JPS6283590A

JPS6283590A - 管体の接続構造

Info

Publication number: JPS6283590A
Application number: JP22430285A
Authority: JP
Inventors: 斎藤　清
Original assignee: Torii Kasei Co Ltd
Current assignee: Torii Kasei Co Ltd
Priority date: 1985-10-08
Filing date: 1985-10-08
Publication date: 1987-04-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は管体をワンタンチで接続することができる管
体の接続構造に関する。

（従来の技術）従来、大口径の直管あるいはコルゲート管の端部を接続
するのに種々の方法が用いられている。

例えば、管体の各端部に外周方向に延出するフランジを
設け、このフランジをパツキンを介してボルトなどで締
め付けるようにしたもの。

また、コルゲート管の場合には、一対のコルゲート管の
端部間を相互に水濡れ無きよう連結すべく、例えば第３
図に示すように一対のコルゲート管１０ａおよびｆｏｂ
の端縁部周囲を相互に突合せ接合するとともに、該突合
せ部１２近傍の両コルゲート管外周面の周囲にパツキン
材１４を巻付け、さらに、該パツキン材の外側にその断
面形状がコルゲート管の外周面形状に倣った凹凸形状を
成す金属製等の帯状バンド１６を巻付けて締付けて連結
したり、あるいは、第４図に示すごとく突合せした一対
のコルゲート管１０ａおよび１０ｂの突合せ部１２近傍
のコルゲート管の外周面の各窪部１８をシール材２０で
埋め、突合せ部１２近傍の外周面を平滑化すると共に、
この平滑化した突合せ部１２近傍の外周面周囲にパツキ
ン材１４を巻つけ、さらに、該パツキン材１４の外側に
金属製等の平滑な帯状バンド１６を巻付けて締付け、一
対のコルゲート管の端部間を連結している。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、管体の端部にフランジを設けた場合には
、連結作業に多大な労力を要するなどの不具合がある。

一方、コルゲート管を連結した場合には、コルゲート管
の外周面部分が、らせん状の凹凸があって複雑な構造を
しているので、帯状バンド１６とコルゲート管外周面と
の間に挟持されるパツキン材１４がコルゲート管の外周
面になじみにくく、一対のコルゲート管の突合せ部１２
からコルゲート管外周面とパツキン材１４との接合面間
を縫ってコルゲート管中を通る溶液が外部へと漏れ易く
、特にコルゲート管内を圧力をかけて溶液を通した場合
は、上述の連結部から外部へとコルゲート管内から溶液
が漏出するのを避は難かった。また、いずれも複雑な構
造をしていて、コルゲート管の連結作業に多大な時間と
労力を要していた。

（問題点を解決するための手段）この発明に係る管体の接続構造は上記問題点を一掃する
もので、次の構成を備えてなる。

管体の端部に他の管体の端部を挿入嵌合すべく、それぞ
端部に凹凸嵌合部３２ａ、３２ｂを設けるとともに、こ
の凹凸嵌合部の一方に先端方向に開放する開口部（スリ
ット３８）を設け柔軟性を付与し、各管体端部の接続部
分でパツキン３６を挟圧保持するようにしたことを特徴
とする。

（実施例）以下、この発明の好適な実施例を添付図面に基づき詳細
に説明する。

第１図は、２つの管体３０ａ、３０ｂの接続部分を示す
。図面上の管体３０ａ、３０ｂはコルゲート管である。

この管体３０ａ、３０ｂは雌雄嵌合している。

すなわち、管体３０ｂの雌部Ｂと管体３０ａの雄部Ａが
雌雄嵌合している。

管体３０ａの雄部Ａは、管体３０ａの先端部がほぼ直管
状に形成され、さらにこの先端が若干収縮するとともに
、中途部に外周方向に突出する嵌合凸部３２ａが形成さ
れている。また、この嵌合凸部３２ａは先端方向に向か
って低くなるように片矢状に形成されている。

一方、管体３０ｂの雌部Ｂは、はぼ前記雄部Ａに倣うと
ともに、前記雄部Ａに外嵌するような形状に形成されて
いる。

すなわち、雌部Ｂは、前記嵌合凸部３２ａに嵌合する嵌
合凹部３２ｂが形成されるとともに、雌部Ｂの基部に外
周方向に向かうパツキン溝３４ｂが形成されパツキン３
６が保持される。

また、前記雌部Ｂの嵌合凹部３２ｂを含み先端方向に開
放する軸線方向のスリット３８（第２図参照）が形成さ
れ、雌部Ｂ先端が拡縮自在に形成され（柔軟性をもたせ
）、雄部Ａとの着脱を可能にしている。

そして、管体の両端には雄部Ａと雌部Ｂが形成されてい
る。

管体の雌部Ｂおよび雄部Ａは以上のように構成されてい
る。次に、管体の接続動作について説明する。

まず、雌部Ｂのパツキン溝３４ｂにパツキン３６を嵌合
する。

そして、雌部Ｂに雄部Ａを挿入（相対的に）すると、嵌
合凸部３２ａの傾斜面が雄部Ｂ先端および嵌合凹部３２
ｂを押し拡げつつ挿入され、所定位置で雄部Ａの嵌合凸
部３２ａと雌部Ｂの嵌合凹部３２ｂが嵌合し、雌雄嵌合
される。

また、パツキン３６は雄部Ａ先端の直管部分に圧接され
、シール作用をする。

さらに、雌部Ｂの嵌合凹部３２ｂの前後方向の直管部分
をバンド４０．４０で締め付けることにより、一層のシ
ール効果を得ることができる。

また、接続部分を外すには、雌部Ｂの先端を広げるよう
にして、嵌合凸部３２ａと嵌合凹部３２ｂの嵌合状態を
解除し、取り外す。なお、嵌合凹部３２ｂにはスリット
３８が形成されているため、雌部Ｂ先端の拡径が容易で
ある。

なお、上記実施例において、雄部の嵌合凸部および雌部
の嵌合凹部をそれぞれ外周方向に突出するように形成し
たが、軸線方向に突出するよに形成してもよい。

また、パツキンを保持するパツキン溝は、雄部に形成し
ても、あるいは雄部と雌部の両方に形成してもよい。

また、雄部の嵌合凸部およびその先端部分に幅広のスリ
ットを設けるとともに、雌部の嵌合凹部より先端部分に
パツキンを配設するようにしても前記同様の作用、効果
が得られる。

さらに、上記実施例ではコルゲート管について説明した
が、直管についても同様に用い得ることができるのはも
ちろんである。

（発明の効果）この発明は上記のように構成されているので、管体をワ
ンタッチで接続することができる。

したがって、大口径の管体にあっても作業能率を大幅に
増加させることができる等の著効を奏する。

また、接続部分をバンドなどで締め付けることにより一
層のシール効果を得ることができる。

以上、この発明の好適な実施例を挙げて種々説明したが
、この発明が上述した実施例に限定されるものではない
ことはいうまでもなく、発明の精神を逸脱しない範囲内
で多くの改変を施し得ることはもちろんである。

【図面の簡単な説明】

第１図は２つの管体の接続部分を示す部分断面図、第２
図は管体の雌部を示す部分断面図、第３面および第４図
は２つの管体の接続部分を示す部分断面図である。１０ａ、１０ｂ−−−コルゲート管、１２・・・突合せ部、　　１４・・・パツキン材、１６
・・・帯状バンド、　　１８・・・窪部、２０・・・シ
ール材、３０ａ、３０ｂ−管体、３２ａ、３２ｂ・・・凹凸嵌合部、３４ａ、３４ｂ・・・パツキン溝、３６・・・パツキン、　　　３８・　・・スリット、４
０・・・バンド。

Claims

【特許請求の範囲】

１．管体の端部に他の管体の端部を挿入嵌合すべく、そ
れぞれ端部に凹凸嵌合部を設けるとともに、この凹凸嵌
合部の一方に先端方向に開放する開口部を設け柔軟性を
付与し、各管体端部の接触部分でパッキンを挟圧保持す
るようにしたことを特徴とする管体の接続構造。