JP2020180695A - 管継手 - Google Patents

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伊知郎 徳田
匡也 相嶋
Masaya Aijima
匡也 相嶋
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【課題】締結部材と継手部材が共回りすることを防止するスラストベアリングの腐食を抑制することのできる管継手を提供すること。【解決手段】互いに連通する流体通路を有している管状の第1管継手部材1及び管状で端部にフランジ部2aを形成した第2管継手部材2と、第1管継手部材1の端面と第2管継手部材2の端面との間に介在させられる円環状ガスケット4と、第2管継手部材2側から第1管継手部材1を第2管継手部材2に向かって進行させる雌ねじ部3bとフランジ部2aに係合する段部3aを内周面に備えた締結部材3と、フランジ部2aと段部3aとの間に配設される共回り防止用のスラストベアリング5とを備え、締結部材3の段部3a内周面に環状溝3cを形成し、この環状溝3cに、環状のシール部材8を配設するようにしている。【選択図】図1

Description

本発明は、管継手に関し、特にナットの回転に伴って配管が共回りすることを防止するスラストベアリングの腐食を抑制する管継手に関する。
従来、ガスケットを塑性変形させて面シールを行う管継手として、図4(a)に示す構造のものが知られている。この管継手は、互いに連通する流体通路を有している管状で端部に雄ねじ部1bを形成した第1管継手部材1及び管状の第2管継手部材2と、第1管継手部材1の端面と第2管継手部材2の端面との間に介在させられる円環状ガスケット4とを備えており、第2管継手部材側2から第1管継手部材1の雄ねじ部1bに螺合する雌ねじ部3bを備えた締結部材3により、第2管継手部材2と第1管継手部材1とが固定されている(例えば、特許文献1、2)。
このような形態の継手については、シール性能の高さから主に半導体製造装置分野において実績を挙げており、半導体製造装置分野に限らず、水素ソステーション用配管の継手等、屋外での用途にも使用されるようになってきた。
特開2018−17381号公報 特開2014−84886号公報
上記従来の管継手は、締結部材3の螺合によって、第2管継手部材2を第1管継手部材1側に押圧する必要があることから、締結部材3の底面には内側に突出した段部3a、第2管継手部材2の端部には締結部材3の段部3aに係合するフランジ部2aが設けられている。そして、この段部3aとフランジ部2aが接触すると締結部材3の回転に伴って第2管継手部材2が共回りを起こすため、段部3aとフランジ2aの間にスラスト玉軸受からなるスラストベアリング5が配設されている。
このような菅継手を使った配管は、屋内で使用されるときには問題はないものの、屋外で雨水にさらされる場所で使用される場合、図4(b)に示す、第2管継手部材2と締結部材3との隙間Sから継手内に雨水が侵入し、耐食性の低いスラストベアリング5が腐食する場合がある。スラストベアリング5が腐食すると、配管のメンテナンス等の際に菅継手の開放が困難になったり、菅継手が破損したりする場合がある等の問題があった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、締結部材と管継手部材が共回りすることを防止するスラストベアリングの腐食を抑制することのできる管継手を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る菅継手は、
互いに連通する流体通路を有している管状の第1管継手部材及び管状で端部にフランジ部を形成した第2管継手部材と、
第1管継手部材の端面と第2管継手部材の端面との間に介在させられる円環状ガスケットと、
第2管継手部材のフランジ部に係合する段部と第1管継手部材を第2管継手部材に向かって相対的に進行させる雌ねじ部とを内周面に備えた締結部材と、
前記フランジ部と段部との間に配設される共回り防止用のスラストベアリングと、
を備えており、
前記締結部材の段部内周面には環状溝を形成し、該環状溝に環状のシール部材を配設している。
この菅継手は、締結部材の段部内周面に形成した環状溝に環状のシール部材、例えば、Oリングを配し、第2管継手部材と締結部材との間に生じる環状隙間からの雨水の管継手内部への侵入を防止する。
この場合において、第1管継手部材は、締結部材の雌ねじ部側端面と対向する環状段部を備え、前記雌ねじ部側端面と前記環状段部の締結部材側の端面との間に環状のシール部材を設けることができる。
第1管継手部材と締結部材との隙間からの雨水の侵入を、締結部材の段部内周面に形成した環状溝に環状のシール部材によって防ぎ、スラストベアリングの腐食を有効に抑制することができる。
また、第2管継手部材側にも環状のシール部材を設けることで、管継手内への雨水等の侵入をより確実に防ぐことができる。
本発明に係る管継手の1実施形態を示す断面図である。 同管継手の、組込前を示す断面図である。 本発明に係る管継手の別の実施形態を示す断面図である。 従来の管継手を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
<実施形態1>管継手
本実施形態1は、本発明に係る管継手である。この管継手Jは、互いに連通する流体通路を有している管状の第1管継手部材1及び管状で端部にフランジ部2aを形成した第2管継手部材2と、第1管継手部材1の端面と第2管継手部材2の端面との間に介在させられる円環状ガスケット4と、第2管継手部材2のフランジ部2aに係合する段部3aと第1管継手部材1を第2管継手部材2に向かって相対的に進行させる雌ねじ部3bとを内周面に備えた締結部材3と、フランジ部2aと段部3aとの間に配設される共回り防止用のスラストベアリング5とを備えている。そして、本発明に係る管継手Jは、締結部材3の段部3a内周面に環状溝3cを形成し、この環状溝3cに、環状のシール部材8を配設するようにしている。
ガスケット4の両端面は、軸方向に対して直交する平坦面とされており、第1管継手部材1及び第2管継手部材2の端面に形成される環状の突部が押圧されることで変形し、流体通路を流れる流体の外部への漏洩を防止している。
第1管継手部材1及び第2管継手部材の材質は、特に限定するものではなく、ステンレス等の金属材料が用いられ、本実施形態ではSUS316L製である。また、ガスケット4の材質も、特に限定するものではなく、ステンレス等の金属材料の他、非金属製であってもよく、本実施形態では、第1管継手部材1及び第2管継手部材と同様のSUS316Lを使用するようにしている。
<第1管継手部材1及び第2管継手部材>
第1管継手部材1及び第2管継手部材は、対面する端部にガスケット4を押圧する突部を形成する。第1管継手部材1は、第2管継手部材2と対面する端部に雄ねじ部1bを形成し、雄ねじ部1bに近接して段部1aを形成している。この段部1aは、雌ねじ部3b側端面と対面するように構成され、外周面がスパナ等の工具が係合する六角形状をなしている。第2管継手部材2は、第1管継手部材1と対面する端部にフランジ部2aを備えている。
<締結部材>
締結部材3は、外周面がスパナ等の工具が係合する六角形状をした筒状体で、内周面の一端に段部3aが形成され、第2管継手部材2のフランジ部2aと、スラストベアリング5を介在させて係合する。スラストベアリング5は、従来品と同様に内部にボールを備えたスラスト玉軸受け構造をしており、締結部材3の回転を第2管継手部材2に伝えることを防ぎ、共回りを防止している。また、締結部材3の内周面は、段部3aから開放端部に向かって第1管継手部材1の雄ねじ部1bと螺合する雌ねじ部3bが形成されている。そして、段部3aの内周面に環状溝3cを形成し、この環状溝3cには環状のシール部材8が配設される。
<シール部材>
シール部材8は、例えば、Oリングを用いることができ、高圧や腐食性のガスに晒されるものではなく、その材質は特に限定されるものではない。
このシール部材8は、図2に示すように、段部3aに環状溝部3cを2箇所設けることでダブルシールとしてより確実に外部からの雨水等の侵入を防止することができる。
また、第1管継手部材1は、上述したように締結部材3の雌ねじ部3b側端面と対向する環状の段部1aを備えており、この環状の段部1aの雌ねじ部側3bと対面する端面と締結部材3側の端面(雌ねじ部側3b端面)との間に環状のシール部材7を設けることができる。このシール部材7の材質は、も特に限定するものではなく、フッ素ゴムを用いても構わないが、本実施形態においては、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)を用いるようにしている。
このシール部材7は、第1管継手部材1の雄ねじ部1bと締結部材3の雌ねじ部3bとの隙間からの雨水等の侵入を防ぐもので、シール部材8が防ぐ、第2管継手部材2の外周面と締結部材3の段部3aの内周面との隙間ほど雨水等の侵入量は多くなく、管継手Jの取付方向(第1管継手部材1が第2管継手部材2よりも下側に配設される等)によってはシール部材7を設ける必要はない。
上記構成において、締結部材3の外周面及び第1管継手部材1の段部1aを手作業で捻じ込める所まで捻じ込んだ後、スパナ等の工具を用いて締結部材3及び第1管継手部材1を把持し、所定トルクまで締結する。この際、第1管継手部材1及び第2管継手部材2の端面に形成される環状の突部によってガスケット4が押圧変形されるときの、環状の段部1aの端面と締結部3の端面との距離Lより、シール部材7の幅寸法を若干大きくなるように設定し、管継手Jの連結によってシール部材7を圧縮し、シール機能を発揮させる。
シール部材8は、締結部材3の環状溝3cに取り付け、第2管継手部材2に嵌着することでシール機能を発揮することは言うまでもない。
<実施形態2>管継手
本実施形態2は、本発明に係る管継手である。実施形態1との違いは、第1管継手部材1に雄ねじ部1bが形成されておらず、第2管継手部材2の形状と同形状をしている。
第1管継手部材1は、図3に示すように、実施形態1の第1管継手部材1に形成されている雄ねじ部1bを形成しておらず、一端に締結部材3の雌ねじ部3bに螺合する雄ねじ部10bを形成し、他端に表面が六角形状の段部10aを備えた筒状のカップリング部材10を嵌着するようにしている。
カップリング部材10は、内径が第1管継手部材1の配管部分の外径より若干大径で、内周面の適所、本実施形態では段部10aの内側に環状溝10cを形成し、この環状溝10cにOリング等のシール材9を装着し、第1管継手部材1の配管部分の外表面とカップリング部材10の内表面との隙間から雨水等の侵入を防いでいる。
実施形態2に係る管継手では、配管となる管継手部材として別形状のものを用意する必要がなく、カップリング部材を使用することで部品の統一を図ることができる。
以上説明したように、本発明の管継手は、外部からの雨水等の侵入を防止し、耐食性の低いスラストベアリングの腐食を有効に防止することができるから、水素ステーション等の屋外での使用に好適に用いることができる。
1 第1管継手部材
2 第2管継手部材
3 締結部材
4 ガスケット
5 スラストベアリング
6 ナット
7 環状のシール部材
8 環状のシール部材
J 管継手

Claims (2)

  1. 互いに連通する流体通路を有している管状の第1管継手部材及び管状で端部にフランジ部を形成した第2管継手部材と、
    前記第1管継手部材の端面と前記第2管継手部材の端面との間に介在させられる円環状ガスケットと、
    前記第2管継手部材のフランジ部に係合する段部と前記第1管継手部材を前記第2管継手部材に向かって相対的に進行させる雌ねじ部とを内周面に備えた締結部材と、
    前記フランジ部と段部との間に配設される共回り防止用のスラストベアリングと、
    を備えており、
    前記締結部材の段部内周面には環状溝を形成し、該環状溝に環状のシール部材を配設した管継手。
  2. 前記第1管継手部材は、前記締結部材の雌ねじ部側端面と対向する環状の段部を備え、前記雌ねじ部側端面と前記環状段部の締結部材側の端面との間に環状のシール部材を設けた請求項1に記載の管継手。
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