JPS629020A - 多気筒エンジンのクランクシヤフト - Google Patents

多気筒エンジンのクランクシヤフト

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JPS629020A
JPS629020A JP14540985A JP14540985A JPS629020A JP S629020 A JPS629020 A JP S629020A JP 14540985 A JP14540985 A JP 14540985A JP 14540985 A JP14540985 A JP 14540985A JP S629020 A JPS629020 A JP S629020A
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JP
Japan
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crank
crankshaft
crank arm
driving
sprocket
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JP14540985A
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JPH0794848B2 (ja
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Taichi Ito
太一 伊藤
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野)   ゛ 本発明は自動二輪車などの多気筒エンジンに適したクラ
ンクシャフトに関する。
(従来技術) 一般にこの種の多気筒エンジンは、車体に対してtt置
きに搭載されるが、多気筒であるが改にクランクシャフ
トが長くなり、クランクアームが車体の側方に張り出す
ことになる。すなわち、多気筒エンジン用のクランクシ
ャフトは気筒の数だけピストンのコネクティングロッド
と連結されるクランクピン、およびこれらクランクピン
の両側に連なるクランクアームを有することから@長が
長くなるのであり、クランクケース幅を狭めるためには
クランクシャツ1〜の全長を極力短くする必要がある。
ところで、クランクシャフトに与えられる出力をカムシ
ャフトや発電機に伝達する動力伝達手段としては、クラ
ンクシャツl−に同軸的に削成したスプロケット等の駆
flJ歯車を介して回転駆動ざ往るのが一般的であるが
、このようにすると駆8歯車を削成する分だけクランク
軸全長を長くしなくてはならず、従ってクランクケース
幅がより増大する不具合がある。
すなわち、多気筒エンジンのクランクシャフトにおいて
、特に高出力エンジンの場合−には、強度上、クランク
アームの両側にジャーナル部(軸受)を設けるのが一般
的で、例えば4気筒エン°ジンでエンジン中央にカムシ
ャフトあるいはカムチェーン駆動用のスプロケットなど
を削成した場合、第2番目の気筒と第3fr目の気筒に
対応する組のクランクアーム間のスパンが拡がるため、
第2気筒対応のクランクアームの右側(第1気筒を左端
とする)と第3気筒対応のクランクアームの左側にそれ
ぞれジャーナル部を設け、全部で6個のジャーナル部と
する。
ところが、さらにエンジン全幅を狭くするため従来、ク
ランクシャフト端部に取付けていた発電機(ジェネレー
タ)を、クランクケース背面に取付ける場合、背面に設
けた発電機を駆動するために上記第2気筒対応のクラン
クアームとカムシャフト駆動用のスプロケットの間にギ
ヤまたはスプロケットを削成すると、第2気筒対応のク
ランクアーム右側のジャープル部を設【プられないため
、5個のジャーナル部となる。このため第2気筒対応の
クランクアームの軸受スパンが他の気筒に対応するもの
に比べ広くならざるを冑ない。
このようなりランクシャフトは、例えば特開昭56−1
18523号公報に開示されているが、これを以下第5
図を用いて説明する。la、1b。
2a、2b、3a、3bおよび4a、4bG、tそれぞ
れ第1〜第4気筒に対応した各組の対となったクランク
アーム、5は各気筒のピストンと連結されるクランクピ
ン、6はジャーナル部で、第2気筒と第3気筒に対応す
るクランクアーム対のうち、クランクアーム2bと3a
の間にクランクアーム2b側からジャーナル部と同軸に
発′Fi機駆動用スブロケッl−7、カムシャフト駆動
用スプロケット8およびジャーナル部6が設けられてい
る。なお、クランクアーム3bはジャーナル部6と同軸
であって外周に出力を取出すための駆動歯車9が刻設さ
れている。このように発電機駆動用スプロケット7等を
設けるために、それに隣接する第2気筒に対応する組の
クランクアーム2a、 2bの軸受スパンは他に比べ広
くなる。
一方、クランクアームには回転質量および質量的バラン
スをとるために適度のアンバランスウェイトw、w’が
取付けられ、このアンバランスウェイトw、w’ は通
常、クランクアームに分散してクランクアームと兼用し
て設けられている。すなわち第2気筒および第3気筒に
対応するクランクアーム2b、2aのアンバランスウェ
イトW′部およびクランクアーム3aのアンバランスウ
ェイトW部がジャーナル部6の一方側に膨出した形状を
なし、クランクアーム2aとクランクアーム2bのアン
バランスウェイトの合計とクランクアーム3aのアンバ
ランスウェイトの量は同じとされている。そして、また
第1気筒と第4気筒における内側のクランクアーム1b
および4aは、アンバランスウェイトW部がジャーナル
部6に対して、上記クランクアーム2b、 2aのアン
バランスウェイトW′部およびクランクアーム3aのア
ンバランスウェイトW部とは反対側に膨出した形状をな
している。
いま第6図(b)に承り−ごとく、上記第2気筒に対応
するクランクアーム2a、 2bに注目すると、アンバ
ランスウェイトW′が均等分割されているが、エンジン
運転中は、クランクシレフト回転による慣性力とビスI
−ン、コンロッドを介してのエンジン爆発力がクランク
ピン5にかかる。ところが、この第2気筒対応のクラン
クアーム対の軸受スパンが広いため、この部分のクラン
クピン5にかかる応力、すなわち曲げモーメントは他の
クランクアーム対に比べ高くなる。この応力は第6図(
b)のΔ部において大きく、したがって高速回転エンジ
ンにおいて、この部分で破損に至るおそれがある。
(発明の目的) 本発明は上記従来の問題点に鑑みなされたもので、カム
シャフトや発電機を駆動するためのスプロケットなどを
組となったクランクアームの相U問に並列に設置して軸
受を省きクランクシャフト全長の短縮を図るとともに、
軸受間が広がってちクランクピンにかがる応力を軽減で
き堅牢性の向上ヲ図ることができる多気筒エンジンのク
ランクシ1/フトを提供するものである。
(発明の構成) 本発明の多気筒エンジンのクランクシャフトは、各気筒
のピストンと連結されるクランクピンおよびこれらクラ
ンクピンのそれぞれの両側に連なる複数組の対になった
クランクアームならびにジャーナル部を備えた多気筒エ
ンジンのクランクシャフトにおいて、少なくとも1つの
隣り合う気筒に対応するクランクアーム相互間に1個の
ジャーナル部とカムシャフトなどを駆動するためのスプ
ロケットなどの駆動手段を並設するとともに、上記駆動
手段が隣接する側の組のクランクアームに設けるバラン
スウェイトを、上記駆動手段に近い方を軽く、上記駆動
手段から遠い方を重くしたものである。
この構成により、駆動手段が隣接する組のクランクアー
ムの雨音間の軸受が省かれて軸受スパンが広くなったに
も拘らず、クランクピンにかかる曲げ応力は軽減される
ものである。
(実施例) 以下本発明を自動二輪車の4気筒4サイクルエンジンに
実施した場合について第1図〜第4図により説明する。
これらの図において前述と同番号は同部材を示し、20
は多気筒エンジンのシリンダブロック、21〜24は合
気tifiI+のシリンダ、25は各シリンダ内に収容
されたピストン、26はコンロッドであり、30はクラ
ンクシャフト、31はクランクケースで、このクランク
シャフト30の各ピン5に上記コン0ツド26が連結さ
れ、またジャーナル部6がクランクケース31内に設け
られた軸受に軸支されている。駆動歯車9にはクランク
ケース31の後方に配設されたミッションケース内に段
重ノられた被駆動歯車9′が噛合している。また、発T
i機駆動用スプロケット7、カムシーシフト駆動用スプ
ロケット8などの駆動手段にはクランクケース31の背
面に取付けた発電機およびカムシャフトに出力を伝達す
るためのチェインあるいはギヤ等の伝達手段くいずれも
図示せず)が連結されている。
そしてクランクシャフト3oにおいて隣り合う第2気筒
と第3気筒に対応する対になった各組のクランクアーム
32a、3bおよび3a、3bのうち互いに向かい合う
クランクアーム32bと38の間に、クランクアーム3
2b側から発電機駆動用スプロケット7、カムシャフト
駆動用スブ[1ケツト8およびジャーナル部6が並設さ
れている。
また発Ti機駆動用スプロケット7が隣接する側の他の
対になったクランクアーム32a、32bのうら、発電
機駆動用スプロケット7に近い方のクランクアーム32
bにはバランスウェイトを付けず、発電機駆動用スプロ
ケット7に遠い方のクランクアーム32aにはアンバラ
ンスウェイトWを付けている。すなわち第3図、第4図
に示されるごとく、クランクアーム32aにはアンバラ
ンスウェイトWが設けられ、クランクアーム32bはジ
ャーナル部6と同軸で円盤状とし、アンバランスウェイ
トWを設けていない。なお、このアンバランスウェイト
Wのかけ方としては、発電vi駆動用スプロケット7に
近い方のクランクアーム32b側を軽くし、発電機駆動
用スプロケット7から遠い方、ずなわち直隣接して一方
(左側)にジャーナル部6を有するクランクアーム32
a側を重くすればよい。そしてこのように軽重をもたせ
たアンバランスウェイトWの合計が従来の均等分割の場
合の合計と略同−となるように設定する。
このようにアンバランスウェイトWを配分したクランク
アーム32a、32bの部分を第6図(a)に示す。こ
の図からも明らかなように、対になったクランクアーム
32a、32bの軸受スパンは広がるが、左側のジャー
ナル部6がら遠いクランクアーム32bにはアンバラン
スウェイトWを付けていない(あるいは軽くしている)
ため、クランクピン5にかかる曲げモーメント応力は、
従来のものに比し大幅に軽減する。従って従来のように
クランクアーム32a、32bとクランクピン5との境
界部において破損に至るおそれは大きく低減される。
なお、上記実施例では4気筒4ナイクルエンジンについ
て説明したが、この例に限られず3気筒あるいは6気筒
であってらよく、また2サイクルのエンジンであっても
よい。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、隣り合う゛気筒に対応す
るクランクアーム相互間に1個のジャーナル部とカムシ
ャフトなどを駆動するための駆動手段を並設し、かつこ
の駆動手段が隣接する側の一対のクランクアームに付け
るバランスウェイトを、駆動手段に近い方を軽く、遠い
方を重くしたことにより、他の装置を駆動するための手
段をクランクシャフト中に設けたにも拘らず、クランク
シャフトが長くなることはなく、全長を短くしたいとの
要求を満足させることが可能で、さらに上記一対のクラ
ンクアームに直隣接するジャーナル部から遠いアームの
ウェイトが小さくなるため、上記クランクアームと駆動
手段の間のジャーナル部を省いて軸受スパンが広くなっ
たにも拘らず、クランクピンに加わる曲げモーメント応
力は軽減され、したがって、クランクピンとクランクア
ームの結合部での破損を発生するJ3それは低減され、
クランクシャフトの堅牢性が向上し、高信頼性を確保す
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の多気筒エンジンのクランクシャフトの
一実施例を示す部分断面図、第2図は同クランクシャフ
トの平面図、第3図は第2図■−■線断面図、第4図は
第3図IV−IV線断面図、第5図は従来のクランクシ
1!フトの平面図、第6図(a) (b)はそれぞれ本
発明と従来のクランクシ1?フトの要部平面図である。 5・・・クランクピン、6・・・ジャーナル部、7・・
・発電機駆動用スプロケット(駆動手段)、8・・・カ
ムシャツI・駆動用スブ[1クツト(駆動手段)、30
・・・クランクシャフト、32a、32b・・・クラン
クアーム。 特許出願人    Vマハ発動機株式会社代 理 人 
   弁理士  小谷悦司同      弁理士  長
1)正 量      弁理士  板谷康夫 第  1  図 第  2  図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、各気筒のピストンと連結されるクランクピンおよび
    これらクランクピンのそれぞれの両側に連なる複数組の
    対になったクランクアームならびにジャーナル部を備え
    た多気筒エンジンのクランクシャフトにおいて、少なく
    とも1つの隣り合う気筒に対応するクランクアーム相互
    間に1個のジャーナル部とカムシャフトなどを駆動する
    ためのスプロケットなどの駆動手段を並設するとともに
    、上記駆動手段が隣接する側の組のクランクアームに設
    けるバランスウェイトを、上記駆動手段に近い方を軽く
    、上記駆動手段から遠い方を重くしたことを特徴とする
    多気筒エンジンのクランクシャフト。
JP60145409A 1985-07-02 1985-07-02 多気筒エンジンのクランクシヤフト Expired - Lifetime JPH0794848B2 (ja)

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JP60145409A JPH0794848B2 (ja) 1985-07-02 1985-07-02 多気筒エンジンのクランクシヤフト

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JPS629020A true JPS629020A (ja) 1987-01-17
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56118523A (en) * 1980-02-25 1981-09-17 Yamaha Motor Co Ltd Multicylinder engine for motor-cycle
JPS5922326U (ja) * 1982-08-03 1984-02-10 本田技研工業株式会社 2サイクル多気筒内燃機関

Patent Citations (2)

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JPS5922326U (ja) * 1982-08-03 1984-02-10 本田技研工業株式会社 2サイクル多気筒内燃機関

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