JPS6283510A - シヤフト構造体及びその製造方法 - Google Patents

シヤフト構造体及びその製造方法

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JPS6283510A
JPS6283510A JP22196485A JP22196485A JPS6283510A JP S6283510 A JPS6283510 A JP S6283510A JP 22196485 A JP22196485 A JP 22196485A JP 22196485 A JP22196485 A JP 22196485A JP S6283510 A JPS6283510 A JP S6283510A
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shaft
diameter portion
cylindrical part
axial direction
small diameter
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JP22196485A
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Tadashi Suzuki
忠 鈴木
Taisuke Nakada
中田 泰輔
Hideo Maekawa
前川 秀雄
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、シャフトに筒状部品を軸方向に移動可能に装
着してなるシャフト構造体及びその製造方法に関する。
〔発明の背景〕
従来のこの種のシャフト構造体にあっては、第19図に
示すように、シャフト1と、該シャフト1の外径りより
大きい内径DIを有する筒状部品2とを夫々個別に成形
し、シャフト1の外周部にその端部から筒状部品2を挿
入し、シャフト1における筒状部品2の両側にピン3,
3′を圧入固定している。そして、ピン3,3′によっ
て筒状部品2がシャフト1から抜けないようにすると共
に、筒状部品2の軸方向の移動範囲を規制することがで
きるようになっている。なお、ピン3,3′の代りに、
止め輪をシャフト1に固定する場合もある。
ところで、上記に示す従来のシャフト構造体は、筒状部
品2をシャフト−1に装着する為、ピン3゜3′若しく
は止め輪からなる支持部品を用いている。
しかし、ピン3,3′を用いた場合、これを圧入する為
の穴をシャフト1に設けなければならず、また止め輪を
用いた場合、これをガイドする為の溝をシャフト1に設
けなければならず、何れにしろシャフト1に機械加工を
施す必要があるので、その加工に手間がかかるばかりで
なく、それだけ部品点数が増えて組付工数がかさみ、そ
のため、コストが高くつく問題がある。この問題は、同
一シャフト1に筒状部品2を複数設ける場合に、いっそ
う著しくなる。
〔発明の目的〕
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、支
持部品を用いなくとも筒状部品をシャフトに装着するこ
とができ、以て部品点数及び組付工数を削減してコスト
ダウンを計ることができるシャフト構造体を提供するこ
とにあり、他の目的はシャフトに筒状部品を確実にかつ
容易に組付けることかできるシャフト構造体の製造方法
を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、シャフトに装着すべき筒状部品を金型成形し
た際、その筒状部品が硬化時に内径寸法に温度収縮を生
じることに注目し、その温度収縮を利用した点にある。
即ち、本発明のシャフト構造体は、外周面に周り止め部
を軸方向に設けてシャフトを形成し、そのシャフトの軸
方向の途中位置に太径部と対応する形状をなす小径部を
形成し、その小径部に筒状部品を軸方向に移動可能に装
着すると共に筒状部品を軸方向と交差方向に周り止めさ
せてなることに特徴を有し、この構成によって支持部品
を用いることなくシャフトに筒状部品を装着するので、
部品点数及び組付工数を削減でき、コストダウンを計り
得る。
また、本発明の製造方法は、外周面に周り止め部を軸方
向に設けた太径部とその太径部と対応する形状をなす小
径部とを有するシャフトを筒状部品成形用の金型にセッ
トし、シャフトの太径部の外周部に筒状部品を成形した
後、筒状部品とシャフトのうち何れか一方を軸方向に押
出してシャフトの小径部に筒状部品を配置させ、次いで
筒状部品を温度収縮させて、シャフト小径部に筒状部品
を軸方向に移動可能に装着すると共に筒状部品を軸方向
と交差方向に周り止めさせることに特徴を有し、これに
よってシャフトに筒状部品を確実にかつ容易に装着する
ことができる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図乃至第18図について説
明する。
この実施例は、第1図乃至第3図に示すように、外周面
に周り止め川面取り1cを有するシャフト1を形成し、
該シャフト1の軸方向の途中位置に小径部1bを形成し
ている。
前記シャフト1は、溶融温度の高い材料例えば金属や合
成樹脂により断面丸い形状に形成され。
その外周面に平滑に形成された周り止め川面取り1cを
軸方向に有している。小径部1bは、第3図に断面図に
て示すように、その外形がシャフト1の太径部1aの断
面積より小さい断面積をなしてその太径部1aと対応す
る形状をなしており、軸方向に適宜の長さLをもって形
成されている。
従って、小径部1bの外周面にも周り止め川面取り1d
を設けている。
このように形成されたシャフト1を、筒状部品2を成形
する金型10にセットし、その金型10に成形材料を注
入することにより、筒状部品2をシャフトの太径部1a
の外周部に成形する。前記筒状部品2は、シャフト1の
材質よりも溶融温度の低い材料、例えばポリアセタール
樹脂から構成されており、シャフト小径部1bの長さと
略同じ長さQで形成される。
前記金型10は、第4図乃至第6図に示すように、スプ
ールブツシュllaを有する取付板11b、中間板11
c、型板lidよりなる上型11と、型板12a。
スペーサブロック12b、エジェクタプレート12c・
12d、エジェクタピン12e、取付板12fよりなる
下型12とによって構成されている。また前記上型】1
の型板lidと下型12の型板12aとには、長尺体1
を挿入する為にシャフト逃げ部10aを形成すると共に
、筒状部品2を成形する為に、ゲート部13と連結され
た製品部10bを形成している。ゲート部13はランナ
一部14を介してスプール部15に連結されている。
前記金型10は、開放時、下型12のシャフト逃げ部1
0aにシャフト1を挿入し、その下型12を上型11に
向かって上昇移動させて型締めすることにより射出成形
する。即ち、第5図に示すように、ノズル16より成形
材料を金型10内に注入すると、成形材料がスプール部
15.ランナ一部14.ゲート部13を経て製品部10
bに充填されることにより、筒−状部品2をシャフト太
径部1aの外周部上に成形する。
しかる後、一定時間の経過によっである程度硬化したと
き、第6図に示すように、下型12を下降させ、エジェ
クタロッド17の上昇移動によってエジェクタプレート
12c、12dエジエクタピン12eが上昇することに
より、第7図に示すようにシャフト1と一体的に筒状部
品2を離型させる。この場合、筒状部品2は温度収縮が
完全に終了していない状態であって、太径部1aの外周
部に成形されるので、その内径が外径部1aの外径りと
等しい状態になっている。従って、離型する時期は、筒
状部品2に温度収縮が終了する前に行う。
かかる離型後、筒状部品2をシャフト1の小径部1bま
で移動装置20によって押出す。該移動装置20は、第
8図に示すように、シャフト1をクランプする為のクラ
ンパー21と、支柱23に軸方向に移動可能に取付け、
かつシャフト1における筒状部品2と対向する位置に配
置したブツシャ22と、該ブツシャ22を筒状部品2と
反対方向に付勢させるばね24と、支柱23においてブ
ツシャ22の軸方向に移動可能に取付け、かつブツシャ
22を押進し得るスライドパー25と、該スライドパー
25と係合し。
かつベース40に回動可能に取付けた操作レバー27と
からなっている。操作レバー27は、その一端をベース
40上に設けたブロック28にピン29によって枢着さ
れ、かつ中間部にスライドパー25の一端に突設したピ
ン31と係合し得る長孔30を有している。
この移動装置20は、クランパー21がシャフト1をク
ランプした状態にあるとき、操作レバー27を矢印A方
向に回動操作すると、スライドパー25が前進してブツ
シャ22を押進させると共に、そのブツシャ22が筒状
部品2を押進させることにより、筒状部品2をシャフト
1における太径部1aから小径部1b上まで押し出すこ
とができるようになっている。
なお、操作ハンドルz7を矢印B方向に回動すると、こ
れに伴ってスライドパー25が後退し、ブツシャ22が
スプリング24の弾性復元力によって元の位置に戻る。
また、この実施例ではスライドパー25の前進によって
ブツシャ22を押進させているが、スライドパー25を
支柱26に回動可能に取付け、スライドパー25を回動
したとき、そのスライドパー25によってブツシャ22
を押進できるように構成することもできる。
移動装置20によってシャフト1の小径部1b上に移動
された筒状部品2は、さらに一定時間が経過すると、冷
却されて収縮するので、第9図に示すように、その内径
り、がシャフト太径部1aの外径りより小さくかつシャ
フト小径部1bの外径dより大きい寸法になると共に、
その長さQがシャフト小径部1bの長さLより短い寸法
となる。
即ち、シャフト太径部1aの外径D〉筒状部品2の内径
D+>シャフト小径部1bの外径dの関係が成り立ち、
かつシャフト小径部1bの長さL〉筒状部品2の長さQ
の関係が成り立つ。
これにより、シャフト小径部1bの外周部に対し、筒状
部品2を軸方向に移動可能に装着することができると同
時に第10図に示すように、筒状部品2においてシャフ
ト周り止め川面取り1cによって形成された部分2′と
シャフト小径部1bの周り止め川面取り1dとが一致す
るので、筒状部品2を軸周りに回転することがないよう
に周り止めさせることができる。
次に、筒状部品2の内径り、が上記の関係になる経緯を
第11図に従って説明する。第11図は筒状部品2の成
形材料、即ちポリアセタール樹脂の特性を示している。
同図において、射出圧力1000kg/cm”、樹脂温
度200℃、金型温度100℃で円筒状部品2を成形し
た場合、樹脂はA1→A2→A3→A4→A5の温度経
過をたどる。ここで、A1−A2は金型10の製品部1
0bに充填、圧縮される過程、A2→A3は保圧される
過程、A3→A4は製品部lOb内で一定時間放置され
る過程、A4は製品部10b内圧力が1気圧になる点(
シャフト太径部1bの外径りと円筒状部品2の内径D1
とが等しくなる)、A4→A5は樹脂の自由収縮過程を
夫々示す。
自由収縮過程A4→A5において、樹脂が金型温度10
0℃まで下がったとき(Tk点)、シャフト1と一体的
な筒状部品2を離型させ、直ちにその筒状部品2を前述
の移動装置20によってシャフト1の小径部1b上まで
移動させ、筒状部品2が常温点A5(この場合は20℃
)まで冷却されることにより、収縮を受ける。即ち、常
温点A5まで樹脂(筒状部品2)の内径り、が収縮する
ことにより、上記のD > D + > d >の関係
が成立する。
その際、ポリアセタール樹脂は、一定条件の下では一定
の割合で収縮する。
従って、筒状部品2の成形材料の特性を把握しておけば
、上記の関係を満足させることができる。
そのため、予めシャフト小径部1bの外径dを、筒状部
品2が温度収縮した時点での内径り、より小さい寸法に
形成しておくと共に、前記小径部1bの長さLを、筒状
部品2の長さQより大きめの寸法に形成しておく。
このように、実施例によるシャフト構造体の製造方法は
、シャフト1の太径部1aの外周部に成形された筒状部
品2を小径部1bまで押出し、筒状部品を温度収縮させ
て、シャフト1の小径部1bに筒状部品2を移動可能に
装着すると共に筒状部品2を軸周りに周り止させるので
、シャフト1に筒状部品2を確実にかつ容易に組付ける
ことができる。
また、実施例によるシャフト構造体は、シャフト1の小
径部1bに筒状部品2を軸方向に移動可能に装着すると
共に、筒状部品2を軸周りに周り止めさせる構成である
外め、筒状部品2がシャフト太径部1aから抜けること
がなく、従って、従来のように支持部品を取付ける為の
機械加工をシャフト1に施すことが不要になるばかりで
なく、部品点数及び組付工数を削減でき、コストダウン
を計り得る。
第12図及び第13図は本発明の第2の実施例を示して
いる。
この実施例において前記第1の実施例と異なるのは、シ
ャフト1が角柱状部材で構成され、その角柱状のシャフ
ト1に筒状部品2を軸方向に移動可能に装着すると共に
、筒状部品2を軸周りに周り止めさせた点にある。
従って、この実施例は、基本的に第1の実施例と同様で
ある為、第1の実施例と同様の効果を得ることができる
他、第1の実施例に比較すると。
角柱状シャフト1の太径部1a’及び小径部1b’の各
辺が周り止め川面取り機能をもつので、太径部1a’を
いちいち機械加工する手間を省くことができる。
第14図及び第15図は本発明の第3の実施例を示して
いる。
この場合は、外周面に周り止め川面取りを有するシャフ
ト1を形成し、そのシャフト1の軸方向の途中位置に太
径部1a’と対応する形状の小径部1b’、lb’を適
度の間隔をもって形成する。
そして、このシャフト1を金型(図示せず)にセットし
1両太径部1a’の外周部に、一方の小径部1b’を取
り囲む形状の筒状部品50を一体的に成形した後、筒状
部品50を固定したままでシャフト1を軸方向に押出し
て夫々の小径部1b’、1b’を筒状部品50の両腕部
51.51まで移動させ、筒状部品50の温度収縮によ
り、小径部1b’、1b′間に筒状部品50を移動でき
るようにしている。
従ってこの実施例は、シャフト1小径部1b′。
lb’間の太径部1a’と筒状部品50との間に適宜の
空間Sを有すると云う複雑な構造のものでも極めて確実
にかつ簡単に製造し得る。
次に1本発明方法によって得られたシャフト構造体を、
磁気記録装置における記録媒体の自動排出機構に適用し
た例を第16図乃至第18図に従って説明する。第16
図において、保持板32上に設けたブロック33に、シ
ャフト構造体のシャフト1を搭載し、該シャフト1を押
える押さえ板34A、34Bをねじ35によってブロッ
ク33に取付けている。前記シャフト1の一端にはドア
レバー36を取付けている。
そして、シャフト1の他端がわに形成した小径部1bに
は、図示しない記録媒体をチャックさせる為のカム機構
を有するカム37を固定すると共に、該カム37と係合
し、かつシャフト構造体の円筒状部品2をなすキツカー
39を装着している。該キツカー39は、第18図に示
すように、シャフト小径部1bを挿通しており、その内
径D1が小径部1b(7)外径dより大きく、かつシャ
フト太径部1aの外径りより小さくなっている。またキ
ツカー39は、これとシャフト1の他端との間に設けた
圧縮ばね40の弾性力によって、前記カム37がわに付
勢されいる。なお、カム37は、シャフト1の小径部1
bに対して挿通状態で成形されることによって固定され
、ここでは記録媒体をチャックさせるカム機構を省略し
ている。
さらに、前記キツカー39には、その一端部にカム37
のキ一部37aと係合し得る切欠部39aを形成し、そ
の周側部にエジェクタ38と係合し得る腕39bを形成
している。前記エジェクタ38は、記録媒体を封入した
ジャケット41を排出するものであって、保持板32上
に矢印C,D方向に摺動可能に取付けられ、かつその上
部と前記押さえ板34Bとに架装した引張りばね42の
弾性力によって矢印り方向に付勢されている。
今、第16図(b)に示すように、キツカー39の腕3
9bがエジェクタ38と係合状態にあるとき、同図(c
)に示すE方向にジャケット41を挿入すると、ジャケ
ット41の先端がエジェクタ38の脚部38bに突き当
ることにより、エジェクタ38はキツカー39と共に矢
印C方向に摺動し、保持板32のラッチ点Gでラッチさ
れることによって停止する。そして、ドアレバー36の
矢印1方向の回転操作によってシャフト1を90’廻す
と、カム37のキ一部37aとキツカー39の切欠部3
9aとが係合しているので、キツカー39は、第16図
(b)に示す鎖線の如く、シャフト1と同方向に回転す
ることにより、その腕39bとエジェクタ38の係合部
38aとの係合が解除され、圧縮ばね40の弾性力によ
ってシャフト1の軸方向、即ちカム37がわに移動する
しかる後、ジャケット41の記録媒体をチェックするこ
とにより、記録媒体に対する読出し及び書込みを行う。
また、ジャケット41を取出す場合は、ドアレバー36
の矢印工方向と反対方向の操作によってシャフト1を元
の位置に戻すと、カム37及びキツカー39も元の位置
に戻る。その際、第11図に示すように、キツカー39
がエジェクタ38の一部Jを押すので、エジェクタ38
はその脚部38bが矢印に方向に傾くと同時に、その後
端部が浮き上がることによって前記保持板32のラッチ
点Gでのラッチが解除され、引張りばね42の弾性力に
よって矢印り方向に引き戻されることによりジャケット
41を排出することができる。
このように、シャフト構造体の円筒状部品2を記録媒体
用自動排出機構のキツカー39に適用すると、キツカー
39を成形した時点で、第7図に示す移動装置20によ
って移動することにより、キツカー39をシャフト1の
小径部1b上に配置できる。
従って、従来のようにシャフト1にキツカー39を組付
けることが不要になるばかりでなく、キツカー用の支持
部品が不要になると共に、その支持部品をシャフト1に
固定する為の加工も不要になる。
しかも、キツカー39を成形したとき、同時にカム37
も成形することが可能になるので、キツカー39とカム
37とを一種類の金型で成形することができると共に、
成形工数及び成形時間を大巾に短縮させることができる
〔発明の効果〕
以上述べましたように、本発明によるシャフト構造体は
、外周面に周り止め部を軸方向に設けてシャフトを形成
し、そのシャフトの軸方向の途中位置に太径部と対応す
る形状をなす小径部を形成し、その小径部に筒状部品を
軸方向に移動可能に装着すると共に筒状部品を軸方向と
交差方向に周り止めさせたので、筒状部品を支持するた
めの支持部品が不要になると共に、その支持部品を固定
する為の加工も不要になり、従って、それだけ部品点数
及び組付工数も削減することができると共に、加工上の
手間を省くことができるので、コストダウンを計ること
ができる利点がある。
また本発明によるシャフト構造体の製造方法は、外周面
に周り止め部を軸方向に設けた太径部とその太径部と対
応する形状をなす小径部とを有するシャフトを筒状部品
成形用の金型にセットし、シャフトの太径部の外周面に
筒状部品を成形した後、筒状部品とシャフトのうち何れ
か一方を軸方向に押出してシャフトの小径部まで筒状部
品を移動させ、次いで筒状部品を温度収縮させて、シャ
フト小径部に筒状部品を軸方向に移動可能に装着すると
共に筒状部品を軸方向と交差方向に周り止めさせるので
、円筒状部品をシャフトに確実にかつ容易に組付けるこ
とができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示すシャフトの正面図
、第2図は第1図の■−■線断面図、第3図は同じく第
1図のIII −III線断面図、第4図は筒状部品成
形用の金型を示す断面図、第5図は筒状部品の成形状態
を示す断面図、第6図は筒状部品の離型状態を示す断面
図、第7図は離型時における円筒状部品とシャフトを示
す断面図、第8図は移動装置を示す正面断面図、第9図
はシャフト構造体を示す説明用断面図、第10図(、)
及び(b)は第9図のX−X線断面図及び同じ<xt−
xtg断面図、第11図は筒状部品の成形時の特性を示
す説明図、第12図は本発明の第2の実施例を示す第1
0図(a)に対応する断面図、第13図は同じく第10
図(b)に対応する断面図、第14図は本発明の第3の
実施例を示す離型時における筒状部品とシャフトの説明
用断面図、第15図はシャフト構造体を示す断面図、第
16図(a)、 (b)、 CC)はシャフト構造体を
適用した磁気記録装置における記録媒体の自動排出機構
を示す全体平面図、正面図、一部破断の左側面図、第1
7図は自動排出機構の記録媒体のチャック状態を示す説
明用正面図、第18図(a)及び(b)は自動排出機構
のシャフト構造体の要部を示す正面図及び断面図、第1
9図は従来のシャフト構造体の一例を示す断面図である
。 1・・・シャフト、1a・・・太径部、D・・・太径部
の外径、1b・・小径部、d・・・小径部の外径、1c
・・・周り止め川面取り、2・・・円筒状部品、DI・
・・円筒状部品の内径、10・・・金型、11・・・上
型、12・・・下型、20・・・移動装置。 代理人弁理士 秋  本  正  実 第2図 第3図 第4図 第−5図 第6図 第7図 第8図 第9図 り 第10図 (a)(b) 第11図 第12図  第13図 第14図 第15図 第 17図 第18図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、外周面に周り止め部を軸方向に設けてシャフトを形
    成し、そのシャフトの軸方向の途中位置に太径部と対応
    する形状をなす小径部を形成し、その小径部に筒状部品
    を軸方向に移動可能に装着すると共に筒状部品を軸方向
    と交差方向に周り止めさせてなることを特徴とするシャ
    フト構造体。 2、外周面に周り止め部を軸方向に設けた太径部とその
    太径部と対応する形状をなす小径部とを有するシャフト
    を筒状部品成形用の金型にセットし、シャフトの太径部
    の外周部に筒状部品を成形した後、筒状部品とシャフト
    のうち何れか一方を軸方向に押出してシャフトの小径部
    に筒状部品を配置させ、次いで筒状部品を温度収縮させ
    て、シャフト小径部に筒状部品を軸方向に移動可能に装
    着すると共に筒状部品を軸方向と交差方向に周り止めさ
    せることを特徴とするシャフト構造体の製造方法。
JP22196485A 1985-10-07 1985-10-07 シヤフト構造体及びその製造方法 Pending JPS6283510A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1071105A1 (en) * 1998-03-20 2001-01-24 Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho Assembly of operating knob and case for switches, and method of manufacturing the same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1071105A1 (en) * 1998-03-20 2001-01-24 Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho Assembly of operating knob and case for switches, and method of manufacturing the same
EP1071105A4 (en) * 1998-03-20 2003-09-10 Tokai Rika Co Ltd CONTROL BUTTON AND HOUSING ASSEMBLY FOR SWITCHES, AND MANUFACTURING METHOD THEREOF

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