JPS628701Y2 - - Google Patents

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JPS628701Y2
JPS628701Y2 JP15184781U JP15184781U JPS628701Y2 JP S628701 Y2 JPS628701 Y2 JP S628701Y2 JP 15184781 U JP15184781 U JP 15184781U JP 15184781 U JP15184781 U JP 15184781U JP S628701 Y2 JPS628701 Y2 JP S628701Y2
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gas
prevention valve
valve
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JP15184781U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、過流出防止弁付のガスコツク、特
に、コツク本体のガス入口が上部に位置し、ガス
出口が下部に位置した、いわゆる下向きの過流出
防止弁付ガスコツクに関するものである。
壁面に配設するボツクスコツク等のガスコツク
までのガス配管を大別すると、次の三種となる。
壁面に沿つたガス配管が上向きとなるもの。
壁面に沿つたガス配管が下向きとなるもの。
壁面を貫通してガス配管端末部が水平方向と
なるもの。
他方、過流出防止弁付のガスコツクでは、第1
図の如き過流出防止弁が内蔵されているが、この
過流出防止弁は、筒体内に収容された球弁が、通
常は、筒体の上端に設けた弁座口の下方に位置
し、過流出状態においては、ガス流によつて持ち
上げられて弁座口に嵌入せしめられるものである
ことから、前記弁座口が上向きとなるように、過
流出防止弁を内蔵させなければならない。
そこで、上記三つの配管態様において、のも
のでは、ガスコツク本体内のガス流路を、下端部
にガス入口を具備し且、上部にガス出口を具備さ
せた、所謂、上向きの流路に構成し、この上向き
流路内に上記過流出防止弁を挿入すればよい。
ところが、上記,のガス配管態様では、前
記の如く、ガスコツク本体内のガス入口からガス
出口への流路を直線状に構成した場合には、過流
出防止弁を所定の姿勢で内蔵し得ない。言い換え
れば、前記したような過流出防止弁付のガスコツ
クをそのまま,のガス配管端末に取り付ける
と、通常状態において、球弁が弁座口に嵌入して
しまう。
このような不都合を防止するために、の配管
に取り付ける過流出防止弁付のガスコツクとし
て、実開昭56−14264号公報に開示されれたもの
が提案されている。このものでは、ガスコツク本
体内の流路を屈曲させて、この流路内に上向き流
路を具備するようにし、この上向き流路内に過流
出防止弁を内蔵している。
この場合、既述したような過流出防止弁の取付
条件を満足するものとなる。
又、この従来例の考え方をそのまま利用して、
前記従来例のガス入口の上流側に下向き流路を形
成するようにし、この下向き流路の上端に新たに
ガス入口を設ければ、コツク本体内のガス流路が
横S字形に屈曲するものの、過流出防止弁が、所
定の姿勢で内蔵せしめられ、の配管にも取り付
けられる。
ところが、このような場合には、ガスコツク本
体内のガス流路が複雑に屈曲することとなり、コ
ツク本体の製造において、加工工程が極端に多い
ものとなる。
又、ガスコツク本体の高さ(壁面に取り付けた
場合において壁面に直角な方向の高さ)が極端に
高いものとなり、壁面に埋設するタイプのもので
は、薄い壁には埋設できないものとなり、壁面に
添設させるものでは、壁面からの突出高さが大幅
に高くなる。
これは、過流出防止弁を収容するために、ガス
コツク本体内に上向き流路を別個に形成しなけれ
ばならないからであり、この流路形成のために、
その分ガスコツク本体内流路が複雑になるととも
にコツク本体の高さが増加するからである。
本考案は、上記したような、〓ガス入口が上部
に位置し、ガス出口が下部に位置する過流出防止
弁付のガスコツク〓において、ガスコツク本体の
高さを低く抑えられるようにするとともに、ガス
コツク本体内に加工形成すべきガス流路を簡素化
できるようにするため、過流出防止弁自体が上向
き流路構成部となるようにすることをその技術的
課題とする。
上記技術的課題を解決するために講じた本考案
の技術的手段は、〓ガスコツク本体3内に、過流
出防止弁を収容する円柱状の空室5と、下端がガ
ス出口となるとともに途中に閉子8を挿入した縦
流路7とを平行に設け、前記空室5の上部と縦流
路7の上端部とを横向き流路6によつて連通さ
せ、過流出防止弁は、球弁12を収容した筒状主
体の胴部の上端に横向きに弁座口16を開口させ
た構成とし、この筒状主体を、空室5の内周壁及
び底部との間に間隙を有するように収容するとと
もに、前記弁座口形成部を上記横向き流路6に密
嵌させ、空室5の上端部をガス入口とした〓こと
である。
本考案の上記技術的手段は次のように作用す
る。
ガスコツク本体内に加工形成されるガス流路
は、空室5、横向き流路6及び縦流路7となり、
この空室5内に収容された過流出防止弁自体が、
記述した従来例における、上向き流路部を構成す
ることとなる。
すなわち、ガス入口から流入したガスは、過流
出防止弁の外周間隙を降下して筒状主体の下端口
部に達し、この筒状主体内を上昇したあと、横向
き流路6、縦流路7の経路でガス出口に達する。
従つて、過流出防止弁の球弁12は初期状態に
おいては、筒状主体の下端開口部に位置し、過流
出状態においては、上昇移動したあと、横向きに
開口する弁座口16に嵌入する。この弁座口16
は筒状主体の胴部上端に開口しているから、適宜
手段で球弁12が上流側に押し込まれると、筒状
主体に沿つて降下し、初期位置に復帰する。
本考案は上記構成であるから、次の特有の効果
を有する。
過流出防止弁自体が上向きガスコツク本体内
の流路部となり、ガスコツク本体内に、上向き
流路を別個に加工形成する必要がないから、そ
の分、ガスコツク本体の加工が簡単になるとと
もに、ガスコツク本体の高さが低くなる。
次に実施態様について説明する。
本考案の実施態様は、〓過流出防止弁を、弁座
口16を具備する上部主体9と、この下端に着脱
自在に嵌着される筒体10とから構成し、横向き
流路6と対向する壁面に盲栓20を、空室5の底
部に、盲栓22をそれぞれ取り外し自在に装着し
た〓ことである。
この実施態様によれば、次の利点がある。
過流出防止弁の筒体は弁座口を具備する上部
主体と分離可能であり、しかも、該過流出防止
弁を収容する空室の底部に盲栓を設け、さら
に、前記空室の側部にも盲栓を設けているか
ら、過流出防止弁の組込みに際し、上部主体と
筒体を分離して、まず、上部主体を空室の側部
の盲栓側から挿入して上部主体に装着し、爾
後、各盲栓を密栓する。従つて、過流出防止弁
全体を空室の側部の盲栓側から挿入する場合に
比べて該部分の開口部が小さくなり、盲栓も小
型化できる。さらに、このことから、該盲栓を
丸型にしてもコツク本体は大型化しないととも
に丸型盲栓による気密手段も容易になる。
筒体の内径の異なるものを用意することによ
り、過流出防止弁の流量を適宜に設定できる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
本考案実施例のガスコツクは、第2図の如く、
壁面Aに添設固定され、正面に操作つまみBを配
し、上部をガス入口1として下端面からガス管連
結具のプラグ2を突出させるようにした、いわゆ
る下向きのガスコツクである。
このガスコツクの内部構造についてさらに詳述
する。
ガスコツク本体3は、第2図の如く、外装ケー
ス4内に収容されており、該ガスコツク本体内に
上端のガス入口1から、空室5、横向き流路6、
縦流路7、閉子8を経てプラグ2に致るガス流路
が形成されており、空室5内には過流出防止弁が
収容されると共にガス入口1からの流路は該空室
の上端に開口している。
前記過流出防止弁は、第3図の如く、上部主体
9と筒体10とから成り、該筒体内が筒室11と
なつて該筒室内に球弁12が収容され、筒体下端
に架設した線体13により支持されている。ま
た、筒体10の上端には微少範囲のスリツト14
を設け且該筒体の上端内周に凸リブ15を設けて
ある。
他方、上部主体9内には横向きの弁座口16が
設けられ、その上流側には下方に屈曲する筒部1
7を連設して該筒部外周の下端に凹溝18を形成
して該凹溝と筒体10の凸リブ15とを適宜に設
定し、筒体10を筒部17に外嵌させたとき、凸
リブ15が凹溝18に嵌入係止するようになつて
いる。
また、空室5には、横向き流路6と対向する側
壁に透孔19が設けられ、該透孔の大きさを上部
主体9を挿入出来る程度の大きさに設定し、該透
孔を盲栓20を用いて密栓している。
さらに、空室5の底壁にも透孔21を設けて該
透孔に盲栓23を装着してある。
上記した実施例の場合、過流出防止弁の組込み
は、各盲栓20,22を取外した状態で行ない、
まず、上部主体9のみを空室5の側部の透孔19
から挿入し、弁座口16の外周に張設したつば部
23を空室5の内壁にネジ止めし、これにより上
部主体9が空室5内に固定される。
この固定状態では、筒部17は下方を向いて底
壁に対向しており、該底壁の透孔21から、あら
かじめ球弁12を収容した筒体10を挿入して該
筒体の上端部を前記筒部に外嵌すると凹溝18と
凸リブ15の係合により筒体10が上部主体9に
取付けられる。
爾後、盲栓20,22をそれぞれの対応する透
孔19,21に螺着して密栓すると過流出防止弁
の組み込みが完了する。
次に、上記実施例の作用についてさらに詳述す
ると、第3図の状態では、閉子8は閉状態にあ
り、該閉子を90度回動させるとガス入口1からプ
ラグ2への流路が連通し、この時、空室5内に流
入するガスは、上部主体9及び筒体10の外周間
隙を降下した後、筒室11を上昇し弁座口16か
ら横向き流路を経てその下流側に流れる。
プラグ2以下の下流側でゴム管の外れ等の異常
状態が生じると、筒室11内を流れるガス量が急
増し、球弁12が持ち上げられて弁座口16に嵌
入し、ガス流路が遮断される。すなわち、ガスゴ
ム管の外れ等による生ガス放出事故も防止され
る。
爾後、閉子8を全閉に戻し、プラグ2の下流側
のガス回路を正常に戻し、横向き流路6に挿入し
たリセツト杆23を押し込むと、球弁12が弁座
口16から脱出して筒室11内に落下し、再使用
可能となる。尚、リセツト杆23には復帰バネが
付勢されているから、押し込み力を解放すると該
リセツト杆が初期位置に復帰する。
尚、上記に於いて、空室5の側部に設けた盲栓
20の先端が、密栓状態で過流出防止弁の上部主
体9と当接すべく構成すれば、弁座口10の外筒
のつば部23が空室5の一側に当接していること
から、上部主体9は対向面間に挟持される。従つ
て、この場合には、上部主体9のネジ止めが不要
となつて、過流出防止弁の組み込みが一層簡単に
なる。
上記実施例の場合、過流出防止弁は、上部主体
9と筒体10とに分離した状態で組み込むもので
あるから、横向き流路6と対向する透孔19の大
きさは、上部主体9を挿通するだけの開口部であ
ればよく、過流出防止弁組み込みの為の開口部が
小さくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来例に用いる過流出防止弁の断面
図、第2図は本考案実施例の外観側面図、第3図
はその断面図、第4図は過流出防止弁の分解断面
図であり、図中 3……ガスコツク本体、5……空室、6……横
向き流路、8……閉子、9……上部主体、10…
…筒体、11……筒室、12……球弁、16……
弁座口、19……透孔、17……筒部、21……
透孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ガス入口が上部に位置し、ガス出口が下部に
    位置する過流出防止弁付のガスコツクにおい
    て、ガスコツク本体3内に、過流出防止弁を収
    容する円柱状の空室5と、下端がガス出口とな
    るとともに途中に閉子8を挿入した縦流路7と
    を平行に設け、前記空室5の上部と縦流路7の
    上端部とを横向き流路6によつて連通させ、過
    流出防止弁は、球弁12を収容した筒状主体の
    胴部の上端に横向きに弁座口16を開口させた
    構成とし、この筒状主体を、空室5の内周壁及
    び底部との間に間隙を有するように収容すると
    ともに、前記弁座口形成部を上記横向き流路6
    に密嵌させ、空室5の上端部をガス入口とした
    過流出防止弁付ガスコツク。 過流出防止弁を、弁座口16を具備する上部
    主体9と、この下端に着脱自在に嵌着される筒
    体10とから構成し、横向き流路6と対向する
    壁面に盲栓20を、空室5の底部に、盲栓22
    をそれぞれ取り外し自在に装着した実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の過流出防止弁付ガス
    コツク。
JP15184781U 1981-10-13 1981-10-13 過流出防止弁付ガスコツク Granted JPS5856260U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15184781U JPS5856260U (ja) 1981-10-13 1981-10-13 過流出防止弁付ガスコツク

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JP15184781U JPS5856260U (ja) 1981-10-13 1981-10-13 過流出防止弁付ガスコツク

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Publication Number Publication Date
JPS5856260U JPS5856260U (ja) 1983-04-16
JPS628701Y2 true JPS628701Y2 (ja) 1987-02-28

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ID=29944526

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JP15184781U Granted JPS5856260U (ja) 1981-10-13 1981-10-13 過流出防止弁付ガスコツク

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