JP2565484B2 - バルブハンドル用キャップ - Google Patents
バルブハンドル用キャップInfo
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- JP2565484B2 JP2565484B2 JP4098632A JP9863292A JP2565484B2 JP 2565484 B2 JP2565484 B2 JP 2565484B2 JP 4098632 A JP4098632 A JP 4098632A JP 9863292 A JP9863292 A JP 9863292A JP 2565484 B2 JP2565484 B2 JP 2565484B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- handle
- stem
- handle cap
- attached
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Valve Housings (AREA)
- Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)
Description
ップに関し、特にたとえば、計器元弁,マニホールド弁
の均圧弁などの通常運転中には開閉操作を行わないバル
ブに用いられるバルブハンドル用キャップに関する。
ブの一例を示す正面図解図である。このバルブ1は、本
体2を含む。本体2には、横方向に延び、2つの段差部
を有する通路3が形成される。この通路3の中央には、
弁座4が形成される。また、本体2には、弁座4の上方
において、ステム5が、上下方向に延びるように設けら
れる。本体2の上部には、グランドナット6が螺合され
る。そして、ステム5の下部が本体2に螺合される。し
たがって、ステム5は、それを回転することによって、
上下に変位できる。また、ステム5の下端には、弁7が
形成される。さらに、ステム5の上端には、ハンドル8
がナット9で固着される。
ことによって、ステム5とともに弁7が上下に変位し、
弁7と弁座4との間が開閉することによって通路3が開
閉される。
常時開にしておくべきものがある。しかしながら、上記
の従来のバルブは、弁を開もしくは閉に操作する機能と
シールする機能とのみを有しているが、開閉操作ができ
ないようにできず、さらに弁における開の状態を表示で
きなかった。そのため、経験不足の人などは、このよう
な常時開にしておくべきバルブを誤って閉にしてしまう
ことがあった。
ルブを開の状態で開閉操作をできないようにロックで
き、かつ開の状態を表示できる、バルブハンドル用キャ
ップを提供することである。
るためのステムと、ステムの中間部に取り付けられてグ
ランドパッキンを押えるためのグランドナットと、ステ
ムの端部に固着されるハンドルとを有するバルブに取り
付けるためのバルブハンドル用キャップであって、ハン
ドルの端部に配置される第1の鍔部と、ハンドルとグラ
ンドナットとの間に配置される第2の鍔部と、第2の鍔
部の厚み方向に突き出して形成される突起部とを含み、
第2の鍔部と突起部との厚みの合計は、バルブを開いた
状態におけるハンドルとグランドナットとの距離と同じ
か、それよりやや小さくなるように形成され、かつ弾性
材料で形成された、バルブハンドル用キャップである。
を開いた状態におけるハンドルとグランドナットとの距
離と同じか、それよりやや小さくなるように形成される
ので、バルブが開の状態でなければ、バルブにバルブハ
ンドル用キャップを取り付けることができない。また、
バルブハンドル用キャップをバルブに取り付けると、ハ
ンドルを操作することができなくなる。
開閉操作をできないようにロックすることができる。ま
た、この発明にかかるバルブハンドル用キャップによっ
て、バルブが開の状態でロックされていることを表示す
ることができる。
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
る。バルブハンドル用キャップ10は、弾力性のある樹
脂によって形成される。バルブハンドル用キャップ10
は中空半円筒状に形成され、円周面状の側面部12を含
む。側面部12の一端側には、第1の鍔部14が形成さ
れる。また、側面部12の他端側には、第2の鍔部16
が形成される。側面部12,第1の鍔部14および第2
の鍔部16は、薄板状に形成される。そして、側面部1
2,第1の鍔部14および第2の鍔部16によって、バ
ルブハンドル用キャップ10の凹部18が形成される。
また、第1の鍔部14には、半円形の第1の切欠部20
が形成される。第2の鍔部16の厚み方向に突き出し
て、半円柱形の突起部22が形成される。第2の鍔部1
6および突起部22には、半円柱形の第2の切欠部24
が形成される。
り付けたバルブ32を示す正面図解図である。このバル
ブ32は、本体34を含む。本体34には、たとえば水
などの流体を通すための通路36が形成される。この通
路36は、本体34の一方側部から中央部に延びる入口
通路38aと、本体34の中央部で入口通路38aに連
通し上下に延びる中央通路38bと、中央通路38bの
上部から本体34の他方側部に延びる出口通路38cと
を含む。中央通路38bの上方には、開口部40が形成
される。この開口部40の内周側面には、めねじが形成
される。また、中央通路38bの上部には、弁座42が
本体34の内面から盛り上がるようにして形成される。
44が螺合される。ふた44において上下方向には、中
央通路38bに連通する貫通孔46が形成される。この
貫通孔46の下部の内周面には、めねじ48が形成され
る。この貫通孔46には、棒状のステム50が挿入され
る。ステム50の下部には、おねじ52が形成され、こ
のステム50のおねじ52が、貫通孔46のめねじ48
に螺合される。したがって、ステム50を回転すること
によって、ステム50は上下に移動する。さらに、ステ
ム50の下端には、弁54が形成される。弁54は弁座
42に密着可能に形成される。
ット58で固着される。したがって、ハンドル56を回
転することによって、ステム50が上下に移動し、弁5
4を弁座42に接したり弁座42から離したりすること
ができる。そして、弁54を弁座42に接すると通路3
6がふさがれて流体は遮断され、弁54を弁座42から
離せば、流体を入口通路38aから中央通路38bを通
って、出口通路38cへ流すことができる。
パッキン60が設けられ、このグランドパッキン60に
よって、ステム50とふた44との間が密封される。な
お、このグランドパッキン60は、その下方にはめ輪6
2が設けられ、その上部がパッキン押え64によって押
さえられる。さらに、パッキン押え64は、ふた44の
上部に螺合されるグランドナット66で押さえられ固定
される。
部70が形成される。ナット68と突部70との間に
は、押え部72を介してパネル74が挟まれ、バルブ3
2はパネル74に取り付けられる。
ップ10は、ハンドル56の外周を覆うようにして、バ
ルブ32に取り付けられる。このとき、第1の鍔部14
はハンドル56の端部に配置され、第2の鍔部16およ
び突起部22はハンドル56とグランドナット66との
間に配置される。そして、第1の鍔部14と第2の鍔部
16との距離は、ハンドル56の厚みと同じか、それよ
りやや大きくなるように形成される。また、第2の鍔部
16および突起部22の厚みの合計は、バルブ32を開
いた状態におけるハンドル56とグランドナット66と
の距離とと同じか、それよりやや小さくなるように形成
される。突起部22の第2の切欠部24内には、ステム
50が嵌め込まれる。すなわち、第2の切欠部24の内
径は、ステム50の外径と同じか、それよりやや大きく
なるように形成される。
ル76を紐状部78で連結したボールチェーン80が取
り付けられる。ボールチェーン80の先端には、図4に
示すようなU字形の金具82が取り付けられる。金具8
2は、その先端に形成される環状部84を含み、ボール
チェーン80の紐状部78の先に環状部84を連結する
ことによって、ボールチェーン80に取り付けられる。
金具82は、押え部72とパネル74との間に挟んで、
ハンドル56をはずさずに、ふた44に取り付けられ
る。なお、パネル74を使用しない場合には、金具82
は、押え部72と突部70との間に挟んで、ふた44に
取り付けられる。このようにして、バルブハンドル用キ
ャップ10にボールチェーン80を取り付けることによ
って、バルブハンドル用キャップ10をバルブ32から
外しても、紛失する恐れがなくなる。
力性のある樹脂によって形成されているため、バルブハ
ンドル用キャップ10は、嵌め合い部分を広げ気味にし
てハンドル56に嵌め込まれる。そして、取り付けた後
には、バルブハンドル用キャップ10がハンドル56に
密着するので、容易に脱落しない。また、バルブハンド
ル用キャップ10をバルブ32に取り付けると、第2の
鍔部16と突起部22とがハンドル56とグランドナッ
ト66との間に挟まって、ハンドル56を操作すること
ができない。すなわち、バルブ32を開の状態で開閉操
作をできないようにロックすることができる。そのた
め、経験不足の人などであっても、たとえば常時開であ
るバルブ32を誤って閉にしてしまうようなことが起こ
りにくくなる。
は、弾力性のある樹脂によって形成されるので、量産に
適し、バルブ32の寸法のばらつきを吸収できる。さら
に、図3に示すように、「NORMAL OPEN」な
どの表示を施しておけば、バルブ32が開であることを
明確にすることができる。
は、既存のバルブ32を改造することなく取り付けるこ
とができる。さらに、バルブハンドル用キャップ10に
第1の切欠部24が形成されるので、バルブハンドル用
キャップ10を取り付けても、バルブ32の銘板は見え
るようになっている。
解図である。この実施例では、特にボールチェーン80
の先端に、図6に示すようなスナップリング状の金具8
6が取り付けられる。金具86は、その先端に形成され
る引掛部88を含み、ボールチェーン80の紐状部78
の先に引掛部88を連結することによって、ボールチェ
ーン80に取り付けられる。金具86はばね性を有し、
突部70と本体34との間において、ハンドル56をは
ずさずに、ふた44に取り付けられる。
平面図解図である。この実施例では、特にバルブハンド
ル用キャップ10の両端に、樹脂製のベルト100を取
り付けるための突起部90および孔92a,92bが形
成される。ベルト100は、一端側に複数の孔102が
形成され、他端側に大きい端部104が形成される。そ
して、孔92aにベルト100を通して端部104で係
止し、突起部90がベルト100の孔102に挿通され
る。このようにして、ベルト100は、バルブハンドル
用キャップ10に取り付けられ、バルブハンドル用キャ
ップ10は、ベルト100によって、バルブ32に固定
される。さらに、バルブハンドル用キャップ10の孔9
2bには、樹脂製のベルト100の端部104が嵌めら
れる。そして、ベルト100の孔102のうちの1つ
に、樹脂製のベルト100の端部104が嵌められる。
このようにして、バルブハンドル用キャップ10にベル
ト100を取り付けることによって、バルブハンドル用
キャップ10をバルブ32から外しても、紛失する恐れ
がなくなる。なお、図8に示すように、バルブハンドル
用キャップ10をバルブ32に接続するためのベルト1
00は、必ずしも取り付ける必要はない。
を示す正面図解図である。
けた状態を示す図解図である。
る。
である。
る。
す正面図解図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 弁を開閉するためのステムと、前記ステ
ムの中間部に取り付けられてグランドパッキンを押える
ためのグランドナットと、前記ステムの端部に固着され
るハンドルとを有するバルブに取り付けるためのバルブ
ハンドル用キャップであって、 前記ハンドルの端部に配置される第1の鍔部と、前記ハ
ンドルと前記グランドナットとの間に配置される第2の
鍔部と、前記第2の鍔部の厚み方向に突き出して形成さ
れる突起部とを含み、 前記第2の鍔部と前記突起部との厚みの合計は、前記バ
ルブを開いた状態における前記ハンドルと前記グランド
ナットとの距離と同じか、それよりやや小さくなるよう
に形成され、 かつ弾性材料で形成された、バルブハンドル用キャッ
プ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4098632A JP2565484B2 (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | バルブハンドル用キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4098632A JP2565484B2 (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | バルブハンドル用キャップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0634071A JPH0634071A (ja) | 1994-02-08 |
JP2565484B2 true JP2565484B2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=14224887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4098632A Expired - Lifetime JP2565484B2 (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | バルブハンドル用キャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2565484B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4627799B2 (ja) | 2008-12-19 | 2011-02-09 | シーケーディ株式会社 | 手動弁 |
JP5335033B2 (ja) * | 2011-06-06 | 2013-11-06 | 中国電力株式会社 | 終端蓋誤開放防止装置 |
JP5970447B2 (ja) * | 2013-12-26 | 2016-08-17 | 株式会社一ノ瀬 | ボールバルブ |
CN111006061A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-04-14 | 江苏高中压阀门有限公司 | 一种用于水管的旁通快开阀门 |
-
1992
- 1992-03-24 JP JP4098632A patent/JP2565484B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0634071A (ja) | 1994-02-08 |
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Legal Events
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