdのh1数1直が2
50以上であるか否かが判定される。カウンタCdの(
的は、既述した車速検出処理で4[m5ec ] fo
にカラン1〜アツプされている。このため、’l [s
ec]経過するとカウンタCdの(直は250以上とな
る。いまだ計数が充分でなく、カラン 、夕C1jのI
血が250未満の場合にはステップ230に進む。一方
、1[SeC]経過した場合にはステップ218に進む
。ステップ218ではカウンタCdを値Oにリセン[〜
する処理が行なわれる。
続くステップ220では遅角値θdの初期値を次式(3
)のように進角側に0.1 [’CA]  (クランク
角)だけ進める処理が行なわれる。
θd−θ(1−0,1・・・(3) 続くステップ222では、上記ステップ220で進角さ
Uた遅角値θdが負であるか否かが判定される。遅角値
θdが負でない場合には、ステップ230に進む。一方
、上記ステップ220で遅角値θdを進角させすぎて、
遅角値Odが負になってしまった場合は、ステップ22
4に進む。ステップ224では遅角値θdを値Oに設定
する処理が行なわれる。続くステップ230では、車速
補正処理が行なわれる。
中速補正処理について、第9図に基づいて説明する。車
速補正処理が開始されると、ステップ230aにおいて
車速Vが10 [km/h ] 以下T:”あるか否か
が判定される。なお、車速Vは既)ホした車速検出処理
において算出されている。車速Vが10[km/h]以
下である場合に(、!ステップ230bに進み、上述し
たステップ220で算出した遅角値Odから補正遅角値
OdSを次式(4)のように算出する処理が行なわれる
。その後、rREl’URNjへ扱けて車速補正処理を
終了する。
θUS−θd、y2=(4) 一方、上記ステップ230aで車速■が10[km/h
lを上層ると判定された場合にはステップ230Gに進
み、上述したステップ220て算出した遅角値θdをそ
のまま補正遅角(的θdsとする処理が行なわれる。そ
の後、rRETURNJへ扱けて車速補正処理を終了す
る。
次に第7図に示すステップ240に准み、基本点火時期
θbを算出する処理か行なわれる。即ら、既述したエン
ジン制御開痺出処理のステップ108で算出した負荷Q
/N[!と回転速度Neとに基づいて、予めROM30
b内に記憶されている点火時期マツプより、基本点火時
期θbを算出する。
続くステップ250″Cは、点火時期Oigを算出する
98埋が行なわれる。即も、上記ステップ230で算出
した補正遅角値θdsと上記ステップ240でね出した
基本点火時期θbとから、次式(5〉のようにして点火
口)明θigが算出される。
Oig= Ob−θds           ・・・
(5)その俊、上記点火時開θigをRA M 30 
C内の所定のエリアに記憶して、[RE 1− U R
N Jへ抜りて点火口、1期紳出処理/!−終了する。
その後、制御は既述したエンジン制御得粋出処理に移行
する。
次に、エンジン制御処理について第10図に基づいて説
明する。本エンジン制御処理は、クランク軸か30’回
転リーる毎に、既述した回転角センソ26から出力され
るパルス信号により、上jホした土ンジン制御借専出処
理に割り込/νで実行される。
ステップ600では、回転時間を算出する処理か行なわ
れる。即ら、エンジン回転速度Neを算出するため、前
回のクランク角30’のハ]込みから今回のクランク角
30’の割込みまでの回転に要した時間が算出される。
続くステップ602では、クランク角を算出する処理が
行なわれる。即も、既述した気筒判別センサ27の出力
する基準信号に基づいて、今回の割込みが発生した時点
のクランク角が算出される。次に、ステップ604に進
み、今回の割込みが発生した時点で、第1気筒または第
6気筒のいずれかの気筒のビス[・ンが上死点に到達し
、吸気行程を迎えた気筒があるか否かの判定が行なわれ
る。吸気行程を迎えた気筒かない場合にはステップ61
0に進む。一方、吸気行程を迎えた気筒がある場合には
ステップ606に進む。ステップ606では、吸気行程
を迎えた気筒に対応する燃料噴射弁17を開弁する処理
が行なわれる。これにより、燃料噴射が開始される。続
くステップ608では現在の時刻より、既述したエンジ
ン制御ff1FE出処理のステップ300で算出した燃
料噴射時間下だ(プ経過した後の時刻t1を譚出し、該
時刻t1を出力ボート30[)のコンベアへレジスタに
セットする処理が行なわれる。なお、上記時刻t1は燃
料噴射弁17を閉じる時刻でおる。その後、ステップ6
10に進む。
ステップ610では、今回の割込みが上死点前クランク
角900の割込みであるか否かの判定が行なわれる。今
回の割込みが上死点前クランク角90’の割込みでない
場合りは、ステップ614に進む。一方、今回の割込み
が上死点前クランク角90’の割込みである場合には、
ステップ612に進む。ステップ612では、既述した
エンジン制御凹剛出rS理のステップ200で算出され
た点火時期θigに基づいて、イグナイタ18が一次電
流の通電を遮断する時刻t2を算出して出カポ−;〜3
0へのコンベアBレジスタにセットする処理が行なわれ
る。
次にステップ614に進み、今回の割込みが上死点前ク
ランク角60’の割込みであるか否かが判定される。今
回の割込みが上死点前クランク角600の割込みでない
場合には、rRETURNJへ扱けて本処理を終了する
。一方、今回の割込みが1死点前クランク角60’の割
込みである場合には、ステップ616に進む。ステップ
616ではイグナイタ18が一次電流の通電を再開する
時刻し3を算出して出カポ−1〜30[)のコンベアB
レジスタにセットする処理が行なわれる。その後、rR
ETURNJへ扱()て本処理を終了する。以後、本エ
ンジン制御処理は、クランク軸が30゜回転する毎に起
動される。
次に燃石噴射停th処理を第11図に基づいて説明する
。本燃料噴射停止処理は、既述したエンジン制御処理の
ステップ608でコンベアへレジスタにセラ1〜された
時刻t1と、フリーランニングタイマによって計時され
る時刻とが一致した場合に割り込んで実行される。ステ
ップ700では、既述したエンジン制御処理のステップ
606で開弁された燃料噴射弁17を閉じる処理が行な
われる。これにより、燃料噴射が終了する1、その後、
rRETURNJへ抜【プて水燃料噴射停止処理を終了
する。以後、本処理は上述したように適宜割り込んで実
行される。
次に点火処理について第12図に基づいて説明する。本
点火処理は、既)ホしたエンジン制御処理のステップ6
12でコンベアBレジスタにセラ1〜された時刻t2ま
たはステップ616”′cコンベアBレジスタにセット
された時刻t3とフリーランニングタイマの計時とが一
致した場合に割り込んで実行される。ステップ800で
は、今回の割込みが時刻12との一致によるしのである
か否かの判定が行なわれる。今回の割込みが時刻し2ど
の一致によるものであると判定された場合にはステップ
802に進み、イグナイタ18により一次電流の通電を
遮断する処理が行なわれる。これにより高電圧が発生し
て点火が行なわれる。その後、rRETURNJへ扱(
ブて本98理を終了ザる。一方、上記ステップ800で
今回のに1込みが時刻し3との一致によるものであると
判定された場合にtよステップ804に進み、イグナイ
タ18により一次電流の通電を再開ケる処理が行なわれ
る。これににり点火が終了する。その後、rRETLI
RN」へ扱けて本処理を終了する。以後、水点火処理は
、上jホのような時刻に適宜V]り込んで実行される。
なお、第1実施例においてエンジン1が内燃機関M1と
して、エアフロメータ21と水温センサ24との回転角
センサ26とE CU 30および該FCU30により
実行される98浬(ステップ106)が運転状態検出手
段M2として、ECU3Oと該ECU3Oにより実行さ
れる処理(ステップ202.204,206,207,
208,210.212,214,216,218,2
20゜222.224)が遅角値締出手段M3として、
イグナイタ18とECU3Oと該ECU3Oにより実行
される13ψ(ステップ250,610,612.61
4,616,800,802,804>が点火制御手段
M4として機能する。また、車速センサ28とECLI
30および該ECU3Oにより実行される処理(ステッ
プ510,520.530)が車速検出手段M5として
、ECU3Oと該ECtJ30により実行される処理(
ステップ230a、230b、230c)が補正遅角値
算出手段M6として各々機能する。
以上M1明したにうに第1実施例は水温レンザ24、に
より検出された冷却水温度T HWに基づいて点火0.
1期の遅角値θdの初期値を算出し、該初期値を1[s
ec]fnに0.1 [℃A]  (クランク角)だC
ブ進角ざぜ、さらに進角2¥ぜた遅角値θdを車速ヒン
+#28により検出された車速Vが10[km/h]以
下の時は1/2に減少させた補正遅角値θdsを算出し
、該補正遅角1直θdsだ(プ基本点火時期θbを遅ら
せた点火時期01gにおいて点火を行なうよう構成され
ている。このため、エンジン1の冷間再始動後の発進時
または極低速状態からの加速時には、冷却水温度THW
と胎動後の時間とに基づいて定まる遅角値θdの1/2
の値である補正遅角値OdSだけしか点火時期が遅角さ
れないため、エンジン1は発進もしくは加速に必要とな
る充分なトルクを出力することができるので、発進・加
速時に過負荷がかかってエンジン1が停止するといった
問題を生じることなく、速やかに発進・加速を行なうこ
とが可能となる。
また、車速■が10[km/h]以上となった場合には
補正遅角値θdsは遅角値θdと等しく設定されるため
、点火時期が充分遅角されてtJl気温度が上背するの
で三元触媒]6の活性化を速やかに行なうことができる
次に本発明第2実施例について説明する。第2実施例と
第1実施例の相違点は、車速補正処理が異なることであ
る。このため、システム構成およびその他の各処理に関
づ−る説明は省略し、同一部分又は同一の処理を行なう
ステップは同一符号にて表記する。
第2実施例で実行される車速補正処理を第13図に示す
フローチャートに基づいて説明する。水車速補正処理は
第1実施例で既述した点火時期算出処理のステップ23
01.:おいて実行されるものである。まずステップ2
30dでは車速■が2[km/h]以下であるか否かの
判定が行なわれる。車速■が2[km/h]以下である
と判定された場合には、ステップ230eに進む。ステ
ップ230eでは補正遅角値θdsを遅角値Odより次
式(6)のように算出する処理が行なわれる。
θds−θd/2            ・・・(6
)その後、rRETURNJへ扱けて本処理を終了する
。一方、上記ステップ230d″C巾速Vが2[km/
hlを上形ると判定された場合には、ステップ23Of
に進む。ステップ23Ofでは、車速Vが10[km/
h]未満であるか否かが判定される。車速■が10[k
rn/h]未満で必る場合にはステップ230Qに進む
。ステップ230CIでは補正遅角値θdS8巾速Vと
遅角値θdとから次式(7)のように算出η−る処理が
行なわれる。
θtJs−・θd X((V−2L  16+−0,5
)・・・(7)ぞのj鯰、「1(ヒ「Ul<\JLI友
けて本処理を終−j′する。−h、上記ステップ23O
fにJ3いて車速が10 L km/’ h 4以上で
あると判定された揚台にはステップ230 i)に進む
。ステップ23Q hでは補正遅角1([)+jsを遅
角値Odに等しく設定する処理が行なわれる。その後、
rRETURNuに1友けて本車速補正処理を終了し、
制御は第′1実施例で既述した点火時期算出処理に移行
する。
’c’L ’り、第2実施例にJ3いて、E CU 3
0および該IE CU 30により実行される処理(ス
テップ230d、230e、23Of、230g、23
0h)が補正遅角1tI算出手段M6として機能する。
以上説明したように第2実施例は、車速Vが2f k 
m 、・’h]以下の範囲では補正遅角値θdsを遅角
値θdの1/2に設定し、一方、車速Vが10[km7
/[]]以上の範囲では補正遅角値θdsを遅f(3値
θdと等しく設定し、車速■が2[km/hコを上廻り
10[km/h]未満の範囲では補正遅角値θdsを遅
角値θdの1/2の値がらθdまで徐々に増加さUて補
正するよう構成されている。
このため、車速が極低速の場合のみ補正遅角値Odsを
小ざく設定し、巾速か上昇するに従って補正遅角値θd
sを増加させているので、発進・加速時のドライバビリ
ティと触媒の活性化との両立を図ることが可能になる。
また、補正遅角値θdsが車速の上背に伴い徐々に増加
するため、点火時期の変化が緩慢となるので、エンジン
101〜ルクの急激な変化ににる駆動サージが光/lE
することなく、乗り心地を良好に保つことができる。
なあ、第2実施例では、補正遅角値θdsを遅角値θd
と車速■とから演紳式を用いて算出した。
しかし、例えば、車速Vと補正遅角値Odsとの関係を
規定した第14図に示すようなマツプに基づいて補正遅
角値θds@ 算出するよう構成しても本発明の効果を
奏する。
次に、本発明第3実施例について説明復る。第3実施例
も車速補正処理が異なるのみで、他の構成tよ既述した
第1、第2の両実施例と同様のため、同一部分又は同一
の処理を行なうステップは同一?J号にて表記し、説明
を省略する。
第3実施例で実行される車速補正処理を第15図に示す
フローチャートに基づいて説明する。本車速補正処理は
第1実施例で既述した点火時期篩用処理のステップ23
0G、:if″3いて実行されるものである。まず、ス
テップ2301ては車速Vが2[km/h]以下である
か否かの判定が行なわれる。車速Vが2 [km/h]
以下である場合には、ステップ230jに進む。ステッ
プ230jでは、補正遅角値θdsを8角値θdから次
式(8)のように算出する処理が行なわれた後、ステッ
プ23Qnに進む。
θds−θ(,1−4f°C△]       ・・・
(8)一方、上記ステップ230 iで車速Vが2[k
m/h]をモ廻ると判定された場合には、ステップ23
0kに進む。ステップ230にでは、車速Vが10[k
m/h]未満であるか否かの判定か行なわれる。車速V
が10[km/h]未満て必る場合には、ステップ23
0rr+に進む。ステップ230 rnでは、補正遅角
値θdsを遅角値θdがら次式(9)のように算出する
処理が行なわれた後、ステップ23 Onに進む。
θds−θ(1−2[°C△] ・・・(9)次にステ
ップ23Onでは、上記ステップ230jもしくは23
0mで算出した補正遅角値θdsが負でおるか否かの判
定が行なわれる。補正遅角値θdSが負でおると判定さ
れた場合には、ステップ230pに進み、補正遅角値θ
dsを○[’CA](クランク角)に設定する処理が行
なわれた後、rRETURNJへ扱けて本処理を終了す
る。一方、上記ステップ23Onで補正遅角値θdsが
負でないと判定された場合には、そのままf[ETUR
NJへ仇けて本処理を終了する。
一方、上記ステップ230.にで、車速Vが10[km
/h]以上でおると判定された場合には、ステップ23
0qに進む。ステップ230qでは、補正遅角値θds
を遅角値θdと等しく設定する処理が行なわれた後、r
 RE T LJ RN Jへ俵(プて本車速補正処理
を終了する。その後、制御は第1実施例で既述した点火
時期算出処理に移行する。
なお、第、3実施例においてECU3Oと該ECU3O
により実行される処理(ステップ23or。
230j、230に、230m、23On、2301)
、230q)か補正遅角値算出手段M6として機能する
以上説明したように第3実施例は、車速Vが2[km/
h]以下の場合には遅角値Odを4[°CA]  (ク
ランク角)進角側に補正し、車速V h’< 2[km
/h]を上廻り10[km/h]未満の範囲にある場合
には遅角値θdを2[’CA](クランク角)進角側に
補正し、さらに、車速Vが10[km/h]以上の場合
には補正遅角値Odsを遅角値θdと等しく設定する補
正を各々行なうよう構成されている。このため、待に遅
角値θdが小さい場合には遅角値θdを1/2に補正す
る場合に比べて、補正遅角値θdsは進角側に大きく、
補1されるので、エンジン1のトルクが増大されて、冷
間時の発進もしくは極低速状態から(7)町)、・νを
速やかに行なうことかできる。
また、冷却水温度T I−I Wか上昇した場合でも、
中速Vが10[km/111未満の場合には遅角値θd
を進角側に補正するため、エンジン1の1〜ルクが充分
確保されるので、ドライバビリティが向上する。
以−L本発明のいくつかの実施例について説明したが、
本発明はこのような実施例に何方限定されるしのではな
く、本発明の要旨を逸1税しない仲間内において種々な
る態様で実施し得ること]。工りク論で必る。
発明の効果 以上詳記したように本発明の内燃機関の点火時期制御装
置は、運転状態検出手段により検出された内燃機関の温
度に基づき遅角値算出手段は点火時期の遅角値を紳出し
、一方、車速検出手段により検出された車速か低い程、
補正遅角値締出手段は上記遅角値をより減少補止(−7
た補正遅角値4−蜂出し、さらに点火制御手段が上記運
転状態検出手段により検出されlJ0伺と回転速度とに
塁づいC基本点火時期を算出して該基本点火時期をト記
補正遅角値だけ遅角ざけて内燃機関の点火を制御するよ
う構成されている。このため、中筒の発進時もしくは(
〜低速状態からの加速時等の中1虫が低い場合には点火
l)期の遅角値か小ざく設定されるため、内燃殿関は充
分なトルクを出力するので、加速応答性が向上してドラ
イバビリティを高水7((に維持復ることがでさろとい
う優れた効果を奏する。。
また、大さな変速比を選択して内燃機関の回転速度を比
較的低く保ったまま高い車速で定常走行を行なうような
場合には、点火時期の適切な遅角が行なわれるのでυ[
気湿度が上昇し、触媒を速やかに活性化させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の内容を概念的に例示した基本的構成図
、第2図は本発明第1実施例のシステム構成図、第3図
は同じくその電子制御菰首(「CU)の構成を説明りる
ためのブロック図、第4図、第5図、第6図、第7図は
本発明第1実施例においてECUにより実行される処理
を示す一フロー″1−X7−1〜、第8図は遅角値と冷
却水温[qとの関係4′規定したマツプを示すグラフ、
第9図、第10図、第11図、第12図は本発明第1実
施例に、1.(いてE CU 1.: 、Jζり実行さ
れる処理を示ずフローヂ1−−一1・、第13図は本発
明第2実施例においてE CUにより実行される処理を
示すフローヂ!・−1〜、第14図は補正遅角値と車速
との関係を規定し、1.:マップを示づグラフ、第15
図は本発明第3実施例においてECUにより実行される
処理を示す〕1」−チャートでおる。 Ml・・・内燃機関 M2・・・運転状態検出手段 M3・・・遅角値算出手段 M4・・・点火制御手段 M5・・・車速検出手段 M6・・・補正遅角値締出手段 1・・・エンジン ′18・・・イグナイタ 21・・・エアフロメーウ 24・・・水温ヒンリ 26・・・回転角レン番犬 2B・・・車速しン1ノ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内燃機関の負荷と回転速度と温度とを検出する運転
    状態検出手段と、 上記内燃機関の温度に基づ いて点火時期の遅角値を算出する遅角値算出手段と、 上記運転状態検出手段により検出された負荷と回転速度
    とに基づいて基本点火時期を算出し、該基本点火時期を
    上記遅角値だけ遅角させて内燃機関の点火を制御する点
    火制御手段と、 を具備した内燃機関の点火時期制御装置において、 上記内燃機関によって駆動される車両の車速を検出する
    車速検出手段と、 該検出された車速に応じて、車速が低い程上記遅角値を
    より減少補正した補正遅角値の算出を行なう補正遅角値
    算出手段と、 を備え、 さらに上記点火制御手段が上記遅角値に代えて上記補正
    遅角値だけ遅角させるよう構成されたことを特徴とする
    内燃機関の点火時期制御装置。
JP60229693A 1985-10-15 1985-10-15 内燃機関の点火時期制御装置 Expired - Lifetime JPH0742914B2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55139971A (en) * 1979-04-19 1980-11-01 Nissan Motor Co Ltd Ignition timing controller
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