JPS628473Y2 - - Google Patents

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JPS628473Y2
JPS628473Y2 JP2713982U JP2713982U JPS628473Y2 JP S628473 Y2 JPS628473 Y2 JP S628473Y2 JP 2713982 U JP2713982 U JP 2713982U JP 2713982 U JP2713982 U JP 2713982U JP S628473 Y2 JPS628473 Y2 JP S628473Y2
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JP
Japan
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pipe member
union
pipe
nut
terminal end
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JP2713982U
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JPS58132284U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は管継手に係り、特にエバポレータの
配管接続等に好適な管継手に関する。
従来、エバポレータの配管接続に使用される管
継手Cとしては、第1図(日産自動車株式会社が
1981年に発行した SERVICE MANUAL
「DATSUN 200SX」のHA−24参照)に示すよう
に、一方のパイプ部材P1の終端外周に溶接固定さ
れてなるユニオンUと、断面略C字状に形成され
たナツトN′とから構成されている。
ユニオンUは、その外周に雄ねじ5が刻設され
ているとともに、一方のパイプ部材P1の流路2径
と同一径の孔3が開設されており、該孔3と流路
2が同軸となるようユニオンUは一方のパイプ部
材P1に固定されている。
またナツトN′は、他方のパイプ部材P2の終端
部に突設されたフランジ4と係合して抜出不能に
嵌装されているとともに、該ナツトN′の内周面
には、一方のパイプ部材P1と他方のパイプ部材P2
の接続時に、ユニオンUの雄ねじ5と螺合する雌
ねじ1が刻設されている。
それ故、上記従来の管継手Cを使用して一方の
パイプ部材P1と他方のパイプ部材P2とを接続する
場合には、他方のパイプ部材P2表面及びフランジ
4にグリースやオイルを塗布すると共に、他方の
パイプ部材P2先端とユニオンUとの間にOリング
6を介装し、次にナツトN′とユニオンUとを螺
合して締め付けることにより接続作業は終了す
る。
しかしながら、かかる従来の管継手Cにあつて
は、両パイプ部材P1,P2の接続後に、他方のパイ
プ部材P2表面及びフランジ4に塗布したグリース
やオイルが、他のパイプ部材P2表面とナツト
N′との間隙部7より流れ出し、他の隣接する装
置、例えばエバポレータ等に飛散して付着し、当
該装置の性能が劣化する原因となる等の不具合を
有していた。
この考案は、かかる現状に鑑み創案されたもの
であつて、その目的とするところは、配管接続後
にグリースやオイルが流れ出すことを防止するこ
とができる管継手を提供しようとするものであ
る。
かかる目的を達成するため、この考案にあつて
は、一方のパイプ部材の終端外周に固着されてな
るユニオンと、他方のパイプ部材の終端外周に抜
出不能に嵌装され、上記ユニオン外周に刻設され
た雄ねじと螺合する雌ねじを内周面に刻設してな
るナツトから構成された管継手のナツト内周面に
凹溝を形成し、この凹溝内にオイル吸収材を充填
したものである。
次に第2図と第3図に示す実施例にもとづき、
この考案を詳細に説明する。
第2図に示す管継手Cは、一方のパイプ部材P1
の終端外周に溶接固定されてなるユニオンUと、
断面略C字状に形成されたナツトNとから構成さ
れている。
ユニオンUは、その外周に雄ねじ5が刻設され
ているとともに、一方のパイプ部材P1の流路2の
径と同一径の孔3が開設されており、該孔3と流
路2が同軸となるようユニオンUは一方のパイプ
部材P1に固定されている。
またナツトNは、他方のパイプ部材P2の終端部
に突設されたフランジ4と係合して抜出不能に嵌
装されているとともに、該ナツトNの内周面に
は、一方のパイプ部材P1と他方のパイプ部材P2
の接続時に、ユニオンUの雄ねじ5と螺合する雌
ねじ1が刻設されている。また、このナツトNの
他のパイプ部材P2表面と対面する内周面8には凹
溝9が穿設されており、該凹溝9内にはオイル吸
収材10が充填されている。
それ故、この実施例に係る管継手Cを使用して
一方のパイプ部材P1と他方のパイプ部材P2とを接
続する場合には、他方のパイプ部材P2表面とフラ
ンジ4にグリースやオイル等を塗布すると共に、
他方のパイプ部材P2先端とユニオンUとの間にO
リング6を介装し、次にナツトNとユニオンUと
を螺合して締付けることにより接続作業は終了す
る。この場合、上記他方のパイプ部材P2表面とナ
ツトNとの間隙部7より流出しようとするグリー
スやオイルは、オイル吸収材10に吸収されるの
で、該グリースやオイルが他の隣接する装置に飛
散して付着するのを確実に防止できる。
尚、上記実施例に係る管継手Cは、他方のパイ
プ部材P2の終端が、第3図に示すようにラツパ状
に拡開しているものにも適用できること勿論であ
り、この場合にはOリング6を省略できる他は、
上記実施例と同一構成部分には同一の符号を付し
て、その詳細な説明をここでは省略する。
この考案は、以上の構成を有するので、塗布し
たグリースやオイルが他の隣接する装置に配管接
続後に飛散して付着するのを確実に防止でき、特
にエバポレータの配管接続用管継手として有効で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の管継手の構成を示す断面説明
図、第2図は、この考案の一実施例に係る管継手
の構成を示す断面説明図、第3図は同管継手の他
の使用例を示す断面説明図である。 C……管継手、N,N′……ナツト、P1……一
方のパイプ部材、P2……他方のパイプ部材、U…
…ユニオン、5……雄ねじ、1……雌ねじ、8…
…ナツトの内周面、9……凹溝、10……オイル
吸収材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方のパイプ部材の終端外周に固着されてなる
    ユニオンと、他方のパイプ部材の終端外周に抜出
    不能に嵌装され、上記ユニオン外周に刻設された
    雄ねじと螺合する雌ねじを内周面に刻設してなる
    ナツトとから構成されてなる管継手において、上
    記他方のパイプ部材の外周面と対面するナツトの
    内周面には凹溝を形成し、この凹溝内にオイル吸
    収材を充填したことを特徴とする管継手。
JP2713982U 1982-03-01 1982-03-01 管継手 Granted JPS58132284U (ja)

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JP2713982U JPS58132284U (ja) 1982-03-01 1982-03-01 管継手

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JP2713982U JPS58132284U (ja) 1982-03-01 1982-03-01 管継手

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Publication Number Publication Date
JPS58132284U JPS58132284U (ja) 1983-09-06
JPS628473Y2 true JPS628473Y2 (ja) 1987-02-27

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ID=30039056

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JP2713982U Granted JPS58132284U (ja) 1982-03-01 1982-03-01 管継手

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0426776Y2 (ja) * 1988-03-08 1992-06-26
JP2020180694A (ja) * 2019-04-24 2020-11-05 株式会社フジキン 管継手
JP2020180695A (ja) * 2019-04-24 2020-11-05 株式会社フジキン 管継手

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Publication number Publication date
JPS58132284U (ja) 1983-09-06

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