JPS5921329Y2 - 安全弁付きガスコック - Google Patents

安全弁付きガスコック

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Publication number
JPS5921329Y2
JPS5921329Y2 JP10058481U JP10058481U JPS5921329Y2 JP S5921329 Y2 JPS5921329 Y2 JP S5921329Y2 JP 10058481 U JP10058481 U JP 10058481U JP 10058481 U JP10058481 U JP 10058481U JP S5921329 Y2 JPS5921329 Y2 JP S5921329Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
closure
gas
valve seat
gas cock
Prior art date
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Expired
Application number
JP10058481U
Other languages
English (en)
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JPS587969U (ja
Inventor
国義 大山
Original Assignee
光陽産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 光陽産業株式会社 filed Critical 光陽産業株式会社
Priority to JP10058481U priority Critical patent/JPS5921329Y2/ja
Publication of JPS587969U publication Critical patent/JPS587969U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はガス過流出時にガスの放出を遮断するために
ガスコック内に内装する過流出防止安全弁(以下ガスヒ
ユーズという)におけるガスコックの閉子内部のガス通
路内に装着するガスヒユーズの体弁の復帰(以下リセッ
トという)機構に関するものである。
径内の一般的なヒユーズコックとしては、実開昭53−
48224公報に開示されるものがある。
このものは第3図に示すように、ガスコック本体21内
に閉子22を回動自在に収容し、閉子22の直下のガス
コック本体21内にガスヒユーズ23を固着しこのガス
ヒユーズ23は上部を弁座24、下部を筒体25により
構威し、かつヒユーズ23には体弁26を自由状態に保
持し、又ガスコック本体21内にはガス配管口27かう
ガスヒユーズ23、閉子22、ホース接続口28へと連
絡されるガス通路29を形成する。
このヒユーズコックにおいて過流糸のガスが放出される
ことにより、ガスヒユーズ23の筒体25内に収容され
ている体弁26がガス圧によって上昇作動して弁座24
に圧着してガスの放出を遮断する。
次にガス過流出により弁座24に圧着した体弁26に対
し閉子22を開状態から閉状態へ回動操作することによ
り、閉子22の下端に突出させた突起30が弁座24に
圧着している体弁26に接触し、体弁26を元の状態に
リセットさせる。
このリセット状態を第4図に示す。
しかしながら上記のヒユーズコックにおいてはガスコッ
ク本体21内に閉子22とガスヒユーズ23を上下直列
に、かつ分離させて収容しているためにガスコック本体
21の形状が縦方向に大きくなり、したがってガスコッ
ク本体をガス配管にねじ込む時の回転半径が大きくなっ
て取付工事等において施工性が良くないという問題が生
じる。
本考案の技術的課題は閉子内部にヒユーズ機構部を収容
してガスコック本体をコンパクト化すると共に確実なリ
セット機構を提案することである。
上記の技術的課題を解決するための技術的手段は下向き
の空胴部を持ちかつ前記空胴部内の側壁に弁座を形成し
た閉子をガスコック本体内に内装し、前記閉子の直下の
ガスコック本体内に体弁を収容した弁筒の下方部分を固
定すると共に、この弁筒の上方部分を閉子内に形成され
た空胴部内に収容し、この弁筒の内周に障害突起を突出
させ、かつ過流出のガス流に、よって閉子の弁座を閉塞
した体弁を閉子の回動操作により前記弁座より離脱させ
る突部を、閉位置の閉子の弁座の近傍に位置させて前記
弁筒の上端に一体に形成させることである。
上記の技術的手段は次の様に作用する。
すなわち閉子を開にした状態においては、弁筒の上端の
突起のない部分と閉子の弁座が一致しており、このとき
に過流出のガス流が流れることにより、弁筒内の下部に
収容されている体弁が上昇作動して弁座に密着し、ガス
の放出を遮断する。
次に開状態の閉子を閉状態へ回動操作さ・せることによ
り、弁筒はガスコック本体に固定されているのに対し弁
座に密着している体弁は閉子と共に回動し、全閉状態に
おいて弁座の近傍に位置する弁筒の上端の突起に体弁が
接触して弁座より取り外すされ、体弁が元の状態にリセ
ットされる。
又本考案の弁筒内の障害突起は次の様に作用する。
すなわち最近の省エネルギー型のガス器具はガス器具内
に電磁弁、減圧弁、バーナーから成る構造を有し、この
ガス器具の点火時には電磁弁が瞬間的に開かれるが減圧
弁に応答遅れがあるために短時間に瞬時過大流量のガス
が流れ、このガス器具に従来のヒユーズコックを接続し
て使用すると、前記の瞬時過大流量のガス流によって体
弁が上昇作動してガスを遮断してしまい、ガス器具が使
えない問題が発生する。
しかし上記の問題に対し、本考案においては弁筒の内周
に障害突起を突出させているために、体弁はこの障害突
起に衝突しながら上昇し体弁が弁座に達するまでには充
分に長い時間を要するため、この間に瞬時過大流量が通
過してしまい、体弁はガス流を遮断することなく、上記
の様なガス器具を使用できる。
本考案は次の様な特有の効果を有する。
すなわちヒユーズ機構部を閉子内に収容することにより
従来の閉子とヒユーズ機構部を分離した機構に比較して
、高さ方向で10〜20m/m程度コンパクト化され、
ガスコックの取付施工時においても作業性が向上し、か
つコンパクト化によって材料が減り、原価が安くなる。
以下本考案の実施例を図を参照し説明する。
図中1はガスコック本体であって、内部には閉子2が収
容されており、前記閉子2の直下のガスコック本体1内
のガス通路内には弁筒4の下端が固定されている。
前記弁筒4内には体弁3が自由状態に収容されており弁
筒4の下端に渡した球弁受止杆9により体弁3が保持さ
れている。
次に閉子2の内部には空胴部5が形成されており、該空
胴部5内に閉子2の下端開口より弁筒4が挿入され、収
容されている弁筒4のガスコック本体1内への固定方法
としては、図中においてはねじ込み固定しているが、ガ
スコック本体1と弁筒4に凹凸を設け、該凹凸の嵌合に
よる固定も考えられる。
又閉子2の空胴部5の内径と弁筒4の外径の外内径の差
は閉子2の回動に支障のない範囲で小さくとる。
次に閉子2の空胴部5内の上部側壁には弁座6が開口さ
れており、該弁座6は体弁3が密着するため口径を体弁
3の外径より若干小さいものとする。
弁筒4の上端には突部7が形成されている。前記突部7
により弁座6を閉塞した体弁3を閉子2の回動操作で取
り外すために、突部7の位置は閉状態の閉子2の弁座6
の近傍とする。
弁筒4は内部をガス通路とし、図中の8は遅延効果を持
たせるため弁筒4内に突出させた障害突起であり、該障
害突起8の先端と対面する弁筒4の内面との寸法は体弁
8より若干大きい程度とする。
図中10は閉子2を開閉するためのハンドルを示す。
なお第2図のイにおいては弁筒4の下端の球弁受止杆9
上に静止している体弁3が、閉子2が開位置のときに過
流出のガス流が流れて上昇作動して弁座6に圧接してい
る状態を示している。
次に第2図の口においては閉子2を閉位置へ回動操作し
て弁座6に圧接している体弁3が突部7に接触し、弁座
6より離脱させられて、元の状態ヘリセットした状態を
示している。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の安全弁付ガスコックの一実施例を示し
たもので、第1図は縦断側面図、第2図は閉子の開閉と
安全弁の動作状態を示す断面図、第3図は従来のヒユー
ズコックの断面図、第4図は従来のリセット機構を示す
断面図である。 1〜ガスコック本体、2〜閉子、3〜球弁、4〜弁筒、
5〜空胴部、6〜弁座、7〜突部、8〜障害突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下向きの空胴部を持ち、かつ前記空胴部内の側壁に弁座
    を形成した閉子をガスコック本体内に内装し、前記閉子
    の直下のガスコック本体内に体弁を収容した弁筒の下方
    部分を固定すると共に、この弁筒の上方部分を閉子内に
    形成された空胴部内に収容し、この弁筒の内周に障害突
    起を突出させ、かつ過流出のガス流によって閉子内の弁
    座を閉塞した体弁を閉子の回動操作により前記弁座より
    離脱させる突部を、閉位置の閉子の弁座の近傍に位置さ
    せて前記弁筒の上端に一体に形成した安全弁付きガスコ
    ック。
JP10058481U 1981-07-08 1981-07-08 安全弁付きガスコック Expired JPS5921329Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10058481U JPS5921329Y2 (ja) 1981-07-08 1981-07-08 安全弁付きガスコック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10058481U JPS5921329Y2 (ja) 1981-07-08 1981-07-08 安全弁付きガスコック

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS587969U JPS587969U (ja) 1983-01-19
JPS5921329Y2 true JPS5921329Y2 (ja) 1984-06-22

Family

ID=29895268

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JP10058481U Expired JPS5921329Y2 (ja) 1981-07-08 1981-07-08 安全弁付きガスコック

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JPS587969U (ja) 1983-01-19

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