JPS628311A - 磁気ヘツド - Google Patents
磁気ヘツドInfo
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- JPS628311A JPS628311A JP60147564A JP14756485A JPS628311A JP S628311 A JPS628311 A JP S628311A JP 60147564 A JP60147564 A JP 60147564A JP 14756485 A JP14756485 A JP 14756485A JP S628311 A JPS628311 A JP S628311A
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- JP
- Japan
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- thickness
- head
- gap
- alloy magnetic
- magnetic material
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、磁気記録または再生に用いられる磁気ヘッド
に関するものである。
に関するものである。
従来の技術
記録密度向上のためには記録媒体の抗磁力(Hc )を
高くすることが有効であることは良く知られている。そ
のため、近年、HCが1300〜16o。
高くすることが有効であることは良く知られている。そ
のため、近年、HCが1300〜16o。
Oe (エルステッド)というFaあるいはCO系合金
粉末テープが実用に供されている。このような高HCテ
ープに信号を記録再生するには、センダストやアモルフ
ァス材を用いた金属ヘッドが有効であり、従来より各種
構成の金属ヘッドが提案されている。しかし、金属ヘッ
ドの欠点は高周派領域での渦電流損失による特性劣化で
、この損失を低減させるため、フェライト材と合金磁性
材との複合形磁気ヘッドが提案されている。例えば第6
図は左右の磁気コアを形成するフェライト材1゜2の表
面に合金磁性材、例えばアモルファス磁性材3,4をス
パッタ法により堆積させ、該アモルファス磁性材3,4
の間に所定厚の非磁性層を形成してヘッドギャップ5を
形成したものである。
粉末テープが実用に供されている。このような高HCテ
ープに信号を記録再生するには、センダストやアモルフ
ァス材を用いた金属ヘッドが有効であり、従来より各種
構成の金属ヘッドが提案されている。しかし、金属ヘッ
ドの欠点は高周派領域での渦電流損失による特性劣化で
、この損失を低減させるため、フェライト材と合金磁性
材との複合形磁気ヘッドが提案されている。例えば第6
図は左右の磁気コアを形成するフェライト材1゜2の表
面に合金磁性材、例えばアモルファス磁性材3,4をス
パッタ法により堆積させ、該アモルファス磁性材3,4
の間に所定厚の非磁性層を形成してヘッドギャップ5を
形成したものである。
なお、図中の6は左右の磁気コアを接合するための接合
部材で、ガラスが主として用いられる。7は巻線用の窓
で、その下方には後部ギャップ5′が存在し、後部ギャ
ップ6′の両側も前記3,4と同様のアモルファス磁性
材3’、4’で構成される。第6図の例ではフェライト
材1.2の表面にアモルファス磁性材3,4をスパッタ
等により堆積させ、該アモルファス表面を研磨してギャ
ップ面とするため、ヘッドギャップ部のアモルファス磁
性材の厚みと、後部ギャップ部のアモルファス磁性材の
厚みがはソ同一になる。
部材で、ガラスが主として用いられる。7は巻線用の窓
で、その下方には後部ギャップ5′が存在し、後部ギャ
ップ6′の両側も前記3,4と同様のアモルファス磁性
材3’、4’で構成される。第6図の例ではフェライト
材1.2の表面にアモルファス磁性材3,4をスパッタ
等により堆積させ、該アモルファス表面を研磨してギャ
ップ面とするため、ヘッドギャップ部のアモルファス磁
性材の厚みと、後部ギャップ部のアモルファス磁性材の
厚みがはソ同一になる。
発明が解決しようとする問題点
この構成では、ヘッド磁気コアの大部分をフェライト磁
性材で構成するため、合金磁性材中に発生する渦電流損
失はかなり低減できるが、しかし、後部ギャップ5′の
両側に存在するアモルファス磁性材3’、4’中に再生
時に発生する渦電流損失によシ、ヘッドの再生効率の低
下は避けられない。さらに両磁性材の接合部が疑似ギャ
ップとして作用するという欠点を有する。また、特開昭
68−166513号公報では第7図に示すように、フ
ェライトコア8,9に突起部10,11をつくり、該突
起部の両側面上に合金系磁性材12.13を被着した構
成を提案している。この構成では合金磁性材12.13
の厚みが実質的に薄くなるため、第6図の例よりは後部
ギャップ部での渦電流損失は低減でき、壕だ疑似ギャッ
プの影響も低減可能になる。しかし、ヘッドの製造法が
・煩雑で、素意には適したものとは言えない。
性材で構成するため、合金磁性材中に発生する渦電流損
失はかなり低減できるが、しかし、後部ギャップ5′の
両側に存在するアモルファス磁性材3’、4’中に再生
時に発生する渦電流損失によシ、ヘッドの再生効率の低
下は避けられない。さらに両磁性材の接合部が疑似ギャ
ップとして作用するという欠点を有する。また、特開昭
68−166513号公報では第7図に示すように、フ
ェライトコア8,9に突起部10,11をつくり、該突
起部の両側面上に合金系磁性材12.13を被着した構
成を提案している。この構成では合金磁性材12.13
の厚みが実質的に薄くなるため、第6図の例よりは後部
ギャップ部での渦電流損失は低減でき、壕だ疑似ギャッ
プの影響も低減可能になる。しかし、ヘッドの製造法が
・煩雑で、素意には適したものとは言えない。
本発明の目的は、例えばMn −Znフェライトとアモ
ルファス磁性材との複合形磁気ヘッドで発生する問題点
、すなわち前記両磁性体の接合部が疑似ギャップとして
作用することにより、記録再生信号のS/Nを低下させ
るという問題を解決し、かつ、再生効率が高く、また、
量産性に優れた磁気ヘッドを提供することにある。
ルファス磁性材との複合形磁気ヘッドで発生する問題点
、すなわち前記両磁性体の接合部が疑似ギャップとして
作用することにより、記録再生信号のS/Nを低下させ
るという問題を解決し、かつ、再生効率が高く、また、
量産性に優れた磁気ヘッドを提供することにある。
問題点を解決するための手段
前記問題点を解決するために本発明の磁気ヘッドは、高
透磁率のフェライトとアモルファス等の合金磁性材とで
磁気コアを構成し、かつ前記合金磁性材をヘッドギャッ
プの両側に配してなる構造において、前記フェライトと
合金磁性材との接合部に凹凸を設けることともに、前記
合金磁性材の厚みを巻線窓の上下で異ならしめ、巻線窓
の上部すなわちヘッドギャップ部での厚みを巻線窓の下
部すなわち後部ギャップ部での厚みより大きくしたもの
である。
透磁率のフェライトとアモルファス等の合金磁性材とで
磁気コアを構成し、かつ前記合金磁性材をヘッドギャッ
プの両側に配してなる構造において、前記フェライトと
合金磁性材との接合部に凹凸を設けることともに、前記
合金磁性材の厚みを巻線窓の上下で異ならしめ、巻線窓
の上部すなわちヘッドギャップ部での厚みを巻線窓の下
部すなわち後部ギャップ部での厚みより大きくしたもの
である。
作用
以上のように構成すると、高Hcテープへの記録・再生
特性のすぐれた、しかも製造の容易な磁気ヘッドを実現
することができるものである。
特性のすぐれた、しかも製造の容易な磁気ヘッドを実現
することができるものである。
実施例
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。第1図は本発明に係る磁気ヘッドの構°成例を示す斜
視図である。第1図において、21゜22はそれぞれM
n−Znフェライト材よりなる磁気コアで、該磁気コア
21.22のへラドギャップ25と対接する面にアモル
ファス等の高飽和磁束密度を有する合金磁性材23.2
4をスパッタ法等によシ堆積させ、かつ、該合金磁性材
23゜24の間にガラス等の非磁性材の薄層を所定厚み
に堆積してヘッドギャップ26を形成している。
。第1図は本発明に係る磁気ヘッドの構°成例を示す斜
視図である。第1図において、21゜22はそれぞれM
n−Znフェライト材よりなる磁気コアで、該磁気コア
21.22のへラドギャップ25と対接する面にアモル
ファス等の高飽和磁束密度を有する合金磁性材23.2
4をスパッタ法等によシ堆積させ、かつ、該合金磁性材
23゜24の間にガラス等の非磁性材の薄層を所定厚み
に堆積してヘッドギャップ26を形成している。
26および26′は前記左右の磁気コア21.22’を
接合するための接合部材で、ガラスが主として用いられ
る。27は巻線用窓である。なお、第1図の構成では合
金磁性材23.24は、巻線用意27の上部、すなわち
ヘッドギャップ26の両側と、巻線用窓2アの下方に位
置する後部ギャップ26′の両側に配されている。29
は磁気テープとの摺接面で、この摺接面29のギャップ
近傍の拡大平面図を第2図に示す。
接合するための接合部材で、ガラスが主として用いられ
る。27は巻線用窓である。なお、第1図の構成では合
金磁性材23.24は、巻線用意27の上部、すなわち
ヘッドギャップ26の両側と、巻線用窓2アの下方に位
置する後部ギャップ26′の両側に配されている。29
は磁気テープとの摺接面で、この摺接面29のギャップ
近傍の拡大平面図を第2図に示す。
本発明の実施例では第6図の従来例で見られる問題点す
なわちフェライト材1,2と合金磁性材3.4との境界
部M、Nが疑似ギャップとして作用し、不要信号を再生
するということを防止するために、第2図に28および
28′で示すごとく、磁気コア21.22と合金磁性材
23.24との境界部28.28’に凸部60,61を
設けている。
なわちフェライト材1,2と合金磁性材3.4との境界
部M、Nが疑似ギャップとして作用し、不要信号を再生
するということを防止するために、第2図に28および
28′で示すごとく、磁気コア21.22と合金磁性材
23.24との境界部28.28’に凸部60,61を
設けている。
該凸部50.51の高さDは磁気テープ上に記録される
ビデオ信号のうち最大波長を有する信号波長と同等以上
にすることが望ましい。例えば8ミリ型ビデオの場合、
映像に関係する信号としては低域変換されたカラー信号
の波長が最も長く約5μmである。したがって、この場
合には前記凸部50.51の高さDは5μm以上にする
。このようにすることで、例えば境界部28上の点Aが
ひろう不要信号としてのカラー信号と、距離りが半波長
分に相当する点Bでひろう不要信号とは逆位相になり、
互いに打消し合って障害は生じない。
ビデオ信号のうち最大波長を有する信号波長と同等以上
にすることが望ましい。例えば8ミリ型ビデオの場合、
映像に関係する信号としては低域変換されたカラー信号
の波長が最も長く約5μmである。したがって、この場
合には前記凸部50.51の高さDは5μm以上にする
。このようにすることで、例えば境界部28上の点Aが
ひろう不要信号としてのカラー信号と、距離りが半波長
分に相当する点Bでひろう不要信号とは逆位相になり、
互いに打消し合って障害は生じない。
このように磁気コア21.22と合金磁性材23.24
との境界部28.28’上の半波長離れだ点は、それぞ
れ不要信号の位相は互いに逆位相となり、すべて打消さ
れて疑似ギャップによる障害をとり除くことが可能にな
る。なお、8ミリ型ビデオを用い前記凸部の高さDを種
々変え、疑似ギャップの影響を再生画面上で視覚的に見
たところ、Dが3μmの場合にはカラー信号のフリッカ
−が若干認められ、4μm以上にすれば、悪影響はほと
んど認められなかった。
との境界部28.28’上の半波長離れだ点は、それぞ
れ不要信号の位相は互いに逆位相となり、すべて打消さ
れて疑似ギャップによる障害をとり除くことが可能にな
る。なお、8ミリ型ビデオを用い前記凸部の高さDを種
々変え、疑似ギャップの影響を再生画面上で視覚的に見
たところ、Dが3μmの場合にはカラー信号のフリッカ
−が若干認められ、4μm以上にすれば、悪影響はほと
んど認められなかった。
次に、本発明の第2の特徴について説明する。
これは、後部ギャップ26′の両側に配される合金磁性
材23’、24’の厚みを、ヘッドギャップ26の両側
に配される合金磁性材23.24の厚みよシ小にしたこ
とである。すなわち、合金磁性材23′および24′の
厚みが小さいことは、その部分での渦電流損失が減少し
、ヘッドの再生効率を著しく向上させることが可能とな
る。
材23’、24’の厚みを、ヘッドギャップ26の両側
に配される合金磁性材23.24の厚みよシ小にしたこ
とである。すなわち、合金磁性材23′および24′の
厚みが小さいことは、その部分での渦電流損失が減少し
、ヘッドの再生効率を著しく向上させることが可能とな
る。
次に本発明の磁気ヘッドの製造法について説明する。先
ず、第3図(?L)のごとく、Mn−Znのフェライト
基板30の入面上にビデオヘッドのトラック巾より小な
る間隔Pを有する縞状のレジスト被膜32を形成する。
ず、第3図(?L)のごとく、Mn−Znのフェライト
基板30の入面上にビデオヘッドのトラック巾より小な
る間隔Pを有する縞状のレジスト被膜32を形成する。
次に前記縞状のレジスト被膜32が形成されたフェライ
ト基板30を電解溶液中で電解エツチングすることによ
り、(b)に示されるごとく、前記フェライト基板3o
のA面は複数本の縞状の凹凸が形成された面A′になる
。それらの凹凸の間隔P′は前記縞状のレジスト被膜3
2の間隔Pに等しくなシ、かつ前記電解エツチングの条
件を適当に選ぶことにより前記凸部先端の形状および凹
凸の高さを制御することが出来る。望壕しくは、高さD
は磁気テープ上に記録される映像信号のうち、最も長い
波長を同等以上に設定される。
ト基板30を電解溶液中で電解エツチングすることによ
り、(b)に示されるごとく、前記フェライト基板3o
のA面は複数本の縞状の凹凸が形成された面A′になる
。それらの凹凸の間隔P′は前記縞状のレジスト被膜3
2の間隔Pに等しくなシ、かつ前記電解エツチングの条
件を適当に選ぶことにより前記凸部先端の形状および凹
凸の高さを制御することが出来る。望壕しくは、高さD
は磁気テープ上に記録される映像信号のうち、最も長い
波長を同等以上に設定される。
次に第3図(0)に示すごとく、面A′上にアモルファ
ス等の飽和磁束密度の高い合金磁性材31をスパッタ法
により適当な厚さに堆積させる。この場合の合金磁性材
31の厚さEは、面ム′上の凹凸の大きさDよりも大に
することが必要である。
ス等の飽和磁束密度の高い合金磁性材31をスパッタ法
により適当な厚さに堆積させる。この場合の合金磁性材
31の厚さEは、面ム′上の凹凸の大きさDよりも大に
することが必要である。
次に第3図(d)に示すごとく、合金磁性材31の表面
を平担に、かつ手前Fの合金磁性材の厚みで1を、後方
Gの厚みT2 よシ大になるように傾斜させて研磨する
。この場合、第3図(el)に示すごとく、合金磁性材
の研磨時の傾斜を大きくし、合金磁性材の後方部Gの近
傍ではフェライト基板3Qの突起部Sが、合金磁性材3
1の表面に露出するようにすれば、さらに好ましい。3
0’は合金磁性材31の表面に現われたフェライト材で
ある。
を平担に、かつ手前Fの合金磁性材の厚みで1を、後方
Gの厚みT2 よシ大になるように傾斜させて研磨する
。この場合、第3図(el)に示すごとく、合金磁性材
の研磨時の傾斜を大きくし、合金磁性材の後方部Gの近
傍ではフェライト基板3Qの突起部Sが、合金磁性材3
1の表面に露出するようにすれば、さらに好ましい。3
0’は合金磁性材31の表面に現われたフェライト材で
ある。
次に第3図(f)のごとく厚みの大なる合金磁性材で構
成された稜32に切込溝33を順次大れることにより、
トラック部34を形成する。トラック部34の巾はヘッ
ドのトラック巾Wと等しくする。
成された稜32に切込溝33を順次大れることにより、
トラック部34を形成する。トラック部34の巾はヘッ
ドのトラック巾Wと等しくする。
トラック部34を形成するに際しては、フェライト基板
30と合金磁性材31の接合部に存在する突起部Sの位
置とトラック部34との位置関係には何らの制約は受け
ない。何故ならば接合部の凹凸の間隔P′〔第3図中)
参照〕はトラック部34の巾Wより小であるため、トラ
ック部34には必らず1ヶ以上の突起が含まれるからで
ある。
30と合金磁性材31の接合部に存在する突起部Sの位
置とトラック部34との位置関係には何らの制約は受け
ない。何故ならば接合部の凹凸の間隔P′〔第3図中)
参照〕はトラック部34の巾Wより小であるため、トラ
ック部34には必らず1ヶ以上の突起が含まれるからで
ある。
次に第3図(g)に示すごとく、切込溝33中にガラス
36を溶融して充填する。続いて合金磁性材310表面
を研磨して、切込溝33からはみ出した余分なガラスを
除去し、かつ、合金磁性材31の表面を鏡面に仕上げる
。このようKして作られた基板と、同様にして作られた
基板に巻線用溝36が形成されたものを1対とし、少な
くとも1方の基板の前記鏡面上にS工02等のギャップ
材をスパッタ等の方法により所定厚さに形成し、該ギャ
ップ材を介して側基板を第3図中)のごとく接合し、ギ
ャップ39を有したギャップバーを作る。
36を溶融して充填する。続いて合金磁性材310表面
を研磨して、切込溝33からはみ出した余分なガラスを
除去し、かつ、合金磁性材31の表面を鏡面に仕上げる
。このようKして作られた基板と、同様にして作られた
基板に巻線用溝36が形成されたものを1対とし、少な
くとも1方の基板の前記鏡面上にS工02等のギャップ
材をスパッタ等の方法により所定厚さに形成し、該ギャ
ップ材を介して側基板を第3図中)のごとく接合し、ギ
ャップ39を有したギャップバーを作る。
なお、第3図(g)において、37はへラドギャップ3
9を構成する部分で、38は後部ギャップ40を構成す
る部分である。このような加工工程を経て作られるため
、ヘッドギャップ39の付近の合金磁性材(アモルファ
ス層)の厚みは、後部ギャップ40の付近の合金磁性材
(アモルファスM)の厚みより大になっている。
9を構成する部分で、38は後部ギャップ40を構成す
る部分である。このような加工工程を経て作られるため
、ヘッドギャップ39の付近の合金磁性材(アモルファ
ス層)の厚みは、後部ギャップ40の付近の合金磁性材
(アモルファスM)の厚みより大になっている。
次に、点線41にて示されるごとく、切込溝33のほぼ
中央をヘッドギャップ39に対し、必要な角度をもって
切断することにより、前述の本発明の磁気ヘッドを得る
ことができる5 なお、第3図の例は、ヘッドギャップ39と後部ギャッ
プ400部分とで、合金磁性材(アモルファス層)の厚
みを異にした場合であるが、後部ギャップ部のアモルフ
ァス層を完全になくしても良い。すなわち第3図(C)
の矢印にの方向から見た場合のフェライト基板3oの形
状を、第4図に示すごとく、その表面に段差42を設け
、その上に合金磁性材(アモルファス材)31を所定の
厚さに形成する。そして点線43まで、前記合金磁性材
31の表面を研磨し、後部ギャップを形成する部分44
はフェライト材を露出させる。その後は第3図で説明し
たと同様な工程を経て、第5図に示されるヘッドギャッ
プ39には合金磁性材(アモルファス材)31を有し、
後部ギャップ40′にはアモルファス層のないギャップ
バーを得ることが出来る。そして点線46の位置で順次
切断することにより、個々の磁気ヘッドが得られる。こ
の構成では後部ギャップ40′がほとんどフェライト材
であるため、高周波での損失が少ない極めて良好なる再
生特性を有する磁気ヘッドを得ることができる。
中央をヘッドギャップ39に対し、必要な角度をもって
切断することにより、前述の本発明の磁気ヘッドを得る
ことができる5 なお、第3図の例は、ヘッドギャップ39と後部ギャッ
プ400部分とで、合金磁性材(アモルファス層)の厚
みを異にした場合であるが、後部ギャップ部のアモルフ
ァス層を完全になくしても良い。すなわち第3図(C)
の矢印にの方向から見た場合のフェライト基板3oの形
状を、第4図に示すごとく、その表面に段差42を設け
、その上に合金磁性材(アモルファス材)31を所定の
厚さに形成する。そして点線43まで、前記合金磁性材
31の表面を研磨し、後部ギャップを形成する部分44
はフェライト材を露出させる。その後は第3図で説明し
たと同様な工程を経て、第5図に示されるヘッドギャッ
プ39には合金磁性材(アモルファス材)31を有し、
後部ギャップ40′にはアモルファス層のないギャップ
バーを得ることが出来る。そして点線46の位置で順次
切断することにより、個々の磁気ヘッドが得られる。こ
の構成では後部ギャップ40′がほとんどフェライト材
であるため、高周波での損失が少ない極めて良好なる再
生特性を有する磁気ヘッドを得ることができる。
発明の効果
以上の説明から明らかなように本発明の磁気ヘッドによ
れば、ギャップ部を磁束密度の高い合金磁性材で構成す
るだめ、メタルテープ等の高Hcテープへの記録特性の
優れたヘッドを得ることができる。また、後部ギャップ
部の合金磁性材の厚みが小さいため、この部分での高周
波における渦電流損失が低減し、再生特性の優れたヘッ
ドを得ることができる。さらに本構成のヘッドでは、フ
ェライト・合金磁性材の接合部で発生する不要信号を効
果的に取り除くことができ、かつ量産性にも優れたヘッ
ド構造になっている。
れば、ギャップ部を磁束密度の高い合金磁性材で構成す
るだめ、メタルテープ等の高Hcテープへの記録特性の
優れたヘッドを得ることができる。また、後部ギャップ
部の合金磁性材の厚みが小さいため、この部分での高周
波における渦電流損失が低減し、再生特性の優れたヘッ
ドを得ることができる。さらに本構成のヘッドでは、フ
ェライト・合金磁性材の接合部で発生する不要信号を効
果的に取り除くことができ、かつ量産性にも優れたヘッ
ド構造になっている。
第1図は本発明の一実施例を示す斜視図、第2図は本発
明の実施例のギャップ部の拡大平面図、第3図は本発明
の磁気ヘッドの加工工程の一例を示す斜視図、第4図と
第6図は本発明の他の実施例を説明するだめのヘッド構
成体の断面図と斜視図、第6図と第7図は従来例を示す
斜視図である。 21.22・・・・・・磁気コア、23 、23’ 、
24.。 24′・・・・・・合金磁性材、25・・・・・・ヘッ
ドギャップ、26′・・・・・・後部ギャップ、26,
26’・・・・・・接合部材、27・−・・−・巻線用
窓、28.28’・・・・・・境界部。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第2
図
明の実施例のギャップ部の拡大平面図、第3図は本発明
の磁気ヘッドの加工工程の一例を示す斜視図、第4図と
第6図は本発明の他の実施例を説明するだめのヘッド構
成体の断面図と斜視図、第6図と第7図は従来例を示す
斜視図である。 21.22・・・・・・磁気コア、23 、23’ 、
24.。 24′・・・・・・合金磁性材、25・・・・・・ヘッ
ドギャップ、26′・・・・・・後部ギャップ、26,
26’・・・・・・接合部材、27・−・・−・巻線用
窓、28.28’・・・・・・境界部。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第2
図
Claims (1)
- 高透磁率のフェライトとアモルファス等の合金磁性材と
で磁気コアを構成し、かつ前記合金磁性材をヘッドギャ
ップの両側に配してなる磁気ヘッドであって、前記フェ
ライトと合金磁性材との接合部に凹凸を設けるとともに
、前記合金磁性材の厚みを巻線窓の上下で異ならしめ、
巻線窓の上部の厚みを巻線窓の下部の厚みより大きくし
たことを特徴とする磁気ヘッド。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60147564A JPS628311A (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 | 磁気ヘツド |
KR1019860003213A KR910000790B1 (ko) | 1985-04-30 | 1986-04-25 | 자기헤드 및 그 제조방법 |
DE8686303186T DE3680236D1 (de) | 1985-04-30 | 1986-04-28 | Magnetkopf und verfahren zu dessen herstellung. |
EP86303186A EP0201255B1 (en) | 1985-04-30 | 1986-04-28 | Magnetic head and method of producing same |
US07/041,283 US4769898A (en) | 1985-04-30 | 1987-04-22 | Method of producing a magnetic head |
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JP60147564A JPS628311A (ja) | 1985-07-04 | 1985-07-04 | 磁気ヘツド |
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JPS628311A true JPS628311A (ja) | 1987-01-16 |
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ID=15433195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP60147564A Pending JPS628311A (ja) | 1985-04-30 | 1985-07-04 | 磁気ヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPS628311A (ja) |
-
1985
- 1985-07-04 JP JP60147564A patent/JPS628311A/ja active Pending
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